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第6回
駒ヶ根-地産地消の銘菓づくり
~3年目の現状~ 【下】
特産品づくりを産業連携で進めることを目指した「駒ヶ根竏鋳n産地消の銘菓づくり」。3年目を迎えた取組みの現状と課題を関係者に話し合ってもらった。その2回目。
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40周年の宮田村商工会青年部が一輪車や収益金を寄付
宮田村商工会青年部は創部40周年を記念して8日、宮田小学校に一輪車10台を寄贈。先日開いた歳末慈善パーティーの収益金から30万520円を村へ寄付した。
前林裕一部長、40周年記念事業の平澤賢司委員長、池上真悟同副委員長が同校を訪問。 野溝和人校長と児童会運動委員会の新谷丈爾君、宮澤夢さんが「みんなで大切に乗らせてもらいます」と受け取った。
同校には50台ほどの一輪車があり、児童が休み時間に乗って遊ぶ。しかし、古くなったものが多いと聞き、青年部が記念事業の一環で購入。「子どもたちのためになれば」と、前林部長らは話していた。
青年部は40周年事業で、地域に還元する形で多彩な事業を展開。4日に開いた恒例の歳末慈善パーティーも好評で、オークションなど約300人が参加した。
その売り上げなど収益金を今年も村に寄付し、清水靖夫村長は「村政運営で必要な部分に有意義に使わせて頂く」と感謝した。 -
商工会が要望書を村に提出
宮田村商工会(前林善一会長)はこのほど、地域に根ざした積極的な活動が継続できるよう、補助も含めた支援を求めて清水靖夫村長に要望書を提出した。
同商工会は経営指導にとどまらず、多角的な地域活性化事業にも着手。本年度も商工業発展との相乗効果をねらって、特産品開発やプレミアム商品券の発行、村の伝説を看板にしたストーリーサイン事業などを展開している。
村から商工会への補助は本年度1185万円。前年度と同額となっているが、一部の村議などからは「補助した事業の効果を村が明確に把握すべき」などの声も挙がっている。
前林会長は「商工会の活動は村の税収増に貢献しているはず。村財政が厳しいことは理解するが、税収があがる所に手厚くしてほしい」と継続的な支援を求め、総額2160万円の補助を要望した。
清水村長は、商工会活動の成果を高く評価したうえで、厳しい台所事情に理解を求めた。 -
大田切人形を復活させたい
宮田小4年2組が古田人形に学ぶ
昭和30年代に途絶えた宮田村の大田切人形について学んでいる宮田小学校4年2組は9日、箕輪町古田人形保存会の柴登巳夫さんを招き、人形の操りに挑戦した。学習を進めるうちに芽生えた・ス復活・スへの想い。40年以上も前に消えた村の伝統を取り戻そうと、34人の夢はより一層ふくらんでいる。
柴さんが貴重な古田人形2体を持参。人形の由来や3人で操ることを学んだ子どもたちは、さっそく実物にふれた。
手先を動かしたり、歩く動作や抱き合う動作を表現したり。息をあわせる難しさも感じながら、繊細な人形芝居の一端にふれた。
伊那谷の人形芝居は江戸から明治にかけて大阪から伝わり、一時は28の人形座があった。しかし、後継者や資金面などの問題を抱えて大田切をはじめ多くが途絶えた。
上伊那で唯一続いている古田人形も一時は存続の危機に立ったが、柴さんは箕輪中学校の部活動をきっかけに再興したと語り「大田切人形も頑張れば、復活するかもしれない」と4年2組を励ました。
「想像してたより人形は重かった」「難しいけど、もっとやってみたい」と目を輝かした子どもたち。
担任の鈴木由美子教諭は「復活が容易でないことは子どもたちも感じている。しかし、村の伝統を肌で感じ、夢を持つことは無駄ではないはず」と話していた。 -
