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坂下区でどんど焼き
今年1年の無病息災を願い、伊那市坂下区で9日、どんど焼きが行われた。
坂下子供育成会では、親子およそ60人が、天竜川の河川敷でどんど焼きをした。
正月飾りやだるまは、小学生が区内の家およそ400戸を回って集めた。
坂下区では長年、天竜川河川敷でどんど焼きをしていたが、平成18年の豪雨災害以降、丸山公園で行っていた。
今年からまた、河川敷で行うことになり、関係者は「河川敷でのどんど焼きが伝統なので、出来てうれしい」と喜んでいた。
正月飾りが焼けておきになると、もち焼き用の缶におきを入れ、もちを焼いた。
どんど焼きのときに焼いたもちを食べると、1年間かぜをひかないといわれている。
子どもたちは、焼きあがったもちに海苔をまいたり、しょう油などをつけて食べていた。 -
イーナちゃんマレットクラブ初打ち大会
イーナちゃんマレットクラブの初打ち大会が9日、伊那市東春近の榛原河川敷公園で開かれた。
会員約80人が集まり、今年初のマレットゴルフを楽しんだ。
イーナちゃんマレットクラブは伊那市内在住のマレットゴルフ愛好家でつくるクラブで、今年で発足7年目になる。
現在会員は約140人で、年間30回の大会が開かれる。
平沢久会長は、「今年も多くの仲間で集まってプレーできることが嬉しい。1年間健康に気をつけて元気に楽しみたい」と話していた。 -
小坂伊那市長 「後任は副市長のどちらかに」改めて考え示す
4月の市長選挙には立候補せず、引退を表明した小坂樫男伊那市長は、酒井茂副市長か白鳥孝副市長のどちらかに次期市長を務めてもらいたいとの考えを改めて示した。
9日、JA上伊那本所で小坂市長の後援会やまなみ会の新年会が開かれ、小坂市長が話した。
小坂市長は「新ごみ中間処理施設の環境評価アセスメントの同意が得られたら引退の意思表示をしようと思っていた。上伊那地域の大きな問題なので、経験のある人に継続してやっていってもらいたい」と話した。 -
上伊那生協病院の元課長使い込みで懲戒解雇
箕輪町の上伊那生協病院の元医事課長が、電子カルテを不正に操作して医療費を着服し、懲戒解雇されていたことがわかった。
懲戒解雇されたのは、上伊那生協病院の元医事課長で、30代の男性。
病院によると、元課長は、2007年7月から昨年11月にかけて、電子カルテを不正に操作し、患者が支払った医療費の一部を着服していたもので、その額は1千万円以上に上るという。
元課長は、その金を趣味の車などに使っていたということだが、全額弁済済みで社会的制裁も受けたとして、病院側は刑事告訴はしない方針。
上伊那医療生協では昨年末、2万人の組合員に謝罪文書を送っていて、再発防止に万全を期したい竏窒ニしている。 -
伊那北高校の将来像考える
シンポジウム開催伊那北高校の将来像について考えるシンポジウムが9日、同窓会館で開かれた。
会場には卒業生や保護者、地域住民ら約30人が集まった。
シンポジウムは、少子化が進み高校再編などが行われる中、どんな学校であるべきか、またどんな将来像を持つべきなのか考えようと、高校の職員らで作る伊那北ビジョン検討委員会が開いた。
シンポジウムでは全国に散らばっている大学生が伊那谷のあり方について考え行動するワークショップ「伊那谷デザイン会議」を発足させたことを発表した。
会議のメンバーは地元を離れたことで、伊那谷の良さがわかり、今後、地元をよくするための計画を考えていきたい竏窒ニしている。
また意見交換では伊那北卒業の社会人が、「若い人は常になぜという疑問を持つことが大切。物事に興味を持つことは、これから先の人生につながる」とアドバイスしていた。
