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御子柴さん親子3人展
伊那市荒井の御子柴正人さんと娘夫婦の親子3人の作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、油絵とペン画、陶芸が140点展示されています。
現在71歳の御子柴正人さんは、高校時代から現在までの50年間に描いた油絵を展示しています。
一貫して「農と命への感謝」をテーマに描いてきたということです。
御子柴さんの作品展は2回目で、娘夫婦に声をかけ今回は親子展として開催しました。
娘の智子さんは、学生時代に書いたペン画10点を展示しています。
智子さんの夫、合津未来さんは、陶芸作品100点を展示販売しています。
御子柴正人さん洋画親子展は、14日(木)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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6連覇へ 県縦断駅伝結団式
16日、17日に開かれる第68回長野県縦断駅伝に向け、6連覇がかかる上伊那チームの結団式が、8日伊那市役所で行われました。
8日は選手や陸上関係者などおよそ50人が参加し、カツどんを食べて士気を高めました。
長野県縦断駅伝は、長野市から飯田市までの22区間、216.9キロをタスキでつなぎます。
去年上伊那チームは、11時間41分22秒で5連覇し、38回目の総合優勝を果たしました。
今年は去年までのエース桃澤大祐選手が不在の中、それぞれの選手が個々の力を伸ばしてきたということです。
駆けつけた関係者は、「ふるさとの応援を受けてがんばってほしい」「ベストコンディションで当日の力走を期待します」などと激励していました。
伊那市の中継点は、山寺の長野ダイハツ販売伊那店前で、17日の午前10時30分頃先頭の選手が通過予定です。
なお伊那ケーブルテレビでは、駅伝の模様をスタートからゴールまで生中継で放送します。
16日は午前8時から、17日は午前7時30分からです。
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ソフトバンク 罠センサーの実証実験
通信大手のソフトバンク株式会社は、信州大学などと協力し、有害鳥獣を駆除するくくり罠に取り付けるセンサーの実証実験を始めました。
8日は報道機関向けにセンサーの説明が行われました。
ソフトバンクなどが開発したくくり罠に取り付けるセンサーです。
センサーと罠はひもでつながれていて、獣が罠にかかりひもが外れると、位置や時刻がインターネット上で確認できます。
これにより設置者が見回る必要がなくなり、負担軽減につながります。
単三電池4本で3か月から半年程度稼働し、既存のものに比べ消費電力の少なさが特徴です。
ソフトバンクの通信網を使っているため、専用の基地局を設置する必要はありません。
実験はソフトバンクと信大などが協力して行うもので、上伊那の罠の設置場所に10台ほどのセンサーを設置し、電波が届く範囲や電池の稼働期間などを調べます。
実証実験は来年3月までで、来春をめどに商品化を目指すということです。
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石川 台風アップルパイを販売
伊那市の菓子庵石川は、台風19号で被害にあったリンゴを使ったアップルパイを、9日JA上伊那まつりで販売します。
8日は石川でパイ生地にリンゴを包む作業が行われていました。
台風19号で被害を受けたシナノゴールド71玉を使って作ります。
りんごは、JA上伊那を通じて上伊那の農家から集まったものです。
売上の3分の1はJA上伊那に寄付し、被害を受けた農家の支援に役立ててもらうということです。
「台風アップルパイ」は、1個300円で、9日にJA上伊那本所の「JA上伊那まつり」で販売します。
150個は祭りで販売し、残りは11日から店頭で販売するということです。
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春日さんからくり展
伊那市美篶の春日彰さんが作ったからくり人形の作品展が伊那図書館ギャラリーで8日から始まりました。
会場には、手で回すものと自動で動く作品あわせて29点が並んでいます。
春日さんはチューリップやダリアを栽培する花卉農家です
春日さんは、2008年にからくり人形の展示会を訪れたことをきっかけに独学で作り始めました。
2009年から音楽に合わせて自動で動く作品を製作しています。
2011年に製作した「幸せの小箱」です。
新郎新婦が宇宙へ旅立つ様子を描いたということです。
