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保育園年長児の作品展
伊那市の高遠と長谷の保育園に通う年長児の作品展が、信州高遠美術館で開かれている。
会場には4つの保育園の年長児が描いた絵など81点が展示されている。
この作品展は、園児の作品を美術館に展示することで、作品を見に足を運んでもらい、小さいときから美術館に親しんでもらおうと毎年開かれている。
作品は市民ギャラリーに飾られていて、いも掘りや友達と遊んでいる様子を描いた作品などがある。
美術館では、「伸び伸びと描かれた作品を見てほしい」と話している。
園児作品展は来年1月10日まで。園児作品展のみの鑑賞は入館無料。 -
ゆめわーくが干支をプレゼント
伊那市の障害者社会就労センター「ゆめわーく」のメンバーが14日、蜜ロウで作った来年の干支の置物を伊那市にプレゼントした。
ゆめわーくの利用者らが市役所を訪れ、小坂樫男市長に来年の干支「寅」の置物を手渡した。
ゆめわーくでは毎年この時期、伊那市の小松養蜂園の協力を得て、干支の置物を制作し、市役所などで販売していた。
しかし今年は、感謝の気持ちを込めて、市役所の各課に置物を無料でプレゼントすることにした。
メンバーは、各課の窓口で置物の入った箱を職員に手渡し、「いつもありがとうございます」と声をかけていた。 -
県立高校入試新型インフル対策
ワクチン確保できない場合 追試験実施長野県教育委員会は、新型インフルエンザへの対応として、本年度、県立高校を受験する中学3年生全員分のワクチンが確保できない場合、追試験を実施する方向性を示した。
これは17日県庁で開かれた教育委員会12月定例会で示された。
教育委員会では、1月下旬を目途に、患者の発生状況、ワクチンの接種状況を見極め、追試験の実施を判断するという。
追試験は後期選抜のみ実施され、後期選抜の学力検査が予定されている来年3月10日から6日後の3月16日を候補日として挙げている。 -
県緊急求職者サポートセンターで生活相談受け付け
伊那市西春近の長野県緊急求職者サポートセンターでは17日から、県保健福祉事務所の職員が派遣されている。
これにより、離職者の生活保護や住宅手当などの相談が、サポートセンターで受けられるようになった。
県緊急求職者サポートセンターは今年9月、伊那市西春近のサンライフ伊那の2階に設置された。
センターでは、離職者が再就職できるまでの生活を支える貸付金制度の情報提供や、求人情報の提供などを行っている。
しかし、離職して1年以上になる人の住宅手当などは、管轄が異なるためセンターでは手続きができず、利用者は県伊那保健福祉事務所で相談を行う必要があった。
そのため利用者の利便性を向上させようと今回、週に2回、保健福祉事務所の職員がセンターに派遣されることになった。
伊那保健福祉事務所の職員は、火曜日と木曜日の午後1時からセンターで相談に応じる。
なお、この県の求職者センターは、雇用情勢が特に厳しい伊那と上田の2カ所に設置されていて、職員の派遣は上田でも22日から始まる。 -
スリップ事故 国道361号一時通行止め
17日午前7時40分頃伊那市西箕輪の国道361号で車4台を巻き込むスリップ事故があった。この事故で、権兵衛トンネルへの通行が1時間半にわたり通行止めとなった。
事故があったのは権兵衛トンネルから伊那市へ約2キロ下ったカーブ。
事故は、木曽から伊那市に向かって走行してきたトラックがスリップし後ろから走行してきた乗用車が衝突。
さらに後続してきた車も2台目の車に衝突した。
その後ろの車は前の車を避けようとして道路の法面に突っ込んだ。
現場は、夜遅く降った雪の影響で路面は凍結していた。
この事故で午前8時25分から1時間半にわたり通行止めとなり、午前9時50分に解除された。
事故によるけが人はない。
伊那署では、「これから路面が凍結する時期。スタッドレスタイヤを着用し安全運転をお願いしたい」と呼びかけている。 -
西箕輪南部保ふゆのあったかまつり
