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教育事務所再編
伊那、飯田の統合で南信教育事務所に県教育委員会は、県内6カ所ある教育事務所のうち東信地区と南信地区の事務所を統合することを決めた。
9日に開いた県教育委員会の定例会で、再編の対象となる教育事務所について検討した。
その結果、教育事務所を北信・東信・中信・南信の4カ所にする案が了承された。
これにより、伊那教育事務所と飯田教育事務所を統合して伊那市に南信教育事務所を設置する。
また佐久教育事務所と上田教育事務所を統合して小諸に東信教育事務所を設置することになり、6カ所ある教育事務所は4カ所に統合される。
飯田教育事務所については、地域が広いため南信教育事務所の支所として存続させ、教育相談・学校指導などの業務を行うという。 -
高遠高2年松澤ジアン成治君が優勝報告
7月に行われた全国高校総体・棒高跳びで優勝した、高遠高校2年の松澤ジアン成治くんが9日、伊那市役所を訪れ、小坂樫男市長に優勝報告した。
松澤くんは、今年の北信越高校総体・男子棒高跳びで、自己ベストの5メートル5センチを記録していたが、全国高校総体ではそれを5センチ上回る、5メートル10センチを記録し、優勝した。
松澤くんは、身長167センチで、棒高跳びの選手としては低い方だという。今後は、それをカバーできるように助走などを安定させ、記録を伸ばしていきたい-と話している。
松澤君は、10月3日から大分県で開かれる、おおいた国体にも出場する予定。 -
伊那西高校でスポーツフェスティバル
保育園児も参加伊那西高校の文化祭企画、スポーツフェスティバルが9日、西春近北保育園の園児も参加して行われた。運動会お馴染の競技のほか、園児を交えて踊りが披露された。
参加したのは、高校の近くにある西春近北保育園の年中・年長の園児。伊那西高2・3年生で保育の授業を選択している生徒と、家庭科クラブの部員が一緒に踊った。
保育園とは普段から交流があり、去年からスポーツフェスティバルで一緒に踊りを披露している。
園児と高校生は、息の合った踊りを楽しそうに発表していた。
スポーツフェスティバルは、クラスマッチ形式の競技と、赤・白・青のチーム種目の2種類がある。
クラス対抗の競技では、20人21脚が行われた。生徒たちは、足を結び、かけ声をそろえて走った。まっすぐゴールできるチーム、途中で体勢が崩れてしまうチームとさまざまだったが、仲間の応援を受け、ゴールを目指していた。 -
箕輪進修高校の新校舎完成
今年度から多部単位制としてスタートした箕輪進修高校にこのほど、新しい校舎が完成した。
新しい校舎は、現在ある管理棟の北側に建設され、鉄骨3階建て、延べ床面積は1385平方メートル、総事業費は約2億8000万円。
1階には化学教室や、夜間部の生徒と教員が夕食をとる食堂が設けられた。
2階は夜間部の生徒専用で教室が4つある。1クラス30人程度の少人数学級のため、普通の教室より少し小さく造られている。
3階は1部2部3部の生徒の共用スペースとなっている。多目的教室が設けられ、ここでは各部ごとに生徒が集まり、授業をしたり時間割などの連絡を一斉にできるようになる。
今週中には各教室の机などの備品がそろえられ、来週から一部、使用が始まるという。
箕輪進修高校では教室数も増え、選択科目も実施しやすくなったという事で、「変化に富んだ選択肢のある多部単位制の特長を活かすひとつの条件が整った」と話している。 -
伊那市で住宅火災
6日の夜9時30分頃、伊那市で住宅火災があった。
伊那警察署の発表によると火事があったのは、伊那市西春近の酒井保人さんの住宅。火はおよそ1時間30分にわたり燃え続け、木造瓦ぶき建ての住宅およそ200平方メートルが全焼した。この火事によるけが人はない。
原因については現在伊那署で調べている。 -
過疎・中山間地域振興条例制定検討調査会が高遠町三義視察
県議会議員でつくる、過疎・中山間地域振興条例制定検討調査会のメンバーは8日、伊那市高遠町と長谷で視察をした。
この調査会は、過疎に悩む中山間地域の振興を目的とした条例の制定を検討しようと発足したもので、メンバー10人が長谷の浦と高遠町の三義の視察をした。このうち三義では、農事組合法人「山室」の代表理事・伊藤忠彦(ただひこ)さんが、組合の取り組みなどについて説明した。
