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伊那新校 開校に向け地域説明会
長野県教育委員会は、伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を統合する伊那新校の開校に向けた地域説明会を19日にめて開きました。
19日は南箕輪村の村民センターで地域説明会が開かれ、小中学生の子どもを持つ保護者や学校関係者などおよそ80人が訪れました。
説明会では、県教委の担当者が統合の流れや校舎整備の進め方、募集方法について話をしました。
伊那新校には今の伊那北の理数科にあたる特色学科と普通科が設置され、募集は学科毎に分けずに一括で行う事を検討していると説明しました。
保護者からは工事期間中の対応や部活について質問が出されていました。
工事期間中は伊那北のグラウンドが使えない事から、伊那市のグラウンドの使用について協議を進め、部活動については令和10年度以降、伊那北と弥生、伊那新校の3校での活動も可能だと答えていました。
出席した保護者は「校舎の環境や教育カリキュラムに不安があったが、説明を聞き安心した。
多感な時期を過ごすので、学びやすい環境を整えてほしい」と話していました。
地域説明会は、駒ケ根市で1回、伊那市で2回開かれる予定です。
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伊那地域で12月中旬並みの寒さ
20日の伊那地域の日中の最高気温は7.1度までしか上がらず、12月中旬並みとなりました。
20日の伊那地域は朝から雨が降り、最高気温は7.1度と寒い一日となりました。
長野地方気象台によりますと、週末は冬型の気圧配置となり、寒い日が続くと予想しています。
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伊那市自主防災組織連絡会が研修会
伊那市自主防災組織連絡会は、防災知識の習得と意識向上を目的とした、研修会を20日に伊那市西箕輪上戸区で開きました。
研修では、現地視察が行われ、上戸区自主防災会が防災の取り組みを紹介しました。
区内の40か所に設置された消火栓には、使い方が書かれたボードを取り付けることで、迅速に消火活動が行えるようにしているということです。
ほかに、バケツを使った手作りの雨量計を設置して、雨量の観測を行っているということです。
データを毎日取り、パソコンで管理を行っているということです。
2021年の8月の大雨で土砂流出が起こった現場の視察も行っていました。
この土砂流出で、山林の下にある家まで土砂が流れ込んだということです。
伊那市によりますと、市内にはおよそ180の自主防災組織があるということです。
伊那市自主防災組織連絡会では、防災スキル向上のため、各地区の自主防災会の取り組みを知る研修会を毎年行っています。
20日の研修会には、連絡会に所属する市内各小学校区の理事などおよそ20人が参加しました。
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新型コロナ週報 上伊那24人確認
20日発表の新型コロナウイルス感染症の11月11日から11月17日の週報です。
上伊那は24人、全県は258人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり2.93人で増加しています。
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小川さん講演会 電池の原理と開発の歴史
諏訪東京理科大学准教授の小川賢さんの講演会が伊那市の伊那合同庁舎で10月25日に開かれました。
小川さんは「電池の原理と開発の歴史について」と題して講演しました。
小川さんはおよそ200年前に発明されたボルタ電池を紹介しました。
ボルタ電池は2種類の金属に食塩水をかけると電圧が発生します。
小川さんは「近年の電池は小型化したが、正しい使い方を知ることが大切です」と話していました。
講演会はシニア大学伊那支部と上伊那賛助会の共催で開かれたもので、およそ70人が集まりました。 -
大芝荘で文化財の虫干し
2021年から休業している南箕輪村の大芝荘で、19日文化財の虫干しが行われました。
普段は南箕輪村郷土館に保管されている掛け軸およそ200点が大芝荘に運びこまれました。
掛け軸は、広間の畳の上に1点1点広げられ、虫干しが行われました。
これは村指定有形文化財の大宗館文庫の一部で、江戸から大正にかけての掛け軸です。
大宗館文庫は、代々村の重要な地位にあった南殿の有賀家に所蔵されていた文書などです。
平成13年に引きとり、郷土館に保管されていました。
点数が多くこれまで虫干しができていなかったということですが、教育委員会が現在休業中の大芝荘を活用し今回行われました。
虫干しは1週間ほどかけて行われるということです。
大芝荘は、施設の老朽化や利用者の減少などで2021年から休業していて、今後の活用は未定となっています。
