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みはらしギャラリー手書き染め展示
伊那市西箕輪のみはらしの湯、1階ギャラリーで、7月から新たに、手描き染め教室蒼花会(宮下梨花代表)のメンバー10人の作品を展示している。
展示作品は、額を中心に、ブラウスやクッションなど約30点。
手描き染めは、布に直接染料で描き込む手法。使われる色素は青、赤、黄の3原色のみ。しかし、色のかけ合わせや「ぼかし」という手法によって、さまざまな色彩表現ができる。
伊那市と駒ケ根市、2カ所の教室は、それぞれ月に2度ずつ開かれており、長い人は20年近く続けているという。
日ごろの成果を多くの人に見てもらおう窶狽ニ、昨年この時期に作品を展示したところ、好評だったため、今年も展示することになった。
花などが鮮やかに描かれた作品の数々は、ロビーを明るく彩っていた。
蒼花会の作品は、みはらしファーム内とれたて市場の工芸品販売コーナーで購入することができる。
##(写真よこ)
##(了) -
東伊那小学校4年生がごみ処理施設を見学
実際のごみ処理過程を見学するため、駒ヶ根市の東伊那小学校4年生(日岐敏明教諭、17人)は5日、「那須屋興産」(伊那市大坊)を社会見学に訪れた。ごみのリサイクル過程などを見学した児童らは、循環型社会の実現に向けて、自分たちでもできる「分別」の大切さなどに理解を深めた。
この日は、同社以外に「伊那中央清掃センター」(同市美篶)なども訪問。健康で住みよい暮らしを守るため、ごみ処理やリサイクルについて学び、ごみの減量に向けた、自分たちの生活を見直すことを目的とした。
「那須屋興産」では、空き缶などのアルミニウムをはじめ、木くずや廃プラスチックなどがリサイクルに向けて処理される工程を、児童らは熱心にメモを取るなどして見学。鉄くずの分別場所では従業員から「空き缶も、アルミとスチールを仕分けず出されることが多い」と説明され、家に帰ったら家族に伝えることを約束した。
荻原峰音ちゃんは「手作業で分別しているのを見て大変だと思った」と、従業員の苦労を感じていた。
同社は「ごみを減らすことが環境保全につながる。ごみイコール汚いではなく、少し手を加えるだけできれいになり、リサイクルできることを身に付けてくれれば」と呼びかけた。 -
伊那市体協ゴルフ部が市に寄附
伊那市体育協会ゴルフ部は5日、先日開いた、市民体育祭ゴルフ競技大会のチャリティー募金10万7千円を、同市を通じて、伊那市社会福祉協議会へ寄附した。
毎年、恒例の寄附。3日、西箕輪の伊那国際ゴルフクラブであった「第9回伊那市民体育祭ゴルフ競技大会」には市民250人が参加し、コース内に設置したチャリティーボックスで寄附を募った。
菅忠男部長ら4人は同市役所を訪れ、「恵まれない人たちの役立ててほしい」と、小坂市長に寄附金を手渡した。
同部では、来年の第10回記念大会を3市町村合併で盛大に開くことを検討している。 -
自動車産業専用ISO解説セミナー盛況
自動車産業専用の世界標準規格「ISO/TS16949」の解説セミナーが4日、伊那技術形成センターであり、7社12人が参加して終日熱心に講義を聞いた。主催は上伊那産業振興会。講師は長野日本電気のJRCA登録品質システム審査員補である小野芳樹さん。
ISO/TS16949は、従来の品質標準規格ISO9001よりもさらに厳密な要求事項が重ねられた自動車産業専用のもの。トヨタ・日産をはじめ日本の自動車産業が売上げを好調に伸ばしている中で、上伊那など地方の部品加工業者も自動車用部品の設計・製造の受注に凌ぎを削っているが、メーカーサイドからは品質管理の観点から同規格を取得を求める声が多くなってきている。そうした背景の受けての規格解説セミナーの開催で、「自動車関連というニッチ(=狭い)な分野の話しながら、予想を越えた数の企業が集まった」(小野さん)。
小野さんは自動車メーカーが高度な品質管理を求める理由として、・ス一貫生産体制のため不良が出てもそれだけを生産ラインからはずせない、・ス完成品は1台百万単位の高価なもので、1日数億円といわれる生産ラインを止めると、損失額が1分で数千万円という莫大なものになる、・ス自動車は人命に直接かかわるため、完成品が市場に出てから不良が見つかるとすべてリコールになる窶狽ネどを上げ、部品メーカーにもこれに答える品質管理が問題になると話した。
セミナーに参加した企業は、自動車関連事業を強化しようとしているところが多かったが、中には、自社の品質管理システムをより充実させるために、一回り水準の高い品質管理システムのポイントを学ぼうという企業もあった。 -
シリーズ・青パパイアの道〈第1回〉
青パパイアが取り持つ心温まる縁で、伊那市住民と沖縄県南大東村民との民間レベルの交流が始まった。3月初め、南大東島を訪ねた「伊那市民訪問団」の道中を、シリーズで紹介する。
この住民相互のつながりあいは、今後どのような展開を見せるのだろうか?
