-
羽広の古文書を解説
伊那市西箕輪羽広区に現存する江戸時代の古文書を解読した冊子が完成し、それを記念した講座が羽広公民館で16日、開かれました。
冊子は、羽広区の住民有志でつくる羽広誌研究会が、区が保管する江戸時代の古文書から20点を選び会員が解読しました。
掲載されているのは旧羽廣村の租税や用水に関する内容で研究会によると羽廣村の歴史と生活を知るうえで貴重な資料だということです。
16日は、羽広公民館に地区住民およそ30人が集まり、研究会の重盛欣三会長らが冊子に掲載された原本を解説しました。
また、会員の重盛栄子さんが、絵や写真をつかって説明しました。
羽広誌研究会では「羽広区の宝として次の世代につなげていきたい」と話していました。
冊子は300部発行し、羽広区に全戸配布しました。
-
南箕輪村高齢者訪問
南箕輪村では今年度88歳になる高齢者を祝う長寿者訪問が17日から始まりました。
17日は唐木一直村長が田畑の井上隆介さん宅を訪問し祝い金を手渡しました。
井上さんは、昭和7年8月10日生まれの88歳で妻の春子さんと2人暮らしです。
長年、営林署に勤務していた井上さんは、秋になると山へキノコ採りに出かけることが趣味でした。
現在は、自宅の庭木を剪定したり畑で野菜作りをするのが日課だということです。
唐木村長は「人生100年時代。これからもお元気で」と激励していました。
村内では、100歳以上の長寿者が13人いて、全員が女性だということです。
-
長野県SNSコロナ情報
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
16日現在、県内の直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は0.29人とレベル2の基準(0.4人)を下回っていることなどから、県内全域の感染警戒レベルを2から1に引き下げます。今後も基本的な感染防止策にご協力を。
-
かんてんぱぱ 二度咲きヤマツツジ 見ごろ
伊那市の伊那食品工業のかんてんぱぱガーデンで、春と秋に花を咲かせるヤマツツジが見ごろを迎えています。
ヤマツツジの木は、かんてんぱぱホールの入り口付近に植えられています。
樹齢は70年を超えているということで、毎年春と秋に花を咲かせています。
ヤマツツジは、今月いっぱい花を楽しめるということです。
-
箕輪西小5年生 カヌー体験
箕輪町の箕輪西小学校の5年生は、新型コロナで中止となった臨海学習の替わりに伊那市や駒ケ根市で野外学習を16日と17日の2日間行います。
16日は伊那市高遠町の千代田湖でカヌーを体験しました。
箕輪西小の5年生18人は3・4人のペアを作りカヌーに乗りオールを使い、湖を移動していました。
子ども達は事前に学校のプールで練習をしてきましたが、自然の中では16日が初めてだという事です。
中にはバランスを崩し、湖の中に落ちてしまう子供もいましたが、水の中でも千代田湖の自然を楽しんでいるようでした。
箕輪西小学校では新型コロナの影響で臨海学習が中止となった事から、様々な体験を通して地域の自然について学ぼうと野外学習を計画しました。
箕輪町教育委員会によりますと町内の他の4つの小学校も臨海学習の替わりに、上伊那又は県内で野外学習を行う予定だという事です。
-
菅首相選出 白鳥市長コメント
自由民主党の菅義偉さんが、16日開かれた国会で新しい首相に選出され、伊那市の白鳥孝市長は次のようにコメントしました。
白鳥市長は「新型コロナ感染対策、経済再生、少子化対策、東京一極集中の是正など、待ったなしの課題が山積し、コロナ禍の真っただ中での大変厳しい船出となるが、国民が安心、安全な社会・経済活動を行っていけるよう安定した舵取りと、地方の活力創出、サスティナブルな地方都市の実現に向けて、より踏み込んだ施策の展開を期待します」とコメントしました。
-
反核・平和の火リレー
核のない世界や平和を訴ええる「反核・平和の火リレー」が16日中川村から辰野町で行われました。
今年は新型コロナの影響で平和の火は車での移動となり、開催も例年より1か月遅れとなりました。
平和の火は午後2時に南箕輪村役場に到着しました。
反核平和の火リレーは自治体の労働組合などでつくる長野県平和友好祭実行委員会が毎年行っているもので、今年で33回目となります。
今年は新型コロナの影響で松本市の平和の灯から採火し、ランプを車に乗せ移動します。
南箕輪村役場前では実行委員が市町村に対する要請書を読み上げました。
村役場を出発した一行は、次の箕輪町へと向かっていきました。
8月に松本市を出発したこのリレーは、およそ1か月かけて県内全ての市町村をまわり16日辰野町でゴールを迎えました。 -
2020長野県工芸美術展
県内の工芸作家の作品が並ぶ、2020長野県工芸美術展が、伊那市のかんてんぱぱホールで17日から開かれます。