体重150キロのツキノワグマ仕留める
伊那市中央区の小阪洋治さん(63)と城倉紀男さん(65)=いずれも自営業、伊那猟友会員=は9日、長谷村の山林で体長1・8メートル、体重150キロもあるツキノワグマのオス1頭を仕留めた。「『やった』のひと言だね」と大喜びだ。
クマは肉を冷やしたあと、10日に皮をはぐ。脂の乗り具合がよく、猟師仲間で「クマ汁」にして味わうという。胃は干して加工し、薬として使う。
2人は狩猟解禁の11月15日から毎日、山へ出かけている。8日にクマの足跡を見つけ、気をつけていた。9日、鹿を追っていたところ、100メートル先の尾根でクマを目撃。小阪さんがライフル銃1発で倒し、とどめを打った。そのあと、林道までの500メートルを引きずり、やっとのことで自動車に乗せた。
通常、捕まえるクマの体重は50縲・0キロ。「40年間、猟をやっているが、これだけ大きいものはそうはない。山の主だ」と口をそろえた。 -
スクラップブッキング作品展
伊那市生涯学習センター2階展示ギャラリーで9日、スクラップブッキング作品展が始まった。思い出の写真を装飾した作品100点が並ぶ。11日まで。
スクラップブッキングは、写真をカラフルな紙や布などで飾り、文字を添えて思い出に残すクラフト。年々、浸透し、成長記録や思い出に作ってほしいと依頼が増えているという。
市内をはじめ、飯田市や岡谷市に教室を持つ久保田浩子さん=山寺区、講師の免許を持つ小林佳世さん=荒井区=に加え、生徒約20人が出品。
作品は、結婚式や金婚式の夫婦そろった笑顔、大きなイチゴをかむ子ども、にじがかかる風景などの写真に緑や青、ピンクなどの布を切りはりしたり、ビーズやボタンなどを組み合わせたりした。ピアノ演奏の写真には、楽譜などをあしらった。また、同じ写真をカラー、白黒、セピアに分け、デコレーションを変えた作品も。
久保田さんは「写真がメーン。写真が映えるように、自分の好きな色に幅を持たせ、色やデザインを考える」とアドバイスし「しまいっぱなしのアルバムを開き、子どもの成長を喜んだり、家族に感謝したりする気持ちを思い出して」と話している。
体験コーナー(材料費600円、写真は持参)もある。
開館は午前10時縲恁゚後9時(最終日4時)。 -
冬のもてなし料理6品を学ぶ
家庭健全のために活動する伊那友の会は8日、伊那市日影の伊那友の家で家庭料理講習会「冬のもてなし料理竏註ウ月料理にもう一品」を開いた。上伊那郡内から女性44人が参加し、冬野菜を使った6品の作り方を習った。
惣菜など買えば何でもそろう時代だが「おふくろの味」を見直し、クリスマスや正月など祝い膳を囲む機会に、手作り料理でもてなそうと企画した。
メニューは赤ワインのピラフをはじめ、ジャガイモやニンジン、タマネギなどを煮込んだポトフ、サーモンのダイコン巻きなど6品。
伊那友の会員6人が講師を務め、参加者の前で手順や作り方のポイントなどを交えながら実演した。
家庭にある冬野菜を使い、手軽にできる料理とあって、参加者は熱心にメモを取り「家でもぜひ、作ってみたい」と話していた。 -
【記者室】小学生を守る対策は
小学生を狙った殺人事件が広島と栃木で連続して起きたことから上伊那でも警察や教育関係者らによる緊急会議が持たれ、安全対策について協議するなどの動きが活発化している▼教職員やPTAらによる通学路パトロール、集団登下校や防犯ブザー携帯などの対策が取られているもののいずれも受身の域を出ず、万全というには程遠い。集団登下校は効果的だが、児童が1人になる場面を完全になくすことは現実的にほとんど不可能だろう▼ある警察関係者は言う。「尊い人命を守るためには人権擁護の一線を越えての捜査が必要な場合もある」と。異常者は犯行を繰り返す場合が多い。犯行の可能性のある人物を特定し、公表するなどの思い切った策を取れないものか。(白鳥記者)
