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宮島酒店の酒造りの取り組みが財務大臣賞 受賞
伊那市荒井の酒蔵宮島酒店は、環境に配慮した製品やサービスなどを表彰する「エコプロアワード」で、最高賞にあたる財務大臣賞を受賞しました。
受賞したのは、宮島酒店の日本酒信濃錦の「地元産契約栽培米を用いた低精白の純米醸造酒」です。
「低精白」とは、米の表面を削りとる量が少ない酒の作り方のことです。
苦みや渋みがでるため30%以上削るのが一般的だということですが、低精白で醸造したこちらの商品「信濃錦命まるごと」は、20%しか削っていません。
低精白は米の品質が重要になるということで、地元でとれた無農薬のものを使用しています。
宮島酒店では1991年から減農薬の契約栽培を始め、2005年には全ての米を契約農家で作っています。
また、そのうちの1/4は無農薬米だということです。
エコプロアワードは、自然環境保護や国連の持続可能な開発目標を示す「SDGs」の観点などから総合的に優れている取り組みを表彰するものです。
宮島酒店は、低精白や無農薬、SDGsに取り組んで、生態系保護と酒文化を地域から発信している点が評価されました。
宮島酒店によりますと、これまで全16回の中で酒蔵が選ばれたのは全国で2か所目だということです。
宮島酒店では、様々な資源を無駄にせず「地域の食」に合う酒を作っていきたいとしています。 -
ローズガーデン 秋のバラが見ごろ
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで秋のバラが見ごろとなっています。
園内では、フェアリークイーンやビンゴメイディランドなどのバラが見ごろとなっています。
バラは見ごろですが、新型コロナウイルスの感染防止のため、今年6月に続き例年秋に予定しているイベントも中止となっています。
毎年この時期に咲き揃うよう、盆の前後に一斉に剪定していたということですが、今年は行いませんでした。
そのため、咲く時期は品種によって様々ですが、長い期間楽しめるということです。
バラ以外にも、住民有志でつくる高遠薔薇会が育てている草花も楽しむことができます。
5日は、大型の蝶で長距離移動することで知られているアサギマダラの姿もありました。
園内では、密にならない催しとして、会場内に隠された「7人のこびと」を探すイベントが行われています。
7体それぞれにキーワードが書かれていて、全て見つけるとプレゼントがもらえます。
イベントの期間は18日日曜日までで、バラの見ごろは今月いっぱいとなっています。 -
高遠石工 石仏写真展
去年7月から9月にかけて募集した「高遠石工」フォトコンテストの作品展が、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれています。
会場には、入賞作品を中心におよそ20点が展示されています。
作品展は29日までで、12日と21日にそれぞれ他の応募作品に入れ替えることになっています。
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村岡にっこり会 最後のクルミ拾い
伊那市西春近小出一区の村岡集落の住民でつくる「村岡にっこり会」は、5日、地区内でクルミ拾いをしました。
10年以上続けてきたこの行事は、今年で最後となります。
5日は、会のメンバー9人が参加しました。
クルミの木の枝を長い棒で揺らし、実を落とします。
木の下にある川の上にネットを張り、落ちてきた実を拾い集めます。
川に落ちてしまったクルミを拾うのは、会長の唐木佳世子さんです。
村岡にっこり会は、隣近所の繋がりを深めようと、平成22年に発足しました。
毎年この時期にクルミ拾いを行っていて、多い時には100キロ以上を集めたということです。
集めたクルミはパック詰めして地域のイベントなどで販売し、売り上げをお茶菓子代などに充ててきました。
しかし、会の高齢化や男手が足りなくなってきたことから、クルミ拾いは今年が最後となります。
5日は、コンテナ4箱分を集めました。
今後は、クルミを腐らせて洗った後半月ほど乾かし、11月の終わりごろに集まって殻むきをするということです。 -
浜松市庄内学園から町に洋菊届く
箕輪町と交流のある静岡県浜松市庄内地区にある小中一貫校、庄内学園から、町内の小学校に配られる鉢植えが5日、町役場に届けられました。
鉢植えは浜松市の庄内学園の中学生が育てた洋菊で、65個が届きました。