また「いろいろな人に会い自分が知らない話を聞いたり、自分はこうありたいという考えを持ち、現実とのギャップをどう埋めるかを考えてもらいたい。また情報に振り回されず、しっかり物事を見る目を養ってもらいたい」などと呼びかけていた。
ほかに卒業生で伊那市長谷の国保美和診療所の医師、岡部竜吾さんは、「指導者は常に強く、魅力的でなければならない。3年制の教育で行き届いた教育が本当にできるのか」などと問題を提起した。 -
バレーボールV・プレミアリーグ男子伊那大会開催
バレーボールのV・プレミアリーグ男子伊那大会が9日、伊那市の勤労者福祉センター体育館で行われた。
第一試合に、サントリー対豊田合成の対戦が行われ、1300人の観客がトップレベルのプレーを楽しんだ。
V・プレミアリーグ男子は、8チームが所属していて、昨年12月から全国各地でリーグ戦を行っている。
伊那市では、2部リーグにあたるチャレンジリーグの試合が2007年に行われたが、1部のプレミアリーグが開催されるのは今回が初めて。
大会では、サーブやスパイクが決まるたびに、会場から大きな歓声が上がっていた。
V・プレミアリーグは、3月までリーグ戦を行い、4月に優勝決定戦が行われることになっている。 -
堀亮(まこと)さん写真展
伊那図書館では、駒ヶ根市の堀亮(まこと)さんによる写真展が開かれている。
地元を中心に四季おりおりの花や植物のある風景30点が飾られている。
期間は、10日日曜日まで。 -
上古田スケート場 9日オープン
箕輪町上古田の町営スケート場が9日オープンする。
上伊那地域では数少ない天然リンクで、氷の厚さが10センチを超え、予定通りのオープンを迎える。
9日は、午前7時から10時まで、平日は、午後6時からナイターも楽しめる。
昨シーズンは、1月15日から29日までの11日間滑走可能となり、のべで2,177人が利用した。
今シーズンは、地元の箕輪西小学校が授業で使用するほか、町郷土博物館による下駄スケートの体験会も計画されている。 -
高校入試志願者数第2回調査 発表
来年度の県立高校入学志願予定者数の第2回の調査結果が、8日、発表された。
辰野高校は、普通科前期、64人の募集に対し58人、後期、96人に対し97人。商業科前期、20人の募集に対し30人、後期、20人に対し40人が志願している。
上伊那農業高校は、各科、前後期とも20人の募集で、生産環境科、前期40人、後期58人。園芸科学科、前期42人、後期 50人。生物工学科、前期49人、後期 53人。緑地工学科、前期39人、後期 47人が志願している。
高遠高校は、普通科前期48人に対し88人、後期72人に対し114人が志願している。
伊那北高校は、普通科前期36人に対し83人、後期204人に対し261人。理数科前期36人に対し53人、後期4人に対し46人が志願している。
伊那弥生ヶ丘高校は、普通科前期84人に対し151人、後期196人に対し298人が志願している。
赤穂高校は、普通科前期48人に対し91人、後期112人に対し155人。商業科前期40人に対し79人、後期40人に対し103人が志願している。
駒ヶ根工業高校は、3つの学科一括で、前後期ともに60人の募集で、前期77人、後期108人が志願している。
多部制の、箕輪進修高校は、普通I部前期、20人に対し33人。普通II部前期、20人に対し23人。普通III部前期、20人に対し5人。普通I・II・III部の後期は一括で60人の募集に対し91人。工業I部は、前後期ともに20人の募集に対し、前期16人、後期 15人が志願している。
なお、高校入試前期選抜は2月9日、後期選抜は3月10日に行われる。 -