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ゲレンデ整備本格化
駒ケ根市の中央アルプス駒ケ根高原スキー場で17日のオープンに向けてゲレンデ整備が本格化している。従業員らは5日未明から連日、初心者・ファミリー向きの「すずらんコース」を中心に12台のスノーマシン(人工降雪機)をフル稼動させ、十分な積雪量を確保しようと深夜から早朝の作業に懸命に取り組んでいる=写真。担当者は「4日以来の積雪でゲレンデの土が冷えていて、スノーマシンでつくる雪が解けにくい状態になっている。今の冷え込みが続けば予定の17日にはオープンできる」と話している。中級者向きの「しらかばコース」が滑走可能になるのは24日ごろの予定という。
今シーズンの入場者について同スキー場は、昨季並みの約6万5千人かそれ以上竏窒ニ見込んでいる。 -
パチンコ強盗対応訓練
駒ケ根警察署は8日、パチンコ店の景品交換所に強盗が押し入った竏窒ニいう想定の防犯訓練を駒ケ根市北割一区のパチンコ店「ぱちんこタウン駒ケ根店」で行った。店の外側にある景品交換所の前に車を横付けした犯人役の警察官2人が拳銃を手にして窓越しに「ドアを開けろ」「早くしろ」などと叫んで係員を脅し=写真、ドアを開けさせると金を奪って素早く車で逃走した。この間約50秒。係員が飛び出し、カラーボールを車に向かって投げつけたが当たらなかった。
訓練の様子を見つめていた伊南地区の遊技場組合員ら約20人は、素早い犯行にあっけに取られた表情を浮かべ、犯人が現場に残していったたばこの箱や吸い殻などに誰も気付かなかったことを署員に指摘されると「しっかりしなくちゃいけないな」などと話し合っていた。 -
小学校分科会緊急会議
小学校児童が殺害されるなどの事件が全国で多発している事態を受けて伊南地区学校警察連絡協議会小学校分科会は9日、緊急対策会議を駒ケ根警察署で開いた。伊南4市町村の教育委員会、10小学校の校長やPTA役員、警察関係者など約40人が出席し、通学路上の不審者への対策などについて意見を交わした=写真。児童の安全について学校などに対して指導・助言するスクールガード・リーダーの小出光恵さんは「悲惨な事件を防ぐには、いかに地域の人を巻き込んでいくか、どう関心を持ってもらうかが大切だ」と述べた。
各市町村教委と小学校は実施している通学路の安全対策などについて「職員やPTAが毎日パトロールしている」「下校中に暗くならないよう下校時間を早めている」「安全マップを作成している」などと報告した。意見交換で出席者からは「児童が自分で身を守る力を育てるための実践的な訓練が必要では」「危機管理はもちろん重要だが、子どもらしさが失われないような教育との両立も考えていかねばならない」などの意見が出された。
大杉元文生活安全刑事課長は管内で発生した声掛け事案などについて説明し「何かあったらすぐに署に通報を。時間がたつと緊急配備が間に合わない」と協力を訴えた。
各小学校は今後、具体的な個別対策について早急にPTAや警察を交えて協議していく。 -
「石」並べた新作6点披露
高遠町芝平の造形作家・天野惣平さん(52)の個展は13日まで、伊那市旭町のアートギャラリーミヤマで開いている。入場無料。
発砲スチロールを石の形に成形し、銅版画で刷った岩肌模様の和紙で包んだ新作6点を出品。来場者はじっくりと眺めて楽しんでいる。
メーンは、長さ4メートル55センチ、幅22センチ、高さ15センチの土台の上に、片手で納まる大きさの「石」72個を一列に配列。床に設置し、いろいろな角度から見ることができ、外光の照らし具合の違いが作品に変化を与えている。
