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伊那東大社で落語会
駒ヶ根市出身の落語家、春風亭愛橋さんを招いての落語会が伊那市の伊那東大社で6日に行われました。
落語会は、地元有志でつくる実行委委員会が、神社で落語を楽しんでもらおうと企画したものです。
6日は、市内を中心におよそ70人が訪れ落語を楽しみました。
駒ヶ根市出身の春風亭愛橋さんが独特の語り口で最近の出来事などを取り入れた落語を披露し、会場は終始笑いに包まれていました。
また、諏訪市在住で歌手の五木ひろしさんの顔真似芸人、内気ひろしさんによるものまねショーも行われました。
実行委員会では、5年前にも伊那東大社でクラシックコンサートを行っていて、今後も神社に足を運んでもらえる企画を考えたいと話していました。
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花いちりん作品展
伊那市高遠町の画家、鈴木岬さんが講師を務める俳画の教室「花いちりん俳画塾」の作品展が、伊那市のアートギャラリー・ミヤマで開かれています。
和紙のハガキに顔彩と木炭で描いた季節の絵と俳句が書かれています。
花いちりん俳画塾は、市内を中心に13人が通っていて、月に1回1人ずつ鈴木さんから指導を受けています。
今回の展示は、鈴木さんが俳画塾を始めて今年で20年目を迎えたことを記念し開かれました。
花いちりん俳画塾の作品展は13日まで伊那市のアートギャラリー・ミヤマで開かれています。
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しんわの丘で秋の感謝祭
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで秋の感謝祭が6日に行われ、多くの人で賑わいました。
しんわの丘ローズガーデンには、およそ270種類3000本のバラが植えられています。
例年は、小ぶりのバラを楽しむことが出来ますが今年は、気温が高い日が続いたため二週間ほど早く花が落ちてしまったということです。
秋のバラ祭りとして行っていたイベントを、今年は感謝祭に変更し様々な催しが企画されました。
焼き芋が無料で振る舞われた他、竹トンボを牛乳パックで作ったり、塗り絵やイラストを描いてオリジナルのバッジを作る体験なども行われました。
感謝祭に合わせて伸和コントロールズが、地元のクラフトビールなどが味わえる伊那谷ビアガーデンを同時開催しました。
会場では他にシードルやローメン、ソーセージなどが販売されました。
訪れた人たちは秋晴れのもと、ビールや食事を楽しんでいました。 -
春日神社例大祭 小学生が浦安の舞奉納
伊那市西町の春日神社の例大祭本祭りが6日に行われ、浦安の舞が奉納されました。
例大祭は、5日と6日の2日間行われました。
本祭りの6日は、地元の小学生4人が浦安の舞を披露しました。
浦安の舞は、安らかな心で平和を願うもので、昭和15年に全国各地で奉納されたのが始まりとされています。
児童は、9月下旬から、10日間にわたり練習を重ねてきたということです。
氏子総代会では「区民の皆さんが事故なく平穏に暮らせるように願っています」と話していました。
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箕輪陶芸研究会 第30回陶芸展
箕輪町の陶芸愛好家で作る箕輪陶芸研究会の第30回陶芸展が、地域交流センターみのわで5日と6日の2日間開かれています。
会場には、会員14人の作品70点が展示されています。
このうち、現在一番長く活動しているという大出の柴宮勇一さんは、灯籠などを出品しました。
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交通死亡事故多発警報 発令
長野県交通安全運動推進本部は、5日、全県に交通死亡事故多発警報を発令しました。
長野県内では9月30日から10月4日までの期間に、伊那市、中野市、大町市で3件の交通死亡事故が発生し、4人が亡くなっています。
警報の期間は5日から14日(月)までの10日間です。
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天空のオーケストラ 伊那文化会館で演奏
鹿嶺高原コンサート 天空のオーケストラが5日に開かれました。
雨のため、会場を伊那市の伊那文化会館に移して行われました。