この組合では、地元の酒蔵と契約し酒米をつくる取り組みや、都会に住む人が田んぼのオーナーとなり農業体験をするイベントなどを説明した。
伊藤さんは、「昔みたいに、生産する農業だけでは、生活も成り立たないし、後継者も育たない。農家も工夫をするが、今後も県など行政の支援をいただきたい」と話した。
調査会会長の木下茂人議員は、「条例の制定が必要かは、議論を重ね慎重に検討していきたい」と話した。 -
南箕輪村議会9月定例会開会
南箕輪村議会9月定例会が8日開会し、村の平成19年度決算を示した。
村の示した決算書によると、平成19年度の歳入総額は、47憶2千万円で歳出総額は44憶2千万円だった。翌年度以降へ繰り越しする事業費などを差し引いた収支金額は、2憶7千万円の黒字となった。
唐木一直村長は開会にあたり「今後も財政の健全化につとめていきたい」とあいさつした。
今議会には、条例案件5件、補正予算案件5件など19議案を上程している。17日・18日に一般質問、19日に委員長報告・採決を行う予定。 -
箕輪町 「コンビニ納税」実施を平成22年度に延期
箕輪町は、H21年度から予定していたコンビニエンスストアで税金が支払える「コンビニ納税」の実施を、H22年度に延期した。8日開いた箕輪町議会一般質問のなかで、収納対策についての質問に平澤豊満町長が答えた。
町では当初、H21年4月からの実施を予定していたが、上伊那情報センターの新システムの稼働時期と重なるため延期となった。
コンビニ納税は、住民税や軽自動車税、固定資産税など、町に収めるすべての税金が全国のコンビニエンスストアで支払えるもので、箕輪町では、利便性の向上を図る事で収納率アップにつなげていきたい考え。
同じくコンビニ納税を検討している伊那市も、実施をH22年度に延期している。 -
箕輪町防災訓練 アマチュア無線愛好家が初参加
箕輪町は7日、町民およそ2200人が参加して、地震を想定した防災訓練を行った。
町役場では、先月下旬に町と災害時の情報伝達で協力協定を結んだ町のアマチュア無線愛好家が、訓練に参加した。愛好家グループの20人ほどが、各地の避難所などへ駆けつけ、役場に無線で連絡した。
町では、「緊急時には携帯電話の使用が制限されるので、無線は有効な手段。町の無線の数は限りがあるので非常にありがたい」と話していた。
愛好家たちは、さらに効率的な動きが出来るように確認しながら訓練していた。
役場職員は、災害対策本部を設置し、被害の状況が刻々と移り変わり、その状況に応じて対策を講じるロールプレイング方式で、各地の被害状況を確認する訓練をした。今年は、庁舎外の雰囲気も感じる必要があると、役場職員も避難所に赴き、各地区の訓練に参加した。町では、「災害時には、職員も被災して、役場に来られないことも想定される。様々な場面を想定して訓練したい」と話した。
また、松島コミュニティーセンターでは、震度6強の地震が発生したとの想定で訓練が行われた。
区民180人ほどが参加し、8人1組で1つの家族と想定した初めての訓練で、参加者の中には、遠くから遊びに来ている友人、帰省中の孫、要介護者、けが人などの役割を与えられている人もいて、お互いに助け合って避難していた。
箕輪町では現在、支え合いマップの作成を進めると共に、自主防災組織の見直しを行なっている。今年度中には、15区のうち10区で、新たに自主防災組織が立ち上がる予定で、災害に強い地域作りが進められることになっている。 -
実年ソフト大会 イーナちゃんクラブ敗退
6日から開催されていた第17回全日本実年ソフトボール大会は、7日閉幕した。イーナちゃんクラブは、7日の三回戦で静岡県のチームに敗れた。
7日は、伊那市営球場でイーナちゃんクラブと静岡県代表チーム・実年静岡クラブが対戦した。1回に6点、2回に2点など得点を許し、また相手チームの投手を打ち崩せず、0対12で敗れた。
大会の結果、愛知県代表の名古屋クラブが、和歌山県代表チームを7対1で下し初優勝を果たした。
50歳以上を対象にした第17回全日本実年ソフトボール大会には、全国の都道府県代表48チームが参加し、3日間、熱戦を繰り広げた。 -
パカパカ杯ポニーレース大会開催
箕輪町一の宮のパカパカ塾で7日、ポニーレース大会が開かれた。
大会は、実際に馬に触ってもらう機会、また地域の人達に親しまれるものにしようと開かれていて、今年で7年目になる。