テーマはノーコンセプトで、「自分の目と手が造りたいものをただ並べただけ(天野さん)」。来場者は「河原で拾ってきた石を並べただけかと思った」「作品が重いのか、軽いのか考えるのが面白い」などと話す。
天野さんは年に2回の個展を開き、同アートギャラリーは11回目。「毎年、何が出てくるのか楽しみ」と個展を心待ちにしている人も多い。
午前10時縲恁゚後7時(最終日は午後5時)。期間中は天野さんが会場を訪れる。 -
上農高の技術に関心
下伊那農業高校(飯田市)と友好交流を続ける、中国江蘇省・蘇州農業職業技術学院の視察団6人が8日、南箕輪村の上伊那農業高校を視察訪問した。メンバーは生物光学の教室など、校内の教育施設を見学した。
日本の短期大学に相当する同学院は、下農高校と90年から交流を開始し、本年は15周年。5日に来日した一行は、歓迎集会を下農高校で済ませ、この日は他の県内の農業関係施設の視察のために、同村の信州大学農学部も見学した。
視察団代表の李正茂さん(34)は「見学の時間は短かったが印象的だった。上農高校は先進的な技術を持ち、その技術は実用的で学生にとっても卒業後の就職に役立つ」と感想を述べた。
北原光博校長は「農業は人類の命に携わる産業。同じ農業を教える者として、お互いに連携を取っていきたい」とあいさつした。 -
文化祭バザー収益市に寄付
伊那市西町区の伊那部町内会などは8日、文化祭バザーの収益金の一部3万2千円を同市に寄付した。
市の福祉に役立てばと、14年前から続く恒例。伊澤勉町内会長と伊那部宿を考える会の田中三郎会長ら2人が市役所を訪れ、小坂樫男市町に寄付金を手渡した。
文化祭バザーは11月中旬、伊那部集会所で開催。地域住民が持ち寄った野菜、贈答品などの販売のほか、本年は同市境南の漫画家・橋爪まんぷさんの似顔絵会もあり盛況だった。
また伊那部町内会などは、地元社会福祉協議会へバザーの収益金の一部4万円を寄付している。 -
箕輪町警部交番連絡協議会が交番に冬季支援物資贈る
箕輪町警部交番連絡協議会(24人、小林紀玄会長)は8日、年末特別警戒で昼夜パトロールに励む交番の署員に支援物資を贈った。
協議会は夏と冬の年2回、交番に支援物資を贈っている。
今回は、切りもち12箱、カップ麺12ケース、栄養ドリンク50本を届けた。役員9人が訪れ、小林会長が「犯罪や事故が1件でも少なくなるよう署員に活躍いただきたい」とあいさつした。
倉田所長は、「町内の犯罪、事故の件数は昨年に比べ減少傾向。昼夜パトロールに動いている署員の励みになる。もちもいただき、粘りっこくパトロールしたい」と感謝した。
箕輪町警部交番は昼は金融機関や児童・生徒の通学路、夜はコンビニエンスストアや夜間営業店舗を重点に、夜は南箕輪村まで範囲を広げてパトロールをしている。 -
信州大芝高原マレットゴルフ親交会定期総会
信州大芝高原マレットゴルフ親交会(北原忠義会長)は9日、定期総会を大芝荘で開き、06年度の事業目標や新役員を決め、年間成績優秀者を表彰した。
会員は136人(男子85人、女子51人)。05年度の初打ちは4月15日。第2回選手権大会は5月に開催。例大会は37回。参加は延べ3373人で、1日平均92人。春・夏・秋・納大会も各100人を超える参加だった。
大芝の緑を守るために昨年から取り組んでいる「緑の基金」は、本年度は会員の浄財4万9986円集まった。12日に村に届ける。
役員は監事の小木曽敏さんが退任し、林剛さんを新任した。
年間成績優秀者は次の皆さん。
◇男性 (1)荻原文博80南箕輪村(2)大野田吉治73伊那市(3)藤沢幸雄69箕輪町(4)高木芳直62南箕輪村(5)小山栄二57箕輪町(6)中條清志55辰野町、清水利夫55伊那市(7)小島清46伊那市(8)下平節治45箕輪町(9)大沢昭人44伊那市(10)小沢恒二郎41伊那市
