-
高遠高校合唱部 県高校サマーフェス最高賞
伊那市の高遠高校合唱部は、新型コロナで中止となった長野県合唱サマーフェスティバルの代替大会でグランプリを受賞しました。
サマーフェスティバルは例年7月に開かれていますが、今年は新型コロナの影響で中止となりました。
長野県高校文化連盟では、代替として動画による審査会を企画し、32校が出場しました。
高遠高校合唱部は、映画「天気の子」の主題歌「グランドエスケープ」と合唱曲「そのひとがうたうとき」の2曲歌い、最高賞のグランプリを受賞しました。
動画制作は部員10人で行い、3年生の吹越李句部長、北澤ゆりな副部長、山岸未玖さんの3人が構想を考えました。
合唱の様子に加え、学校のある高遠町をPRしようと町内で撮影をしました。
撮影はスマートフォンで行い、編集は1年生が行ったということです。
今年はコロナにより発表会やコンクールが軒並み中止となりましたが、今回のグランプリ受賞は合唱部に新たな歴史に刻んだと部長の吹越さんは感じています。
高遠高校合唱部は来年1月に演奏会を予定していて3年生にとっては最後となるステージに向け練習に励んでいます。
-
佐久保健所管内と長野市で新型コロナ感染確認
長野県と長野市は新たに合わせて2人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと10日発表しました。
県の発表によりますと感染が確認されたのは東京都から来訪した50代 自営業の女性1人で佐久保健所管内で陽性が判明しました。
濃厚接触者は1人でその他については確認中だということです。
また長野市は90代の男性の新型コロナへの感染が確認されたと発表しました。
10日午後3時30分現在、県内で感染が確認されたのは320人で入院しているのは12人です。
-
手作りキーホルダーを児童に
伊那市西春近の手塚廣子さんは手作りのイーナちゃんキーホルダーを市内の1年生から3年生の児童にプレゼントします。
キーホルダーはフェルトと綿でできていてイーナちゃんの目や口は刺しゅうをして作ったということです。
6日手塚さんが伊那市役所を訪れプレゼントするキーホルダーを白鳥孝市長に紹介しました。
手塚さんは元伊那市スポーツ推進委員で児童とも関わってきたことからコロナ禍で大変な思いをしている子どもたちに喜んでもらおうと作りました。
国が支給した定額給付金を材料費にあて5か月かけて約2,000個を作りました。
手塚さんは手作りのイーナちゃんキーホルダーを市内15の小学校に自ら届けるということです。
-
台風14号 10日昼過ぎに最接近
強い台風14号は10日昼過ぎから夜の始めころに長野県南部に
最も接近する見込みで長野地方気象台では土砂災害や低い土地の
浸水、河川の増水に注意するよう呼び掛けています。
9日は箕輪町松島のりんご農家、佐々木孝則さんが台風の接近を前に収穫を急いでいました。
現在83歳の佐々木さんはおよそ30アールの畑でりんごを栽培しています。
りんごは中生種のシナノスイートで赤く色づいた今が収穫期です。
佐々木さんは収穫期が11月の晩生種フジも作っていて「まだ
採るわけにはいかない。」と話していました。
強い台風14号はあすの昼過ぎから夜の始め頃にかけて長野県南部に最も接近すると予想されています。
長野地方気象台では10日の正午までの24時間に振る雨の量は県南部の多いところで80ミリと予想しています。
11日正午までの24時間に50ミリから100ミリ、また
降り始めからの総雨量は100ミリから200ミリと予想しています。
風も強まる見込みであすの最大風速は10メートルと予想しています。
長野地方気象台では10日昼前後が雨のピークだとして土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意するよう呼びかけています。
-
木彫の鳥が並ぶ「森のたより展」
木彫の鳥などが並ぶ森のたより展が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には木彫の鳥やフクロウをあしらった時計やイス、飾りものなど120点が並んでいます。
展示会は安曇野市に工房がある木工作家、伊藤長明さんが開いているものです。
伊藤さんは「どれもほぼ実物大の大きさで色合いにもこだわりました。今にも飛び立ちそうな作品を楽しんでもらいたい。」と話していました。
