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高遠町図書館で植物の種を配布
伊那市高遠町の高遠町図書館では、2日から植物の種を無料配布しています。
配布しているのは朝顔とふうせんかずらの2種類で、折り紙の包みの中に約20粒入っています。
2日は地域住民が訪れ、包みを持ち帰っていました。
高遠町図書館では、グリーンカーテンとして朝顔とふうせんかずらを毎年育てていて、採れた種を無料配布しています。
朝顔は赤や白、青の花が咲くということです。
また、種の配布に合わせ植物や園芸に関する本のコーナーも設置されています。
朝顔とふうせんかずらの種はそれぞれ100包み用意され、なくなり次第終了となります。
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村マレットゴルフ同好会 初打ち
南箕輪村マレットゴルフ同好会の今シーズンの初打ちが2日に大芝高原マレットゴルフ場で行われました。
初打ちのセレモニーは藤城栄文村長が務めました。
その後、7チームに分かれてプレーを楽しみました。
南箕輪村マレットゴルフ同好会は、現在29人で活動しています。
シーズン中は毎週火曜日と木曜日にプレーを楽しみ、年4回大会を開き、親睦を深めています。
同好会の髙橋宏光会長は「みんなで楽しく、健康でいられるように続けていきましょう」と話していました。
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伊那市観光協会 高遠町の古地図販売
伊那市高遠町の城下町を楽しんでもらおうと、伊那市観光協会では高遠道中古地図を販売しています。
古地図は、旧池上家所蔵の絵図と、高遠町出身の日本画家、池上秀畝が描いた旧高遠城之真景図を使用しています。
桜だけでなく、城下町も楽しみながら歩いてもらいたいと伊那市観光協会が企画し、きのうから販売が始まりました。
この高遠道中古地図の楽しみ方を観光協会の丸山舞さんに教えてもらいました。
高遠道中古地図は、高遠町観光案内所と高遠町歴史博物館で、
1枚100円で販売されています。
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伊那谷の風景 シンポジウム
伊那谷の風景について考えるシンポジウムが伊那市西箕輪の産学官連携拠点施設inadani seesで28日に開かれました。
シンポジウムは参加者に伊那谷の風景の魅力を再認識してもらおうと、「千年つづく風景」をテーマに開かれました。
基調講演では信州大学農学部の上原三知准教授が災害で失われる風景について話しました。
上原さんは「災害時のリスクを見据え、身近な風景を大切にしてほしい」と話していました。
シンポジウムは産学官共同で景観形成を目的に風景に合う看板設置を進める三風の会が開いたもので、今回が2回目です。
三風の会では「伊那谷の風景を次の世代に継承していきたい」と話していました。 -
長藤診療所 診療日を拡充
伊那市高遠町長藤の伊那市国保長藤診療所では整形外科への需要が高いことから4月から診療日数を増やし診療を行っています。
長藤診療所では整形外科と内科の診療を行っています。
今まで、整形外科の診療は水曜日、金曜日の午前に行っていました。
4月からは月曜日、金曜日の午後の診療を増やしました。
月曜日の診療時間は午前8時半から正午までと午後2時から3時までです。
金曜日は午前8時半から正午までに加え、午後2時から5時15分までの午後の診療も行います。
休診日については変更ありません。
なお、内科の診療日については変更はなく、木曜日の午前8時半から正午までとなっています。
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さかさま不動産オープニングイベント
空き家や空き店舗の解消に向けて、家の情報ではなく借り手の情報を掲載して貸主とマッチングするWEBサービス「さかさま不動産」が伊那市内での開始にともない、オープニングイベントが伊那市の創造館で3月9日に行われました。
この日はサービスを提供する伊那市の小嶋郁哉さんが事業の説明などを行いました。
「さかさま不動産」は、物件の情報を公開して借主を探す従来の仕組みとは逆に、「借りたい」人の情報を開示し不動産とマッチングするWEBサービスです。
さかさま不動産は小嶋さんが経営する伊那市西町のDIYショップと飲食店を併設した複合施設、西町ガレージ内に開設されました。
