-
伊那中2年生 先輩から「人生」学ぶ
伊那市の伊那中学校の2年生は、職場体験を前に、仕事や夢・人生について学ぼうと、自分たちの先輩となる卒業生から話を聞きました。
講師は、キャビンアテンダントや、広告代理店勤務、会社経営者、公務員など19歳から40代まで6人の伊那中卒業生が務めました。
2年生114人が、それぞれ希望した講師の話を聞きました。
講師たちは、自分たちの失敗談や中学校時代の迷いも含めて話をしていました。
例年は6月に、地元の起業家から話を聞きますが、今回は、コロナの影響もあってこの時期に、学校の卒業生に話をしてもらう形での開催となりました。
11年前に伊那中学校を卒業し、現在はANAのキャビンアテンダントを務める倉科 千紘さんは、「私たちはプロフェッショナル。不測の事態が起きた場合には対処しなければならない」と話していました。
講演が終わった後には生徒たちが倉科さんを囲み、次々と質問を投げかけていました。
この座談会は、19日から5日間行われる職場体験学習を前に、働くことや夢をかなえるということ、人生とは何かを考えようと行われました。
-
まほらいな市民大学 第21期生修了証書授与式
伊那市が市民の生涯学習の場として開いているまほらいな市民大学の第21期生の修了証書授与式が、24日、ニシザワいなっせホールで開かれました。
21期生は57人で、2年間で芸術・文化・歴史など様々なジャンルの41講座を学びました。
24日は学長の白鳥孝市長から、代表者に修了証書が授与されたほか、皆勤賞・精勤賞の受賞者が表彰されました。
例年は1年間に26講座が開講されますが、今年度は新型コロナの影響で8講座が中止となりました。
3月上旬から活動が中止となり、6月30日に再開されました。
白鳥市長は、「積極的に学び、人とのつながりを大切にし、生涯現役でのご活躍を祈る」と式辞を述べました。
修了生を代表して新宅 修さんは「仲間と学んだ2年間は短く感じた。多岐にわたる知識を習得でき友達も作ることができた。」と話していました。
-
高遠町の一部でゆうあいマーケット
伊那市長谷地区で今年8月からスタートした支えあい買い物サービス「ゆうあいマーケット」のサービスエリアが11月から高遠町の一部の地域にも広がる予定です。
14日は、高遠町総合福祉センターやますそで高遠町地域協議会が開かれ、市が概要を説明しました。
ゆうあいマーケットは食料品や日用品をケーブルテレビのリモコンで注文しその日のうちに商品が自宅に届きます。
8月から長谷の非持・溝口・黒河内・中尾の4地区で始まっていて、高遠町で今後予定されているのは長藤・三義・藤沢地区です。
11月からは三義地区でサービスが始まる予定で1か月間、
利用促進を図るためお試しキャンペーンが行われます。
通常1000円かかる使用料は無料で、商品代金の支払いのみとなります。
地域協議会では他に、高遠町総合支所の新しい庁舎の建設に向け協議を行う、建設検討委員会を設置することが承認されました。
地域協議会の委員や区長13人で構成し、委員長は地域協議会会長の伊藤岩雄さんが務めます -
夢まちスペースオープン
人が集い情報交換などができるフリースペース「夢まちスペース」が箕輪町に15日、オープンしました。
夢まちスペースは、箕輪町の商店街にある建物の2階に開設されました。
若者や子育て世代の活動や情報交換の拠点として、クラウドソーシング事業を展開する株式会社ローカルライフが箕輪町から業務委託を受け事業所内にフリースペースを整備しました。
仕事や小規模イベント、各種講座の教室として活用することができ、WiFiも完備されています。
平日の午前9時30分から午後4時までは一般が、午後4時から9時までは中高生が学習などで利用できます。
料金は一般が1時間200円、中高生は無料です。
いずれも初回利用時に登録申請が必要となります。
また、同じ建物内に誰でも気軽に立ち寄ってもらえる地域の集いの場「ひとこ間」も今日、オープンしました。
運営するのは、箕輪町の地域おこし協力隊の太田清美さんです。
展示スペースがあり、農産物の加工・販売の相談・イベントの企画などを行います。
金曜日・土曜日・日曜日に誰でも利用できます。