※文中敬称略
「私らが作る青パパイアを、本土でただ一カ所だけ販売してくれている伊那市の皆さんとお会いできて、なんかもう、胸が一杯です」
南大東島青パパイア生産組合の沖山吉人は、伊那市訪問団一行21人をこう言って歓迎した。訪問一泊目。生産組合が準備した歓迎会。司会を沖山が勤めた。宴席には、地元産のサワラを使った名物大東寿司を初め、ムロアジ・アブラムツなどの魚料理が所狭しと並んだ。もちろんサラダや炒め物などの青パパイア料理も…。
「こんなご馳走、何日も前から準備したんだろうな」。これまで島を2回訪ねている井地千代子は思った。
島で生産者組合をリードする平安山正治は、かつて勤務した長野NEC(伊那市)で上司だった。家庭の事情で30数年ぶりに島に戻った平安山から、「売り物にならず島にゴロゴロ落ちている青パパイアを何とかできないか」と相談を持ちかけられたのは03年の12月だった。
以来、同島産の青パパイアを取り扱う本土で唯一の窓口役を担ってきた。もともと青パパイア料理が好きだったこともあり、手づくりレシピを付けて販路の拡大も図った。無償のボランティア。「何の得にもならないのにバカじゃないのと言われたわ」と笑う。
訪問団結成を呼びかけたのは伊那市の産直市場グリーンファーム代表の小林史麿。遥か海の彼方で取れた青パパイアを熱心に扱う井地の心に秘めた思いを知った小林は、「心と心をつなぐのも産直市場の役目だ」と2つ返事で販売を引き受けた。
グリーンファームで青パパイアを購入し、口づてに、また、本紙紙面の特集記事などを通じて、青パパイアが取り持つ井地と平安山の海を越えた心のつながりを知った人々が、次々と訪問団への参加を表明した。
「どんな方がパパイアを売って下さっているのか、どうしても会いたかった」「こんな島のパパイアを誰が買ってくれているのか知りたかった」……
真っ黒に陽に焼けた生産組合員が繰り返し繰り返し語る言葉に訪問団も胸が熱くなった。
泡盛の杯が重なり、三線(さんしん)の音に乗せて沖縄民謡が次々と歌われた。当然のように伝統舞踊カチャシーを踊り出す島の人々。踊りの輪に入った訪問団の提案で、最後には「勘太郎月夜歌」を山と海の人々全員で、歌い踊った。
「こんなことになるなんて夢のようだ」。井地は思った。
【毛賀沢明宏】 -
3級造園技能検定
南箕輪村の上伊那農業高校で2日、厚生労働省認定国家検定の造園技能検定3級の試験があった。上農生24人を含む30人が受験し、制限時間内に竹垣などを作成する作業試験や樹木の名前を答える要素試験に臨んだ。
上農高緑地工学科の24人、南安曇農業高農業土木科の4人、造園業界の一般2人が受験。作業試験は標準時間2時間、制限時間2時間半の中で、決められた区画内に竹垣を作成し、縁石と敷石を敷設する。寸法や水平かどうかなどの正確性、丸太や竹の使い方、作業態度、出来映えなど細かく審査する。
上農高は緑地工学科緑地コースの3年生を対象に授業の一環として受験し、4年目になる。検定に向け2年の後半から垣根結びを覚えた。3年になると実技練習を始め、多いときで週10時間、今回の試験に向けた実技練習も5回実施するなどして準備してきた。
生徒たちは真剣な眼差しで作業に取り組み、一つ一つの行程を確認しながら竹垣を作り、石を敷設した。審査員は「2時間、私語もなく汗だくになって働く姿は感動する」と話していた。
今月31日に岡谷技術専門校で学科試験がある。合格発表は8月。 -
伊那市マレットゴルフクラブ憩い大会
▽男子 ・ス宮島英雄121・ス白沢永司・ス小阪東洋・ス石倉登・ス酒井平八・ス下平明夫
▽女性 ・ス鈴木光子・ス藤沢しげ子・ス白沢当志子・ス丸山あい子・ス下平しめよ・ス飯島静香
▽ホールインワン 平松一、白沢当志子 -
05年度小沢区民球技大会
伊那市の伊那西小学校グラウンドで3日、05年度小沢区民球技大会が開かれた。
女性も含め、全9チームで行われたソフトボール大会には、小学生縲・0代の区民約150人が参加。ソフトボールができない人も、マレットゴルフを楽しんだ。