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信大農学部 シクラメン販売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習で育てたシクラメンの販売が19日から始まりました。
販売されるのは、16品種1,400鉢で、価格は税込み1,500円です。
新品種は5種類で、このうち「シェルウィング」は、八重咲きの花が小ぶりな品種です。
シクラメンは、植物資源科学コースの2年生が実習で育てたものです。
学生は6月ころから栽培に携わり、葉の日当たりを調整する「葉組み」などを行ったということです。
シクラメンの販売は、毎週火・水・木曜日に信州大学農学部生産品販売所で行われています。
一鉢税込み1,500円で、なくなり次第終了となります。
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満光寺極楽の松 枯れ始める
一目見ると極楽浄土に行けるといわれている、伊那市高遠町の満光寺の極楽の松が枯れ始めています。
こちらが現在の極楽の松です。
隣の松と比べても葉が茶色くなっています。
満光寺の極楽の松は、武田信玄の弟、武田信廉が、信玄の遺言で高遠城内にあった黒松をこの寺に植えたものといわれています。
一目見るだけで極楽浄土に行けるといわれていて、樹齢は500年以上です。
満光寺の住職の妻、兼子良子さんです。
原因は不明ですが、今年の9月末から葉が茶色くなり始めたということです。
この松を復活させようと、檀家が協力して、栄養剤をまくなどの作業を行っています。
伊那市美篶の中山千万樹さんです。
枯れ始めたことを新聞で知り、自作した、根の発達を促す栄養剤を提供しました。
住職の展世さんは高齢なこともあり寺を離れていて、良子さんは展世住職のためにも何とか残していきたいといいます。
満光寺では、作業を行いながら業者とも相談し経過を見ていくとしています。
冬の風物詩である雪吊りは、行うかどうか検討中だということです。
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関東管区連名優良運転者表彰2人受賞
安全運転の推進に功績のある人に贈られる関東管区連名優良運転者表彰を受賞した伊那交通安全協会の2人が、22日に伊那警察署で受賞を報告しました。
この日は伊那交通安全協会副会長の大槻博さんと、伊那交通安全協会女性部長の中村幸子さんが伊那警察署の駒津一治署長に受賞を報告しました。
2人が受賞したのは関東管区警察局長と関東交通安全協会連合会会長連名による優良運転者表彰です。
駒津署長は「地域住民の模範となってもらい感謝しています」と話していました。 -
箕輪町70周年ロゴマーク 決定
箕輪町は来年発足70周年を迎えます。
19日に70周年記念ロゴマークが発表されました。
こちらが選ばれた箕輪町発足70周年記念ロゴマークです。
手をつなぎ未来を描く様子と、紅葉の名所となっているもみじ湖のもみじのトンネルが表現されています。
輝き続ける箕輪町の未来をイメージしているということです。
これはこの日みのわBASEで開かれた70周年記念事業庁内検討委員会で発表されたものです。
ロゴマークは町発足70周年のPRや、町内の小中学生に郷土愛を育んでもらおうと、3種類のロゴマークで学校で投票が行われました。
今回選ばれたロゴマークは1377票中およそ7割の954票を獲得しました。
町では今後、このロゴマークを活用して発足70周年を盛り上げていきたいとしています。 -
箕輪西小4年 本立て作り
箕輪町の箕輪西小学校4年生の児童は一年間のみどりの少年団の活動の締めくくりとして木の本立てを19日に校内で作りました。
この日は児童14人が1人1つずつ木の本立てを組み立てました。
組立は上古田の住民有志でつくる西山会や町の職員に教わりながら行いました。
児童らは上伊那産のアカマツで作られた木材の穴に合わせて金槌で釘を打ちました。
完成した本立てはそれぞれ家に持ち帰るということです。
箕輪西小4年の児童らは4月からみどりの少年団として植樹や間伐などを行い森林について学んできました。
箕輪西小は「本立てを見てこれまで学んだ木や森林のことを思い出してもらえたら嬉しいです」と話していました。 -
伊那西小でお楽しみイベント
伊那市の西春近北小学校でPTAお楽しみイベントが26日に開かれました。
イベントでは児童らが学年ごとに西春近北小学校オリジナルの「ごんげんかるた」を使ってかるたとりをしました。
かるたは6年前に西春近北小学校で作ったもので地域にまつわる句が書かれています。
絵札には句に合わせたイラストがそれぞれ書かれています。
体育館ではスポーツの楽しさを知ってもらおうと地域のスポーツクラブが中心となって、バスケットボールや、剣道の体験が行われました。
このうち、剣道では素振り体験していました。
イベントはPTAが企画したもので、児童およそ120人が参加したということです。