関係人口増を目指す箕輪町では、人が集いつながる場として期待しています。
-
社会人野球チームと中学生が交流
上伊那の社会人でつくる軟式野球チームHADESベースボールクラブは伊那市高遠町の高遠総合グラウンドで11日中学生と野球交流をしました。
11日は、部活を引退した東部中学校の野球部の3年生とシニアに所属する生徒が参加しました。
HADESベースボールクラブは、上伊那の40代以上でつくる軟式野球チームです。
野球の楽しさを子供たちに伝えようとスポーツ少年団や中学生と交流をしています。
11日は、一緒にシートノックを受けたり試合をして交流しました。試合では、両チームとも楽しみながらプレーをしていました。
東部中学校では「地域の人たちに支えられている。生徒たちが今後も野球を続けるきっかけになります」と感謝していました -
舎羅の会 合同展
箕輪町木下の木彫工芸家の中澤達彦さんから指導を受ける県内7つの教室「舎羅の会」の合同作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には木彫りの作品およそ250点が並んでいます。
木下在住の木彫工芸家の中澤さんから指導を受ける県内7つの教室から70人が作品を出品しています。
舎羅の会では、16年前から2年に1回展示会を開いていて、今回で8回目です。
中澤さんは「一人一人が合同展を目標に励んできた。様々な作品を見て楽しんでもらいたい」と話していました。
展示会は20日(火)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
-
看護の道へ誓いを新たに
伊那市の上伊那医師会附属准看護学院で14日、ナースキャップが与えられる戴帽式が行われ、半年間の基礎的な学習を終えた1年生が看護の道への誓いを新たにしました。
この日は、今年4月に入学した1年生22人が戴帽式を迎えました。
戴帽式は、半年間基礎的な学習を終えた学生たちを准看護学生として認める儀式として、毎年この時期に行われています。
学生らは、ナースキャップをかぶせてもらうと、ナイチンゲールの像に灯された灯を一人一人受け取りました。
全員が受け取ると、看護の精神が謳われた「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。
学生を代表して、箕輪町沢の大槻大地さんは、「この先、どんな看護師を目指しているのかを常に思い、医療現場で活躍する看護師となるべく新たなる一歩を踏み出します」と誓いを新たにしていました。
式を終えた学生は、今後は上伊那の医療機関で看護の実習を行うことになっています。 -
緑十字銅章表彰伝達式
交通安全に尽力した人や、安全運転の推進に功績のあった人に贈られる交通栄誉賞「緑十字銅章」の表彰伝達式が、2日伊那警察署で行われました。
この日は、塩澤幸一伊那交通安全協会長から受章者に表彰状が伝達されました。
受章者は、伊那市と南箕輪村の11人です。
内訳は、「交通安全功労者」が6人、「優良運転者」が4人、事業所の「優良安全運転管理者」が1人です。
優良安全運転管理者は、白鳥和夫安全運転管理者協会上伊那支部長から伝達されました。
受章者を代表して、伊那市交通安全協会副会長の山﨑隆男さんは「受章を機会に、さらに安協の活動の場を通して地域社会に貢献したい」と謝辞を述べました。
-
食品にかけて使える除菌スプレー
伊那市高遠町の酒蔵、株式会社仙醸は、食品に噴射して使えるアルコール除菌スプレーを開発し、販売を始めました。
こちらが除菌スプレー「家族想い」です。
500ミリリットル入りで1つ税込み1350円です。
地元でとれたクロモジエキスや酒粕エキスが配合されているということです。
ドアノブや取っ手、家具のほか野菜や肉、魚などの食品に直接噴射して使うことができ、除菌、防臭、保湿、食品保存などの効果が見込めるということです。
仙醸では、新型コロナウイルスの対策として、消毒液の代わりとなるアルコール製品
を開発しましたが、今回はコロナ後も家庭で日常的に使ってもらおうと、除菌スプレーを作ったということです。
食品に直接噴射して使える除菌スプレー「家族想い」は、市内の酒販店や小売店のほか、仙醸のホームページ内ネットショップで購入できます。 -
