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西春近南小でプール開き
伊那市の西春近南小学校で17日、プール開きが行われた。
全校児童151人がプールの回りに集まり、プール開きの式があった。
同日は式のみで、実際にプールには入らなかった。
式では、各学年の代表が今年の目標を発表した。
竹内実校長は、天気が悪いときも一生懸命授業に取り組む、水の中で練習することも遊ぶこともがんばる、事故の無いように安全に注意するという3つの約束を守るよう、子どもたちに呼びかけていた。
最後に子どもたちが、プールに向かってシーズン中の無事をお願いした。
西春近南小学校では、天候などを見ながら来週から水泳の授業を行う予定。 -
がん患者を医療用かつらでサポート
伊那市西町のヘアーサロンオオネダでは、抗がん剤治療による脱毛に悩む患者を、医療用かつらでサポートする取り組みを行っている。
医療用かつらを取り扱っているヘアーサロンオオネダの大根田裕一さんは、脱毛に悩むがん患者をかつらを通してサポートしているNPO法人日本ヘアエピテーゼ協会に、県内で唯一参加している。
エピテーゼとは、義足や義手など体の表面に取り付ける医療器具のこと。
大根田さんが、東京や神奈川で理容や美容について勉強していたころ、一緒に勉強していた女性が乳がんにかかり治療による脱毛に悩んでいたことから、仲間達により活動が始まり2006年にこのNPOが発足した。
一般的なかつらは、伸縮性がなく、ネットをかぶった後にマジックテープやピンで固定するため、地肌への負担が多く、夏は蒸れて暑くなる。
一方、医療用かつらは、伸縮性があり頭にフィットする。また人工皮膚が付けられていて、見た目にもかつらであることが分かりにくくなっている。
おしゃれを目的とするかつらと違い、治療を行う前と同じようなスタイルにカットし、脱毛前の状態を再現することを目的としている。
大根田さんは、「がん患者の皆さんに独りじゃないんですよということを伝えたい。かつらを通してサポートしていきたい」と話す。
ヘアーサロンオオネダでは、患者の治療が終わり髪が伸び、普段の生活にもどるまでの後押しをしていきたいとしている。 -
しんわの丘ローズガーデン見頃
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンのバラが見ごろを迎えている。
ローズガーデンでは現在、80種類のバラが見頃を迎えている。
16日は多くの観光客が訪れ花を写真に納めたりしていた。
バラは6月いっぱい楽しめそうだ。 -
出張子育て支援センター
親と子が楽しく遊び、ふれあいを深める子育て支援センターの出張所が15日、伊那市西箕輪公民館で開かれ、15組の親子が訪れた。
現在伊那市内には4カ所、子育て支援センターがあるが、センターから遠い西箕輪地区と西春近地区の親が来やすいようにと、市が本年度から2つの地区で月に2回程度、出張子育て支援センターを始めた。
この日は、西箕輪公民館に子ども達が遊べるように沢山のおもちゃが並べられた。
その後、センターの職員の指導で、親子で楽しめる体操や、家でもできる簡単な手遊びなどが行われた。
伊那市では、「これまで利用したことのない親子にも気軽に利用してほしい」と話していた。 -
伊那弥生高マンドリン 全日本フェス出場へ
伊那弥生ケ丘高校器楽クラブは、7月に開かれる全国ギターマンドリンフェスティバルに向け練習に熱が入っている。
同校器楽クラブは、長野県のギターマンドリンフェスティバルで入賞し、全国フェスティバル出場を決めた。
フェスティバルは全日本高校ギターマンドリン音楽振興会が開いていて今年で40回目となる。
マンドリンのほか、ギターやコントラバスによる演奏技術を競うもので、伊那弥生ヶ丘高校は平成2年から毎年出場しているという。
過去、全国でも優秀賞を受賞したことがあるということで、生徒らは今回も上位入賞を目指し練習に励んでいる。