大会を開いているのはNPO 法人伊那ハーレンバレー「パカパカ塾」。子ども達にポニーの飼育などを体験してもらい、健全育成につなげようと活動している。
決勝戦では、タイムを競うものから、ユニークな障害物競走など、10レースが行なわれた。
レースには県内外から参加者があり、見学者をあわせるとのべ700人ほどが会場を訪れた。
参加者は、ポニーに振り落とされないように、必死に手綱をさばいていた。
パカパカ塾の春日幸雄理事長は「ポニーはひょうきんなところがあり、優しい動物、また、触れると温かいことに気付くと思う。この大会を、伊那谷の風物詩として定着させていきたい」と話していた。 -
信大でアマランサス講座 雑穀に理解深める
アマランサスやソバなどの雑穀について理解を深めてもらおうと、一般を対象にした講座が7日、南箕輪村の信州大学農学部で開かれた。
県内外から21人が講座を受講。講座では、アマランサスやそばを使った料理実習などが行なわれた。
公開講座は、地域住民に広く大学について知ってもらおうと、信大農学部が、昨年度から年に2回開いている。
今回は、地域振興に役立てようと研究・栽培を進めているアマランサスやソバをテーマに講座を開いた。午前中にアマランサスやソバについての講義を受けた後、午後は見学や料理実習を行った。
料理実習を担当したのは、松島憲一准教授。アマランサスを使った餅や、ソバクレープなどの料理が紹介された。松島准教授は、「アマランサスはきな粉と相性がいい。つぶつぶ、もっちりのこの食感はほかにない」と話していた。作られた料理は参加者が早速試食した。
信州大学では、「今回の講座も楽しんでもらったと思う。参加型の講座をこれからも開いてきたい」と話していた。 -
ソフトバレー全国大会出場挨拶
「はせくらぶ」「伊那ドリーム」が伊那市長訪問伊那市長谷を中心に活動する「はせくらぶ」と、上伊那で活動する「伊那ドリーム」の選手らは4日、ソフトバレーボールの全国大会出場の挨拶で市役所の小坂樫男伊那市長のもとを訪れた。
はせくらぶは、10代から60代まで40人ほどが所属するチームで、全国大会には40歳代前後が所属するメンズチームとレディースチームが出場する。
全国大会出場は、メンズが3年ぶり2回目、レディースが3年ぶり4回目の出場になる。
大会は予選リーグから始まるということで、両チームは、「頑張って1つ1つ勝ち、1位グループに入りたい」と意気込みを話した。
伊那ドリームは、上伊那を中心に活動し、伊那で毎週2回練習をしている男女混合チーム。60歳以上が出場する、全国健康福祉祭・ねんりんピックに出場する。
去年全国大会に出場したときには2位グループだったということで、「今年は1位を目指したい」と意気込みを話した。
はせくらぶの出場する大会は今月12日から神奈川県で、伊那ドリームが出場する大会は10月25日から鹿児島県で開かれる。 -
いなっせから園児が転落事故
6日の午後0時27分、伊那市駅前の生涯学習センタービル「いなっせ」4階から子どもが転落する事故がありました。
転落した子どもは病院に運ばれましたが、現在、意識不明です。
伊那警察署の午後2時55分の発表によりますと転落したのは伊那市日影の会社員小林哲也さんの長男5歳です。高さおよそ13メートルのいなっせビル4階から転落しました。
4階の会議室では、化粧品販売のイベントが行なわれていて母親と参加していました。
子どもは遊んでいてあやまって転落したものと見られています。なお、事故のあった部屋の窓までの高さは1メートル20センチでした。
原因については伊那署で調べを進めています。
この事故を受けて小坂樫男市長は、「まだ詳しい報告を受けていないし、伊那市主催のイベントで起きたことではないのでなんとも言えないが、痛ましく残念な事故。原因を良く調べ対策を立てたい」と話しています。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
山でジョギングを楽しむ
登山道や林道などをランニングして楽しむ「トレイルランニング」の講習会が、6日、伊那市高遠町の信州高遠青少年自然の家で開かれました。
この講習会は、県内の愛好家で作る、「長野県トレイルランニング協会」が普及や知識の向上などを目的に開き、県内外から10人が参加しました。
参加者は、会場付近の林道を走り、トレイルランニングを楽しみました。
