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みはらしファームでサクランボ狩り開園
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームでさくらんぼ狩りが20日、始まりました。
午前11時には3組の家族連れが訪れていました。
新型コロナ対策として県内に住む人に限り体験を受け付けていて、アルコール消毒や手袋を着用してサクランボを採ります。
園内では、酸味の強い「高砂」や甘みのある「佐藤錦」などを採って食べることができます。
園主の笠松慎吾さんによりますと、今年は霜による被害も少なく、味がしっかりしていて、豊作だということです。
みはらしファームのさくらんぼ狩りは、21日(日)と、来週の土日にも予定されています。
午前の部と午後の部の2回で、小学生以上は2,000円、小学生未満は1,000円、3歳未満は無料です。
30分食べ放題で、予約が必要だということです。
電話:74-1820 -
横山維者舎 田んぼの草取り
オリジナルの日本酒づくりに取り組んでいる、伊那市横山の住民グループ「横山維者舎」は、地区の田んぼで20日、草取り作業をしました。
横山の田んぼにはメンバー10人が集まりました。
横山維者舎は、去年から伊那市荒井の宮島酒店と協力し、オリジナルの酒「維者舎」をつくっています。
横山の環境の豊かさを酒造りに活かそうと、減農薬栽培を行っています。
育てている酒米の品種は「美山錦」です。
2年目の今年は、田んぼを一枚増やし、去年より3割ほど多い収穫を見込んでいます。
酒米は9月に収穫し、宮島酒店で醸造されます。
オリジナル日本酒「維者舎」の完成は12月ごろだということです。 -
富玉会 玉ねぎ収穫
箕輪町富田の子どもたちが、地元の畑で、玉ねぎの収穫を20日に行いました。
この日は、地元の子どもたちや保護者など40人が参加し、収穫を楽しみました。
玉ねぎは、地元有志でつくる富玉会が育ててきたものです。
子どもたちと一緒に去年11月に苗を植え、収穫の時期を迎えました。
18アールの畑に1万個ほどの玉ねぎが育っています。
子どもたちは、自分の顔ほどもある玉ねぎを引っこ抜いて、友達と見せ合っていました。
富玉会は、毎年、玉ねぎを育て、子どもたちの収穫体験を行っていて、今年で11年目です。
連作障害が出てきたため、今年は、遊休農地だった別の畑で育てたところ、玉ねぎが大きく育ったということです。
収穫した玉ねぎは、参加者が持ち帰ったほか、箕輪町内の学校給食にも使用されるということです。
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伊那市議会6月定例会閉会
伊那市議会6月定例会は、市側から提出された議案すべてを原案通り可決し19日、閉会しました。
この日は、市独自のコロナ対策費などを盛り込んだ一般会計補正予算案など、委員会に付託されていた12議案すべてが原案通り可決されました。
また、今議会に提出されていた請願陳情のうち、県立高校の第2期再編をすすめる長野県教育委員会に対して、コロナ禍の中で拙速な決定を行わず、住民の声を聞いてすすめるよう求める陳情は不採択となりました。
このほか、国の責任による35人学級推進と教育予算の増額を求める意見書の提出など、5つの議員提出議案はすべて全会一致で可決されました。
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白鳥町長が「おとう飯」に挑戦
箕輪町の白鳥政徳町長は、男女共同参画を進める一環として、普段料理をしない人でも簡単に作れる「おとう飯」に挑戦しました。
17日、町文化センターで、白鳥町長が町の職員で女性活躍推進コーディネーターの中野友美さんと一緒に料理に挑戦しました。
作ったのは、新型コロナの影響で消費が減った牛乳を使った「きのこミルクスープ」です。
「おとう飯」は男性の料理への参画を進める国のキャンペーンです。
箕輪町でも男性に家事にとりくんでもらおうと、広報番組「もみじチャンネル」で収録を行いました。
この様子は、町広報番組「もみじチャンネル」の中で20日から放送されます。
今後は別のメニューも放送する予定です。
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村応援商品券を発送
南箕輪村は、新型コロナウイルスの影響による経済支援としてすべての村民一人あたり2000円の地元応援商品券を19日、発送しました。
南箕輪村民センターで職員が商品券の発送作業を行っていました。