会場には、ステンレスや陶芸作品などおよそ100点が並んでいます。
長野県工芸美術会が開くこの美術展には、県内出身・在住の作家が編み物や染色、木工や彫刻など30のジャンルに分かれて作品を出品しました。
今年は新型コロナウイルスの影響で公募は行わず、美術会会員や会友あわせて54人が過去の作品も含め出品しました。
こちらの作品は、箕輪町の大橋幸子さんの手描染色作品です。
この作品は過去に東京都知事賞を受賞しました。
会では、「過去に賞をとった作品も多く並んでいて、見ごたえのある展示会です。訪れた人に楽しんでもらいたい」と話していました。
展示会は、17日(木)から22日(火)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれます。
-
長野市で新たに2人コロナ感染確認
長野市は、2人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと16日、発表しました。
感染が確認されたのは、長野市の30代の男性と20代の女性の2人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは、299人となっています。 -
歯の衛生ポスターコンクール
上伊那歯科医師会が小中学生を対象に募集した歯の衛生に関する図画・ポスターコンクールの審査会が、伊那市西町の上伊那歯科医師会館で16日開かれ、最優秀賞4点が決まりました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内で最優秀賞に選ばれたのは中学校の部で伊那市の春富中学校2年生の赤羽結衣さんの作品です。
また、小学校低学年では赤穂南小3年の大石歩未さんが、高学年の部では辰野南小5年の小松星那さんと中川西小6年の林莉緒さんの作品が最優秀賞に選ばれました。
コンクールは、上伊那歯科医師会が毎年行っているもので、今年は上伊那の小中学校あわせて28校から306点の応募がありました。
なお、辰野南小5年の小松さんの作品は、ポスター図案に採用されました。
-
広域観光推進について考える会議
上伊那地域振興局や観光団体が集まり、官民一体となって広域観光推進について考える会議が16日、伊那市のいなっせで開かれました。
会議は、リニア中央新幹線や三遠南信自動車道などの開通を見据え、南信広域での観光事業の展開を考えようと、上伊那地域振興局が開いたものです。
この日は、上伊那地域振興局のほかに長野伊那谷観光局、伊那市観光協会、駒ヶ根市観光協会の職員らが集まり、広域観光の取り組みについて話し合いました。
参加者からは、「南信全体での広域周遊コースを作成する必要がある。」「各地域の観光素材について買い手目線で分析していく必要がある。」などの意見が出ていました。
会議は、新型コロナウイルスの影響で変わりつつある観光業に対して、新たなモデルの方向性を考えようと開かれたものです。 -
高校再編・整備計画 一次案が決定
長野県教育委員会は、高校再編・整備計画 一次案を15日の定例教育委員会で決定しました。
これにより伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校の再編統合が決まりました。
計画には伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する、総合学科高校を設置する、総合技術高校を設置するといった内容が盛り込まれています。
これにより、伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校の再編統合が決定しました。
伊那北高校同窓会長の酒井茂さんは、「課題としては伊那地区から諏訪地区、松本地区へ多くの子どもたちが流出しています。これをなんとしても取り戻したい。それにはやはり、子どもたちが行きたくなる高校、魅力ある高校、これをいかにつくるかということが重要です」と話していました。
伊那弥生ケ丘高校同窓会長の下島典子さんは「子どもたちのことを第一に考えて、そこで働く先生も意欲を持って、生徒も先生も意欲を持って前に進んでいける、そういう学校をぜひ作って頂きたい」と話していました。
今後県教委では、新校の設置について、学校関係者や地域の代表者などを集めた「再編実施計画懇話会」を設置し、新しい学校の名前や場所、募集開始年度などを検討するということです。
総合学科高校と総合技術高校の再編対象校については現在検討中で、来年策定される「再編・整備計画二次案」で示されることになっています。
-
信濃町の女性コロナ感染
長野県は15日新たに上水内郡信濃町で1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。