キャンドル灯す伊那市の西箕輪南部保育園の園児は17日、自分達で作ったキャンドルスタンドに立てたロウソクに火を灯した。
年少から年長までの園児74人が、保護者や地域の人と一緒に点灯式を行った。
キャンドルスタンドは、子どもたちが遠足で拾ってきたドングリや松ぼっくりを使って手作りした。
西箕輪南部保育園では、秋から冬に移り変わる自然の変化を形に残そうとキャンドルスタンドを作った。
また年長園児は、和紙でランプシェードをつくり、ロウソクも手作りした。
42本すべてのキャンドルが灯されると、部屋の中は幻想的な雰囲気に包まれた。
西箕輪南部保育園の小名木伸枝園長は「火は、太陽、水、風など自然の宝物の一つ。それを感じる心を家族や地域の人と一緒に育んでいきたい」と話していた。 -
地域発元気づくり支援金説明会
地域の特長ある取り組みを県が支援する地域発元気づくり支援金の説明会が17日、伊那合同庁舎で開かれた。
来年度支援金の活用を考えている上伊那の自治体やNPO、地域づくり団体などの代表約80人が説明会に出席した。
地域発元気づくり支援金は、住民や市町村が自主的に取り組む活動に対し県が支援金を交付するもので、来年度で4年目になる。
上伊那では本年度91件、1億7千万円の要望が出され、このうち69件、9900万円が採択されている。
選定は、公益性、費用対効果、広く住民を巻き込む事業であるかなどを基準に行われる。
募集期間は、来年1月4日から2月5日までで、4月に採択事業が決定することになっている。 -
「ふるさと便」発送準備
伊那市長谷の農産物加工施設「気の里工房」では、お歳暮など冬の贈り物として、漬物などを詰め込んだ「ふるさと便」の発送準備が進められている。
17日は、漬物などを箱詰めする作業が行われていた。
ふるさと便には、気の里工房で作られた味噌、野沢菜漬け、黒豆、梅漬けなど7種類が入っていて、宅急便で送られる。
野沢菜など季節のものは、2週間前に仕込んだもので、届いた頃に一番美味しくなるように作られているという。
また、買い求めてくれたお客さんに季節を感じてもらいたいと、メッセージに南天を飾り付ける作業も行われていた。
気の里工房では、「安心安全で、野菜の個性を活かした味になっています。手作りなので、おふくろの味・懐かしい味がすると評判です」と話していた。
このふるさと便は、18日発送される。
希望者があれば、来週頃まで注文を受け付けるという。ふるさと便は、1箱送料・消費税込みで4千円。 -
ソロプチミスト伊那 バザー売上を寄付
女性の立場で奉仕活動を行っている国際ソロプチミスト伊那が16日、11月に行ったチャリティーバザーの売上金の一部などを伊那市に寄付した。
ソロプチミスト伊那の小平裕子会長らが市役所を訪れ、チャリティーバザーの売上金の10万円と、歳末助け合い募金5万円を伊那市に寄付した。
国際ソロプチミスト伊那では11月11日、社会福祉に役立ててもらおうとチャリティーバザーを伊那市役所で開いた。
小平会長は「社会福祉事業の中でも、母子福祉に役立ててほしい」と話していた。 -
土地登記に誤り 伊那市が陳謝
伊那市開発公社が工業用地を取得した際、登記上は伊那市が所有者になっていた問題で、酒井茂副市長は、誤った登記をしていたことを認め陳謝した。
酒井副市長は16日開かれた伊那市議会総務委員会で、調査の結果、登記の制度を誤って解釈し、誤った登記をしたことが判明したとして陳謝した。
この問題は伊那市土地開発公社が工業用地を取得した際、登記上の名義を伊那市にする、いわゆる名義貸しを行うことで、本来公社が支払う不動産取得税を免れていたもの。
名義貸しがおこなわれるようになったのは平成18年12月以降で現在8カ所20万平方メートルの土地が伊那市名義となっている。
公社によりますと、これまでに支払わなければならなかった不動産取得税は、約3千万円と推定されていて、これについては今後県の税務課と協議して対応していくとしている。
酒井副市長はこの問題について、県開発公社の例を参考にしておこなったが、解釈に誤りがあった。また市の施策として産業立地を進めるうえで、販売価格を抑える必要があったと説明している。
