-
書晋会 展示12月1日まで
上伊那地域の書道指導者らでつくる書晋会の展示が、25日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には、会員12人の近作が展示されています。
上伊那書道協会会長で書晋会代表の泉石心さんを中心に、毎年この時期に展示会を開いていて今年で24回を数えます。
テーマを設けず漢字やかな、刻字などそれぞれが得意とするジャンルの作品を展示しているということです。
こちらは、縦4m横5mほどの作品で、半年かけておよそ6,500字書いたということです。
書晋会では、「異なる流派の作品が一堂に会する展示会なので、是非多くの人に見てもらいたい」と話していました。
第24回書晋展は、12月1日日曜日までかんてんぱぱホールで開かれています。 -
ほうかごえいご 学習発表会
南箕輪村の英語教室、ほうかごえいごの学習発表会が24日、村民センターで開かれました。
この日は、教室で学ぶ4歳から大学生までの80人が、学習の成果を発表しました。
発表会では、子どもたちが考えたオリジナルの劇を披露しました。
学校の生徒と妖精が同じキャンプ場で出会い、英語を使ってコミュニケーションをとりながらキャンプを楽しむというストーリーです。
ほうかごえいごは、南箕輪村のオフィスTOJI翻訳事務所が開く英語教室で、毎年学習発表会を開いています。
天田美咲代表は、「発表を通して英語に親しみ、自分たちの英語力に自信をつけてほしい」と話していました。
-
由紀さん童謡で伝える
歌手の由紀さおりさんを招いた「童謡で伝える会」が、伊那市の上の原保育園で24日、開かれました。
古くから歌い継がれてきた童謡を通し親子のふれあいやふるさとを思うきっかけにしてもらおうと伊那市が開いたものです。
由紀さんは全国各地で童謡の良さを伝える活動をしていて伊那市で会を開くのは今年で7年目です。
2017年には、伊那市歌うふるさと大使に任命されています。
由紀さんは、めだかの学校や大きな古時計などの童謡を園児や保護者と一緒に歌いながら、歌詞の意味を問いかけていました。
由紀さんは「日本語の美しいアクセントや旋律、メロディーを五感を通して幼少期の子どもたちに伝えて欲しい」と話していました。
今日は、園児と保護者合わせて80人が、由紀さんと童謡を歌いながら子育てや言葉の大切さについて思いをあらたにしている様子でした。
会の最後には、由紀さんが保護者一人ひとりと言葉を交わし握手をして触れ合っていました。
24日は、高遠保育園でも「童謡で伝える会」が開かれました。
-
手ぬぐいと物々交換して交流
東京芸術大学大学院の学生は、製作した手ぬぐいを元に、伊那市高遠町の住民と物々交換を行い、交換した地元の食材を使って料理を作る交流会を24日に開きました。
こちらが、今回の物々交換に使われた手ぬぐいです。
高遠町塩供にある道祖神をモチーフにしています。
これを元に高遠町内の家を周り野菜や果物などと交換しました。
こちらの家では、今が旬のりんごと交換しました。
交換すると、記念に提供者の写真を撮っていました。
この取り組みは、東京芸術大学と伊那市の連携事業の一環として、信州高遠美術館と高遠第2第3保育園と地域の未来を考える会の協力で行われました。
学生たちは、地域に親しまれている道祖神をモチーフにした手ぬぐいを通して、地域の魅力の掘り起こしと住民同士の交流に繋げようと、今回のイベントを企画しました。
この日は3つの班に分かれて物々交換が行われ、最終的にはテーブルに載せきれないほどの食材が集まりました。
古民家には地元住民およそ40人が集まり、料理づくりが行われました。
今回のイベントは当初10月に予定されていましたが、台風の影響でこの日に延期されました。
古民家には多くの人が集まり、出来立ての料理を味わって交流していました。 -
元教員の杉田さん 海外協力隊へ
伊那市山寺在住で元教員の杉田純治さんは、JICAの海外協力隊として、中央アフリカのガボン共和国に派遣されます。
22日は杉田さんが伊那市役所を訪れ、林俊宏副市長に出発のあいさつをしました。
杉田さんは山寺在住の70歳です。
元教員として上伊那を中心に小中学校に勤務し、赤穂中学校では校長を務めました。
子どもたちのために自分の力を活かすことができたらと、上限となる69歳で申し込んだということです。