高校生の新型インフルワクチン接種時期決まる
長野県は8日、高校生と65歳以上高齢者の新型インフルエンザワクチン接種の開始時期を発表した。
高校生は1月29日から、65歳以上は2月12日からとなっている。
国の方針見直しに伴い、高校生と65歳以上の高齢者は、国産の新型インフルエンザワクチンが接種できる対象となった。
県では、高校生について、予約の受け付けを14日から19日まで、ワクチン接種の開始日を29日としていて、予定対象者数全員分のワクチンが確保できる見込み。
また65歳以上は2月1日から予約の受け付けを始め、2月12日からワクチンの接種を開始する。
また、長野県の発表によると、12月28日から1月3日までの一医療機関あたりの上伊那のインフルエンザ患者数は、前回の41・88人から21・5人となった。 -
井月映画「ほかいびと」ロケ
小正月伝統 まゆ玉作り撮影漂泊の俳人井上井月を題材にした映画「ほかいびと」。
8日は、伊那市美篶笠原の民家で小正月伝統のまゆ玉づくりの撮影が行われた。
笠原北村地区の諸田秀(もろたみのる)さん宅。築後150年経つという歴史ある住宅で撮影は行われた。
映画の中では、井月の生きた伊那谷の小正月の風土との位置づけで紹介される。
撮影したのは、まゆ玉を作るところから飾りつけるところまでで、米の粉に熱湯を入れ、こねてふかし丸めて飾る一連の動きをカメラに収めていた。撮影には北村地区の主婦や小学生たちが協力した。
映画「ほかいびと」は、2011年完成の予定で、井月の命日にあたる3月10日に墓前で完成を報告。9月頃の公開を予定。 -
伊那警察署長から感謝状 犯人逮捕などに協力
伊那警察署で5日、万引き犯逮捕や免許偽造の犯人捜査に協力したとして、伊那市の中学生と八十二銀行箕輪支店に感謝状が贈られた。
感謝状が贈られたのは、伊那市の東部中学校3年生の小澤俊貴君。小澤君は、去年12月下旬、伊那市内の大型店で万引きを目撃して犯人を追跡し、警察に通報して犯人逮捕に協力した。
八十二銀行箕輪支店は、去年11月上旬、振り込みをしようとした犯人の運転免許証が偽造であることを見抜き、警察官が到着するまで犯人を店内に留まらせるなど捜査に協力した。
伊那警察署の依田公雄署長は、「犯人逮捕に協力いただき感謝している」と話していた。 -
伊那リで親子スキー教室
伊那スキーリゾートで5日、小学生と保護者を対象にした親子スキー教室が開かれた。
これは親子の親睦を図るとともに、スキーのレベルアップにつなげようと、伊那市教育委員会が開いた。
昨年は、伊那スキーリゾートが営業を休止したため駒ヶ根で教室が行われた。
この日は、初心者から何度か滑ったことのある経験者まで4家族10人が参加した。
参加者は2班に分かれて、レベルに応じたレッスンを受けていた。
子ども達は基本の滑り方や止まり方などを指導員から教わりながら雪の感触を楽しんでいた。
約2時間後には初めての子供も上から滑れるようになっていた。
参加したある親は「子供の上達の早さに驚きました。また家族で滑りにきたい」と話していた。 -
伊那北保育園で七草粥味わう
7日は春の七草。1年間の無病息災を願って7種類の野草入りの粥を食べる。
伊那市野底の伊那北保育園では、おやつに七草粥を食べた。
年長児の部屋では、保育士がよそった粥を当番が運び、「いただきます」のかけ声で、子どもたちがおいしそうに口に運んでいた。
中には、おかわりをする子どももいて、用意された七草粥は、あっという間になくなった。
ある子どもは、「今朝家で食べたお粥より美味しい」と話していた。
保育士は、「みなさんが1年間健康に過ごせますように」と園児に呼びかけていた。 -
小中学校で3学期始業式
