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弥生吹奏楽クラブ ラストコンサート
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の吹奏楽クラブのラストコンサートが、19日伊那市のいなっせで開かれました。
新型コロナウイルスの影響で、発表の機会をなくした3年生にとって最後のステージとなりました。
コンサートは、保護者のみが入場でき、座席も間隔をとって行われました。
コンサートでは、アンコールを含め6曲を演奏しました。
新型コロナの影響で、伊那弥生ケ丘高校吹奏楽クラブが発表の場として予定していた定期演奏会やコンクールは中止となりました。
学校が再開したのも6月で、常時、換気を行うなどの感染予防策をとって練習に励んできました。
本来は、まだホールで発表会を開くことはできませんが、公開練習という名目で、今回、ラストコンサートを開きました。
アンコールでは、クラブで大切にしている曲「宝島」を演奏しました。
最後に、サプライズで、後輩たちから花束と合格祈願の手作りのだるまが贈られました。
演奏会は、3年生にとって最後のコンサートとなりました。
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箕輪町でシークレット花火 夜空彩る
新型コロナウイルスの影響でみのわ祭りが中止となったことを受けて、シークレット花火が18日夜に、箕輪町内で打ち上げられました。
花火は、午後8時から5分間ほど打ち上げられました。
シークレット花火は、みのわ祭りが中止になったことを受けて、町内有志が企画しました。
感染防止のため、打ち上げ場所は非公開で行われました。
この日は、飯田市のアルプス煙火工業㈱が花火を打ち上げました。
箕輪町のシークレット花火は、みのわ祭りが中止になったことを受けて、日本が元気になることを願い行われました。
伊那谷の3つの花火業者が、コロナが終息するまで1シーズンに1回を目安に打ち上げる計画です。
花火業者が無償で打ち上げ、町内有志が、警備などでサポートしました。
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高校野球 19日上伊那勢結果
2020年度夏季高校野球長野県大会の上伊那勢の19日の試合結果です。
しんきん諏訪湖スタジアムで行われた箕輪進修含む連合 対 飯田OIDE長姫は3-6で箕輪進修含む連合が負けました。
辰野 対 茅野は9-2(7回コールド)で辰野高校が勝ちました。
上伊那農業 対 飯田風越の試合は、3-2で上伊那農業高校が負けました。
今後の放送日程については、伊那ケーブルテレビのホームページなどでお伝えしていきます。
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延焼を防ぎ美篶の住民3人に感謝状
3月24日に伊那市美篶で発生した建物火災で、初期消火や通報により周囲への延焼を防いだとして、美篶下県の住民3人に、きょう感謝状が贈られました。
この日は、伊那市の高遠消防署で表彰式が行われ、三澤毅署長から感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのは、長谷川 正利さん、北原 太朗さん、伊藤 勝重さんの3人です。
火災があった住宅の近所の長谷川さんと北原さんが、消火栓からホースをつないで初期消火を行い、駆けつけた伊藤さんが消火に加わり、状況を見て長谷川さんが、119番通報を行ったということです。
三澤署長は、「落ち着いた判断と勇気ある行動で火災の勢いを鎮めてくれた。高い防災意識による行動だった」と感謝していました。
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久しぶりの夏らしい1日
伊那地域は19日、久しぶりの晴れとなりました。
長野地方気象台によると、10時間以上晴れとなったのは、6月29日以来で、20日ぶりとなりました。
また、日中の最高気温も32.2度まで上がりました。
30度を超える真夏日となったのは6月15日ぶりで、久しぶりの夏らしい1日となりました。 -
かんてんぱぱガーデンアジサイ見ごろ
伊那市の伊那食品工業株式会社のかんてんぱぱガーデンでは、アジサイが見ごろを迎えています。
かんてんぱぱガーデンイースト、メダカ池周辺には200株のアジサイが植えられていて、現在見ごろを迎えています。
メダカ池では、メダカが涼しげに泳いでいました。アジサイは、4種類が植えられています。
かんてんぱぱガーデンは、10万㎡の面積があり、四季を通じて様々な花が楽しめるということです。