◇女性 (1)小沢かほる92(2)原幹子88(3)大槻キサエ82(4)北沢ヒデ子75以上南箕輪村(5)中島きくえ74箕輪町、浅野八重子74長谷村(6)酒井範子61(7)網野さだ子53(8)小林えみ子、白鳥栄子47(9)林米子44以上伊那市(10)武村八千江42南箕輪村、有賀智世子42伊那市 -
社会福祉協議会合併協議会
伊那市、高遠町、長谷村の社会福祉協議会合併を検討する第6回合併協議会が8日、伊那市福祉まちづくりセンターであった。前回提案した各種事務事業に関する提案を承認。障害者訪問介護事業など8事業に関する事前提案があった。
現在は3市町村に事業所がある指定障害者居宅介護事業については、財政的側面から長谷村の事業所を高遠町の事業所と統合することを提案。これまで伊那市社会福祉協議会が運営してきた伊那市総合福祉センターの運営については、指定管理者制度導入に伴い、今年度で市社協への委託廃止となることを、改めて確認。協定項目として提案した。
伊那市福祉まちづくりセンター「ふれあいーな」について、指定管理者制度の指定業者として08年度まで現行運営を継続。3市町村の高齢者生活福祉センター事業、長谷村のデイサービスセンターや小規模多機能施設の運営についても、現行通りの継続を提案した。 -
子どもを守れ
広島、栃木県で下校中の女児が殺害される事件が相次いだことを受け、伊那署と駒ヶ根署は、それぞれ小学校関係者と対策など意見を交わした。
◇ ◇
緊急伊那署小学校分科会は8日夜あり、全小学校22校の校長、PTA役員、各市町村教育長など約70人が参加。各校ごとに▽通学路の危険個所を再点検する、▽防犯ボランティア、PTA、学校などが連携し情報交換をする竏窒ネどの対策を確認した=写真。
通学路について西澤忠篤生活安全課長は「安全マップの再確認が一番重要」とし、「子どもの安全を守るためには、要注意個所を把握し、関係者で情報を共有する必要がある。自治会、育成会、地域ボランティアなど校長を中心に、危険個所の再確認をするのが望ましい」と参加者に呼びかけた。
安全対策について学校長、PTAから「不審車両のナンバーはどの程度覚えればよいか」「緊急時の集団下校には地域の警察署員を同伴してほしい」「伊那市の地域安心安全情報ネットワーク構築事業の本格運用はいつ」などの質問があがっていた。
10月末現在、県内で小学生以下の子どもが不審者に声をかけられた事案は150件で、そのうち伊那署管内は12件。昨年と比べて管内も増加傾向にあるという。 -
松岡産業寄付
駒ケ根市の廃棄物処理業松岡産業(松岡宅吉社長)は6日、市役所を訪れ、同社の創立30周年と新社屋完成を記念して20万円を市に寄付した。松岡社長は「増え続ける不法投棄防止のために役立てて」と寄付金を中原正純市長に手渡した=写真。中原市長は「資源循環型社会の構築に向けて、環境事業振興資金として有効に使わせていただく」と礼を述べた。
市民生活課は、後を絶たない不法投棄ごみの回収やパトロール、市民への啓発などの防止対策に活用していくことにしている。 -
砂防等施設維持管理ボランティア活動支援事業調印式
駒ケ根市を流れるねずみ川流域の中割、北割二、小町屋、市場割、上赤須の各区役員や水利水路組合員などでつくる「ねずみ川関連地域連絡会」(塩沢淳一会長)の活動が県の砂防等施設維持管理ボランティア活動支援事業として認定を受けることになり6日、駒ケ根市役所で確認書の調印式が行われた。塩沢会長、中原正純市長、松下泰見伊那建設事務所長が出席してそれぞれ確認書に調印した。塩沢会長は「ねずみ川は市の中心部を流れる環境保全や生活用水にとっても大切な川。調印を契機にさらに一層努力し、川を愛し守っていきたい」とあいさつした。認定により今後、同会が行う砂防や護岸、草刈り、床固めなどの活動に対し、県が草刈り機の燃料や替刃など消耗品の援助を行っていく。
