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信州花の里いいじまコスモスまつり賑わう
伊那谷最大規模、200万本が咲く飯島町上の原のコスモス畑で14、15日、信州花の里いいじまコスモス祭りが開かれ、ミニコンサートや花の摘み取り、テント村などでにぎわっている。町・観光協会などでつくる実行委員会主催。
秋咲き大輪系を中心に、黄花、クリーム系、オレンジ系など多彩な花が咲く4ヘクタールのほ場では、来場者は5本、10本と好みの花を摘み取ったり、駐車場特設ステージで繰り広げられる駒ケ根アルプホルンや飯島小学校合唱部、フルートアンサンブルなどの演奏に耳を傾け、餅つきを楽しみ、花の中でのどかな時を過ごしていた。
また、リンゴやナシ、野菜、花など農産物、五平もち、おやき、おこわなどの農産加工品が並ぶテント村では、1点2点と飯島町の特産品を買い求めていた。
15日は午前10時30分からマーケット開店、駒ケ根アルプホルン演奏、午前11時30分、餅つき、引き続き、セントラル愛知交響楽団、飯島中学校吹奏楽部などが演奏する。 -
伊那総合物産展示会&商工祭 きょうまで
伊那商工会議所・伊那市は14、15日、伊那商工会館で第58回伊那総合物産展示会&商工祭を開いている。製造業、飲食店など96企業・団体が参加。工業製品や工業技術の紹介、地元食材を使った料理の販売などがあり、初日は多くの家族連れなどでにぎわった。
市町村合併や権兵衛トンネル開通と大きな変革期に、新市の魅力を再認識し、広く情報発信することで販路開拓や商品開発などにつなげようと「再発見」をテーマに掲げた。会場には「産業・技術再発見テクノエリア」「食文化再発見グルメ・フードエリア」「お店再発見ショッピングエリア」などを設定。
テクノエリアでは、自動車部品や顕微鏡用テック、カメラフラッシュ用コンデンサなど工業製品・工業技術の紹介をはじめ、住宅関連製品・リフォーム・次世代住環境システムの展示、デジタル情報通信体感フェアなどがあった。
グルメ・フードエリアの地産地消コーナーには、シメジ入りのおやきやギョーザ、雑穀アマランサスのおこし、ダチョウ肉の甘煮、シカ肉のハンバーガーなどがそろった。店主らが売り込み、来場者は試食したり、買い求めたりした。
そのほか、そば打ち体験道場、ローメンとローメンまんの早食い大会、い縲怩ネちゃんカード大感謝祭、木造住宅の耐震補強などのセミナーを開いた建築設計事務所キャンペーンなど多彩なイベントが繰り広げられた。
15日は午前10時縲恁゚後4時。仮面ライダーカブトショー(午前11時・午後2時)などがある。
駐車場は商工会館東側。 -
地域おこしなどを目的としたアマランサスの収穫
収穫期を迎えたアマランサスが実る伊那市東春近のほ場で14日、収穫作業があった=写真。
栄養価が高く、地域でも注目を集めるアマランサスの生産・販売を通して、地域振興と障害者の働く場確保などを図ろう竏窒ニ、伊那市の山岸深雪さんらが今年から始めた同事業は、伊那商工会議所のビジネスプラン創業塾で「起業チャンピオン賞」を受賞したもの。春先に種をまいた約20アールのほ場は、収穫期を迎えた赤色やオレンジ色のアマランサスで見事に染まった。
作業には、共同作業所の利用者や信州大学農学部の学生、ボランティアなど約15人が参加。刈り取った穂は、昔ながらの足踏み式脱穀機で、一本一本実を落とした。
今年は、梅雨時期の長雨が影響し、背丈が低く、穂もあまり大きくならないなど、発育状態はそれほど良くなかったが、1年目にしては合格ラインだという。収穫量としては120キロから130キロになる見込み。今後は、乾燥したりふるいにかけるなど、一連の作業をして製品化する。
製品は、伊那商工会議所のアマランサス研究会に販売することなどを予定している。 -
高校サッカー選手権県大会・伊那北ベスト8
第85回全国高校サッカー選手権大会の4回戦は14日、県内4会場であった。上伊那勢は勝ち残った赤穂と伊那北が松本歯科大学陸上競技場(塩尻市)で対戦し、0竏・からのPK戦を制した伊那北がベスト8に進出。21日、南長野運動公園球場である準々決勝で松商学園と対戦する。