村では、村内の事業所などの経済支援として村民一人あたり2,000円の商品券を6286世帯、1万5666人分を発送しました。
商品券に関する事業費はおよそ3100万円となっています。
商品券が使用できるのは村内にある飲食店やスーパー、コンビニエンスストアなど109店舗で、使用期間は9月30日までとなっています。
今後、追加店舗については随時、村のHPに掲載していくということです。
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応援物資で学生を支援
箕輪町は、新型コロナウイルスの影響で、親元を離れて暮らしている学生を支援する応援物資の申し込み受付を19日から始めています。
贈り物は、2つのセットの中から選ぶことができます。
一つは、コンビニエンスストアや書店などで使えるQUOカード3000円分。
もう一つは、米やレトルトカレー、町内の企業が提供した食品などを詰め合わせたセットです。
このもみじちゃんのおくりものと名付けられらた事業は、新型コロナの影響で町を離れて生活を送る学生を対象に経済的な応援をしようと箕輪町が独自に実施するもので、事業費はおよそ260万円です。
対象は箕輪町出身で親元を離れ暮らす学生です。
申し込みは、箕輪町のHPできょうから来月22日まで受け付けていて、学生証など証明できるものがあれば本人または家族が申請することができます。
申請は5分程度で完了するということです。
人数が確定したら順次発送する予定です。
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大芝村民プール 営業中止に
南箕輪村は、新型コロナウイルスの影響で今シーズンは大芝村民プール場の営業を中止することを19日、発表しました。
大芝村民プール場の指定管理者となっている南箕輪村開発公社によりますと今シーズンは、7月18日から営業を予定していました。
しかし、新型コロナ感染防止のため営業を中止することを決めました。
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今年は豊作!?ホウネンエビ発生
伊那地域では珍しいというホウネンエビが伊那市美篶の田んぼで発生しています。
ホウネンエビが発生するとその名から今年は豊作になるといわれています。
ホウネンエビはホウネンエビ科の甲殻類で体長は15ミリから20ミリほどです。
体は透明感があり頭部には左右に突き出した複眼と触角があります。
11対の足を動かして仰向けに泳ぎプランクトンなどを食べるということです。
伊那市美篶の矢島修さんが無農薬で米作りをしている自分の田んぼで見つけたもので実物を見たのは初めてだということです。
伊那地域では珍しいというホウネンエビの発生を聞きつけた元信州大学農学部教授で動植物の生態に詳しい建石繁明さんは「生まれて初めて見た。」と話していました。
矢島さんはホウネンエビが発生するという佐久地域からコイを持ち帰りこの田んぼに放したことがあるということでその時に交ざっていた卵がかえったのではないかと推測していました。
その名前からホウネンエビが発生した年は豊作になるという言い伝えがあるということで矢島さんは今年の豊作に期待していました。
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井上さん写真展「花鳥四季彩」
野鳥と季節をテーマにした写真展が、かんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、伊那市東春近の井上治さんが撮影した写真30点が並んでいます。
井上さんは、野鳥を見て心が癒されたことをきっかけに、20年以上前から野鳥と風景をテーマに写真を撮り始めました。
写真は、野鳥の質感を表現するために、つやが出ないマット紙を使用し、顔料のインクで印刷しています。
普段は、井上さんが営む市内のギャラリーで作品の展示をしていますが、新型コロナウイルスで疲れている人たちを癒したいという思いで、今回の展示会を企画しました。
写真展「花鳥四季彩」は、22日月曜日まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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南箕輪小5年生田植え
南箕輪村の南箕輪小学校の5年生は18日、およそ6.5アールの田んぼで田植えをしました。
学校近くの田んぼで、南箕輪小の5年生およそ140人が田植えをしました。
