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箕輪中部小2年1組
リンゴ学習の収穫祭箕輪町の箕輪中部小学校2年1組(36人、気賀沢千鶴子教諭)は27日、リンゴ学習の成果を発表する収穫祭を開いた。学習でお世話になった人や家族を招き、リンゴ料理やカレーでもてなした。
1年生のとき、松島の有賀徳夫さん・一治さんの果樹園にリンゴ狩りに招待してもらったのをきっかけに、「リンゴを育てたい」と、有賀さんの協力を得て生活科の学習で取り組んできた。
毎月1回、果樹園を訪れてリンゴを観察し、摘果、葉摘み、リンゴに絵を付けるためのシール張り、収穫を体験。収穫したリンゴで、ジャムやアップルフリッター、アップルパイなども作った。
収穫祭には有賀さんと保護者を招待。お母さんたちにも手伝ってもらい、学級菜園で作った白菜、ブロッコリー、ジャガイモも使ってカレー、リンゴサラダ、アップルパイを準備した。
「リンゴはすごく蜜があって甘くておいしい」「苦労した味がする」と笑顔の児童。「リンゴのことがわかった」「いろいろな仕事があってびっくりした」などと学習の感想を発表し、国語の時間に書いたリンゴを主人公にした話も紹介した。
有賀さんは、「この経験を学校の勉強に役立ててほしい」と話していた。 -
箕輪町「広報みのわ」に有料広告掲載
箕輪町は、「広報みのわ」1月号から、全ページをカラーにし、有料広告の掲載を始めた。
広告料収入による自主財源の確保、地元企業との協働の観点から有料広告掲載を導入し、一部外部委託を始めた。広告主は町内に限らず県内にまで枠を広げ、町が広告内容を確認して掲載している。
紙面はこれまでは2色刷りのページもあったが、「住民の方に少しでも見やすい広報にしたい」と、オールカラーにした。写真も多く使い、カラフルでより明るい紙面になった。
来年度は、住民から直接意見を聞く外部モニターの導入なども検討中で、「よりよい広報にしていきたい」としている。 -
駒ケ根市仕事納め式
駒ケ根市は28日、06年を締めくくる仕事納め式を市役所で行った。集まった約100人の職員らに向かって中原正純市長は「今年ほど課題が多い年もなかった。大きな時代の転換期を迎えた年だったが、厳しい局面を乗り越えるために懸命に努力してもらったことに心から感謝する」とした上で「何よりもうれしいのは世の中の景気が回復基調に乗ってきていることと、駒ケ根市は元気で頑張っているという評価がデータの上からも定まってきていることだ。さらに創造的な市を育てるために、来年は共同のまちづくりに向けたシステムづくりや、まちづくり基本条例の制定などの課題に取り組んでいきたい」と述べた。
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宅幼老所にまきストーブ寄贈
伊那市長谷の機械設備塗装業ハセコート(畑口勇代表取締役)は駒ケ根市のNPO法人リブサポート南信州(中原茂之代表理事)が運営する同市北割一区の宅幼老所「サポートハウスぽぷり」にまきストーブ1台(約60万円相当)を寄贈した。26日、宅幼老所の利用者や職員ら約15人を集めて贈呈式と火入れ式が開かれ、すでに設置工事が終わって火入れを待つばかりのストーブの前で、ハセコートの早坂清一専務が中原代表理事に目録を手渡した=写真。中原代表理事は「ここは山の中で寒い。ストーブを買いたいと話したところ、心よく寄贈を申し出てくれた。その温かい気持ちと一緒にストーブを受け取りたい。今後もますます温かい介護をしていきたい」と感謝を述べた。
ストーブには早速火が入れられ、利用者らは赤々と燃える炎をガラスごしに見ながら、和やかな午後のひとときを過ごしていた。 -
