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交通安全功労者表彰
秋の全国交通安全運動初日の21日、駒ケ根署と伊南交通安全協会は交通安全功労者に対する表彰を駒ケ根署で行った=写真。
交通安全功労団体表彰を受けた赤穂小学校は、交通量の多い市街地での立地条件の中で学校と保護者らが一体となって安全対策を行ってきたことや、児童らが手づくりの横断旗製作に協力したことなどが評価された。
表彰されたのは次の皆さん。
▽交通安全功労団体」=赤穂小学校▽交通栄誉章緑十字銅章=小林俊文(58)=駒ケ根市福岡、武藤美智子(51)=同中市割、小林美知子(50)=同市福岡=▽優良運転者=今井茂(50)=同市東伊那= -
壮年ソフトボールチーム「スーパァーロビンズ」
伊那市を中心としたソフトボール愛好者でつくる壮年(40歳以上男子)チーム・スーパァーロビンズ(矢島広監督)は23窶・5日、富山県である日本スポーツマスターズ05ソフトボール競技に初出場する。これまで、何回も全国規模の大会に駒を進めていたチームにとって、4年振りの全国大会。晴れの舞台で全力を見せつけ、古豪復活を目指す。
スーパァーロビンズは、全日本一般男子選手権大会で3位など、全国で実績のある「伊那ロビンズ」を母体に、1988年に結成。これまでに、第4、5回全日本壮年全国大会で4位、3位、全日本壮年県大会で9回優勝窶狽ネど、栄光を手にしている。地元はもとより、全国でもその名をとどろかす有名チームだ。
ここ4年間、選手の高齢化にともないチームは弱体化。しかし、若い選手6人に入れ替え、チームの構造改革を図った。芽を出したチームは6月の県代表予選大会で優勝し、全国への出場権を獲得。今年は選手もその気で取り組んだ。今までチームを引っ張ってきた選手たちもサポートや控えに回り、一丸となって勝ち取った全国大会出場の喜びはひとしおだったという。
◇ ◇
日本スポーツマスターズはスポーツ愛好者の中で、競技志向の強いマスターズ世代(35歳以上)を対象としたスポーツの祭典。ソフトボール競技は、45都道府県代表が3日間のトーナメントで王座を競う。
主戦は大会に向けて調整を続けてきた秋山清博さん。スライダー、チェンジアップなど変化球は多彩で、内・外角を鋭く突く制球力も持つ。打者を追い込むと、ライズボール、ドロップボールを投げ分けて打ち取る。「一つひとつ、全力を尽くすつもりで投げ、まずは1勝を目指す」と気合は十分。
打線はどこからでも打てる組み立て。切り込み隊長に自ら名乗り出た主将・秋山道夫さんをはじめ、俊足の1、2、9番。長打力のある3、4番に続くのは、得点圏打率の高い5、6番。一発のある・ス裏クリーンアップ・スも期待できる。
全国大会では、相手の失策を誘い、好機を確実に得点に結びつけるのが重要。6番の西村政史さんは「きれいじゃなくても何とか打ち返し、得点につなげる」と、自分のプレーに懸命。ムードメーカーの有賀賢治さんも「誰よりも声を出し、素早い動きでチームを盛り立てる。あとは勝ち進むのみ」とチームを牽引する。
「全国一を目指し過去の栄光に委縮せず、チームの良さをつぶさず伸び伸びとプレーさせたい。来年、再来年にはもっと強くなれるチーム。しかし、あくまでも目標は全国の頂点を目指す」(矢島監督)。
初戦は同県立山町民グラウンドで午後2時から、1回戦を勝ちぬいた高知、群馬県代表のいずれかと対戦。「どのチームもベスト4に入る実力」と、初戦が重要になりそうだ。
一つの谷に一つのつがいしかいないというこまどり(ロビンズ)。伊那谷のこまどりは、もう一度全国のスーパァースターを目指し、大会に旅立つ。 -
上農「みどり塾」が学習会
上伊那農業高校が中心となって開く、環境問題、みどり、自然について、地域住民などが語り合う学習の場「みどり塾」の森林学習会が21日、伊那市手良の沢山国有林であった。植栽木の枝打ち作業などの森づくりを体験し、みどり豊かな伊那谷の自然・森林について知識などを深めた。
