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村西部保育園でほっぽんや
南箕輪村の西部保育園で鳥追いの伝統行事「ほっぽんや」が15日、行われました。
毎年、地域の高齢者と一緒に行事を行っていましたが、今年は新型コロナ感染防止のため職員と園児のみで実施しました。
15日は、年少から年長およそ90人と職員が、保育園周辺をまわりました。
「ほっぽんや」は、農作物を食べ荒らす鳥を追い払い、五穀豊穣を願い小正月の伝統行事です。
30センチほどの木2本をたたきながら歩きます。
伝統行事を子どもたちに伝えようと毎年、地域の高齢者クラブ福寿会が園児と一緒に行っていました。
今年は、新型コロナ感染防止のため、園児と職員のみで行いました。
15日は、繭玉づくりも行われました。
村西部保育園では「早くコロナが終息し、地域の人たちと一緒に行事が出来る日が来て欲しい」と話していました。
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箕輪進修生が映像掲示システムを寄贈
箕輪町の箕輪進修高校のクリエイト工学科3年生は、課題研究で製作した映像掲示システムを箕輪町郷土博物館に今日寄贈しました。
今日は、箕輪進修高校の3年生が箕輪町郷土博物館を訪れ、課題研究で製作した映像掲示システムを贈りました。
映像掲示システムは製図台に小型コンピュータとモニターを取り付けて作りました。
モニター横にはボタンが4つあり、ボタンを押すと町の史跡や天然記念物を紹介する動画などが流れます。
この動画も生徒たちが制作しました。
箕輪進修高校から郷土博物館への映像掲示システムの寄贈は去年に続き2回目です。
博物館では「ボタンがついているのでゲーム感覚で子供たちにも学んでもらえたら」と話していました。
映像掲示システムは、博物館の2階に設置されるということです。
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校庭のスケートリンクで初滑り
伊那市の西春近北小学校の児童は14日、校庭に作られた屋外スケートリンクで初滑りをしました。
体育の授業で2年生29人がスケートをしました。
西春近北小学校では平成2年から冬になるとPTA作業で、陽のあたらない校舎北側に水を張りスケートリンクを作っています。
広さは縦18メートル、横9メートルで1年生と2年生が使います。
昨シーズンは暖冬で氷が思ったように張らず3回ほどしか滑ることができなかったということです。
今シーズンはここ数日の冷え込みで氷が15センチから20センチほどの厚さになりました。
授業では児童らが屋外のスケートリンクを何度も往復していました。
西春近北小学校では2月に岡谷市のスケート場でインストラクターから指導を受けることになっています。 -
新型コロナ対策を最優先
伊那市の令和3年度当初予算案の市長査定が14日から始まりました。
予算化を検討する事業では新型コロナウイルス感染症対策を最優先課題としています。
冒頭のみ公開された市長査定で白鳥孝伊那市長は「コロナ禍で税収の大幅な減少が予想されるなか踏み込んだ査定をしていきたい。」とあいさつしました。
基本方針として新型コロナウイルス感染症に対する必要な支援や景気回復策など市民生活の安定と地域経済の回復を最優先課題として取り組むとしています。
予算化を検討する主な事業として新型コロナウイルス感染症対策のほか新山保育園や西春近公民館、若宮市営住宅の建替え、ぐるっとタクシーの運行エリア拡大、新産業フェスの開催などをあげています。
令和3年度予算案の市長査定は2月初めまで行われます。
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伊那市1人含む県内51人新型コロナ感染確認・2人死亡
長野県内で14日、新たに伊那市の50代の会社員女性1人を含む51人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたほか、入院していた患者2人の死亡が発表されました。
長野県の発表によりますと、14日感染が確認された伊那市の50代の会社員の女性は、9日にのどの痛みがあり、検査の結果13日に、陽性が判明しました。
この女性は、5日に感染が確認された伊那市の20代の会社員女性の濃厚接触者です。
行動歴については調査中です。