コンサートは、自然の中で音楽を楽しんでもらおうと鹿嶺高原を会場に行われる予定でしたが、雨のため、伊那文化会館のホワイエに会場を移し行われました。
コンサートには、伊那市の伊那フィルハーモニー交響楽団、女声合唱エーデルワイス、男声合唱団Gaku あわせておよそ90人が出演しました。
より現地の環境に近づけようと、ホワイエの扉が開けられ、建物の外で楽しむ人の姿もありました。
コンサートでは、会場を訪れた人も一緒になって伊那市の歌を演奏しました。
伊那ケーブルテレビでは、19日(土)から、9月に鹿嶺高原で収録したリハーサルの模様を121チャンネルで放送します。
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古文書解読コンテスト始まる
高遠町図書館所蔵の古文書の翻刻を進める、古文書解読コンテストが5日始まったことに伴うオープニングイベントが、伊那市高遠町の高遠閣で行われました。
コンテストは全国の参加希望者がインターネット上で旧高遠藩主内藤家などの古文書の翻刻を進めるもので1文字翻刻するごとに1ポイントが付きます。
オープニングイベントにはコンテストに興味のある人など約20人が集まりました。
イベントではコンテストの運営や審査などを行う、合同会社AMANEの堀井洋代表社員と、歴史資料の解読をオンランイン参加で進めるウェブサイトを運営する「みんなで翻刻」の加納靖之代表が古文書の楽しみ方などについて話をしました。
AMANEとみんなで翻刻に伊那市を加えた3者は古文書の保存と活用を目的とした産官学連携協定を結んでいます。
コンテストの上位入賞者には総額20万円が贈られることになっていて来年1月まで行われます。
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大芝高原イルミフェス
南箕輪村の大芝高原で行われる恒例イベント「イルミネーションフェスティバル」が、5日から始まります。
3日の夜は、イベントを前に飾られている一部の電飾が試験的に点灯されていました。
イルミネーションフェスティバルは、地元有志でつくる実行委員会が村を盛り上げようと2006年にスタートし、今年で19回目を数えます。
今年は、38の企業や団体、個人などが例年並みの350基を公園内に飾りました。
3日の夜は雨となりましたがLEDライトが作り出す幻想的な光景が広がっていました。
南箕輪小学校の児童は、ペットボトルなどを使って作った電飾を飾っています。
今年初めて参加した伊那青年会議所の作品です。
高さ2m50センチの怪獣を発砲スチロールで作りました。
今年の大芝高原まつりの体験ブースで製作された竹灯籠も合わせて飾られている他、5年振りに仮設の展望台も設置されました。
大芝高原のイルミネーションフェスティバルは、5日から26日までで、点灯時間は午後5時から9時までとなっています。
期間中は飲食ブースも出店する計画です。
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伊那養護学校どんぐりまつり
伊那市の伊那養護学校の文化祭「どんぐりまつり」が4日から2日間の日程で始まりました。
4日は、小学部、中学部、高等部の児童や生徒およそ230人が体育館に集まり開祭式が行われました。
式では、高等部の生徒が制作した動画が上映された他、伊那養護学校のイメージキャラクターが登場しました。
今年のテーマは、「元気もりもり!どんぐりもりもり!盛り上がろう!どんぐりまつり」です。
全校企画のステージバックは、
好きな絵を描いた紙をつなぎ合わせ製作しました。
校内では、小学部・中学部・高等部の児童や生徒の作品が展示されています。
小学部は、ペットボトルで作ったマラカスやクラフト作品などを、中学部は、木やどんぐりなどを使った作品を展示しています。
高等部の生徒は、社会見学やケーキ作り体験など学習の成果を模造紙にまとめました。
伊那養護学校のどんぐりまつりは5日、午前11時30分から午後1時30分まで一般公開されます。
作業学習で制作した、木工や陶芸の作品などの販売が予定されています。
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伊那JC 「なぜ働くのか?」高校生など対象企業巡り
一般社団法人伊那青年会議所は、高校生などが企業を巡りなぜ働くかについて考えてもらうイベントを、9月21日に開きました。
講演を聞いた後、高校生など参加者10人は4つの班に分かれ、それぞれ伊那市や南箕輪村など様々な業種4社をめぐりました。