鉢植えには中学3年生から町民に向けたメッセージが添えられています。
浜松市の、地域間交流事業の一環で届けられたもので、今年で2年目です。
交流事業が始まった去年は、町内の小学5年生がフラワーアレンジメントを体験したということです。
鉢植えは、町内の小学校5校各クラスに1つずつ、届けられるほか、町役場にも飾られるということです。
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密集避けて浦安の舞奉納
伊那市の坂下神社で3日、地域の女子児童が浦安の舞を奉納しました。
新型コロナへの感染を防ぐため例年より少ない人数での奉納となりました。
3日と4日の2日間坂下神社の秋の例大祭が行われました。
氏子とともに小学6年生2人と5年生1人の女子児童3人が参列しました。
今年は新型コロナウイルスの影響で少人数での舞となりました。
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龍光寺の鐘つき堂完成
伊那市狐島の龍光寺の釣り鐘を吊るす、鐘つき堂が完成し地域住民が20日に完成を祝いました。
竣工式には地域住民約30人が参列しました。
完成した鐘つき堂は鉄骨造りで建設費は60万円です。
鐘つき堂の完成を祝う初打ちではコロナに打ち勝とうとの願いを込めて参列者が鐘を鳴らしていました。
元の鐘つき堂は地元の平澤写真館創業者の平澤佐十郎さんが1960年に釣り鐘とともに寄進したものです。
その後鐘つき堂が壊れ本堂の軒に吊るされていました。
2007年に寺は火災にあい鐘は奇跡的に残りましたが吊るされないままの状態が続いていたということです。
鐘を鳴らしたいという地域住民の思いで鐘つき堂が完成し火災以降、13年ぶりに鐘の音が響いていました。
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千曲市で80代男性が新型コロナ感染確認
長野県は、千曲市の80代男性1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと、4日に発表しました。
県の発表によりますと、感染が確認されたのは千曲市の80代無職の男性1人です。
男性は、9月29日に長野市の長野赤十字病院で感染が確認された患者と同じ部屋に入院していたということです。
濃厚接触者については、確認中だということです。
4日午後2時現在、県内で感染が確認されたのは313人で、入院しているのは11人となっています。
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旭座で映画「実りゆく」舞台あいさつ
下伊那郡松川町を舞台にした青春映画「実りゆく」の上映に合わせて4日監督や出演者が伊那市の旭座で舞台あいさつをしました。
舞台あいさつでは監督の八木順一朗さん、主演でお笑い芸人まんじゅう大帝国の竹内一希さんとその相方で映画にも出演している田中永真さん、映画のモチーフとなったお笑い芸人でりんご農家の松尾アトム前派出所さんの4人が映画に関する話をしました。
映画は妻を亡くしてから笑わなくなった父親を笑顔にしたいという想いを持つりんご農家の跡取りがお笑い芸人を目指す物語です。
旭座では2日から上映が始まっていて4日も観客が訪れていました。
主人公の父親役は木曽町出身の田中要次さんが務めタイトルの題字は爆笑問題の太田光さんが執筆しました。
映画「実りゆく」は長野県内で先行上映されていて9日から全国での公開が始まります。
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VC長野開幕に向け意気込みを語る
10月17日に、男子バレーボールの国内トップリーグV1が開幕します。
南箕輪村を拠点に活動するVC長野トライデンツは、開幕を前に3日、村民センターで記者会見を開き笹川星哉代表が今シーズンの意気込みを語りました。
今シーズンのVC長野には、東レから移籍した戸嵜嵩大選手や外国人選手などあわせて8人が新たに加わります。
チームはリーグ戦に向け、主にサーブの決定力に重点を置き6月から練習を重ねてきたということです。
なお、伊那ケーブルテレビでは今シーズン、松本・伊那・岡谷の3会場で行われるVC長野の試合の模様を生中継する予定です。
ホームゲーム初回は23日(金)で、午後7時30分から、松本市総合体育館のジェイテクトSTINGS戦を放送します。