感染が確認されたのは、上水内郡信濃町の20代公務員の女性です。
女性は11日に発熱があり県外感染者の濃厚接触者として医療機関を受診し陽性が判明したもので14日入院しました。
女性の濃厚接触者は知人1人だということです。
15日午後1時15分現在、県内で感染が確認されたのは297人で入院しているのは18人です -
りんごコンポートが復活
生産者が高齢のため加工販売が中止となっていた南箕輪村の大芝高原味工房の「りんごコンポート」が、新しいスタッフにレシピを引き継ぎ15日から販売が復活しました。
こちらが「りんごコンポート」です。
一時販売が中止となっていましたが、15日から復活しました。
値段は1袋350円です。
南箕輪村大泉の原さち子さん71歳です。
コンポートを作っていましたが、高齢のため製造を中止し、引き継ぎ手を探していました。
そんな中、プリン工房のスタッフがレシピを引き継ぎ、15日から販売が再開しました。
また味工房では15日から「フラワープリン」の販売が始まりました。
レシピをうけついだコンポートが使用されています。
二層になっていて、上部のレモンゼリーの中に食べられる花、マリーゴールドやセージ、フェンネルが入っています。
値段は1つ450円です。
花は箕輪町の農園「ナチュラルセンス」で育てているものです。
15日は大芝高原味工房でプリンが販売され、訪れた人が買い求めていました。
りんごコンポートとフラワープリンは大芝の湯の他、味工房でも販売されています。
プリンは土曜日と日曜日に30個限定で販売します。
-
長野県SNSコロナ情報(上田のレベル引き下げ)
新型コロナウイルス対策に関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
現在、県内の直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は0.29人、上田圏域は0人といずれも1.2人を下回っていることから、上田圏域の感染警戒レベルを3から2に引き下げます。気を緩めず、感染防止に努めましょう。
-
地域桜守による桜管理の講習会
伊那市美篶地区各種団体協議会は、地域の桜を管理する地域桜守から桜の手入れや管理方法を学ぶ講習会を8月28日に、開きました。
この日は、美篶青島の桜並木で講習会が開かれ、地域住民およそ20人が参加しました。
美篶地区の役員などで組織する美篶地区各種団体協議会が毎年開いているもので、今年で3年目です。
市から地域桜守として認定されている丸田旭雄さんは「枝が下に垂れているものは切って、切り口に殺菌剤を塗るようにしてください」などとアドバイスしていました。
美篶地区各種団体協議会では、市の交付金を活用して三峰川ナイスロード沿いの桜並木と青島霞堤の桜をライトアップするなど地域活性化に取り組んでいます。
協議会の森田伴雄会長は、「今年はコロナで桜を見てもらう機会が少なかったが、きょうの講習会で学んだことを活かして来年に備えたい」と話していました。
-
富県の女性が肋骨折る重傷事故
14日午後4時半頃、伊那市富県の女性が肋骨を折る重傷事故が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと肋骨を折る大けがを負ったのは
伊那市富県の71歳の無職の女性です。
富県の市道の道路脇にある生垣に衝突した状態の女性の車と、この車の近くで倒れている女性を近くの人が見つけたものです。
女性が大けがを負った原因などについて伊那署が調べを進めています。
-
新たな高校入試制度 導入1年延期
長野県教育委員会は、2024年春に導入を予定していた、公立高校の新たな入学者選抜制度について、新型コロナウイルスの対応を優先させるため、2025年春へ1年延期とすることを昨日決めたということです。
新しい入試制度の案では、すべての高校の前期選抜で学力検査を追加するなどとしています。
-
米の受け入れ作業の安全願う
米の収穫時期を迎え収穫作業とカントリーエレベーターでの受け入れ作業の安全を願う祈願祭が15日伊那市荒井の低温米倉庫で行われました。
安全祈願祭にはJA上伊那の職員や農家など約20人が集まりました。
荒井の低温米倉庫内は米の保存に最適とされる15度に保たれています。
荒井の倉庫では今年度840トンまたJA上伊那全体では1万6,200トンの米の受け入れを目標としています。
JA上伊那にはカントリーライスセンターが9か所、米倉庫が10
か所あり10月末までに集荷を完了する計画です。
また15日は新たに購入したフォークリフトの入魂式も行われ
出席者が作業の安全を願っていました。
-
高遠町歴史博物館 高遠と文学をテーマに特別展
江戸時代から現代までの高遠の文学作品に焦点をあてた企画展「高遠と文学」が、伊那市高遠町の歴史博物館で開かれています。