上伊那農業高校の生徒二人の班は、午後1つ目の企業として、伊那市の宮下建設株式会社を訪れました。
宮下建設では、上伊那農業高校卒業の若手社員もいて、紹介されていました。
どのような業務を行っているのか、働き甲斐や苦労はどのようなものかなど、動画を見ながら説明していました。
このイベントは、伊那青年会議所の経済推進委員会が、若者に働くことの意味を理解するきっかけにしてもらおうと開きました。
今回の企業訪問では、全体で11の企業が受け入れ協力しました。
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秋の山野草展示会 5・6日の2日間
信州みのわ山野草クラブの「第37回秋の山野草展示会」が5日から箕輪町の木下公民館で開かれます。
会場には秋の山野草280点が展示されています。
赤い花を咲かせるそば「高嶺ルビー」や、苔を丸くした苔玉などが展示されています。
信州みのわ山野草クラブの会員は50代~80代の13人です。
月に1度集まり山野草の育て方や作品の作り方の勉強会を開いています。
クラブでは会員を募集しているということです。
「第37回秋の山野草展示会」は5日と6日の2日間木下公民館で開かれます。
展示作品とは別に山野草の販売も行います。 -
CATV杯争奪ミニバス選手権大会
第22回ケーブルテレビ杯争奪ミニバスケットボール選手権大会が、9月28日伊那市のエレコム・ロジテックアリーナで開かれ、男子は箕輪ミニバスケットボールクラブが二連覇、女子は伊那ダイヤモンドツインズが三連覇しました。
大会には、男女それぞれ8チームが出場しました。
男子の決勝は、白のユニフォーム箕輪ミニバスケットボールクラブと、黒のユニフォーム伊那ダイヤモンドツインズの対戦となりました。
体格で勝る伊那に対し、箕輪は固いディフェンスとスピードでチャンスを作ります。
試合は、49対43で箕輪が二連覇を果たしました。
女子は白のユニフォーム伊那ダイヤモンドツインズと、黒のユニフォーム駒ヶ根市スポーツ少年団の対戦となりました。
走力が持ち味の伊那ダイヤモンドツインズは順調に点を重ねます。
試合の結果、59対18で伊那が3連覇を果たしました。
ケーブルテレビ杯争奪ミニバスケットボール選手権大会 男女決勝戦の模様は、11月に伊那ケーブルテレビの121チャンネルで放送します。
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中曽根の権現桜 保存作業
長野県の天然記念物に指定されている箕輪町中曽根のエドヒガンザクラ(権現桜)の保存作業が9月25日に行われました。
9月25日は、中曽根の権現桜の幹を支えるための支柱の取り付け作業が行われました。
エドヒガンザクラは、木の高さは15メートル、根元の周囲は8.2メートルあり、樹齢の推定は千年です。
幹の強度が低下してきていることから安全対策として、県と箕輪町の補助金を受けて所有者が実施したものです。
支柱は長さおよそ9メートル、太さ20センチの鋼鉄製です。
コンクリートを入れて固定しました。
この保存事業は、9月中旬から行われていて枝の剪定や、土壌に肥料をまき樹勢回復を図るということです。
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消防と県航空隊が連携訓練
上伊那広域消防本部は長野県消防防災航空隊と合同で林野火災を想定した連携訓練を行いました。
訓練は箕輪町の箕輪ダム周辺で行われ、長野県消防防災ヘリコプターとの連携を確認していました。
防災ヘリコプターが到着すると上伊那広域消防本部の署員が消防車からホースでつなぎ、防災ヘリコプターに吊るす空中消火バケットに給水していました。
給水が終わった防災ヘリはダム湖に水を放水していました。
空中消火バケットには約900リットルの水が入るということです。
上伊那広域消防本部では災害時に円滑な活動を行うためには連携が必要だとして訓練を災害活動にいかしていきたいとしています。
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小出太鼓が権現まつりに向け稽古
伊那市西春近の和太鼓グループ小出太鼓は6日に開く太鼓イベント、権現まつりに向け稽古に励んでいます。
2日はメンバー約15人が伊那市西春近の稽古場に集まり、祭りで披露する曲の練習をしていました。
小出太鼓はグループを結成して約40年で現在は小学生から高校生までが9人、大人10人の合わせて19人で活動しています。