中原正純市長は「市民参加と協働のまちづくりの模範となる先進的な活動に感謝と敬意を表する。環境美化にさらに取り組んでほしい」と期待を述べた。
認定は県下4番目。伊那建設事務所管内では初。 -
テレビのこうや豆腐特集で
登喜和冷凍食品に問い合わせ集まる
テレビでこうや豆腐が特集されたことをきっかけに、伊那市の登喜和冷凍食品(登内英雄社長)に注文や問い合わせが増えている。
こうや豆腐を特集したのはTBSの朝の番組「はなまるマーケット」(8日朝放映)。冬の乾燥肌を防ぐには入浴後10分以内に保湿のケアをすると同時に、タンパク質の豊富な食材を取ることが重要だとして、こうや豆腐の効用や調理法を紹介した。
同社の女性従業員8人も登場。「3世代の家族で、年寄り用に含め煮や卵とじ、子ども向けに粉末こうや豆腐を入れたハンバーグなど、2日に1回は食べている。乾燥肌だったのが治った」(伊藤文子さん=美篶在住)などと証言。足のスネで実測した保湿値も、従業員のものは平均50以上で、東京での平均35程度を大きく上回った。
放送直後から、同社・同社が加盟するこうや豆腐の組合・TBSなどに「こうや豆腐のメニューを教えて」「粉末製品を扱っている会社を教えて」などの問い合わせや注文が集まっているという。
登内社長は「毎年12月は鍋物用や正月向けの豆腐づくりで忙しいが、番組放送でさらに忙しさが募った。休日返上で頑張ります」と話した。
こうや豆腐はもともと高野山が発祥の地と言われる豆腐を冷凍・乾燥させた食品。戦後、長野県が一大産地をなり、現在では全国の90%以上を県内の業者で生産している。 -
起業チャンピオン賞を表彰
伊那商工会議所・伊那市主催のビジネスプラン創造塾を受講し、近く創業する女性2人に8日、起業チャンピオン賞を贈った。
受賞したのは、アジア生活雑貨販売と喫茶ビジネスの宮島洋子さん(33)=荒井区、アマランサス栽培と福祉雇用事業の山岸深雪さん(42)=若宮区=。
宮島さんは、ベトナムに滞在していた経験を生かし、布や陶器、衣類などの雑貨販売に加え、軽食を楽しめる店を通り町に構える。オープンは来年1月上旬予定。
山岸さんは「アマランサスを伊那の特産品にしたい」と来年から借り受けた畑25アールで栽培する。知的障害者らの働く場を確保。商品化には高遠町の栽培者らと連携していく。
表彰式で、伊藤正専務代行は「商売を始める熱い思いが伝わってきた。不安も多いと思うが、今後もフォローアップしたい」と地域の活性化につながるよう2人の活躍を祈り、新しい事業の芽が出ることに期待した。
受賞者も「自分のため、まちのために頑張りたい」とそれぞれ決意を語った。
創造塾は、新規創業を目指す人や新たな事業展開などを考える中小企業者を対象に開催。経営コンサルタントなど専門スタッフから伊那市のマーケット分析、資金計画、事業計画書の作成などを学んだ。25人が受講し、12人がプレゼンテーション。その中から、実現性が高いビジネスプランに「起業チャンピオン賞」を贈った。 -
仙醸で重油漏れる
水源汚染回避に全力高遠町上山田の仙醸(黒河内靖社長)で8日、重油が漏れ出し、同社と高遠町・高遠消防署などが、原因の究明と土壌・水源汚染の防止に奔走した。
漏れ出したのボイラー用の重油、推定2・6キロリットル。地下に埋設された配管部分に何らかの異常が生じたもの見られている。タンクが空になったので補充したところ、ボイラーを使用していないのに異常な速さで重油が減り漏出に気付いた。
タンク周辺を掘削し漏出状況を調べたところ、地表から40縲・0センチ下の茶色の地層の部分に重油が滲んでいることを発見。地層の広がり方や地下水の具合などにより、土壌・水源地汚染が心配されることから、夜まで異常箇所の確認と、汚染の広がり具合の確認作業が続いた。近くには高遠町河南地区の水道水に利用されている押出水源地がある。