森のたより展は13日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで
開かれています。
-
信州秋のキャンペーンスタート!2つの宿泊プラン
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
信州秋の観光キャンペーンスタート。新たに2つの宿泊割引が8日から始まりました。
1つ目は、「信州連泊エンジョイプラン」。
長野県内の宿泊施設に3連泊以上すると、1泊につき1人2,000円から3,000円を補助します。 -
小諸市に帰省の20代女性が感染
長野県は新たに小諸市に帰省した神奈川県の20代女性1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと9日発表しました。
長野県の発表によりますと9日新たに感染が確認されたのは小諸市に帰省した神奈川県の20代会社員の女性です。
女性は先月30日に帰省し今月2日に発熱の症状が出て医療機関を受診8日陽性が判明しました。
この女性の濃厚接触者は同居者2人でそのほかは調査中となっています。
9日午後4時現在、県内の感染者数は318人、入院しているのは11人です。
-
伊那の外食 安心安全を宣言
伊那市と南箕輪村の飲食店などでつくる伊那食品衛生協会中部支部は、コロナ禍でも外食の機会を増やしたり、食の安全を伝えようと、「伊那谷イートイン安心安全宣言」と題したポスターとステッカーをつくりました。
こちらがポスターとステッカーです。
事業者と消費者に向け、感染拡大を防ぐために気を付けるポイントなどが描かれています。
ポスターは会員の店舗内に掲示されるほか、ステッカーは来店者にわかるように店先の看板などに貼るということです。
9日は、伊那市の防災コミュニティセンターで記者会見が開かれ、伊那食品衛生協会中部支部の北原英之支部長が概要を説明しました。
協会では、新型コロナウイルスの影響で飲食店の営業の自粛や、外食の機会が減っている状況でも、訪れた客が安心して利用できるようにポスターとステッカーを作ることにしたということです。
伊那市の地元応援プレミアム商品券の発行や、国の進めるGoToキャンペーンに合わせ、伊那の食をアピールしようと、「伊那谷イートイン安心安全宣言」を企画しました。
協会によりますと、ポスターとステッカーは先月から会員店舗およそ800店に配布されているということです。
-
上農生 クラス対抗体育祭
南箕輪村の上伊那農業高校で第101回上農祭が行われ、1日目の9日は全校生徒が参加してクラス対抗の体育祭が行われました。
今年の上農祭は、新型コロナウイルスの影響で一般公開は行わず、3日間を2日間に縮小しての実施となりました。
全校生徒が参加した体育祭では、バレーのほかフットサル、卓球、バスケなどの競技が行われました。
例年は一般公開にあわせ農産物販売やバザーが開かれていましたが、新型コロナの影響で中止となったということです。
今年は全校生徒が参加する行事が少なかったことから、上農祭の開催に向け生徒会や体育委員を中心に準備を進め、体育祭を充実させて実施することにしました。
上農祭2日目は、12日月曜日に予定されていて、生徒によるステージ発表の他書道部や吹奏楽部の発表が行われるということです。 -
いきいきサポーター成果発表会
伊那市内で健康づくり・介護予防を進めるために活動する、いきいきサポーターの発表会が9月23日、伊那市の伊那公民館で開かれました。
発表会では、市内で活動するメンバーおよそ40人が、3つのグループに分かれて介護予防体操を披露しました。
例年はこの時期に、いきいきサポーターが携わっている自主グループの交流発表会を開いていますが、新型コロナウイルスの影響で、今年はサポーターの活動の成果発表のみとなりました。
メンバーは6月から月に1度集まり、この日の発表会に向け練習に励んできたということです。
いきいきサポーター伊那OB会の飯島安子会長は「1人1人が発表会の為に目標を持って活動してきた成果が見られた」と話していました。
いきいきサポーターは伊那市内の各地で体操や運動を通して介護予防を進めていて、現在は40人ほどが活動しているということです。
-
上農生が校内通路の修繕
南箕輪村の上伊那農業高校コミュニティデザイン科里山コースの3年生は、授業の一環で学校内の通路の修繕に取り組んでいます。
7日は、里山コースの生徒20人が、修繕のための測量作業を行いました。