前後半計80分間で互いに得点を奪えずPK戦へともつれ込んだ。勝負は先攻・赤穂の2人目が失敗し、伊那北5人目のMF横山(2年)のゴールで決定。「緊張したが決められる自信があった」という横山のボールは、GKの指をかすめゴール右へ。上伊那対決を劣勢との声が多かった伊那北が制した。
伊那北は、最終ラインのDF5人が、攻撃時には前線、サイドへ攻め込む変則的な5‐4‐1の布陣。「格上の赤穂から失点を受けず、チャンスをものにしたかった。PK戦で勝てたのはラッキーだった」(杉田勝徳監督)。
前半は下がり目のDFが相手にライン裏のスペースを与えず、赤穂の両サイド攻撃を死守。後半は疲れが見え出し好機を与え5本のシュートを許すが、決定力不足に助けられた。
DF倉田直樹主将(2年)は松商戦に向け「守りを基本に流れの中で得点したい。実力は相手の方が上だが、気持ちだけは負けないように戦いたい」と言葉に力を込めた。 -
長谷中文化祭企画・人文字で「新市章」
伊那市立長谷中学校で14日あった文化祭で、生徒や保護者、教職員ら総勢約130人が人文字で新市章を表現した=写真。
恒例のPTAによる催しのなかで、市立として初の文化祭に合併を記念して企画。共同で市章を作り上げ、互いの絆(きずな)を深め合った。
一人一人が色付きビニールを身につけ、3年が緑で大地を、2年が青で2つのアルプスを、1年がピンクで桜の花びらを、教職員と保護者が白で天竜川・三峰川を表し、縦7・5メートル、横15メートルの市章を完成させた。
会長の中山勝司さん(47)は「PTAでは親子のふれあいを一つのテーマに掲げるなか、生徒と保護者、教職員が全員で協力してできたので、とてもいい企画だった」と話していた。 -
駒ケ根市水道事業通水50周年記念式典
駒ケ根市は13日、水道事業通水50周年記念式典を文化会館で開いた。水道事業関係者約100人が出席し、通水50年の節目を祝った。中原正純市長は式辞で「幾多の困難を乗り越えてきた先人のたゆまぬ努力に敬意を表する。市民に信頼される水道水の安定供給を使命として新たな一歩を踏み出したい」と述べた。市給水装置工事指定店組合(石田耕一組合長)に対し、感謝状が贈られた=写真=ほか、50周年記念事業として募集された水道事業啓発ポスターの入選者表彰が行われた。
記念講演として県環境保全研究所環境保全チーム水・土壌環境ユニット研究員の飯田幸雄さんの講演「諏訪湖の浄化対策」が開かれた。
水道事業啓発ポスターの入選者は次の皆さん。
◆小学生低学年の部▼金賞=田中宏樹(赤穂3)▼銀賞=横山芽似美(赤穂3)◆同高学年の部▼金賞=新井彩夏(赤穂6)▼銀賞=林一斗(赤穂東6)▼銅賞=菊地楓(赤穂東6)大久保早紀(赤穂東6)▼佳作=清水絵梨(赤穂5)浦野貴行(赤穂東6)矢澤直(赤穂東6) -
駒ケ根市の2中学校文化祭
駒ケ根市の赤穂中学校、東中学校で13、14日の2日間、それぞれの文化祭「第50回白鈴祭」「第42回桑東祭」が開かれている。いずれも各クラスやクラブによる発表が教室やステージで行われるほか、各種の音楽やスポーツなどを体験する講座などが開かれる。
13日、赤穂では白鈴祭50周年記念企画として「赤中人権宣言」「大蛇復活」についてステージで発表したほか「赤中生の主張」として生徒が日ごろ感じている気持ちや思いを発表した。
東では「The極める」として、そば打ち、ギター、サッカーなどの10講座が開かれ、生徒がそれぞれが選んだ講座に挑戦。地元の講師の教えを受けながら普段馴染みのない技を楽しく学んだ。
14日の一般公開は赤穂が午前8時55分縲恁゚後3時10分、東が午前8時50分縲恁゚後2時50分。 -
駒ケ根OB野球優勝報告
6月縲・0月にかけ、3大会で優勝を飾った駒ケ根OB野球(田畑利昭代表、26人)の選手ら7人が13日、駒ケ根市役所を訪れ、中原正純市長に優勝を報告した=写真。同チームは第26回南信50歳OB野球春季大会(6月17日、駒ケ根市)、第10回県60歳OB野球大会(7月15日、駒ケ根市)、第31回県知事旗争奪県50歳OB野球大会(9月23日・10月1日、松本市)でそれぞれ優勝した。田畑代表らは「選手は50代、60代が半々。若い人にもっと出てきてもらいたい」と話したが、中原市長は「強い駒ケ根の伝統を受け継ぐ素晴らしい成績だ。人生80年の時代。まだまだ頑張って」と激励した。