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百職会がイベント
農家や職人が作った野菜や手作り品などを販売するイベントが27日、伊那市高遠町で行われました。
会場には21のブースが並び訪れた人たちで賑わっていました。
イベントは伊那市高遠町藤沢の農家や職人などでつくる百職会が開いたものです。
地元農家が野菜を販売しているブースでは採れたて野菜が人気を呼んでいました。
手づくりの服やバッグを販売しているブースでは訪れた人たちが、気に入った服を買い求めていました。
地域おこし協力隊のブースではそばの実を石臼で挽く体験が行われました。
イベントは今回が7回目で企画した百職会では「農家や職人が作っているものや暮らしを身近に感じてもらいたい」と話していました。
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南箕輪村議会全員協議会 ナラ枯れ確認を報告
南箕輪村議会全員協議会が18日、役場で開かれ、村内のナラの木で「ナラ枯れ」が確認されたことが報告されました。
ナラ枯れは、カシノナガキクイムシが運ぶ病原菌により、コナラやミズナラなどのナラの木が感染するものです。
村によりますと、県内では北信を中心に被害がでていて、上伊那地域ではこれまで伊那市より南の地域で確認されていたということです。
ナラ枯れが発生している木は、幹に爪楊枝程度の小さな穴があき、細かな木くずがたまっているのが特徴だということです。
村では、村報12月号の中で注意喚起を図っていくとしています。 -
信大農学部でワイン販売始まる
南箕輪村の信州大学農学部の学生が育てたぶどうとりんごの2種類のワインの販売が18日から始まりました。
18日は実習でぶどうとりんごを栽培した学生がワインのPRをしました。
ぶどうを使った濃厚ナイアガラワインは375ml入り、税込み2,000円です。
りんごを使った濃厚りんごワインも同じく375ml入りで税込み2,000円です。
濃厚ナイアガラワインは231本、濃厚りんごワインは227本作られました。
信大農学部の学生が実習で作ったワインは1人2本限定で信大農学部キャンパス内の生産品販売所で購入できます。
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物流ドローン実演で活用検討
中国のドローン製造会社DJIが開発した物流ドローンの実演会がきょう、伊那市長谷の美和湖公園グラウンドで開かれました。
DJIフライカート30と呼ばれる物流ドローンは最大積載量が30キロ、最大飛行距離は16キロメートルだということです。
実演会はその性能を知ってもらおうと、ドローンによる空撮などを手がける南箕輪村の株式会社DIG-TRIPが開いたものです。
会場には事業のなかでドローンの活用を考えている建設事業者など約40人が集まりました。
DJIフライカート30はウインチを使うことにより着陸せずに荷下ろしができるほか、悪天候のときでも安定して飛ぶことができるということです。
DJIフライカート30の本体価格は約250万円でバッテリーなど必要な付属品を合わせると550万円ほどだということです。
DIG-TRIPでは、物流ドローンを広く周知し、どのような業種でどう活用できるか検討していくとしています。
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オリジナルT刺しゅう教室 作品展
上伊那地域の刺しゅう愛好家でつくる「オリジナルT刺しゅう教室」の作品展が、20日まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、会員およそ50人の作品の他、伊那市と宮田村の小学生の作品合わせておよそ500点が展示されています。
教室は、初級から研究生までレベルによって分かれていて、それぞれがお気に入りの作品を展示しています。
こちらは、マリーアントワネットも好んで作ったとされる「プチポアン」という技法で作った作品です。
布の目に沿って糸をさしていくため、細かい作業が求められるということです。
会場では他に、刺しゅうの講習会が開かれています。
受講費は2,000円で、そのうちの500円を能登半島地震と豪雨の支援金にあてるということです。
作品展は、20日水曜日までで、刺しゅう講習会は午後1時~3時まで開かれています。 -
富県小学校3年生 フラワーアレンジメントを体験
今年度「花育実践モデル教室」に指定されている伊那市の富県小学校3年生は、18日、フラワーアレンジメント体験を行いました。
体験したのは、3年生およそ20人です。
富県小学校は今年度、県や花卉農家などでつくる「長野県花卉イノベーション推進協議会」が行う「花育実践モデル教室」に指定されています。
伊那市の生花店フラワーピース南信州サンスイ代表の小池忍さんが講師を務め、花のさし方を教えていました。
カーネーションやトルコギキョウ、ユウカリなどの草花を使い、吸水性スポンジに順番にさしていきました。
児童らは、教わったことを意識しながら、思い思いの形に仕上げていました。