今年は、これまで借りていた田んぼから、学校近くに代わったこともあり、準備に時間がかかり、2週間遅れての田植えとなりました。
子どもたちが植えたのは「モチヒカリ」という品種のもち米で、10月ころに収穫するということです。
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交通安全功労者表彰
長年にわたり交通安全のために尽力したとして、伊那市西春近の塩澤幸一さんが、関東管区警察局長・関東交通安全協会連合会会長から交通安全功労者表彰を受章しました。
18日は、塩澤さんら4人が伊那警察署を訪れ、土屋秀夫署長に受章の報告をしました。
塩澤さんは今年の5月から伊那交通安全協会の会長を務めていて、それ以前は伊那市交通安全協会や西春近交通安全協会で会長を務めていました。
妻のもとえさんには、塩澤さんの活動を支えてきたとして感謝状が贈られました。
塩澤さん夫妻の他に、伊那市富県の埋橋絹代さんと辰野町の中村僚子さんが安協の優良職員表彰を受章しました。
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聴覚障害者 バッチで理解求める
新型コロナの影響で、マスク着用が呼びかけられる中、聴覚障害者は、口元の読み取りができずに困っています。
聴覚障害者のために要約筆記の活動をしている上伊那のボランティアサークルまねきネコは、難聴であることを知らせる印で、理解や支援を呼びかけようと、缶バッジづくりを行いました。
「耳が不自由です」「筆談おねがいします」などとデザインされた紙を丸く切り取っていきます。
缶バッジを作る機械にアクリル板とデザインした紙を挟み込んでプレスすると、缶バッチができあがりました。
要約筆記サークルまねきネコは、健常者が4人、難聴者が3人の7人で活動しています。
難聴者は、途中から聞こえなくなった中途失聴で、手話での会話が十分でないため筆談で会話しています。
新型コロナの影響で、市民に対してマスク着用が呼びかけられる中難聴の人たちが、買い物など生活の中で口元が読み取れずに、困っている状況があるとして、難聴であることを知らせるバッジを作ることにしました。
缶バッジの中には、筆談に応じることを知らせるものもあり、まねきネコでは支援の輪が広がることも期待しています。
まねきネコでは、赤い羽根共同募金の支援金を受けて、200個のバッジを作る予定で、県内の同じ活動をする仲間に配るということです。
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水辺公園にホタル舞う
箕輪町松島の住民有志の団体が整備している公園で、ホタルが舞い始めています。
この場所で多くのホタルが発生したのは、今年が初めてだということです。
17日午後8時頃、ホタルが光り舞い始めていました。
この日は地域住民も訪れ、ホタルの光を楽しんでいました。
公園は、箕輪中学校のプールの東側にあります。
松島の住民有志36人が会員となっている「水辺公園を見守る会」が周辺の整備を行っています。
水辺公園を見守る会は、ホタルなどの水生昆虫が生息する公園にしようと2014年に発足しました。
水路の整備から始まり、周辺にアジサイを植えたり、荒廃地を整備して遊歩道や池を作りました。
4年程前から、会員が自宅でホタルの羽化に取り組み、羽化したホタルを公園に放してきました。
そして今年初めて、自然発生したホタルが多く飛ぶようになったということです。
会によりますと、この公園でホタルが見られるのは7月中旬までで、天候や気温にもよりますが今月25日頃までは多く見られるということです。
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大芝高原でササユリ・コアジサイ見頃
南箕輪村の大芝高原みんなの森では、ササユリとコアジサイが見頃になっています。
ササユリは県の希少野生植物に指定されています。
大芝高原みんなの森では、5か所にササユリの群生地があり、保護するためのロープが張られています。
10年程前に、大芝高原親林自然保護の会の会員が咲いているのに気づき保護しているということです。
当初100株ほどあったササユリですが、近年は数が減ってきているということです。
ササユリの見頃は今週いっぱいだということです。 -
箕輪町で外国人向け相談会
箕輪町は、新型コロナウイルスの影響で経済的な困難を抱えている外国人を対象に、生活全般に関する相談会を17日、町役場で開きました。
相談には、町の税務課の職員のほか、外国人生活相談員、社会福祉協議会の職員などが応じました。
新型コロナの影響で生活が変わったり、経済的な困難を抱えている町内の外国人からの問い合わせが増えていることから、相談会を初めて開きました。