今後の公社の運営について、議会への経営状況報告には、事業計画、決算に関する書類のほか、土地保有状況など明細書を添付するなど、対策をとっていくとしている。 -
南箕輪村療育保育を来年度から施行へ
南箕輪村は、発達障害などのある園児に対し、専門家が支援を行う「療育(りょういく)保育」を、来年度から試験的に実施する。
これは、16日開かれた南箕輪村議会一般質問で、唐木一直村長が議員の質問に対し答えたもの。
南箕輪村では、来年度、新たな事業として、試験的に療育保育を行う計画。
療育保育は、専門業者が、保育園の一室を使って、月に2回教室を開く。
教室には自閉症や発達障害などの園児と保護者が参加し、創作学習を中心に、シールやカードを使った学習や、読み聞かせ、発語練習などを行う。
これらを通して、子供の特性を理解し、ほめる事、励ます事で、学習能力や、社会適応能力を高めていくという。
村では、来年5月から試験的に、年中園児の少人数グループを一つつくり、そのグループに半年間教室に通ってもらう。
その後、効果を検証し、成果があれば、再来年度から本格的に導入していく計画。 -
滞納徴収率は9.6%で3.5ポイントの減
南箕輪村は、今年度上半期の、村税などの滞納額をまとめた。
徴収率は、9.6%となっていて、前年の同じ時期とくらべ3.5ポイント低下している。
これは、16日の村議会一般質問で、唐木村長が示した。
今年9月末現在、南箕輪村で、村税や利用料で未納となっているのは、村税で1億1104万円、国保税が5千366万円、水道料金が1,071万円など。
国保税を除く村税の徴収率は9.6%、去年の同じ時期にくらべ3・5ポイント低下していて、村では、不況による給料やボーナスのカットが影響しているのではないかとみている。
村では、今月14日から来年1月8日まで、庁内職員一体となって年末滞納整理を実施し、新たな滞納者を防ぐために、納付意識がない場合には、少額でも差し押さえをしていく方針。 -
信大ヤマブドウワイン販売開始
南箕輪村の信州大学農学部で、学生たちが育てたヤマブドウから醸造したワインの販売が16日から、始まった。
16日は、販売開始時間午後2時前から、ワインを買い求めようとする人の列ができた。
販売が始まると、訪れた人たちはそれぞれ数本ずつワインを購入していた。
不況の影響もあってか、今年は購入者が少なめで、一人限定1本という販売制限をなくした。
今年は去年と同じ1.5トンのヤマブドウが収穫でき、1200本のワインを醸造した。
販売を始めた4年前は、生産量も少なかったため、販売開始から2日ほどで売り切れてしまっていたが、ヤマブドウの収穫量も安定してきたため、去年辺りから、ワインの販売本数も増えてきているという。
信州大学のヤマブドウワインは、720mlが一本2500円、360mlが1本1500円となっている。 -
伊那バドミントンクラブ全国大会へ
今月24日に都道府県対抗で行われる小学生のバドミントンの全国大会に伊那バドミントンクラブの6年生5人が、長野県チームのメンバーとして出場する。
16日は伊那バドミントンクラブの監督や選手などが伊那市役所を訪れ、小坂樫男市長に全国大会出場の報告をした。
5人は今年9月に行われた県代表選手選考会でダブルス優勝シングルスで2位など優秀な成績をおさめたことから県チームのメンバーに選ばれた。
伊那バドミントンクラブは、小学1年生から6年生まで50人が週に3日練習をおこなっている。
選手たちは「まず一勝したい」「チームワークを大事にしたい」など、大会の目標を話していた。
伊那バドミントンクラブが出場する、第18回全国小学生バドミントン選手権大会は24日から千葉市で開催される。 -
箕輪町いきいきライフ講座開講
明るく楽しい生活を送ってもらおうと、箕輪町公民館の「いきいきライフ講座」が15日開講した。
講座には18人が参加し、初回は、クリスマスをイメージしたフラワーアレンジメントに挑戦した。
この講座は、いきいきとした生活を送るための自分磨きの講座で、去年に続いて2年目。