約5キロの道のりを3時間かけ走り、舗装されていない登山道を走る為の基礎知識や、体力を温存するペース配分などについて教わりました。
協会によると、「ここ数年は、専門誌などの発刊もあり、愛好家も増える、一方で、登山経験の無い初心者の事故や怪我、山の環境を守らない人等も増えている」と言う事です
会では、この講習会を通して知識や技術の向上につなげて欲しいと話してしました。
山梨県から参加した後藤和雄さんは、「山の稜線を走りたいと思い今年からトレイルランニングを始めた。正しい基礎知識を身につけ帰りたい」と話していました。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
伊那商議所主催 どろカップ全国大会に38チーム
休耕田に水をはりサッカーを楽しむイベント、どろんこサッカー全国大会ドロカップが今日、明日の2日間、伊那市長谷で開催されます。
この大会は、伊那商工会議所青年部が伊那市の活性化につなげようと開かれたもので今年で3年目となります。
年々参加者も増えてきていると言う事で、今年は地元伊那市を始め松本や飯田などから38チームおよそ300人が出場しました。
今年は、2日間の日程で行われ、今日は仮装をするなどして、楽しみながらプレイできるエンジョイリーグが行われました。
参加者達は、おそろいのTシャツや被り物を身に付け黒河内の休耕田で熱戦を繰り広げていました。
明日は、サッカーやフットサルに近い本気の試合、ガチンコリーグが行われる事になっています。
伊那商工会議所青年部では多くの方たちに応援に足を運んほしいと来場を呼びかけています。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
箕輪町大出区が戦没慰霊祭
9/6 場所:大永寺 テープ:L‐34今福
○R箕輪町の大永寺(ダイエイジ)で、今日、大出地区社協戦没者慰霊祭が行われました。
○N式には、遺族など関係者 40人が出席し、日中戦争以降の戦没者・33人の霊を慰め、平和を祈願しました。
式の中で、大出区社会福祉協議会の井澤肇(イサワ ハジメ)会長は、「みなさんの犠牲もと、今日の平和がある。その事を忘れず、平和を追い求めていきたい」と式辞を述べました。
また、大出区戦没者遺族会の北川新一(キタガワ シンイチ)さんは「慰霊祭は、不戦への啓蒙活動、これからも大切にしてほしい」と話していました。
住職の読経にあわせ、遺族達は、慰霊碑に献花し平和への誓いを新たにしていました。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
みはらしぶどう園オープン
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで6日からぶどう狩りがスタートしました。
今シーズンの営業開始となった6日、ぶどう園には、中京方面を中心に家族連れや団体客が訪れ、ぶどう狩りを楽しんでいました。
管理事務所によりますと、今年の出来栄えは、夏の暑さも手伝って甘みは上々ということです。
ぶどう狩りは、ぶどう農家8戸でつくるみはらしぶどう生産組合が2ヘクタールの農場で実施しているものです。
今の時期、ノースレッドという甘い品種が主流ですが、時期が進むにつれてナイアガラや大粒のピオーネも食べごろになってくるということです。
入場料は、大人1000円、子どもが500円で食べ放題となっていて、10月下旬まで営業する予定です。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
全日本実年ソフト開幕 いーなちゃんベスト16入り
50歳以上を対象にした第17回全日本実年ソフトボール大会の1回戦と2回戦が6日行われました。地元、伊那OBは初戦敗退、いーなちゃんクラブはベスト16入りを果たしました。
大会には、全国の都道府県代表48チームが参加しています。
長野県からは、伊那市のイーナちゃんクラブと伊那OB、安曇野市の安曇野倶楽部の3チームが出場しています。
伊那OBは、1回戦、富士塚スポーツ公園で、愛媛県代表の角野実年クラブと対戦。 4回表に4対4の同点に追いつきますが、その裏4点、5回にも2点の得点を許し、10対4で破れました。
小牧文敏監督は、相手はバランスのとれた良いチーム。守備の差が出た。と試合を振り返っていました。
