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年末交通安全運動に合わせ人波作戦
15日から始まった年末の交通安全運動に合わせて箕輪町交通安全協会などは人波作戦を、16日、国道153号箕輪バイパスで行いました。
16日は、箕輪町安協の他、伊那警察署、箕輪交通安全緑十字会などからおよそ90人が参加し、通勤中のドライバーに安全運転を呼び掛けました。
人波作戦は、15日から始まった年末の交通安全運動に合わせて県内一斉に行われたものです。
運動の重点は、夕暮れ時や夜間の歩行者の事故防止、飲酒運転の根絶などです。
今年、15日までに伊那署管内で発生した人身交通事故は、前の年の同じ時期と比べ13件少ない195件となっています。
死者は、前の年と同じ3人で、今月7日には箕輪バイパスでも交通死亡事故が発生しています。
伊那署管内では、今月に入り飲酒運転や無免許運転などの違反が連続で発生しているとして、交通ルールの遵守を呼び掛けています。
年末の交通安全運動は、31日まで行われます。 -
新酒「維者舎」地元神社に奉納
伊那市横山でとれた酒米美山錦を使った純米吟醸酒維者舎の完成を祝う奉納式典が14日、地区内の神社で行われました。
奉納式典には、横山の住民有志でつくる横山維者舎のメンバーら関係者15人ほどが集まり、新酒を奉納しました。
維者舎では、荒井の酒蔵宮島酒店と協力してオリジナルの日本酒造りに取り組んでいて今年で6年目です。
今年は、およそ40アールの田んぼで酒米「美山錦」を減農薬で栽培し2.4トンを収穫したということです。
神事が終わると早速味をみていました。
日本酒「維者舎」は、宮島酒店の他、市内の酒販店で購入することができます。
価格は、一升瓶が3,560円、720ミリリットル入りが1,780円となっています。 -
みのわ芸文協 作品展19日まで
みのわ芸術文化協会に所属する美術工芸団体の作品展が、町文化センター展示コーナーで開かれています。
会場には、パッチワークや日本画など、21人の作品およそ30点が並びます。
こちらは、三日町の藤澤昭二さんの作品、「杉玉」です。
藤澤さんは、毎年この展示会に、日本の伝統文化を題材に作品を出展しています。
個人で活動している上古田の唐澤豊さんは毎年、写真作品を出展していて、今年は、自宅の裏山で採れたキノコの胞子が舞う瞬間を写真に収めました。
みのわ芸術文化協会には、芸術文化に関わる34団体、400人程が所属しています。
作品展は、このうちの美術工芸ジャンルで活動する人達の発表の場にしようと毎年12月に開かれています。
この作品展は19日(木)まで箕輪町文化センター展示コーナーで開かれています。
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サンタが菓子をプレゼント
子どもたちに菓子などがプレゼントされるクリスマスプレゼント会が15日、伊那市福祉まちづくりセンターで開かれました。
プレゼント会は伊那市社会福祉協議会が市内の小学生、保育園児とその家族を対象に開いたものです。
会場の受け渡し場所には行列ができ、家族ごとに餅やインスタントラーメン、飲み物が入った食べ物セットを受け取っていました。
ほかにくじ引きによる菓子のプレゼントもあり訪れた子どもたちは、用意された菓子を受け取ると嬉しそうにしていました。
キッチンカーコーナーでは焼きそばやカレーライスが18歳以下無料で振る舞われました。
飲食店などの住民有志で作る伊那市子どもの未来応援隊も協力し会場を盛り上げていました。
市社協によりますとクリスマスプレゼント会には家族連れ約1,000世帯が訪れたということです。
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「伊那市に子どもの権利条例をつくる会」立ち上げへ
高校再編により廃校となる伊那弥生ケ丘高校の跡地の活用について考える「弥生ケ丘の将来活用を考える会」の会議が15日、伊那市のいなっせで開かれ、新たに「伊那市に子どもの権利条例をつくる会」を立ち上げることが決まりました。
会議には会員約10人が集まりました。
考える会では真に子どもの権利を守るまちづくりを目指すとして「伊那市に子どもの権利条例をつくる会」を立ち上げることが承認されました。
ほかに組織を2つのチームに分けて活動していくことが決まりました。
これは伊那市の「官民共創の新しいまちづくり協議会」が発足したことに伴うものです。
考える会では伊那市との連携を進めるため「官民共創の新しいまちづくり協議会」に関わっていくことにしました。
そのうえで組織を「弥生ケ丘に、こども若者の居場所づくりチーム」と「まちなかに、こども若者が主人公のまちづくりチーム」に分けて活動していくということです。
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酒をテーマに伊那谷を巡る
