-
かんてんぱぱくぬぎの杜で9、10日に山野草展
信州伊那野草会は9日、10日、伊那市西春近のかんてんぱぱくぬぎの杜で山野草大展示会を開く。
8日は、野草会のメンバーが、展示会に備えて準備を進めていた。
会場には、シラネアオイやサンカヨウなど、この時期に見頃を迎えている山野草、200種類、350鉢が整然と並べられている。
飯島隼人会長は「会員たちが心のよりどころとして丹精込めて育てたものばかり」と話し、多くの来場を呼びかけている。
信州伊那野草会は、上伊那を中心に25人の会員がいて、随時会員を募集している。
この山野草大展示会は、9日、10日、かんてんぱぱガーデンより南に1.2キロのくぬぎの杜で開かれる。 -
権兵衛街道活性化協議会が解散
権兵衛トンネルの開通に伴い、伊那地域と木曽地域の連携強化や活性化を目的に活動してきた権兵衛街道活性化協議会が8日、「一定の役割を果たした」として、解散した。
この日は、協議会を構成する伊那、木曽地域の市町村や関係団体が集まり、協議会の解散を承認した。
同協議会は、権兵衛トンネルの開通に伴い、平成17年に発足。伊那地域、木曽地域の連携を強化するため、トンネル開通記念イベントなどを開催したり、観光PR活動を展開してきた。
こうした取り組みに「一定の成果があった」として、協議会を解散することになった。
今後は、上下伊那の観光協会などでつくる連盟と、木曽観光連盟が連携しながら、事業を引き継ぎ、観光PRや、商品の開発、観光ルートの検討などをする。
トンネル開通後の影響として、木曽側の出席者からは「木曽地域の住民が日常生活で伊那側へ頻繁に訪れるようになっている。今後、木曽地域として、どうにかしなければならない」といった意見が出た。
協議会の会長を務める小坂樫男伊那市長は「観光は広域化しており、今後、全体の発展を考え、お互いに取り組んでいかなければならない」と語った。 -
伊那市西箕輪中条で花まつり
伊那市西箕輪中条で8日、釈迦の誕生を祝う花まつりが行われた。
中条地区では、花が咲く時期に合わせ、地区住民が一カ月遅れで花まつりを行っていて、昔から公民館が会場になっている。
3年前からは、近くの西箕輪南部保育園の園児が参加していて、この日も年少から年長の園児60人ほどが訪れた。
手を合わせた後、ツツジや八重桜、チューリップなどで飾った小さなお堂に向かい、釈迦像に甘茶をかけた。
地域のお年寄りは、「行事を通して触れ合うのは、お互いに楽しいこと。大人になるまで忘れないでいて、行事を受け継いでもらえたらうれしい」と話していた。 -
糸鋸亭ナルカリさんが糸鋸寄席
「こどもの日」の5日、伊那市では電動のこぎりを使って木のおもちゃを作る糸鋸亭ナルカリさんのパフォーマンスが披露された。
このパフォーマンスは、伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームの工房Cooのイベント「昔あそび」に併せて行われた。
ナルカリさんは、木曽で木を使ったおもちゃを制作していて、この日は集まった人たちからのリクエストに答えて鳥や動物などを即興で作った。
集まった人たちからは、ナルカリさんの鮮やかなパフォーマンスに歓声が起こっていた。
この日は、こま回しなど昔なつかしい遊びのコーナーが設けられ、大人から子どもまで遊びに夢中になっていた。 -
箕輪町上の平城跡の斜面を“果実の里”に
箕輪町南小河内の住民有志は、区内にある上の平城跡の斜面を整備し「果実の里」にする取り組みを始めた。
上の平城跡の斜面は、これまで人の手が入らず荒廃地となっていた。
区の住民有志らは、この場所を花や果物の収穫が楽しめる「果実の里」にしようと、整備に乗り出した。
これまでに樹木の伐採や下草刈りを行ったほか、遊歩道を造った。
5日にはアンズや桃、しだれ桜の植樹をした。
地区内でワインづくりなどをしているグループで、荒廃地の整備を計画した「信州みのわもみじ湖夢くらぶ」の根橋英夫代表は、「この場所が箕輪町の名所の一つになれば」と活動に意欲をみせる。
植樹作業には、夢くらぶのメンバーのほか、整備計画に賛同した区内の有志約40人が共に汗を流した。