南信森林管理署が協力し場所を提供。国有林内の植物観察などもあり、伊那市、箕輪町などから6人が参加した。初めての試み。
午前中は、植栽木の生長を阻害する灌木(かんぼく)などを除く除伐、丸太の品質を高め付加価値を増加させるための枝打ちなどをした。枝打ちした木は樹齢12年で、高さ4メートルほどの約600本のヒノキ。根元から背丈までの枝を切除していくと、林の中にみるみる日の光が差し込み始めた。参加者らは目に見える成果を喜びながら汗を流した。
植栽木の中には鹿に皮を食べられ腐った木や、フジヅルなどによって真っ直ぐ生長できない木などもあり「木のドラマを見ているよう」と感慨深げな人もいた。
箕輪町三日町の小森幸恵さん(64)は「森林浴も兼ねて素晴らしい体験になった。作業は子供を育てるようで、何年後かに手入れした木を見にきたいですね」と話した。 -
新卒予定者対象に「ふるさと就職面接会」
伊那公共職業安定所(山田末男所長)などが主催する06年3月新規大学・短大・専修学校等卒業予定者を対象にした「ふるさと就職面接会」が22日、伊那市西町の「プリエ・キャスレード」であった。
今年度2回目の面接会に、前年度同期と比べて12人多い、大学生50人(男子・32人、女子・18人)、短大生19人(2人、17人)、専修学校生などが25人(16人、9人)の計94人(50人、44人)が参加。上伊那の建設、製造など40企業(前年度同期比2企業増)の人事担当者から直接採用情報を得た=写真。
山田所長によると、今年度は大学生の求人数は前年と比べると59・9%増加し、全体でみても29・6%増えている。職種別では、専門・技術、サービス系の順に多く、事務系は少なく厳しいという。 -
上伊那少年サッカーフェス・きょう
第13回上伊那少年サッカーフェスティバルが23日、伊那市の富士塚スポーツ公園運動場である。上伊那少年サッカー協会主催、伊那毎日新聞社共催、KOA、上伊那ケーブルテレビ協議会協賛。
競技は1チーム5人・試合時間10分間で競うミニゲーム。各学年(1・2年は合同)ごとに予選リーグ・決勝トーナメントをする。
また、4窶・年はそれぞれPKトーナメントもある。
午前8時30分から開会式、午前9時から競技開始。
参加チームは▽箕輪少年サッカークラブ▽南箕輪FC・Jr▽伊那少年サッカースクール▽伊那フットボールクラブジュニア▽東春近少年サッカークラブ▽アルカス高遠フットボールクラブ▽宮田TOP STONE▽駒ヶ根サッカースポーツ少年団▽飯島FC -
南箕輪老人ホームで敬老祝賀会
南箕輪村にある特別養護老人ホーム、養護老人ホームの南箕輪老人ホームで22日、敬老祝賀会があった。両施設とも式典のほか演芸や特別メニューの会食で利用者の長寿を祝った。
特別養護老人ホームの利用者は54人、ショートステイ10人前後。80歳を迎える人は5人、88歳以上は12人で最高齢は96歳。
鶴と亀を飾った会場で、唐木一直南箕輪村長が、80歳と88歳以上の利用者一人ひとりに祝い金を贈った。
上伊那福祉協会の平沢豊満会長は、「千年も万年も長生きしてもらおうと開いた敬老祝賀会。これからもお元気で、長生きしてください」と祝辞。利用者代表が「今日は本当にありがとうございました」とお礼のあいさつをした。
式典には、職員ふんする高砂島からお祝いに駆け付けたじいさん、ばあさんも登場し、利用者を楽しませた。
養護老人ホームの利用者は69人。最高齢は99歳。75歳2人、80歳2人、88歳以上10人に村が祝い金を贈った。 -
南箕輪村議会9月定例会閉会
南箕輪村議会9月定例会は22日、04年度一般会計など決算7件を認定、村公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例制定など条例案2件、05年度一般会計補正予算など補正予算案6件、追加議案の村公共下水道事業の請負契約締結、分権時代の新しい地方議会制度の構築を求める意見書提出の発議を可決し閉会した。