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原垣外遺跡を地域住民が見学
宅地造成のために事前の発掘調査を行っている、伊那市山寺の原垣外遺跡で、出土した土器や竪穴住居などについての現地説明会が3日、開かれました。
この日は、伊那市創造館学芸員の濵慎一さんが遺跡について説明をしました。
原垣外遺跡は、伊那市山寺の伊那北高校北側にあり、東西およそ280メートル、南北およそ210メートルの縄文・平安時代の集落跡とされています。
宅地造成のため事前の発掘調査を行ったところ、縄文時代や奈良時代、平安時代のものとされる竪穴住居などが見つかったということです。
このうち、市内では最大の大きさで平安時代前期のものとされる竪穴住居では、「生」と墨で書かれた土器が発見されました。
この日は、市内外からおよそ130人が訪れ、遺跡をカメラで撮影したり、濵さんの説明に耳を傾けていました。
説明会を開いた伊那市教育委員会では「遺跡を見ることで歴史や文化を身近に感じてもらい、興味を持つきっかけにしてもらいたい」と話していました。
なお、説明会はあすも予定されていて、時間は午前9時半からと、午後1時からの2回です。 -
富士見町で新たに未就学女児1人 新型コロナ感染
長野県は、諏訪郡富士見町の未就学女児1人の新型コロナへの感染が確認されたと、3日に発表しました。
県の発表によりますと、感染が確認されたのは諏訪郡富士見町の未就学女児1人です。
現在分かっている濃厚接触者は4人となっています。
また2日は、松本市の20代の公務員の女性1人の新型コロナへの感染が確認されました。
濃厚接触者については、確認中だということです。
3日午後2時現在、県内で感染が確認されたのは312人で、入院しているのは10人となっています。 -
第19回伊那ロータリー杯決勝 東部中準優勝
新人戦上伊那大会のシード校を決める中学校の野球大会「第19回伊那ロータリー杯」の決勝戦が22日に行われ、飯島町の飯島中学校が優勝しました。
大会には、上伊那の中学校12校が出場し、2日間の日程で試合が行われました。
伊那市の伊那スタジアムで行われた決勝戦は、伊那市の東部中学校と飯島町の飯島中学校の顔合わせとなりました。
3年生が抜け新チームでの初めての公式戦となります。
東部中は、2人の継投で飯島中打線を1安打2失点に抑え、1点差で最終回の攻撃に望みを繋ぎます。
しかし得点を奪うことができず、2対1で飯島中がこの大会を制しました。
主催した伊那ロータリークラブでは、「ハツラツとしたプレーに見ていた大人も元気をもらえた」と話していました。
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詐欺未然に防ぎ感謝状
伊那警察署は、詐欺被害を未然に防いだとして、伊那市坂下の伊那郵便局に感謝状を9月16日、贈りました。
この日は、伊那警察署の山田正幸副署長が伊那郵便局を訪れ、白山和幸局長に感謝状を手渡しました。
9月1日、伊那郵便局を訪れた上伊那郡内の70代の女性が、現金82万円の振り込みを申し出ました。
詳しい話を聞いたところ、女性は「SNSで知り合った外国に住む医者に支援金を送りたい」と話したということです。
不審に感じた局員が詐欺を疑い、警察に通報し、被害を未然に防ぎました。
伊那署によりますと、今年に入り管内の詐欺被害の件数は15件だということです。
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西町ゴルフクラブが寄付
伊那市西町のゴルフ愛好者でつくる西町ゴルフクラブはチャリティーなどで集めた3万5千円を28日伊那市に寄付しました。
西町ゴルフクラブの中村隆幸会長ら4人が市役所を訪れ白鳥孝市長に寄付金を手渡しました。
クラブは40年前に発足し年に5回大会を開いています。
今月16日に200回の記念大会を高遠町の中央道晴ケ峰カントリークラブで開き、ショートホールでワンオンできなかった人から500円を集めました。
集まった分とクラブの会費から3万5千円を寄付しました。
中村会長は「わずかですが、市のために役立ててください。」と
話していました。
西町ゴフルクラブは伊那市西町在住か通勤している人たちでつくりゴルフ愛好者の集まりで40人ほどで活動しています。
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8月の月間有効求人倍率0.7倍