夢くらぶでは、将来的にアンズや桃のオーナーを募集しオーナーには収穫を楽しんでもらう計画をしている。
また、アンズや桃の数も徐々に増やしていくという。 -
電気機関車内部公開
箕輪町の郷土博物館は5日、「こどもの日」イベントで、博物館入口に展示している電気機関車を公開し、子どもたちが運転士気分味わった。
この電気機関車は1960(昭和35)年から15年間、当時の国鉄飯田線を走った。
役目を終えてからは、町が譲り受け博物館前に展示している。
イベントには親子連れが訪れ、運転席に乗った子どもの姿を写真に納めたり、電気機関車の中を見学していた。
また、博物館で保存している蓄音器を使って伊那電気鉄道の歌も流した。
私鉄の伊那電気鉄道は、1909(明治42)年に開業し、辰野から飯田の天竜峡までを走っていたが、1943(昭和18)年に国有化した。
訪れた人たちは、担当者から伊那電気鉄道や電気機関車の話を聞き、伊那谷の鉄道の歴史に触れていた。 -
浮き玉三角ベースボール大会 大芝高原で開催
南箕輪村の大芝高原で3日、飲酒OK、コスプレOKというちょっと変わった三角ベースボール大会が開かれた。
親睦を兼ねた浮き玉三角ベースボールの中部リーグ伊那大会で、全国から100人が参加しプレーを楽しんだ。
漁業用の網につける浮きをボールとして使用するこの競技。漁師のレクリエーションとして浮きをボールに、流木をバットにして楽しんだのが始まりとされている。
これを作家の椎名誠さんが競技として確立し、浮き玉三角ベースボール連盟を設立。全国8ブロックごとにリーグ戦を繰り広げている。
加盟チームは、その地域色が出たチーム名をつけることになっている。
上伊那からは、「伊那ざざむし団」(監督・木下信一さん)が中部リーグに加盟している。
競技は、同点の場合はホームラン競争で、飛距離が長いチームが勝ちとなる。
大会では、メイド姿のコスプレでピッチャーを務める人もいた。決め球は「萌えボール」。楽しみながらプレーしていた。
大会では、参加8チームの中で「伊那ざざむし団」が東京・大阪の混成チームに6対5で勝ち、優勝した。 -
高烏谷山ハイキング
絶好の行楽日和となった3日、伊那市の富県区民を対象にした恒例の高烏谷山区民ハイキングがあった。
ハイキングには、区民を中心に550人が参加し、高烏谷山頂上付近のつが平まで2時間かけて歩いた。
参加者たちは、残雪の中央アルプスを眺めながら、新緑の中のハイキングを満喫していた。
つが平では、区内にある富県小と新山小の交流もあり、代表児童による学校紹介のほか、児童がそれぞれの校歌を歌った。
参加者たちは、家族や地域ごと、また仲間たちと弁当を広げ、連休の1日を楽しんでいた。 -
おはなし広場 男性職員読み聞かせ
伊那図書館で6日、男性職員による本の読み聞かせがあった。
連休中のイベントとして行われたもので、会場には約30人の親子が訪れ本を楽しんだ。
男性職員が読み聞かせをするのは今回が初めて。4人の職員がそれぞれ選んだ本を子どもたちに紹介したり、手遊びをしたりと、工夫を凝らし楽しませていた。
職員のほか、父親5人のグループ、パパ’s絵本プロジェクト伊那のメンバーによる読み聞かせや歌などもあった。
ある母親は、「アクションが多くて子どもと一緒に楽しめた」と話していた。 -
南箕輪村文化財「人体文付有孔鍔付土器」 大英博物館展示へ
南箕輪村指定文化財となっている縄文時代の土器が、イギリスの大英博物館で開かれる日本の古美術展覧会に出品される。
出品するのは、村所有の文化財「人体文付有孔鍔付土器(じんたいもんつきゆうこうつばつきどき)」。
文化庁の推薦を受け、イギリス・ロンドンにある大英博物館で今年9月から開かれる土偶展に出品することになった。
ほかに出品される土器や土偶は、国宝や国の重要文化財に指定されているものが主ということで、今回の推薦を村職員も驚いている。
この土器は、約4500年前の縄文時代中期のもので、南箕輪村久保の上ノ平遺跡から発掘された。
穴が開けられ、鍔(つば)がある土器は出土数が少なく、さらに人体の文様が立体的に付けられたものはほかにあまり類をみない貴重なものだという。