酒をテーマに伊那谷を巡るツアーSEES CAMPが1日、行われました。
SEES CAMPには飲食店経営者など県内外から11人が参加しました。
産官学連携拠点施設inadani seesが企画したもので上伊那の酒販店や醸造所など5か所をバスで巡りました。
このうち伊那市西箕輪のクラフトビール醸造所in a daze brewingでは代表の冨成和枝さんが話しをしました。
冨成さんはオリジナルビールについて「地域の歴史や文化を大切にしそれをビールで表現している」と話していました。
参加者は話を聞きながらオリジナルビールを味わっていました。
ツアーを企画したinadani seesでは「伊那地域で酒にかかわっている人たちの考えを聞くことで、今後の仕事や活動に活かしてもらいたい」と話していました。
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箕輪町でクリスマス・コンサート
クリスマスを前に、「みのわに生まれる合唱の輪 クリスマス・コンサート」が15日、箕輪町文化センターで開かれました。
コンサートには、上伊那の合唱団体や箕輪町内の小中学校など14団体が出演しました。
コンサートでは、クリスマスにちなんだ曲が披露された他、手拍子などで参加者が一緒に楽しめる曲もありました。
コンサートは、箕輪町に合唱の輪を広げようと合唱団の代表者などが実行委員会を作り毎年開いていて、今年で13回目です。
実行委員会では、「音楽を通して世代をこえ感動を分かちあっていきたい」と話していました。
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追及したい知識の専門性を高める
主体性を引き出し、それぞれが追及したい知識の専門性を高める「探求塾グレートアカデミー」が来年1月18日に開塾します。
2日は伊那市の産学官連携拠点施設inadani seesでプレ授業が行われ地域住民約20人が参加しました。
塾を開くのはinadani seesを拠点としている、一般社団法人ひつぐまる共同代表の笠井成樹さんと妻の笠井貴代さんで今年3月に東京都から移住してきました。
子どもがいる笠井さん夫妻は総合学習が充実している伊那市の教育環境に惹かれたということです。
笠井さんはこれまでに主体的・対話的で深い学びの手法「アクティブラーニング」について研究してきたということです。
塾では社会人や学生を対象に芸術や文学のほか哲学、歴史、科学といった幅広い分野で追求したい知識の専門性を高めていくということです。
探求塾グレートアカデミーは来年1月18日に開塾します。
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コープながの 三日町保育園に絵本寄贈
長野県全域をエリアとし食料品を中心に生活用品の宅配などを行う、生活協同組合コープながのは、県内の保育施設85か所に絵本合わせて1700冊を寄贈しました。
このうち箕輪町の三日町保育園で29日、贈呈式が行われ、
コープながのの丸山辰明理事長が向山恵園長に絵本20冊を手渡しました。
コープながのが全国の生協と取り組む「みんなのよみきかせ絵本大賞」の一環で寄贈したものです。
寄贈された絵本をコープながのの理事らが読み聞かせをしました。
丸山理事長は、「絵本を通じて子どもたちに、心豊かになってもらえる一助になればうれしい」と話していました。
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岡田君ジャベリック全国出場報告
三重県で10月に開かれたJOCジュニアオリンピックカップU16陸上競技大会のジャベリックスローに出場した南箕輪中3年の岡田彪君が28日、藤城栄文村長を表敬訪問しました。
岡田君は、ジャベリックスローの中学生の全国ランキング第2位となったことから県代表に推薦されました。
ジャベリックスローは長さ70センチ、重さ300グラムの投てき物を投げる競技です。
優勝を目標に掲げていましたが、9月初めの練習で右ひじを痛めてしまい思うような投げ込みはできなかったということです。
記録は自己ベストの66メートル47センチに及ばない58メートル75センチで12位でした。
岡田君は、「悔しい気持ちしかない」と大会を振り返り、「あきらめず全国大会出場を目指し頑張ってきたので、目標がかなってうれしかった」と話していました。 -
村公民館でしめ飾り作り
年の瀬を迎え、正月に家の玄関に飾る縁起物のしめ飾りを作る講座が南箕輪村公民館で14日に開かれました。
講座は、自分で作ったしめ飾りを作って良い一年にしてもらおうと南箕輪村公民館が毎年この時期に開いています。
14日は、村内の小学生やお年寄りなど16組19人が参加しました。
参加者たちは、講師を務めた地元の3人から教えてもらいながらワラを綯っていました。