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赤穂高強歩大会
駒ケ根市の赤穂高校で12日、強歩大会が行われた。全校生徒約800人が参加し、男子41・5キロ、女子29・0キロのコースに挑んだ=写真。
コースは男女とも学校をスタートし、東伊那から火山峠を経て伊那市富県へ。男子はさらに東に向かい、高遠町との堺から三峰川沿いを下って東春近から宮田村を通り、学校に戻る。女子は富県から北上し、東春近で男子のコースと合流する。いずれも長距離の上、アップダウンの激しい難コース。この季節としてははかなりの暑さとなった中で、出場者らは汗だくになって完走、完歩を目指した。中には体力を使い果たして走れなくなり、教職員の救護車で学校に戻る生徒も見られた。
上位は次の皆さん(カッコ内はクラス)。
▼男子(1)有賀康大(2D)3時間15分41秒(2)宮澤幸樹(2D)(3)野溝渉(2B)▼女子(1)山田香織(2E)2時間41分16秒(2)平沢深雪(1D)(3)北原彩奈(2A)▼クラス別(1)2F(2)2A(3)1F -
郡境
郡境の中川村を担当し1年半となるが時々郡境を意識する。高森町の大型店まで10分、飯田市街地まで20分で、商圏は完全に飯田下伊那、高校も飯田下伊那が多い。松川町の彼岸花の寺から花情報、大鹿村のイベント案内も届く▼先日、村公民館事業で松川町生田の史跡巡りをしたが、生田と中川村渡場では隣の集落だが、ほとんどの人は初めて。彼岸花の寺の場所も村役場で聞いたが知らない人ばかり。行ってみると渡場から数分の近さ「郡境の垣根は高い」と感じた▼上下伊那の垣根は時に高く、時には低く、無かったりと色々。中川村にいると、次に市町村合併問題が起きた時の枠組は、伊那谷1つのような気がしてくる。そうなれば、中川村はど真ん中「やったね」(大口記者)
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清龍祭はじまる
青春の熱き祭典始まる-。飯島町の飯島中学校の文化祭「第38回清龍祭」は13、14日、「307の光縲・人1人の手の中に縲怐vをテーマに開かれている。
初日は感動的な開祭式に続き、恒例の「意見発表会」、1年1組の久保田志音君は「温暖化によって何が起こっているのか、何が原因なのか、防ぐ方法はないだろうか」と問いかけ、朗読劇「この子たちの夏」を見た1年3組の酒井祐貴君は1945年8月の原爆投下について話し、平和の尊さを訴えた。
このほか、各クラス代表が友だちや家族、災害、野球などをテーマに発表した。
また、生徒会企画「若人の広場」では、各クラスがダンスや劇、マスゲームなど趣向を凝らしたステージで盛り上がった。
2日目は、演劇部、合唱部、選択音楽、選択体育、吹奏楽部などがステージを飾る「地域交流の会」、各クラスが練習の成果を披露する「音楽会」。展示は学級展示、美術部展、選択教科展など各種展示。一般公開は午前8時30分縲恁゚後2時30分。 -
信州ふるさとの道ふれあい事業(アダプトシステム)飯島町「七久保県道をはぐくむ会」が県と協定を締結
県伊那建設事務所(松下泰見所長)と飯島町七久保区の「県道をはぐくむ会(加藤主殿区長)」は13日、信州ふるさとの道ふれあい事業(アダプトシステム)の協定を締結し、飯島町役場で調印式を行なった。主要地方道飯島飯田線飯島町柏木信号縲怏コ伊那郡境約3キロ間で、沿道4耕地300人で構成。沿道住民がボランティアで行なう沿道の花壇の管理や法面、歩道の草刈、清掃、歩道の除雪などを建設事務所が支援する。上伊那地方では9団体目。
「県道をはぐくむ会」は、94年町から「我町は花で美しく推進機構(花機構)」事業推進の中で、協力できる耕地はないかとの呼び掛けで、北街道、新屋敷耕地の住民が、道沿いに花や花木を植えたり、家の前の花壇や空地に花を植えはじめたのがきっかけ。