ガボンは中央アフリカの赤道直下にあり、共通語はフランス語です。
派遣先では小学校低学年の算数教育に当たるということです。
林副市長は、「決断に敬意を表します。気を付けていってきてください」と話していました。
杉田さんは来月3日に日本を出発し、2年間活動を行うということです。
-
権兵衛トンネル 仮橋設置に住民安堵
通行止めとなっている権兵衛トンネルについて、年内に仮橋設置を目指すことが21日明らかにされました。
トンネル周辺の店舗では、その知らせを聞いて胸をなでおろしています。
権兵衛トンネルが通行止めとなり、客足が減少しているというトンネル付近の店で話を聞きました。
菓子店 古町あかはねの樋代文江さんです。
そば店 こやぶ竹聲庵の伊藤祐一さんは・・・
21日は、冒頭のみ公開で有識者による技術検討委員会が開かれ、仮橋の設置が了承されたということです。
こちらは仮橋のイメージです。
長さは15メートル、幅は4メートルで、バスや大型トラックも通ることができます。
年内に仮橋を設置し、片側交互通行を目指すとしています。
本復旧については「今年度中は難しい」としていて、地質調査を引き続き進め、復旧方法などを検討していくということです。
道路が落ちた原因については、「台風19号の影響で相当量の地下水が流出したこと」によるとしています。
対策として地中に水を抜くための管を通し、影響を低減するということです。
仮橋の設置工事は今月中にも始まるということです。
-
伊那市 教育長・議員の報酬等増額を答申
伊那市の特別職報酬等審議会は特別職の給料と議員の報酬について、市長と副市長は据え置きとし、教育長は8,000円増額、議員は3,000円増額することが適当だと、22日白鳥孝伊那市長に答申しました。
伊那市特別職報酬等審議会の唐木和世会長が市役所を訪れ白鳥市長に答申書を手渡しました。
市長と副市長は据え置きで、市長は月額92万8,000円、副市長は76万8,000円としています。
教育長は、教育委員会制度改革で教育委員長がなくなり職務が増大している事から、8,000円の増額が適当だとしていて、改定後の給料は月額66万2,000円となります。
市議会議員は去年の選挙が無投票となったことや全国的にも地方議員のなり手不足が問題となっていることから、3,000円増額が適当だとしています。
改定後は、議長は46万7,000円、副議長は39万1,000円、議員は36万8,000円となります。
白鳥市長は「貴重な議論をいただいた。これを踏まえて検討していきたい」と話しました。
特別職の報酬等についての条例改正案は市議会3月定例会に提出され、承認されれば4月から改定されます。
-
井上さん 総務大臣感謝状受賞
長年にわたり、明るい選挙推進協議会委員や選挙管理委員会委員長を務めたとして、箕輪町木下の井上彦七さんに総務大臣感謝状が贈られました。
20日は井上さんが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に受賞の報告をしました。
井上さんは平成20年から箕輪町明るい選挙推進協議会の委員を務めると共に、箕輪町選挙管理委員会の委員、箕輪町選挙管理委員会の委員長を務めてきました。
今回の表彰は、選挙制度130周年を記念して、国が功績のあった全国の647人と一団体に感謝状などを贈りました。
白鳥町長は「今まで町に貢献してくださり、ありがとうございました」と感謝していました。
県内では井上さんを含め、9人に総務大臣感謝状が贈られました。
-
日本の巨匠 佐藤哲展
大分県出身の洋画家、佐藤哲さんの「現代の巨匠佐藤哲展」が伊那市のはら美術で開かれています。
日本藝術院会員の佐藤さんの作品は、絵筆は使わずペインティングナイフで色を置いて仕上げるのが特徴です。
会場には、30号から手のひらサイズのミニチュア作品まで、80点が展示されています。
「現代の巨匠 佐藤哲展」は、26日まで伊那市のはら美術で開かれています。
-
幻のそば 提供はじまる
幻のそばと呼ばれる入野谷在来そばの販売が伊那市内のそば店で22日から始まりました。
味わった人達からは、香りが強く味が濃いと好評です。
伊那市高遠町のそば店壱刻です。
販売開始の午前11時から多くの人が訪れ入野谷在来そばを味わっていました。
壱刻では、もりそばが1人前1,200円で提供されました。