展示会は、9月から11月まで大英博物館で、12月からは東京国立博物館で予定している。
土器は現在、北佐久郡御代田町で開いている展示会に貸し出していて、村郷土博物館に展示しているのはレプリカ。
郷土博物館では、土器がイギリスに出発する7月中旬を前に1週間ほど特別展示会を開き、土器を公開する予定。
なお、南箕輪村所有の文化財が海外へ出品されるのは今回が初という。 -
新型インフルエンザ対策本部設置
新型インフルエンザの国内進入に備え伊那市は7日、新型インフルエンザ対策本部を設置した。
対策本部は、国内に新型インフルエンザが侵入した場合、市として迅速かつ適確に対応していくために設置した。
小坂樫男市長を対策本部長に、副市長、教育長、総合支所長、各部局長ら17人で構成する。
国内での感染者が発生していない現時点では、市民に対し、新型インフルエンザの発生状況に関する情報を提供したり、健康不安などの相談に応じる。
予防対策としては、マスクの着用、手洗い、うがいの徹底を促すほか、新型インフルエンザが流行している外国から帰国し感染の症状が出ている人には、直接医療機関を受診せず、伊那保健福祉事務所に連絡するよう呼びかける。
小坂対策本部長は、「いたずらに不安をあおる必要はないが、相談体制の確立や市民への情報提供は大切。きちんと検討していただき、今後に備えてほしい」と話した。
伊那市では現在、新型インフルエンザ対策として5030枚のマスクを備蓄しているという。
また、南箕輪村は4月30日、箕輪町は5月1日に対策本部を設置している。 -
伊那市身障協の福祉有償運送 順調
2月にスタートした伊那市身体障害者福祉協会の福祉有償運送が、1カ月間で150人が利用するなど順調に運営されている。
福祉有償運送は、障害者の交通手段確保のため2月に開始。これまで、平均で1日6.6人、1カ月で150人の利用があり、利用登録者数も8人増加の75人となっている。
協会によると、平成20年度は340円の赤字が出たが、利用者も多く、また事故もなく順調に運営できているという。
また、東京の独立行政法人福祉医療機構から200万円の補助が出ることが内定していて、この補助金で車イスのまま乗車できる福祉車両を購入する予定。
竹松孟会長は、「利用が増えるということは交通事故のリスクも増えること。これまで以上に安全面にも配慮していきたい」と話している。 -
「088(わはは)の会」が子育て情報誌発刊
小児科医のアドバイスや子どもに関するイベントなどを紹介する子育て情報誌が発刊される。
情報誌を作っているのは、伊那市内に住む子育て中のお母さん達で作る「088(わはは)の会」。
メンバーは、伊那図書館東にある木のおもちゃ専門店「どうぞのいす」の呼びかけで、子育てに役立つ地域の情報をまとめた冊子を作ろうと、今年3月から活動してきた。
情報誌では、小児科医へのインタビューを始め、伊那市の子育て支援制度、イベントなどを紹介している。
また、母親の目線で見た子育て支援センターなどの体験レポートも今後掲載する予定。
この「コドモもオトナも育ち合う子育て情報誌088(わはは)通信」は5月の連休明けに市内の公民館や図書館などに置く予定で、無料で持ち帰ることができる。
会では、季節ごと年4回の発行を予定していて、「いずれは子どもからお年寄りまで参加できるイベントや講座も企画したい」と話している。 -
南箕輪中部保育園で運動会
南箕輪村の中部保育園で1日、運動会が開かれ、園児がこいのぼりの下で元気に走り回った。
この運動会は、新年度が始まって1カ月が過ぎ、保育園に慣れてきたころに、子どもたちに皆で行動する楽しさを味わってもらおうと毎年開いている。
青空をこいのぼりが泳ぐように元気に育ってほしいとの願いも込められていて、グラウンドにはこいのぼりを飾っている。
かけっこや玉入れ、リズムなどの種目に、未満児から年長まで全園児160人が参加した。
グラウンドには、子どもたちの元気な声援が響いていた。 -
青いアサガオ種まき
青いアサガオを観光に役立てようと箕輪町上古田で1日、アサガオの種まきが行われた。