豊島区の事業費で箕輪の森林を整備
箕輪町と東京都豊島区の森林の里親協定締結に基づいた森林整備作業が、ながた自然公園周辺で始まっています。
14日は、ながた自然公園周辺の森で間伐作業が行われました。
箕輪町は、交流都市の東京都豊島区と森林の里親協定を9月1日に締結しました。
森林の里親協定は森林整備に意欲的な地域と社会貢献を進める企業や自治体などが連携して森づくりを進める協定で、県が行っている事業です。
協定では、整備が必要なながた自然公園やその周辺の森を「としまの森・みのわ」とし、豊島区の森林環境譲与税を活用して整備します。
今年度の事業費は330万円で、3年間かけて2.9ヘクタールを整備します。
来年度は、都市部住民がとしまの森を訪れるツアーなども予定されています。
協定は令和6年度までの5年間となっています。
-
共生ビジョン原案示す ICTを活用
伊那市・箕輪町・南箕輪村が相互に連携して人口の定着を図る伊那地域定住自立圏の第2期共生ビジョンの原案が14日示されました。
ICT技術を活用した医療や買い物支援などが新規事業としてあげられています。
14日は伊那市役所で伊那地域定住自立圏共生ビジョン協議会が開かれ、来年度から5年間の第2期共生ビジョンの原案が示されました。
新規の連携事業として、福祉分野では、在宅医療・介護連携のためのICT化の推進をあげています。
地域公共交通の分野では、伊那市長谷地域で今年8月から運用が始まっている支え合い買物サービス「ゆうあいマーケット」の構築、医師が乗らない移動診療車「モバイルクリニック」の実施があげられています。
定住自立圏は、伊那市・箕輪町・南箕輪村が人口定着を図るため、3市町村が連携し、必要な生活機能を確保し定住者の受け皿を形成するものです。
定住自立圏共生ビジョンは、そのための具体的な取り組みを示すもので、中心市の伊那市が策定します。
今後は各市町村で検討し、来年2月にビジョンの案を決定するということです。
-
コロナ入院患者80代 死亡
長野県は、新型コロナウイルス感染症の入院患者1人が12日に死亡したと、13日に発表しました。
県の発表によりますと、死亡したのは80代の基礎疾患のある人だということです。
遺族の意向により、性別・居住地については公表を差し控えるとしています。
13日午後3時現在、県内で新型コロナウイルスにより死亡した人は2人で、これまでに感染が確認されたのは320人、入院しているのは8人となっています。
-
水害対策 「流域治水」へ転換
天竜川上流流域治水協議会の会議が、13日伊那市役所で開かれ流域関係者が協働で水害対策に
取り組む「流域治水」への転換を図っていくことが確認されました。
協議会は天竜川上流河川事務所が設置したもので上下伊那と諏訪の26市町村などで構成されています。
会議で天竜川上流河川事務所の伊藤誠記所長は「気候変動などによる水害リスクの増大に備えるためには、これまでの河川管理者の取り組みだけでなく国、県、市町村、企業、住民など流域全体のあらゆる関係者が協働して対策を行う流域治水へと転換していく必要がある」とあいさつしました。
協議会では流域の治水対策として雨水貯留施設や排水機場の整備、下水道の機能高度化により支流の氾濫抑制に努めるとしています。
協議会では年度内に水害対策をまとめた流域治水プロジェクトを公表することしています。
-
職場体験学習「わくワークみのわ」
箕輪町の箕輪中学校で地域の事業所を知る体験学習「わくワークみのわ」が9日に開かれ、生徒たちは企業や役場などが設置したブースで説明を聞いたり、仕事の一部を体験していました。
職場体験学習には、上伊那の製造業や公共機関など17事業所が出展しました。
箕輪中学校では毎年2年生全員が上伊那の企業など60あまりの事業所で3日間、職場体験学習を行っています。
今年は新型コロナにより例年とは異なり、参加企業が学校に集まり、それぞれのブースで体験する形にしました。
9日は2年生251人が会場内のそれぞれのブースを回り、話を聞いたり、仕事の一部を体験していました。
こちらは上伊那生協病院のブースです。
生徒たちは職員に教わりながら血圧を測定していました。