一方、地元枠として出場したイーナちゃんクラブは、伊那市営球場で2試合とも勝ち、明日行なわれる3回戦に駒を進め、ベスト16入りを決めました。
イーナちゃんクラブは、地元枠としてやまびこリーグから選手を選抜し試合に臨みました。
1回戦の相手は、鳥取県代表の実年鳥城クラブ。
1回の裏に先制されたイーナちゃんクラブでしたが、2回に2点をとりあっさり逆転。3回に3点、4回にも1点を加え、6対2で鳥取県代表を下しました。
2回戦は、北海道代表の帯広クラブ実年との対戦。1回に2点、2回に1点、4回に2点を得点。5回に2点を返されますが、その裏、スリーランホームランが飛び出し、8対3、試合を決めます。
結果は9対6で帯広を下し、明日の3回戦に駒を進めました。
明日は、優勝候補の一角、静岡県代表の実年静岡クラブと対戦することになっています。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
新宿区の企業、ますみヶ丘平地林で林業体験
伊那市と東京都新宿区との間で今年2月に締結された地球環境保全協定竏停・
ますみヶ丘平地林を活用しての環境の輪が広がりを見せています。
6日は新宿区に本社や支社がある事業者が林業体験をしました。
チェーンソーでの間伐材の切断や斧を使った蒔き割り体験をしたのは、東京電力新宿支社や東京ガスの社員など25人です。
一行は、午前9時に鳩吹公園に到着し、ますみヶ丘平地林へと移動しました。
平地林で新宿区民が間伐を行なうことでCO2削減につながるとして、森林整備を進めたい伊那市とCO2削減や区民の自然学習を進めたい新宿区の思惑が一致し協定締結の運びとなりました。
間伐が手付かずとなっている新宿区の森は、4000平方メートルあります。
新宿区では、区と区の事業者が環境活動に取り組んでいこうと、新宿区エコ事業者連絡会を組織していて、今回の林業体験もその活動の一環です。
今回指導にあたったのは、伊那市の桜守りでNPO法人伊那谷森と人を結ぶ協議会の稲辺謙次郎さんです。
稲辺さんは、間伐によるCO2削減の効果や森林の持つ役割などについて説明しながら実技指導をしていました。
新宿区エコ事業者連絡会では、「環境は区民と事業者を結ぶことのできる共通のテーマ。」だとしていて、今回の活動を通してさらに環境に関する取り組みを進めていきたい考えです。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
一枚の繪伊那大絵画展 伊那市で
洋画・日本画などの作品を一堂に集めた絵画作品の展示会が、伊那市のきたっせで、5日から開かれています。
会場には、洋画を中心に、日本画・水彩画などの作品150点が並んでいます。作品のなかには、版画家・棟方志功や、洋画家・東郷青児の作品などもあります。
この展示会は、美術雑誌を発行している一枚の絵株式会社が、全国を巡回して開いているものです。
今回の展示では、洋画家・半澤(はんざわ)満(みつる)さんが伊那谷の風景を描いた作品を集めたコーナーもあります。
仙丈ケ岳を描いたものが多く、伊那市美篶や西箕輪、南箕輪村の大芝からの眺めなど、見覚えのある風景が並んでいます。
半澤さんは、明日6日(土)の午後2時から、ギャラリートークを行うということで、作品の描き方や、そこに込めた思いなどを実際に作品を前にして聞くことができます。
この絵画展は、伊那市のきたっせで、8日(月)まで開かれています。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
全日本実年ソフト、伊那市で開会式
50歳以上の男性対象のソフトボール全国大会、第17回全日本実年ソフトボール大会の開会式が、今日、伊那市陸上競技場で行われました。
大会には、全国の県代表48チームが参加しています。
長野県からは、伊那市のイーナちゃんクラブと伊那OB、安曇野市の安曇野倶楽部の3チームが出場しています。
開会式では、伊那OBのキャプテン・天田章さんが選手宣誓しました。
長野県ソフトボール協会会長の小坂樫男伊那市長は、「伊那は3千メートル級のアルプスに囲まれた場所。ここでの皆さんの活躍をお祈りします。」と激励しました。
試合は6日から8日(月)まで市内6会場で行われ、イーナちゃんクラブは鳥取県代表と、伊那OBは愛媛県代表と初戦を戦います。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