上伊那ではほかに、駒ヶ根市で10代から40代の男女3人、宮田村で20代の女性1人の感染が確認されました。
また、県内では新たに、松本保健所管内で11人、上田保健所管内で8人、佐久保健所管内と、大町保健所管内で5人、諏訪保健所管内で4人、飯田保健所管内と北信保健所管内で3人、長野保健所管内で1人の感染が確認されました。
県はほかに新型コロナ感染症患者の70代の女性1人が死亡したと発表しました。
長野市は、20代から60代の男女6人です。
また、新たに新型コロナ感染症患者1人が死亡したと14日発表しました。
この患者は基礎疾患がありました。
午後5時現在、県内で感染が確認されたのは1,819人で、入院しているのは221人死亡したのは21人です。 -
無病息災願い 西箕輪上戸で大文字建て
伊那市西箕輪上戸で、五穀豊穣や区内の安全を願う小正月の伝統行事「大文字」建てが14日に、行われました。
午前5時前、大文字の開始を告げる太鼓が打ち鳴らされると、地区住民が巾着飾りを持って三ツ辻に集まり始めました。
今年は61戸の住民が参加し、色紙で作った巾着飾りを持ち寄りました。
午前5時には、長さ約12メートルの柱を担ぎ出し、色紙でつくった花や竹、巾着などの飾りを柱に取り付けました。
「大文字」は地区の辻に飾り付けをした柱を建て、今年1年間の無病息災などを願う、西箕輪上戸の伝統行事です。
過去に1度この行事を中止したところ、村に疫病が流行ったことがあり、それを機に毎年欠かさず行われているということです。
大文字建てが終わると、住民らが酒を酌み交わして今年1年の区内安全を願っていました。
今年は新型コロナウイルスの影響で直会は行わず、規模を縮小して実施しました。
今朝建てられた大文字は、20日の早朝に下ろされる予定で、巾着や花は住民が持ち帰り、玄関などに飾るということです。 -
「ポテトザキプリン」16日発売
南箕輪村の日帰り温泉施設大芝の湯で販売されている「おもてなしプリン」に、村を拠点に活動するバレーボールチーム、VC長野トライデンツの主力の戸嵜嵩大選手とコラボした新商品が加わりました。
こちらが新商品の、戸嵜選手の名前をもじってネーミングした「ポテトザキプリン」です。
一つ420円で、はちみつや牛乳を混ぜ合わせてペースト状にした、箕輪町産の2種類のサツマイモが使われています。
今シーズン、東レから移籍した戸嵜選手がプリン好きだということを聞いた大芝の湯の原賢三郎さんが、VC長野を応援しようとコラボ商品を企画しました。
戸嵜選手は191センチの高い身長を活かしたアウトサイドヒッターで、VC長野の攻撃の要となっています。
戸嵜選手とのコラボプリン「ポテトザキプリン」は16日(土)から大芝の湯と、味工房で販売されます。
また、VC長野のホームゲーム会場では、戸嵜選手のイラスト入り缶バッジとオリジナルプロテインソースが付いたスペシャルセットの販売も予定されています。 -
新型コロナ「医療非常事態宣言」発出
長野県は全県に医療非常事態宣言を14日発出しました。
宣言の発出により、県は県民に対し、人との接触機会を減らす・感染拡大地域への訪問を控える・リスクの高い会食を控える事などを要請しています。
直近1週間の新規感染者数は400人を超え、実質的な病床利用率は約53パーセントとなっています。
中等症の人や高齢者の入院が増加傾向にあり、陽性と判明しても入院できるのが2日後となる事例も出てきているという事です。
県では2月上旬までに全県の感染警戒レベルの3以下を目指す他、病床利用率を25パーセント未満にしたいとしています。
コロナの病床数については臨時に50床増やし、400床とする計画です。
県は南信州圏域(飯田下伊那地域)の感染警戒レベルを4に引き上げ、新型コロナウイルス特別警報Ⅰを発出しました。
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颱人が太鼓パフォーマンス
伊那市を拠点に活動する太鼓パフォーマンスチーム颱人の第9回自主公演が11日ニシザワいなっせホールで開かれました。
颱人は2002年に結成された太鼓パフォーマンスチームで、公演には伊那市と箕輪町の5人が出演しました。
自主公演は2年に1度開いていて、今回で9回目です。
曲は全てオリジナルで、11日は11曲を披露しました。
音だけでなく目で見ても楽しめる公演を目指しているということで、中にはストーリー性のある演出を取り入れた曲もありました。