全国フェスティバルは7月24、25日に大阪で開かれる。 -
インターフェア3年ぶり優勝
伊那ナイターソフトボール春季トーナメントの決勝戦が14日行われ、インターフェアが3年ぶりの優勝を果たした。
伊那ナイター春季トーナメント戦は4月に開幕し、14チームが熱戦を繰り広げてきた。
決勝は、青色のユニフォーム「ラッキーズ」対白色のユニフォーム「インターフェア」が戦った。
2回の裏、インターフェアの攻撃。7番の網野さんが内野安打で出塁。続く平沢さんもヒットで1塁2塁とする。
2アウトで打順はトップバッターの酒井さん。酒井さんの打球は右中間に落ち、3ベースヒットで2点を先制する。
一方、ラッキーズ打線もランナーを出すが得点には結びつかず、インターフェアのピッチャー松永さんの好投で、インターフェアが2対0で3年ぶりの優勝を果たした。 -
県児童福祉施設大会開催
児童養護施設が果たすべき役割や機能について意見発表する長野県児童福祉施設大会が16日、伊那市の県伊那文化会館で開かれた。県内の施設で働く職員ら約650人が集まった。
大会では財団法人長野県児童福祉施設連盟の山岡基志会長が、県内の施設の課題や果たすべき役割などについて話をした。
山岡会長は、「児童養護施設では、少ない職員で多くの子どもをみていることが、施設内でのさまざまな問題を引き起こしている。子どもたちの権利を守る最後の砦として現状を県や国に訴えていかなければならない」と話していた。
大会ではほかに伊那市の児童養護施設たかずやの里の主任保育士、小木曽法さんが意見発表した。
小木曽さんは「親の愛情を得られない子どもは強い孤独感を持っている。近くにいる大人が逃げずに向き合い、一緒に悩み、葛藤することで少しづつ先が見えてくるはず」と話していた。 -
ごみ処理方式検討の専門委設置
上伊那広域連合ごみ処理基本計画推進委員会は、新しいごみ中間処理施設の処理方式について検討する下部組織として専門委員会の設置を計画している。
16日、伊那市のいなっせで任期満了に伴う再任を含めた新しい委員による第1回の委員会が開かれた。
委員となったのは各市町村の衛生自治会代表ら23人で、委員長には伊那市の小澤陽一さんが再任された。
同日は上伊那広域連合から委員会の下部組織となる専門委員会の設置など今後のスケジュールが示された。
専門委員会は9月に設置予定で、外部からの専門家を含め、新しいごみ中間処理施設の処理方式や施設の配置、構造など整備に必要な事柄について検討していく。
委員会ではほかに新しいごみ中間処理施設から出た灰について、セメント原料など再資源化についても検討する。
小澤委員長は施設の処理方式について、委員会として方向性をつけていきたい竏窒ニ話している。 -
南箕輪村とコメリ 災害協定締結
南箕輪村は16日、ホームセンターのコメリと災害協定を結んだ。
協定を結んだのは、今月11日に大泉にオープンしたコメリハードアンドグリーン南箕輪店。
南箕輪村役場にコメリ災害対策センターの杉田和夫理事らが訪れ唐木一直村長と協定書を取り交わした。
災害協定は、地震などの災害時に、村が住民に配布するための災害復旧品や日用品などの物資を店が優先的に村に供給するというもの。
唐木村長は「災害はいつ起きるか分らない。村は、企業との協定や災害に対する組織作りを進めているので、協定を結べて心強い」と感謝の気持ちを述べた。
コメリは、平成16年に中越地震で被災したことをきっかけに平成17年に災害対策センターを設立。自治体などと連携して、災害時の物資供給が円滑に行えるよう活動を進めてきた。
今回の協定で、村が結んだ民間団体等との応援協定は13となった。 -
青年海外協力隊 伊那市の大村さんタンザニアへ
伊那市美原の大村雄一郎さんは、来月から2年間、青年海外協力隊員として中央アフリカの国タンザニアに派遣される。
16日、大村さんが伊那市役所を訪れ、酒井茂副市長に出発のあいさつをした。
大村さんは、伊那市美原出身の31歳。