2017年から、手回しの人形を作り始め、会場では作品に触れることができます。
他に製作する工程のイラストなども展示されています。
春日彰さんのからくり人形展は、10日まで伊那市の伊那図書館ギャラリーで開かれています。
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立冬 寒さに負けずマラソン
8日は、二十四節季の一つ立冬です。
8日の伊那地域は午前3時14分に平年並みの3.7度を記録しました。
伊那市の伊那北小学校では8日、マラソン大会が開かれ全校児童330人が参加しました。
学年ごと学校を発着点にスタートし、児童たちはゴールを目指していました。
長野地方気象台によりますと今後一週間は、朝冷え込む日が多くなると予想しています。
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事故防止を呼び掛ける
交通死亡事故多発非常事態宣言が県内に発表されたことをうけ、伊那市のスーパーで街頭啓発が8日、行われました。
街頭啓発には、伊那警察署や県、伊那市などから9人が参加し事故防止を呼び掛けるチラシや夜光反射材を買い物客に手渡していました。
長野県では、今月2日から6日までに6件の交通死亡事故が連続発生していて、7人が亡くなっています。
伊那署管内では6日に辰野町で軽自動車が信号機の柱に衝突し1人が亡くなっています。
伊那署では「これから年末にかけて夕暮れ時の事故が多発するので、ドライバーは早めにライトを点灯し、歩行者は夜光反射材を身に着け、事故にあわないよう注意してください」と呼び掛けていました。
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消費税率引き上げで先行き懸念
アルプス中央信用金庫は消費税率引き上げの影響についてその調査結果をまとめました。
調査結果からあるしんでは個人消費の冷え込みなどから先行きを懸念する企業が多いとしています。
調査はアルプス中央信用金庫が取引先199社に対し行ったものです。
消費税率が8%から10%に引き上げられたことによる売り上げの影響についてどちらともいえないが36.3%、減少するが28.4%影響はないが14.8%となっています。
業種別でみると小売業では減少するが56.3%と最も多くどちらともいえないが21.8%影響はないが6.3%となっています。
これらからあるしんでは個人消費の冷え込みや駆け込み需要の反動も見込まれ先行きを懸念する企業が多いとしています。
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もみじ湖でウォーキング&フェスティバル
箕輪町の箕輪ダム、もみじ湖で第4回もみじ湖夢ウォーキングが2日、行われました。
この日は、町内外からおよそ290人が参加し、スタートの合図とともに歩き始めていました。
もみじ湖夢ウォーキングは、上流の末広広場を発着点に、箕輪ダムを回る一周9キロのコースを歩きます。
参加者は、もみじ湖周辺の紅葉を楽しみながら、自分のペースで歩いていました。
また、箕輪ダムのイベント広場では、もみじ湖フェスティバルが行われました。
会場には、東箕輪を中心とした地元農家の軽トラ市や、屋台などが並び、訪れた人が新鮮野菜などを買い求めていました。
もみじ湖フェスティバルは、去年までの、もみじ湖夢まつりの実行委員会が高齢化により解散したところ、30代から40代の地元有志が復活させようと企画し、今回の開催にこぎつけました。
フェスティバルは、多くの家族連れなどで賑わっていました。
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伊那西小で学校の森・子どもサミット
伊那市の伊那西小学校で、全国の教育関係者を対象にした、学校の森こどもサミットが2日、開かれました。
伊那西小の体育館には、教育関係者などおよそ300人が集まり、小学校の授業で学校林を使った森林学習の事例発表を聞きました。
東京都八王子市の小学校教諭井戸しのぶさんは、「学校の敷地にある森林を学習に取り入れることで、授業以外でも発見する力や、問題を解決しようとする力を養うことができる」と発表していました。
今年で6回目となるサミットは、学校林を使った森林学習について理解を深めようと、国土緑化推進機構や林野庁などが教諭や学校関係者などを対象に、全国各地で開いています。
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箕輪北小児童 台風リンゴ販売
箕輪町の箕輪北小学校の3年2組の児童は台風19号で被害にあった果樹園のリンゴを7日ベルシャイン伊北店で販売しました。
3年2組の児童が販売したのは、リンゴ学習を行っている箕輪町沢の果樹農家 髙田知行さんの畑で収穫されたものです。