上伊那の8月の月間有効求人倍率は前の月と同じ0・7倍でした。
新型コロナウイルスの影響により3か月連続の0.7倍台となっています。
8月の月間有効求人数は2,166人、月間有効求職者数は3,114人でした。
月間有効求人倍率は0.7倍で2013年以来7年ぶりに3か月連続の0.7倍台となりました。
これは県内12のハローワーク管内で最も低い数字で要因は上伊那の主力産業、製造業の業績が落ち込んだことによるものだということです。
全国の平均は1.04倍、長野県の平均は0.98倍となっています。
8月の雇用情勢についてハローワーク伊那では「引き続き求職者が求人を上回っており求人が鈍化傾向にあるなど弱い動きとなっている」として前の月の判断を据え置いています。
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テレビ東京が伊那の紹介番組収録
テレビ東京の情報番組なないろ日和の収録が2日伊那市新山のマツタケ山などで行われました。
がんばる地方を紹介するもので今月14日に放送されます。
収録ではタレントの、にしおかすみこさんがマツタケ狩りを体験しました。
伊那市新山のマツタケ名人、藤原儀兵衛さんと制作に協力している伊那ケーブルテレビのスタッフが案内人を務めました。
番組はコロナ禍の中、GoToキャンペーンで訪れてもらいたい、地方を紹介するもので、伊那の食や文化に関する収録が行われました。
マツタケ山では、にしおかさんがマツタケを採るシーンが撮影されていました。
また、伊那市高遠町の高遠城址公園でも収録が行われ、にしおかさんの持ちネタも披露されました。
今回収録したものは今月14日午前9時26分から始まるテレビ東京の情報番組「なないろ日和」のなかで放送されます。
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長野県SNSコロナ情報
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
県内の小規模な宿泊施設への宿泊割引を実施しています。
1人1泊当たり最大5千円割引、割引対象期間を来年3月1日まで延長、割引適用の連泊上限を5泊から7連泊に拡大。
感染防止策を徹底した上で旅行を楽しみましょう! -
伊那養護 1年の集大成発表
伊那市の伊那養護学校の文化祭、第41回どんぐりまつりが2日、行われました。
どんぐりまつりは2日と3日の2日間で、1日目のこの日は音楽会が開かれました。
新型コロナウイルスの影響で、今年は一般公開をせず、規模を縮小しての開催となりました。
音楽会では、中学部の生徒らが合奏を披露しました。
どんぐりまつりは3日も予定されていて、児童・生徒による発表や、中学部と高等部の生徒が作業学習で作ったベンチや皿などの販売が行われるということです。
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もみじ湖が紅葉スポットランキング1位
箕輪町の箕輪ダム、通称「もみじ湖」が、国内旅行情報サイト、じゃらんnetの全国のおすすめ紅葉スポットランキング2020で1位に選ばれました。
ホームページを運営する、リクルートライフスタイルによりますと、去年9月から12月までに掲載された紅葉特集ページの閲覧数を集計したところ、もみじ湖が1位になったということです。
箕輪町観光協会によりますと、じゃらんネットには以前から掲載しているということですが、ランキング1位となるのは今回が初です。
去年の10月中旬から11月中旬までのもみじ湖への来場者数は延べ31,000人だったということです。
なお、もみじ湖では今月24日からライトアップをはじめ、31日には、周辺を歩くイベントや、ドライブインシアターが予定されています。
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南水の出荷最盛期
箕輪町の果樹園では梨の主力のひとつ南水の収穫が最盛期を迎えています。
箕輪町中原の果樹農家北原次夫さんの果樹畑では、梨「南水」の収穫作業が行われていました。
北原さんは昭和50年頃から梨とリンゴを栽培しています。
南水は今が収穫期で、北原さんによると今年は、凍霜害や台風の被害もなく糖度が高く出来は良いということです。
箕輪町のJA上伊那箕輪果実選果場です。
選果場には上伊那の農家から持ち込まれた南水の選果作業が行われていました。
選果作業は、9月下旬から始まっていて、10月いっぱい行われます。