熱戦の結果、下小沢3組が14回目の優勝を飾り、下小沢6組が準優勝した。
##(了) -
「気場」発見10周年
長谷村分杭峠で「気場」が発見されて10周年を迎え、2・3日に同村入野谷の南アルプス生涯学習センターで記念イベントがあった。主催は、関連団体などで作る実行委員会(宮下市蔵長谷村長)。
2日は早稲田大学名誉教授の春木豊さんの記念公演などが、3日は「気場発見」の立役者の宮本高行さん(発見当時の三峰川総合開発工事事務所長)による経過の説明と、パネルディスカッションなどがあった。
パネルディスカッションには春木さん、宮本さん、宮下村長のほかに、「気場」体験者として、横浜市の中村祐子さん・茨城県ひたちなか市の佐藤清さんも並び、前県議で駒ヶ根元気UPの会代表の佐々木祥二氏がコーディネーターを務めた。
「分杭峠は初めて来た時から強い気を感じ、体の調子が良くなった」(中村さん)、「脳梗塞で右麻痺になったが、気場に来て体がしびれ、帰る時には歩いて帰れた」(佐藤さん)窶狽ネどと体験談が述べられると、心理学者である春木さんからは「科学的に証明されていない話を私は解説できないが、体を治そうという強い『気力』と、気場に集まることによる一種の催眠作用などにより、体の調子が良くなることはあると思う」窶狽ネどと発言。それぞれの視点から「気場」を語り合った。
長谷窶泊蜴ュ村境にある分杭峠は、中央構造線が作る地形の影響で地磁気が特殊な状態を示すが、10年前の7月2日、宮本さんや佐々木さんが中心になって中国から招いた気功の大家・張志祥さんが「世界有数の気場」であると宣言した。
以来、不思議な力を持つ「気場」として気功の力を信じる人々の間で評判になってきた。長谷村も「気場」の効力にあやかって、地域振興や医療・保健・福祉の充実に重点を置いた「気の里」構想を立案・実施し、地元企業も「気の里」の・ス不思議な水・スを使った特産品づくりを進めてきた。
宮下長谷村長は「このイベントは気場を大切にする民間の力で実現したもの。気の力を信じる人と信じない人いろいろいる。村としてはできることは協力するが、医療・福祉の充実が主眼」と報道陣に話した。 -
伊那北地域活性化センター「きたっせ」完成
伊那市山寺に建設を進めていた伊那北地域活性化センター「きたっせ」で3日、しゅん工式があった。小坂樫男市長をはじめ、市や区の関係者ら100人余が出席し、テープカットなどをして完成を祝った。
小坂市長は式辞で「市の北の玄関口でもあり、伊那市駅前の『いなっせ』とともに、地域の活性化につながる活動の拠点になることに期待する」と述べた。
同施設は、伊那北駅周辺の活性化や商業の販促を図り、旧山寺区民会館跡地に建設。鉄骨平屋建てで、延べ床面積570平方・ス。3分割して、会議室としても利用できるイベントホールや、多目的ホール、厨房を備えるアトリウムホールなどを設けた。
事業費は1億4千万円で、経済産業省の中心市街地商業等活性化総合支援事業で2分の1の補助を受けた。
11日から利用開始。開館時間は午前8時半から午後10時まで。17日にはオープニングイベントを企画し、地元住民らが太鼓や吹奏楽などを演奏するほか、ウルトラマンガイア・ダイナショーなど多彩な催しを計画している。 -
若宮区で外国人住民と区役員ら初の懇談会
外国人世帯の割合が伊那市内で最も多い若宮区で3日、ブラジル国籍の住民と区役員らとの懇談会があった。県の多文化共生社会プロデュース事業の一環で、意見や要望、不満などを出し合って、相互理解を図る機会とした。
区内には320世帯のうち約50世帯が外国人世帯。懇談会には約15人のブラジル人夫婦らが参加。県が国際交流員を派遣し、ポルトガル語の通訳を介して、意見が交わされた。 「仕事の時間が早いから、ごみステーションをもっと早く開けてほしい」「回覧版は日本語のみのため、何を伝えているのかわからないし、何のお金を払っているのかわからない。どうにかならないか」などと区役員らに対して要望した。