調印式で松下所長は「町と地元が協働の精神で、道路の環境美化活動に取り組むことは大切。県は制度の中で様々な支援ができれば」とあいさつ。
立会人の高坂町長は「飯島町では最初の調印。県や町、地域が役割分担する中で、道路を大切に美しい使っていきたい」と述べた。 また、七久保区の加藤区長は「この調印を契機に、除草や手入れで県道が一層美しくなることを願い、活動していきたい」と誓った。 -
信州ふるさとの道ふれあい事業(アダプトシステム)中川村花花クラブが県と協定を締結
県伊那建設事務所(松下泰見所長)と中川村の「花花クラブ(佐々木達男代表)」は13日、信州ふるさとの道ふれあい事業(アダプトシステム)の協定を締結し、中川村役場で調印式を行なった。国道153号小平縲恪竚ヒ約300メートル間で、小平、坂戸の沿道住民30人で構成。沿道住民有志がボランティアで行なう沿道の花壇の管理や法面の草刈などを建設事務所が支援する。上伊那地方では10団体目。
「花花クラブ」は97年、環境美化運動として、村の呼び掛けで、地区内で有志を募り、国道沿いの花の植栽と管理を始めたことがきっかけ。今年は10月下旬、11月上旬に花壇整備を予定。
調印式で松下所長は「調印を契機に地域が心を合せ、道路の環境美化活動を通じて、道路への愛着心を高めて」と期待を込めた。
立会人の曽我村長は「北の玄関口である小平、坂戸がはなやかに、きれいになることは、魅力ある村づくりの一助になる」と歓迎。「花花クラブ」の佐々木代表は「調印により、心新たに、活動の輪を広げ、通行する人が和んでもらえるように頑張りたい」と誓った。 -
子どもと本の会」を結成「とっぴんぱらりん」を創刊
中川村の子どもや本にかかわる人、読書好きが集まり、7月結成した「子どもの本の会(長尾久美子会長)」はこのほど、情報誌「とっぴんぱらりん」を創刊=写真。A3版、200部製作し、村図書館、つどいの広場「バンビーニ」、役場など公共施設に配布した。
タイトルの「とっぴんぱらりん」は秋田の民話の話し終りにつける「とっぴんぱらりんぷう」から名付けた。
創刊号は「秋のおすすめ絵本」として「もりのかくれんぼう」「ぼく、お月さまとはなしたよ」を紹介。「かぼちゃのむしパン」の作り方も掲載。図書館イベント、バンビーニのイベント情報など、内容盛りだくさん。
情報誌「とっぴんぱらりん」は年4回発行の予定。
このほか、「子どもの本の会」では14日午前10時30分から、社会体育館2階で初めての講演会を企画。各地で絵本・わらべ歌の講演活動を展開する落合美知子さんが「親子で楽しむ絵本とわらべ歌」と題して講演する。 -
後藤監督の長編映画 タイトルは「Beauty」
伊那市出身で、飯島町在住の後藤俊夫監督(67)がメガホンを取る長編劇映画のタイトルが「Beauty(ビューティー)竏樗・オきもの」に決まった。13日、下伊那郡大鹿村で記者会見し、後藤監督が発表した。
これまで「村歌舞伎一代」を仮題にしてきたが、伊那谷の自然や地芝居を伝承する人々の心の美しさを強調。若い世代にもターゲットを置きたいとの意向もあり、ローカルな感じを全国・世界発信用に切り替えた。
映画は、昨年秋から四季折々の風景を撮影し、11月からは役者を交え、子ども時代のシーンから撮る。撮影場所は、上・下伊那の各市町村から要望があった個所を事前に見て回り、伊那市長谷の熱田神社、下伊那郡清内路村のミズナラなどをピックアップ。07年5月までに撮影を終え、秋以降に全国上映する予定。
記者会見では、準主役の歌舞伎俳優・片岡愛之助さんの起用や、主人公の少年時代のクラスメートの子役も発表した。
クラスメート35人のうち上伊那の小中学生は3分の2を占める。主人公の子役は、踊りのけいこが必要であるため、地元からは選ばなかった。
映画は、昭和10(1935)年、信州の小さな村が舞台。主人公の木地師半次が地芝居を通して友情をはぐくむ青春時代から、シベリア抑留の過酷な戦争体験や親友の死などを経て地芝居を再興、継承していく物語。主役は、歌舞伎俳優の片岡孝太郎さん。
後藤監督は「村歌舞伎を伝承する人々の魂を見直す機会にしたい」と述べた。
