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中学生ロボットコンテスト南信大会 伊那中のチームが優勝
手づくりロボットで技術力を競う中学生ロボットコンテストの南信大会が伊那市の伊那北小学校で11日に開かれ、伊那中学校のチームが優勝しました。
南信大会には、伊那市の伊那中学校と東部中学校、南箕輪村の南箕輪中学校など6校、35チームが出場しました。
ルールは毎年変わり、今年はアイテムと呼ばれる折り紙で作った立方体のものを、制限時間2分の中で相手のコートに入れた数と自分のコートで積み重ねた数によるポイントを競うものです。
新型コロナウイルスによる臨時休校期間中にマシンの形状について家でも考えられるよう、割りばしやダンボールなど家にあるものを使うことがルールに加わりました。
予選リーグの後、決勝トーナメントが行われ、優勝を目指してマシンを操作していました。
1度に大量のアイテムを持ち上げるものや、高く積み上げるものなど戦い方は様々です。
決勝戦は、伊那中学校のチームと茅野市の東部中学校のチームの顔合わせとなりました。
機動力を活かして得点を重ねた伊那中学校が勝利し、この大会を制しました。
県大会は、11月にオンラインで開かれることになっていて、各学校1チームが出場できます。 -
南箕輪村 空気清浄機などの導入に補助
南箕輪村は、新型コロナウイルスの感染リスク低減に効果がある空気清浄機などを導入した事業者に対し、費用の一部を補助します。
12日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、村が事業の内容を説明しました。
対象は、村内に事業所がある小売業や飲食業などで、県が行う「新型コロナ対策推進宣言の店」を宣言している事業者です。
感染リスク低減のための対策として、効果や安全性が確認されている低濃度オゾン発生器や空気清浄機の購入費用の3分の2以内、10万円を上限に補助します。
今年4月23日から11月30日までに設置または購入したものが対象です。
申請期限は、12月25日となっています。 -
JAフォトコン 最優秀賞に北原さんの作品
JA上伊那が「農のある暮らし」「魅力ある風景」をテーマに募集したフォトコンテストの最優秀賞に、辰野町の北原雅光さんの作品が選ばれました。
最優秀賞のJA上伊那組合長賞に選ばれた北原さんの作品「雪を乗せた にお」です。
刈り稲を高く積み上げた「にお」と雪景色を撮影した作品で、「去年はほとんど雪が降らなかったため狙っていないと撮ることができない1枚だ」などと評価されたということです。
今日はJA上伊那本所で審査会が開かれ、入賞作品の他来年のカレンダーに採用される作品も決まりました。
今年は64人から過去最高の238点の応募があったということです。
11月13日に表彰式が行われ、入賞作品は16日から30日までJA上伊那本所内に展示されます。 -
長谷中3年生 市野瀬ダイコン復活目指し収穫
伊那市長谷の長谷中学校3年生は、50年以上前に市野瀬地区で育てられていたという「市野瀬ダイコン」の復活に取り組んでいます。
今日は初めての収穫作業が行われました。
12日は、市野瀬地区の上段にある2アールほどの畑で、3年生15人が収穫作業をしました。
市野瀬ダイコンは、50年ほど前まで育てられていたというダイコンです。
種は一般的なものですが、畑の土が良いためキメが細かいものができるということです。
この土地の所有者の宮下勇さんも、十代のころまで母親とダイコンを育てていたということです。
中学生にできる地域おこしをテーマに活動している3年生は、「市野瀬ダイコン」の歴史を知り宮下さんの協力を得て復活に取り組んできました。
耕作放棄地となっていたこの場所を、夏休み中に2日間かけて耕し種を蒔きました。
生徒らは、途中で折れないよう慎重に引き抜いていました。
収穫した大根は、15日に煮物やサラダにして地域の人に振る舞うことにしています。 -
伊那JC全力マスク
伊那青年会議所は、新しい生活様式で定着しつつあるマスクのデザインコンテストを開催します。
9月30日は、伊那市の伊那商工会館で記者会見を開き概要を説明しました。
伊那青年会議所のHPで台紙をダウンロードすることができます。
その台紙に自由にデザインをして応募します。
応募対象は伊那市・辰野町・箕輪町・南箕輪村に在住・通園・通学・勤務の人です。
応募期間は10月31日までで、作品はメール・郵送または、伊那市役所・辰野町役場・箕輪町役場・南箕輪村こども館に設置されている回収ボックスに投函できます。
応募者の中から最優秀賞1点、優秀賞4点、優良賞15点、努力賞5点が選ばれます。