それに対し山岸勝利区長は「みなさんが気持ち良く暮らせる区にしていきたい。意見は検討する」とした。さらに区内の行事への参加を呼びかけたほか、来年から外国籍一人の役員への選出を依頼した。
若宮区では9月に再度、懇談会を設ける。 -
ひと・むし・たんぼの会講演会より
身近な有機肥料を利用する稲作農家などで作る「ひと・むし・たんぼの会」の企画展が伊那市立図書館で開催されている。3日には、会員で飯田市美術博物館学芸員の四方圭一郎さんの講演会があり、農と食・環境に関心のある40人が集まり、熱心に話を聞いた。
四方さんは「人間本来の仕事=水田耕作とともに生きてきた生物に眼を向けることは、人間の生き方に眼を向けることになる」と同会の趣旨を説明。
会員が農作業の最中に撮影した小動物の写真を紹介しながら、「大規模圃場整備で2・スの排水路が作られるとトノサマガエルやメダカはいなくなる」「タガメは1970年頃には夏になると天竜川の橋上にまでたくさん飛んで来たが、必要以上の農薬使用で、県内では壊滅したと言われている」などと話した。
水田は夏は湿地で冬は裸地。耕作によってたびたび生活環境が撹乱される生物にとっては良くない環境だが、何世紀ものの人間と自然との共生の中で、水田に生きる生物が増えてきた。増産を究極目標にした大規模圃場整理や農薬散布で、その歴史を途絶えさせてはいけないと主張。
何より水田耕作の経験がない人が多くなり、日常生活と水田生物とが乖離し、人の精神世界から水田生物の思い出が消えていくことが問題窶狽ニ指摘した。
同会は信大農学部出身者が多く、農薬を使用せず、身近にある有機肥料を使用して農作物の栽培を進めながら、田畑に集まる虫や貝、爬虫類、鳥など小動物を観察し、記録に残している。飯田市美術博物館発行の図鑑「伊那谷の田んぼの生き物」を中心で制作したほか、本紙毎週木曜日7面にも連載エッセイを掲載している。
企画展は14日まで。10日には山と渓谷社刊「アマガエルのヒミツ」の著者、秋山幸也さんの同名の講演会も開く(午後2時縲・時半)。問い合わせは同会代表小川文昭さん(・ス73・7548まで) -
第44回県中学校総合体育大会南信大会水泳競技大会結果
【男子】
▽自由形50・ス ・ス一ノ瀬友広(南箕輪)26秒58・ス小野貴史(南箕輪)▽自由形100・ス・ス中原光晟(赤穂)・ス荒木優輔(赤穂)・ス湯澤隼人(駒ヶ根東)・ス永井涼介(春富)▽自由形200・ス・ス那須野諭(宮田)・ス中原光晟(赤穂)・ス荒木優輔(赤穂)・ス湯澤隼人(駒ヶ根東)▽自由形400・ス・ス那須野諭(宮田)4分22秒37=大会新記録・ス三石淳貴(中川)・ス伊澤賢司(伊那東部)・ス小野貴史(南箕輪)▽自由形1500・ス・ス三石淳貴(中川)18分35秒95・ス伊澤賢司(伊那東部)▽平泳ぎ100・ス・ス中林和希(箕輪)▽平泳ぎ200・ス・ス中林和希(箕輪)・ス阪口寛(赤穂)▽背泳ぎ100・ス・ス中村航平(赤穂)▽背泳ぎ200・ス・ス中村航平(赤穂)▽バタフライ100・ス・ス一ノ瀬友広(南箕輪)1分03秒83・ス石川猛(伊那東)・ス北村歩(赤穂)▽バタフライ200・ス・ス石川猛(伊那東)・ス北村歩(赤穂)▽個人メドレー200・ス・ス阿部智之(箕輪)・ス福澤涼甫(春富)▽個人メドレー400・ス・ス阿部智之(箕輪)5分39秒17・ス福澤涼甫(春富)▽リレー400・ス・ス赤穂(中原光晟、小松原祐、中村航平、荒木優輔)▽メドレーリレー400・ス・ス赤穂(中村航平、名子晃皓、北村歩、中原光晟)▽総合・ス赤穂
【女子】
▽自由形50・ス・ス初崎舞(赤穂)29秒55・ス井上さくら(赤穂)▽自由形100・ス・ス井上さくら(赤穂)▽自由形200・ス・ス馬場真衣子(赤穂)2分18秒05=大会新記録・ス▽自由形400・ス・ス馬場真衣子(赤穂)4分55秒35・ス瀧澤穂奈美(伊那東部)▽自由形800・ス・ス瀧澤穂奈美(伊那東部)10分13秒81▽平泳ぎ100・ス・ス高見奏(伊那)1分21秒63▽平泳ぎ200・ス・ス高見奏(伊那)2分54秒85▽背泳ぎ100・ス・ス初崎舞(赤穂)1分12秒55・ス宮澤春奈(箕輪)・ス伊澤彩美(伊那東部)・ス増沢ひとみ(赤穂