小嶋さんは空き家問題の解決とまちの賑わい創出を目指すとしています。
また、イベントでは「空き家や空き店舗が使えるならこんな活用がしたい」をテーマに参加者が意見を出し合いました。
参加者からは「eスポーツや配信ができるスペースが欲しい」などの意見が出されました。
イベントには空き家活用に興味のある人を中心におよそ20人が参加しました。
さかさま不動産は三重県に本社がある株式会社On-Coが全国展開しているWEBサービスで、長野県では辰野町に続き2ヶ所目の開設となります。
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クリーンセンター八乙女 業務委託
箕輪町のクリーンセンター八乙女の運営維持管理の委託業務開始式が2日に行われました。
クリーンセンター八乙女の運営はこれまで上伊那広域連合の直営でしたが、1日から大阪府の極東開発工業株式会社などで構成する極東・KSE特定業務委託共同企業体に業務委託されました。
委託された極東・KSE特定業務委託共同企業体は全国で31か所のごみ処理施設を運営しています。
業務委託は2034年度末までの10年間で、契約金は21億3,000万円です。
式には関係者19人が出席しました。
極東開発工業執行役員の清水守さんは「施設が古いのでどうしたら長寿命化できるか考え計画的に運営していきたい」と話していました。
上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長は「利用者のサービス向上につながれば」と話していました。
上伊那広域連合では職員2人を常駐させるということです。
極東・KSE特定業務委託共同企業体は昨年度から改修工事も請け負っています。
工事費用は8億7,000万円で、来年度末までの3年間行われます。
クリーンセンター八乙女は1991年の稼働開始から32年が経過しています。 -
唐木さん宅 スイセン・ヒヤシンス見ごろ
伊那市西春近の唐木二三子さん宅でスイセンとヒヤシンスが見ごろを迎えています。
花は唐木さん宅の庭にうえられています。
5年ほど前に球根を植え、毎年花を咲かせています。
今年はいつもより10日ほど遅く咲いたということです。
唐木さんは「家の前を通りかかった人にも楽しんでもらえたら」と話していました。
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南信森林管理署 桜が数輪開花
伊那地域では、先週末から暖かい日が続いています。
伊那市山寺の南信森林管理署では、敷地内にあるタカトオコヒガンザクラが開花しました。
1日正午ごろの様子です。
南信森林管理署の東側には、タカトオコヒガンザクラが6本あり、数輪の開花が確認できました。
南信森林管理署によりますと、過去最速だった去年の3月22日より10日遅いということです。
また、直近10年でみても、4月に開花となったのは2017年の1回だけだということです。
南信森林管理署では、「去年の転出・転入式では満開の桜の下で写真を撮ったことを覚えている。3月に雪が降った影響ではないか」と話していました。
なお、建物の南側にあるコヒガンザクラはまだ蕾となっています。 -
新社会人が新たなスタート切る
新年度が始まり、各地の企業で1日入社式が行われ、新社会人が新たなスタートを切りました。
このうち、箕輪町に本社を置く電子部品メーカーKOA株式会社でも入社式が行われました。
今年度は、男性42人、女性15人のあわせて57人が入社し、このうち上下伊那出身者は37人です。
入社式では、1人ずつ自己紹介し、抱負を述べていました。
花形忠男社長は「大変なことやつらいことがあっても、自分の成長のためにも努力を忘れず、乗り越えてください」と話していました。
向山孝一会長は「会話や実践、行動することで人との信頼関係を築いていってほしい」と激励しました。
新入社員は、ビジネスマナー研修や仮配属部門で現場実習を受け、6月1日から正社員となります。
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伊那市 集落支援員3人と地域おこし協力隊6人を委嘱
伊那市は新たに、集落支援員3人と地域おこし協力隊員6人を1日に委嘱しました。
1日は市役所で委嘱式が行われ、新規採用者と継続する隊員に白鳥孝市長が委嘱書を手渡しました。
集落支援員には、新たに3人が委嘱されました。
