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チビッコ元気に熱戦
サッカー・チャイルドカップ宮田村のサッカークラブチーム「トップストーン」は30、1日、第7回チャイルドカップを村中央グラウンドで開いている。園児から小学2年生までの低学年の大会で、初の県外からの参加も含め33クラブ・66チームが出場。チビッコたちが熱戦を繰り広げた。
実戦経験を幼いころから積んでもらおうと始まった同カップ。現在は増えつつある低学年大会の草分け的存在だ。
上伊那だけでなく県内各地から参加があり、今年は初めて岐阜県中津川市と愛知県田原市の3クラブも仲間に加わった。
30日は小学生1年生と保育園の2クラスを実施。大人顔負けのサイドチェンジや巧みなドリブルもあり、勝負する楽しさを存分に味わっていた。1日は午前9時40分試合開始で2年生が戦う。 -
古田の里「赤そば花まつり」
箕輪町上古田で30日、古田の里「赤そば花まつり」が上古田公民館などであった。真紅に染まる金原地区の赤そばの里を散策したり、地元のそば打ち名人らによる手打ちそばを味わうなど、にぎわっている。祭りは10月1日まで。上古田区主催、古田の里赤そばの会、中箕輪農事組合協賛。
真紅のソバの花が一面に広がり、まるで別世界のような「赤そばの里」は、地元はもとより県内外から訪れた観光客が遊歩道を散策したり、アマチュアカメラマンらが熱心に写真を撮っている。
公民館では、鮮やかな手つきでそばを打つ実演を感心して眺め、子どもから大人までが打ちたてのそばをたん能した。
新潟県から友人と訪れた女性は、「初めて来たけど、花が本当にきれい。そばも、とってもおいしくて、来てよかった」と話していた。
祭りは午前10時縲恁゚後3時。手打ちそば賞味は盛りそば1食300円。1日800食限定。そば打ち体験・持ち帰り1500円(1日15縲・0人)。公民館前と金原地区で新鮮野菜、果物など農産物、手作り民芸品も販売。午前11時から、公民館前駐車場で箕輪太鼓の演奏もある。 -
チームグリーンみなみみのわ村民勉強会
災害に強いむらづくりを考える南箕輪村の自立と改革をめざす「チームグリーンみなみみのわ」は27日夜、第4回村民勉強会「一緒に考えよう!災害に強いむらづくり縲恪ミ害は忘れたころにやって来る縲怐vを北殿公民館で開いた。
7月の豪雨災害の経験を語り合い、災害全般を考え直し、全員参加のむらづくりにつなげようと計画。被災状況や災害対策、地震対策、北殿区民の体験談などを聞いた。
伊那建設事務所は、7月豪雨の被災状況を示し、「糸魚川静岡構造線に沿って、これまで土石流が発生していない空白地域の災害が多かった」と特徴を説明。「岩盤は天然による風化が進んでいる。災害が起こらないということは危険度が増していると思ってほしい」と、注意を呼びかけた。 -
【記者室】熟年パワー竏茶Vニア海外ボランティア
これまで東京の訓練施設への通所で行われてきたシニア海外ボランティアの初めての合宿研修が駒ケ根市の青年海外協力隊訓練所で行われた。35日間の訓練を終えた平均年齢58歳の131人が今月それぞれの任国へ旅立つ▼訓練所ではシニアの受け入れは初めてとあっていろいろと不安があったようだが、一番はやはり健康状態。若者と違って無理が利かない体で長期の缶詰生活に耐えられるだろうか竏秩Bところがいざふたを開けてみれば…▼食事の量は青年より多く、特に牛乳は足りなくなるほど。「今までこんなことはなかった」と関係者はうれしい悲鳴を上げていた。20代の青年たちも頼もしいがさすがだてに年は取っていない。改めてベテランのパワーを見直した。(白鳥記者)
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中川村さわやかウォーク