11年間伊那市内の自動車販売会社で自動車整備士として積んできた経験を別の場所で試してみたいと、青年海外協力隊での活動を希望した。
派遣先のタンザニアでは、職業訓練校で車の電子制御システムに関する技術指導やメンテナンスプログラムの提案などを行う。
大村さんは、来週日本を出発し、2年後の6月に帰国する予定。 -
伊那フィルシンボルマーク決定
今年で創立25周年を迎える伊那フィルハーモニー交響楽団のシンボルマークが決定した。
採用されたのは、京都府に住む居関孝男さんの作品。
居関さんによると、シンボルマークはオーケストラの音の広がりのほか、南アルプスや中央アルプス、また天竜川の流れる様子を表しているという。
伊那フィルハーモニー交響楽団は、創立25周年を記念して4月から2カ月間、デザインの募集をしていた。
応募は県内外から27点あり、団員68人の投票により決定した。
伊那フィルハーモニー交響楽団の北澤理光団長は、「伊那が的確に表現されていて、市民オーケストラにとてもふさわしいと思う」と話していた。
このシンボルマークは、発足した年の「1985」をいれて、定期演奏会のポスターや冊子などで使用していくという。 -
交通死亡事故多発警報 発令
県や警察、小中学校の校長などでつくる長野県交通安全運動推進上伊那地方部は15日、交通死亡事故多発警報を発令した。
今年に入り、上伊那地域の交通事故により死亡した人は15日までに既に7人となっている。
年間の交通事故の死亡者数が過去5年間の中で最も多かった平成18年と比べても、7人に達する時期は今年の方が5カ月早くなっている。
上伊那地方部では今後、広報活動の強化や啓発チラシの配布などに取り組んでいく計画。
なお、上伊那地域で交通死亡事故多発警報が出されたのは今回が初めて。 -
上伊那青少年支援センター(仮称)設立へ
プロジェクト会議発足
上伊那の不登校や引きこもりの子どもたちを地域で支える青少年自立支援センターの設立を目指すプロジェクト会議が14日夜、発足した。
伊那市のいなっせでプロジェクト会議が発足し、講演会が開かれた。
プロジェクト会議は、上伊那農業高校定時制同窓会と、不登校の子ども支援などをしている上伊那子どもサポートセンターで組織している。
上農高校定時制が本年度で閉校になるため、跡地の一画を利用して、上伊那の不登校や引きこもりの青少年を支援するセンターを創りたいと、昨年度から検討を重ねてきた。
プロジェクト会議の発足により、今後は現状把握の調査、視察などを行う計画で、跡地利用については県教育委員会と話し合いをしていくという。
プロジェクト会議会長で、定時制同窓会会長の赤沼利光さんは、「地域の子どもたちが社会的に自立していくために、いかに地域で支えるか、知恵を出し合っていきたい」と話していた。
講演会も開かれ、長年、不登校や引きこもりの子どもたちを支援している東京国際学園学園長の荒井裕司さんが話した。
荒井さんは、「子どもの状況に合わせた支援が大事」とし、プロジェクト会議が設立を目指す支援センターには、「地域や国際社会とかかわり、開かれた学校のようになってほしい」と話していた。 -
染色アーティスト 藤沢まゆさん染色展
伊那市高遠町在住の染色アーティスト、藤沢まゆさんの作品展が、信州高遠美術館で開かれている。
会場には藤沢さんの染色の作品11点が並んでいる。
藤沢さんは高遠町出身の23歳で、高校卒業後、東京にある美術の専門学校で染色と出会い、作品づくりを始めた。
地元で作品づくりをしたいと今年4月に高遠に戻り、今回初めて地元で展示会を開いた。
藤沢さんは、ぬかやもち粉を混ぜた染色用の糊で絵を描き、その上に一色ずつ色を染めていく手法で作品づくりをしている。
布の柔らかい質感を活かすために、水色やピンクなど淡い色を使うようにしているという。
藤沢さんの作品展は、来月18日まで、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれている。