最後に、全体を柔らかく見せる効果があるとされるカスミソウを入れて完成です。
協議会では、「子どものうちから花に親しむことで、生活の中に花を取り入れるきっかけになればうれしい」と話していました。
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東春近でパルクール体験会
移動動作で心身を鍛える運動方法パルクールの体験会が伊那市東春近のボルダリングジム・OWLLine&Wallで17日に開かれました。
この日は子どもから大人までおよそ50人がパルクールを体験しました。
このうち小学生の部では、20人の児童がやり方を教わりながらパイプの上を歩いたり、跳び箱を飛び越える練習をしていました。
講師は県内各地でパルクールの体験教室を開いている伊那市の団体「ながなんPK」の穂高圭介さんらです。
パルクールはフランス生まれの走る・跳ぶ・登るなどの「移動動作」で心身を鍛える運動方法で、スポーツとしても注目を集めています。
体験会は東春近のボルダリングジムOWLLine&Wallの前田加奈子さんが開いたものです。
ジムに通う児童の「パルクールもやってみたい」という声がきっかけだということです。 -
信州室内オーケストラ 箕輪町で開催
第4回信州室内オーケストラ演奏会が17日に、箕輪町文化センターで開かれました。
信州室内オーケストラは、地域に根差した文化芸術活動を目指し、2020年に長野県在住の音楽家を中心に結成したものです。
中南信地域で定期演奏会を開いていて、今回で4回目です。
指揮者で箕輪町在住の荒川昌美さんが、音楽監督として今回のコンサートの構成を考えたということです。 -
VC長野 東京GBに敗北
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの16日と17日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、アウェイで東京グレートベアーズと対戦し、16日はセットカウント1対3で敗れました。
17日も東京グレートベアーズと対戦し0対3で敗れました。
次回は23日、アウェイでヴォレアス北海道と対戦します。 -
おむすびコンテスト 矢坂さん最優秀賞
南箕輪村のブランド米風の村米だより金芽米を使ったおむすびのアイデアコンテストの最終審査が17日に大芝高原森の学び舎で行われました。
最終審査では村の職員や米の生産者など、関係者9人が審査員を務めました。
コンテストには、団体を含む19人から25メニューの応募があり、9月の一時審査を通過した11メニューが最終審査を受けました。
この日は一般投票も行われ、52票が投票されました。
一般投票は1票10点、審査員はそれぞれのおむすびを1人最大100点で採点し、合計点数の多いものが最優秀賞に選ばれました。 -
箕輪町沢で住宅火災 1人の遺体発見
16日、午前10時すぎ、箕輪町沢の住宅で火事がありました。
この火事により1人の遺体が発見されています。
伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは、箕輪町沢の大槻悟志さん宅です。
大槻さんは母親と2人暮らしだということです。
火は午後2時頃消し止められましたが、木造2階建ての住宅が全焼しました。
現場からは1人の遺体が発見されています。
警察によりますと、大槻さんと連絡はとれていますが、母親と連絡がついていないということです。
伊那署では出火の原因などについて調べをすすめています。
またこの火事の影響でJR飯田線の一部列車に遅れが出ました。
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西町のえびす講祭で宝投げ
商売繁盛や五穀豊穣を願うえびす講祭が伊那市西町の恵比寿神社で16日に行われました。
えびす講祭は、神社ができた大正時代から商売繁盛や五穀豊穣を願い行われています。
主催したルネッサンス西町の会では「多くの人に来てもらい、盛り上がることができて嬉しい」と話していました。
午後4時には宝投げが行われ、多くの地域住民で賑わいました。
地元の商店街で使える買い物券や食事券、野菜や果物などが当たる引換券が、餅と一緒に投げられました。
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長野県縦断駅伝競走大会 上伊那チーム結団式
24日に開かれる第73回長野県縦断駅伝競走大会の上伊那チーム結団式が15日に、伊那市役所で行われ、大会での健闘を誓いました。
結団式には、選手や監督などおよそ40人が参加しました。
大会は、1日開催で今年は、長野市から諏訪市までの14区間109.82キロをタスキでつなぎます。
過去38回優勝の上伊那は、2023年は2位に終わりました。
出場する選手20人のうち9人が今回初めての出場だということです。
チームのレベルアップや結束力の向上を図るため、全体練習を8月から週2回行っています。