入野谷在来種は、戦時中まで伊那市の高遠町、長谷地域にまたがる入野谷郷の各家庭で栽培されていましたが、終戦後の食糧難で収穫量の多い品種へと移り変わり消えていきました。
信州そば発祥の地伊那そば振興会のメンバーが在来種が残っていないか探していたところ2014年に塩尻市の長野県野菜花卉試験場でみつかりました。
伊那そば振興会や信州大学・行政などが協力して長谷の圃場で徐々に種を増やしました。
初めて収穫した2016年は18キロでしたが、圃場面積を広げるなどして今年は、503キロを収穫しました。
22日は販売開始を前に、高遠閣でセレモニーが行われました。
出席者にそばが振舞われ香りや風味を楽しんでいました。
幻のそば、入野谷在来そばは、今日から伊那市内のそば店6店舗でそれぞれ350食限定で販売されます。
-
リニア新幹線開通へ JR飯田線高速化を
リニア中央新幹線の2027年の開業にむけ、上伊那地域では、JR飯田線の高速化を要望していくことなどが確認されました。
21日は、リニア中央新幹線建設促進上伊那地区期成同盟会の正副会長会が伊那市役所で開かれ、今年度の事業計画などが承認されました。
新たに計画に加わったのは、JR飯田線の高速化に関する取り組みと、残土処理などを含めた建設推進の協力に関する取り組みです。
JR飯田線の高速化では、現在、豊橋駅から飯田駅まで運行している特急伊那路を、岡谷駅まで延伸することや、JR中央東線と飯田線の連携の向上についてJRに要望していくことを確認しました。
上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長は、「2027年には、自動運転が日常化し、インバウンドは今以上に進んでいるのではないか。そのような未来を想像しながら取り組みを進めていきたい」と話していました。
-
ルビコン 市に義援金100万円
伊那市西箕輪のルビコン株式会社は、台風19号の災害義援金100万円を伊那市に21日届けました。
この日はルビコン株式会社の佐藤光一社長が市役所を訪れ、白鳥孝市長に義援金100万円を手渡しました。
今回届けた義援金は社員727人の寄付と会社が出費したものです。
佐藤社長は「県内の悲惨な被害状況を実際に見てきました。
義援金を復興に役立ててください」と話していました。
義援金は、日本赤十字社長野県支部を通して、被災者に届けられます。 -
長田保育園に県産材ベンチ
森林税を活用し、箕輪町の長田保育園に県産材で作られたベンチなどが21日贈られました。
子どもたちは保育士の掛け声と共に、宮田村のヒノキの間伐材で作られたベンチや積み木などに駆け寄っていきました。
製作者は宮田村で木工業を営む三浦敏夫さんです。
三浦さんは園児たちに木の皮と内側の色の違いや、年輪について話をしました。
今回の取り組みは、県の森林税を活用した「子どもの居場所木質空間整備事業」として行われたものです。
県散財箕輪町では長田保育園の他、松島保育園、木下南保育園にもベンチなどが贈られます。
-
シニア大学でビデオクラブ作品鑑賞
長野県シニア大学伊那学部の講座が、21日伊那市のいなっせで開かれ、伊那ビデオクラブの作品を鑑賞しました。
シニア大学の今回の講座の講師を務めたのは、伊那ビデオクラブの赤羽仁会長です。
伊那ビデオクラブでは、平成10年から毎年、クラブ内の作品コンクールを開いていて、出品作品は550点を超えます。
今回は、その中から、伊那谷の人々の暮らしを写した作品を中心に上映しました。
祭りや伝統行事などを撮影したもので、合わせて16作品が上映されました。
平成10年に制作されたお盆の伝統行事「振りまんど」をテーマにした作品では、子どもたちが火のついたまんどを振り回す姿がスクリーンに映し出されると、会場からはどよめきが起きていました。
赤羽会長は、「膨大な映像集の中からテーマに合うものを選んだ。作品を作り、発表し、見てもらうことは映像づくりでの生涯学習だ」と話していました。
-
弘妙寺 イチョウの絨毯
ここ数日の冷え込みにより、伊那市高遠町の弘妙寺では『落ち葉の絨毯』が見られます。
弘妙寺ではイチョウの葉が落ち、黄色い絨毯のように地面を覆っています。
22日にはイチョウの葉は片づけるということです。
-
来年の伊那まつり9月12日・13日に開催の案
毎年8月の第1土曜日と日曜日に開催されている伊那まつりについて、来年は東京オリンピック・パラリンピックの開催を考慮して、9月12日(土)と13日(日)に行うとする案が、21日に実行委員会に出されました。