国庫補助村公共下水道事業管きょ工事第9工区の請負契約の相手方は原建設(本社・南箕輪村、原武光代表取締役)、請負金額は5145万円。しゅん工は06年3月30日。
陳情「高校に30人規模学級を導入し、高校再編整備計画を立案し直すことを求める意見書」採択を求める陳情書は不採択とした。 -
箕輪町防犯協会が青色防犯パトロール実施へ
箕輪町防犯協会(平沢豊満会長)は、伊那警察署管内で初めて、町の公用車に青色回転灯を着けて町内を巡回する青色防犯パトロールを始める。28日、役場駐車場で出発式をし、安心・安全のまちづくりのため、週1回程度のパトロールに取り組む。
青色防犯パトロールは、犯罪発生を抑止し住民の不安を解消するため、警察だけでなく地域の自主防犯活動の活性化が重要となることから、犯罪に強い安全で安心な地域づくりに取り組む地域やボランティア団体を警察が支援。青色回転灯を活用して巡回することで、一層の抑止効果をねらう。上伊那では辰野町が実施している。
町内は、自動販売機狙いや子どもを狙った事件などが増加。このため町防犯協会は、従来の防犯パトロールだけでなく、青色回転灯を着けた、より効果的なパトロールで防犯に努めたい-と申請。県警、地方運輸局の認定を受けた。登録車両12台。パトロール実施者12人。
パトロールは、下校時間などに通学路を重点的に町内全域を回る。必ず2人以上が乗車し、内1人は講習を受けた実施者証所持者。車両には、「防犯パトロール中」のステッカーと共に、青色回転灯装備車の標章を外から見える位置に着ける。不審者(車)を発見した場合は警察に通報する。
伊那署生活安全課長による実施者の講習会は21日、終了した。 -
どうぞのいす大芝高原で森林散策
地元の木を学ぼう窶狽ニ21日、伊那市の福祉事業所どうぞのいすが主催する「里山の森ミニハイキング」があり、スタッフや一般参加者約10人が、南箕輪村大芝高原の「みんなの森」で森林散策をした。
これまでもスタッフは、同事業所が地域材を使った摘み木を製造・販売していることから「自分たちの使う木はどんなものなのか」と、地域に自生する木を学ぶ勉強会を開いている。散策もその一環。一般にも参加を募ったところ、伊那市や南箕輪村の希望者が集まった。
散策した森林は、アカマツを中心に、木が本来持つ生命力を生かした整備をして、さまざまな木が残されている。
森林整備にボランティアで取り組む西村智幸さんの案内で、実際木に触れたりしながら名前の由来や特性を学んだ。
参加者は「普段なじみのある木でも、立ち木だと分からない」などと話しながら、散策を楽しんでいた。 -
高校改革プラン推進委員会(8)
第3通学区の高校改革プラン推進委員会(池上昭雄委員長)が22日、諏訪市の諏訪実業高校であった。同通学区での多部制・単位制高校の方向性を議論。制度の検討には専門的知識が必要窶狽ニし、教育を専門とする委員で部会をつくり、その中で単位制・多部制のたたき台を作成することを決めた。
3月に示された高校改革プラン検討委員会の最終報告は「多部制・単位制高校は、各通学区ごと整備することが望ましい」とし、県教育委員会のたたき台は、箕輪工業高校全日制を転換候補としている。
こうした高校をつくるには、地域の受け入れ体制が不可欠窶狽ニして、生涯学習の場の設置や現場実習の導入などによる魅力づくりを提案する委員もいたが、制度の柔軟性から「どのように設置すればよいか具体的に見えない」と戸惑う委員もいた。池上委員長は教育を専門とする委員と、一般の委員との認識差に触れ「専門的部分が多く、小グループで検討を進めたい」と提案。互いに理解して進めて行くためにも必要窶狽ニ了承した。