美術館の入館料は、一般500円、小学生150円となっている。 -
竜峡小梅 出荷始まる
箕輪町の信州伊那梅苑で、「竜峡小梅」のもぎ取り作業が始まった。
15日は、朝から従業員3人が梅のもぎ取り作業をしていた。
いつもならこの時期、伊那梅園では収穫の最盛期を迎えているが、今年は少し様子が違うようだ。
1本の木になる実の数も例年の半分ほどで、ここ数日の間は、一日に収穫できる量が500キロ程度に留まっている。
実の大きさも全体的に小ぶりなため、機械での収穫が始められない状況だ。
本来なら、実がもう少し大きくなるのを待って、収穫をしたいところだが、訪れるお客さんからの要望もあり、徐々に出荷を始めることにした。
伊那梅苑では、出荷の最盛期を今月18日頃と見込んでいて、その頃までに実が大きくなることを期待している。 -
伊那市長谷の民宿「みらい塾」バラ見頃
伊那市長谷黒河内の民宿みらい塾のバラが見頃を迎え、あたりにはバラの甘い香りがただよっている。
民宿みらい塾には様々なバラが咲きそろい連日多くの人達が訪れている。
このバラはみらい塾の市ノ羽幸子(ゆきこ)さんが5年前から鑑賞用として育てている。
始めた頃は10本しかなかったバラも現在では450本になった。
赤い色が鮮やかなエバーランドや一つの木に沢山の花をつけるアンジェラなどおよそ400種類のバラを楽しむ事ができる。
みらい塾では季節ごとに咲くバラが植えられていて11月頃まで楽しめるという。 -
南アルプス林道バス全線開通
夏山シーズン本番を迎え伊那市営南アルプス林道バスは、15日から北沢峠までの全線が開通となった。
仙流荘バス停を午前10時5分発のバスには長谷保育園の園児ら約40人がバスに乗車した。
これまで林道の歌宿までだったバスの運行は、15日から出発点の戸台口から標高2032メートルの北沢峠まで延長22・6キロを結ぶ。
林道バスは1980年、昭和55年の運行開始以来30年間無事故を継続していて去年は期間中、約4万5000人の利用があった。
バスに乗って1時間で北沢峠に到着した。
長衛荘前で、全線開通セレモニーが行われ、園児達が歌を歌った。
料金は、仙流荘から北沢峠までが1100円で子どもはその半額。
南アルプス林道バスの運行は、シーズンが終わる11月初旬までとなっている。 -
箕輪町長進退明言せず
11月28日に任期満了となる箕輪町の平澤豊満町長は、自身の進退について、14日開かれた箕輪町議会一般質問で、「任期を全うし、次のステップについては、しかるべき時に考えを示したい」と話し、明言しなかった。
箕輪町長選挙は11月9日告示、14日投開票の予定。 -
箕輪町沢の澤田さん宅オープンガーデン
箕輪町沢の国道バイパス沿いの澤田妙子さん宅で、バラが見ごろを迎え、オープンガーデンとして開放されている。
澤田さんは、4年ほど前から自宅の庭でバラを育てている。
バラは150本以上あり、今年初めてオープンガーデンとして開放した。
バラは今週いっぱい楽しめるという。
オープンガーデンは午前9時半から午後6時まで。 -
山岸書道教室作品展
伊那市の美篶の書道教室「山岸書道教室」の作品展が16日まで、伊那市高遠町のガーデンテラス四季の杜で開かれている。
会場には、書道教室に通っている30人の作品52点が並んでいる。
「筆を使って書きたい言葉」を書いた毛筆作品と、鉛筆など、筆以外の物を使って書いた硬筆の手紙などが展示されている。
作品展は、普段展示する機会がない硬筆の作品もみてもらおうと開いた。
テーマは「想いを書く」。両親や友達への感謝の気持ちを手紙にしたり、ペットに宛てた手紙など様々な作品が並んでいる。
指導者の山岸美峰さんは「字を書くことが少なくなった現代で、それぞれの想いを書いて作品にすることの楽しさを知ってもらいたい」と話していた。 -
伊那市下水道使用料未請求額確定
伊那市の下水道使用料未請求問題で、最終確定した未請求金額が2082万円になることが分かった。
14日開かれた伊那市議会全員協議会で報告された。