製作費は2億円。寄付金5千万円を目標に置いていたところ、10日現在で4900万円が地元企業や地域住民などから寄せられた。
子役は次の皆さん(上伊那関係分)。
金沢智奈、川澄拓夢(以上辰野東小)岩田翠、松本綾菜、松下一花、丸山菜美、林珠希(以上飯島小)木下柊平、大日方和(以上西箕輪小)安藤友里、福沢愛香、鈴木颯太(以上伊那小)北原亜美(箕輪北小)松村大樹(七久保小)幸村響(赤穂中)柴明子、中村彩夏(以上西春近南小)小池愛海(伊那東小)原風音(南箕輪小)宮島亮太、平沢水喜(以上中川東小)遠藤巧也(伊那北小)春日啓志(赤穂東小)岡田萌(赤穂小)
撮影に当たり、村歌舞伎を見る観客役のエキストラ500人を募集している。
撮影は11月19日、下伊那郡大鹿村の大磧神社である。午前7時半縲・時に大鹿小学校体育館へ集合。撮影は午後4時半終了で、途中参加や退場はできない。
服装は昭和10年代をイメージしたもの。
問い合わせは、伊那市・飯島町が各市町の募集担当窓口、そのほかは大鹿村教育委員会エキストラ募集担当窓口(TEL0265・39・2100)。
タイトルを発表する後藤監督 -
八幡町ハロウィンに向け タペストリーでPR
伊那市の伊那北地域活性化センターなどで展開する28日の「八幡町ハロウィン」に向け、八幡町実業団協同組合(尾崎晃一理事長)は13日、町内の街路灯にPR用のタペストリー50枚を取り付けた=写真。
役員約10人が脚立を使って町内の道路(全長約450メートル)の両側に1本ずつ取り付け。顔の形をしたカボチャのイラストと「ハロウィン」の文字が入ったタペストリーが町内を彩った。
本年で5回目となる同イベントは、きたっせなどで午後2時45分縲恣ッ6時。組合加入店の協力を得たスタンプラリー(各店で菓子を配布)、ジャック・オ・ランタン(カボチャちょうちん)づくり、仮装コンテストなどを企画している。
新企画のフォトコンテストは、当日撮影した写真を募って、後日ある「山寺区収穫祭」で展示する予定にしている。
午後5時30分には、ジャック・オ・ランタンの点灯式もあり、幻想的な雰囲気となる。 -
ソフトバレー 上伊那から2チーム全国大会へ
全国大会に出場するソフトバレーボールチームの「似たかよったか」の主将、若林一雄さん(60)=伊那市山寺=、「ルドルフ辰野」の選手、池上徳明さん(62)=同市西町=ら3人が12日、市役所を訪れ、小坂樫男市長に出発前のあいさつをした。
似たかよったかは「ねんりんピックしずおか」(28縲・1日・静岡県)に、ルドルフ辰野は「全国ソフトバレーシルバーフェスティバル」(28縲・9日・熊本県)に出場。池上さんはチーム内で市内からただ一人の出場となる。
似たかよったかは60歳以上の男女8人、ルドルフ辰野は50歳代と60歳代からそれぞれ男女4人の計8人チーム。ともに5月にあった県予選大会で全国大会の出場権を獲得した。
若林さんは「優勝を目指して頑張りたい。今年は力があるのでチャンス」、池上さんは「楽しみながら、できれば優勝を」と意気込みを語っていた。 -
伸光製作所で総合防災訓練 有毒ガス発生の対応も
箕輪町木下のプリント配線板製造「伸光製作所」(河野哲郎社長)で12日、総合防災訓練があった。社員約410人が参加。震度5以上の地震が発生したとの想定で、放水、初期消火、避難などの訓練を実施し、有事にそなえた。
全国労働安全衛生週間に合わせての恒例訓練。05年3月に屋外にある塩酸タンクから塩酸ガスが発生した事故を契機に、昨年からは「有毒ガス発生」による対応もシナリオに入れ、防災訓練をしている。
本年度は箕輪消防署員が参加し、有毒ガスの発生で逃げ遅れた社員を救護する訓練を初実施。昨年度同署へ配備した化学防護服をまとった署員2人が工場内を探索し、床に倒れていた社員を救出した=写真。
河野社長は「訓練をきっかけに、日ごろのイメージトレーニングで想像力を豊かにし、いろいろな状況に対応できるように準備してほしい」と総評した。
05年の事故は塩酸タンク上部の排風配管が落下し、破損した塩酸配管からガスが発生した。配管は強固なものに付替え、排風配管の下には落下防止のネットを設置するなどの対策を講じた。 -