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18日の夏季高校野球 上伊那勢結果
2020年度夏季高校野球長野県大会の上伊那勢の今日の試合結果です。
しんきん諏訪湖スタジアムで行われた高遠 対 富士見の試合は、8-1(7回コールド)で高遠高校が勝ちました。
赤穂 対 諏訪清陵の試合は、6-11で赤穂高校が負けました。
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18日夜 箕輪町でシークレット花火
新型コロナウイルスの影響でみのわ祭りが中止となったことを受け、18日、箕輪町内でシークレット花火が打ち上げられます。
時間は、午後8時からで、場所は密集を避けるため、非公開で行われます。
箕輪町の住民有志が企画し、今回は、アルプス煙火工業株式会社が無償で打ち上げます。
テーマは、「さあ、上を向いて歩こう」で、日本が元気になるように、「元気玉」と銘打って花火を挙げるということです。
時間は5分間ほどです。
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長野県SNSコロナ情報
新型コロナウイルス感染拡大に伴う長野県からのツイッター・ライン情報です。
千葉県、京都府、大阪府及び奈良県については、これまで往来に当たって慎重な行動をお願いしていましたが、直近1週間の人口 10 万人当たりの新規感染者数が 2.5 人を上回ったため、当該地域との往来については、必要性をあらためて検討し、慎重に判断するとともに、高齢者等の重症化リスクが高い方はできるだけ往来を控えることを検討してください。
なお、当該地域に居住する方々や当該地域と行き来されている方々に対して、不当な差別的取り扱い等を行わないようお願いします。互いを尊重して支え合い、皆が一丸となってコロナ禍を乗り越えていきましょう。
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県内で新たに30代女性1人コロナ感染確認
長野県は、安曇野市の30代の女性1人が新型コロナウイルスへの感染が確認されたと、18日発表しました。
感染が確認されたのは、安曇野市の無職の30代の女性1人です。
女性は、10日に38度台の発熱があり、11日に36度台まで熱が下がりましたが、倦怠感や味覚障害などがあったということです。
女性は17日、症状が続くため松本保健所へ相談し、指定医療機関を受診したということです。
検査の結果、陽性と判明しました。
女性は一人暮らしで、感染経路や行動歴については調査中で、濃厚接触者については、現時点ではいないということです。
18日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは84人で、今月に入って7人、入院しているのは8人です。 -
みのわテラスで朝市開催
箕輪町大出の農産物直売所みのわテラスで、地元農家が集まり野菜などを販売する朝市が18日、開かれました。
この日は、開店直後の午前8時から、地域住民などが買い物に訪れていました。
地元農家や飲食店など15店舗が出店し、野菜を中心に販売しました。
訪れた客は、野菜を手に取って店主と会話しながら買い物を楽しんでいました。
みのわテラスの朝市は、旧にこりこ敷地内、農産物直売所の改修工事に伴い、地元農家の野菜などの出荷先を確保しようと始まったものです。
次回の朝市は、来月1日(土)に、午前8時から開かれることになっています。
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夏季高校野球長野大会 18日開幕
夏季高校野球長野大会が18日、開幕します。
後輩たちのために夏の大会に挑む3年生を取材しました。
伊那市高遠町の高遠高校野球部です。
今年、1年生17人が入部し 部員は総勢38人となりました。
3年生でキャプテン・南箕輪中出身の松﨑友紀君です。
松﨑君は中学生の頃、上伊那の高校生との合同練習に参加した時に、高遠高校の高重陽介監督に出会い進学を決め3年間練習に打ち込んできました。
今年は、コロナの影響で甲子園大会は中止となり長野県独自の代替大会が開催されることになりました。
代替大会の南信ブロックで上位4校に入ると秋のシード権を獲得できるため、代替大会の開催が決まったことをうけて松﨑君は、高重監督に思いを伝えました。
16日は、高重監督が松﨑君の想いを選手全員に伝えました。
3年生にとっては最後の大会。
後輩たちのため高遠高校は18日、午前9時からしんきん諏訪湖スタジアムで富士見高校と対戦します。