上伊那地域の多くの小中学校で7日、3学期の始業式が行われた。
このうち、伊那市の東春近小学校の始業式には児童約350人が元気に顔をそろえた。
式では児童代表が「算数をがんばりたい」「漢字をたくさん覚えたい」「あいさつがしっかりできるようになりたい」など、それぞれ3学期の目標を発表した。
続いて小松民敏校長が、春の七草を例に挙げ、「この草のように深いところまで根を張り、厳しい寒さに負けないよう春の順備をしてください」と呼びかけた。
このあと教室に戻った児童らは、冬休み中の宿題を提出したり、書き初めを見せ合ったりしていた。 -
南箕輪南部保育園でどんど焼き
南箕輪村の南部保育園で7日、小正月の伝統行事、どんど焼きがひとあし早く行われた。
南部保育園では、毎年正月休みが明けたこの時期に保育園の庭でどんど焼きを行っている。
園児や職員の家から集まった正月飾りやだるまが積み上げられ、子どもたちはその周りを囲んで焼けていくのを見守った。
だるまが焼けてはじけるたびに、大きな声が上がっていた。
飾りが焼け落ちておきになると、一人一人が持ち寄った餅を焼き、子どもたちは焼きたての餅をほうばっていた。
どんど焼きのおきで焼いた餅を食べると一年間風邪をひかないという古くからの言い伝えがある。
米山敏子園長は、「その言い伝えどおり、園児たちには元気な一年を送ってほしい」と話していた。 -
箕輪町振興計画審議会
後期基本計画素々案示す平成17年度から平成26年度までの箕輪町のあり方を示す第4次振興計画の、平成22年度以降の後期基本計画素々案が6日、示された。
箕輪町役場で振興計画審議会が開かれ、前期基本計画の策定に携わった有識者や住民代表ら約30人が出席した。
後期基本計画では、平成22年度から平成26年度までの町づくりについて、7項目に分けて目標を掲げている。
具体的には▽協働のまちづくり事業に町税の1%を投資して推進をはかること▽運動遊び、英語遊びなど町独自の一味違う子育てを推進すること竏窒ネどが挙げられている。
平澤豊満町長は「活力ある箕輪町づくりのために、充実した基本計画にしてもらいたい」と話していた。
今後は、項目毎に審議を行い2月末に平澤町長に答申する予定で、町では、町議会3月定例会に報告したい考えだ。 -
伊那市在住・出身の洋画家「漸進展」開催
伊那市在住・出身の洋画家による作品展「漸進展」が、いなっせで開かれている。
会場には、13人の作家が出品した13点の作品が並んでいる。
作品は50号から130号の大作がそろっている。
この漸進展は、伊那市在住あるいは出身で、中央で活躍する作家が集まり、毎年開いている。
いなっせがオープンした記念に初めて展覧会を開き、今回7回目となった。
「漸」の文字には、ゆっくりと進むといった意味があり、着実に成長した成果をお互いに確認しあい、発表する機会にしようという思いが込められている。
13人は会派も異なり、描くスタイルもそれぞれで、写実から具象まで個性豊かな作品が並ぶ。
関係者は、「人体や自然を作家がどのようにアレンジしているか、その表現の違いを楽しんでほしい」と話していた。
漸進展は10日(日)まで。 -
伊那市民大学同窓会が押し花絵展
伊那市の市民大学の同窓生でつくる押し花絵教室の作品展が、高遠町のさくらホテルで開かれている。
さくらホテルのロビーには、教室に通う9人の作品32点が展示されている。
この押し花絵教室は、伊那市民大学の1期生らが卒業後に立ち上げたもので、発足して10年ほどになる。
その後は、市民大学の同窓生でつくる教室として、月に1度活動している。
最近では、童話やメルヘンなどを題材に取り組んできたということで、会場にも関係する作品が多く並んでいた。