里山コースの3年生は、授業で行っている課題研究の成果として学校内の通路の改修工事に取り組んでいます。
生徒の取り組みを聞いた、県測量設計業協会南信支部が協力し、会員企業が業務で使う測量機を用意しました。
通路の長さのほか、中心、縦横それぞれの方向の勾配を測量します。
授業は全10回で、この日のほかに2回測量を行い、その後施工が始まるということです。
上農高校によりますと、新しい通路は、12月上旬に完成するということです。
-
上田市で30代男性 新型コロナ感染
長野県は上田市で新たに30代男性1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと8日発表しました。
長野県の発表によりますと、きょう新たに感染が確認されたのは上田市の30代の自営業の男性です。
男性は首都圏滞在中に発熱の症状があり、上田市に戻って検査した結果陽性が判明しました。
この男性の濃厚接触者は同居者2人でそのほかは調査中となっています。
8日午後4時現在、県内の感染者数は317人となっています。
-
避難所に 段ボール区画作成グッズ 完成
新型コロナに配慮した避難所設営に使える段ボール区画作成接続グッズが完成しました。伊那市役所危機管理課の依頼を受け、有限会社スワニーが開発しました。
完成したのはこちらの段ボール接続グッズ「シキレール」です。
段ボールと段ボールをつなぎ合わせるもので8個使うと、1つの個室を作ることができます。
8日は、市内で記者会見が開かれ製品が発表されました。
新型コロナに対応した避難所設営では、パーテーションなどが必要になりますが、各避難所に世帯分を用意するのは困難で、伊那市危機管理課ではその対応に悩んでいました。
段ボールを簡易的につなげることで区画を作れるようなものを開発してほしいとの投げかけにスワニーが応え、完成したのが今回の「シキレール」です。
シキレールは、リサイクルプラスティック製で、180度、90度、45度の角度で段ボールをつなぐことができるほか、くぼみにポールなどをのせればカーテンをひくこともできます。
危機管理課が相談に行ったところ、その8時間後には3Dプリンターによる試作品が完成しました。
そこから、試作を重ね、市内の製造業社の協力を得て商品化にこぎつけたということです。
段ボールをつなぎ合わせることはパズル的な要素があり、子どもたちの知的玩具としても使用できるとして、平常時にはおもちゃとして、災害時には避難所で活用できるグッズとして全国に売り出すことにしました。
シキレールは、19日発売予定で、避難所で使用する50個入りは7,500円(税別)です。
スワニーのオンラインショップのほか、順次小売店などでも販売していく予定です。 -
権兵衛峠道路 対面通行可能
去年の台風19号の影響で仮橋による片側交互通行となっていた権兵衛峠道路は、復旧工事が終了し8日から2車線の対面通行が可能になりました。
8日の午後3時から従来通り対面通行が可能になりました。
通行が可能になったのは、伊那側の権兵衛トンネル付近およそ300ートルです。
この場所は去年10月の台風19号の影響で道路が崩落し仮橋が設置されていました。
これまで通行できなかった幅が3メートル以上の車両や総重量が25tを超える車両の通行が可能になりました。
また連続雨量が60ミリに達した場合の通行止めなどの制限も解除されました。
対面通行は可能になりましたが、斜面の補強工事は今年度いっぱい行われるということです。
-
伸和コントロールズ新工場竣工
伊那市高遠町に事業所がある伸和コントロールズ㈱は、量産を図ろうと美篶に長野事業所アルプス伊那工場を新たに建設しました。
8日は、幸島宏邦社長や白鳥孝伊那市長らおよそ40人が出席しテープカットなどで完成を祝いました。
神奈川県に本社がある伸和コントロールズは、半導体、温度調整装置などを製造していて高遠町の事業所にはおよそ200人が勤務しています。
新工場は、最先端の半導体製造関係機器の量産を目的に建設されたもので総事業費はおよそ25億円となっています。
建物は鉄骨2階建てで延べ床面積はおよそ6400㎡となっています。
建物のデザインは新国立競技場の設計を行ったことでも知られている世界的建築家の隈研吾さんが監修しました。
また、新工場には森林資源の育成と有効活用を進める伊那市に賛同し、エントランスや食堂に地域産材がふんだんに使われています。