去年は春先の霜の被害で上伊那全体の出荷量は例年の半分以下の200トンだったということです。
今年は被害も少なく、350トンの出荷を見込んでいます。
JA上伊那によりますと、南水は糖度が高く日持ちがよいため人気の品種だということです。
主に関東・中京方面に出荷されるということです。
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竹中さん宅の蔵 修繕
伊那市手良の竹中俊さん宅では江戸時代に作られたとされる蔵の修繕が行われ、7月から始まった作業は今月24日に終わりました。
18日は左官職人2人が扉に漆喰を塗っていました。
竹中さんの蔵は、手前部分が観音扉となっていて、土台は石でできています。
奥の部分は後の時代に増築されたとみられます。
作業を見守るのはこの家の竹中俊さん75歳です。
先祖が守ってきた蔵を次の世代へ残したいとの思いと、蔵の壁を直せる職人も少なくなってきている事も後押しし、今回修繕する事を決めました。
現在この大きさの蔵を新たに作るとなると3千万円以上はかかるという事です。
1週間後の25日です。
蔵の修繕は終わり、真新しい白い壁が目を引きます。
扉の部分には、竹中さんが書いた寿と水の文字が入れられました。
寿は家内安全を、水は火事が起きないことを願い入れたという事です。 -
訳ありりんご詰め放題
表面に傷がつくなど出荷できない訳ありりんごの詰め放題が伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで1日、行われました。
訳ありりんごの詰め放題は1袋600円です。
1日は、みはらしファームのとれたて市場前に、コンテナに入った上伊那産のりんごが置かれ、開始の午前10時から多くの人が訪れていました。
例年は、バスツアー向けに行っていたイベントでしたが、新型コロナの影響で県外からのツアーが減ったことから、今年は一般向けに用意しました。
品種は、つがるとシナノドルチェ・シナノプッチの3種類です。
訪れた人たちは、隙間なく袋いっぱいに詰めていました。
訳ありりんごの詰め放題は、12月まで随時予定していて、2日も午前10時から行われることになっています。
みはらしファームでは「訳ありだが味は保障できるので多くの人に来ていただきたい」と話していました。
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懐かしい写真巡回展「まちなかミュージアム」
伊那市内各地の公民館や小中学校に昔の写真を展示する写真巡回展「まちなかミュージアム」が1日から始まりました。
「まちなかミュージアム」は高遠町歴史博物館が企画する写真巡回展で昨年度に続き2回目となります。
市内26か所の公民館や小中学校に、それぞれ2点の写真パネルを月替わりで展示するというものです。
そのうち、ほかの施設とは異なり、地域の貴重な写真が多く残っている長谷地区では、公民館で同じ写真30点ほどを、1か月展示します。
展示されているのは、昭和30年代の長谷の美和ダムの建設に関わる写真です。
ダムに水没して今はない溝口や黒河内の田園風景、前の神田橋やダム建設の様子をとらえた写真が並びます。
高遠町歴史博物館では、昭和中ごろまでの伊那地域の風景や、家族、戦時中の記録などを集め、デジタル化を進めていて、広く提供を呼びかけています。
まちなかミュージアムは、来年3月まで開かれています。
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きょうは衣替え 伊那西高校 冬服で登校
10月1日は衣替えです。
伊那市の伊那西高校では、冬服に装いを変えた生徒たちが登校していました。
1日朝、伊那地域に降った雨は登校時間にはやんでいましたが、最低気温は14.8度まで下がり、肌寒い朝となりました。
生徒たちは、夏服から冬服に装いを変えて、登校していました。
伊那西高校の制服のリボンは、赤と緑があり、今年からチェック柄が加わりました。
生徒たちは好きな色を選んでつけているということです。
ある生徒は、「気温の変化が激しいので、体調管理に気を付けたいです」と話していました。
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GPSで子ども見守り実証
伊那市は1日からGPS端末を利用した子どもの見守りサービスの実証事業を始めました。
実証事業は3年計画で今年は2年目です。