新型コロナ感染拡大防止のため検温や消毒が行われたほか、席の間隔はあけられました。
佐野幸二代表は「訪れた人たちが少しでも楽しめる時間にしたいという気持ちを込めて打ちました」と話していました。
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伊那北小学校 児童会祭り
学年を越えて交流を深める児童会祭りが13日伊那市の伊那北小学校で行われました。新型コロナウイルスの影響もあり、時間を短くし二学年ずつ三部にわけて行われました。
一部は1年生と6年生・二部は2年生と5年生・三部は3年生と4年生という構成で90分ずつ行われました。
ボウリングやしんけいすいじゃくなど様々なゲームを楽しみました。
ボウリングは、ペットボトルに水を入れたピンをバスケットボールで転がして倒すものです。
児童会長の小原 桜さんは、「今日の児童会祭りなど楽しかったことを思い出しながら、残りの学校生活を楽しみたい」と話していました。
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新型コロナ35人感染 男性1人死亡
長野県内で13日新たに35人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また、11日に基礎疾患をもった男性1人が死亡しました。
長野県の発表によりますと、13日新たに上田保健所管内と松本保健所管内でそれぞれ9人、飯田保健所管内7人、佐久保健所管内で5人、諏訪保健所管内と大町保健所管内でそれぞれ2人、長野保健所管内で1人の感染が確認されました。
また県内医療機関に入院していた基礎疾患を持った男性1人が死亡したと発表しました。
13日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは1,768人で、入院しているのは229人、死亡したのは19人です。
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緊急事態宣言 花卉農家にも影響
国が7日に発令した緊急事態宣言で、上伊那が日本一の生産量を誇る花アルストロメリアの農家にも影響が出ています。
伊那市美篶の矢野源彦さんのハウスです。
およそ45アールのハウスで10種類のアルストロメリアを栽培していて、通年で出荷を行っています。
矢野さんによりますと、アルストロメリアはイベントや歓送迎会など業務用で使われることが多いため、2回目の緊急事態宣言の影響で需要が減っているということです。
現在の出荷時の価格は例年の7割ほどになっているということです。
JA上伊那は1年で1300万本のアルストロメリアを出荷していて、そのうちの5割を関西に、3割を関東に出荷しています。
1年で10億円の出荷額を見込んでいますが、去年は1度目の緊急事態宣言のあおりを受け1億円の減になっているということです。
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上古田スケート場 開場に向け準備
年末からの寒さもあり、箕輪町にある天然リンク「上古田スケート場」は2年ぶりに全面結氷しました。
13日は16日のオープンに向けコース作りが行われました。
スケート場の管理人や役場の職員など10人が、リンクに積もった雪をかきコースを作りました。
内側の初心者用のエリアと外側の中・上級者用コースに分けていきます。
上古田スケート場は標高およそ890メートルにある、天然のスケートリンクで一周はおよそ150メートルです。
昨シーズンは暖冬により一度も滑る事ができませんでしたが、去年の年末から冷え込みが続いた事もあり2年ぶりに全面結氷しました。
現在、氷の厚さはおよそ8センチだという事です。
上古田スケート場は16日にオープンの予定です。
一般開放は土曜日と日曜日で、時間は午前7時から午前10時までです。
入場料・貸しスケートとも無料です。
(問合せ 電話79-0152) -
意見発表 最優秀伊藤さん
上伊那広域消防本部の職員の意見発表会が13日開かれ、伊那消防署の伊藤涼太さんが最優秀賞に選ばれました。
本部と上伊那6つの消防署から7人が発表しました。
このうち最優秀賞に選ばれた伊那消防署消防士の伊藤さんは「大切なこと」をテーマに意見発表しました。
伊藤さんは「自分の出勤した事案で身近な人が亡くなってしまったという悔しさとともに、消防士という仕事の責任、そして命の重さというものを身をもって感じた」と話しました。