販売開始の午前10時には、およそ20人が並び、さっそくリンゴを手にとり買い求めていました。
3年2組では6月から髙田さんの協力のもと、リンゴ学習を行ってきました。
しかし、先月の台風19号により髙田さんの畑では木が倒れ、収穫前のリンゴおよそ3トンが落下する等被害があったという事です。
被害を知った子供たちは、何か手伝いができないかと考え、髙田さんのリンゴを売ることにしました。
おとといから選別や袋詰めを行い、準備をしてきたという事です。
「台風リンゴ」と命名し、一袋一キロ入り500円で、およそ200袋用意しました。
袋の中には、子ども達が書いた料理のレシピを入れました。
販売開始から30分。最後の一袋が売れました。
売り上げの一部は、3年2組のクラス活動にも活用されるという事です。
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「小さな親切」作文表彰式
「小さな親切運動・作文コンクール表彰式」で、伊那市の美篶小学校の児童が最優秀賞を、伊那市高遠町の高遠中学校の生徒が優秀賞を受賞しました。
この日はそれぞれの学校で表彰式が行われ、「小さな親切」運動上伊那支部の馬渕務支部長から表彰状が贈られました。
美篶小学校6年の福澤琉偉君は、県内468の応募があった小学校の部で、県知事賞につぐ最優秀賞を受賞しました。
福澤君は、シャボン玉の液をこぼして泣いていた女の子に、手作りの液を作って喜ばせてあげたことを書きました。
高遠中学校2年の吹越晴さんは、4,102の応募があった中学校の部で、優秀賞を受賞しました。
吹越さんは、バスの停留所に座布団が敷かれていた親切さに感動したことを書きました。
馬渕支部長は、「親切には勇気が必要です。子ども達にはその大切さを学んでほしい。」と話していました。 -
伊那中 初のEnglish Day
伊那市の伊那中学校は、生徒達に身近に英語を感じてもらおうと、校内での会話を英語で行う取り組み「English Day」を7日初めておこないました。
職員室に入る時も、廊下での会話も、給食や校内放送も英語が基本です。
この取り組みは、外国人とのコミュニケーションを積極的に行い、自分の考えを英語で伝える力を養っていこうと、職員の発案により企画されました。
また7日は、塩尻市の東京都市大塩尻高校に交換留学している生徒7人が訪れ、生徒達と交流しました。
留学生が教室に入ってくると、英語の歌で歓迎しました。
グループ毎に分かれると、留学生は自分の国の文化などについて紹介しました。
伊那中の生徒は、好きな音楽や食べ物について質問していました。
伊那中学校では今後もEnglish Dayを継続して行っていきたいとしています。
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森林の自然を満喫「森JOY」
林業やジビエ料理など森林との関わりを体験し楽しむイベント「森JOY」が3日、伊那市のますみヶ丘平地林で開かれました。
イベントでは、間伐や馬による木材の搬出の実演の他、森林に関わる様々なブースが並び、訪れた親子づれが楽しんでいました。
このイベントは、伊那市の50年の森林ビジョンを民間が中心となりサポートする「伊那市ミドリナ委員会」が開いたものです。
森の中で様々な体験をすることで、人と森を繋ごうと企画されました。
飲食エリアではジビエ料理を提供するコーナーが初めて設置されました。
中でも、鹿肉とそばがコラボした「鹿南蛮そば」が限定販売され、人気を集めていました。
ミドリナ委員会では、50年の森林ビジョンの実現にむけ具体的な行動計画を考える、一般を対象にしたワークショップの開催を予定しています。
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健康づくり・介護予防 体操発表
健康づくりと介護予防を目的に活動するグループの、オリジナル体操の交流発表会が7日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
この日は市内の9つのグループと、いきいきサポーターのメンバーが体操を披露しました。
発表では椅子に座って腕や足を動かし、転倒予防や筋力向上に効果のある運動が披露されました。
発表をしたある参加者は「以前は股関節の痛みに悩んでいたが、体操を始めてから改善された。
練習してきた体操を発表でき、とても楽しかった。」と話していました。
今回の交流発表会はおよそ250人が参加し、観客席では、発表に合わせて体を動かしている人も見られました。 -
西町区みんなの作品展
伊那市西町の区民による作品展、みんなの作品展が8日から西町公民館で開かれます。
みんなの作品展は、区民の身近な発表の場として毎年開かれていて今回で14回目です。