この作品展は29日まで。 -
上戸 大文字(でえもんじ)へ向け準備
伊那市西箕輪上戸の小正月の伝統行事、「大文字(でえもんじ)」を前に、飾り物作りが、6日夜、上戸公民館で行われた。
6日夜は、大文字を運営する、実行部の役員16人が集まり、道祖神に飾るしめ縄や、竹ひごに色紙を巻きつけた花飾りを作った。
上戸の大文字は、およそ3百年前から行われているといわれ、1年間の厄よけや、家内安全、五穀豊穣を願う。
役員らは慣れた手つきで花飾りやしめ縄を作っていた。
これらは、大文字を建てる14日の早朝に飾られる。
この日は1時間程で作業を終え、その後、行事の日程の確認し、大文字に飾る巾着用の色紙を配った。
実行部の有賀保(たもつ)部長は「大文字は地区の一大行事なので、大切に進め、今年も成功させたい」と話していた。
上戸の大文字建ては、14日の朝5時から行われ、20日までの1週間区内の三ッ辻(みつつじ)に飾られる。 -
3学期スタート 伊那中で始業式
伊那市の伊那中学校で6日、始業式が行われ、生徒らは学年の締めくくりとなる3学期をスタートさせた。
始業式には生徒約400人が集まり、各学年の代表が
3学期の決意を発表した。
このうち、去年、将棋の全国大会で団体3位となった2年の弓田潤君は、「将棋について勉強し、さらに強くなりたい」と飛躍を誓った。
また3年の伊東沙矢香さんは、「受験に向け勉強をがんばるとともに、中学生活の思い出を作りたい」と話した。
白鳥彰政校長は、渡り鳥がVの字型になり、集団で飛ぶ姿を例にあげ、「個人の頑張りを支えるのはクラスの仲間です。クラスが同じ目的を持ち、良くなることで、個人の力も伸びていきます」と話し、「クラスメートを大切にしてもらいたい」と呼びかけていた。
上伊那の小中学校の始業式は7日がピークとなる。 -
寒天づくり最盛期
冬の寒気を利用した信州の特産品、天然の寒天づくりが最盛期を迎えている。
伊那市東春近で寒天づくりをしているのは、9年前に富士見町から移ってきた小笠原商店。
寒天は原料の天草をトコロテン状にしたものを冷凍乾燥させてつくるもので、現在、作業は最盛期を迎えている。
朝方、氷点下となり一度凍った寒天を昼間は太陽にあてて溶かし、乾燥させる作業を2週間ほど続ける。
太陽にあてる時は光が多くあたるよう、干した寒天の角度を変え水分を完全に抜くようにする。
小笠原寿房社長によると、伊那谷は、日中と夜間の寒暖の差がちょうど良いことや、寒天づくりに欠かせない水も南アルプスからの伏流水が豊富にあることなどから、天然の寒天をつくる場所として適しているという。
小笠原商店では年間約20トンの寒天を生産し羊かんの材料として、主に東京の和菓子店に出荷している。
この天然の寒天づくりは2月末ころまで続けられるという。 -
伊那市、南箕輪村で正月の成人式
正月成人式が、伊那市と南箕輪村で行なわれ、新成人が大人としての第一歩を踏み出した。
1日には、伊那市長谷地区成人式が行なわれ、対象者28人全員が出席した。
長谷公民館の伊藤智良館長は、「自然豊かな長谷の地に生まれ育ったことを誇りに思い、夢に向けて着実に歩みを進めてほしい」と激励した。
中学校時代の恩師、村松賢教諭は、当時の写真をスライドに映し、新成人との思い出を振り返った。
村松教諭は、「どこで暮らしていても、育った長谷に目を向け、感謝の気持ちを忘れないでほしい」と呼びかけていた。
新成人を代表して宮下瑛彦さんは「それぞれの道で、くじけることなく立ち向かって行けるよう努力していきたい」と誓いの言葉を述べた。 -
津野祐次さん写真展
山岳写真家、津野祐次さんの写真展「東西駒ケ岳と周辺の峰々」が、伊那市の長谷アルプスフォトギャラリーで開かれている。