相談者は、住宅に関する相談や納税期限の猶予があるかなどを質問していました。
箕輪町によりますと、先月町に寄せられた外国人からの生活に関する相談件数は433件で、そのうち14件が新型コロナの影響による勤務先からの雇止めや解雇に関するものだったということです。
町では今後、月に1回、外国人向けの生活全般に関する相談会を開いていくとしています。
なお、この日相談に訪れた外国人は17世帯27人だったということです。
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今年度新たに3人地域桜守を養成へ
伊那市桜守の会の総会が17日市役所で開かれ、今年度新たに3人の地域桜守を養成することが報告されました。
この日は、会員およそ20人が出席しました。
会では、今年度新たに美篶1人、手良2人あわせて3人の地域桜守を養成する計画です。
昨年度は、美篶、手良、東春近、平沢、西箕輪で1人ずつ、5人の地域桜守が高齢化などの理由で退会しました。
欠員の出た地区から今年度養成予定の3人が選出されました。
3人は今後、座学や実技の講習を経て、来年3月に修了式を迎えることになっています。
また、ほかの地区からも順次後任の養成候補者を選出することになっています。
市内の桜を管理する桜守の会は、伊那市振興公社の桜守2人と、地区住民でつくる地域桜守44人、あわせて46人で構成しています。
高遠城址公園以外の市内の桜およそ1万4000本を管理しています。
総会ではほかに、地域桜守の人材育成や、桜の調査など、今年度事業が承認されました。 -
おもてなしプリンに新商品登場
南箕輪村の日帰り温泉施設大芝の湯で販売されている「おもてなしプリン」に新たにコーヒーゼリーが乗った「焙煎珈琲ぷりん」が20日から販売されます。
こちらが「焙煎珈琲ぷりん」です。
一つ300円で、コーヒーゼリーとプリンの2層構造になっています。
コーヒーゼリーは、塩尻市に本社を置く三澤珈琲の深煎りオリジナルブレンド豆を、伊那市富県の有限会社いすゞのときわの命水でドリップしたものです。
おもてなしプリンの購入者から、コーヒーゼリーが食べたいという要望があり、企画したということです。
プリンは、土日あわせて200個の限定生産で、大芝の湯のほか、味工房でも販売予定です。 -
唐木さん宅「クジャクサボテン」
伊那市西春近の唐木茂さん宅では、クジャクサボテンが大輪の花を咲かせています。
唐木さんによりますと10年程前から育て始め、今年は数日前から花が咲始めたという事です。
「コロナの影響でふさぎがちですが、花を見て少しでも明るい気持ちになれればうれしいです」と話していました。
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山岳パノラマ写真 ネットで公開
伊那市荒井の造り酒屋 宮島酒店の宮島敏社長は新型コロナにより登山を自粛している人達などに見てもらおうと、自分で撮影した県内の山岳パノラマ写真「電子巻物」をインターネット上に無料公開しています。
N山岳パノラマ写真は宮島酒店のホームページから見る事ができます。
南アルプスや中央アルプスを中心に山頂で撮影したものや伊那谷の各地からアルプスを撮影したもの等、13種類が公開されています。
宮島酒店の店内です。
宮島さんが撮影・加工した山岳パノラマ写真のポスターが飾られています。
宮島さんは、中学の頃からカメラに興味を持ち、高校では星空の写真を撮影し、写真をテープでつなぎ合わせパノラマ写真を手づくりしていたという事です。
10年前から登山を始め、4年前から山のパノラマ写真を撮り始めたという事です。
撮影は少しずつ角度を変えながら1時間以上かけ2千枚から3千枚写真を撮り、画像処理ソフトで繋ぎ合わせていきます。
宮島さんは新型コロナで登山が自粛される中「写真を見て少しでも山にたいする想いを巡らせてほしい」と話します。
公開されているパノラマ写真はおもに180度ですが、北岳や入笠山などは360度となっています。
また閲覧はパソコンの他、スマートフォンでも見る事ができます。
まだ撮影済みの写真が30~40種類あり、宮島さんはこれらについても順次公開していくという事です。 -
学校長が「オンライン学習」を学ぶ
伊那市教育委員会は、市内の小中学校の校長を対象にしたオンライン学習の研修会を伊那市の東部中学校できょう開きました。
研修会では、インターネットのテレビ会議システムを使い、オンライン学習の位置づけや準備しておく事などについて講師の話を聞きました。
基調講演では長野市から信州大学教育学部の佐藤和紀助教が話をしました。