「自然がみえる、郷土がみえる、自分が映える、中川のみち」をテーマに秋の田園地帯を歩く第7回中川アルプス展望さわやかウォークが9月30日と1日の2日間、中川村で開かれている。30日は天竜川西岸の段丘に広がるリンゴ農園や赤ソバ畑を通る約12キロの「アルプス展望りんご街道コース」に各地から約90人が参加。主会場の牧ケ原文化公園・サンアリーナを元気よく出発した=写真。参加者は秋晴れの空をのんびりと見上げたり、気に入った風景をバックに写真を撮ったりと、それぞれ思い思いのペースでゴールを目指して歩いた。
2日目の1日は健脚者向けの22キロ、一般向けの15キロ、小学生同伴家族向けの6キロの各コースに約130人が参加する予定。 -
親子陶芸教室
駒ケ根市のおもしろかっぱ館(小平容大館長)は親子・子どもふれあい事業9月の巻として30日、親子陶芸教室を東伊那の「ふるさとの丘あゆみ館」で開いた。市内の親子約20人が参加し、陶芸家の内田輝夫さん=岐阜県瑞浪市=の指導を受けながら思い思いに作品づくりに挑戦した=写真。
どんな作品を作るかは参加者それぞれの自由だが、かっぱの置物は必ず1つずつ作らなければならないとあって参加者らは「皿や花瓶と違って難しい」などと言いながら、内田さんに作り方を質問したり作品を見て形をまねたりしていた。
作品は10月21日の第2回教室で色を付け、うわぐすりを塗って窯に入れる。焼き上がった作品はおもしろかっぱ館で12月まで展示される予定。 -
看護大学園祭「鈴風祭」
駒ケ根市の県看護大で第11回鈴風祭が1日まで開かれている。看護大ならではの血圧、視力、肺活量、体脂肪の測定やアルコールパッチテストなどのコーナーは行列ができるほどの人気。ステージではミス&ミスター看護大コンテストやバンドのライブ演奏などが行われたほか、グラウンドでに設けられた乗馬体験コーナーでは子どもたちが馬の背に揺られてのんびりと散歩を楽しんだ=写真。広いキャンパスには大学を支援する駒ケ根市看護大学交流市民の会や学生たちが運営するさまざまな模擬店が出店し、訪れた家族連れなどでにぎわっている。
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和紙ちぎり絵展
伊那市通り町のニシザワデパート4階で30日から、和紙ちぎり絵展が始まった。水彩画のような画風が特徴で、花や風景など新作180点が並ぶ。1日まで。
ちぎり絵「しゅんこう」認定講師の中村早恵子さん=御園区=の指導を受ける県の老人大学修了生の「七絵会」「二千絵会」と、地域で開く「御園教室」の合同作品展で、75人が出品した。
富士山や樹木を題材に、4枚を一つの額に収めて新緑、紅葉など四季の移ろいを表現したり、源氏物語を創作したりと工夫を凝らしている。
そのほか、思い出の写真からキャンプファイヤーの様子を作品に仕上げた「駒ケ根高原の夜」、まさかりを担いだ「金太郎」、「鯉の滝のぼり」「ばら」「月見」などバラエティーに富む。中には、ちぎり絵を取り入れた「秋色の街」のランプシェイドも。
中村さんは「男性を含め、意欲的に取り組んだ作品がそろった。指先で表現できる楽しさ、和紙のすばらしさを感じてほしい」と話している。
1日は午前10時縲恁゚後5時。実演コーナーもある。 -
芙蓉会日本画展
駒ケ根市の日本画愛好会「芙蓉会」(高橋豊子代表、17人)は第28回作品展を同市の赤穂公民館で2日まで開いている。会員15人が思い思いに描いたアヤメ、ボタン、バラ、ツバキ、ユリなどの作品約70点が展示されている。訪れた人たちは「きれいだね」「華やかでいいね」などと話しながら作品に見入っている=写真。
同会は月2回の教室を赤穂公民館で開き、楽しく創作に励んでいる。
午前9時縲恁゚後5時。入場無料。問い合わせは赤穂公民館(TEL83・4060)へ。 -
西春近中央保育園で最後の運動会