意見発表会は、日々の業務で感じた改善点などを発表することで市民の安全につなげようと行われています。
今年は、新型コロナ感染防止対策としてテレビ会議システムを使って各消防署にライブ配信されました。
意見発表会では、新しい生活様式に合わせた広報のあり方やカーナビゲーションを利用した緊急車両の接近を知らせるシステムの導入などの提案がありました。
優秀賞には、伊南北消防署の萩原圭祐さんと伊南南消防署の北原直樹さんが選ばれました。
最優秀賞に選ばれた伊藤さんは、来月4日に伊那市で開催予定の県の意見発表会に出場することになっています。
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長野県SNSコロナ情報
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
【他都道府県の感染状況モニタリング(1/12現在)】
緊急事態宣言の対象区域への訪問は基本的に行わないなど、他都道府県への訪問にあたってはご注意ください。
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高遠城址公園 桜の開花予想4/1
民間気象情報会社のウェザーニューズは、今年1回目の桜の開花予想を13日発表しました。
高遠城址公園は4月1日となっています 。
ウェザーニューズによりますと、伊那市高遠町の高遠城址公園の開花は4月1日となっています。
今年は天候の影響により、全国的に開花時期は平年より早まる予想だという事です。
第2回の開花予想は2月上旬の予定です。
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県立歴史館で中村不折展
伊那市ゆかりの洋画家、中村不折の作品を集めた企画展が、
千曲市の県立歴史館で、9日から開かれています。
8日のオープニングセレモニーでは、笹本正治館長をはじめ、
白鳥孝伊那市長らがテープカットをして企画展の開催を祝いました。
中村不折は、明治中期から昭和初期にかけ、絵画や書、俳句などの分野で活躍した芸術家です。
幕末の江戸で生まれ、伊那市で育ちました。
展覧会は、「洋画家・書家・コレクター中村不折~伊那谷から世界へ~」と銘打ち、県内外の美術館や博物館が所蔵する代表作品を一堂に展示しています。
不折自らが旧高遠へ寄贈した文展出品作「卞和璞(べんか・たま)を抱(いだ)いて泣く」や、
パリでの留学の際学んだ「裸体習作(らたいしゅうさく)」。
また北信地域では初展示となった、不折が集めた日本と中国の書道資料コレクションなど、合わせて70点余りが並びます。
長野県立歴史館冬季展「洋画家・書家・コレクター 中村不折」は2月21日まで千曲市の県立歴史館で開かれています。 -
長野県SNSコロナ情報
【上田及び諏訪圏域に#新型コロナウイルス特別警報Ⅰを発出】 上田圏域では、直近1週間で42人、諏訪圏域では直近1週間で34人の新規陽性者が発生し、特に警戒が必要な状況と認められることから、同圏域の感染警戒レベルを4に引き上げ、#新型コロナウイルス特別警報Ⅰを発出しました。
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西箕輪上戸 大文字にむけて花飾り作り
伊那市西箕輪の上戸に伝わる小正月の行事「大文字」に使う花飾りづくりが地区の会所で9日に行われました。
9日は上戸南部の8つの組の組長ら10人が参加して花飾りをつくりました。
大文字は毎年1月14日に長さ12メートルあまりの柱を集落の中心部の三ツ辻に建てる伝統行事です。
柱を飾るのが色紙の花で、毎年、組長や役員が作り当日に備えます。
他に天下泰平や区内安全などと書かれた飾り箱にも色紙を貼り付けました。
上戸の大文字は、14日の早朝に建て、20日の早朝に下ろします。
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第47回教職員美術展
上伊那の小、中、養護学校の図工、美術の教諭による教職員美術展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、上伊那美術教育研究会に所属する教諭15人の絵画23点が展示されています。
上伊那で図工、美術に関わる教諭が47年間続けてきた展示会で、油彩画のほか、水彩画などの作品が出品されています。