3人は、であいサポーターと有機給食コーディネーター、多文化共生推進員としてそれぞれ活動します。
地域おこし協力隊員には、新たに6人が委嘱されました。
高遠石工を通じたまちづくりの推進や、南アルプスの登山道整備などに取り組むもので、6人中5人が県外からの採用となります。
継続者を含めた人数は、集落支援員が16人、地域おこし協力隊員が22人で、ともにこれまでで最も多くなっています。
白鳥市長は、「1日も早く新しい環境に溶け込み、地域活性化に向けた新しい風を吹き込んで欲しい」と訓示しました。
新たに委嘱された支援員と隊員らは、「伊那谷が有機農業の里になるよう取り組みたい」「エンターテイメントの観点から高遠石工を市内外に広めたい」などと、意気込みを語っていました。
なお放送エリア内では他に、箕輪町と南箕輪村がそれぞれ1人を新たに地域おこし協力隊員に委嘱しています。 -
草木染めの作品など並ぶ 糸の森展示会
草木染めなどの作品が並ぶ展示即売会が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、草木染めのスカーフや手織りの小物など、およそ200点が展示されています。
この展示会は、中信地域で活動しているクラフト作家グループ「糸の森」が伊那市で初めて開いたものです。
糸の森では「草木染めの彩りややわらかさを感じてほしい」と話していました。
染めと手織りの彩り展は4月4日(木)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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女子中高生向け プログラミングを学ぶ講座
地元の女子中高生のIT系への進路選択を推進しようと、プログラミングを学ぶ講座が、伊那市のいなっせで3月28日に開かれました。
この日は、上伊那地域の女子中高生9人が参加し、ウェブサイト制作を教わりました。
講師を務めたのは、中高生や大学生向けにプログラミング教育を行う東京都のNPO法人Waffleの講座を修了した7人です。
参加者は、制作に必要なコードを教わりながら、打ち込んでいきました。
高い需要が見込まれるIT分野ですが、2018年の調査では日本の女子中高生でITに関心のある人は3.4%にとどまっているということです。
Waffleでは、今後も地域での活動を続け、講座を開きたいとしています。
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2月有効求人倍率 1.32倍
上伊那の2月の月間有効求人倍率は、前の月を0.02ポイント上回る1.32倍となりました。
2月の月間有効求人数は3,335人、月間有効求職者数は2,529人で、月間有効求人倍率は1.32倍となりました。
全国は1.26倍、県は1.35倍となっています。
雇用情勢については「改善の動きが緩やかになっている。また、物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
また、この春高校を卒業した人の2月末現在の就職内定率は97%となっています。
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森林探索ゲーム「信州の森ずかん」
ドローン計測や拡張現実「AR」の技術を使った森林探索ゲーム「信州の森ずかん」の体験イベントが31日南箕輪村の信州大学農学部で開かれました。
体験イベントは社会実験を兼ねて開かれてもので、森林に親しみ林業に関心を持ってもらおうと、伊那市の精密林業計測株式会社が企画しました。
参加者は、専用のスマートフォンとイヤホンを借り森林を散策します。
歩いているとイヤホンからはAR技術を使った鳥の鳴き声や風の音などが聞こえてきます。
またポイントでは樹木に関する問題が出題されます。
信州の森ずかんは、精密林業計測の計測データを元に、トヨタグループのジェイテクトのAR技術と椙山女学園大学の仮想空間のデザイン技術を使い共同開発しました。
イベントは4月1日も開かれます。
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伊那地域5月中旬並みの暖かさ
31日の伊那地域の最高気温は22.3度と、今年1番の暖かさとなりました。
伊那市の伊那公園は、日中、家族連れで賑わっていました。