佐藤助教は「グーグルのアカウントなどを取得し、日常的にオンライン上で情報を共有する事が大切だ。日頃から活用していく事で、いざという時の情報の伝達に役に立ちます」と話していました。また「ICT学習では目まぐるしく変化する社会に対応するために、効率的に取り組む、情報処理能力についても教えていく必要がある」と話していました。
研修会では市教委が学校長向けに作成した、家庭での接続環境や情報活用能力の育成について説明した「臨時休業中のオンライン学習支援ガイドブック」が配付されました。
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南箕輪村北部保育園プール開き
南箕輪村の北部保育園で16日、プール開きが行われました。
今年のプール開きは、梅雨が本格化する前に水に親しんでもらおうと、例年より1週間ほど早く行われました。
年少から年長の園児64人が、久しぶりの水の感触を楽しんでいました。
北部保育園によりますと、プールは、8月31日まで、行うということです。 -
山荘ミルクのバラ見ごろ
伊那市横山の標高1000メートルにある山荘ミルクのバラが見ごろを迎えています。
山荘ミルクの5,000坪の庭には、350種類、およそ600本のバラが植えられていて、現在見ごろです。
標高1000メートルのこの場所では、毎年市街地より2週間遅く花が咲き始めます。
入り口近くでは大輪のピエール・ドゥ・ロンサールがアーチを作っています。
山荘ミルクの向山美絵子さんです。
山荘ミルクは1969年に坂下でオープンし、1990年に横山に移転しました。
その後庭の整備を徐々に進め、現在はバラの他にもおよそ1,000種類の植物が楽しめるということです。
バラは7月半ばまで楽しめるということです。
山荘ミルクは、6月中は無休で営業するということです。
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脳いきいき教室が再開
新型コロナウイルスの影響で休止していた介護予防教室「脳いきいき教室」が、3か月半ぶりに再開しました。
16日は伊那市の手良公民館で、3か月半ぶりに教室が開かれました。
脳いきいき教室は伊那市社会福祉協議会が伊那市から委託を受け運営しています。
介護予防に加え、高齢者の交流の場にもなっています。
新型コロナの影響で2月末から休止となっていましたが、参加者から要望もあり、感染防止策をとりながら行うことを決めました。
参加者は、支援員に合わせ体を動かしていました。
教室は、時間は通常2時間のところ1時間に短縮しているほか、部屋の広さに応じて参加人数を制限します。
歌や道具を使うゲームは行いません。
受付時には体調を確認するほか、体温を測定するなど感染予防策をとっています。
教室は市内113か所で行われていて、およそ1,300人が登録しています。
6月中は9か所の会場で教室が行われ、順次ほかの会場も再開していくということです。
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伊那市 今季プールの営業中止
伊那市は新型コロナウイルスへの感染防止のため伊那市民プールと高遠スポーツ公園プールについて今季の営業を中止することを決めました。
これは16日に市役所で開かれた市議会総務文教委員会協議会で
報告されたものです。
営業中止について市ではプールサイドや更衣室に人が集まることで新型コロナウイルスへの感染のリスクが高まるためとしています。
市によりますと昨シーズン伊那市民プールは12,367人、高遠スポーツ公園プールは9,293人が利用したということです。
他に市内小中学校の水泳の授業について伊那市教育委員会では東部中学校以外は実施するとの方針を示しました。
東部中学校が水泳の授業を行わないことについて市教育委員会では大規模校でさらにプールと更衣室が学校から離れた場所にあり更衣室での密の状態が避けられないためとしています。
他の小中学校の着替えについては教室や体育館を利用し密にならないよう努めていくとしています。
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箕輪町内のバス・宿泊業者などに支援金
箕輪町は新型コロナの経済対策として、町内のバス・タクシー・宿泊事業者などに対し支援金を交付します。
「経営基盤安定支援金」は、新型コロナの影響で売り上げが減少し、かつ県の休業要請の協力金の対象とならないバス・タクシー・運転代行業者と、今後災害発生時に避難者の受け入れなどが予想される宿泊業者に対し、町が独自で支援するものです。