伊那市で明るい選挙啓発ポスター審査会
明るい選挙の推進のため子供達が描いたポスターの審査会が5日伊那市役所で開かれました。
「明るい選挙啓発ポスターコンクール」は、伊那市選挙管理委員会や明るい選挙推進委員会が毎年この時期に行っているものです。
今年は市内の小学校から31点、中学校から62点、高校かたら4点の応募がありました。
審査の結果、最優秀賞となったのは、
小学校の部で西春近北小6年生の小林仁美さん
中学校の部で西箕輪中3年生の唐澤志帆さん
高校の部で高遠高校3年生の高島千晶さんとなっています。
コンクールに寄せられたすべての作品は10月5日勤労者福祉センター体育館などで開かれるイーナちゃん広場で展示される事になっています。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
中アの山岳写真展 いなっせで
宮田村在住の吉川覚さんと、駒ヶ根市在住の鎌倉國光さんによる、山岳写真の作品展が、伊那市のいなっせギャラリーで開かれています。
会場には、中央アルプスの四季折々の様子を収めた写真40点が並んでいます。
この作品は、中央アルプスの宝剣山荘などの山小屋を管理している吉川さんと、山が好きで山に登り、20年以上写真を撮り続けている鎌倉さんが撮影したものです。
会場には最近撮影したものが中心にならんでいますが、紅葉の写真だけは、10年ほど前のものだということです。
最近の紅葉は、温暖化で山の上も昔ほど気温が下がらないことから、鮮やかに色付かないということです。
実際山へ行くと、昔は寒かった時期が今はそれほどでもなく、高山植物の花の開花も2週間ほど早まっているということです。
吉川さんは、「同じ場所・同じアングルでも常に違った表情がある。風景とは一期一会、これからも撮り続けたい」と話していました。
この山岳写真の作品展は、9日(火)まで、伊那市のいなっせギャラリーで開かれています。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
伊那市が国税局OBを採用
伊那市は市税の徴収率の向上を図ろうと、国税局勤務経験者を徴収対策指導員として採用しました。
4日は市役所で辞令交付式が行われ、国税局OBの湯澤たかゆきさんに辞令が交付されました。
湯澤さんは下伊那郡喬木村出身で、これまで関東信越国税局や県内各地の税務署徴収部門を歴任してきました。
湯澤さんの職務は、税金の滞納整理の他、市の職員に対する具体的な徴収方法の指導や徴収現場への同行などです。
小坂樫男市長は、「今までの経験を活かして、市税の徴収率向上に協力してほしい。」と話していました。
湯澤さんは、「税金は収めるのが原則。不公平が生まれないよう伊那市に協力してきたい。」と意気込みを話していました。
現在伊那市の市税徴収率は、平成19年度末で住民税や固定資産税などの一般税が92.46パーセント、国民健康保険税が76.17パーセントとなっていて、徴収率は改善してきているということです。
伊那市では、湯澤さんからの指導を受けながら、職員のレベルアップとともにさらなる徴収率の改善をすすめていきたい考えです。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
南箕輪村北殿で153号バイパス工事説明会
国道153号バイパスの工事説明会が昨夜、南箕輪村の北殿公民館で開かれました。
工事説明会では、伊那建設事務所や南箕輪村の職員が、工事日程や今後の交通規制について説明しました。
今回報告されたのは、新しい橋と南箕輪村北殿地籍のバイパスおよそ6百メートルの工事についてで、平成22年度末にすべての完成を見込んでいます。
新しい橋は、天竜橋の北側に建設が予定されていて、長さはおよそ百メートル、幅はおよそ14メートルで、歩道も作られることになっています。
現在横断歩道がある北殿団地近くには、バイパスの地下を横断する地下歩道の建設も計画されていて、来年3月末までに完成する予定です。
工事は現在準備段階に入っていて、10月頃から本格的に着工する計画です。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
三峰川総合開発事業対策協議会、開催