池上委員長は、単位制・多部制高校の具体的規模や教科内容に関する具体案の検討は、教育を専門とする委員でつくる部会にゆだね、10月末までに結果を得たいとしている。
統廃合対象校の具体的絞り込みは、11月末から12月初旬になる見込みだという。 -
交通安全願いドライバーに手紙渡し
飯島町七久保小学校
4、6年生68人は秋の交通安全運動期間中の22日早朝、七久保の広域農道沿いで、交通安全、無事故を願い、恒例の手紙渡し運動をした。
児童らは通勤途中のドライバーに「おはようございます」「安全運転を」と声を掛け、自分が怖かった体験や、気をつけてほしいことなどをつづった手紙を手渡した。ドライバーは一瞬戸惑いを見せながらも、笑顔で受け取っていた。
駒ケ根署の渋谷保人交通課長は「みなさんの心のこもった手紙で、飯島町の事故発生件数は減少している」と感謝し「横断する時は左右をよく見て横断を」と呼び掛けた。 -
高遠高校創立80周年記念展
信州高遠美術館で、高遠高校創立80周年記念展「進徳館教育 美術の系譜」が開かれている。11月3日まで。進徳館教育の風土で育った作家18人の油彩、版画、ブロンズ像など51点に加え、同校芸術コースの生徒の作品35点が並ぶ。実行委員会など主催、伊那毎日新聞社など後援。
江戸時代の高遠藩校、進徳館の大助教・長尾無墨の指導を受けた内田文皐、その影響で中村不折、池上秀畝らが誕生し、中央画壇で活躍。さらに、高遠高校は創立直後から中川紀元、瀬戸団治、山口進などを美術講師に迎え、その後も多くの画家を輩出、進徳館教育が引き継がれている。
作品は、明治天皇に作品を天覧した長尾無墨のびょうぶ「雁の絵」、中川紀元の油絵「黒いキモノ」など。個人所蔵を含め、各作家の代表作を展示した。
また、高遠高校芸術コースで美術、書道を専攻する生徒の油彩、書も並ぶ。
開館は午前9時から午後5時まで。火曜日・10月12日は休館。入館料は一般500円、小中学生150円。 -
手作りセミナーで巻きずしに挑戦
伊那市東春近の車屋分館(春日多喜男分館長)は23日、地元の集会所で手作りセミナーを開いた。区民約20人が集まり、細巻きや軍艦巻き、細工巻きに挑戦した。
分館事業の一つとして「食」にこだわったセミナーを企画。今回は「巻きずし」を取り上げ、市内荒井区の寿司・割ぽう「アカハネ」赤羽孝一代表、板前の矢島均さんを講師に迎えた。
役員が炊いた米5升分を用意し、参加者はすし飯や巻き方などを教わった。
男性の中には、飯の量が多すぎたせいか、巻く際にのりからはみ出てしまう人も。「細巻きは、卵2個分の飯をのりの上に置く。真ん中は薄めに」とアドバイスを受け、次第にこつを覚えた。「これならプロになれるか」と冗談を交え、楽しみながらかんぴょうやキュウリ、卵などを巻いた。
試食後、食べきれなかった巻きずしは自宅へ持ち帰った。 -
湖で水難レスキューに挑戦
総合学習で手作りカヌーによる水辺の自然を学ぶ伊那市の伊那小学校5年智組(北澤夏樹教諭、33人)が22日、長谷村の中央構造線公園近くの美和湖で水難レスキューに挑んだ。
安全に対する意識を高め、突発事故の際に冷静に対応できる力を身につける。小学校のプールを利用して訓練を積んでいるが、実際の湖では初めて。
訓練は2艇一組になり、沈没したカヌーをもう1艇が引き上げ、排水してカヌーを復元。沈没して湖面に投げ出された船員らが復元されたカヌーに乗り込む「クロスレスキュー」に挑戦。「足がつくプールと、水深のある湖では全く違う状況」(北澤教諭)に戸惑う児童たちもいたが、カヌービルダーの蓑口健二さんの指導で、迅速に対応した。
五十嵐理人君(10)は「実際の湖では難しくて大変。実際に事故が起こったときには、パニックにならないよう訓練を積み重ねたい」と話した。
智組は4年時からダンボール製と木製のカヌーづくりに挑戦し、美和湖を中心に伊那谷の川や湖沼でカヌーを利用した自然学習に取り組む。今年度は美和湖の地形や地質、植物などを観察調査。6月には国土交通省天竜川ダム統合管理事務所から「美和湖探検隊」に任命されている。 -