伊那市の西春近中央保育園(牧野美智子園長、39人)の「なかよし運動会」が30日、近くの伊那西高校グラウンドであった。07年度、西春近北保育園と統合することから最後の運動会で、万国旗がはためく中、にぎやかに繰り広げた。
種目は親子種目の帽子取り、綱引き、かけっこなど15。年中児・年長児の「じょんがらまつり」は、太鼓演奏を交えたリズムで、元気いっぱいに会場を動き回った。
最終種目はリズム「BOBONBAぼん」。園児の踊りに合わせ、家族らがペットボトルで作ったマラカスで音を鳴らし、会場が一体となって盛り上げた。
年長児の孫を持つ女性は「人数が少なくても、にぎやかな運動会だった。園児も、保護者も出る種目が多かったと思うけど、楽しめた」と話していた。 -
第3回ワークショップ経営セミナー
県経営者協会上伊那支部情報委員会など5団体が主催する経営改善研究会「ワークショップ経営セミナー」の第3回が29日、飯田市の飯伊地域地場産業振興センターであった。上・下伊那の製造業6社、約20人が出席した。
ショップ経営は、方針や目標の管理を小単位の「ショップ」に任せる自主管理の手段で、生産性の向上や採算性の改善などを図り、企業の体質強化につなげるもの。
今回は、各社の小単位分けの進ちょく状況の発表、部門損益指標の考え方などの研修があった。
産業クラスターマネージャー松島信雄さんはショップ経営の推進について▽決算の結果がショップごとに出て、経営参画意識が高まる、改善点が見えてくるなど従業員のやりがいにつながる▽業務をやりやすくする竏窒ネど経験を交えながら利点を話した。
各社の進ちょく状況では「体制の見直しで、効率よくするために、どう分けるのかネックになって具体的に進んでいない」「2部門が入り乱れている。営業経費がわかる仕組みにしたい」など発表。コーディネーター明石安弘さんは「品質管理できることを考えてグループ分けするといい」など1社ごとにアドバイスした。 -
ICT杯マレットゴルフ大会 80人で熱戦展開
第12回伊那ケーブルテレビ杯争奪マレットゴルフ大会が30日、伊那市高遠町の「花の丘マレットゴルフ場」であった=写真。同ケーブル放送エリア内の同市、箕輪町、南箕輪村から愛好者約80人が集まり、さわやかな秋空の下でプレーを楽しんだ。
参加者は「月蔵」「三峰」コースの計36ホール(パー144)で競技した。紅葉し始めた桜の木の下、深まりゆく秋の1日を満喫。仲間の好プレーに歓声をあげるなど、和気あいあいとした中で交流も深めていた。
加入者サービスの一環ではじまった恒例大会で、会場はエリア内の自治体を順番に回って開いている。同マレットゴルフ場での開催は初めて。大会の様子は録画放送されるため、毎年、参加者らは張りきってプレーしている。
今大会の模様は10月4日午後10時から、1チャンネルで放映する。
結果は次の通り(同打数の場合は年齢順で順位を決定)。
(1)大沢昭人(伊那市)104(2)浅野八重子(同)104(3)井上治男(同)109(4)伊東武彦(同)109(5)藤沢巻臣(南箕輪村)110(6)北原久(伊那市)111(7)米山博康(同)113(8)清水利夫(同)113(9)小沢恒二郎(同)113(10)藤沢幸雄(箕輪町)113 -
信州大学農学部で災害時における住民、行政、研究者のかかわり方について考える防災シンポジウム
信州大学農学部山岳科学総合研究所は30日、災害時における住民、行政、研究者のかかわり方について考える防災シンポジウム「06年豪雨土石流災害の検証と地域防災を目指して」を開いた=写真。大学研究者や7月の豪雨災害で地域の対応に当たった行政・消防関係者、地域住民がそれぞれの立場から当時の様子を検証。どのような連携が図れるかを話し合った。
平松晋也教授は、県内の土砂災害危険個所のほとんどでハード的整備がなされていない現状に触れ「残りはソフト面での対応は必要」とし、住民自身が「自分の身は自分達で守る」という意識が必要であることを示した。