仙醸の伊藤好専務は「当社も水が命の仕事。汚染防止と原因究明に全力を尽くしたい」と本紙に話した。 -
水質改善しつつある
諏訪湖流入河川と天竜川の本・支流の水質調査をした「天竜川水系健康診断」の結果報告会が8日、伊那市の市駅前ビルいなっせであった。
本年で9回目となる健康診断は、民間企業主体でつくるリサイクルシステム研究会などが、9月1日に流域49ヵ所で調査。結果を分析した沖野外輝夫信州大学名誉教授は「活動の成果が出ている」と、天竜川の水質が年々改善しつつあると報告した。
汚染の総合指標となるCOD(化学的酸素消費量)は、諏訪湖の影響がある釜口水門と新樋橋を除くと、南宮大橋の3・62ppmを最大にして、他の地点は2以下と、きわめて清浄な結果。農耕地からの肥料流出の指標となる窒素は良いレベルで安定し、排水の指標となるリンは安全圏内の数値となった。
天竜川支流については「一部の支流でリンの数値が時間帯によって変る地点がある」とし、今後も注意しながら継続的な水質浄化の取り組みが必要と訴えた。
健康診断は10回を目途に結果をまとめる。沖野名誉教授は「土地利用の変化と照らし合わせ、開発に何を気をつけなければいけないか将来的な展望を提案できれば」とした。 -
箕輪南小学校、季節の伝統文化を地域のお年寄りから習う
お年寄りの知恵を子どもに伝えていこう竏窒ニ箕輪南小学校で8日、季節の伝統文化を地域のお年寄りから学ぶ交流会があった。約35人のお年寄りが学校を訪れ、しめ縄や凧(たこ)、昔ながらのすいとんを子どもたちに伝授した。
毎年の恒例。全校で一つを習うこともあったが、昨年から1・2年、3・4年、5・6年の連学年ごとに分かれ、それぞれの成長段階に合った作業に取り組んでいる。今年は1、2年がすいとん作り、3、4年がたこ作り、5、6年がしめ縄作りに挑戦した。
しめ縄づくりで、2年目となる6年生の女子児童は、手際よく縄をなうお年寄りから手ほどきをうけ、いち早くしめ縄を完成。「去年よりはうまくできたが、難しい」と話していた。お年寄りは「今は人からもらうのでしめ縄をつくっていないが、昔さんざん作ったからつくり方は忘れない」と昔を懐かしんでいた。 -
地産地消の新たな流れを目指す伊那谷工房本格始動
地元ニーズに密着した地産地消の流れを築き、里山と地元消費者をつなごう竏窒ニ、上伊那の製材所や家具職人、販売店などが「伊那谷工房」を立ち上げた。地域と密着した販売所を通し、地域材商品を提供する製材所・職人と、地元消費者とを結び、拾い上げた消費者ニーズを商品に還元。消費者ニーズに即した地域材商品を企画することが、商品の付加価値となる。“地域”という小規模で無理のない流通ルートを用い、必要最低限の利益のみを目的とすることで、従来よりも安い商品を提供する。一方、消費者の消費行動が、里山の荒廃を防ぐことにもつながる。
駒ケ根市で地域材家具を製作販売をする「工房楽木」を中心に、伊那市の向山製材、福祉事業所「どうぞのいす」など4者が共同参加している。商品企画は工房楽木の牧野郁生さんが担当する。
「里山再生への願い」「良質な製品づくりへのこだわり」「職の創出」「健康・環境への配慮した商品へのニーズ」など、生産者から消費者までが持つさまざまな要望を一つにつなげることで、誰もが満足できる関係を実現することが最大の目的。
第1弾として企画した「里山の学習机」はすでに販売を開始。安全性、耐久性、健康面への配慮など、本当の意味で子どものことを考えた。アトピーが心配な子どもにも安心な植物原料100%の塗料を用い、大人になってからも使える頑丈な構造を取り入れた。天板には硬くて丈夫なドングリを使用。パーツごとの役割によって木材を使い分けている。「愛・地球博」にも出展した。