上伊那美術教育研究会 会長で伊那市の東部中学校 藤田浩史校長の作品「或ル午後」は
人物と部屋の様子を組み合わせた油彩画です。
会では「教諭それぞれの作品の世界観を感じてほしい」と話していました。
教職員美術展は14日まで開かれています。
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南箕輪村1人含む県内51人新型コロナ感染確認
長野県内で12日、新たに南箕輪村の50代の会社員女性1人を含む、51人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
長野県の発表によりますと、12日に感染が確認された南箕輪村の50代の会社員の女性は、9日に頭痛やのどの痛みがあり、医療機関を受診し、11日に陽性が判明しました。
この女性の行動歴や濃厚接触者については調査中だということです。
また県内では12日、新たに、佐久保健所管内で16人、松本保健所管内で11人、飯田保健所管内で9人、上田保健所管内で7人、諏訪保健所管内で5人、北信保健所管内で2人の感染が確認されました。
なお、11日は箕輪町の4人含む県内で73人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは1,733人で、入院しているのは236人、死亡したのは18人です。 -
南箕輪村強靭化計画策定へ
南箕輪村は、地震などの大規模災害に備えて強靭な行政機能や地域社会をつくるため、国が進める強靭化計画の策定を進めています。
12日は、村役場で南箕輪村議会全員協議会が開かれ、村強靭化計画についての報告がありました。
計画は、防災減災を進める国の国土強靭化基本法に基づき策定するもので、主に取り組むべき事項として、人命の保護や迅速な救助・救急活動の実施、行政機能や通信機能の確保など7つを挙げています。
村では、2月1日から15日までパブリックコメントを募集し、寄せられた意見を参考に県に報告した上で、今年度中の策定を目指すとしています。
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箕輪町消防団出初式
箕輪町消防団の出初式が10日、行われ、防火・防災への意識を新たにしました。
新型コロナ感染拡大防止のため、規模を縮小して行われました。
各分団の正副分団長などおよそ20人が、出初式に先立ち木下の箕輪南宮神社で一年の無火災を祈願しました。
新型コロナ感染防止のため市中行進は行わず、役場まで車両でのパレードをしました。
町文化センターでは式典が行われました。
白鳥政徳町長は「みなさんの献身的な努力に感謝している。魅力とやりがいのある消防団作りに一緒に取り組んでいきたい」と式辞を述べました。
伯耆原信団長は「無火災という目標に向け一致団結し、地域に貢献する団となるよう期待する」
と訓示しました。
箕輪町では去年11件の火災が発生し、被害額は3,300万円となっています。
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伊那地域で積雪
12日の伊那地域は朝から雪が降り、市街地では今年初めての積雪となりました。
長野地方気象台によりますと、午後3時現在、長野県南部では7cmの積雪があったということです。
伊那市の中心市街地では、商店主らが雪かきに追われていました。
長野地方気象台によりますと、日本の南にある低気圧の影響で、県内の広い範囲で雪が降ったということです。
伊那地域では今年初めてのまとまった雪となりました。
伊那合同庁舎駐車場に設置されている積雪を計測する柱です。
午後3時半の時点で7.5センチほどが積もっていました。
雪の影響で、伊那市西春近の市道日向坂線と、上牧の市道上の原32号線が通行止めとなりました。
伊那市では凍結により事故の危険性があるとして、当面の間通行止めとしました。
午後3時半現在、JR飯田線と高速バスに運休はありませんでした。
伊那警察署によりますと、午後3時現在雪の影響で8件の交通事故が発生したということです。
長野地方気象台によりますと、向こう一週間は晴れる日が多くなると予想しています。
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箕輪町内で無病息災願う大文字
箕輪町北小河内の漆戸常会で五穀豊穣や無病息災を願う「大文字」建てが10日行われました。