15日は、フラワーアレンジメントなどを教えている松本市の藤澤昌子さんが講師を務めた。
参加者は、杉やバラ、カーネーションなどを、バランスを見ながら順番に吸水性のスポンジに挿していた。
参加者の一人は、「クリスマスのように白い花などがあって、夢のある作品ができてよかったです」と話していた。
この「いきいき講座」は来年2月までに全5回開かれる。
2回目からは、自分に似合う色や、笑顔で健康な生活を送るコツなどを学ぶという。 -
伊那北保 園児がみそ作り
伊那市の伊那北保育園の園児たちが16日、地元の農家と一緒に、みそづくりに挑戦した。
16日は園児約100人と、保育園に給食用の野菜を提供している「野底野菜の会」のメンバーが、ビニール袋やペットボトルを使ったみそ作りに挑戦した。
伊那北保育園の子どもたちは、野菜の会のメンバーの畑で収穫体験などをしていて、今回みそ作りに使った大豆も、11月初めにメンバーの畑で拾わせてもらったもの。
最初にゆでた大豆をビニール袋に入れ、丁寧につぶし、ペースト状になった大豆に麹を入れ、混ぜ合わせた。
それを袋の中でもう一度こねてから、半分に切ったペットボトルに入れ、形を整え、塩を振りかけ、ふたをして完成。
子ども達は「こねるのが楽しかった」などと話していた。
みそは半年ほど寝かした後、給食で味わうという。 -
手良住民がアセス実施要望
伊那市手良の住民有志は、上伊那広域連合が計画している新しいごみ中間処理施設の環境影響評価、アセスメントの区域に手良も対象としてもらいたいとの要望書を広域連合に提出した。
要望書は住民有志、手良の環境を考える会が提出したもの。
考える会では来年、区の役員が決まってから区とも連携して、要望していきたいとしている。
広域連合では今はアセスの方法書の素案作成に着手する段階。素案ができた時点で住民の意見を聞き要望は検討材料としていきたい。とコメントしている。 -
上伊那建設労働組合寄付
上伊那建設労働組合の青年部が14日、上伊那福祉協会に寄付金を贈った。
青年部の新井康哲部長が、上伊那福祉協会の春日博美常務理事に寄付金を手渡した。
青年部は毎年、南箕輪村の大芝高原まつりで親子木工教室を開いている。
教室の材料費など売上の一部を毎年寄付していて、今年は2万円を届けた。
新井部長は、「福祉のために役立ててください」と話していた。
春日理事長は、「有効に使わせていただきます」と感謝していた。
上伊那福祉協会では、寄付金を福祉施設の介護ベッドや車いすの購入費用の一部にあてるという。 -
聖なる虹の橋コンサート
「子ども地球サミット」バックバンドメンバー演奏今年8月に南箕輪村で開かれた「子ども地球サミット」のバックバンドのメンバーが13日、南箕輪村民センターでコンサートを開いた。
演奏したのは、バックバンドでサックスを担当した中川美和さんとピアノを担当した宮島祥代さん。
会場には約200人が訪れ、演奏に聞き入っていた。
色と音楽の共演をテーマに、7色の色をイメージした曲が演奏された。
会場を訪れたある人は「照明効果と音の共演で独特の雰囲気を楽しむことができた」と話していた。 -
ポーラ☆スター発表会
新体操の教室ポーラ☆スターの発表会が13日、伊那市の勤労者福祉センター体育館で開かれた。
ポーラ☆スターは、伊那市と塩尻市に教室があり、この日は、園児から高校生まで120人ほどが発表した。
ポーラ☆スターは、平成3年に発足し、今年で18年目となる。
発表会では、個人の演技のほか、団体での演技、保護者も参加しての演技などが披露された。
主催する橋爪みすずさんは、「子どもたちは、学校や地域を越えて、生き生きと練習を行っています。一人ひとりが輝ける場所であり続けたい」と話していた。 -
伊那市幹線道路網構想まとまる
国や県、市などでつくる伊那市幹線道路網検討委員会が15日、市役所で開かれ、今後の道路整備の方向性をまとめた。
まとめでは、東西をつなぐ環状北線、環状南線の整備を早期に行う必要がある竏窒ニしている。
委員会は、市内の主要道路の整備計画を検討するため、去年の12月に発足し、市に報告する内容を検討してきた。