)・ス宮崎綾(中川)▽背泳ぎ200・ス・ス宮澤春奈(箕輪)2分34秒60・ス増沢ひとみ(赤穂)・ス伊澤彩美(伊那東部)・ス宮澤綾(中川)▽バタフライ100・ス・ス小松原彩香(赤穂)1分06秒76=大会新記録▽バタフライ200・ス・ス小松原彩香(赤穂)2分31秒38=大会新記録・ス松田理緒(赤穂)▽個人メドレー200・ス・ス松田理緒(赤穂)▽リレー400・ス・ス赤穂(小松原彩香、馬場真衣子、松田理緒、初崎舞)4分20秒01=大会新記録・ス伊那東部(伊澤彩美、中村理紗、宮原佐知、瀧澤穂奈美)▽メドレーリレー400・ス・ス赤穂(増沢ひとみ、初崎舞、小松原彩香、馬場真衣子)4分51秒48=大会新記録▽総合・ス赤穂117点・ス伊那東部 -
箕輪町戦没者慰霊祭
箕輪町と町社会福祉協議会は1日、町戦没者慰霊祭を松島コミュニティセンターで開いた。遺族や来賓ら約140人が参列し、戦没者602柱に献花してめい福を祈り、不戦と恒久平和を誓った。
町社協会長の平沢豊満町長が、「602柱の英霊のごめい福を祈り、ご遺族の長年のご苦労に深甚なる敬意を表する。再び戦争の悲劇を繰り返さないことが私たちに課せられた極めて重要な責務。恒久平和の樹立と安全安心で住んでみたいまちづくりを誓う」と祭文を読み上げ、上伊那地方事務所長、箕輪町議会議長、上伊那郡遺族会長が追悼の言葉を寄せた。
向山好晴遺族会長は、「戦争のない世界平和が人類の願望と確信。再び戦争の惨禍、悲劇を繰り返してはならない」と話した。
町遺族会の竹入弘人会長は、「戦後60年。国政では憲法改正が論議され平和憲法まで改正されようとしている。是非はともかくとし、我々遺族は2度と戦争は嫌で、してはならないという意識を貫き、その活動を続けていく」とし、忌まわしい戦争体験を風化させてはならない不戦の誓いの場としての慰霊祭の開催に感謝した。 -
箕輪北小3年2組「箕輪町探検隊」
箕輪北小3年2組「箕輪町探検隊」
社会科の学習で「みのちゃんバス」に乗る
箕輪町立箕輪北小学校3年2組(27人、坂西英也教諭)の「箕輪町探検隊」は30日、社会科の学習で町内巡回「みのちゃんバス」に乗り、町内を見学して土地利用の違いを学んだ。
3年2組は、箕輪町を知る学習で、まずは学校周辺を勉強し、その後、町の地図を基に地図記号などを見ながら土地利用など町の特徴を学習した。天竜川の西側と東側の土地利用の違いなど児童が疑問に思ったことなどを確認するため、町内見学に出かけた。
沢駅から伊那松島駅までは電車を使い、伊那バス箕輪営業所から「みのちゃんバス」南コースに乗り込んだ。
児童は、車窓から町の様子を見て、▽田畑はどこに見えるか▽天竜川のほかの川はどこにあるか▽天竜川の西側に主な道路が多い。いくつあるか▽東側には森があるが、西にはないのか-など疑問点を確認。町内をぐるりと周り再び営業所に戻るまで約1時間の探検を楽しんだ。 -
南箕輪村助役就任式
4カ月間空席になっていた南箕輪村の助役に1日、前総務課長の加藤久樹氏(56)=塩ノ井=が就任した。唐木一直村長が辞令を手渡した。
職員が集まった就任式で加藤氏は、「責任の重さ、職務の大切さを痛感している。村づくりに向け厳しいときだが、職員として立場が変わっても住民のために働く基本姿勢は変わらない。機構改革で組織が変わっても職員の意識が変わらなければうまくいかない。住民のための行政、住んでよかったと言われる村づくりに職員一丸となって進み、職責を全うしたい。ご支援をお願いする」とあいさつした。
唐木村長は、「4課の課長を歴任し、行政経験が豊富。職務内容を熟知し、性格も温厚。経験と人柄で調整を図ってもらい、村政発展のためご努力をお願いする。事務方のトップとして各プロジェクトにかかわり村政推進に努め、職員の能力アップにも努めてほしい」と歓迎した。 -
放置自転車整理
箕輪町は1日、町内の伊那松島、沢、木下駅の駐輪場で、放置されていると思われる自転車を整理し、15日までの撤去を求める警告札を取り付けた。