18日に開幕する夏季高校野球長野大会の上伊那8校の組み合わせです。
第1シード東海大諏訪のブロックです。
高遠は、18日午前9時からしんきん諏訪湖スタジアムで富士見と対戦します。
駒ヶ根工業は、24日午前9時30分から綿半飯田野球場で松川と対戦します。
上伊那農業は、19日午後2時からしんきん諏訪湖スタジアムで飯田風越と対戦します。
箕輪進修を含む連合チームは、19日午前9時からしんきん諏訪湖スタジアムで飯田OIDEと対戦します。
続いて、第2シード飯田のブロックです。
辰野は19日午前11時30分からしんきん諏訪湖スタジアムで茅野と対戦します。
伊那弥生ケ丘は23日午前11時30分から綿半飯田野球場で辰野と茅野の勝者と対戦します。
伊那北は24日正午から綿半飯田野球場で阿智と対戦します。
赤穂は18日午前11時30分からしんきん諏訪湖スタジアムで諏訪清陵と対戦します。
試合は、北信・東信・中信・南信の支部ごとで予選を行い順調にいけば8月2日までに各支部の代表2校が決定します。
顔出し
伊那ケーブルテレビでは、地元校を中心に試合の模様を放送します。
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伊那税務署職員 濃厚接触者
国税庁は、伊那市の伊那税務署の60代男性職員が新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者であることが判明したと17日、発表しました。
関東信越国税局によりますと職員は今月12日に感染者と業務外で接触したということです。
16日に伊那保健所から連絡があり濃厚接触者と判明しPCR検査を受けたということです。
職員は13日、14日は休みで15日に出勤し16日と17日は出勤していないということです。
主に、税務署内で事務処理に従事していて総合窓口での業務はしていなかったということです。
濃厚接触者であることが判明したことを受け、関東信越国税局は、この職員と接触があった職員に対し自宅待機を指示するとともに保健所の指導のもと消毒を行いました。
伊那税務署は17日の、午前8時30分から総合窓口業務を一時中断しましたが午前9時に再開しました。
関東信越国税局は、「保健所などの関係機関と緊密に連携し、感染拡大を防ぐべく、可能な限りの措置を講じてまいります」とコメントしています。
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県内20代男性コロナ感染確認
長野県は、県内の20代男性2人が新型コロナウイルスに感染したと17日、発表しました。
感染が確認されたのは、筑北村の20代男性会社員と東京都在住で帰省地が松本市の20代男性大学生の合わせて2人です。
筑北村の会社員20代男性は、10日から13日まで愛知県に滞在し15日に倦怠感を覚え16日に医療機関を受診しました。
検査の結果、陽性が判明し医療機関に入院しました。
濃厚接触者は家族2人で検査の結果陰性だということです。
東京から松本市に13日に帰省した大学生の20代男性は、16日に倦怠感を覚え医療機関を受診しました。
検査の結果、陽性と判明し医療機関に入院しました。
濃厚接触者は家族4人と知人1人で検査の結果、陰性だということです。
県内で感染が確認されたのは17日午後4時現在83人で、退院は76人です。
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長野県SNSコロナ情報
新型コロナウイルス対策に関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
夏の帰省に際しても慎重な対応を!
風邪症状等がある場合は帰省を控えて。
帰省の際は基本的な感染防止策の徹底を。
帰省後に症状等が出た場合は相談窓口にご相談を。
感染拡大地域から帰省する場合
家族などと相談し、慎重な対応を。
特に、ご家族に重症化リスクが高い方がいる場合は十分な検討を。 -
高校再編についてのシンポ 8月8日に
上伊那の教員や高校の同窓会など住民有志でつくる高校再編を考える上伊那の会は、16日記者会見を開き、8月8日に伊那市のいなっせでシンポジウムを開催することを報告しました。
この日は伊那市役所で記者会見が開かれました。
シンポジウムは、県教育委員会が進めている高校再編計画の内容を確認し、住民の立場から意見を発表しあう場にしようというものです。
一般からパネリストを公募して、可能であれば県教育委員会からも出席してもらい意見を聞く予定です。
定員は120人です。