最優秀賞は、写真スタジオでの記念撮影代5万円相当と応募したデザインがプリントされたマスク5枚がプレゼントされます。
伊那青年会議所では「コロナ禍の中でイベントの中止、景気悪化など落ち込んでいる地域の活性化に少しでも貢献したい」としています。
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子ども達が蜂追いを体験
伊那谷の伝統文化「蜂追い体験会」が伊那市高遠町で11日、開かれました。
体験会は、地域の伝統文化を子どもたちに伝えようと伊那市地蜂愛好会と山岳関係者や飲食店主などでつくるアスタルプロジェクトの共催で行われたものです。
11日は、国立信州高遠青少年自然の家周辺の山で体験会が開かれ、市内の家族連れなど15人が参加しました。
地蜂と呼ばれるクロスズメバチを餌のイカでおびき寄せ目印をつけて放ちその後を追いかけます。
それを繰り返して地面の中に作られた巣の場所を探します。
参加者は、大きな声を出して目印がついた蜂を追っていました。
伊那市地蜂愛好会によりますと、雨の後は、餌を求めて蜂が活発に飛ぶということです。
スタートしてからおよそ1時間、巣を見つけました。
煙幕をたいて蜂を気絶させ巣を取り出していました。
体験会では、ハチノコの試食会や地蜂の生態の説明なども行われました。
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三峰川に身元不明の女性の遺体
11日午前8時半頃伊那市の三峰川で身元不明の女性の遺体が見つかりました。
伊那警察署の発表によりますと遺体は年齢30代から40代くらいの女性で身長は157センチほど、左手薬指に指輪をはめているということです。
伊那市内に住む男性が午前8時半頃ジョギング中に遺体を発見し警察に通報したものです。
伊那署によりますと遺体に目立った外傷はないということで、身元など調べを進めています。
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10月10日は ソースカツどんの日
10月10日はジュージューの語呂合わせでソースカツ丼の日です。
伊那ソースかつどん会加盟店では割引サービスが行われ、店内は賑わっていました。
カツをジュージューと揚げる音にちなんで制定された10日はソースカツ丼の日です。
伊那市西町の田村食堂では、昼時になると多くの客が訪れ、厨房では次々にカツを揚げていました。 揚げたてのカツを秘伝のソースにくぐらせて完成です。
ソースカツ丼の日には、各店舗で割引サービスが行われ、田村食堂ではそれぞれ200円引きで提供されました。
田村食堂では、台風とイベントが重なり、当初は客足を心配していましたが、開店前から列ができる盛況だったということです。
訪れた客は、厚くカットされたカツをほおばっていました。
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南箕輪村長選 来年4月6日告示 11日投開票
来年4月15日の任期満了に伴う南箕輪村長選挙の日程が決まりました。
告示は4月6日(火)、投開票は11日(日)となりました。
なお、現職4期目の唐木一直さんは、11月に態度を表明するとしています。
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高遠高校合唱部 県高校サマーフェス最高賞
伊那市の高遠高校合唱部は、新型コロナで中止となった長野県合唱サマーフェスティバルの代替大会でグランプリを受賞しました。
サマーフェスティバルは例年7月に開かれていますが、今年は新型コロナの影響で中止となりました。
長野県高校文化連盟では、代替として動画による審査会を企画し、32校が出場しました。
高遠高校合唱部は、映画「天気の子」の主題歌「グランドエスケープ」と合唱曲「そのひとがうたうとき」の2曲歌い、最高賞のグランプリを受賞しました。
動画制作は部員10人で行い、3年生の吹越李句部長、北澤ゆりな副部長、山岸未玖さんの3人が構想を考えました。
合唱の様子に加え、学校のある高遠町をPRしようと町内で撮影をしました。
撮影はスマートフォンで行い、編集は1年生が行ったということです。
今年はコロナにより発表会やコンクールが軒並み中止となりましたが、今回のグランプリ受賞は合唱部に新たな歴史に刻んだと部長の吹越さんは感じています。
高遠高校合唱部は来年1月に演奏会を予定していて3年生にとっては最後となるステージに向け練習に励んでいます。
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佐久保健所管内と長野市で新型コロナ感染確認