生活する知恵一般にも伝授
生活の知恵を習得してもらおうと、社団法人青少年交友協会(東京都、森田勇造理事長)主催の「生活体験活動指導者養成講座窶柏カ活する知恵を学ぶ窶煤vが7泊8日の日程で、高遠町の信州高遠少年自然の家を拠点に開かれている。
自炊を中心とする長期の共同宿泊生活体験を通じて、社会性を理論的・実践的に学び人間力を高める。協会は文部科学省の認可団体で、科学文明社会に対応する少年教育に必要な野外文化教育の啓発・実践を全国的に続けている。同趣旨の教員を対象とした講座を10年間開いてきたが、一般向けは今回が初めて。
千葉、埼玉、愛知などから大学生を中心に約10人が参加。期間中は、かまどや竹のはし、火吹き竹づくりに挑戦し、「野外生活用の道具」で自炊生活を送り、日常的なひもの結び方や自然探索、農作物の収穫のプログラムを体験。植物探索で、採集した野草は天ぷらにして味わった。
また、応急手当と救急法の講習会もあり、高遠消防署職員の指導で、心臓がけいれんした場合などに電気ショックを与え心臓を正常な状態に戻す「AED」(自動体外式徐細動器)の使用方法や人工呼吸、止血法などを学んだ。
全日程受講者には、野外文化活動指導員の資格認定証を授与する。 -
孫の姿笑顔で参観
「敬老の日」に合わせて長谷村の長谷中学校は20日、村内のお年寄りに学校を開放した。県のコモンズ支援金を活用した「特色ある学校づくり事業」の一環として初めての試み。生徒の祖父母を中心に30人余が訪れ、授業を参観したり、生徒と一緒に給食を囲んで歓談した。
生徒とお年寄りがふれあうことで、生徒が知恵などを学び、心豊かな人間に育ってほしい、お年寄りにはふれあう楽しさや喜びを味わってもらう狙い。
給食は「県産100%食材の日」にちなんだメニュー。村内で採れたインゲン、伊那市西箕輪のダチョウや美篶の卵を使用した「ダチョウのそぼろ丼」、村内のキャベツを漬けた「天菜漬け和え」などを味わいながら、学校での取り組みや生徒の夢などの話をした。
お年寄りは給食後に授業を参観したり、生徒とゲームして交流を深めた。1年生に孫がいる、伊藤杉子さん(70)=非持=は「生徒の日ごろの姿を見られるとあって、喜んでこさせてもらいました。生徒とふれあうことはあまりないし、みんな孫のようにかわいいね。授業内容もわかり、とてもいい機会で、今後も続けてほしいです」と話していた。 -
宮田村のデイサービス利用者がブドウ狩りを満喫
宮田村社会福祉協議会のデイサービス利用者が21日、村内駒ケ原の農園でブドウ狩りを楽しんだ。たわわな実をさっそく口に運び、「甘くて美味しい」と秋の味覚を堪能した。
平沢秋人さん、明子さん夫妻の農園が毎年快く受け入れているもの。21日までに5回に分けて、計50人ほどの高齢者がブドウ狩りを満喫した。
この日ももぎたての「ナイアガラ」を味わい、絶品の甘さに大喜び。「いっくらでも食べれるに」と、次々とほおばった。
外で食べる開放感と、味の良さで全員大満足。みんな笑顔で会話も弾んだ。 -
第4回
伊那谷発-個性ある食文化を全国へ【下】
伊那谷には様々な食品製造会社がある。その中から、長い伝統を引き継ぎながら新たな展開の道を模索する登喜和冷凍食品の登内英雄社長と、宮島酒店の宮島敏企画部長に、直面する課題と今後にかける夢などを話し合ってもらった。その後編。
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棚田で稲刈り
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中川村大草飯沼地区の棚田で17日、稲刈りがあった。
飯沼地区農業活性化研究会(入田護会長)の会員ら16人が4台のコンバインで、8枚約1ヘクタールに実った酒米ミヤマニシキを刈り取った。