交付金額は、●バス・観光・タクシーの複合事業者が1グループあたり80万~100万円、●運転代行業者が1事業者あたり10万円、●宿泊業者は収容人数に応じて10万円から100万円となっています。
対象となるのは町内の9事業者で事業費は390万円となっています。
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高校再編・整備計画一次案 住民説明会
県立高校の再編・整備計画一次案に関する住民説明会が16日伊那市の伊那文化会館で開かれました。
長野県教育委員会がまとめた旧第8通学区、上伊那地域の高校再編・整備計画一次案は伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合するとしています。
また新たに総合学科高校、総合技術高校を設置する計画で対象となる高校については2021年に確定する「再編・整備計画二次案」で示されます。
約60人が集まった説明会では質疑応答が行われ住民から「総合学科、総合技術についてなぜ校名を挙げないのか」との質問が出されていました。
これに対し県教委は「地域に必要な高校と考えている。検討の時間が必要だ」と答えていました。
また「少人数学級については検討したのか」との質問には「少人数のモデル校で検証している」と答えていました。
県教委では伊那北と弥生を再編統合した新しい学校の学校像として規模の大きさを活かした普通科教育の拠点として大学や研究機関と連携しつつ最新の医療や学術分野にかかわる卓越した探求的な学びを推進するとしています。
県教委では再編が確定した対象校ごとに再編実施計画検討委員会を立ち上げ学校名や設置する学科などについて検討していくことにしています。
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飛沫感染防止の板を共同開発
伊那市富県の有限会社スワニーと、ますみヶ丘の木工房kusakabeは、新型コロナ対策に役立ててもらおうと飛沫感染を防ぐアクリル板を共同開発しました。
こちらが共同開発したアクリル板、木立です。
上伊那産の木材を使った台と、熱に強いポリカーボネート製のアクリル板です。
幅85センチ、高さは60センチから最大75センチまで調節できます。
木材は、アカマツのほか、ナラ、サクラの3種類です。
15日は、スワニーの橋爪良博社長と、木工房kusakabeの日下部良也代表が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に完成を報告しました。
スワニーが独自開発したフェースシールドにも使われている飛沫感染防止のアクリル板で、骨組みとなる木枠の台はkusakabeのオリジナル製品です。
橋爪さんと日下部さんが伊那市50年の森林ビジョンを応援する、「伊那市ミドリナ委員会」のメンバーであることがきっかけで、開発が始まり、完成にこぎつけました。
白鳥市長は「コロナ終息後も使えるデザインで高級感がある。ホテルなどにも使えると思う」と期待を寄せていました。
木立は、16日からスワニーのホームページから購入できます。
価格は、アカマツが14,500円、ナラが15,500円、サクラが17,500円で、いずれも税別です。 -
高遠高校2年生 バラのアロマ水商品化へ
伊那市の高遠町高遠高校の2年生は、しんわの丘ローズガーデンでバラの花摘みを15日に行いました。
今後は、摘んだバラを使ってアロマウォーターを作る計画です。
15日は、高遠高校の進学コースの2年生16人が花摘みをしました。
伊那市振興公社の職員から指導を受けながら、見ごろを過ぎたものを摘んでいました。
地域の科学の授業の一環で行われたもので、去年から地域資源を活かした商品開発に取り組んでいます。
今年は、バラの花びらから水分を抽出して、部屋の芳香剤などに使われるアロマウォーターを作ることにしました。
15日は、2種類のバラ合わせて23キロを摘み取ったということです。
18日には、試験的に抽出を行う予定です。
秋にも花摘みを行い、来年のバラ祭りに合わせて商品化を目指すとしています。 -
梅雨の晴れ間 最高気温30.4度真夏日
伊那地域は、14日午前0時からの24時間に58.5ミリの雨を観測しました。
15日は一転梅雨の晴れ間となり、最高気温は30.4度と真夏日となりました。
伊那市高遠町小原の交差点付近にある花壇では、住民有志がサルビアや日日草を植えていました。
長野地方気象台によりますと、今週の前半は高気圧に覆われて晴れますが、木曜日ごろから雲が広がり雨の降る日があると予想しています。