青いアサガオは、上古田の住民でつくる「これからの農業林業を考えるEグループ」が栽培している。
地域ぐるみで景観づくりに取り組もうと、地元長寿クラブ、箕輪西小学校3年生、上古田保育園の園児も種まきに参加した。
アサガオ畑は、箕輪西小学校の東にある休耕田約21アール。
参加者は、マルチに開けた穴に2粒ずつ種をまいていた。
Eグループでは、「毎年、県内外から多くの人がアサガオを見に訪れる。今年もきれいに育ってほしい」と話していた。
青いアサガオの花の時期は、8月中旬から10月末ごろという。 -
わんぱくひろば
子どもたちが自然に親しみながら遊ぶ「わんぱくひろば」が29日、伊那市の春日公園で開かれた。子どもや家族連れ700人ほどが集まり賑わった。
わんぱくひろばは、30年以上続く恒例行事で、ボーイスカウトなど市内の団体がコーナーを設けた。
中でも人気だったのは、子どもたちの要望で2年振りに復活したスーパーロデオ。ロープに引っ張られ激しく前後する乗りもので、子どもたちは乗り終わるとまた列に並び、順番を待っていた。
乗り終えた子どもは、「段々速くなって少し怖かったけれど、おもしろい」と話していた。
会場には、体を使う遊びのほか、キーホルダーなどを作るコーナーもあり、賑わっていた。 -
ジャンボマス放流
釣り客の増える大型連休に合わせ29日、上伊那地域でジャンボマスが放流された。
天竜川漁業協同組合が行っているもので、上伊那の3カ所で合計240キロ分のジャンボマスを放流した。
伊那市の高遠ダムでは、体長50センチ、1キロ前後の魚100匹ほどを放流した。
毎年この放流を楽しみにしている釣り人も多く、この時期が近付くと漁協への問い合わせも増えるという。
今年も放流が始まるころには10人ほどがダムを訪れ、早速釣りを楽しんでいた。
天竜川漁協では、「たくさん放流したので、釣りをして連休をしっかり楽しんでほしい」と話していた。 -
日本禁煙友愛会伊那支部定期総会
社団法人日本禁煙友愛会伊那支部の定期総会は28日開き、今年度の事業計画などを承認した。
総会には伊那市と南箕輪村の会員約70人が出席し、昨年度の事業、決算を承認した。
今年度の事業計画案も示し、昨年度同様の出前講座や文房具の贈呈など子ども対象の禁煙教育や、社会福祉事業などを承認した。
役員については、本部役員の1人増員を了承した。
会員増加に貢献した井地政久さんと埋橋良和さんの表彰もあった。
会では、「子どもたちには、大人になってもタバコを吸わない健康な人になってほしい。会員を増やし、活動を進めていきたい」と話していた。 -
青島交流センターで祝賀会
完成したばかりの伊那市の青島交流センターで2日、地域住民が完成祝賀会を開いた。
青島地区の約80人が集まり、センターの完成を祝いながら親ぼくを深めた。
あいさつで北村弘区長は、「ここが青島区民にとって文化の集いの場となり、青島に住んでいて良かったなと感じてもらえる地域になればと思う。末長く利用してほしい」と話した。
また祝賀会では、過去の公民館の歴史を振り返る催しもあった。
青島区の初代公民館が、円通庵という観音堂だったことや、2代目公民館が工場の格納庫を再利用していたことなどがスライドとともに紹介され、集まった人たちは、興味深そうに耳を傾けていた。 -
春の叙勲 瑞宝双光章 内藤英昭さん
伊那市西町の内藤英昭さんは、更生保護功労で瑞宝双光章を受賞した。
長桂寺住職で71歳。昭和45年から保護司を務め、39年目になる。
犯罪を犯してしまった未成年から大人までの社会復帰を手伝ってきた。
「住職だからこれまでやってこれた」と振り返る。
「だまされることは、もちろんある」。保護の対象者が生活状況を報告してくるが、実は全然違っていたということが時々あるという。
「また悪いことをやっているのではと疑いを持つことよりは、がんばってくれているな、しっかり社会生活してくれているなと、私はまずそっちの見方をする。相手との信頼関係を築くと、どんどん本音を言ってくれる」
保護司として、「相手を信用する」ことを心がけてきたという。 -
春の叙勲 瑞宝小綬章 荒井孝さん