伊那警察署箕輪町警部交番の立ち合いのもと、町住民環境課職員らが作業。防犯登録していない、使用不能で明らかに乗っていないと思われる自転車を1カ所に集め、警告札を付けた。伊那松島駅20台、沢駅13台、木下駅3台だった。放置自転車整理は昨年も7月に実施したが、沢駅は昨年の倍くらいに増えていた。
町は、15日の回収日にまだ放置されている自転車は、放置物件として処理する。 -
中体連サッカー南信大会結果
・ス春富・ス南箕輪
※3位までが県大会(16窶・7日・松本平広域運動公園総合球技場など)に出場する。 -
伊那市中央区で重傷事故
2日午前2時20分ころ、伊那市中央区の市道で、市内美篶の会社役員・小松渡さん(32)が運転する普通乗用自動車が、市内山寺区の有賀唯之さん(34)と、市内境区の警察官・小林誠さん(29)に衝突。この事故で有賀さんは右足骨折の重傷、小林さんは左足負傷のけがを負った。
調べにによると、小林さんが、自転車に乗車していた有賀さんを職務質問している際、東方から運転してきた小松さんの車に衝突されたもの。 -
伊那東保育所バスで市役所訪問
バスに乗って伊那市役所に行ってみよう窶狽ニ30日、伊那東保育所の年中20人と年長25人の園児が、いーなちゃんバスで、市役所を訪れた。
伊那東保育所は、図書館などの公共施設が園舎の近くにないため、バスを使い、こうした施設へ行く機会も多い。
しかし今回の園児たちにとっては、これが初めてのバス移動。お年寄りが乗ってきたら席を譲ってあげるなどのマナーを教わった後、子どもたちは3便に分かれてバスに乗り込んだ。
園児たちは習ったとおりに礼儀正しく振る舞い、知っている店を発見すると、うれしそうに指さしたりしていた。
保育士の小名木伸枝さん(48)は「子どもは今の時期に、色んなマナーや礼儀を身につけることが大切。公共機関をなかなか使う機会がない今、こうした体験を通じて社会のルールや思いやりの心を身につけてほしい」と話した。
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市役所に到着した子どもたち
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JCそば打ち体験
伊那市発祥の信州そばを使った町おこしをと窶剥lえる伊那青年会議所のまちづくり委員会(向山知希委員長)のメンバー5人は30日、伊那市西箕輪の名人亭でそば打ちをした=写真。
同委員会は、まちづくりに関する取り組みを進めており、先日も「まちづくりについて語り合おう」と、一般市民や市職員も参加するワークショップを開催した。
その上で、地域資源の「そば」なしに、まちづくりは語れないと考え、まずは委員自らがそば打ちをしたり、学ぼうと、伊那市そば打ち名人の会の小林史麿会長に依頼。そば打ち体験をすることになった。
会員らは、各行程を順番に体験。段階ごと感触の変わる生地に驚きながら、そば打ちを楽しんだ。
小林さんは「地域の子どもにはそこそこのそば打ち技術を身に付けて大人になってほしいと考えている。そばを使ったまちづくりをぜひ進めてほしい」と会員を激励した。
##(了) -
小出3区深妙寺でアジサイ見学
伊那市西春近、深妙寺の見ごろを迎えたアジサイを楽しもう窶狽ニ1日、同地域小出3区の社会福祉協議会は、80歳以上のお年よりを対象としたアジサイの見学会を開いた。雨の中、地区の高齢者22人が参加し、鮮やかなアジサイを眺めつつ、打ち立てのそばと会話を楽しんだ=写真。
一人でなかなか外に出る機会の少ないお年よりにも、地域のアジサイを楽しんでもらう目的で、見学会は5年ほど前に始まった。アジサイも楽しみの一つだが、何よりも会話や交流を楽しみにする常連のお年よりも多いという。
この日は特別に、地域の人が打った、打ちたてのそばも振舞われた。
参加者たちは、外で見学ができなかった分、会話に花を咲かせ、窓の外のアジサイに時折目を向けつつ、4時間ほどの会を楽しんでいた。
##(了) -
信州・熔壌ガラス「江副行昭・江口智子人展」