郷土が育んだ信州ゆかりの作家展 ベル伊那17日まで
「郷土が育んだ信州ゆかりの作家展」は17日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている=写真。大正、昭和にかけて活躍した作家約30人の油絵、水彩画、彫刻、書など計45点を展示販売している。
辰野町出身の中川紀元の「伊那谷暮日」、宮田村出身の平沢喜之助の「少年道化」などの油彩のほか、丸山晩霞の「信州風景」などの水彩もある。彫刻では清水多嘉示、瀬戸団治らのブロンズ像も並んでいる。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時)。 -
障害者自立支援法で福祉作業所家族会が村に要望書提出
宮田村福祉作業所に通う利用者10人の保護者でつくる家族会(赤羽好美会長)は13日、障害者自立支援法の新しい制度の下でも負担が増えないよう求め、清水靖夫村長に要望書を提出した。先走りする国の理念に村の現場サイドも戸惑いを隠せず、保護者や利用者も年齢を重ねていく今後の生活について不安を訴えた。
「国の支援が見えてこない。そのしわ寄せが来ている」。この日、要望書を受け取った清水村長は苦しい胸の内を家族会や利用者に伝えた。
同法は福祉サービスを利用する障害者に相応の自己負担も求めているが、村は福祉作業所の利用料について現段階では負担額などを決めていない。
「不公平のないようにしたい」として他市町村の動向をみながら、利用負担などを決めていこうと考えているからだ。
村長と懇談した家族会側からは「今は送り迎えもしたりできるが、我々保護者が年をとって動けなくなったら、誰が子どもたちの面倒を見てくれるのか」と不安の声も。
清水村長は「日本の福祉はどれをとっても深刻。しっかりと意見は言っていきたい」と話した。 -
宮田中「梅樹祭」
自身の想い率直に、限りない可能性広げて宮田村宮田中学校の文化祭「第48回梅樹祭」は13、14日開き、可能性をもっと伸ばそうと、一般公開もして意欲的に展示やステージ発表などを行っている。恒例の弁論会は、人間関係や命の大切さなどを本音で語った。
1年から3年まで代表の8人が弁士となり、想いや考えを率直にぶつけた弁論会。
2年の加藤香さんは、学校に行けず悩んでいる時に、友人からもらった手紙が励みになったと発表した。
いつも通りに接してくれた友人、家族、先生など多くの人の支えがあって今の自分があると語り、「これからは支えてあげられる側にもなれるよう努力したい」と話した。
3年の宮下理子さんは、友達関係について発表。表面上の友情ではなく、トラブルがあってもよく話し合うことが大切と、自身の経験を通じて話した。
2年の後藤佑梨さんは読書で感じた命の大切さについてふれ、世界中には多くの子どもたちが病気などで苦しんでいると説明。
「私は自由に何でもできる環境にいながら、無駄に過ごしてきた。苦しんでいる人の少しでも心の支えとなり、今を大切に生きていきたい」と話した。
14日は午前8時半から講演会、同10時20分から音楽会を開催。校内展示も一般公開し、午前は9時から正午、午後は1時から2時まで行う。 -
大芝高原で上伊那郡市育樹祭開催
上伊那郡市育樹祭が13日、南箕輪村の大芝高原みんなの森であり、関係者や地元小学生ら総勢330人が除伐作業などを体験した。上伊那地方事務所、南箕輪村、上伊那山林協会、上伊那森林組合主催。
「育樹月間」(10月)に併せた恒例事業。森林づくりの大切さなどを学んでもらう目的で、上伊那各市町村を巡って開催している。今年は市町村や林業団体などの関係者、南箕輪と南部の両小学校6年生、一般が参加した。
式典で竹松政博地方事務所長は「森林の良さを見つめ直してもらい、多くの人の力で整備が推進され、より良い状態にしていければ」とあいさつ。
児童を代表して南箕輪小の清水泰志君と南部小の福沢咲さんが「豊かな緑を守り育て、大切な宝物として次の世代に引き継ぎたい」と宣誓。記念品として、南箕輪小に農業用フォークと草かき、南部小に樹木ラベル一式が贈られた。