12月13日に開かれる伊那まつり委員会で、開催するかどうかも含め最終決定されます。
この日は伊那市防災コミュニティセンターで伊那まつり実行委員会が開かれ、来年の開催日程について事務局から提案がありました。
例年、伊那まつりは8月の第1土曜日と日曜日に行われていますが、来年は東京オリンピックが7月22日から8月9日まで、パラリンピックが8月25日から9月6日まで開催されることから、日をずらして9月12日と13日に行うとする案が出されました。
東京オリンピック・パラリンピックでは、地方からも多くの警察官や警備員の動員要請が出されると予想され、伊那まつりへの協力が得られない可能性を考慮しての案だということです。
今回の案は、来月13日に開かれる伊那まつり委員会に出されることになっていて、開催するかどうかも含めた最終的な決定がされる見通しです。
-
土砂災害発生時の対応訓練
大雨により大規模な土砂災害が発生した場合の対応を考える、国や県、伊那市の職員を対象にした合同防災訓練が21日、伊那市役所で行われました。
訓練は、大雨により同時多発的な土砂災害と、大量の土砂が川の流れをせき止めることでできる「天然ダム」が発生したとの想定で行われました。
国や県、伊那市の職員や、警察、消防などから55人が参加しました。
主催した天竜川上流河川事務所の職員が進行役を務め、状況に応じた各機関の対応を確認しました。
また、自然災害科学・防災学を専門とする信州大学農学部の平松晋也教授が状況について解説しました。
国道152号へ続く長谷の市道でひび割れが発生し、通行できないとの想定で、市職員が対応について報告していました。
この訓練は、参加者の危機管理能力の向上と、大規模な土砂災害が発生した場合の連携を検証しようと、天竜川上流河川事務所が行ったものです。
天竜川上流河川事務所では「いつ災害が起こるか分からないという意識を住民や職員にも持ってもらい、いざという時に一丸となって対応できるよう連携を図っていきたい」と話していました。 -
征矢洋文さんボディビルで世界大会出場
南箕輪村田畑の征矢洋文さんは、来月6日から8日にスペインで開かれるボディビル世界大会に出場します。
19日は、征矢さんが南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に世界大会出場の報告をしました。
征矢さんは、9月に開かれた第31回日本マスターズ選手権大会男子ボディビル40歳以上級で優勝し、世界大会出場を決めました。
世界大会では、45歳から49歳までの70キロ級に出場します。
22歳からボディビルのトレーニングを積んでいて、全日本大会は17年連続で入賞しているということです。
今回のマスターズ大会が初優勝となり、世界大会に臨みます。
オフシーズンには、90キロほどの体重を、筋力をつけながら減量しているということです。
下半身の強化を重視し、ウェイトリフティングではバーの握り方や姿勢を研究し、トレーニングしているということです。
唐木村長は「村の自慢がまた一つ増えた。世界大会では、村の代表として頑張ってほしい」と話していました。
-
ギャラリー&カフェカレッタで山岳絵画と手作り鞄の作品展
伊那市境のギャラリー&カフェカレッタで箕輪町在住の画家、向井敏一さんの絵画と富士見町にアトリエを構える林英樹さんの鞄の展示即売会が開かれています。
会場には、四季折々の御嶽山や仙丈ケ岳などを題材にした絵画20点が展示されています。
また、ハンドメイドの鞄50点も展示されています。
絵画の展示は来月6日まで、鞄は27日まで販売しているということです。
-
富県保育園で園児が餅つき交流
伊那市富県の富県保育園と新山保育園の園児は20日、餅つきをして交流しました。
この日は、JA上伊那青壮年部富県支部のメンバーに教わりながら、富県保育園と新山保育園の園児が餅つきを体験しました。
もち米はしらけ餅で、園児が植えて、稲刈りしたものです。
この日は、130食分の餅をついたということです。
また、9日は貝沼の大工、埋橋初さんが作った子ども神輿を園児たちが担ぎました。
貝沼に神輿がないことから製作したということです。
園児は、貝沼獅子舞保存会のメンバーと一緒に「わっしょいわっしょい」と声を掛けながら、神輿を担いでいました。