同会は5月21日に田植え機で植え付け。5月の低温で生育は遅れたが、その後は順調、秋陽気に恵まれまずまずの出来。
入田会長は「持ち上げると、ずっしり重く、粒も大きく、酒米としても上出来」と話していた。 -
飯沼地区の棚田で稲刈り
中川村大草飯沼地区の棚田で17日、稲刈りがあった。
飯沼地区農業活性化研究会(入田護会長)の会員ら16人が4台のコンバインで、8枚約1ヘクタールに実った酒米ミヤマニシキを刈り取った。
同会は5月21日に田植え機で植え付け。5月の低温で生育は遅れたが、その後は順調、秋陽気に恵まれまずまずの出来。
入田会長は「持ち上げると、ずっしり重く、粒も大きく、酒米としても上出来」と話していた。 -
点字講座
視覚障害者のために点字翻訳などのボランティアを行っている駒ケ根点字サークル(今福富栄代表、12人)は17日、初心者向けの点字講座を駒ケ根市の高砂園で開いた。駒ケ根市や中川村の女性6人が参加し、点字の基本を学んだ。
参加者らは点字の仕組みについて、6つの点の組み合わせにより数字や50音や濁音を表現していること、パソコンと専用プリンターで点訳が簡単にできること窶狽ネど簡単な講義を受けた後、早速点字を打つ実習に挑戦。点字板に固定した用紙の裏から点筆(てんぴつ)でプツプツと突起をつくる練習をした=写真。「何だか楽しい」「この感触が気持ちいい」「これならできそう」と参加者らはそれぞれ手応えを感じている様子だった。
講座は10月15日の第4回まで開かれ、参加者らは点字についてさらに深く学んでいく。 -
中沢中割区敬老会
駒ケ根市中沢の中割区分館(竹村典明分館長)は18日、05年度敬老会を中沢公民館で開いた。招待者(73歳以上)136人のうち51人が出席し、長寿の祝福を受けた。
神楽保存会の神楽で幕を開けた演芸会ではステージ上で子どもたちのダンスや歌などが次々に披露され、お年寄りらは手拍子をしたり一緒に歌ったりしながら和やかなひとときを楽しんでいた。
中原正純市長は「寝たきりや認知症にはならないという強い気持ちで、生きがいをもって頑張ってください」と祝辞を述べた。 -
「がん」公開講座
駒ケ根市の昭和伊南総合病院は17日、がんに関する市民公開講座を駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。約100人が集まり、同病院の外科科長林賢さんによる「がん治療における地域病院の役割」、元県警警備部長和田憲二さんによる「健康と安全」と題した講演を聞いた。
林さんは「長野県の人は病院へあまり行かない。統計によると外来数も入院数も全国で下位だ」とした上で「がんの初期には症状がない。早く発見するために検診や人間ドックを積極的に受けることが重要だ。早期発見によりかなりの人が助かる」と述べ、受診を呼び掛けた=写真。 -
手良地区農業集落排水事業しゅん工
伊那市手良で20日、農業集落排水処理施設「手良浄化センター」がしゅん工した。95年から市内各地で進めてきた伊那市の農業集落排水処理事業は、同施設の完成と共に終了した。
手良地区の農業集落排水事業は98年から着手され、04年度末に終了。今年3月25日から供用を開始し、9月現在、約240世帯が同施設を利用している。
小坂樫男市長は「供用開始から現在までに240世帯が利用している現状から、地域の要望の高さがうかがえうる」と話し、センターの完成を祝福した。
事業費の総額は約33億円。処理対象人数は2760人、計画戸数は689戸。
同事業組合の働きかけもあり、供用開始から半年で、40パーセント弱の普及率に達している手良地区で市は、年度内は50パーセント、3年以内に95パーセント以上の普及率達成を目指し、呼びかけをしていく。
一方下水道工事は、金銭的負担も大きいため「経済的理由で利用できない人は、利息の50パーセントを補助する制度などを利用してほしい」と話していた。 -