課題の一つとして、伊那市の外側を循環する外環状線と内側を循環する内環状線、2つの環状線構想の妥当性を検討してきたが、同日の委員会では、交通量調査の結果などから、環状線構想は妥当竏窒ニした。
環状線構想では、東西をつなぐ道路の整備が課題となっている。
環状南線は、市役所前のナイスロードを春日街道までつなげる構想だが、この道はまだ整備計画がないため、早期に整備計画を検討する必要がある竏窒ニしている。
また環状北線は、現在国道153号線までで止まっているが、その先をさらに東側に伸ばし、竜東線まで整備を進めることを求めている。
環状北線を東側に伸ばすルートについては、県が来年度、調査を行う予定で、委員会としては、おおむね5年以内に整備することが望ましい竏窒ニしている。
同日のまとめた内容は、一部文言などの修正を行い、1月中に小坂樫男伊那市長に報告する予定。 -
振り込め詐欺防止ATM特別警戒
伊那警察署は、年金支給日の15日、振り込め詐欺の被害を防ごうと銀行などを訪れた人たちに注意を呼びかけた。
この日は、伊那警察署管内6つの金融機関で啓発活動が行われた。
伊那署では、年金支給日に合わせて毎回、振り込め詐欺撲滅の啓発活動をしている。
この日は、防犯ボランティアの伊那エンジェルス隊が協力し、啓発チラシやポケットティッシュなどを配った。
伊那署によると、伊那署管内では今年に入ってから14日までに、振り込め詐欺の被害は起きていないという。「不信な電話がかかってきたときは、一人で判断せずにだれかに相談してください」と呼びかけている。 -
前田博さん作品展
伊那美術協会会員で南箕輪村の洋画家前田博さんによる作品展が15日から、伊那文化会館で始まった。
前田さんは現在64歳で、20歳のころから本格的に洋画を書き始め、この道40年のベテラン。
40年の節目として伊那文化会館で初めての個展を開催した。
会場には、入選作品など54点が並べられている。
このうち3枚の絵をつなぎ合わせた作品「組立する男たち」は、白を基調に、働く人の苦労する姿を描いている。
また前田さんのお気に入りの作品「浅間山」は、りんご並木の後ろにそびえたつ浅間山の雄大な姿を表現している。
会場には、前田さんの母とめ子さんによる「母の手しごと」と題した、手作りのポーチやクッションも飾られている。
前田さんは、「40年間積み重ねてきた成果を見てほしい」と多くの来場を呼び掛けている。
前田博さんの画業40年記念作品展は20日まで。 -
高規格救急車入魂式
伊那市の高遠消防署に新たに配備される高規格救急車の入魂式が14日、伊那市役所で行われた。式には、市や消防署関係者ら約20人が出席した。
新たな救急車の導入は、更新したもので、購入金額は約3千万円。
新救急車には、心電図や血圧などを測定する監視装置や、タンカで搬送中も心臓マッサージを行う機械、のどが詰まった時などに気管をカメラと液晶モニターで見ることが出来る機器など最新の設備が備わっている。
伊那消防組合の小坂樫男組合長は「十分訓練を積み、機材を駆使し、いざという時に備えてほしい」とあいさつした。
高遠消防署では、署員の研修を行い、22日から運用していきたい竏窒ニしている。 -
年賀状受け付け始まる
今年も残すところ半月あまりとなり、新年を迎える準備も本格化している。
そんな中15日から、郵便局では年賀状の受け付けが始まった。
伊那市の日本郵便伊那支店でも受付が始まり、入口に設けられたボックスに訪れた人たちが投函していた。
初日は、投函する人よりも年賀状を買い求める人の姿が多く見られた。
年賀状の販売・配達などを行っている日本郵便伊那支店によると、辰野町から東伊那までの郵便局で15日までに販売された年賀状の枚数は約74万枚。昨年より約20万枚増えているという。
昨年から販売しているディズニーキャラクターの入った年賀状や今年から販売されている色付き年賀状が人気だという。
日本郵便伊那支店では「元日に届けるために年賀状は25日までに投函してほしい」と呼びかけている。 -
新ごみ処理施設アセス同意 桜井区が報告