-
税の功績者 税務署長納税表彰式
国税の申告と納税等に関して功績があった人を表彰する税務署長納税表彰式が14日、伊那市のいなっせで行われました。
受賞したのは、伊那間税会の吉澤文男副会長と、一般社団法人伊那法人会の武田真理事、上伊那青色申告会連合会の加藤一彦理事、関東信越税理士会伊那支部の
新村典久さんです。
このほかに、租税教育を積極的に推進しているとして、飯島町の七久保小学校と辰野町の辰野南小学校に感謝状が、税に関する作文で優秀作品に選ばれた中学生と高校生に表彰状が贈られました。
伊那税務署の篠原和幸署長は「ICTやAIの開拓を推進し、税の引き上げと軽減税率の理解を得られるように努めていきたい」と話しました。
受賞者を代表して、伊那間税会の吉澤さんは「今後も税に関する知識を深めていけるように努力したい」と話していました。 -
台風アップルパイ 売り上げを寄付
伊那市荒井の菓子庵石川は、台風19号で被害にあったリンゴで作ったアップルパイの売上金の一部3万9千円をJA上伊那にきょう寄付しました。
20日は石川の石川信頼社長がJA上伊那本所を訪れ、御子柴茂樹組合長に寄付金を手渡しました。
JA上伊那によりますと台風19号による果樹の落下やハウス倒壊などの農業被害は合わせて1億3千万円になるという事です。
石川では、少しでも農家を支援しようと被害リンゴを仕入れ、このリンゴを使ったアップルパイを販売する事にしました。
9日のJA上伊那まつりなどで販売を行い、390個売り上げたという事です。
20日は売り上げの3分の1にあたる3万9千円を寄付しました。
JA上伊那では、この寄付金を上伊那の被災農家の支援に使うという事です。
御子柴組合長は「ありがたいです。大切に使わせて頂きます」と話していました。
菓子庵石川では、台風19号で被害にあったリンゴを新たに1ケース仕入れ21日から台風アップルパイを追加販売する予定です。
-
インフル流行期に
長野県は県内でインフルエンザが流行期に入ったと20日発表しました。
今シーズンは3シーズン前と同じく、早期の流行入りとなっています。
県の発表によりますと、11日から17日のインフルエンザの県内の一医療機関あたりの患者数は1.3人となり、流行の目安の1.0人を上回った事からインフルエンザの流行期に入ったという事です。
上伊那の一医療機関あたりの患者数は1・5人で松本と大町の3人、飯田の1.57人に次いで県内で4番目となっています。
県内の流行のピークは例年1月下旬から2月上旬で、県では手洗いの徹底やマスクの着用など感染拡大防止に努めてほしいと呼び掛けています。
-
伊北IC 強盗想定し防犯訓練
箕輪町の伊北インターチェンジで強盗を想定した防犯訓練が20日行われました。
訓練は、料金所の自動精算機から職員が釣銭を取り出す作業中、車で来た犯人が金を奪い逃走するという想定で行われました。
犯人役の警察官は車を降りると、拳銃や刃物とみられる物で脅し、袋ごと金を奪い逃げました。
対応した職員は直ぐに事務所に行き、警察に通報しました。
その後、防犯カメラの録画映像で犯人の服装や車のナンバー、車種を確認していました。
警察官が到着すると、犯人の特徴や状況を伝えていました。
20日はこの他に水入りカラーボールを車や犯人役の警察官に投げる訓練をしました。
この防犯訓練は中央道を管理するNEXCO中日本と料金所を運営する子会社の中日本エクストール名古屋が毎年、行っているものです。
中日本エクストール名古屋が管轄する中津川から伊北までの8つのインターチェンジでは、開通以来これまで強盗事件は発生していないという事です。
-
正月飾りづくり 最盛期
正月を迎える準備が本格化しています。
箕輪町の信州縁起物製作所では、正月飾りの製作作業が最盛期を迎えています。
乾燥させた稲わらを、専用の機械に入れて動かすと、正月飾りをつくる上で重要な、三つ編みができあがります。
箕輪町沢にある信州縁起物製作所では、現在飾りづくりが最盛期を迎えていて、19日は従業員10人が作業にあたっていました。
信州縁起物製作所では、中南信地域の大型店から個人商店まで70店舗と取引をしています。
使う稲わらは箕輪町内で自社で栽培していて、300坪の田んぼ4.5枚分に相当するということです。
つくっている飾りは全部で 10種類以上ありますが、大槻清子代表によると、同じ長野県内でも地域によって人気のある飾りが違うということです。