みはらしファームで〆の子の飾り付け
新年を目前にして伊那市西箕輪の農業公園「みはらしファーム」は28日、来年の西暦に合わせて作製した2007個の〆の子を園内に飾りつけた=写真。
毎年恒例となったみはらしファームの〆の子飾り。悪いものを寄せ付けないように竏窒ニの思いを込めており、大晦日の晩に「歳神様(せいのかみさま)」が宿るとされている。 年明けに行うどんど焼きでたき上げ、歳の神を再び天へと送り返すが、その時願い事も一緒に届けてもらうため、〆の子づくりに協力してくれた来場者や保育園の園児や、同園のスタッフなどが願いごとを書いた紙を〆の子に添えている。
松や紙垂と交互に連ね、園内に張り巡らせる縄を作製。延長は約1・2キロとなった。
〆の子には「元気な子どもが生まれますように」「お母さんの手伝いができますように」など、さまざまな願いごとが添えられていた。
どんど焼きは1月21日の午後2時から。参加無料。 -
琴伝流大正琴の長井グループがチャリティーコンサートの収益を伊那市に寄付
11月にチャリティーコンサートを開催した琴伝流大正琴「長井グループ」(長井幸子代表)が27日、コンサートの収益金20万円を伊那市に寄付した=写真。
同グループの指導者・長井幸子さん(70)=伊那市美篶=は昨年度、市の教育文化功労表彰を受賞した。また、11月に長井さんが古希を迎えたことから、表彰を支えてくれた周囲の人たちへの感謝と、古希祝いを兼ねたチャリティーコンサートを企画。演奏には直弟子、孫弟子など約50人が参加し、盛況を得た。
コンサートの実行委員を務めた3人とともに市役所を訪れた長井さんは「コンサートは最初から最後までいてくれる人が多く、いいものが出来た。これからは若い人に活躍してほしい」などと話していた。
今回の寄付は市の文化振興基金に積み立てる。 -
風力発電計画推進
伊那市の入笠山、鹿嶺高原周辺で風力発電計画を検討している三峰川電力は28日、引き続き事業計画の策定を進めることを、小坂樫男市長あてに同日付の文書で提出した、と発表した。
計画をめぐっては、市議会12月定例会本会議で事業推進の陳情が可決された一方で、小坂市長は計画に反対する態度を示した。
これに対し、事業者側は提出した文面で「事業開発は慎重に進めるべきとの考えが示されたと理解しており、責任を持って計画を進めることが必要であると再認識している」とし、「市の新エネルギー開発に対する方針を尊重し、極力沿った形で各地区における懸念点に配慮した計画の策定に尽力する」としている。
取材に対し、小坂市長は「文書ではよく分からないので説明を求めたい」と話した。 -
茅の輪くぐり
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飯島町の梅戸神社で28日、師走の大祓い式が行われた。雨混じりの寒風の中、氏子ら25人が拝殿前に設えた茅の輪をくぐり、1年のけがれをはらい、来る年の無病息災と招福を祈った。
茅の輪の神事は日本古来の行事。同神社は毎年の師走の28日に実施している。
氏子らはまず、日ごろ知らず知らずに身に付いた罪や汚れを払い、人形(ひとがた)に擦りつけおさめた。
続いて、氏子総代らが竹やカヤで作った直径2・5メートルの茅の輪の前に勢ぞろいし、茅野建夫宮司を先頭に、1列になり、神妙な面持ちで3回輪をくぐり抜け、一家の健康と招福を祈った。 -
中川村の仕事納め
中川村は28日、06年度の業務を締めくくり、基間集落センターで仕事納め式を行った=写真。