この日の伊那地域の最高気温は、22.3度と5月中旬並みとなり、今年1番の暖かさとなりました。
公園では、上着を脱いだり、中には半袖姿の人もいました。
長野地方気象台によりますと、4月1日の最高気温は31日よりも4度ほど下がりますが、火曜日以降は暖かい日が続くと予想しています。
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ショパン国際ピアノコンクinアジア 結果報告
伊那市の伊那東小学校2年の川島丈一郎君と伊那小学校4年の中村綾奈さんは、1月に神奈川県で開かれたショパン国際ピアノコンクールinアジアの国内大会に出場しました。
27日は、川島君と中村さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長にコンクールの結果を報告しました。
川島君は、国内大会の1・2年生部門に出場し銀賞を受賞し1月に開かれたアジア大会にも出場しました。
「コンクールでは緊張したが、練習通りの演奏ができました」と話していました。
中村さんは、3・4年生部門に出場しました。
ショパン国際ピアノコンクールには初めて出場し、地区大会を突破し国内大会に出場しました。
白鳥市長は「これからも練習をしっかり続け、さらに上を目指し頑張って下さい」と話していました。
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伊那市スマート農業専門委員会
伊那市スマート農業専門委員会が、伊那市産学官連携拠点施設inadani seesで11日に開かれ、アスパラガスの自動収穫機開発の進捗状況などが報告されました。
この日は委員30人が出席し、今年度の取り組みについて報告しました。
このうちアスパラガスの自動収穫機の開発について、今年度は機械の刃の改良のほか、AIを用いたカメラを使用することで、より多く収穫できるようになったということです。
伊那市では、今年度から3年間の計画で、国の交付金を活用し、スマート農業を活用・推進する事業に取り組んでいます。
スマート農業専門委員会は、産学官の関係者で構成されていて、専門的な視点で事業の進捗管理や情報共有を行っています。 -
暮らしの循環実験室 コンポスト学ぶ交流会
生ごみを使ってたい肥化させたコンポストについて学ぶ交流会が30日、伊那市西箕輪のinadani seesで開かれました。
交流会には伊那市を中心に15人が参加しました。
長野県の農ある暮らし相談センターのアドバイザー山村まゆさんが話をしました。
コンポストは、専用の容器に生ごみを入れて微生物に分解させ、たい肥化したものです。
山村さんは「生ごみは新鮮なうちに細かく切って水きりをしてから入れることで、分解されやすくなり、悪臭をふせぐことができます」などと話していました。
このイベントは、伊那市地域おこし協力隊の堤耀子さんが主宰する「暮らしの循環実験室」が開いたものです。
暮らしの循環実験室は、inadani seesを拠点に暮らしの中でできる環境にやさしい取り組みを発信しています。
今回の交流会は、伊那市の可燃ごみのおよそ4割を占めるという生ごみの削減につなげようと開かれました。
来月inadani seesに専用の容器を設置し、利用者が活用できるようにするということです。
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伊那地域最高気温19.8度
30日の伊那地域の日中の最高気温は19.8度まで上がり
4月下旬並みの陽気となりました。
伊那市の春日公園です。
桜の開花は、もう少し時間がかかりそうです。
園内には、ぼんぼりが取り付けられ、30日から花見小屋の営業が始まっています。
春日公園では来月6日に、伊那市西町の商工関係者などでつくるルネッサンス西町の会が伊那谷新酒祭りを計画しています。
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二胡コンサート4月13日に
伊那市や飯田市など県内各地で中国の伝統楽器「二胡」を学ぶ教室の有志らによるコンサートが伊那文化会館で来月13日に開かれます。
能登半島地震の復興支援コンサートとして収益の一部を寄付する計画です。
29日は、当日出演するメンバーが参加し、本番前の全体練習を行いました。
音楽を通して日中友好に貢献したいとの思いで活動する中国ハルピン出身の二胡奏者劉鉄鋼さんです。
劉さんは、諏訪市と東京で中国の楽器店を運営する他、県内7カ所で教室を開いています。