また、高校再編を考える上伊那の会は、県教育委員会が主催し、6月から3会場で6回にわたり開かれた住民説明会に対する見解を示しました。
●平日に開かれ参加しづらく、住民に周知された状態ではなかった、●総合学科高校、総合技術高校については具体的にどの高校の統合についてなのかが示されなかったなどとしています。
高校再編を考える上伊那の会では、8月8日のシンポジウムについて、小中高校生や保護者など多くの一般に参加してほしいと呼びかけています。お問い合わせ090-4159-6146(久保田さん)
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おもてなしプリンに新商品登場
南箕輪村の日帰り温泉施設大芝の湯で販売されている「おもてなしプリン」に、新たに経ヶ岳ブループリンと生いちごプリンが加わりました。
経ヶ岳をイメージしたプリンです。
2層構造で、上は経ヶ岳と青空をイメージしたリンゴとゼリーが乗っています。
大芝の湯の原賢三郎さんが、夏の季節に合うようにと企画しました。
一つ380円で、大芝の湯のほか、味工房で販売されています。
また、南殿の農業生産法人いちごの杜の夏いちごを使った、「生いちごプリン」も新たに登場しました。
こちらが生いちごプリンです。
地元産のいちごをPRしようと、いちごの杜の大井敦さんと、大芝の湯の原さんが協力し、1年ほどかけて試作を重ね、完成させたということです。
生いちごプリンは、1つ480円で、土日あわせて40個のみ、数量限定販売です。
大芝の湯と味工房で18日から販売されます。
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長野市40代男性1人 コロナ感染
長野市は、市内に住む40代の男性1人が新型コロナウイルスへの感染が確認されたと、16日に発表しました。
新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、長野市内に住む40代の男性1人です。
濃厚接触者は、同居家族以外の6人だということです。
長野市内では21例目で、県内では今月に入りきのうまでに3人の感染が確認されていて、この男性で4人目となります。
16日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは81人となっていて、退院したのは15日午後4時現在で76人です。
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伸和コントロールズが中病にチョコ寄贈
伊那市高遠町に事業所がある伸和コントロールズ株式会社は、新型コロナウイルスの感染対策に対応している医療従事者を応援しようと、チョコレート500箱を16日に伊那中央病院に贈りました。
この日は、伸和コントロールズ長野事業所の江藤大祐副所長と赤須潤一部長代理が伊那中央病院を訪れ、本郷一博院長にチョコレートを贈りました。
伸和コントロールズでは、今年6月に伊那市で予定されていた第29回ばら制定都市会議、通称ばらサミットの開催を記念してオリジナルのチョコレートを作ったということです。
サミット期間中に菓子を販売する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響でばらサミットは中止となりました。
そこで、新型コロナ対策に奮闘している医療関係者に贈ることにしたということです。
本郷院長は「コロナの第2波が来るとも言われている状況で菓子をいただき、職員たちも和むと思う」と話していました。
贈られたチョコレートは、伊那中央病院の職員に配られるということです。 -
出征兵士と家族の肖像展
戦後75年を迎える今年、地域に残る戦争に関する資料を並べた特別展「出征兵士と家族の肖像展」が、伊那市の高遠町歴史博物館で18日から始まります。
会場には、伊那市を中心に21人から寄せられた写真が並んでいます。
この特別展は、地域に残る戦争に関する資料から当時のことを知ってもらおうと高遠町歴史博物館が企画したものです。
出征した兵士が家族と撮影したものが多く展示されています。
今年は戦後75年の節目の年で、写真以外の戦争に関する資料も多く展示しています。 -
箕輪町 松本山雅応援フラッグ設置
サッカーJ2松本山雅のホームタウンとなっている箕輪町は、チームを応援するためのフラッグを中心市街地の仲町通りに設置しました。
フラッグは、箕輪町松島の箕輪町役場下交差点周辺に24本設置されています。
箕輪町は松本山雅のホームタウンとして去年12月に承認されました。
今年はみのわ祭りを始めとする町内のイベントに選手やOBを呼ぶことになっていましたが、新型コロナの影響でイベントは中止となりました。