権現まつりは、太鼓演奏を楽しんでもらおうと、毎年開かれています。
権現まつりは6日日曜日の正午から伊那スキーリゾート下にある小出太鼓稽古場で開かれます。
当日は太鼓演奏のほか、スペシャルゲストによる空手の演武などが予定されています。
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高遠第2・第3保育園 園児と保護者がお別れ会
伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園の老朽化による建て替えのため、1日に園児と保護者が園舎のお別れ会を開きました。
1日は、園児およそ30人と保護者が園舎のお別れ会を開きました。
お別れ会では、園舎のリズム室などの壁に色ペンを使って親子で落書きをしました。
園児は好きな絵や文字を書いたりしていました。
落書きは保護者会と保育園が思い出作りをしてもらおうと企画したものです。
1日はほかに、園庭で年長と保護者が親子ドッジボール対決をしました。
年少と年中は、リズム室で運動会で行った音楽に合わせて布を広げる演目のパラバルーンを保護者と一緒に行いました。
園庭では全員で記念撮影が行われました。
高遠第2・第3保育園は、4日まで現在の園舎を使用し、その後は長藤の高齢者生きがいセンターを活用します。
解体は15日からで、新しい園舎は2026年2月に完成する予定です。
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街歩きで課題を見つける 実践型まちづくりセミナー
街中を歩いて地域の現状や課題を見つけ、まちづくりに生かす「実践型まちづくりセミナー」が、3日と4日の2日間、伊那市内で開かれています。
セミナーには、まちづくりに携わる県内の自治体職員や、信州大学の学生など、およそ70人が参加しています。
3日は、JR伊那市駅から伊那北駅の間を歩きながら地域の現状や課題を見つけ、その解決方法を考えました。
伊那北駅周辺では、高校再編に伴う再開発についての意見が出ていました。
このセミナーは、県内の市町村をサポートし、まちづくりを支援する公・民・学の連携組織「信州地域デザインセンター」が伊那市と共催で開いたものです。
これまでは講師を招いての座学のみでしたが、今回初めて座学に加え、現地を歩く実践型のセミナーとなりました。
4日は、3日のまち歩きをもとに、まちづくりの方針や具体的な施策を話し合うグループワークを行う予定です。
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第6回水彩画木曜会展
伊那市の水彩画教室、木曜会の作品展が、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には、風景や花を描いた会員の作品およそ40点が展示されています。
水彩画教室木曜会には上伊那に住む14人が所属していて、毎週木曜日に活動しています。
作品展は、日頃の活動の成果を発表しようと開かれていて、今回で6回目となりました。
会場には、全員の自画像も展示されています。
会では「小さなものから大きなものまで、頑張って描いた作品を見てほしい」と話していました。
第6回水彩画木曜会展は、8日(火)までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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伊那ナイターソフトボール連盟リーグ戦閉会式
伊那ナイターソフトボール連盟のリーグ戦の閉会式が9月17日に行われ、今季優勝した信濃路クラブに賞状などが贈られました。
9月17日は、伊那市民体育館附属施設で閉会式が行われ、出場した7チームが参加しました。
信濃路クラブは、6戦全勝で10連覇をしました。
2位はGTE、3位はほうせんでした。
また9月17日は、秋季トーナメントの開会式も行われました。
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箕輪町広島平和学習 報告会
8月に広島県で平和学習を行った箕輪町の小中学生が現地で学んだことや感じたことを発表する報告会が、1日夜に役場で開かれました。
この日は、平和学習に参加した町内の小中学生とその保護者が、グループごとにまとめを発表しました。
子どもたちは、8月5日と6日に広島県に行き、平和記念公園や原爆ドームの見学、平和記念式典に出席し、戦争について学びました。