約80人の職員を前に、曽我村長は「7月の豪雨災害などさまざまなことがあったが、みなさんが支えてくれたお陰で、大きな間違いもなく過ごすことができた」と職員の協力に感謝し「県の合併審議会設置の動きもあり、合併論議は財政問題よりも、権限移譲に対する受け皿、職員の能力が問われるようになる。将来、大きな波がやってきても、波に負けず、首を出して息が出来る村にするためにはこれからの2、3年が正念場」と述べ、職員の一層の奮起を期待した。 -
Iターン者に住宅建設資金利子補給金交付式
飯島町役場で27日、勤労者住宅建設資金利子補給金交付式があった。今年度2人目。
高坂町長は宮田村からIターンした、小田切宏久さん(37)=親町、小学校教諭=に上限額の50万円を贈り、定住を歓迎した。
高坂町長は「お子さんが3人いて、人口が増えた」と喜び「飯島町で子育てをし、町の発展に尽くして」と期待した。
4年前に飯島町に移転、10月に新築したという小田切さんは「飯島町は景色が良い。学校や保育園にも近く、利便性が高い。地域のみなさんにも良くしていただいている」と笑顔。
定住を促進する住宅建設支援制度は、住宅建設のために資金を借りた人の最高50万円まで、利子相当金額を補助する。
条件は▽家族を含め、飯島町出身でない人▽申請時に40歳未満▽飯島町に居住してから15年未満-など。 -
話題の騒音おばさんに
話題の騒音おばさんに控訴審判決が下った。未決拘留日数を差引くと3カ月もすれば出てこられるとか。反省の色なく近隣住民にとって、出所後が脅威。持家では簡単に引っ越すわけにも行かず、人間関係のストレスはいかばかりか。家庭事情には同情の余地はあるが、それを差引いても余りある罵詈雑言、騒音のすさまじさはリング上のボクサーも顔負けのエキサイトぶり▼仕事上色々な人に会うが、他人の思惑や常識など一切お構いなし。自分が正義、自分が法律という、極まれに騒音おばさんタイプの人にも。そんな時はひたすら逃げる▼今年も多くのいい人と出会い、助けられ、仕事をさせていただいた。心から感謝。来年も人に恵まれ、のどかに暮らしたいと思う(大口国江)
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地域づくり支援事業、名物丼プロジェクトを認定
宮田村は27日、村内飲食店と村商工会青年部による「名物丼プロジェクト」を地域づくり支援事業に認定。15万円の助成を決めた。住民も巻き込んで意欲的に進む同プロジェクトだが先日、「鶏の山ぶどう酒煮丼」を村の名物丼に選び、3月末の発売開始に向けて準備中。村も動向をみながらPR面など支援していく考えだ。
村の特産山ぶどうワインを使った名物丼。年明けにも飲食店有志が参加する形で、販売に向けた取り組みを始める。
清水靖夫村長は「この取り組みが本物になれば、村の活性化にとっても素晴らしいこと」と話す。
村産業建設課は、今後の具体的な取り組み状況をみながら、観光協会とも協力してPR分野の支援をしていく方針。
地域づくり支援事業は、住民の自主的なむらづくりを助成。今回の認定で34件となり、予算枠290万円に対しておよそ280万円分が固まった。 -
プラムハワイアンズがデイサービスで演奏
宮田村のハワイアンバンド「宮田プラムハワイアンズ」(MPH)はこのほど、村社協デイサービスセンターを訪問。寒さ増す年末も元気に過ごしてほしいと、真夏のハワイアン音楽を届けた。
同バンドは1960年代に音楽活動をしていた5人が、今年になって再結成。デイサービスセンターはその復活ライブをした場所でもあり、メンバーは気合を入れて今年最後の演奏に臨んだ。
数曲を演奏。哀愁漂う懐かしいメロディを利用者のおじいちゃん、おばあちゃんも一緒に口ずさんでいた。 -
おせち料理って何だろう?東保育園児が新年の風習にふれ