伸和コントロールズでは、地域に密着した工場を建設することで、地域の発展や地球環境の保護の貢献活動にも取り組んでいくとしています。
伊那工場は、12月からの稼働を予定しています。
-
来年用の年賀はがき搬入
来年用の年賀はがきが8日伊那市の伊那郵便局に搬入されました。
年賀はがきは今月29日に販売が始まります。
搬入されたのは上伊那の辰野町から宮田村までの28局分の年賀はがきです。
今年は272箱、108万8千枚で去年と比べて13万枚ほど
減少しています。
デザインは来年の干支の丑をあしらったものやディズニーのキャラクターなど6種類です。
来年用年賀はがきは今月29日から販売が始まり、受付は12月
15日からとなっています。
-
コロナの影響「家飲み」資源ごみ増える
新型コロナウイルスの影響で家飲みが増加したことにより、上伊那地域のアルミ缶などの資源ごみが増加していることがわかりました。
8日、伊那市のいなっせで開かれた上伊那広域連合廃棄物政策審議会の中で報告されました。
新型コロナの影響で、家で飲む機会が増え、前年度比で、スチール缶は116%、アルミ缶は134%、ビンは113%とそれぞれ増加していることがわかりました。
事業系ごみは、前年度と比較すると86%に減少、家庭ごみは102%に増加しています。
また、審議会では来年度以降のごみ処理費用有料制度について検討され、有料制度、ごみ処理手数料金、処理施設使用料金、チケット制度について、現状を維持していく方針が承認されました。
-
伊那市民プール近くにメタセコイア
伊那市民プール入り口近くに、生きた化石といわれる落葉針葉樹「メタセコイア」が2本あり、現在、実をつけています。
視聴者からメタセコイアではないかとの連絡を受け、現場を訪れました。
一度は絶滅したと考えられていたことから「生きた化石」ともいわれます。
2本のメタセコイアが実をつけ、房が風に揺れていました。
-
80代の男性を助けた親子に感謝状贈呈
伊那市小沢の用水路で流されていた男性を助けたとして、南箕輪村南原の会社員橋本智恵さんと、息子で高校生の嶺さん親子に、伊那消防署から7日、感謝状が贈られました。
この日は、伊那市の上伊那広域消防本部で贈呈式が行われ、伊那消防署の佐藤心吾署長から2人に感謝状が贈られました。
8月29日午後7時15分ごろ、橋本智恵さんと嶺さんが、伊那市小沢の実家へ車で帰宅していたところ、近くの用水路に80代の男性が転落するのを目撃しました。
母親の智恵さんが駆け寄ったところ、転落した場所には男性の姿が見えず、およそ8メートル下流のグレーチング部分に仰向けで足だけが見えているのを発見しました。
その後、車に乗っていた息子の嶺さんと協力して男性を引き揚げたということです。
救助された男性は意識がありましたが、自力で立つことができず、小沢の自宅にいた智恵さんの夫が消防に救急の連絡をしたということです。
智恵さんと嶺さんの2人は救急車が到着するまでの間、男性に毛布を掛けたり、声をかけ励ましたりしながら支えました。
用水路に落ちた80代の男性は、大事には至らなかったということです。
佐藤署長は「2人の冷静で適切な行動が、男性の命を救った」と感謝していました。 -
「伊藤久志 6年間の歩み展」
伊那市美篶の画家、伊藤久志さんの作品展「6年間の歩み展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
伊藤さんは第一美術協会の会員で大学卒業後、中学校の教員となり、退職後の現在も駒ヶ根工業高校で美術講師を務めています。
会場には、伊藤さんが2014年から今年の1月までに訪れた、イスラエルやカンボジアなどの風景画など140点が展示されています。
伊藤久志 6年間の歩み展は13日まで開かれています。
-
とくし丸南箕輪村で29日から販売開始
上伊那でスーパーマーケットなどを展開する株式会社ニシザワは、移動スーパー「とくし丸」の運行を、29日(木)から南箕輪村で始めます。
6日は、とくし丸の運行に合わせ、村とニシザワが、南箕輪村の安全・安心なむらづくりに関する協定を結びました。
移動スーパーとくし丸は、肉や魚、野菜などの食料品のほか、日用品など400品目1200点を移動販売します。
南箕輪村内全域と、西箕輪など伊那市西部を曜日ごと、決められたコースで新たに回ることになっています。
申し込みをした人の自宅も回ることになっていて、高齢者の見守りとしての役割も担うということです。