会場には60人程が出品した作品98点が並んでいました。
中には西町公民館で開かれている教室の生徒たちの作品も出品されています。
この西町区みんなの作品展は、8日(金)から10日(日)まで、伊那市の西町公民館で開かれます。
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南小4年ピザ窯小屋作り完成間近
南箕輪村の南箕輪小学校4年1組の児童は6日、ピザ窯の小屋作りで屋根と外壁の板張り作業をしました。
小屋は完成が近づいています。
この日は、小学校敷地内にあるピザ窯を、雨風から守る小屋の屋根と外壁の板を釘で打つ作業をしました。
屋根は、水漏れを防ぐため少しずつ段にしながら釘を打っていました。
外壁に使う木材は、隙間ができないように並べて釘を打っていました。
ピザ窯を守る小屋の外壁のデザインは、クラス投票で1位になったものだということです。
小屋作りは、建築士会上伊那支部の協力を得て、木の伐採や木材加工から行っているものです。
今後は、外壁の塗装をして完成だということです。
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伊那と新宿の小学生 ボッチャで交流
伊那市と友好都市の新宿区の小学生は、来年の東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げよと3日パラリンピックの種目「ボッチャ」で交流しました。
3日は伊那市西箕輪のサンビレッジ体育館で伊那市と新宿区の小学生、60人あまりがボッチャを行い交流しました。
ボッチャは、2つのチームが重さ270グラムの球を投げ合い、的となる白い球に近づけた方が勝ちとなる競技です。
このイベントは来年開催される東京オリンピック・パラリンピックを伊那と新宿で共に盛り上げていこうと企画されました。
新宿区には国立競技場があり、大会期間中は、陸上競技が行われます。
来年8月のパラリンピック大会期間中には伊那の小学生が新宿に行き交流を行う計画です。
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自転車活用推進協議会初会合
自転車を活用して観光やまちづくりなどについて考える自転車活用推進協議会の初会合が6日、伊那市役所で開かれました。
この日は、市の職員や自転車の普及活動に取り組んでいる人など18人が集まり、自転車の活用法についてのプレゼンテーションが行われました。
出席者からは、「自転車で訪れる場所への多機能水洗トイレの整備、看板などの多言語対応などが重要だ」との声が上がっていました。
他には、「車以外の移動手段は非常に少なく、電動アシストの自転車を広めることで高齢者の利用者の増加も見込める」などの意見も出ていました。
協議会は、自転車を使ってサイクリストの増加による地域振興や、健康増進、安全なまちづくりなどを目指してつくられたものです。
委員の任期は2年で、今年度中に自転車活用推進のための計画を策定します。
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火災予防呼び掛ける看板設置
伊那市高遠町の高遠高校の1年生が制作した火災予防を呼び掛ける看板が、6日高遠消防署に設置されました。
今回設置された看板です。
暴れる炎をイメージしたドラゴンに、女性の戦士が水をかけて消火するシーンが描かれています。
この看板を見てもらうことで、炎の怖さを知ってもらおうという狙いがあるということです。
この日は高遠消防署で完成披露会が開かれました。
高遠消防署では、9日から始まる秋の全国火災予防運動に合わせて、高遠高校芸術コース美術専攻の1年生に毎年看板の制作を依頼していて今年で10年目です。
生徒は、「寒くなると暖房機器を使う機会が増えるので、火災に気を付けてもらいたい」と話していました。
高遠消防署の武井修署長は「この時期は火災が多くなります。看板を見ることで防火の意識を多くの人に高めてもらいたい」と話していました。
看板は、来年の10月末まで設置されます。 -
パッチワークキルト展
諏訪市の小澤加代子さんが開いているパッチワークキルト教室に通う生徒の作品展が、7日から伊那市西町の旧井澤家住宅で始まります。
6日からの展示を前に会場で飾り付けが行われていました。
会場にはキルト作品やバッグ・小物作品など合わせて250点が並んでいます。
教室に伊那市の人も通っていることが縁で今回作品展が開かれることになりました。
こちらの作品は、小澤さんと教室の生徒合わせて51人が10か月かけて作った獅子舞の作品です。
表情やポーズなどが1つひとつ違い、それぞれの個性を表しているということです。
小澤さんは「手をかけて作った作品を多くの人に見てもらいたい」と来場を呼び掛けています。