最終確定した下水道使用料未請求金額は2082万円。このうち5年の時効が成立していない下水道使用料は約1500万円、時効が成立している使用料は約580万円。
未請求の件数は131件となっている。
時効が成立している使用料については理事者や下水道業務にかかわった市の職員に寄付を募っている。
6月10日現在、寄付者は26人で、寄付金は80万7千円。
伊那市では、未請求の下水道使用料について、引き続き戸別訪問などにより、使用者の理解を求めていくという。 -
白鳥伊那市長「子供の医療費無料化を前提に」
伊那市の白鳥孝市長は、小学生以上の子供の医療費無料化について、実施を前提に検討していきたい考えを明らかにした。
白鳥市長は、14日に開会した伊那市議会6月定例会の中で子供の医療費無料化について、前向きな姿勢を示した。
伊那市によると、小学生以上の医療費の無料化については、自治体により対象年齢に幅はあるが、すでに、伊那市を除く上伊那7市町村で実施されているという。
市では、医師や一般、有識者などで作る、伊那市医療政策審議会を設置する条例案を提出している。
議会の承認が得られれば、審議会では、当面、小学生以上の医療費無料化について検討する事にしている。
市議会6月定例会には、一般会計補正予算案など、15議案が提出されていて、21日から23日に一般質問、30日に採決が行われ、閉会する予定。 -
村に住み続けたいが約8割
南箕輪村が実施したアンケート調査によると、村に住み続けたいと希望している人は約8割いることが分かった。
14日村役場で開かれた村議会全員協議会で報告された。
アンケート調査は5年ぶりで、後期基本計画の策定や今後の村づくりに役立てる為に、村が行った。村在住の18歳以上の住民1200人を無作為に抽出し、回収率は46%の552人。
調査結果によると、定住を希望する人の割合は78・4%で前回の70・2%より8・2%増えた。
アンケートの主な項目は、村づくり・生活環境・子育支援・まっくんバスのあり方について。
生活環境についての満足度が高いのは、「自然が豊かで潤いがある」「ゴミの分別収集や資源回収が進められている」など。反対に不満度が高いのは「鉄道やバスなどの公共交通機関の利用がしにくい」「食料品や日用品の買い物がしにくい」などとなっている。
また、まっくんバスの利用について、「利用したことがない」と答えた人が81・3%となっていて、村では原因分析が必要と話していた。
なおアンケート結果については、村の広報やホームページに掲載される予定。 -
箕輪町で全日本レディースソフト県大会
全日本レディースソフトボール長野県大会が、箕輪町の番場原公園運動場で開かれた。
大会には、長野県内から15チームが参加し、伊那市からは3チーム、南箕輪村からは1チームが出場した。
12日行われた開会式では、南箕輪ウイングの山崎 三千代さんが「日頃の練習の成果を発揮し、ケガのないようプレーします」と選手宣誓をした。
試合は12日、13日の2日間の日程で行われ、13日に決勝戦が行われた。
大会の結果、長野市のゴーゴービューティーが優勝した。
優勝チームは、9月に徳島県で開かれる全国大会に出場することになっている。 -
長野県 梅雨入り
気象庁は14日、長野県など関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると発表した。
長野県の梅雨入りは、平年より6日遅く、去年より11日遅くなっている。
同日の伊那地域は、朝のうち雨がぱらつく天候となり、伊那市駅前では通学や通勤など行き交う人達が傘を手に足早に歩いていた。
午前中には雨はやみ、午後からは曇りの一日となった。
長野地方気象台によると、21日までの一週間は、気圧の谷や前線の影響で雨の日が続くという。
15日の伊那地域は、午前中曇りで、昼すぎから明後日にかけ、まとまった雨が降ると予想している。 -
伊那ビデオクラブ表彰式