伊那市高遠町在住の荒井孝さんは、地方自治功労で瑞宝小綬章を受章した。
現在83歳で、NPO法人伊那芸術文化協会理事を務めている。
1956(昭和31)年、伊那北高校を卒業後、県職員に採用された。
県消防学校長、県人事委員会事務局長を歴任し、平成9年に県伊那文化会館館長となり、平成10年に定年退職した。
県職時代は、「地域の住民の方々に役立つ仕事か、という観点で見て、いい仕事をしたいとやってきた」という。
救急隊員に救急救命士の資格のある人を配置することが急務となり、救急救命士養成のための体制づくりにも尽くした。
「なるべく早く救急救命士の国家試験を受けられるようにとやってきた。それが今、救急職員の中に救急救命士が増えてきているので、役に立ったかなと思う」
今の県政については、「もっと分かりやすい、身近な県政にしないといけないのかなと思う」と話した。 -
市町村対抗駅伝 箕輪町チーム激励会
10日に松本市で開催される長野県市町村対抗駅伝に出場する箕輪町チームの激励会が30日夜、町文化センターで開かれた。
一般の部と小学生の部に出場する選手やチームの関係者ら約30人が出席した。
一般の部の竹入平治監督は、「勝負は時の運もあるが、精一杯の力を出し、上位入賞を目指したい」と話した。
また、小学生の部の唐沢文生監督は、「大会での経験がいい思い出となるよう走ってほしい」と話していた。
小林通昭教育長は、「これまでの記録を上回るようチームワークを発揮し、たすきを繋いでほしい」と選手達を激励した。
市町村対抗駅伝は10日に松本市で開催。去年の箕輪町チームの成績は、一般、小学生とも総合30位だった。 -
囲いワナでニホンジカ捕獲
伊那市高遠町の入笠牧場に設置しているニホンジカ捕獲用の柵で、シカ9頭が初めて捕獲されたことが30日、分かった。
JA上伊那によると、捕獲したのは26日で、メスのニホンジカ9頭。
シカは、その日のうちに猟友会が駆除した。
入笠牧場には、県や伊那市、JAなどが、一昨年11月から囲いワナとして柵を設置しているが、今までニホンジカの捕獲には至っていなかった。
JA上伊那では、「人の出入りが少ない時期で、シカの警戒心が薄れたため捕獲できたのではないか」としている。 -
保科正之公講演会
旧高遠藩主保科正之を祭る神事と、正之に関する講演会が29日、伊那市高遠町で開かれた。
神事は3年前から毎年、正之が生まれた5月7日付近に行っている。
今年は正之生誕398年。会場には、保科正之の大河ドラマ化実現のための全国組織、上伊那の市町村議員連盟など50人が参列した。
小坂樫男伊那市長は、「大河ドラマ化は必ずや実現すると確信している。これからもご協力いただきたい」とあいさつした。
そのあと開いた講演会は、4月4日に建立した正之と母お静の像の建立記念として開いた。
講演者のうち、江戸幕府を築いた徳川家康から数えて18代目となる徳川恒孝さんは、戦国時代から江戸時代への変化について説明した。
徳川さんは、江戸時代に貨幣経済が発展し経済状態が安定していたことを話し、「正之公の政治は儒教を基礎としたモラルの高いものだった。正之公は経済安定のキーマンだった」と解説していた。 -
新型インフルエンザに備え
防護服着脱実習
伊那保健福祉事務所は1日、新型インフルエンザの発生に備え、職員対象の防護服実習をした。
午前午後に分かれ、職員全員が実習を受けた。
担当職員からスライドを使って防護服の着用方法や脱ぐ順番などを学び、実習に入った。
担当職員は、「手袋は二重にはめ、袖口をしっかりふさぐこと」「服や手袋の外側は汚染されているので触らないように脱ぐこと」と指導していた。
伊那保健福祉事務所には、1日午後4時現在19件の問い合わせがあるが、新型インフルエンザに感染したというものはなかったという。
同事務所では、「海外から戻り体調に不安がある人は、医療機関を受診する前に、まず相談窓口に連絡してほしい」と呼びかけている。
相談窓口は、午前9時から午後9時まで電話対応していて、10日までは無休で対応するという。 -
3月の有効求人倍率0・37 過去最低