駒ヶ根市のヤマウラのブースです。
生徒たちは専用のゴーグルをつけVR空間を体験していました。
これらは、客に建物のイメージを説明するときに使用しているということです。
生徒達は職場体験をもとに、仕事や働く事についてクラスごとまとめるということです。
-
戸草ダム建設を要望
伊那市役所で13日、三峰川総合開発事業促進期成同盟会が開かれ国と県に戸草ダム建設に向けた検討や天竜川流域の総合的な治水対策の推進などを要望しました。
-
コロナ禍の経済状況 意見交換
上伊那の市町村長と長野県経営者協会上伊那支部の懇談会が8日伊那市内で開かれ、コロナ禍における地域の経済状況について意見を交わしました。
懇談会には首長や経営者などおよそ30人が出席し、冒頭のみ公開で行われました。
新型コロナの影響を受けた上伊那の経済状況は9月に入りわずかながら改善したことなどが報告されました。
出席者からは「上伊那が一丸となって経済対策を行うことが必要だ」との意見が出されたという事です。
長野県経営者協会上伊那支部の井上修支部長は「コロナの災いの中でしかできない事がある。前向きにとらえ対策を行っていきたい」と話していました。
白鳥孝上伊那広域連合長は「企業と行政が連携し、持続可能な環境を作り、地方から国を支える仕組みを作っていきたい」と話していました。
上伊那の企業で組織する長野県経営者協会上伊那支部は、地 域の活性化を目指して平成20年から上伊那の市町村長との懇談会を開いています。
-
絆を大切に 伊那地区社協看板設置
伊那市の御園や坂下、上下新田などでつくる伊那地区社会福祉協議会は、助け合いの気持ちをを広めようと9日に看板を設置しました。
上牧公民館では、伊那地区社協の宮原勝会長から上牧の篠田貞行区長に看板が手渡されました。
伊那地区社協では、コロナにより活動ができない中、助け合いの意識を高め誰もが参画できる地域をつくっていこうと看板を設置することにしました。
看板には「共に生きる 地域のしあわせ」と書かれ、大きさはたて90センチ横50センチほどです。
宮原会長は「コロナでより地域の絆が大切な時。かんばんを見て少しでも意識してもらえたらうれしいです」と話していました。
看板は、伊那市内の公民館など18か所に設置されたということです。
-
伊那商工会議所青年部 観光体験ツアー
伊那市の伊那商工会議所青年部は、地域の野外で楽しめるコンテンツを繋ぎ合わせ今後の観光事業に結びつけていこうと、関係者による体験ツアーを、3日に行いました。
ツアーは、伊那商工会議所青年部の交流委員会が中心となって企画したもので、およそ60人が参加しました。
横山のりんご園では、シナノスイートの収穫を体験しました。
ツアーは、マウンテンバイクと蕎麦打ちコース、キノコ採りと釣りを満喫するコースなど4種類です。
リニア中央新幹線や三遠南信自動車道による交流人口の拡大を見据え、駒ヶ根と飯田の商工会議所青年部の関係者も招かれました。
りんご園では、もぎたてのりんごを味わっていました。
西箕輪の農業公園みはらしファームでは、そば打ちを体験していました。
青年部では、観光事業者、行政と連携したツアーを企画していきたいとしています。 -
高遠石工のルーツに迫る「歴史講座」
江戸時代を中心に全国各地で活躍した石工集団「高遠石工」のルーツに迫る歴史講座が、11日から全4回の日程で始まりました。
講座は、伊那市生涯学習センターが開いたもので、およそ20人が参加しました。
全4回の日程で開かれ、座学の他、現地見学を行います。
講師は、高遠石工研究センターの田中清文さんと熊谷友幸さんが務めます。
初回の11日は、現地見学で訪れる予定の寺や神社の石造物について、見どころなどを学びました。
熊谷さんは、高遠石工の中でも技術力が高かったとされる守屋貞治について「貞治の作品は、石ならではの良さが随所に活かされている」と話していました。
11月1日と8日には、高遠町と長谷にある作品をそれぞれ見学することになっています。 -
南中で落ち穂拾い
南箕輪中学校の秋の伝統行事の落ち穂拾いが12日、村内の田んぼで行われました。
この日は、全校生徒500人が村内の地区ごとに分かれて落ち穂を拾いました。