報告会では、自分たちで撮影した写真を使い、発表しました。
この日は、町内外からおよそ60人が訪れ、発表を聞いていました。
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赤そばの里 高嶺ルビー満開
箕輪町上古田の赤そばの里で、ピンク色の花を咲かせるそば、高嶺ルビーの花が満開を迎えました。
広さ4.2ヘクタールの畑には高嶺ルビーの花がピンクに色づき、一面に広がっています。
高嶺ルビーはヒマラヤ原産のそばで、気温が低くなると花が色づきます。
ピンクの絨毯とも言われる景色を一目見ようと、きょうは平日にもかかわらず、県内外から多くの観光客が訪れていました。
畑を管理する「古田の里赤そばの会」によりますと、今年は残暑の影響で例年と比べ色づきが遅く、毎年開催している赤そば祭りも去年より1週間遅らせての開催となりました。
赤そば祭りでは、地元の農産物の販売や、赤そばが味わえるそば処があります。
毎年テントを広げての営業でしたが、今年は赤そばの会で食事をする建物を建てました。
赤そば祭りは13日(日)まで開かれています。
赤そばの会は今年結成19年を迎え、来年は20周年を記念したイベントを開催する考えです。
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障がい者の作品並ぶ「ザワメキアート展」
長野県内の障がいのある人たちの作品展「ザワメキアート展」が伊那市の伊那文化会館で開かれています。
小さな文字と線を幾重にも重ねた絵画作品や、アルミ箔で作った動物の造形作品。
会場には、県内の16人の作品およそ100点が展示されています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは、伊那市の田中芳幸さんの作品が展示されています。
ザワメキアート展は障がい者の個性的な作品に心を揺さぶられるものがあるとして名付けられました。
長野県が2016年から行っているもので、伊那市での開催は2回目です。
1日は伊那中学校の3年生が美術の授業で訪れ、思い思いに作品を鑑賞していました。
ザワメキアート展2024 は、伊那文化会館で6日(日)まで開かれます。
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新型コロナ週報 上伊那24人感染確認(9/23~9/29)
2日発表の新型コロナウイルス感染症の9月23日から29日の週報です。
上伊那は24人、全県は363人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり4.17人で減少しています。
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8月月間有効求人倍率 1.23倍
上伊那の8月の月間有効求人倍率は、前の月を0.05ポイント上回る1.23倍となりました。
8月の月間有効求人数は3,121人、月間有効求職者数は2,544人で、月間有効求人倍率は1.23倍となりました。
全国は1.23倍、県は1.30倍となっています。
雇用情勢については「求人が求職を上回っているものの、求人が鈍化傾向にあるなど弱い動きとなっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。 -
登戸研究所に関する新たな文書見つかる
太平洋戦争末期、旧陸軍の秘密作戦を研究する登戸研究所が疎開していた駒ヶ根市で、爆弾を作っていたとみられる工場の資材や機材を記した文書が見つかりました。
1日は登戸研究所調査研究会が駒ヶ根市立博物館で会見を開き、工場の実態解明につながる貴重な資料だと評価しました。
登戸研究所は、ゲリラ戦やスパイ活動などで必要な兵器や資材を
研究開発していた旧日本陸軍の機関で、太平洋戦争末期に、一部が上伊那に疎開していました。
市立博物館の収蔵庫で見つかったのは、終戦の翌年の1946年、GHQの指示で登戸研究所の工場に残されたものを搬出するため、赤穂町役場が作った2つの文書です。
赤穂国民学校の校舎を利用した赤穂分工場を調べたもので、見取り図とともに、敷地内に残っていた機材や資材が120ページあまりにわたりまとめられています。
上伊那のほかの工場では、缶詰型の爆弾が作られていたという証言が残っていますが、赤穂分工場については実態が謎に包まれていました。