伊那公共職業安定所は1日、3月の労働市場概況を発表した。3月の月間有効求人倍率は、過去最低となった2月をさらに下回る0.37倍。2カ月連続で過去最低を記録した。
3月末現在、5446人が職を求めているのに対し、企業の求人はその半分にも満たない1988人。月間有効求人倍率は0・37倍。求職者100人に対し37人しか就職できない数字となっている。
また、実際に求人募集があっても、福祉分野や営業職などが多く、資格や経験などが求められるため、製造業の離職者などは、なかなか職につけない状況にある。
伊那職安によると、求職者が増え始めた当初は、非正規労働者で解雇された人の相談が目立ったが、現在は正社員で職を失った人の相談が増えているという。
新規求職者は、昨年の12月以降、毎月千人を超えている。
一方、企業の新規求人数は昨年の11月以降、毎月千人以下となっている。
職探しは長期化傾向にあり、伊那職安では、4月以降も求職者にとって厳しい状況が続くと見込んでいる。 -
南箕輪村議会 初の女性副議長誕生
南箕輪村議会の正副議長選挙が1日行われ、議長に原悟郎さん、副議長に山本昭子さんが当選した。女性が副議長となるのは、明治8年に南箕輪村が発足して以来初となる。
正副議長の申し合わせ任期2年の満了に伴う選挙で、議長は、無記名投票により10票中8票を集めた2期目の原悟郎さんが選ばれた。
原さんは、「住民の声を村政に届ける役目を果たし、村の反映のため力を尽くしたい」とあいさつした。
副議長は、10票中8票を集めた1期目の山本昭子さんが選ばれた。
女性が副議長に選任されるのは、村制が発足した1875(明治8)年以来、初になる。
山本さんは、「議員経験は浅いが、女性の目線を生かして議会運営がスムーズにいくよう力を尽くしたい」とあいさつした。
正副議長の任期は申し合わせにより2年。 -
春の叙勲 旭日双光章 野溝和男さん
伊那市西春近の野溝和男さんは、地方自治功労とスポーツ振興功労で旭日双光章を受賞した。
野溝さんは76歳。昭和50年から6期24年伊那市議会議員を務めた。
また一方でソフトボールの普及にも力を注ぎ、昭和50年から長野県ソフトボール協会の役員を歴任。現在は、副会長としてソフトボール愛好者の底辺拡大に取り組んでいる。
市議会議員時代は、「保守、革新などあって対抗もいろいろあった。何を決めるにもなかなか厳しかった」と振り返る。
ソフトボールについては、「女子の発掘、女子チームに力を入れてきた。まあまあのところまできている。女子に力を入れるべきと話している」と語った。 -
春の叙勲 旭日双光章 長田國廣さん
南箕輪村在住の長田國廣さんは、保健衛生功労で旭日双光章を受章した。
南箕輪村出身で現在83歳。新潟医科大学付属医学専門部を卒業後、医学博士の学位を取得した。
伊那中央病院などに務め、1961(昭和36)年に南箕輪村に長田医院を開設。上伊那医師会の会長や県医師会理事を務めた。
長年、校医を務めている。「責任を負わされている。小中学校の行事のときに健康診断をやらないといけない。数が多くてね」。
村内には医者が少ない。「私はここの出身だから、どこにも行かない。だから医学的な仕事は一切やりますと、骨をうずめるまでやると約束した。診療時間は決まっているけど、何かあれば必ず飛び出していく」。こうして村の地域医療を担ってきた。 -
メーデー
雇用確保など訴え
5月1日は労働者の日、メーデー。
派遣労働者の解雇などが相次ぐ中、伊那市内では、労連系の労働組合が雇用の確保などを訴え、アピール行進をした。
1日は高校の教職員組合や上伊那医療生協の労働組合など20団体300人が参加し、派遣労働者の労働条件改善や医療、年金制度の充実などを訴えるプラカードを持ち、いなっせ前から伊那北駅までの間を歩いた。
また、アピール行進に先立ち開いた大会では、政府や自治体に対し、雇用セーフティーネットの整備などを求める内容を盛り込んだメーデー宣言を採択した。
島崎明実行委員長は、「経済危機の影響で日本では派遣労働者などの大量首切り、中小企業の倒産が相次いでいる。働く者の団結で、雇用を守り、生活と権利を守っていこう」と訴えた。