宮田村東保育園は28日、年末年始休業を前に終わりの会を開いた。園児はおせち料理など新年の伝統文化について楽しく学び、正月が来るのを・ス指折り・ス数えた。
飯島千恵子園長が、しめ縄飾りや鏡もちなど正月の風習を子どもたちに紹介。「幸せが入ってきますようにって、お餅を食べるんだよ」と話した。
おせち料理についてもゲーム感覚でお勉強。レンコンやこぶじめなど、なぜ正月に食べるのか由来なども聞き、園児たちは正月気分を高めた。
良い新年が迎えられるように、教室なども園児全員で清掃。新年は4、5日に希望保育を行なうが、9日から通常の園生活が始まる。 -
日本ピスコ 南箕輪村へ寄付
南箕輪村の空気圧機器製造メーカー「日本ピスコ(本社・岡谷市)」は28日、歳末助け合い運動として、同村へ8万3591円を寄付した。塩ノ井にある伊那第2工場の佐々木和実総務課長らが役場を訪れ、唐木村長へ寄付金を受け渡した=写真。
南箕輪村に工場を設けてから約20年続いている恒例の寄付。本年も伊那第1工場(北殿)と第2工場の各職場へ募金箱を回し、従業員約250人から寄付金を募ったという。
佐々木課長は「村の福祉のために使ってください」と受け渡し、唐木村長は「毎年の寄付、ありがとうございます」と感謝した。 -
伊那西高校インターアクトクラブが西春近中央保育園の園児と交流
伊那西高校インターアクトクラブ(田中朋美部長)の生徒18人が26日、西春近中央保育園の園児らと交流した。
インターアクトクラブは、社会奉仕や国際理解を目的とした活動に取り組む世世界規模で活動している組織。同校のインターアクトクラブも、普段から福祉施設への訪問や高齢者との交流を行うなど、地域に密接した奉仕活動を展開しており、西春近中央保育園の園児とも年に1度ずつ交流会をしている。
今年はトーンチャイムを演奏したり、体を使ったゲームで交流。「人間ジャンケン」では、園児と高校生が5人1組でチームをつくり、大きなグー、チョキ、パーを体で表現=写真。相手チームとジャンケンの勝敗を競い合った。
交流に参加した生徒の一人は「やんちゃな子どもとどうやって接していいか戸惑ったけど、かわいい」と話していた。 -
駒ケ根市内4小学校2学期終業式
駒ケ根市内の5つの小学校のうち赤穂東小を除く4小学校は27日、2学期の終業式をそれぞれ開いた。
中沢小学校(北原三千生校長)では全校の児童らを前に、代表の児童が季節ごとの絵を描いた手作りのカレンダーを紹介したほか、運動会やマラソン大会など、2学期の行事の思い出を作文にして発表した=写真。
北原校長は「長かった2学期には楽しい行事がたくさんあった。明日から13日間の冬休みに入るが、交通事故などに気をつけて、1月10日には全員が元気で登校してほしい」と呼び掛けた。
市内5小学校の年末年始休業はいずれも1月9日まで。 -
ソースかつどんまん1月発売へ
駒ケ根市赤穂北割一区の飲食店明治亭(片田秀昭社長)はソースかつ丼の風味を生かした新商品「ソースかつどんまん」=写真=を1月2日から同店で発売する。中華まんなどに使われている小麦粉の皮(パン)に脂身の少ない約40グラムの国産ヒレ肉を挟んだもので、ハンバーガー風のあっさりとした味わい。片田社長は「一番の心配は油っぽくなるのではないかということだったが、まったくそんなこともなくあっさりと仕上がった。うちの店だけでなく、地域でこぞって名物にしていきたい」と意気込みを見せている。
「どんまん」(商標登録出願中)は同店で1個500円で販売するほか、全国各地のデパートでの物産展や、同店が今年新たにつくった移動店舗「ソースかつ丼号」での販売も計画している。