長野県と長野市は新たに合わせて2人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと10日発表しました。
県の発表によりますと感染が確認されたのは東京都から来訪した50代 自営業の女性1人で佐久保健所管内で陽性が判明しました。
濃厚接触者は1人でその他については確認中だということです。
また長野市は90代の男性の新型コロナへの感染が確認されたと発表しました。
10日午後3時30分現在、県内で感染が確認されたのは320人で入院しているのは12人です。
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手作りキーホルダーを児童に
伊那市西春近の手塚廣子さんは手作りのイーナちゃんキーホルダーを市内の1年生から3年生の児童にプレゼントします。
キーホルダーはフェルトと綿でできていてイーナちゃんの目や口は刺しゅうをして作ったということです。
6日手塚さんが伊那市役所を訪れプレゼントするキーホルダーを白鳥孝市長に紹介しました。
手塚さんは元伊那市スポーツ推進委員で児童とも関わってきたことからコロナ禍で大変な思いをしている子どもたちに喜んでもらおうと作りました。
国が支給した定額給付金を材料費にあて5か月かけて約2,000個を作りました。
手塚さんは手作りのイーナちゃんキーホルダーを市内15の小学校に自ら届けるということです。
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台風14号 10日昼過ぎに最接近
強い台風14号は10日昼過ぎから夜の始めころに長野県南部に
最も接近する見込みで長野地方気象台では土砂災害や低い土地の
浸水、河川の増水に注意するよう呼び掛けています。
9日は箕輪町松島のりんご農家、佐々木孝則さんが台風の接近を前に収穫を急いでいました。
現在83歳の佐々木さんはおよそ30アールの畑でりんごを栽培しています。
りんごは中生種のシナノスイートで赤く色づいた今が収穫期です。
佐々木さんは収穫期が11月の晩生種フジも作っていて「まだ
採るわけにはいかない。」と話していました。
強い台風14号はあすの昼過ぎから夜の始め頃にかけて長野県南部に最も接近すると予想されています。
長野地方気象台では10日の正午までの24時間に振る雨の量は県南部の多いところで80ミリと予想しています。
11日正午までの24時間に50ミリから100ミリ、また
降り始めからの総雨量は100ミリから200ミリと予想しています。
風も強まる見込みであすの最大風速は10メートルと予想しています。
長野地方気象台では10日昼前後が雨のピークだとして土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意するよう呼びかけています。
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木彫の鳥が並ぶ「森のたより展」
木彫の鳥などが並ぶ森のたより展が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には木彫の鳥やフクロウをあしらった時計やイス、飾りものなど120点が並んでいます。
展示会は安曇野市に工房がある木工作家、伊藤長明さんが開いているものです。
伊藤さんは「どれもほぼ実物大の大きさで色合いにもこだわりました。今にも飛び立ちそうな作品を楽しんでもらいたい。」と話していました。
森のたより展は13日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで
開かれています。
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信州秋のキャンペーンスタート!2つの宿泊プラン
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
信州秋の観光キャンペーンスタート。新たに2つの宿泊割引が8日から始まりました。
1つ目は、「信州連泊エンジョイプラン」。
長野県内の宿泊施設に3連泊以上すると、1泊につき1人2,000円から3,000円を補助します。 -
小諸市に帰省の20代女性が感染
長野県は新たに小諸市に帰省した神奈川県の20代女性1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと9日発表しました。
長野県の発表によりますと9日新たに感染が確認されたのは小諸市に帰省した神奈川県の20代会社員の女性です。