長谷村に工房を構え、創作活動を続けている熔壌ガラスの創始者江副行昭さんと、その弟子江口智子さんの「信州・熔壌ガラス二人展」が、1日から伊那市旭町のはら美術で開かれ、独特の色調と光沢を放つ約200点の壷や皿などが、訪れた人々を魅了している。
日本の青畳の上でも使えるような「わび・さび」をのあるガラス作品をつくりたい窶迫o壌ガラスは江副さんのそんな思いから誕生したもので、土に含まれる鉱物とガラスを溶け合わせることで、それまでのガラスがもち得なかった光沢と深みのある色調表現に成功した。「わびさびを表現するには、多くの鉱物が含まれる南アルプスの土が最も適している」と江副さんは話す。
土によって色調も深みも変化するという作品の数々は、重厚感があり、日本文化の趣きが表現されている。
15年前江副さんの工房に入所し、93年に熔壌ガラス技術を継承した江口さんは、花や動物をモチーフにした鮮やかな作品が多い。中でも模様を描き焼き付けている独自の作品は、女性的で安心感があり、江副さんの作品との違いを楽しむこともできる。
入場無料。5日まで。
##(写真よこ)
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空き店舗子供服のフリーマーケット
伊那市通り町の空き店舗を有効利用しよう窶狽ニ9、10日、生涯学習センター横の空き店舗など2カ所で、子供服や手作りの品物のフリーマーケット「フリマ・キッズ」が開かれる。
もともと通り町商店街振興組合は「商店街の空き店舗をどうにかしたい」と考えていた。一方で、地域には「あまり着用しないうちに着られなくなってしまった子ども服を交換できる場がほしい」という母親の声があった。
そこに目をつけたフリマ・キッズ実行委員会事務局の若林敏明さんは、双方のニーズを結び付け、空き店舗での子ども用品バザーを企画。子供服の有効利用のほか、中心市街地の活性化にもつなげたいと考えている。
実行委員会は、子ども用品を売りたい多くの人に参加を呼びかけており、7日まで申し込みを受け付けている。
申し込み・問い合わせは事務局(・ス78・0899、090・4094・2870)若林さんへ。
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バザー開催予定の空き店舗
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勤労青少年ソフトボール大会
7月第3土曜日の「勤労青少年の日」を記念して2日、南箕輪村の大芝総合運動場で、上伊那地域で働く30歳以下の勤労青少年を対象にしたソフトボール大会が開かれた=写真。
日ごろ接する機会が少ない他社の人と交流を深める目的で、伊那地区勤労青少年福祉推進者連絡協議会などが主催している大会は、今年で25年目。高校卒業以来、疎遠になっていた友人などと、この場を通じて再会する人もいるという。
各事業所や勤労青少年ホームごと、チームを編成。今年は12チームが参加した。「女性にも参加してほしい」との思いから、各チーム、必ず2人は、女性が参加するルールとなっている。中には女性がピッチャーを務めるチームもあった。
交流を深めつつ、参加チームそれぞれが、日ごろの成果を発揮し合った結果、南信マリナーズ(南信精機製作所)が優勝、コガネイ(コガネイ駒ケ根事業所)が準優勝した。
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特集・目指せ甲子園 赤穂高校
春先から攻守ともに安定せずにきたが、ようやくまとまってきた。打線の機動力はいまひとつだが、失策の目立った守備は、主戦投手の熊谷と昨夏を唯一経験している遊撃の松崎を中心に堅さをみせる。「守備には自信がある。今年は少ないリードを守って勝つ」(田中主将)。
熊谷はカーブとスライダー、調整を続けてきたナックルといった変化球と制球力の良さを武器に打ち取る。追い込んでからの勝負球の甘さが課題だったが、「球のキレも良くなって、状態はいい。万全の体制で臨めそう」と自身も手応えを感じている。継投には左腕丸山、2年生の小田切、黒塚が控えるが、最も成長した丸山の起用が高い。