会場には津野さんが昨年撮影した東西駒ケ岳の四季の様子のほか、そこに住む動物また高山植物など66点が並べられている。
津野さんは長谷を拠点に活動する山岳写真家で、今回の展示は伊那地域ならではの山の様子や四季の移り変わりを撮影したという。
作品のうち、津野さんが初めてデジタルカメラで撮影したという「ブロッケン」は西駒ケ岳で写したもので、霧に映った自分の影のまわりに虹と似た光の輪が現れる様子を捉えた。
またフィルムで撮影した「塩見岳霧氷」は氷点下の中、空気中の水分が凍り、木の枝に付着した様子を捉えた。
津野祐次写真展「東西駒ケ岳と周辺の峰々」は長谷アルプスフォトギャラリーで3月28日まで。開館は土日祝日、入館料は大学生以上100円。 -
常円寺で新春写経会
伊那市山寺の常円寺で6日、お経を書き写す新春写経会が開かれた。
写経会は、気軽にお経に触れてもらおうと開かれたもので約30人が参加した。
参加者は集中した様子で筆を動かし、姿勢を正してお経を書き写していた。
写経は経典を学ぶ際の修行の一環として行われているもので、集中力が養われたり、脳の活性化につながるといわれている。
また心の安定が図られるほか、体調を整え健康維持にも役立つという。
常円寺の角田泰隆住職は「お経は唱えるだけでも、その人にとって良い結果があるといわれています。お経を書き写すことで無心になることが大切です」と話していた。
常円寺では月に1度、写経会を開くことにしていて、これまで興味のなかった人にも体験してもらいたい竏窒ニ話している。 -
警察犬嘱託書交付
警察犬の嘱託書交付が5日、伊那警察署で行われた。
箕輪町のドッグスクールタカギ代表の高木のり子さんに、長野県警察本部長からの警察犬嘱託書が伝達された。
嘱託されたのは、10歳のオスと3歳のメスのシェパード2頭。2頭とも昨年に引き続いての嘱託で、行方不明者の捜索や犯罪捜査などに協力するという。嘱託期間は1年間。 -
丸水長野県水で初市
伊那市の食品卸売会社丸水長野県水伊那営業部では5日初市が行われた。
朝6時30分、手じめで初市がスタートした。
伊那営業部では毎年5日から初市を行っている。
市場には、今旬のタラやブリなどが並び、小売業者がさっそく目当ての魚などを買い求めていた。
丸水長野県水によると大雪による日本海の天候不順により品数は現在少なめだが、価格は例年並みで、週末には商品も出揃ってくるという。 -
萱野高原で「初日の出」
箕輪町の萱野高原では、1日、初日の出を見るイベントが行われた。
この日は、早朝から、約40人が、萱野高原に集まり初日の出を拝んだ。
参加者は、「初日の出のように景気よく良い年になって欲しい」「寒かったけれど、初日の出がきれいだった。国語の勉強が出来るようにとお願いしました」などと話していた。 -
箕輪町で仕事始め
市町村など地方自治体では、4日から仕事が始まっている。
箕輪町役場では仕事始め式が行われ、平澤豊満町長が約110人の職員を前に年頭のあいさつした。
平澤町長は「今年は安全安心な町づくりのためセーフコミュニティーの認証取得に取り組みたい。また、一味違う箕輪の子供育成事業では読書教育・読育を推進していきたい」と話し町民のために精一杯頑張って欲しいと職員に呼びかけた。 -
みはらしファームでカウントダウン
2009年の大晦日、伊那市西箕輪のみはらしファームでカウントダウンイベントが行われ、集まった人達が午前0時の合図ともに2010年の幕開けを祝った。
訪れた人達は、午前0時の合図と共にクラッカーを鳴らし、新年の幕開けを祝った。
収穫体験の年間パスポートなどが当たるお宝投げが行われ、会場は今年最初の福を求める人で賑わった。