作品展は、7日から22日まで伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれます。
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長谷 今年も学校給食甲子園へ
12月7日と8日に東京都で開かれる第14回全国学校給食甲子園に、去年に続き伊那市長谷の長谷学校給食共同調理場が出場します。
こちらが、給食甲子園にエントリーしている献立です。
豚肉大葉の元気みそ巻き、干し野菜と手作りこんにゃくの甘辛和え、長谷汁、ごはんです。
6日は、長谷中学校の給食で大会にエントリーする献立が提供されました。
メニューには長谷でとれた野菜が使われています。
「豚肉大葉の元気みそ巻き」は、米麹で味付けした長いもを大葉と豚肉で巻いてオーブンで焼いています。
「干し野菜と手作りこんにゃくの甘辛和え」は、干しニンジンや干し大根、小松菜などの野菜に雑穀アマランサスとしょうがの搾り汁を加えています。
長谷汁には、生徒が育てたネギと大根の葉の他に、里芋やかぼちゃなどの野菜が使われていて、隠し味に長谷中生が作ったラー油が使われています。
この日は使われませんでしたが、本番は地元のホロホロ鳥も使われるということです。
長谷中と長谷小の給食を作っている長谷学校給食共同調理場は去年も全国大会に出場していて、成績は優秀賞でした。
大会には、栄養教諭の原真理子さん、調理士の中尾志津香さん、柿木美幸さんの3人が出場します。
今年は全国1,447校から応募があり、長谷学校給食共同調理場は、甲信越北陸ブロックの代表に選ばれ決勝大会に進むことになりました。
第14回全国学校給食甲子園は、12月7日と8日に東京都で開かれます。
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南箕輪村 小中学生交流音楽会
南箕輪村の南箕輪小学校で5日、村内の小中学生による交流音楽会が開かれました。
この日は南箕輪小学校の6年生と南部小学校の6年生、南箕輪中学校の3年生による交流音楽会が開かれました。
音楽会では、各校やクラスごとに、息の合った合奏などが発表されました。
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箕輪町 令和元年度功労者表彰式
箕輪町で3日、功労者表彰式が行われ、地方自治や芸術、社会福祉に功績のあった6人が表彰されました。
伊那プリンスホテルで行われた功労者表彰式では、6人が白鳥政徳町長から表彰状を受け取りました。
地方自治振興功労を受賞したのは小林伸陽さん、下原甲子人さん、向山章さん、小島常男さんです。
芸術文化振興功労を受賞したのは柴登巳夫さん、社会福祉功労を受賞したのは唐澤光子さんです。
式辞で白鳥町長は「箕輪町の発展にこれまで尽力していただいたことに敬意を表します」と感謝を述べました。
受賞者を代表して、地方自治振興功労を受賞した小林伸陽さんは、「今後もそれぞれの分野で地域の発展に貢献していきたい」と謝辞を述べました。
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松本山雅元選手らサッカー教室
松本山雅FCの元選手やスタッフによるサッカー教室が3日、箕輪町のながたドームで開かれました。
会場には町内を中心に保育園児や小学生およそ60人が集まりました。
指導したのは、右側の松本山雅の元選手小澤修一さんら4人で、子どもたちは試合などを行い、楽しみました。
教室が終わると、受講証が授与されました。
ある子どもは「試合で選手たちと沢山ドリブルができて楽しかった。また参加したい。」と話していました。
教室は、サッカーへの親しみを持ってもらい、南信から松本山雅FCを応援する気運を高めようと、スポンサーとなっている長野日報社が開いているものです。
長野日報では7年前から諏訪と箕輪で松本山雅の教室を開いています。
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今年一番の冷え込み 紅葉も進む
5日朝の伊那地域の最低気温は1.9度と今年一番の冷え込みとなりました。
伊那市内では、厚着をして登校する小学生の姿が見られました。
この日の伊那地域は、午前6時38分に1.9度を観測し、今年一番の冷え込みとなりました。
車の窓ガラスや畑には霜が降り、学校へ向かう小学生は厚着をして登校していました。 -
伊那市地方創生事業 6割「順調」
伊那市で行われているおよそ90の地方創生事業のうち、移住した人の数など6割が目標数値に達し、順調に進んでいることが報告されました。
5日は、事業の方向性を検討する審議会の新たな委員15人に委嘱書が手渡されたほか、会長に上伊那森林組合の原武志専務理事が選ばれました。