大槻代表は「塩尻、大町、明科の方面は三つ編みにした稲わらから数本下に出たタイプのもの。上伊那地域は飾りのたくさんついた派手なもの。飯田地域はシンプルなものなど違いがある。今年はわらの出来も良いので良い物ができている。必死でつくりたいと思います」と話していました。
12月中旬までは大型店向けの、その後は個人商店向けの飾りづくりが行われ、作業は年末まで続くということです。 -
東春近小4年生 りんご学習で収穫体験
総合学習でりんごができるまでを学んでいる伊那市の東春近小学校4年生は12日、育てたりんごの収穫作業を行いました。
この日は東春近小4年生およそ60人が、赤く色づいたりんごを収穫しました。
児童らは、上伊那農業改良普及センターの職員から「りんごのお尻を空に向けるように傾けてとるときれいに採れます」と教えてもらいながら作業をしていました。
東春近小学校では、毎年4年生が去年亡くなった伊藤一路さんの果樹園でりんご学習を行っています。
伊藤さんの遺志を引き継ぎ、妻の豊子さんや息子の敏彦さんらが、上伊那農業改良普及センターのサポートを受け、りんご学習を受け入れています。
りんご学習をした4年生は、今後、お世話になった伊藤さん達に感謝を伝えるための企画を考える予定だということです。 -
箕輪町 松本山雅ホームタウンに
箕輪町のサッカーJ1・松本山雅FCのホームタウン化が、18日に開かれたJリーグ理事会で承認されました。
松本山雅によりますと、18日に開かれたJリーグ理事会で箕輪町のホームタウン化が承認されたということです。
南信地域では初のホームタウンとなりました。
12月5日には調印式が行われることになっています。 -
伊那市ICT教育 公開授業
伊那市のICT教育の活用推進などを目的にした公開授業が19日、伊那市内の小中学校で行われました。
この日は、美篶小学校、伊那西小学校、春富中学校で公開授業が行われました。
このうち美篶小では、県内から訪れた学校教諭や大学生、およそ100人が見学しました。
3年2組では、地域の小売店を取材した情報を、タブレット端末でまとめました。
授業では、取材で聞いた情報を入力したり、撮影した写真を貼り付けたりしていました。
伊那市では、平成29年度から小中学校へのICT機器導入を進めていて、今年度、21校すべてに導入されました。
公開授業は、伊那市のICT教育を知ってもらうとともに、教諭のスキルアップを図ろうと去年から行われています。
見学した教諭を目指す学生は「児童同士の意見交換が活発になっている気がする。児童が意見を出しやすい活用について今後学んでいきたい」と話していました。
伊那市では、ICT教育の伊那市版カリキュラムの作成も進めていて、年内の完成を目指しているということです。 -
南箕輪小どんぐり拾い
南箕輪村の南箕輪小学校の児童が19日、大芝高原みんなの森でどんぐり拾いを行いました。
この日は南箕輪小学校の1年生107人が、信州大学農学部の学生や、大芝高原内の植物の保護活動などを行っている大芝高原親林自然保護の会の会員と、どんぐり拾いを行いました。
どんぐり拾いは松くい虫対策の一環として、村と信大農学部、村内の小学校が協力して毎年行っています。
大芝高原の大半を占める針葉樹林を広葉樹林に変えていき、松くい虫の被害を抑える取り組みです。
拾ったどんぐりは信大農学部の冷蔵庫で保存し、来年の春に村内の小学2年生が農学部の畑にまきます。
どんぐりは2、3年かけて80㎝ほどの苗に成長させ、3年生が大芝高原に植える計画です。
信大農学部によると、去年はおよそ100本の苗を森に植えたということです。
-
信大農学部シクラメン販売
信州大学農学部の学生が育てたシクラメンの販売が、19日からキャンパス内の生産品販売所で始まりました。
シクラメンは信大農学部の植物資源科学コースと動物資源生命科学コースの2年生が、授業の一環として1,900鉢を育ててきました。
花を中心に集めて見栄えが良くなるように、細かい手入れも丁寧に行ってきたと言うことです。
朝の9時前から販売を始め、午前中には150鉢が売れたということです。
ある購入者は、「持ちが良く、毎年買っている。家に飾ると部屋の雰囲気まで明るくなる。」と話していました。
シクラメンは小さいものが600円、大きいものが1,300円となっています。