実証事業で使用するGPS端末です。
中部電力が提供する位置情報配信サービスを利用し、登録した保護者のスマートフォンで帰宅の通知、子どもの現在位置、移動履歴が確認できます。
登下校の安心安全の向上につなげようと伊那市が事業化に向けて進めているもので今年は、3年計画の2年目です。
昨年度は、伊那東小と伊那北小の1年生・4年生合わせて82人が参加しました。
今年は、竜西地区5つの小学校の低学年の児童を対象に実施し、150人の申し込みがありました。
去年のモニターへのアンケートでは6割が必要・継続利用すると回答しました。
実証事業は、来年2月までの5か月間で、伊那市では期間中にアンケートを行うとともにアンケートでは回答しきれない感想や意見を聞く座談会を予定しています。
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水稲の作柄概況 南信「平年並み」
関東農政局は、9月15日現在の水稲の作柄概況を発表しました。
南信の作況指数は100で平年並みとなっています。
関東農政局の9月15日現在の作柄概況によりますと、南信の穂数は少なく、1穂当たりのもみ数はやや多い、全もみ数は平年並み、登熟は平年並みで、作況指数100で平年並みとなっています。
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箕輪町木下にまちの駅ふじやきょうオープン
地域住民や放課後の高校生などが気軽に訪れることができて、安心して過ごせる新しい居場所「まちの駅ふじや」が、箕輪町木下に30日、オープンしました。
まちの駅ふじやは、国道153号沿いにあります。
この日はオープンに合わせ開所式が行われました。
空き店舗を活用したもので、5月から地域住民や箕輪町社会福祉協議会、箕輪進修高校の生徒などがオープンに向け準備を進めてきました。
この日は、白鳥政徳町長や箕輪進修高校ボランティア部の生徒などが見学に訪れていました。
まちの駅ふじやは、貧困や地域での孤立などの問題を少しでも解決しようと、家庭や学校と違う、第3の居場所として開設されました。
定期的にこども食堂が行われ、高齢者の健康体操なども予定されているということです。
この日オープンしたまちの駅ふじやは、当面の間、午後4時から午後7時まで開いていて、箕輪進修高校ボランティア部の生徒が常駐し、訪れる人の対応をするということです。
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「中国料理みどり」惜しまれつつ閉店
73年間、地域の人達に親しまれてきた伊那市山寺の食堂「中国料理みどり」がおしまれつつ29日閉店しました。
29日の午後6時半頃、店には閉店を前にもう一度みどりの味を味わおうと常連客などが訪れていました。
主人の立石勝幸さんです。
妻の聖子さんといっしょに店を切り盛りしてきました。
みどりは終戦直後の昭和22年、勝幸さんの父・四郎さんが坂下の小沢川にせり出した一角で営業を始め、その後山寺に移転しました。
勝幸さんも80を超え、元気なうちに店をたたむ事にしました。
午後8時過ぎ、全ての客が帰ると食器を片付け、娘たちと記念写真をとりました。
昭和、平成、令和と地域の人達に親しまれてきた「みどり」の最後の営業日となった29日午後8時半すぎに看板の灯りは消され閉店しました。
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地価 南箕輪住宅地2年連続横ばい
長野県は7月1日を基準とする県内401地点の地価を30日発表しました。
上伊那では南箕輪村の住宅地が2年連続の横ばいでしたが、その他の地点は全て下落となっています。
地価調査は、土地取引の指標を提供しようと、毎年7月1日時点での県内の401地点の1平方メートルあたりの地価を発表するもので、県が実施しています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の伊那市、箕輪町、南箕輪村の16地点では、南箕輪の住宅地が19,600円で2年連続の横ばいとなりましたが、他の15地点は全て下落となっています。
3市町村のうち住宅地で最も高かったのは箕輪町松島の25,500円で前の年と比べ700円、2.7%の下落でした。
商業地は伊那市山寺の40,300円で1,200円、2.9%の下落でした。
県内の平均は住宅地が24年連続の下落、商業地が28年連続の下落で下落幅も前の年と比べ拡大しました。