梅戸神社例祭にぎやかに
五穀豊じょうを祈る飯島町の梅戸神社の秋祭りが17日宵祭り、18日本祭りでにぎやかに行われた。
飯島町飯島の9耕地から子ども、大人合わせて500人余がJR飯島駅前に集合。
高張提灯を先頭に、丸提灯を付けたササを持った子どもたちが続き、広小路を「ピッピ」「ワッショイ、ワッショイ」と練り歩き、提灯が点る参道に。耕地ごと拝殿に向かって、鈴を鳴らし参拝、万歳三唱し、子どもたちはおやつをもらって解散した。
この後、神殿では厳かに巫女による「浦安の舞」の奉納。勇壮なしし舞と続いた。
また、飯島運動場では花火大会、次々と打ち上げられる大小の花火が夜空を彩った。
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伊那食品工業
寒天フィルム製造に本腰
伊那谷初の液化天然ガス利用工場新設
伊那食品工業(本社・伊那市、井上修社長)は11月から環境配慮型の新製品「寒天フィルム」の本格製造を始める。製造する伊那市西春近の藤沢工場C棟では、伊那谷で初めて燃料にCO2排出量の少ない液化天然ガス(LNG)を使用する。
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高原マラソン採火式
25日の第23回中央アルプス駒ケ根高原マラソン大会開催に先立って21日、晴天に恵まれた中央アルプス駒ケ岳千畳敷の駒ケ岳神社前で聖火の採火式が行われた。
大会実行委員など関係者ら約10人が出席し、レンズで集めた日光の熱で木の皮に着火して首尾よく点火に成功。聖火を無事トーチに移した=写真。聖火はランプに移され、大会前日に駒ケ池広場で行われる前夜祭での聖火リレーと点火式までの間、駒ケ根市役所で慎重に保管されて出番を待つ。
駒ケ岳神社は前身の駒ケ岳登山マラソンのゴール地点でもある大会ゆかりの地。出席者は神社に向かって手を合わせ、大会の成功を祈っていた。 -
南箕輪村議会一般質問
◆アスベスト調査3カ所で無検出
アスベスト対策について複数の議員が質問した。
唐木一直村長は、「露出カ所を中心に調査し疑いがある5カ所の検体を調査。役場や学校関係の3カ所は検出されなかった。残り2カ所は調査中だが、一般住民の出入りがないところ。各区の公民館は使用していない」と説明した。
消防団の防じんマスクなど安全対策は、「災害現場に常に先頭に立つ。マスクは必要と考える。消防団と協議して予算付けしたい」。民間事業所や住宅の調査のための補助金は「現在は考えていない。個々の責任において対処するようお願いしていきたい」とした。
「アスベストの知識を持ってもらうことが大切。徹底した情報公開をし、9月から解体工事の届出が必要になったことも含め、周知していく。現在、村のホームページで周知しているが、村報による周知も併せて実施する」と答えた。
◆地域福祉計画策定へ早急に検討
孕石勝市議員は、地域福祉計画策定について質問した。
村長は、「住民参加の検討が必要。委員会を設置して進める。早急に策定に向け検討する」とし、「福祉ネットワークは立ち上げ準備をしている」と話した。
◆南部小学童クラブ増築を検討
06年度の重点事業と予算について原悟郎議員が訪ねた。
村長は、「公約との整合性を図りながら予算に反映できることから予算付けする。健全財政の範囲内が基本。来年度の財政計画を立ててやる」とし、南部小学校の学童クラブについては「増築を考えさせていただきたい」と答えた。
◆地産・地消をJAと営農センターで検討中
高見利夫議員は地産・地消の推進について質問した。
村長は、「給食は安定供給が課題。多品種にわたるため、個人では難しい」としたうえで、「JA上伊那と営農センターで、学校利用に対応できるか、生産体制の確立も含め検討中」と話した。