豪雨災害時、西春近諏訪形区の土砂流対応などに当たった酒井卓実さんは、有線放送で住民の出動を促したが、十分な情報伝達ができなかった現状を掲示。災害時の情報伝達の課題を示した。
伊那市消防団の三井栄二本部長は、どれだけの人が災害対応をしていたか認識していなかったことを今回の反省点としてあげ「二次災害で誰かが巻き込まれていても気付かない状況だった」と危険性を指摘。大学側には現場の危険性を回避するための専門的見地からの指導を求めた。
コーディネーターの木村和弘教授は「災害は一つの分野で解決できるものではなく、地域が連携しながら対応していくことが大切」と総括。大学として地域に積極的協力をしていく姿勢を示した。 -
ペアーレ伊那作品展
伊那市西町の伊那社会保険健康センター「ペアーレ伊那」は10月1日まで、第12回受講者作品展を開いている。受講者らの集大成となるトールペイントやパッチワークキルト、写真作品など、多彩な約350点が、訪れた人たちを楽しませている=写真。
前期、後期の講座が入れ替わる時期に合わせて毎年開催している作品展で、今回は20講座の約300人の受講者が作品を出展している。
受講者には「何か趣味を持ちたい」と考える子育てが終了した50代、60代の女性が多く、継続して受講を希望する人も多いという。
会場には同じ教室で学んだ受講者らが顔をそろえ、互いの作品を見比べながら「ここが難しかった」などと感想を話し合っていた。
会場では煎茶教室、紅茶教室の受講者らによるお手前披露を行っているほか、プール、トレーニングジムの無料解放もしている。
入場無料。午前9時縲恁゚後4時。 -
カリン、マルメロの選果始まる
箕輪町の上伊那農業協同組合箕輪選果場で30日、町の特産・カリンとマルメロの選果が始まった=写真。選果作業はこの日と10月5日の2日間を予定しており、今年は5縲・トンの出荷を見込んでいる。
この日は、生産者など総勢40人が、加工用として県外の市場や諏訪地域に出荷するマルメロを仕分けにあたった。今年は7月の豪雨と低温の影響でやや小ぶりなものが多くなったが、収穫量としては平年並みだという。
古くからの栽培を行い、県内でも有数のマルメロ出荷地域となっている箕輪町だが、3年前、町内のマルメロに病気が蔓延。その年、翌年と十分な収穫が確保できなかったことなども影響し、生産者数が減少した。また今年からは、ポジティブ・リスト制度の施行により、病気の発生に対して十分な措置をとれない事態が生じるなど、厳しい局面もあった。しかし、生産者側の働きかけにより、来年度からは状況改善がなされる運びになり、生産者の一人は「安定した形で生産できるようになるのでは」と期待をにじませていた。 -
手漉き竹紙の難波淑子(なんばよしこ)さん
身近な竹を気が遠くなるような時間を掛け、竹百%の強く美しい竹紙(ちくし)に-。
竹紙は中国唐代に作られ、宗代に流行、日本では江戸時代に薩摩藩や土佐藩で作られた。竹紙に出会い、手紙やはがきなど平面的な利用から、立体的、アート的なものへと発展させる。
◇◇
新潟県生まれ、高校卒業後、子どもの頃から興味があった服飾関係に。企画からデザイン、販売まで縫製以外ならなんでもこなした゜「企画が好きで、白1色だった男性のYシャツのカラー化にもかかわった」。ファッションはいつも、1年後、2年後を見据えた時代の先取り「すごく疲れた。山暮らしをしたい」と信州の菅平へ。数年間、東京で生活費を稼ぎ、菅平の自然の中で、絵を描いたり、本を読む生活をした。「自然に触れ合うことで、自分が癒されることを知った」。
竹絵を描く友人とのかかわりの中で「大きな竹(モウソウチク)が多い、南信に住みたい」と、あちらこちら探し、3年前に、友人と2人で中川村大草に移り住んだ。「伸びやかなで美しい村。人々の言葉が優しい」とすっかり気に入った。