南箕輪中学校の伝統行事となっていて、今年で62回目です。
生徒らは、1人1キロを目標に、落ち穂を集めていました。
南箕輪中学校では、12月の保護者懇談会で、去年の台風19号で被災した地区への募金活動を行い、この日集めた米は、募金へのお礼として2合ほどに分けて渡すということです。
-
南部小で体育発表会
南箕輪村の南部小学校で、全校児童235人が参加して体育発表会が12日、開かれました。
発表会は、新型コロナウイルスの影響で、運動会の代わりとなる行事として開かれました。
密を避けるため、全校リレーなどの競技は行わず、1・2年生、3・4年生、5・6年生の2学年ずつに分かれて短距離走やダンス表現などを行いました。
3・4年生の発表会では、平均台の上を通ったり、なわとびをしてゴールを目指す障害物走が行われました。
5・6年生は、紅組と白組に分かれて綱引きをしたり、ダンス表現を披露しました。
南部小学校では、「児童一人一人が活躍していて、練習の成果を発揮できた」と話していました。
-
中学生ロボットコンテスト南信大会 伊那中のチームが優勝
手づくりロボットで技術力を競う中学生ロボットコンテストの南信大会が伊那市の伊那北小学校で11日に開かれ、伊那中学校のチームが優勝しました。
南信大会には、伊那市の伊那中学校と東部中学校、南箕輪村の南箕輪中学校など6校、35チームが出場しました。
ルールは毎年変わり、今年はアイテムと呼ばれる折り紙で作った立方体のものを、制限時間2分の中で相手のコートに入れた数と自分のコートで積み重ねた数によるポイントを競うものです。
新型コロナウイルスによる臨時休校期間中にマシンの形状について家でも考えられるよう、割りばしやダンボールなど家にあるものを使うことがルールに加わりました。
予選リーグの後、決勝トーナメントが行われ、優勝を目指してマシンを操作していました。
1度に大量のアイテムを持ち上げるものや、高く積み上げるものなど戦い方は様々です。
決勝戦は、伊那中学校のチームと茅野市の東部中学校のチームの顔合わせとなりました。
機動力を活かして得点を重ねた伊那中学校が勝利し、この大会を制しました。
県大会は、11月にオンラインで開かれることになっていて、各学校1チームが出場できます。 -
南箕輪村 空気清浄機などの導入に補助
南箕輪村は、新型コロナウイルスの感染リスク低減に効果がある空気清浄機などを導入した事業者に対し、費用の一部を補助します。
12日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、村が事業の内容を説明しました。
対象は、村内に事業所がある小売業や飲食業などで、県が行う「新型コロナ対策推進宣言の店」を宣言している事業者です。
感染リスク低減のための対策として、効果や安全性が確認されている低濃度オゾン発生器や空気清浄機の購入費用の3分の2以内、10万円を上限に補助します。
今年4月23日から11月30日までに設置または購入したものが対象です。
申請期限は、12月25日となっています。 -
JAフォトコン 最優秀賞に北原さんの作品
JA上伊那が「農のある暮らし」「魅力ある風景」をテーマに募集したフォトコンテストの最優秀賞に、辰野町の北原雅光さんの作品が選ばれました。
最優秀賞のJA上伊那組合長賞に選ばれた北原さんの作品「雪を乗せた にお」です。
刈り稲を高く積み上げた「にお」と雪景色を撮影した作品で、「去年はほとんど雪が降らなかったため狙っていないと撮ることができない1枚だ」などと評価されたということです。
今日はJA上伊那本所で審査会が開かれ、入賞作品の他来年のカレンダーに採用される作品も決まりました。
今年は64人から過去最高の238点の応募があったということです。
11月13日に表彰式が行われ、入賞作品は16日から30日までJA上伊那本所内に展示されます。 -
長谷中3年生 市野瀬ダイコン復活目指し収穫
伊那市長谷の長谷中学校3年生は、50年以上前に市野瀬地区で育てられていたという「市野瀬ダイコン」の復活に取り組んでいます。
今日は初めての収穫作業が行われました。
12日は、市野瀬地区の上段にある2アールほどの畑で、3年生15人が収穫作業をしました。