伊那ビデオクラブは13日、第13回ビデオ作品コンクールの表彰式を高遠さくらホテルで行った。
伊那市長賞には、小山喜美子さん、市川東明さんの作品「しんわの丘ローズガーデンウェディング」が選ばれた。
伊那ケーブルテレビ賞は、飯島尚美さんの作品「古木の運命やいかに」が選ばれた。
また、伊那ケーブルテレビで放送している放送部門賞では、北原正さんの作品「夢を取り戻した仲間たち 半沢にかけた10年間」が優秀賞に選ばれた。
審査会は、5月29日にいなっせで行なわれ、映画監督の後藤俊夫さんらが各賞を決めた。
飯島尚美会長は、「伊那谷の今を残す活動を今後も力を入れて取り組んでいきたい」とあいさつ。後藤監督は、「技術の向上が見られた。今後も創意を持って作品づくりに励んで欲しい」と講評した。 -
旧井澤家住宅で田楽座公演
伊那市西町の旧井澤家住宅で、歌舞劇団田楽座の公演が13日にあった。
古民家を使って伝統文化を継承していこうと、井澤家住宅を管理している伊那部宿を考える会が計画した。
田楽座は、伊那市富県を拠点に全国的に活躍している歌舞劇団で、踊りや笛、太鼓による伝統芸能を披露した。
獅子舞では、獅子が観客席に飛び込んで、来場者の頭などをかんでまわった。
伊那部宿を考える会の矢沢巧会長は、「忘れかけた日本のふるさとを思い出してもらい、伝統文化を継承していきたい」と話してた。
その昔、井澤家住宅で遊んだことがあるというお年寄りは、「ここに来るととても懐かしい」と当時のことを思いだし懐かしんでいた。
この日、旧井澤家住宅周辺には、太鼓や笛の音が響いていた。 -
伊那市西春近諏訪形御柱祭斧入れ
七年に一度行われる、伊那市西春近諏訪形の御柱祭。
13日は、四本の御柱を伐採する、斧入れ式が区内の山林で行われた。
式には、諏訪形諏訪神社の氏子ら、およそ40人が参加。
最初に、一の柱の前で、祭りの安全を祈願し、神事が行われた。塩や酒で清めを行い、斧入れ班の池上義郎 班長が、柱に切りこみを入れた。
その後、木遣りの合図で、一の柱の伐採作業が始まった。
今回、一と二の御柱は、幹の太がおよそ2メートル近くある大木の為、実行委員会では、安全に配慮し、初めて伐採を業者に委託。伐採を行った担当者は、電動ノコギリを慎重に動かし、10分程で一の柱を倒した。
柱が倒れると、参加した氏子らは、写真を撮ったり、年輪を数えたりして、無事に柱が倒れた事を喜んでいた。
13日は、一の柱から四の柱を順番に倒し、午後1時半過ぎに四本すべての柱が倒された。
四本の御柱は、山に寝かされ、9月の山出しの時を待つ。 -
子ども地球サミット制作発表
南箕輪村で7月30日から3日間の日程で開催が予定されているエコロジー啓蒙イベント、「子ども地球サミット」の制作発表会が13日、村公民館であった。
「子ども地球サミット」は、村からエコの大切さを発信していこうと開かれるもので、今年で3回目。
南箕輪小学校を会場に行われるエコミュージカルは、介護を題材に「人にやさしい、地球にやさしい心」の啓発がテーマ。
初年度から特別講師を務めている元宝塚歌劇団の但馬久美さんの他、韓国を代表する伝統音楽演奏者、キム ドクスさんらによるスペシャルコンサートも行われる。
この模様は、インターネットでライブ配信されることになっている。
子ども地球サミットは、7月30日から3日間村内で開かれ、ミュージカルは、8月1日に南箕輪小学校の体育館で行われる。 -
バラ祭りに合わせて周遊バス運行
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで開かれているバラ祭りに訪れた人たちに、商店街にも寄ってもらおうと12日から高遠の商店街を通る周遊バスの運行が始まった。
このバスは、ローズガーデンの交通渋滞緩和や商店街の活性化を目的に運行された。
商店街では、バス利用者にバラの小鉢をプレゼントするほか、各店舗で商品の割引きサービスなどを行っている。
周遊バスの運行と商店街でのサービスは、13日、19日、20日にも実施される。