参加者たちはアカマツ林1・8ヘクタールで、ナラやカエデ、リョウブなどの広葉樹を間伐。児童たちも指導を受けながらナタやのこぎりを使って作業した。ほかに、13年前に植えられたヒノキの枝払いなど、約1時間作業に汗を流した。 -
もっと輝け!中小企業(1)
上伊那で輝いている中小企業経営者の・ス元気・スの秘訣を探り、地域産業の活性化に結び付けよう竏窒ニ、03年4月から05年3月まで「上伊那・輝く!経営者キャンペーン」が展開された。産学官でつくる推進委員会(委員長=三井貞明元養命酒工場長)が中心となり、2年間のキャンペーン期間中に、約100人の「輝く経営者」を伊那毎日新聞紙面やケーブルテレビ3局を通じて紹介するとともに、シンポジウムや表彰式、ミニ見本市などを開催。元気でユニークな経営者たちの経営手法、経営理念などに学び、上伊那および信州の産業のあるべき姿、進むべき道を探ってきた。
同キャンペーンの背景には、県内企業の経営者や県知事らによる「信州ものづくり産業戦略会議」が02年に発表した提言や、上伊那の産学官でつくる「上伊那地域の新しい産業像及び振興策調査研究委員会」の提言があった。
両提言は「健康・福祉」「環境」「教育」にリンクした信州らしい「製造業」「観光(商業)」「農林業」のあり方や、「上伊那の地域特性」に沿った産業振興を強調。
「上伊那・輝く!経営者キャンペーン」はこれらの提言の有効性を証明する結果にもつながり、各層各界の注目を集めた。
このキャンペーンの・ス果実・スを多くの人々に還元しようと、伊那毎日新聞社はこのほど、キャンペーンで紹介した元気な経営者約100人を一挙に掲載した書籍「信州伊那谷からの挑戦」を「いなまい叢書」第2弾として発刊した。
この本に登場する経営者たちの「元気」の秘訣を産学官それぞれの立場から裏付けてもらい、改めて上伊那の産業モデルをさぐってみる。 -
【記者室】13日の金曜日
13日の金曜日といえばキリスト教では最も不吉な日とされている(らしい)。キリスト教徒ならずとも何となく気になるが、意外なことにその理由ははっきりしないのだという▼世に迷信の類は多い。日本では4は死に、9は苦に通じるとして嫌われる。茶柱が立つと縁起が良いとされ、黒猫を見ると悪いことが起きるという竏秩Bこれらには根拠不明なものが多いのだが、理詰めで物事を考える人が案外こだわっていたりして面白い▼一方で、まったく信用しない、と言ってすべて切り捨ててしまう人もいるが、それでは何だか寂しいような気がするのだ。あまり気にしすぎるのも困るが、単調になりがちな毎日の生活にちょっとした味を添えてくれるスパイスと思いたい。(白鳥記者)
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秋の風物詩「わらにお」作り
駒ケ根市東伊那の白川泰章さん(70)方で12日「わらにお」作りが始まった。白川さんは稲刈りの終わった田に3本の長い木で支柱を組み、形がゆがまないよう気を使いながら丁寧にわらを積み上げた=写真。「昔はどこの家でも作っていたもんだがこのところ全然見ない。この辺では今じゃうちだけだよ」と白川さん。1つ作るのに約1時間かかる重労働だが、白川さん方では毎年10個ほど作っているという。
「わらにお」は稲わらを良い状態で保存するために高さ約2メートル、直径約1・5メートルの円柱状に積んだ物。農業の機械化により家畜を飼わなくなったことなどからわらの需要がなくなり、最近ではほとんど見られなくなった。 -
アオサギ写真展
駒ケ根市立博物館は同市のアマチュア写真家中原寧之さんによる写真作品展「誕生から巣立ちまでのドキュメント アオサギ 写真50枚の記録」を31日まで同館ロビーで開いている=写真。展示されているのは中原さんがアオサギの生態を克明に観察し、じっくり時間をかけて撮影した約7千枚の中から選び出した50枚。つがいの懸命な子育てとひなの成長の様子など、めったに目にすることのできないアオサギの生態を見事にとらえている。
入場無料。午前9時30分縲恁゚後6時30分。月曜日休館。問い合わせは同館(TEL83・1135)へ。 -