市野瀬ダイコンは、50年ほど前まで育てられていたというダイコンです。
種は一般的なものですが、畑の土が良いためキメが細かいものができるということです。
この土地の所有者の宮下勇さんも、十代のころまで母親とダイコンを育てていたということです。
中学生にできる地域おこしをテーマに活動している3年生は、「市野瀬ダイコン」の歴史を知り宮下さんの協力を得て復活に取り組んできました。
耕作放棄地となっていたこの場所を、夏休み中に2日間かけて耕し種を蒔きました。
生徒らは、途中で折れないよう慎重に引き抜いていました。
収穫した大根は、15日に煮物やサラダにして地域の人に振る舞うことにしています。 -
伊那JC全力マスク
伊那青年会議所は、新しい生活様式で定着しつつあるマスクのデザインコンテストを開催します。
9月30日は、伊那市の伊那商工会館で記者会見を開き概要を説明しました。
伊那青年会議所のHPで台紙をダウンロードすることができます。
その台紙に自由にデザインをして応募します。
応募対象は伊那市・辰野町・箕輪町・南箕輪村に在住・通園・通学・勤務の人です。
応募期間は10月31日までで、作品はメール・郵送または、伊那市役所・辰野町役場・箕輪町役場・南箕輪村こども館に設置されている回収ボックスに投函できます。
応募者の中から最優秀賞1点、優秀賞4点、優良賞15点、努力賞5点が選ばれます。
最優秀賞は、写真スタジオでの記念撮影代5万円相当と応募したデザインがプリントされたマスク5枚がプレゼントされます。
伊那青年会議所では「コロナ禍の中でイベントの中止、景気悪化など落ち込んでいる地域の活性化に少しでも貢献したい」としています。
-
子ども達が蜂追いを体験
伊那谷の伝統文化「蜂追い体験会」が伊那市高遠町で11日、開かれました。
体験会は、地域の伝統文化を子どもたちに伝えようと伊那市地蜂愛好会と山岳関係者や飲食店主などでつくるアスタルプロジェクトの共催で行われたものです。
11日は、国立信州高遠青少年自然の家周辺の山で体験会が開かれ、市内の家族連れなど15人が参加しました。
地蜂と呼ばれるクロスズメバチを餌のイカでおびき寄せ目印をつけて放ちその後を追いかけます。
それを繰り返して地面の中に作られた巣の場所を探します。
参加者は、大きな声を出して目印がついた蜂を追っていました。
伊那市地蜂愛好会によりますと、雨の後は、餌を求めて蜂が活発に飛ぶということです。
スタートしてからおよそ1時間、巣を見つけました。
煙幕をたいて蜂を気絶させ巣を取り出していました。
体験会では、ハチノコの試食会や地蜂の生態の説明なども行われました。
-
三峰川に身元不明の女性の遺体
11日午前8時半頃伊那市の三峰川で身元不明の女性の遺体が見つかりました。
伊那警察署の発表によりますと遺体は年齢30代から40代くらいの女性で身長は157センチほど、左手薬指に指輪をはめているということです。
伊那市内に住む男性が午前8時半頃ジョギング中に遺体を発見し警察に通報したものです。
伊那署によりますと遺体に目立った外傷はないということで、身元など調べを進めています。
-
10月10日は ソースカツどんの日
10月10日はジュージューの語呂合わせでソースカツ丼の日です。
伊那ソースかつどん会加盟店では割引サービスが行われ、店内は賑わっていました。
カツをジュージューと揚げる音にちなんで制定された10日はソースカツ丼の日です。
伊那市西町の田村食堂では、昼時になると多くの客が訪れ、厨房では次々にカツを揚げていました。 揚げたてのカツを秘伝のソースにくぐらせて完成です。
ソースカツ丼の日には、各店舗で割引サービスが行われ、田村食堂ではそれぞれ200円引きで提供されました。
田村食堂では、台風とイベントが重なり、当初は客足を心配していましたが、開店前から列ができる盛況だったということです。
訪れた客は、厚くカットされたカツをほおばっていました。
-
南箕輪村長選 来年4月6日告示 11日投開票
来年4月15日の任期満了に伴う南箕輪村長選挙の日程が決まりました。
告示は4月6日(火)、投開票は11日(日)となりました。
なお、現職4期目の唐木一直さんは、11月に態度を表明するとしています。