前後して、竹紙を知り、文献で調べたり、友人に教わったり、さらに南牧村の工房に通い、竹紙づくりの基礎を習った。
竹紙の製法は竹を切り、1年間水に浸け、腐らせ、繊維を取り出し煮る。煮た物を叩いて綿状にし、漉く。
「竹は身近で、手に入りやすい素材。百%竹の竹紙は竹繊維のため、強靭で美しい」と竹紙の魅力を。
シンプルな竹紙だけでなく、絹糸や古布を漉きこんだり、墨流し工法など工夫は広がる。さらに平面から、かごやランプシェードなど立体へ、漉きの工程で表出した浮きや透かしを生かしたアートな表現へと、竹紙の可能性を追求する。
「竹を厄介物扱い。竹も自然の1部、人も竹も自然に生かされている。竹を大切にした。竹で村起しができれば」と期待する(大口国江)。 -
マスの燻製づくり始まる
宮田村新田区の燻製(くんせい)工房「スモークウッドくるみ」で、特産のニジマスの燻製づくりが始まった。来春まで1000匹ほどをさばいて手作りし、村内外で販売する。
農業を営む平沢秋人さん、明子さん夫妻が工房を経営。マスの燻製をつくり始めて10年ほどになるが、チーズの燻製とともに特産品として人気が高い。
1匹づつ三枚におろして、小骨を取り除く。ウィスキー樽を再利用したスモーカーでいぶすが、ひとつの工程が完了するまでに4日間と、気の遠くなる地道な作業の連続だ。
農作業の合間をぬって忙しい毎日だが「またこの季節が来たんだなって毎年思う」と平沢さん。
燻製に良く合う村特産の山ぶどうワインも仕込みの時期を控えており、村内は収獲の秋に沸いている。
問い合わせは平沢さん(090・9359・7757)まで。 -
ベル伊那 彫刻家・籔内佐斗司の世界展
木彫界を代表する彫刻家・籔内佐斗司さんの展示会「籔内佐斗司の世界展竏衷オ福楽観道竏秩vは10月3日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている=写真。安らぎとユーモアに満ちた童子のブロンズ像や銅版画など、約50点を展示販売している。
籔内さんは1953年、大阪市生まれで、東京芸術大学大学院を卒業後、奈良県の東大寺やニューヨーク、パリなどで個展を開くなどの活躍。県内での展示は同ホールで昨年に続き2回目となり、前回より出品点数を多く、新作も取りそろえた。
うつむきがちな現代人にエールを送る「上向き童子」、愚痴や食事をこぼすなとの「こぼすなさま」など、作品はメッセージ性に富んでいる。「難しく考えず作家のつくる世界観を楽しんでもらえれば」と関係者は来場を呼びかけている。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時)。 -
駒ケ根市で住宅火災
28日午前11時45分ごろ、駒ケ根市赤穂福岡の農業小田泰子さん(79)方の住宅から出火。木造平屋建て住宅の風呂場、台所の天井など約53平方メートルを焼いて約1時間後に鎮火した。けが人などはなかった。駒ケ根署は風呂場のたき口付近から出火したものとみて原因を調べている。
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中川でキノコ採り男性死亡
松川町上片桐の無職小松雅敏さん(62)が28日朝から1人で山にキノコ採りに出たまま夜になっても帰らないとの家族の届け出を受けて駒ケ根署と消防団が捜索していたところ、29日午前5時50分ごろ、近くにキノコ採りに来ていた駒ケ根市の男性(73)が中川村四徳の山中で小松さんの遺体を発見して通報した。遺体は小松さんの車が止めてあった県道近くの幅約50センチの山道の約2メートル下で発見されたが頭などに外傷はなく、同署は死因などについて調べている。
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中川で死亡事故