フラッグは箕輪町と山雅のオリジナルのデザインで、山雅のマスコットキャラクター・ガンズ君の顔の周りに、もみじが描かれています。
箕輪町では「J1昇格を目指して戦っている山雅を多くの人に応援してもらいたい」と話していました。
フラッグは9月頃まで設置されます。 -
河川の美化・愛護功績で表彰
7月の河川愛護月間に合わせ、河川の美化・愛護活動に功績のあった個人や団体の表彰式が、きょう、駒ヶ根市の国土交通省天竜川上流河川事務所で行われました。
中部地方整備局長表彰を受賞したのは、1個人と2団体です。
伊那市の矢島信之さんは、美篶小学校資料館専門委員として、14年にわたり、三峰川の霞堤や井筋の調査・研究、教育・広報活動を積極的に行ったとして表彰されました。
特定非営利法人天竜川ゆめ会議は、17年にわたり、外来種の駆除、河川敷の樹木の伐採のほか、流域住民への河川愛護の啓発や各行政との懇談会などを実施したとして表彰されました。
伊那ミヤマシジミを守る会は、8年にわたり、天竜川・三峰川に生息する絶滅危惧種のチョウ、ミヤマシジミの保護活動を行ったとして評価されました。
天竜川上流河川事務所の伊藤誠記所長は、「親しみやすい河川の創造を目指していくためにも、皆さんの取り組みをさらに推進していただきたい」と感謝していました。
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休校中の取り組み 実践発表
伊那市の小中学校がICT教育への取り組みを発表するICTカンファレンスが15日、東部中学校を拠点に開かれ学校が休校中の学習の進め方などについて意見が出されました。
ICTカンファレンスは新型コロナウイルスの影響で学校が休校になった場合、どのように学習を進めていけばよいかを考えようとオンラインで開かれました。
実践発表では手良小学校、東春近小学校、伊那西小学校、伊那中学校の教諭が休校中の対応について話をしました。
手良小学校の伊東祐治教諭はノートパソコンやタブレットがあれば使える双方向の学習ソフト、スクールタクトの活用法を紹介しました。
このソフトの共同閲覧モードを使うことで友達のページを見ることができる。1人で勉強しているのではなくみんなと一緒だという安心感がある。」と話していました。
ICTカンファレンスを開いた伊那市教育委員会では新型コロナウイルスの影響で学校が休校になった場合でもICTを活用することで学習を進めていきたいとしています。
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ビニール傘で星座学習
ビニール傘に星座を描きその形や名前を学ぶ星座学習が15日箕輪町の箕輪東小学校で行われました。
星座学習は4年生の理科の授業として行われたもので講師には伊那天文ボランティアすばる星の会代表の野口輝雄さんが招かれました。
授業では児童らが用意された星座の図と同じようにビニール傘に
書き写していました。
この傘は傘星図と呼ばれていて小学校の教諭だった野口さんが授業用に開発したものです。
プラネタリウムのように見える傘に自分で描くことで星座の形や名前を覚えるのに役立つということです。
星図は低学年用の15星座、中学年用の25星座、高学年用の42星座の3種類があります。
野口さんは「この授業をきっかけに実際の星空を見てもらいたい。」と話していました。
野口さんの星座学習は伊那市や南箕輪村の小学校でも予定されています。 -
天竜川水系流域委員会発足
漁業や農業、河川工学などの分野を専門に持つ委員で構成し、天竜川の河川整備計画の見直しや、今後の方針を審議する天竜川水系流域委員会がこのほど発足しました。
6月15日に、委員会発足の初会合がオンラインで開かれました。
駒ケ根市の天竜川上流河川事務所をはじめ、三峰川総合開発工事事務所や各委員が参加しました。
会議は、天竜川ダム再編事業や三峰川総合開発事業などについて事業評価や進捗確認をするものです。
委員会は、平成21年に策定した、天竜川水系河川整備計画を見直し、現在の社会情勢や環境などに合わせた今後の方針を審議するため、新たに発足したものです。
これまでに、美和ダム再開発として、洪水とともに流れる土砂を迂回させ、ダム湖への流入を防ぐ、土砂バイパス施設の建設などを行っています。
委員は、漁業や農業、河川工学などの分野を専門に持つ19人で、委員長は名古屋大学名誉教授の辻本哲郎さんが務めています。 -
伊那市 ブロック塀の倒壊動画公開
伊那市は、ブロック塀の倒壊による衝撃を実験する映像を、動画投稿サイトYOUTUBEで公開し、倒壊の恐れのあるブロック塀の撤去を進めるよう、呼び掛けています。
こちらが実験動画です。