文書には、8500個のブリキ製の缶や5.5トンにも及ぶ原料の板のほか、金属の板を丸めたり折ったりする装置の記録も残っていて、缶詰型爆弾の製造が大規模に行われたことが推定されるということです。
見つかった文書は、今月12日に開館する登戸研究所平和資料館で公開されます。
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わくわく少林寺拳法 県大会優勝
南箕輪村のわくわくクラブの一つ、わくわく少林寺拳法は、単独演武の部と団体の部で、9月22日に開かれた長野県大会で優勝しました。
長野県大会は9月22日に千曲市で開かれました。
南部小学校3年の嶋田樹人君は、小学生低学年単独演武の部に出場し優勝しました。
低学年の部には18人が出場しました。
嶋田君は大会2連覇を達成しています。
南部小学校6年の原京志朗君は、高学年単独演武の部に出場し優勝しました
高学年の部には14人が出場し、原君は初めての優勝です。
団体の部には8人が出場し、6団体中1位となりました。
団体の部は4人から10人で構成されます。
わくわく少林寺拳法は団体の部初出場、初優勝となりました。
わくわく少林寺拳法は、小学生から一般までの8人で活動しています。
練習は毎週土曜日の午後1時半から村民体育館で行っています。
わくわく少林寺拳法では「始めて日も浅い人もいる中で優勝することができてうれしいです。これからも稽古に励んでいきたい」と話していました。
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㈱ニシザワ創業100周年記念写真展
伊那市に本社を置く、総合小売業、株式会社ニシザワは、今月創業100周年を迎えました。
ニシザワのこれまでの歴史や出来事を紹介する創業100周年記念写真展が1日からベルシャイン伊那店で開かれています。
株式会社ニシザワは、今月創業100周年を迎えました。
ベルシャイン伊那店の時計台広場では記念写真展が開かれています。
昭和25年、1950年には、通り町に2階建ての店舗を新築し、80坪の売り場で書籍や化粧品、服の販売を始めました。
通り町にあった西澤デパートは、伊那谷で初めての百貨店として認可されました。
屋上には観覧車がある遊園地がありました。
またイベントではファッションショーも開催されていたということです。
現在、ベルシャインは4店舗あり、食彩館やブックオフなどのの関連店舗は全部で54店舗あるということです。
展示会場には、買い物客に店の思い出を書いてもらうブースも設けられています。
創業100周年記念写真展は11日(金)までベルシャイン伊那店の時計台広場で開かれています。
その後、ベルシャイン箕輪店と駒ヶ根店でも開催を予定しています。
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紫金山・アトラス彗星 13日に最接近
伊那市西箕輪のアマチュア天文家 野口輝雄さんは紫金山・アトラス彗星の撮影に1日朝に成功しました。
こちらが撮影に成功した「紫金山・アトラス彗星」です。
この日午前4時40分頃に西箕輪の伊那インター工業団地で撮影された写真です。
東の空に望遠鏡でみることが出来たということです。
野口さんによると彗星は明日、明後日は午前4時半~5時頃に東の空で肉眼でも見られる可能性があります。
それ以降は太陽と重なって見えなくなり、12日頃になると日没およそ1時間後に西の空で見ることができます。
地球への最接近は13日頃で最も明るく見ることができます。
日本からこの明るさと尾の長さの彗星を見ることができるのは1997年のヘールボップ彗星以来だということです。
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10月観測史上最高30.5度 衣替え
1日の伊那地域の最高気温は10月の観測史上最高の30.5度となりました。
長野地方気象台によりますと、これまでの10月の最高は2013年の30.2度でした。
1日はそれを0.3度上回る30.5度で、8月中旬並みとなりました。
今年の10月は平年より気温が高くなる見込みで、2日も1日と同じく暑くなる予想です。
伊那西高校では、衣替えで1日から冬服の着用が始まりましたが、4日まではその日の気温に応じて夏服も選ぶことができます。
今朝は冬服のブレザーの他、夏用のセーラー服にカーディガンを羽織る生徒の姿も見られました。
ある生徒は「朝晩が寒くなってきたので冬服を選びました。冬服がお気に入りなのでうれしいです」と話していました。
それでは天気予報です。