女性は先月30日に帰省し今月2日に発熱の症状が出て医療機関を受診8日陽性が判明しました。
この女性の濃厚接触者は同居者2人でそのほかは調査中となっています。
9日午後4時現在、県内の感染者数は318人、入院しているのは11人です。
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伊那の外食 安心安全を宣言
伊那市と南箕輪村の飲食店などでつくる伊那食品衛生協会中部支部は、コロナ禍でも外食の機会を増やしたり、食の安全を伝えようと、「伊那谷イートイン安心安全宣言」と題したポスターとステッカーをつくりました。
こちらがポスターとステッカーです。
事業者と消費者に向け、感染拡大を防ぐために気を付けるポイントなどが描かれています。
ポスターは会員の店舗内に掲示されるほか、ステッカーは来店者にわかるように店先の看板などに貼るということです。
9日は、伊那市の防災コミュニティセンターで記者会見が開かれ、伊那食品衛生協会中部支部の北原英之支部長が概要を説明しました。
協会では、新型コロナウイルスの影響で飲食店の営業の自粛や、外食の機会が減っている状況でも、訪れた客が安心して利用できるようにポスターとステッカーを作ることにしたということです。
伊那市の地元応援プレミアム商品券の発行や、国の進めるGoToキャンペーンに合わせ、伊那の食をアピールしようと、「伊那谷イートイン安心安全宣言」を企画しました。
協会によりますと、ポスターとステッカーは先月から会員店舗およそ800店に配布されているということです。
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上農生 クラス対抗体育祭
南箕輪村の上伊那農業高校で第101回上農祭が行われ、1日目の9日は全校生徒が参加してクラス対抗の体育祭が行われました。
今年の上農祭は、新型コロナウイルスの影響で一般公開は行わず、3日間を2日間に縮小しての実施となりました。
全校生徒が参加した体育祭では、バレーのほかフットサル、卓球、バスケなどの競技が行われました。
例年は一般公開にあわせ農産物販売やバザーが開かれていましたが、新型コロナの影響で中止となったということです。
今年は全校生徒が参加する行事が少なかったことから、上農祭の開催に向け生徒会や体育委員を中心に準備を進め、体育祭を充実させて実施することにしました。
上農祭2日目は、12日月曜日に予定されていて、生徒によるステージ発表の他書道部や吹奏楽部の発表が行われるということです。 -
いきいきサポーター成果発表会
伊那市内で健康づくり・介護予防を進めるために活動する、いきいきサポーターの発表会が9月23日、伊那市の伊那公民館で開かれました。
発表会では、市内で活動するメンバーおよそ40人が、3つのグループに分かれて介護予防体操を披露しました。
例年はこの時期に、いきいきサポーターが携わっている自主グループの交流発表会を開いていますが、新型コロナウイルスの影響で、今年はサポーターの活動の成果発表のみとなりました。
メンバーは6月から月に1度集まり、この日の発表会に向け練習に励んできたということです。
いきいきサポーター伊那OB会の飯島安子会長は「1人1人が発表会の為に目標を持って活動してきた成果が見られた」と話していました。
いきいきサポーターは伊那市内の各地で体操や運動を通して介護予防を進めていて、現在は40人ほどが活動しているということです。
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上農生が校内通路の修繕
南箕輪村の上伊那農業高校コミュニティデザイン科里山コースの3年生は、授業の一環で学校内の通路の修繕に取り組んでいます。
7日は、里山コースの生徒20人が、修繕のための測量作業を行いました。
里山コースの3年生は、授業で行っている課題研究の成果として学校内の通路の改修工事に取り組んでいます。
生徒の取り組みを聞いた、県測量設計業協会南信支部が協力し、会員企業が業務で使う測量機を用意しました。
通路の長さのほか、中心、縦横それぞれの方向の勾配を測量します。
授業は全10回で、この日のほかに2回測量を行い、その後施工が始まるということです。
上農高校によりますと、新しい通路は、12月上旬に完成するということです。
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上田市で30代男性 新型コロナ感染
長野県は上田市で新たに30代男性1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと8日発表しました。