片田社長は数年前、北信地区のスキー場で温かいおやきをほお張る観光客らの姿を見て、ソースかつ丼の味を生かしたこんな商品が何とかできないか竏窒ニ新たに開発に着手。納得のいくものがなかなかできずにいた中、今年11月に台湾で開かれた物産展でようやく理想の素材にめぐり合い、一気に完成にこぎつけたという。 -
駒ケ根市消防団巡察
駒ケ根市消防団(小平佳司団長)の年末特別警戒が始まった。26日夜は小平団長のほか、原寛恒助役や駒ケ根警察署の山本修作署長ら約30人が参加し、4つの班に分散して市内の各詰所を巡察。それぞれ警戒に当たっている団員らの志気を鼓舞した。
市役所で行われた出発式で原助役は「安全・安心のまちづくりのために昼夜分かたず尽力する団員に市民を代表して心から礼を言う」と激励した=写真。小平団長は「31日まで団員600人が全員参加体制で夜間の警戒に当たる。犯罪や火災のない良い正月が迎えられるよう、しっかり警戒に当たりたい」とあいさつした。 -
駒ケ根市特別職報酬審議会に諮問
07年度の駒ケ根市の市長など特別職の報酬などについて審議する駒ケ根市特別職報酬等審議会の第1回会議が26日、市役所南庁舎で開かれた。互選により会長に選出された市商工会議所会頭の渋谷敦士さんが中原正純市長から白紙諮問を受けた=写真。委員10人のうち、出席した8人が各地の市町村などの状況などについて市の説明を受けた。答申は1月中に行われるとみられる。
前回05年10月の答申では、ほかの市町村との比較、景気の動向、一般職の職員の給与引き下げなどの状況を踏まえ▽市長、助役、収入役、教育長の給料は現行の1%減額▽市議会議員の報酬は据え置き竏窒ニしている。4役の給料、議会議員の報酬は01年がピークで、その後段階的に削減されてきている。 -
箕輪北小5、6年生がしめ縄作り
箕輪町の箕輪北小学校5、6年生は26日、地域のお年寄りに教わってしめ縄を作った。
伝統行事に触れ、地域のお年寄りに学ぼうと、毎年5、6年生が体験する。
今回は、北小学校区3区の長寿クラブの24人が指導に訪れた。しめ縄は三垂れ、丸型の2種類。5年生の米作り学習のわらや、児童が各自持ち寄って作った。
6年生は昨年も経験しているため、少し高度な技術を取り入れたしめ縄作りに挑戦。わらをなう作業や3本の垂れを均等にする、形を整えるなど苦労しながらも、それぞれのしめ縄を作り、扇やタイ、ウラジロ、御幣などを飾り付けて完成させた。
6年生の山内愁君と宮坂良祐君は、「縛るところやバランスを整えるところが難しい」「作ったしめ縄は家に飾る」と話し、熱心に作っていた。 -
大出長寿クラブ「手作りそば会」
箕輪町の大出長寿クラブ(150人、藤田隆美会長)は26日、年末恒例の「手作りそば会」を大出コミュニティセンターで開いた。会員による手打ちそばを味わい、親ぼくを深めた。
年の暮れに会員の友愛を深めようと、8年続く恒例行事。「ソバを栽培する人、ソバを打つ人と皆でやる。皆が先生で皆が生徒」という手作りの会で、65人が参加した。
今年は、4アールの畑でソバ40キロを収穫。ソバ粉10キロを用意し、会員が互いに教えたり、教えられたりしながらそばを打った。ゆで上がったそばが次々と運ばれ、今年の活動を振り返って話に花を咲かせながらそばを味わった。
大出長寿クラブは花壇作り、公共施設での掃除など奉仕活動、健康についての講習、研修慰安旅行など活発に活動している。 -
南箕輪村の大芝温泉など各施設年末年始営業案内(12月28日縲・7年1月6日)
南箕輪村の大芝の湯は1月1日午後1時から、玄関前で太鼓グループ「鼓龍」による打ち始めで新年の営業を始める。1日から1週間、イベント風呂「松竹梅とボタンの香湯」もある。施設の風呂の一つを、縁起のいい松、竹、梅に、干支「亥」にちなんでボタンの4種類の入浴剤を入れた香り風呂にする。