三峰川総合開発事業対策協議会が5日、伊那市役所で開かれ、戸草ダム建設に向けた、村井知事への要望と、県議会への請願の内容が確認されました。
協議会のメンバー15人が出席し、要望、請願について協議しました。
内容は、「戸草ダム建設事業計画を天竜川河川整備計画へ位置づけ、天竜川水系の治水対策を早期に図ること」、「戸草ダム建設事業計画で予定されていた、生活用水の確保や適正な流量を維持すること」などとなっています。
協議会会長の小坂樫男市長は、「村井知事はまだ戸草ダムについて意見を述べていない。地元からの声を要望書として手渡し、知事の考えをお聞きしたい。」と話していました。
協議会では、早期に要望書を提出し、意見を聞くとともに現地視察をしてもらうように村井知事に働きかけていくということです。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
日本シカの管理計画公聴会
長野県は、農林業に深刻な被害をもたらすニホンジカの頭数管理対策のため、狩猟期間の延長を検討しています。
ニホンジカが農林業に与える被害は年々増加していて、平成19年度には、七億1千万円と過去最大の被害額となりました。
狩猟期間の延長に、個体数調整の効果があるとして、今年度の狩猟期から、期間の延長を検討しています。
銃器の使用を認めるものと、わなのみの使用を認める2つの案を出していて、現在、県民から意見を募集しているほか、今日は有識者などを招いて公聴会が開かれました。
17日には、県の環境委員会を開かれ、今日出された意見などを参考にしながら、ニホンジカの狩猟期間の延長についての方向が出される見通しです。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
箕輪町無量寺 立像2体が県宝指定
箕輪町北小河内の無量寺の阿弥陀堂にある仏像2体が、来月にも県の宝「県宝」に指定されます。
4日県庁で開かれた県の文化財保護審議会で県宝に相応しいと答申されました。
国の重要文化財にも指定されている阿弥陀如来坐像の両脇にある木造観音菩薩立像と木造地蔵菩薩立像の2体で、来月にも、県宝に指定される見込みとなりました。
阿弥陀如来坐像は、平安時代の後期に制作されたとされていて、両脇の2体も、同じ時期に、同じ作者が制作したものと見られています。
また、観音菩薩と地蔵菩薩の組み合わせは、あまり例がなく珍しいことなどが評価されました。この無量寺の仏像は、県教育委員会の定例会で県宝に指定される見込みです。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
原油・肥料・飼料高騰対策緊急集会
原油や飼料の高騰により、農家が危機的な状況にあるとして、一致団結し乗り切っていこうと、4日、緊急集会が、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。上伊那の農家300人ほどが参加しました。
開会の挨拶の中で、宮下勝義代表理事組合長は、「生産者はコスト削減につとめているが、かつてない危機的状況でこのままでは乗り切れない。国や県の協力がどうしても必要。切実で緊急性のある要請なので協力してほしい」と呼びかけました。
緊急集会には、地元選出の国会議員・県会議員が参加していて、農家の訴えに耳を傾けました。
米・果樹・野菜・花卉・きのこ・肉牛の各部門から、6人が代表して要請を行いました。
米の部会を代表して、遠藤清文さんは、「減反政策に協力する中、米の価格は下がり、農家は我慢して米を作ってきた。この危機的状況で、耕作意欲を失う。」と訴えました。
また、野菜部会の大沼昌弘さんは、「原油が高騰し、経費は増えているのに、市場では激安で野菜が販売されている。生産者は80代がほとんどで、来年はもう辞めたいという声が大きくなっている」と協力を呼びかけました。
それを受けて、宮下一郎衆議院議員は、与党の畜産酪農委員会に所属しているという事で、「みなさんの心の叫びを、政策に反映させていきたい」と答えていました。
また、石油・肥料・飼料高騰に関する緊急決議がおこなわれました。
決議では、国や、県に対して支援・経営安定について早急に対策を講じるよう総力を結集して運動していくとしています。
そのあと、全員で、がんばろうを三唱しました。
【伊那ケーブルテレビジョン】