現在は「どうぞのいす」で展示販売している。18日には机の説明会もある。
問い合わせはどうぞのいす(TEL74・6697)へ。 -
第6回
駒ヶ根-地産地消の銘菓づくり
~3年目の現状~ 【上】
地元食材を地元で消費する「地産地消」の発想が社会的に注目を集めている。上伊那でもこの視点から各種取組みが開始されている。その中で、駒ヶ根商工会議所が中心となり、地元菓子店やJA上伊那・農業生産者とともに3年前から始めた「駒ヶ根竏鋳n産地消の銘菓づくり」は、先駆的な例と言えよう。
特産銘菓づくりをテコにして食品製造・販売業と農業の振興を図り、地域活性化につなげようという試みは3年を経てどうなっているか?現状と課題を関係者に話し合ってもらった。 -
厳選ほのぼの作品 気持ち和ませて
漫画家・橋爪まんぷさん(65)=伊那市境南=の「4コマまんが100点漫展」が来年1月9日まで、高遠町の信州高遠美術館で開かれている。
同美術館の依頼を受け、美術館では初めての個展。20年近く描きためた4コマ漫画の中から時事問題を除いた100点を厳選し、個展に合わせて全作品に色を付けてた。
サラリーマンの日常生活を描いた作品が中心で、職場での上司とのやりとりや、妻子との会話などを取り上げている。
まんぷさんは「作品はどれもほのぼのとしたもの。殺伐とした時代のなかで気持ちが和めばうれしい。ぜひ見にきてください」と来場を呼びかけている。
期間中の土・日曜日、祝日の午後2時縲・時は、チャリティまんが似顔絵会をする。色紙代1500円で、希望者に「ちょっとおもしろい漫画タッチの顔」を描く。売り上げ金の一部を社会福祉に寄付する。
10日の午後2時と4時の2回、伊那市を中心に活動するアマチュアバンド・柘植晃&スターダストを招き、まんが&ジャズライブもする。
午前9時から午後5時(最終日は3時)まで。毎週火曜日、年末年始(28縲・月3日)は休館。入館料は一般500円、小学生150円。
問い合わせは、信州高遠美術館(TEL94・3666)へ。 -
総合学習の成果発表「プラムデー」
宮田村の宮田中学校は8日、総合学習の成果を友人や地域に伝える「プラムデー」を村民会館で開いた。歴史や自然、福祉など、机上の勉強ではなく、実体験に基づいた学習内容を発表した。
1、2年は各学級、3年は4つの班に分かれてテーマを決め、週2時間ほど総合学習を実施。地域などに目を向けて調査してきた。
各分野で活躍する村内の・ス達人・スを調べた1年3組。会場に達人を招いて技を発表してもらうなど、地域の隠れた逸材を紹介した。
2年3組は宮田村の農家が丹精こめてつくる米について学習。きれいな水や豊かな自然があってこそ、農業が続けられると調査結果に基づき発表した。
村内の福祉施設や伊那擁護学校と交流する3年生の福祉班。高齢者宅へ訪問するなど、ふれあいの中から感じた素直な気持ちを表現した。
多くの体験を積んだ子どもたち。成果を見ようと、保護者や村民が数多く会場に足を運んでいた。 -
農産物加工所の設置など農業委員会が村へ建議
宮田村農業委員会(小田切信樹会長)は7日、今後の法改正をにらんだ農業経営の安定支援と、農業体験交流促進や農産物加工所の早期実現などを求めて清水靖夫村長に建議した。昨年まで含めた「優良農地の保全」については、生産効率のあがる農地の集積など、より柔軟な内容に変更した。
建議は営農組合の設立促進、担い手対策などから、地産地消による食育まで14項目。
長年求めている地元農産物を使った加工所の設置について、清水村長は「村としても総合的に研究したい」と、周辺の観光活性とからめて検討を進めたい考えを示唆した。
生産効率があがる土地利用について、清水村長は「活力あるむらづくりのためにも、農業基盤を明確にしたい」と答えた。