大文字建ては朝8時から始まりました。
漆戸常会の大文字は、およそ260年前に天竜川が氾濫し水害が起きたことから始まったとされ、町の無形民俗文化財に指定されています。
長さおよそ10メートルの柱に色紙で作った花飾りを取り付けていきます。
毎年花飾りは住民が集まって作っていましたが、今年は新型コロナ感染防止のため材料を各戸に配布し制作したということです。
柱の先には太陽に見立てた赤い板が取り付けられました。
飾り付けが終わると一気に柱が建てられました。
大文字は17日に下ろされるということです。
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お筒粥の神事 世の中七分五厘
箕輪町木下の南宮神社で今年1年の農作物の出来や世相を占うお筒粥の神事が9日行われ、今年の世の中は七分五厘との結果がでました。
お筒粥は、1年の無事を祈願して行われる南宮神社の初祭りの占いの神事です。
午後5時に境内に用意された窯にヨシの茎を37本束ねた物と一緒に米と小豆を入れて煮立てます。
筒の中に入った米や小豆の数で占います。
午後7時過ぎ窯から引き上げ占いが始まります。
結果、世の中は去年より二厘上がり七分五厘となりました。
農作物のうち小豆、馬鈴薯、甘藍(キャベツ)が極上、気候は夏が上々、秋が上となっています。 -
伊那市2人含む68人感染確認
長野県内で10日、新たに伊那市の40代会社員の女性1人、40代無職の男性1人を含む68人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
長野県の発表によりますと感染が確認されたのは、伊那市の40代会社員の女性1人、40代無職の男性、辰野町の50代自営業の男性1人、宮田村の40代会社員の男性1人のほか佐久保健所管内30人、松本保健所管内11人、諏訪保健所管内9人、上田保健所管内5人、大町保健所管内4人、飯田保健所管内3人です。
長野市は2人です。
10日午後4時現在県内で感染が確認されたのは1,609人で入院しているのは218人、死亡したのは18人です。
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コロナ対策をして各地でどんど焼き
正月飾りを燃やして無病息災を願うどんど焼きが、9日、各地で行われました。
このうち箕輪町松島では、地区の役員およそ30人が集まり、午前10時に火が付けられました。
正月飾りなどを積み上げ周りに竹を組み、高さ5mほどの所にだるまを取り付ける昔ながらの形だということです。
例年、およそ300人が集まりとん汁を振る舞っているということですが、今年は新型コロナ感染防止のため役員のみの参加となりました。
9日の伊那地域の最高気温は0度までしか上がらず、真冬日だった8日に続き寒い1日となりました。
集まった人たちは、火の近くで暖まりながら、無病息災やコロナ収束を願っていました。 -
上伊那郡内の美術・創作部の合同展示会
上伊那郡内の中学校の美術部と創作部の合同展示会が、9日から、伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には、上伊那の5つの中学校の美術部と創作部の生徒109人の作品138点が展示されています。
放送エリア内では、東部中学校の美術部が参加しています。
東部中学校の生徒は、「今年は新型コロナの影響で文化祭の一般公開が中止になってしまい発表の機会がなかった。多くの人に見てもらいたいです」と話していました。
合同展示会は14日まで開かれています。
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地域からコロナ偏見・差別なくす
伊那市高遠町的場の住民有志は、新型コロナウイルス感染者への偏見や差別をなくし、思いやりのある地域を目指そうと「シトラスリボン」作りを的場生活改善センターで9日行いました。
的場生活改善センターには地区住民およそ15人が集まり、手芸用のテープを使い、リボンを作りました。
シトラスリボンの3つの輪は「地域」「家庭」「職場」を表現していて、コロナ禍でも安心して暮らしやすい社会を目指そうという願いが込められています。
運動の趣旨に賛同した的場町内会と的場地区社協は、地域のつながりをより大切にしようと、リボンを作る事にしました。
9日は全部でおよそ80個製作し、的場町内全戸に配るという事です。