協定では、移動販売をする際に高齢者の異変に気づいたら役場に連絡し、緊急の場合は警察や消防に連絡することになっています。
南箕輪村は、辰野町、伊那市高遠町・長谷、宮田村、箕輪町に続き5か所目となっています。
事前の申し込みは先月末で105件、うち村内は78件、伊那市は27件だということです。
移動スーパーとくし丸の南箕輪村での運行は、29日(木)からとなっています。
-
ミセスジャパンGP石吾さん 村長に報告
ミセスジャパン2020長野県大会のヤング部門で南箕輪村久保の石吾瞳さんがグランプリを受賞しました。
7日は石吾さんが南箕輪村役場を訪れ唐木一直村長にグランプリ受賞の報告をしました。
石吾さんがつけているティアラはグランプリ受賞者に贈られたものです。
今年41歳になった石吾さんは、夫と2人の子供の4人暮らしで、CMなどに出演するモデルを務めています。
長野県大会は、去年の台風で被害を受けた県内を「女性の笑顔で地域を明るくし、元気にしていこう」と先月27日に長野市で開かれました。
石吾さんもこの大会主旨に共感し、出場を決めたということです。
県内で初となるミセスコンテストには27人が応募しました。
石吾さんは25歳から44歳が出場するヤング部門でグランプリを受賞しました。
唐木村長は「次の全国大会に向けて頑張ってください」と激励していました。
ミセスコンテストの全国大会は来年3月に東京で開催される予定です。
-
長野県内で新たに3人コロナ感染確認
長野県内で7日、新たに3人の新型コロナウイルスへの感染確認が発表されました。
長野市の発表によりますと、感染が確認されたのは、20代の男性と90代の女性のあわせて2人です。
2人の濃厚接触者は9人となっています。
長野県の発表によりますと、感染が確認されたのは軽井沢町の20代の無職の女性1人です。
この女性の濃厚接触者は1人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは316人で、入院しているのは11人です。
-
少年の塔慰霊祭 平和への誓い新たに
太平洋戦争中、上伊那から満蒙開拓青少年義勇軍として満州へ渡り命を落とした青少年の慰霊祭が伊那市の伊那公園で7日行われました。
慰霊祭は上伊那教育会が開いています。
今年は新型コロナの影響で中止も検討されましたが、義勇軍の悲劇を伝えていこうと上伊那教育会の役員のみで行われました。
少年の塔は鍬を持ち遠い大陸から望郷の念にふける少年の像で上伊那教育会や満蒙開拓青少年義勇軍遺族会などが昭和36年に建立したものです。
上伊那教育会の小澤徳夫会長は「上伊那教育会の負の遺産を風化させず、恒久平和に務めていきたい」と追悼の言葉をのべました。
義勇軍は戦時中、満州開拓のため国策として教育会が中心となり募集し上伊那からはおよそ800人が海を渡りました。
敗戦後ソ連の捕虜となり強制労働などで上伊那出身者は91人が命を落としたということです。
-
いーなちゃんテニス大会
硬式テニスの大会「第3回イーナちゃんテニス大会」が27日に、伊那市中央のセンターテニスコートで開かれました。
大会には、上伊那を中心に県内の小学生から一般まで70人が出場しました。
年齢別に、男子は4つのグループ、女子は2つのグループにそれぞれ分かれ、シングルスのリーグ戦と決勝トーナメントを行いました。
大会は、競技人口の拡大と交流を目的に伊那テニス協会が主催しているもので、今年で3年目です。
例年は、上伊那を中心に南信地域在住者を対象としていますが、今年は新型コロナの影響で県内各地の大会が中止となっていることから、規模を拡大して開かれました。
伊那テニス協会では、「練習の機会が少なくなっている中、各選手きちんと仕上げてきていた。結果を、今後の練習のモチベーションの1つにして欲しい」と話していました。
大会の結果はご覧の通りとなっています。 -
町建設業 半数が「影響ある」
箕輪町建設業協会は、新型コロナの影響について会員企業にアンケートを行い、その結果半数の企業が「影響がある」と回答しました。
アンケート結果は、6日町役場で開かれた箕輪町新型コロナウイルス感染症経済連絡会の中で報告されたものです。
町建設業協会の会員企業17社にアンケートを行い15社から回答がありました。