年末年始の営業日程は次の通り。
◇大芝荘 ▽宿泊=28・29日営業、30日縲・日休業、2日縲怏c業▽宴会=28日縲・0日営業、31日・1日休業、2日縲怏c業▽レストランパル=28日縲・0日営業、31日・1日休業、2日縲怏c業(2日はスタンプサービス)▽風呂=28日午前中休業、29・30日営業、31・1日休業、2・3日営業(2日粗品プレゼント)、4日休業、5日縲怏c業
◇大芝の湯 ▽温泉=28日休業、29日縲・日営業(31日午前10時縲恁゚後4時・受付3時まで、1日午後1時縲・時・受付5時まで、1日は粗品プレゼントと味工房の甘酒サービス)、4日休業、5日縲怏c業▽食堂=29日縲・日までメニュー限定で営業、4日休業▽プラザ=28日休業、29日正午縲怏c業、30日縲・日休業、5日縲怏c業▽味工房=28日休業、29日営業、30日縲・日休業、5日縲怏c業
◇公園管理事務所 28日縲・日休業
◇まっくんバス 29日運行、30日縲・日休業、4日縲怏^行 -
高遠ダム新放流設備から維持放流開始
伊那市高遠町の県営高遠ダムの維持放流設備が完成し27日、放流開始式で完成を祝い、運用を開始した。三峰川に水が流れる本来の姿を復元するための設備。同ダムから水を下流に流す装置で、鋼管から毎秒0・96トンを放流することができる。
ダムを管理する県企業局南信発電管理事務所(同市)は、無水区間解消のため、放流設備を設置し、02年から毎秒0・2トンの試験放流を開始。04年には国土交通省が毎秒0・96トンの維持放流量を義務付けたため、新たな放流設備の工事を実施していた。
維持放流設備は、ダムの洪水吐ゲートの脇に穴を開け、直径40センチ、長さ36メートルの鋼管を設置するため、11月初旬に着工。総工費は約3千万円。
同市東春近の県営春近送電所の水力発電などのための施設として、1958(昭和33)年に完成した同ダムは当初、放流設備が無いダムだった。洪水期以外の下流では枯渇するため、地域住民は「本来の三峰川の姿に戻したい」との要望を県などに投げ掛けていた。
維持放流を呼び掛けてきた市民団体「三峰川みらい会議」の織井秀夫代表(71)=東春近榛原=は式で「これで三峰川の清流と河川環境を次世代に伝えることができる」とあいさつした。 -
2学期終業式七久保小
飯島町の七久保小学校(細川道子校長)は27日、2学期の終業式を行い、88日と最も長く、忙しかった学期を締めくくり、12日間の楽しい冬休みに入った。
式では6年生が「ワッショイ、ワッショイ」と掛け声に合わせ「お掃除頑張る」「整理整頓」「漢字検定」など3学期の目標を発表し、自分たちの振付で元気いっぱい「マイペース」を踊り、学習をまとめた。
細川校長は澄んだ声で「お正月」をのどかに歌い上げ「一生懸命、色々なことに取り組んだ2学期」と振り返り「家庭や地域の伝統行事に関心を持ち、健康で安全に気をつけて、良い休みにして」と呼び掛けた。 -
【記者室】今年の漢字
06年の世相を表す「今年の漢字」が「命」に決まった。全国の9万2500人余りから応募があり、約8400票(全体の9%)を集めてダントツの1位だった▼選んだ理由は、皇室に約40年ぶりの親王「悠仁さま」が誕生されたこと、いじめによる自殺が多発したこと、飲酒運転事故や虐待で多くの命が奪われたこと竏窒ネどが挙がったという。確かに今年は命について考えさせられる出来事が多かった▼過去を見てみると05年は愛、04年は災、03年は虎、02年は帰、01年は戦竏窒ニなっている。いずれも当時のニュースが思い浮かんでくるようだ。この年末に一年を振り返って自分や家族にとっての「今年の漢字」を考えてみるのもまた一興。上伊那ではさしずめ「雨」か。(白鳥文男)