28日午後4時30分ごろ、中川村大草の県道松川インター大鹿線、小渋ダムの西約400メートルの道路左側に男性が倒れているのを車で通りかかった人が発見し、駒ケ根署に通報した。同署の調べによると男性は松川町元大島の無職宮・ス正さん(83)で、胸などを強く打っていて既に死亡していた。近くに宮・スさんが乗っていたと思われる原付バイクがあったことや遺体の状況などから、同署は宮・スさんがバイクを運転中に何らかの原因で転倒したものとみて調べを進めている。
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200万本のコスモス咲き始め、飯島の秋を彩る
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飯島町上の原の約4ヘクタール、200万本のコスモス畑では、新品種の八重が見ごろを迎え、大きく華やか花を重たげに秋風に揺らしている。
主力の秋咲きの大輪や黄花コスモス、イエロークリムソンキャンパスは、ちらほら咲きはじめた。
コスモスまつりは14、15日、ミニコンサートやもちつき、コスモスカルチャー、摘み取りなど予定する。 -
ながた荘特製「秋の紅葉弁当」10月2日~
箕輪町長田のながた荘は10月2日、特製「秋の紅葉弁当」を始める。
ちらし寿司は、煮たマツタケ、白身魚、焼サーモン、アナゴ、マグロ、エビなど。煮物、揚げ物、鶏の照り焼き、鮭の西京焼きなどボリューム満点。竹皮の弁当箱に詰めている。料金は1500円。
期間は10月31日まで。前日午後5時までに電話予約する。ながた荘食堂の利用もできる(午前11時縲恁゚後2時)。
予約、問い合わせはながた荘(TEL79・2682)へ。 -
飲酒運転防止パトロール
箕輪町交通安全協会(小林交石会長)は27日夜、秋の交通安全運動の一環で飲酒運転防止パトロールをした。町内の飲食店を回ってチラシを配り啓発した。
町安協執行部と分会長、緑十字会長、県交通安全指導員、県地域交通安全活動推進委員、町役場職員ら計35人が5班に分かれ、箕輪町警部交番の指導で飲食店やホテルを訪問してチラシを配り、飲酒運転防止を呼びかけた。平沢町長もパトロールし、「飲酒運転防止にご協力ください」と飲食店の店主にチラシを手渡した。
駐車している自動車のフロントガラスにもチラシを置いた。 -
箕輪町の小松咲子さん
長野県障害者文化芸術祭・工芸部門で奨励賞受賞箕輪町松島の小松咲子さん(72)が、第9回長野県障害者文化芸術祭inサンアップルの工芸部門で奨励賞を受賞した。27日、町役場を訪れ、平沢豊満町長に受賞報告をした。
文化芸術祭は9月16日縲・8日、長野市のサンアップルであった。小松さんは作品展の工芸部門にビーズ工芸を応募し、初出品で奨励賞を受賞した。応募総数は638点、工芸部門は157点だった。
作品は「花車」。直径4ミリのビーズを両面テープを張った台紙の上にはりつけて絵にするもので、見本の写真を見ながら25色のビーズ約700個をはって仕上げた。
小松さんは50歳代で脳梗塞になり言語障害がある。上伊那生協病院のデイケアに週1回通い、リハビリで今回の作品を作った。「花車」は2作品目。周囲の勧めで応募した。「自分では形ができただけでうれしかった。こんな賞がもらえると思わなかった。うれしい」と笑顔で話した。
平沢豊満町長は受賞を祝い、「根気がいりますね。楽しみにやりながら、お元気で長生きしてください」と話した。 -
駒ケ根市ポカラ市訪問団説明会
駒ケ根市は27日夜、国際協力友好都市協定締結5周年を記念してネパール・ポカラ市を11月に親善訪問する団員らに対する第1回の説明会を市役所南庁舎で開いた。約20人が出席し、市の担当職員や旅行代理店担当者から旅行の日程や行事のほか、ネパールの国内事情などについて説明を受けた=写真。