実験は、市内の工務店が住宅の解体を進めている現場で行われました。
高さ2メートル、厚さ10センチのブロック塀の近くに、一斗缶と三輪車を置き、重機を使って押し倒します。
市は、2018年に大阪で起きた地震で、女子児童が倒壊したブロック塀の下敷きになり死亡した事件を受け、危険ブロック塀等撤去事業補助金を創設しました。
道路に面していて、高さや設置条件など、基準を満たしていない危険ブロック塀を対象に、上限10万円まで、市が撤去費用を負担します。
市によると、補助金の交付件数は、昨年度までに55件、今年度は14件だということです。
補助制度は来年度までで、積極的に利用してほしいと呼び掛けています。
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松本市の20代女性1人コロナ感染確認
長野県は、松本市の20代の女性1人が新型コロナウイルスに感染したと15日、発表しました。
感染が確認されたのは、松本市の20代の会社員の女性1人です。
女性は、4日に公共交通機関で東京へ行き、クラスターが発生した劇場、新宿シアターモリエールで舞台を観覧したということです。
翌日も同じ公演を観覧し、自宅に帰宅したということです。
13日に東京都が公演の観覧者を濃厚接触者に指定し、最寄りの保健所でPCR検査を受けるよう呼びかけました。
女性は14日、松本保健所に相談し、PCR検査の結果が陽性と判明しました。
県内で感染が確認されたのは15日午後4時現在80人となっています。
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南箕輪村戦没者慰霊祭
日清日露戦争から太平洋戦争で亡くなった人の霊を慰める、南箕輪村戦没者慰霊祭が15日、村公民館慰霊碑の前で行われました。
この日は、新型コロナ対策として、南箕輪村遺族会の山口一男会長、唐木一直村長、村社会福祉協議会の金井健会長のみが参加しました。
慰霊碑を前に戦没者に黙とうをささげ、花を手向けました。
戦没者慰霊祭は、南箕輪村と村社会福祉協議会が毎年この時期に行っています。
南箕輪村では、太平洋戦争などで170人余りの命が失われています。
唐木村長は「戦争の悲惨さと平和の尊さを胸に刻み、次の世代に伝えていかなければならない」と話していました。
村遺族会の山口会長は「今年はコロナの影響で今までと異なり少人数での慰霊祭だが、村と社協の温かい配慮で花を手向けることができた」と感謝していました。
15日現在、村遺族会の会員は51人となっています。 -
コロナ対策で快適バス旅行
箕輪町の旅行業者、トラビスジャパン株式会社は快適なバス旅行を楽しんでもらうため新型コロナウイルス対策を進めています。
10日吉澤博文会長らが自社の観光バスで行っている新型コロナウイルス対策を紹介しました。
座席シートには前後左右にシールド板が設置されます。
また乗客にはフェイスシールドを配ることにしました。
ほかにドアや押しボタンなどを直接手で触らずに操作できるドアオープナーをツアー参加者に配ります。
バス内には抗菌、防カビに効果があるとされる除菌コーティング塗装を施すことにしました。
さらにバスの中を4分ほどで完全に換気ができる装置も設置することにしました。
トラビスジャパンでは新型コロナウイルスの影響を受けた農家を
訪れ農畜産物を購入してもらう救済ツアーを計画していて協力を
呼びかけています。
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雨の影響で農作物に被害
3日から断続的に降っている雨の影響で、この地域の農作物にも影響が出始めています。
伊那市富県南福地の南福地ファームの圃場です。
上伊那特産の小麦「ハナマンテン」を育てていましたが、風や長雨の影響でほとんどの小麦が倒れてしまいました。
現在小麦は収穫の時期を迎えています。
南福地ファームでは8haの圃場で小麦を育てていて、4haはすでに収穫しましたが、残りの4ha分は出荷できない状況です。
実が水に浸かり、芽が出てしまっているものもあります。
芽が出たものと出ていないものの選別が難しいため、この圃場の小麦は出荷できません。
伊那市東春近の農事組合法人田原の果樹園です。
極早生種のりんご「夏あかり」が虫くいの被害を受けていました。
果樹園を管理する伊藤寛志さんです。
伊藤さんによると長雨で消毒の作業が遅れたことが影響している可能性があるということです。
JA上伊那によりますと、このほかにも野菜の腐敗や品質低下、収量の減少などの影響が予想されるということです。
JA上伊那では今回の雨での被害の調査を昨日から始めていて、17日までにまとめたいとしています。