会場には、林学者中村弥六の書や俳人井上井月の句など、高遠に縁のある人物の作品138点が展示されています。
江戸時代から昭和にかけての和歌や俳句、漢詩の作品が展示されている他、昭和後期から平成にかけて高遠町内に建てられた文学碑が紹介されています。
このうち、江戸時代に伊那市西町に生まれ、開業医を営む傍ら儒学や俳句の指導をしていた中村伯先の作品は、個人が所有するもので普段は見ることができません。
特別展「高遠と文学」は、12月6日日曜日まで、高遠町歴史博物館で開かれています。 -
ますみヶ丘の酪農家組合 大型収穫機を導入
伊那市ますみヶ丘の酪農家でつくるますみヶ丘フォルト組合は、国の補助金を活用し飼料用トウモロコシの収穫機を導入しました。
導入された収穫機「自走式コーンハーベスター」の価格は6,500万円で、半分は国の畜産クラスター事業の補助金で賄っています。
今回導入したものは、これまでのものより一度に刈り取れる量が1.5倍になり、作業時間の短縮が図れるということです。
内部に2つのローラーが付いていて、収穫したトウモロコシの実を細かくすることができ、牛の消化効率が良くなるということです。
13日は、宮下一郎衆議院議員や白鳥孝伊那市長、JA上伊那の御子柴茂樹組合長らが訪れ、お披露目されました。
組合は、飼料用トウモロコシの栽培を共同で行おうと、昭和60年に発足しました。
現在は、4戸の酪農家がおよそ100ヘクタールを管理しています。
作業効率を向上させることで、遊休農地の解消と牛の餌の自給率向上に繋げていきたいとしています。
組合によりますと、この大きさの収穫機の導入は県内で初めてではないかということです。 -
唐木村長 進退について「11月初旬を目途に表明」
来年4月で任期満了となる南箕輪村の唐木一直村長は、自身の進退について「今議会終了後に後援会と話し合い判断し、11月初旬を目途に表明したい」との考えを、14日に示しました。
これは、14日に開かれた南箕輪村議会定例会の一般質問の中で、議員の質問に答えたものです。
唐木村長は、「9月議会前に後援会を開催する予定だったが、コロナの影響で延期になってしまった。来期についは申し上げられない。9月定例会後に後援会を開催し協議したい。4期16年と長期に渡ることの村政への弊害、自分自身の気力・体力なども考えながら熟慮している。後援会の意見を聞きながら、最終的には自分の考えで判断したい」
表明の時期については、「これまでは12月議会で行ってきたが、今回は早い時期にと思っている。11月初旬までに記者会見を開きたい」としています。
唐木村長は、昭和23年5月14日生まれの72歳です。
平成17年に初当選し、4期16年目を迎えています。
4期目の就任の際には「3期12年の総仕上げに位置付けたい」と話しています。 -
北原さん東ティモールについて講演会
伊那市ふるさと大使で、元東ティモール特命全権大使の北原巌男さんによる、東ティモールについての講演会が8月19日、伊那図書館で開かれました。
貧困や格差など、SDGsの観点から世界の様子を取り上げようと伊那図書館が企画しました。
テレビ会議システムで会場と北原さんの自宅を繋ぎ、席と席の間隔をとるなど新型コロナ対策が取られました。
北原さんは、東ティモールが、日本と比べて女性が政治へ参画している割合が高いことなど、世界男女格差指数ランキングをもとに紹介していました。
-
町文化センターホール無料開放
箕輪町教育委員会では、新型コロナウイルスの影響で音楽活動の機会が減っている町民に、有効活用してもらおうと、町文化センターのホールを14日から無料開放しています。
町文化センターのホールは、14日から19日(土)まで無料開放しています。
初日の14日は、松島在住で、東京を中心にフリーで活動しているバイオリニスト、細谷美佐緒さんが練習していました。
国立音楽大学を卒業し、バイオリン歴40年の細谷さんは、クラシックだけでなく、国内外のアーティストのツアーに参加するなど多方面で活躍しています。
現在は、新型コロナウイルスの影響で予定されていた公演が中止となり、主に松島の自宅でバイオリンのレッスンをしているということです。
町のホームページでホール無料開放の情報を知り、練習に訪れました。
町では、「無料開放期間中、音楽活動や楽器練習にホールを有効活用してもらいたい」と話していました。
なお、14日までに15組が予約をしていて、利用には事前の申し込みが必要だということです。 -
伊那バス「厳選長野県内バスツアー」企画
伊那市の伊那バスは、コロナ禍でも安心して旅を楽しんでもらおうと、「厳選長野県内バスツアー」を企画しました。
ツアーは、伊那バスのバスガイドが企画したもので、県内の観光名所などを巡るものです。
貸し切り風呂がついた美ヶ原温泉のホテル、「翔峰」に宿泊する中信コース、まつたけなどの秋の味覚を楽しむ東信コース、中野市の街を一望できる竜王SORAテラスなどを訪れる北信コースの3つのツアーを予定していて、いずれも1泊2日です。