訪問団は34人。団長の中原正純市長をはじめ、北澤洋市議会議長、駒ケ根青年海外協力隊訓練所の加藤高史所長、ネパール交流市民の会などの団体代表者らが参加するほか、一般市民からの希望者も十数人含まれている。過去5回ネパールを訪れているという幹事長の小松原繁樹さんは「治安は良くなってきているという。皆で楽しい有意義な旅にしたい」とあいさつした。
計画によると訪問団は11月11日に中部国際空港からバンコクに向けて出発。12日にネパールに入り、13日にポカラ市着。記念式典などに出席して19日に帰国する予定。 -
駒ケ根市社協認知症グループホーム起工式
空家となっている民家を駒ケ根市社会福祉協議会(竹内正寛会長)が借り上げて改修し、07年1月に開所する計画の認知症高齢者グループホーム「いなほ」の改装工事が始まるのを前に28日、安全祈願祭と起工式が同市市場割の現地で行われた=写真。関係者約20人が出席し、工事の無事完成を祈った。
「いなほ」は木造平屋建て165平方メートルの瓦ぶき。洋室、和室各6部屋のほか居間、台所食堂、事務室、浴室などを備える。定員は6人。事業費は2580万円で、うち市の補助金は1500万円。
名称は市社協が7、8月に行った公募の中から、稲穂のように実り豊かな人生を送れるように竏窒ニの思いを込めて決められた。 -
中川観光開発定期株主総会
望岳荘を運営する中川観光開発(社長・曽我村長)は28日、望岳荘で第36期定期株主総会を開いた。約30人が出席し、第36期(05年7月1日-06年6月30日)営業報告、決算報告を承認、第37期(06年7月1日-07年6月31日)営業計画を決めた=写真。
第36期は不況の影響で、売上高1億8500万円で対前年比94・2%、1100万円の減で8期連続前年割れとなったが、下期(3、4、5月)は前年を上回り、底を打ちつつある。経常利益は経費削減により210万円(対前年費158・4%)の黒字となった。
第37期は料理や接客サービス、営業、施設などあらゆる業務において「お客様満足度の向上」を目指す。目標売上額は宿泊6400万円(前期実績6834万円)宴会6600万円(同5883万円)その他3820万円(同3772万円)。売上総利益3060万円(同2845万円)。当期利益100万円(同213万円) -
飯島七久保小交通安全教室
飯島町の七久保小学校で秋の交通安全運動期間中の28日、全校で交通安全教室を開いた。1年生は学校周辺道路で正しい歩き方を、2、3年生は校庭で自転車の乗り方の基礎を、4-6年生は学校からJR七久保駅までのコースで、交通ルールや正しい自転車の乗り方を実習した。
全体会で、細川道子校長は▽絶対飛び出しをしない▽自転車に乗る時はかならずヘルメットをかぶる▽道路は縦1列で歩く-などを挙げ「必ず守って、安全歩行、安全走行を」と呼び掛けた。
また、七久保駐在所の平松所員は「歩く時は右側。横断中に歩行者用信号機が点滅し出したら、渡り切る。渡る前に点滅したら、止まる。自転車はタイヤの空気やベル、ブレーキなど点検してから乗る」など歩き方、自転車の乗り方を説明。
この後、実習に移り、児童らは教諭や安協役員の指示に従いながら、安全歩行、安全走行を身につけた。 -
碓井伍一展
飯島町飯島駅前ヤナギヤ2階アミカホールでは4周年特別企画として、碓井伍一展が23日まで開かれている=写真。
フランス公募展ル・サロン入選作の「廻る」「白の誘惑」「翔く」「展」などのほか、水彩、油彩の風景画「「白い花の咲く頃」「晩秋」「桜の園」、油彩の人物画など約30点。独創的な感性とエネルギーで、多才な表現世界を展開する。
このほか、「上伊那よもやま話」「漂泊の俳人井月の風景」などの挿絵原画も並べた。 期間中の22日午後3時から、碓井さんのギャラリートークもある。
碓井さんは35年伊那市生まれ。パリ・ルサン永久会員、パリ国際サロン会員、04カンヌ国際芸術祭最優秀賞受賞。