コンサートは、各教室の有志と講師30人ほどで構成する龍胡堂二胡演奏団が「絶対聴きたいジブリの名曲」と題し、アニメソングを演奏します。
今回は、能登半島地震復興支援コンサートとして、当日募金箱を設置する他、収益の一部を被災地に寄付する計画です。
演奏団は、東日本大震災が発生した年の2011年7月にもチャリティーコンサートを開いています。
龍胡堂二胡演奏団によるコンサートは来月13日の午後2時から伊那文化会館小ホールで開かれます。
入場料は1,000円です。
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伊那文化会館で池上秀畝記念展
伊那市高遠町で生まれ花鳥画や山水画を得意とした日本画家、池上秀畝の生誕150年記念展 ―ただ絵が好きで好きで― が30日から伊那文化会館で開かれます。
会場には花鳥画や人物画などおよそ40点が展示されます。
生誕150年の今年は県内外の文化施設で記念展が企画されています。
伊那文化会館では、伊那市を中心に個人が所蔵する初期の作品から最晩年の作品を展示しています。
池上秀畝は明治7年1874年高遠町生まれの日本画家で、文展では3年連続で特選を受賞、帝展では審査員を務めるなど日本画壇の新たな時代を築いた一人として活躍しました。
「湖舟清談図」です。15歳で上京した秀畝が国山の雅号を名乗り描いた貴重な作品だということです。
また亡くなる3か月前に描かれた「金剛山」も展示されています。
生誕150年池上秀畝展 ―ただ絵が好きで好きで―は30日から5月12日まで伊那文化会館で開かれます。
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箕輪町消防団 来年度幹部訓練
箕輪町消防団の来年度の正副分団長らが火災現場での指揮を学ぶ訓練が、17日役場駐車場で行われました。
訓練には、箕輪町消防団の団長や本部長、来年度の正副分団長や班長予定者など約50人が参加しました。
訓練には上伊那広域消防も加わり火災現場を想定したシミュレーションが行われました。
上伊那広域消防の指揮隊と団の本部が隣に設置され、情報を共有していました。
各分団長は、団の本部からの指示を各分団に伝えていました。
この訓練は、来年度の幹部予定者が指揮の役割と必要性を学ぶとともに、上伊那広域消防との連携強化を目的に行われたもので、今年で3回目です。
訓練では、消火作業中に団員が負傷した場合の対応も確認していました。
箕輪町消防団では、「現場で安全に活動できるよう実践的な訓練を重ねていきたい」としています。
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年度末 伊那市退職職員に辞令交付
年度末の29日、放送エリア内の各市町村では退職する職員への辞令交付が行われました。
このうち伊那市役所では、20年以上勤務した職員を対象に退職辞令交付式が行われました。
今年度は、定年退職の職員はおらず、早期退職者が9人となっています。
このうち、20年以上勤務した6人のうち出席した5人に、白鳥孝市長から退職辞令と感謝状、記念品が手渡されました。
式で白鳥市長は、「市町村合併や新型コロナの感染拡大など激動の時代に働いてこられた。伊那市が全国から注目を集めるようになったのは、みなさんのお陰です」と話していました。
早期退職者を代表して議会事務局長の久保田玲さんは、「1人ひとりの実績はわずかかもしれないが、職を得て働かせていただき足跡を残すことができた。今後の伊那市のさらなる発展を心から願っています」と話していました。 -
三峰川総合開発工事事務所 閉所式
1988年の開所から36年間に渡り三峰川総合開発事業を行ってきた「三峰川総合開発工事事務所」の閉所式が29日に現地で行われました。
29日は、長谷の事務所で閉所式が行われ、岩田伸隆所長と三峰川総合開発事業対策協議会会長の白鳥孝伊那市長が、入り口の看板を取り外しました。
三峰川総合開発工事事務所は、美和ダムの洪水調整機能の強化とダム機能の保全を図ることを目的に、1988年に開所しました。
多目的ダムとしては、国内で初めての再開発事業でした。
主な取り組みとして、洪水とともに流れてくる細かい土砂をダム下流に迂回させる国内初の「土砂バイパストンネル」を建設し、2005年度に完成しました。
他に、こちらも国内で初となる大雨などでダム湖に入ってきた土砂を一時的に貯めておくことができる「ストックヤード」が、2021年度に完成しました。