防犯パレード
全国地域安全運動初日の11日、駒ケ根市と伊南防犯連合会、駒ケ根警察署は市民に防犯を呼び掛けるパレードと街頭啓発活動を市内で行った。伊南防犯連合会役員、市職員、警察署員など約20人が参加し、パトカーを先頭に市の青色回転灯防犯パトカーなど8台で駒ケ根署を出発=写真。「車上狙いや振り込め詐欺などに気をつけましょう」などとスピーカーで放送しながら市内を走り、市民に防犯を呼び掛けた。
市内の大型店では警察官や防犯連合会の役員らが買い物客らにチラシを手渡して、犯罪の未然防止を訴えた。
駒ケ根署で行った出発式で山本修作署長は「子どもたちの安全を守るためにも、防犯活動を通じて地域の安全意識を高めてほしい」と参加者を激励した。 -
みなみみのわフォトグランプリ審査会
南箕輪村で11日、第1回みなみみのわフォトグランプリの審査会があった。応募のあった12人54作品の中から、伊藤好幸さん(伊那市)の『なずなつみ』が、最優秀賞に選ばれた。
これまでは、大芝高原まつりにスポットを絞ったフォトコンテストをしてきたが、今年は南箕輪村の良さをPRする写真を応募してもらおう竏窒ニ、四季を通した村の風景や、村らしい場面を写した作品を募集。上伊那各地からの応募があった。
最優秀賞のほか、風景、自然などをとらえた優秀作品を選出するネイチャーフォト部門、後世に語り継ぎたい作品を選ぶヒューマンドキュメント部門、大芝高原まつりの作品を選ぶOshibaフェスティバル部門、中学生以下の作品を選ぶヤング・パワー!部門を設けたが、ヤング・パワー!部門に該当する応募は無かった。
プロや信州大学の学生など、選考委員7人が、それぞれを見比べながら入賞作品を選出。雪の仙丈ケ岳の前で、ナズナ摘みをする人々を写した伊藤さんの作品には「村から望む山が入っているのがいい」などの意見が寄せられた。
審査委員の一人、スタジオ結の小松豊さんは「選ぶのに迷った。今年は目を引く作品がなく、入賞したのも常連の人ばかりだった。もっと多くの人に参加してもらいたい」と話していた。
入賞者は次のみなさん。
◇優秀賞=伊藤好幸(伊那市)『なずなつみ』
◇ネイチャーフォト部門=耳塚雅知(南箕輪村)『レンゲ草と中ア』、酒井芳郎(箕輪町)『田植も終わって夏を待つ』
◇ヒューマンドキュメント部門=久保村由人(伊那市)『べとリンピック』、向山世男(伊那市)『ライトアップ』
◇Oshibaフェスティバル部門=蜷川靖子『みんなともだち』、大西廣文(飯島町)『まつりの男たち』
◇佳作=牧田増男(伊那市)北澤和子(南箕輪村)宮下敏治(伊那市)橋本隆治(南箕輪村)加藤平治(南箕輪村) -
志扇流がみその園で日本舞踊を披露
伊那市富県に拠点を置く「志扇流」(志扇寿光家元)のが11日、伊那市御園のデイサービスセンター「みその園」で、日本舞踊を披露した=写真。
お年寄りに楽しんでもらおう竏窒ニ、上伊那の各福祉施設を巡り、日本舞踊を披露している志扇流。みその園にも定期的に訪れていたが、今回は約半年ぶり。この日は、伊那市や、南箕輪村の6人が、同施設を訪れた。
自己紹介の後メンバーは、美空ひばりの残狭子守り唄」や、坂本冬美の「ふたりの大漁節」など9曲を披露。「久しぶりだね」などと話しかけると、お年寄りも「花が来た」など笑顔で応え、会場に笑いがあふれた。 -
農事組合法人
名称「みのわ営農」に決まる箕輪町の農事組合法人みのわ営農(仮称)設立発起人会は11日夜、第3回会議を町役場で開き、設立趣意書案を承認し、法人名を「農事組合法人みのわ営農」に決定した。
「みのわ営農」は、町内を一円とする農事組合法人。設立の趣意は▽国の農政大転換に対応した受け皿づくり▽農業機械への過剰投資を抑え競争力のある米産地づくり▽荒廃農地の防止と担い手育成の基盤づくり▽地域農業者の協同組織としての農事組合法人づくり-。担い手組織要件をクリアし、税制度や経営面でメリット追求がより期待できる農事組合法人を選択した。
今後は、加入申込みに向け17日から19日まで町内15地区で集落懇談会を開き、31日までに第1次申込みを取りまとめる。設立総会は12月10日に伊那プリンスホテルで開く。