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冬トレ新たに大原ゴルフ同好会
宮田村大原区の愛好家約50人でつくる「大原ゴルフ同好会」は、シーズンオフの冬場も体力トレーニングなどして、みんなでスコアアップを目指そうと取り組み始めた。毎年秋の村民ゴルフ大会団体で上位進出するのが目標。月1回集まり切磋たく磨するなかで、絆も深めている。
同会の活動は今まで、年に3回のコンペが中心。「もっとみんなでレベルアップを図ろう」と、体力づくりと健康増進も取り入れてる形で新たにトレーニングを始めた。
初回は昭和伊南病院の理学療法士・北沢郁美さんを講師に、ゴルフに適した筋力づくりを学習。
ストレッチ体操で体を柔らげ、バランスの良い筋肉の鍛え方を実践で体験した。
終了後は柔軟性も高まり「体の痛みもとれた」と好評。持ち寄った料理を囲みつつ酒も酌み交わし、ゴルフ談義にも花が咲いた。
「このような機会を持つことで、アドバイスしあったり、より深い話しもできた」とある会員。
来月はグリップの握り方、スイングの方法などを練習する予定だ。 -
さくらがなごみ家大掃除
宮田村の心の病と向き合う当事者グループ「さくら」は27日、いつも利用している村福祉交流施設・なごみ家の年末大掃除をボランティアで行なった。
隅々まできれいに・スすす払い・ス。窓ガラスを磨いたり、普段は手の届かない天井まで雑巾で吹いたり。せっせと体を動かした。
「いやー本当に助かった。1人じゃできないし、みんなのおかげ」と同施設職員の鈴木幸子さん。
いつも使う交流の場をピカピカにして、メンバーも満足げ。「良い年が迎えられそう」と笑顔が広がった。
なごみ家は29日から年末休み。新年は5日から開き、きれいになった館内でまた多くの人たちが交流の輪を広げる。 -
伊那公民館高齢者教室が寄付
伊那公民館の高齢者教室(有賀多嘉子会長、175人)は27日、歳末助け合い募金3万3702円を伊那市へ寄付した。有賀会長ら4人が市役所を訪れ、小坂樫男市長に手渡した=写真。
社会福祉に役立ててもらおうと、忘年会で会員から集めた募金を10年以上寄付している恒例の活動。今年は12日、同市西箕輪の羽広荘で開き、募金箱を回して約70人から寄付金を募った。
同高齢者教室は「すこやか学級」と「福寿学級」の2講座で構成。5月の開講以来、全体学習会を月一回開き、そのほか、囲碁、手芸などの同好会、大正筝、園芸などのクラブ活動を定期的にしている。 -
かんてんぱぱで野村陽子植物細密画展
箕輪町出身で現在は山梨県北杜市清里で制作活動を続けている野村陽子さん(53)の「縲恬「山の観察日記縲恂・コ陽子植物細密画展」が1月21日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。里山の身近な植物をとらえた植物細密画のピエゾグラフ(複製版画)約40点が、訪れた人の目を楽しませている=写真。
同ホールでの作品展は3回目。今回は4冊目の絵葉書集『植物細密画私撰集』の出版に合わせて企画した。「里山の観察日記」をテーマに、制作活動の様子を絵日記風にまとめたボードも展示。山で出会ったキノコをモチーフとするため、苦労して持ち帰ったエピソードや、山菜の食べ方など、多彩な内容が綴られている。
今後は、ニューヨークで個展を開きたいと考えており、現在はヤマユリ、ハス、カタクリなどといった日本の植物を描くことに力を入れているという。
野村さんは「展示会を通して自分の身近にあるものを見直し、関心を持ってもらえれば」と話していた。
入場無料。午前9時縲恁゚後6時。28日縲・月3日は休館日。