9月までに事業活動に影響がありましたかとの問いに、影響があると回答したのは約半数の8社で、景気の減速により仕事の受注が減少している、飲食店関係の工事がなくなったなどの意見があったということです。
-
高遠支所 文化センター駐車場建設を要望
新しい伊那市高遠町総合支所の建設候補地を文化センター駐車場とすることなどを盛りこんだ要望書が6日白鳥孝市長に提出されました。
6日は高遠町地域協議会の伊藤岩雄会長と、高遠町地区区長会の大石博市会長が市役所を訪れ、白鳥市長に要望書を手渡しました。
今回提出された要望書では、●建設位置を文化センター駐車場とし、早期に建設をすること、●旧庁舎を早急に取り壊すこととしています。
平成30年度から、地域協議会が規模や位置について検討をすすめ、建設候補地については、文化センター周辺・高遠消防署付近・旧庁舎跡地の3か所に絞り込みました。
その後地域協議会と区長会の合同会で協議し、今年9月に、多数決で最も希望が多かった文化センター周辺としました。
駐車場が確保できることや、町の中心部にある事、市有地のためすぐに建設が始められることなどを挙げています。
駐車場は現在100台を停められるスペースがあるということです。
白鳥市長は、「今後については連携をとりながら進めていきたい。旧庁舎解体もなるべく早くすすめていきたい」と話していました。
なお、地域協議会・区長会が新たに設置する委員会で跡地利用の他、どのような新庁舎を望むかについて今後検討していくということです。
-
駒ヶ根市で毒グモ「セアカゴケグモ」確認
長野県は、5日に駒ヶ根市内で特定外来生物の毒グモ「セアカゴケグモ」が確認されたと、6日に発表しました。
セアカゴケグモの確認は、去年の飯田市・松川町に続いて県内で3例目となります。
県の発表によりますと、セアカゴケグモは5日午前9時頃、駒ヶ根市赤穂地区で発見されました。
工場の敷地内で作業をしていた人から「セアカゴケグモらしきクモを発見した」と市役所に連絡があり、市の担当者がクモを確保しました。
採取したクモを調べたところセアカゴケグモのメスであることが確認されたということです。
6日午前11時現在、他にクモは発見されていないということで、発見時の状況から県外から一時的に持ち込まれた可能性があるということです。
セアカゴケグモは、攻撃性はありませんが、触ると咬まれることがあるため、素手で触らないよう注意を呼び掛けています。
発見した場合は、家庭用殺虫剤や熱湯をかけて靴で踏みつぶすなどの方法で駆除するよう呼び掛けています。 -
血管縫合剥離トレーニングキットを開発
伊那市の有限会社スワニーと伊那食品工業株式会社は連携して
医療分野で需要のある血管縫合剥離トレーニングキットを開発しました。
血管縫合剥離トレーニングキットは血管の柔らかさや脆さといった質感を3Dプリンターの技術で実際の血管に近い形で再現したものと、血管の表面の被膜を可食性フィルムで再現したものです。
6日はトレーニングキットが伊那中央病院でお披露目され医師が切除や縫合、被膜剥離を実演しました。
伊那中央病院外科医からの要望によりスワニーと伊那食品工業が
連携し開発したもので繊細な技術が必要な手術のトレーニングに活用できます。
伊那市では異業種連携による技術開発の取り組みを支援していて新たな製品づくりにより地域課題の解決につなげていきたいとしています。
キットは直径が8ミリと10ミリの2種類あり3本とフィルム3枚がセットでそれぞれ税抜き18,500円で販売されます。
-
CATV杯ミニバス 女子・伊那DT優勝
上伊那ケーブルテレビ杯争奪ミニバスケットボール選手権大会が4日伊那市内で開かれ、女子は伊那ダイヤモンドツインズが、男子は駒ヶ根市スポーツ少年団が優勝しました。
大会には上下伊那から14チームが出場しました。
女子の決勝は黒のユニホームの伊那ダイヤモンドツインズと白のユニフォーム・駒ヶ根・宮田Aの対戦となりました。
試合は第3クォーターを終え32対31と伊那が1点をリードして最終クォーターを迎えます。
第4クォーターで伊那は、堅い守りから4番牧田知紘さんを中心に得点を重ね50対36で勝利しました。
伊那ダイヤモンドツインズの女子が優勝するのは、2015年以来5年ぶりとなります。
男子決勝は駒ヶ根市スポーツ少年団対松川の対戦となりました。
自力にまさる駒ヶ根が終始リードを保ち、48対23で勝利(2年連続3回目)しました。
ケーブルテレビ杯争奪ミニバスケットボール大会、男女決勝の模様は、11月に伊那ケーブルテレビで放送します。