長野県の発表によりますと、きょう新たに感染が確認されたのは上田市の30代の自営業の男性です。
男性は首都圏滞在中に発熱の症状があり、上田市に戻って検査した結果陽性が判明しました。
この男性の濃厚接触者は同居者2人でそのほかは調査中となっています。
8日午後4時現在、県内の感染者数は317人となっています。
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避難所に 段ボール区画作成グッズ 完成
新型コロナに配慮した避難所設営に使える段ボール区画作成接続グッズが完成しました。伊那市役所危機管理課の依頼を受け、有限会社スワニーが開発しました。
完成したのはこちらの段ボール接続グッズ「シキレール」です。
段ボールと段ボールをつなぎ合わせるもので8個使うと、1つの個室を作ることができます。
8日は、市内で記者会見が開かれ製品が発表されました。
新型コロナに対応した避難所設営では、パーテーションなどが必要になりますが、各避難所に世帯分を用意するのは困難で、伊那市危機管理課ではその対応に悩んでいました。
段ボールを簡易的につなげることで区画を作れるようなものを開発してほしいとの投げかけにスワニーが応え、完成したのが今回の「シキレール」です。
シキレールは、リサイクルプラスティック製で、180度、90度、45度の角度で段ボールをつなぐことができるほか、くぼみにポールなどをのせればカーテンをひくこともできます。
危機管理課が相談に行ったところ、その8時間後には3Dプリンターによる試作品が完成しました。
そこから、試作を重ね、市内の製造業社の協力を得て商品化にこぎつけたということです。
段ボールをつなぎ合わせることはパズル的な要素があり、子どもたちの知的玩具としても使用できるとして、平常時にはおもちゃとして、災害時には避難所で活用できるグッズとして全国に売り出すことにしました。
シキレールは、19日発売予定で、避難所で使用する50個入りは7,500円(税別)です。
スワニーのオンラインショップのほか、順次小売店などでも販売していく予定です。 -
権兵衛峠道路 対面通行可能
去年の台風19号の影響で仮橋による片側交互通行となっていた権兵衛峠道路は、復旧工事が終了し8日から2車線の対面通行が可能になりました。
8日の午後3時から従来通り対面通行が可能になりました。
通行が可能になったのは、伊那側の権兵衛トンネル付近およそ300ートルです。
この場所は去年10月の台風19号の影響で道路が崩落し仮橋が設置されていました。
これまで通行できなかった幅が3メートル以上の車両や総重量が25tを超える車両の通行が可能になりました。
また連続雨量が60ミリに達した場合の通行止めなどの制限も解除されました。
対面通行は可能になりましたが、斜面の補強工事は今年度いっぱい行われるということです。
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伸和コントロールズ新工場竣工
伊那市高遠町に事業所がある伸和コントロールズ㈱は、量産を図ろうと美篶に長野事業所アルプス伊那工場を新たに建設しました。
8日は、幸島宏邦社長や白鳥孝伊那市長らおよそ40人が出席しテープカットなどで完成を祝いました。
神奈川県に本社がある伸和コントロールズは、半導体、温度調整装置などを製造していて高遠町の事業所にはおよそ200人が勤務しています。
新工場は、最先端の半導体製造関係機器の量産を目的に建設されたもので総事業費はおよそ25億円となっています。
建物は鉄骨2階建てで延べ床面積はおよそ6400㎡となっています。
建物のデザインは新国立競技場の設計を行ったことでも知られている世界的建築家の隈研吾さんが監修しました。
また、新工場には森林資源の育成と有効活用を進める伊那市に賛同し、エントランスや食堂に地域産材がふんだんに使われています。
伸和コントロールズでは、地域に密着した工場を建設することで、地域の発展や地球環境の保護の貢献活動にも取り組んでいくとしています。
伊那工場は、12月からの稼働を予定しています。
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来年用の年賀はがき搬入
来年用の年賀はがきが8日伊那市の伊那郵便局に搬入されました。
年賀はがきは今月29日に販売が始まります。
搬入されたのは上伊那の辰野町から宮田村までの28局分の年賀はがきです。
今年は272箱、108万8千枚で去年と比べて13万枚ほど
減少しています。
デザインは来年の干支の丑をあしらったものやディズニーのキャラクターなど6種類です。