来年度から5年間の新たな地方創生総合戦略を検討する会議で、この日は、これまでの5年間の実績が報告されました。
平成27年度からの5年間で市が行った地方創生事業は全部で92事業となっています。
空き家バンク事業による定住者数が、年間目標15世帯に対して44世帯。伊那市へのお試し宿泊体験者数が年間目標30人に対して102人など、53事業、およそ6割が「順調」「概ね順調」となっています。
一方で、観光消費額が目標40億円に対して30億円、UIターンによる新規起業者の数が目標3人に対して1人など、28事業、およそ3割が「努力を要する」となっています。
白鳥孝市長は「これまでの取り組みに基づいて、関係人口の拡大や創出などを目指して検討を進めてほしい」と話していました。
審議会では、2020年2月頃までに来年度から5年間の地方創生総合戦略の素案をまとめ、パブリックコメントを実施した上で3月末までに決定する予定です。 -
秋の叙勲 根橋一成さん
秋の叙勲、喜びの声。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の、伊那市、箕輪町、南箕輪村からは1人が受賞しました。
教育功労で瑞宝双光章を受章した、元公立養護学校長で南箕輪村沢尻の根橋一成さんです。
叙勲を受けて…「どうして表彰されたんだろうなあ そういう気持ちが強いですね」
南箕輪村沢尻の根橋一成さん78歳。
23歳から県内の小中学校で理科の教諭として46歳まで23年間務めました。
その後は、定年退職するまで伊那養護学校と松本の寿台養護学校で校長を務めました。
4人兄弟の長男として生まれ、両親から厳しく躾られたことから、自分の行いについて深く考えるようになったということです。
養護学校では…「この子どもたちをどうやって育てたらいいかということを思いましたね。どうして接すればいいかと。これからやらなきゃいけないことは、この子どもたちにどういう仕事に就いてどんな働く場所を見つけたらいいかということが問題だと、養護学校へ行ったときに言われましたね。」
「私としてはどの子にも公平にやってきたつもりですけれど、場合によっては、子どもたちに何かあったときには怒るときがあるじゃないですか。これはこうだぞって。それを言ったときには、自分としてはちょっとこれで良かったかなあと。もっと子どものことを聞いて分かって、そうしてからいろいろ叱ったり話せば良かったなあと思いますね。」
寿台養護学校を退職したときに贈られた寄せ書きです。
一つ一つの言葉を丁寧に眺めながら、当時を懐かしく振り返っていました。
根橋さんの座右の銘は、「春風を以って人と接し、秋霜を以って自ら慎む」です。
根橋さんはその座右の銘の通り、「子どもや周りの人には優しく、自分には厳しく教師としての人生を全うしたことが評価されたと思う」と話していました。
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9月の有効求人倍率1.48倍
上伊那の9月の月間有効求人倍率は、8月を0.01ポイント下回る1.48倍でした。
月間有効求人数は3,830人、月間有効求職者数は2,586人で、9月の月間有効求人倍率は1.48倍でした。
県は1.56倍、全国は1.57倍となっています。
雇用情勢についてハローワーク伊那では、「堅調に推移している」として前の月の判断を据え置きました。
また、来春卒業予定の新規高卒者の求人数は607人、求職者数は405人で、求人倍率は1.5倍でした。
9月末現在の就職内定率は70.6%となっています。
また、ハローワーク伊那によりますと、台風19号が「激甚災害」に指定されたことにより、上伊那地域でも企業への「雇用調整助成金」や失業者の「雇用保険失業給付」について特例が適用となる場合があるということです。
内容についてハローワーク伊那で問い合わせを受け付けています。
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松島深澤鎮火社 無火災願う
箕輪町松島の深澤公園にある神社で3日、火災予防と家内安全を願う例大祭が行われました。
この日は松島区の地域住民や消防団員など100人が参列し、火伏せの神が祀られている深澤鎮火社で神事を行いました。
参列者の代表は、神主に続き玉串を供えました。
また、秋葉三尺坊が祀られているお堂では、大般若転読祈祷が行われました。
松島区では、大正5年に大火災がありました。
火伏せの術を身につけた僧侶、秋葉三尺坊の像を神輿に乗せ、区内の商店街を歩いたバチがあたったとされ、以来毎年11月に例大祭が行われているということです。
秋葉三尺坊・深澤鎮火社奉賛会の松田篤会長は「歴史ある例大祭を今後も続けていきたい」と話していました。