チーム打率は2割5分弱と低く、出塁して、得点圏に進めた後の攻撃が課題。「適時打が出ないし、得点能力が低い」(真野監督)と不安を残す。
安定感のある根津、長打の期待が高い松崎、原の中軸でなんとか先取したい。代打にはチームで1、2位の長打力を誇る片桐も控える。
「大きくリードを許すと追い上げるのは相当苦しい」(真野監督)ため、点差を広げての勝利は厳しく、序盤に先制して守りぬきたい。
初戦は11日、上田と対戦する(午後12時30分、県営飯田野球場)。
◆田中潤也主将
打線もつながり始め、ようやくチームとして勢いづいてきた。打てるチームじゃないため、細かい攻撃でなんとか先制し、守り勝つ野球で上位進出を狙いたい。とにかく、初戦を突破してリズムをつかみたい。 -
「ひと・むし・たんぼの会」企画展始まる
伊那谷の有機農家を中心に研究者などでつくる「ひと・むし・たんぼの会」の企画展が2日から、伊那市荒井区の市立図書館広域情報コーナーで始まった。伊那谷のカエルの鳴き声が聞けるコーナーもあり、「カカカカッ」と、きれいな声に耳を傾ける人も多い。14日まで。入場無料。
会員の田んぼに暮らす生き物の豊かな世界と、農家との関わりを紹介する目的で企画。昨年の夏に飯田市で初めて開いた企画展が好評だったため、今回は伊那市で開いた。
会員が同会発足から撮りためた、田んぼに集まる昆虫や鳥など生物の写真65点のほか、伊那谷に生息するトンボの出現時期を記したパネルなどを展示。
小川文昭代表は「企画展をきっかけに、実際に田んぼへ出かけ、生き物との出会いを楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。
3日午後2時から、同図書館で講演会もある。
4、11日は休館。午前10時窶伯゚後7時。 -
伊那市民プールが今季の営業を開始
伊那市民プールは2日、今季の営業を始めた。無料開放日のこの日は、小学生や家族連れなど832人が利用。プールは、子どもたちがビーチボールや大きな浮き輪で水遊びを楽しみ、終始はしゃぎ声であふれた。8月28日まで。
今年度の営業期間は、例年より約2週間少ない58日間(昨年度は72日間)に縮減。
入場料(1人1回)は、市の体育施設使用料値上げにより、一般については100円増しの600円に変更し、中学生以下300円、未就学児無料は変らない。回数券(12回券)は、一般6千円、中学生以下3千円。
開場時間は午前9時から午後5時(遊泳は4時45分)まで。外気温22℃以上、水温21℃以上で開場し、台風などの荒天による閉場もある。 -
伊那まつり
第33回伊那まつり(8月6・7日)に向け、市民おどりのオープンレッスンが2日から、市役所多目的ホールを会場に始まる。
レッスンは土・日曜日を活用。いずれも午後6時から「伊那節」「勘太郎月夜唄」「ダンシング・オン・ザ・ロード(伊那粋おどり)」、7時から「ダンシング窶・竜おどり)」をそれぞれ練習する。だれでも参加することができる。無料。
レッスン日は2、3、9、10、16、17、23、24、30、31日。 -
あゆ友釣り解禁
天竜川水系の鮎の友釣りが1日解禁になり、地元上伊那だけでなく、関東・中部地域から集まった太公望が、雨をついて、この夏初めての鮎釣りの感触を楽しんだ。(高遠ダムより上流の三峰川水系は9日解禁)
この日竿を出した釣り人は約100人で、主に三峰川に入った。解禁の午前6時には一斉に竿を出したが、途中から雨が強くなったため、午前11時頃にはほとんどが竿をたたんだ。それぞれ10縲・0匹の釣果。生育がよく、例年より少し大ぶりだという。
三峰川竜東橋上で竿を出した伊那市の加藤さん(会社員OB)は「魚の数は多い感じ。でもまだ追いが弱くて、思うようにかからない」と話した。
天竜川業業協働組合の春日英男参事は、「雨で濁りが入ったので、普段より少し追いが弱くなったようだ。水が澄めば、かなりの釣果が期待できると思う」と話した。