来年用年賀はがきは今月29日から販売が始まり、受付は12月
15日からとなっています。
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コロナの影響「家飲み」資源ごみ増える
新型コロナウイルスの影響で家飲みが増加したことにより、上伊那地域のアルミ缶などの資源ごみが増加していることがわかりました。
8日、伊那市のいなっせで開かれた上伊那広域連合廃棄物政策審議会の中で報告されました。
新型コロナの影響で、家で飲む機会が増え、前年度比で、スチール缶は116%、アルミ缶は134%、ビンは113%とそれぞれ増加していることがわかりました。
事業系ごみは、前年度と比較すると86%に減少、家庭ごみは102%に増加しています。
また、審議会では来年度以降のごみ処理費用有料制度について検討され、有料制度、ごみ処理手数料金、処理施設使用料金、チケット制度について、現状を維持していく方針が承認されました。
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伊那市民プール近くにメタセコイア
伊那市民プール入り口近くに、生きた化石といわれる落葉針葉樹「メタセコイア」が2本あり、現在、実をつけています。
視聴者からメタセコイアではないかとの連絡を受け、現場を訪れました。
一度は絶滅したと考えられていたことから「生きた化石」ともいわれます。
2本のメタセコイアが実をつけ、房が風に揺れていました。
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80代の男性を助けた親子に感謝状贈呈
伊那市小沢の用水路で流されていた男性を助けたとして、南箕輪村南原の会社員橋本智恵さんと、息子で高校生の嶺さん親子に、伊那消防署から7日、感謝状が贈られました。
この日は、伊那市の上伊那広域消防本部で贈呈式が行われ、伊那消防署の佐藤心吾署長から2人に感謝状が贈られました。
8月29日午後7時15分ごろ、橋本智恵さんと嶺さんが、伊那市小沢の実家へ車で帰宅していたところ、近くの用水路に80代の男性が転落するのを目撃しました。
母親の智恵さんが駆け寄ったところ、転落した場所には男性の姿が見えず、およそ8メートル下流のグレーチング部分に仰向けで足だけが見えているのを発見しました。
その後、車に乗っていた息子の嶺さんと協力して男性を引き揚げたということです。
救助された男性は意識がありましたが、自力で立つことができず、小沢の自宅にいた智恵さんの夫が消防に救急の連絡をしたということです。
智恵さんと嶺さんの2人は救急車が到着するまでの間、男性に毛布を掛けたり、声をかけ励ましたりしながら支えました。
用水路に落ちた80代の男性は、大事には至らなかったということです。
佐藤署長は「2人の冷静で適切な行動が、男性の命を救った」と感謝していました。 -
「伊藤久志 6年間の歩み展」
伊那市美篶の画家、伊藤久志さんの作品展「6年間の歩み展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
伊藤さんは第一美術協会の会員で大学卒業後、中学校の教員となり、退職後の現在も駒ヶ根工業高校で美術講師を務めています。
会場には、伊藤さんが2014年から今年の1月までに訪れた、イスラエルやカンボジアなどの風景画など140点が展示されています。
伊藤久志 6年間の歩み展は13日まで開かれています。
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とくし丸南箕輪村で29日から販売開始
上伊那でスーパーマーケットなどを展開する株式会社ニシザワは、移動スーパー「とくし丸」の運行を、29日(木)から南箕輪村で始めます。
6日は、とくし丸の運行に合わせ、村とニシザワが、南箕輪村の安全・安心なむらづくりに関する協定を結びました。
移動スーパーとくし丸は、肉や魚、野菜などの食料品のほか、日用品など400品目1200点を移動販売します。
南箕輪村内全域と、西箕輪など伊那市西部を曜日ごと、決められたコースで新たに回ることになっています。
申し込みをした人の自宅も回ることになっていて、高齢者の見守りとしての役割も担うということです。
協定では、移動販売をする際に高齢者の異変に気づいたら役場に連絡し、緊急の場合は警察や消防に連絡することになっています。
南箕輪村は、辰野町、伊那市高遠町・長谷、宮田村、箕輪町に続き5か所目となっています。
事前の申し込みは先月末で105件、うち村内は78件、伊那市は27件だということです。
移動スーパーとくし丸の南箕輪村での運行は、29日(木)からとなっています。