これらの施設の完成に伴い事業が完了したとして、今回事務所を閉所するものです。
もう1つの柱として取り組んできた戸草ダム建設については、ダム事業の見直しにより完成には至っていませんが、白鳥市長は「建設に向け良い形で進められるよう最後のひと踏ん張りしていきたい」と話していました。
建物は今後、天竜川上流河川事務所の分室として職員が数人常駐し、天竜川水系河川整備計画の見直しに関わる調査・検討を行うとしています。 -
JA上伊那 来年度新規採用職員入組式
JA上伊那は一足早く、令和6年度の新規採用職員の入組式を29日に伊那市内で行いました。
令和6年度の新規採用職員は高卒6人、大学・短大・専門卒9人、キャリア採用1人の合わせて16人です。
式では、西村篝組合長から一人一人に辞令が交付されました。
西村組合長は「思いやり・感謝・誇りを忘れずに、JA上伊那を盛り上げてほしい」と激励しました。
新規採用職員を代表して東京都出身の山本吏紗さんは「JA上伊那の発展に少しでも役に立てるよう貢献したい」と誓いの言葉を読み上げました。
新規職員は、4月1日から各部署に配属されます。
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赤穂高校準備委員会 校舎の配置に関する草案示す
県立高校の再編計画により、2029年に総合学科高校へと転換する赤穂高校で28日、準備委員会があり、校舎の配置に関する草案が示されました。
プロポーザルで設計事業者が提案したイメージ図では、敷地内に4棟の教室棟を設け、その周りに地域住民が自由に出入りできるスペースを作っていました。
1月と2月に地域住民や生徒らを対象に開かれたワークショップでは屋内運動場が住宅地に近く、騒音問題が懸念されることや、生徒の教室の移動時間が課題に挙がっていました。
この日の準備委員会で示された配置図では生徒の移動距離を短くするため、教室棟は3棟に減らしたほか、屋内運動場を敷地内の中央に設けました。
準備委員会では総合学科に転換した県外にあるほかの高校を視察し、6月の基本計画策定を目指しています。
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伊那地域最高気温20度 4月下旬並み
29日の伊那地域の最高気温は20度となり、4月下旬並みの暖かさとなりました。
この日の伊那地域は午後から天気が回復し、午後4時半現在、最高気温が20度と暖かくなりました。
急に暖かくなったため、伊那市やJA上伊那では施設園芸ハウスの急激な気温上昇に気を付けるよう呼び掛けています。
長野地方気象台によりますと、この暖かさは4月4日まで続くと予想しています。
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伊那市議会と弥生生 意見交換会
伊那市議会は、若者に政治に関心を持ってもらおうと、伊那弥生ケ丘高校の生徒との意見交換会を18日に開きました。
この日は、伊那弥生ケ丘高校の1・2年生の生徒会役員14人が議場を訪れ、市議会議員と意見交換をしました。
はじめに、生徒が「まちづくり」をテーマに行った探究学習を発表しました
地域活性化や地域医療について、代表の生徒が発表しました。
そのあと、5つのグループにわかれ、地域の良いところや将来就きたい職業について話をしました。
西箕輪在住の生徒は、「通学のニーズにあった路線バスを運行してほしい」と話していました。
伊那市議会では、若者に政治や地域について関心を持ってもらおうと、高校生との交流を2019年から行っています。
この日出された意見は、市議会のホームページで公表するということです。
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南中生が能登半島地震義援金を社協に届ける
南箕輪村の南箕輪中学校の生徒は能登半島地震の被災地に送るため生徒から募った義援金を11日、村社会福祉協議会に届けました。
11日は南箕輪中学校の交流委員会の生徒2人が村社会福祉協議会を訪れ、宮下努会長に義援金およそ4万6千円を手渡しました。
先月、登校時などに学校の玄関に立ち募金を呼びかけたということです。
宮下会長は「支援の必要な地域のために有効に活用させていただきます」と感謝していました。
届けられた義援金は社会福祉法人中央共同募金会を通じて被災地の支援に充てられるということです。