上伊那広域連合が計画している新しいごみ中間処理施設の建設候補地となっている伊那市富県桜井区は15日、小坂樫男市長に対し環境アセスメント実施に同意することを報告した。
富県桜井区の鹿野博愛区長らが市役所を訪れ、12日に臨時代議員会で開票した結果などを報告し、小坂市長にアセス実施の同意を伝えた。
鹿野区長は、「施設の安全性など環境整備をお願いしたい」と上伊那広域連合に対し要望した。
これに対し小坂市長は「地元の要望を聞きながらアセスを実施していきたい」と話していた。
地元北新区と桜井区がアセス実施に同意したことから上伊那広域連合では今後、準備作業を進め、来年の初めには具体的なスケジュールについて地元に示していきたい竏窒ニしている。
また隣接区などに対してもスケジュールなどを報告していく竏窒ニしている。 -
新ごみ処理施設
桜井区4分の3がアセス合意賛成上伊那広域連合の新しいごみ処理施設の建設候補地の地元伊那市富県の桜井区が12日、環境アセスメントの実施に合意した。
もう一つの地元富県北新区は、すでにアセスに合意していることから、来年4月頃には環境アセスメントが行われる見込みとなった。
桜井区では、環境アセスメント実施の賛否を決めるため、区内の85戸全戸に、1戸1票を投じてもらった。
12日夜、臨時代議員会で開票した結果、賛成60票、反対24票、白票1票となり、賛成票が多数を占めたため、桜井区としても、アセスの実施に合意することを決めた。
桜井区では15日、この結果を広域連合長でもある小坂樫男伊那市長に報告する。
地元両区の合意を得られたため、上伊那広域連合では来年4月頃、アセスに着手する予定。
アセスにかかる期間はおよそ3年、結果がまとまるのは平成24年頃となる。
アセスメントの結果が出次第、北新区、桜井区に説明し、改めて施設の建設に対する合意を得たい竏窒ニしている。 -
箕輪町で紙ごみ資源化モデル事業始まる
燃やせるごみの量を減らし、紙の資源化を進めるため、箕輪町は紙ごみ資源化モデル事業を始めた。
14日開かれた箕輪町議会全員協議会で、町が説明した。
この事業は、モデル家庭に紙箱やチラシなどの雑がみを分別して古紙回収に出してもらい、資源化できた量を調べて、今後の分別の推進につなげるというもの。
雑がみ回収は以前から行われているが、現在、燃やせるごみの約30%が紙類で、分別がなかなか広まっていないのが現状。
雑がみは、ティッシュペーパーの空き箱、タバコの包みや菓子、文房具などの紙箱、ちらしなど。紙袋や封筒などに入れて古紙回収の日に出す。
モデル家庭は21世帯で、今月から来年2月までの3カ月間取り組む。
町では、紙ごみの資源化を進めるため、雑がみの分別をできたら全町的に広めたい竏窒ニしている。 -
辰野町が伊那警察署管内に
長野県警の組織に関する条例改正案が14日、県議会で可決され、辰野町が伊那警察署の管轄区域になることが決まった。
起立による採決の結果、県警組織変更の条例改正案は賛成多数で可決された。
辰野町は、これまで岡谷警察署の管轄区域だったが、県警では、広域連合の構成市町村との整合性や住民の生活圏、裁判所の管轄区域との整合性などから見直しを行なう。
なお所長以下8人の警察官がいる辰野町警部交番は、南信警察機動センターとしても機能するなどこれまでどおりの運用となる予定。
辰野町の伊那警察署管轄区域への変更は、来年4月1日付けで行なわれることになっている。 -
伊那西小でしめ飾り作り
伊那市の伊那西小学校の全校児童71人は14日、地域の人達と一緒にしめ飾りを作った。
講師には、地元住民14人が招かれた。
伊那西小学校では、ふるさとに伝わる文化を学ぶとともに、地域の人々と交流しようと、毎年このしめ飾り作りをしている。
5、6年生になると、子どもたちも慣れた手つきで縄をなっていた。
このワラも、余分なものをとったり叩いたりと、地域の人が準備して持ってきてくれた。
最近ではコンバインで刻んでしまうことが多く、ワラも貴重になっていて、このしめ飾り作りのためにとってあるという。
子どもたちは、扇や花などを飾りつけて、しめ飾りを完成させていた。
この飾りは、各家庭で飾る予定だという。