実施するのは、来月中旬から11月上旬ごろだということです。
新型コロナウイルスの影響で観光業を取り巻く環境が急変する中、安心して旅を楽しんでもらおうと、観光名所や宿泊先を県内に限定し、バス内の座席数を半分にするなど、感染症対策をとったツアーを企画したということです。
「厳選長野県内バスツアー」は、国内旅行の代金の半分を国が支援する、GoToトラベルキャンペーンの対象となり、普段よりも割安価格で参加することができます。
-
第8回千両千両井月さんまつり
幕末から明治にかけて伊那谷を放浪し数々の俳句を残した井上井月を偲ぶシンポジウム、「第8回千両千両井月さんまつり」がオンラインで12日、開かれました。
伊那市の伊那図書館では、井月さんまつりの様子がプロジェクターで映し出されました。
今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止のためにテレビ会議システムを使いオンラインでの開催となりました。
テーマは、「漂泊の俳人 再考」です。
講演では、文学研究家の堀井正子さんが、「井月のバトン」と題して、話をしました。
堀井さんは、「井月は、俳諧の道の神と拝めた松尾芭蕉に自分の思いを重ねていた」と解説し、芭蕉の句を暗記していたことを紹介しました。
この日はほかに、芥川龍之介の主治医で昭和初期に井月の句集の出版のため尽力した下島空谷について、出演者らによるトークショーが行われました。
「千両千両井月さんまつり」は、放浪の俳人として伊那を訪れた井上井月の生涯やその時代について考えるイベントです。
-
直江津遭難から78年 同級生が冥福を祈る
78年前の13日中箕輪国民学校 今の箕輪中部小学校の児童5人が新潟県直江津の海岸で高波にさらわれ犠牲となりました。
13日は同級生4人が箕輪中部小学校の慰霊碑に集まり冥福を祈りました。
直江津遭難は、1942年・昭和17年9月13日に修学旅行で訪れていた新潟県直江津の海岸で児童5人が高波にさらわれ命を落としたものです。
同級生が当時の牛澤搏美校長の名前に、亡くなった5人と自分たちを加えた「搏美六人力会」をつくりました。
会では校庭に碑を建立し毎年事故があった9月13日に慰霊祭を行っています。
遭難事故から78年、同級生達も今年90歳を迎えここ数年は有志での活動となっています。
-
人形供養祭 例年の2倍~3倍に
ひな人形やぬいぐるみなどを供養する「人形供養祭」が13日伊那市のグレース虹のホール伊那で行われました。
供養祭は、処分しづらく簡単には捨てられない人形を供養し、感謝を伝えようと株式会社グレースが毎年行っています。
費用は1コンテナあたり1,000円からで雛人形や五月人形、ぬいぐるみなどが持ち込まれていました。
グレースによりますと、今年は自宅にいる事が多かった事もあり例年の2倍から3倍の量になったという事です。
新型コロナ感染拡大防止の為、訪れた人たちは供養祭の会場には入れず、外で手を合わせていました。
40年使用した雛人形を供養した人は「別れるのは悲しいですが、最後に祭壇に飾ってもらいうれしいです」と話していました。
供養祭は、グレースの社員のみが参列し行われました。
-
箕輪西小学校で運動会
秋の運動会シーズンがはじまり、上伊那の小学校で12日、運動会が開かれました。
箕輪町の箕輪西小学校でも運動会が開かれ、全校児童109人が紅組と白組に分かれて短距離走など13種目を行いました。
今年は新型コロナウイルスの影響で、児童同士が密になる綱引きなどは行わず、種目数を減らし、時間を短縮しての運動会となりました。
高学年のリレーでは、接戦で、児童たちが懸命に走っていました。
低学年合同種目の「しっぽとり」では、背中につけたチームカラーのたすきを取り合いました。
1年生のかけっこでは、小学校での初めての運動会に、子どもたちは懸命にゴールを目指して走っていました。
続いて、3・4年合同のダンス表現が披露されました。
最後は、5・6年生による組体操です。
児童らは、練習の成果を披露していました。
箕輪西小学校では、「コロナの影響で、例年とは違ったかたちの運動会だったが、子どもたちの活躍する姿が見られた」と話していました。
-
長野県 SNSコロナ情報
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
感染警戒レベルが「特別警報」のレベル4となっていた上田圏域は、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が2.5人を下回ったことから、「警報」のレベル3に引き下げられました。
なお県内では、諏訪圏域が同じくレベル3、それ以外の8圏域がレベル2となっています。