◆大芝高原内施設の窓口一元化を検討
大芝高原の利活用について高見利夫議員が質問した。
村長は、大芝公園の施設窓口について、「利用者の利便性のため、来年4月から指定管理者制度で大芝高原の全施設の一元化が図れればと考えている。検討していく」とした。
◆指定管理者制度の選定審議会委員は民間で
指定管理者制度の条例のなかで設置するとしている選定審議会の委員について小坂泰夫議員が訪ねた。
村長は、「税理士、商工会関係者、区長、一般などにお願いする。議会議決後、早々に委員の選定をする。民間の皆さんにお願いし、庁内の委員は入れない考え」とした。
◆361号の歩道設置を強く要望
久保村義輝議員は国道361号の安全対策について質問した。
村長は、「安全管理のため歩道設置は欠かせないと思っている。県、国土交通省に強く要望しているが、『未定』とされている」とし、中央道にかかる2カ所の橋については、「耐震診断をし、強度は問題ない。拡幅、歩道設置などねばり強く要望していきたい」と答えた。
◆防災対策は早く正確な情報伝達を検討
防災訓練で明らかになった問題など防災対策について三沢澄子議員が質問した。
村長は、「情報伝達を確認して実施、伝達できなかった。情報を早く正確に伝達できるかを村と地区とともに検討していきたい」とし、北殿区の水防訓練で出た要望については、「村でできることは早急に取り組み、国で行うことも精査して関係各者と協議しつつ、技術的な見地を求めながら対応したい」とした。
◆交番設置実現に向け努力したい
安心・安全の村づくりのための警察体制強化で駐在所を交番にすることについて大熊恵二議員が尋ねた。
村長は、「村の現状を見ると都市化が進み犯罪件数が増加。村の行政規模では(交番の)設置は妥当だと思うが、警察関係との懇談を交え、実現に向けての努力をしていきたい。村民と一緒に考える機会があればしていきたい」と答えた。 -
金色の巨大花、地涌金蓮花咲く
駒ケ根市福岡の大口信夫さん宅で中国雲南省の秘蔵花、地涌金蓮花(ちゆうきんれんか)が咲き、話題となっている。
バショウ科、草丈1・8メートル、黄金色の花の直径約50センチ、高さ20センチ。花弁のように見えるのは花苞で、花は1センチほどの小花。
2000年の淡路花博でデビューし、国内では開花例は極めて少ない。
大口さんは「ゴージャスな名前、荘厳な花容」にひかれて、01年種苗会社から、20センチの棒状の苗を取り寄せ栽培。0度で枯死するため、冬は家の中で保護し、2年目、3年目と株は大きくなったが、一向に咲く気配もなく、4年目の今年8月にプロペラのような葉が出て、中心部が金色を帯び、9月2日開花した。花は寿命は驚異的に長く300日とか。
大口さんは「オープンガーデンにしてあるので、自由に見に来て」と話している。 -
県信州美術館移動展
飯島町文化館で21日から28日まで、県信濃美術館移動展・飯島町作家展が開かれている。
信濃美術館には、郷土ゆかりの美術家の秀作と、美しい信州の風景画が多数収蔵されており、これらのコレクションをより多くの県民に鑑賞してもらおうと、移動展を企画、合わせて飯島町で活躍している作家、11人の力作を展示した。
今回は収蔵品を「身近なものを描く-静物画」「どこの風景かな-風景画」「人・ひと・ヒト-人物画」などのジャンルに分け展示したほか、東山魁夷のリトグラフコーナーでは、「水辺の風景」を紹介する。ほかに、石井柏亭の「ニュルンベルクにて」、須山計一の「旧道木曽路」、菱田春草の「鯉」、荻原碌山の「坑夫」、梅原龍三郎の「浅間山」など40点を並べた。
飯島町作家展には日本画、油彩、書道など18点を展示した。
21日のオープニングセレモニーで、信濃美術館の松本猛館長は「絵の語り掛けに耳を澄まし、作品の前で語り合い、人生を豊かにしてくれる絵の楽しさを味わって」と多くの来場を期待した。
観覧料・一般300円、高大生150円、中学生以下無料