上伊那チームは、今回、レース序盤から先行して優勝を狙うとしています。
式の最後に全員でかつ丼を食べて必勝を祈願しました。
伊那ケーブルテレビでは、大会の模様を24日午前8時から122chで生中継します。
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伊那ライオンズクラブ こども食堂でカレー提供
伊那ライオンズクラブ主催のこども食堂が、16日、伊那市の伊那商工会館イベントホールで開かれ、お昼に合わせてカレーが200食限定でふるまわれました。
カレーは、ポークカレーで、ライオンズクラブのメンバーが午前9時頃から作りました。
子どもたちは無料、大人は一皿300円で提供されました。
カレーは当初100食限定としていましたが、多くの人が来ることが予想されるため200食限定としました。
食材は伊那市社会福祉協議会から提供されたもので、豚肉、ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎが具沢山に入っていました。
伊那ライオンズクラブのメンバーが出際よくよそって提供していました。
カレーは会場で食べることも、持ち帰ることもできます。
おかわりも自由で、会場で食べた人たちが次々におかわりしていました。
伊那ライオンズクラブでは、好評ならば来年度も継続していきたいとしています。
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来年度の公立高校生徒募集定員公表
長野県教育委員会は、来年度の公立高校の生徒募集定員を15日、公表しました。
上伊那の全ての高校で今年度の募集定員と変わりはありません。
上伊那8校の募集定員は次の通りです。辰野高校は普通が80人、商業が40人です。
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松本山雅サッカー教室
長野日報社が主催する松本山雅FCの元選手によるサッカー教室が箕輪町のながたドームで4日に行われました。
箕輪町を中心に上伊那などの保育園児から小学校5年生までおよそ40人が参加しました。
サッカー教室は松本山雅のスポンサーである長野日報社が毎年開いているものです。
元選手の片山真人さんや箕輪町出身で松本山雅SC南信のコーチを務める寺島俊介さんら4人が指導を行い、ドリブルなどの基礎を学びました。
ミニゲームでコーチは「ボールにたくさん触ることが大切です」とアドバイスをしていました。
子どもたちはゴールを目指してフィールド内を駆け回っていました。
松本山雅では「子どもたちにサッカーを楽しさを知ってもらえる機会になればうれしい」と話していました。
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箕輪町で中学生模擬議会
箕輪中学校の生徒が中学生の視点で町政について考え、白鳥政徳町長に質問や提案をする中学生模擬議会が15日に開かれました。
この日は、箕輪中学校の3年生250人が2グループに分かれて模擬議会に出席し、11人が質問や提案をしました。
このうち沖田稜介君は、「町のごみをゲーム感覚で楽しく拾うイベントをしてみてはどうか」と提案しました。
白鳥町長は「スポーツ的に楽しめるいい提案だと思いました。町では年に一度環境美化活動をしているのでそちらにもぜひ参加してください」と話していました。
この他にも「ストリートピアノを設置してはどうか」「災害時にペットと一緒に避難できる環境を作ってほしい」などの提案が寄せられていました。
中学生模擬議会は、議会に興味を持ってもらおうと、箕輪町議会が毎年開いています。
荻原省三議長は、「将来町に帰ってきて、この場所に立ってもらえたらと思います。これからの町の為にも頑張ってください」と話していました。
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通り町 吉田理容館年内をもって閉店
明治24年1891年から100年以上にわたり営業を続けてきた伊那市通り町の吉田理容館が年内をもって閉店することがわかりました。
4代目店主の吉田里美さんです。
来月5日に89歳を迎える吉田さんは、高齢になったこともあり家族と相談し年内で閉店することにしました。
吉田さんは、カットにシャンプー、髭剃りも一人でこなし、先代から受け継いだ店を守ってきました。
吉田理容館は、明治24年1891年に吉田さんの曽祖父廣さんが伊那村坂下仲町で開業しました。
明治35年1902年頃、今の通り町に移転し現在に至ります。
今年で創業133年になりました。
昭和14年と24年に商店街を襲った二度の大火にあいながらそのたびに再建してきました。
昭和20年代から40年代には何人もの弟子が働きながら暮らしていたということです。
年内で店を閉めることを知った常連客からは惜しむ声が聞かれました。
通り町商店街ではこのところ、スーパーや酒店などが閉店し、付近の商店主からは、また寂しくなるといった声も聞かれています。
吉田理容館の営業は、来月31日の大晦日までとなっています