そして最後に「謹賀新年」と書かれた札や縁起物を飾り付けおよそ1時間半でしめ飾りを完成させました。
初めて参加した女性は「教えてもらいながら楽しくできました」と話していました。
14日に作ったしめ飾りはそれぞれ自宅に持ち帰り玄関などに飾って新年を迎えることにしています。 -
着物姿で百人一首
小学生から一般までが参加する百人一首大会が伊那市の手良公民館で14日に開かれました。
参加者全員が着物姿で札を取り合いました。
大会には手良地区の小学生から大人までの27人が参加しました。
この大会は、手良公民館内にある手良図書室が開いたもので今年で3回目です。
昔のひとたちがどのように百人一首を楽しんでいたのかを感じようと、全員が着物姿で参加しました。
大会は、3人一組となりトーナメントで競いました。
読み手が上の句を詠み始めると、すかさず向かい合った子どもたちが手を伸ばし、取り札を取り合っていました。
手良図書室では、「楽しみながら日本の伝統の百人一首に親しんでほしい」と話していました。 -
松本山雅FCが今季結果を報告
サッカーJ3の松本山雅FCは、12日に箕輪町の白鳥政徳町長に今シーズンの結果報告を行いました。
12日は、松本山雅FCを運営する株式会社松本山雅の小澤修一社長と宮田村出身の田中想来選手が役場を訪れ、白鳥町長に今シーズンの結果を報告しました。
J3の松本山雅は今シーズン、16勝10敗12分けでリーグ戦は4位でした。
J2昇格をかけて臨んだプレーオフ決勝では3位のカターレ富山と引き分け、リーグ戦上位の富山がJ2昇格を決めました。
小澤社長は「勝負の世界は厳しい。来シーズンこそはJ2昇格を決めたい」と話していました。
田中選手は「プレーオフの試合には出場できなかったが、富山戦には4,000人のサポーターが応援してくれてありがたかった」と話していました。
来シーズンJ2昇格を目指す、松本山雅は来年1月からキャンプを行う予定です。
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伊那養護学校で選挙出前授業
長野県選挙管理委員会は、伊那市の伊那養護学校で高等部の2,3年生を対象に選挙出前授業を13日に行いました。
若者に政治や選挙に関心をもってもらおうと、伊那市選挙管理委員会と合同で行いました。
13日は、高等部の2,3年生60人が参加しました。
始めに県選管職員が講師を務め、「公園をふやしてほしい」「信号機をつけてほしい」など有権者の意見を反映させるために代表者を選んでいると説明しました。
また、伊那市選管の職員が投票用紙に自分で候補者の名前を書くことが難しい場合、他の人に代わりに書いてもらう「代理投票」について紹介しました。
模擬投票では、県知事選に3人が立候補したとの想定で投票する一人を選びました。
生徒たちは、記載台で投票用紙に記入し、投票箱に入れていました。
開票作業の様子も紹介され、生徒たちは選挙の仕組みや投票参加の意義について理解を深めていました。
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征矢洋文さんボディビル世界大会に出場
南箕輪村田畑の征矢洋文さんは、17日から東京都で開かれるボディビルの男子ワールドカップに出場します。
13日は征矢さんが役場を訪れ、藤城栄文村長に男子ワールドカップ出場を報告しました。
日本で世界大会が開かれるのは38年ぶりだということです。
征矢さんは国内大会で優勝し日本代表として出場します。
世界大会出場は2019年以来2回目で、その時は4位入賞しています。
征矢さんは、ウエストの細さやポージングなどを競う部門などにエントリーしています。
現在、トレーニングの量を増やしながら筋肉をつけ、減量のための食事管理を行っているということです。
男子ワールドカップは、17日から東京都で開かれます。
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羽広菜かぶ漬け込み作業
信州の伝統野菜に認定されている伊那市西箕輪の羽広菜かぶの漬け込み作業が、みはらしファームの農産物加工所で行われています。
作業は、11月下旬から始まっていて、13日は羽広菜生産加工組合の組合員など7人が前日に収穫したかぶ、およそ200キロを加工しました。
羽広菜生産加工組合は、現在6人の組合員がいて、12アールの畑でかぶを栽培しています。
最初に洗って土を落とし、根や傷んだ部分を切り落としていきます。
切り終わったかぶに、みそ・酒粕・砂糖を混ぜ2週間ほど熟成させます。
今年は、全部で1トンを漬けるということです。
また、今年はじめて有機肥料で育てたおよそ50キロのかぶを漬けて販売する計画です。
羽広菜かぶは、一般的なかぶに比べてシャキシャキとしていて辛味や旨味があるということです。
羽広菜かぶの漬物は、みはらしファームのとれたて市場の他、ファーマーズあじ~ななどで販売しています。
値段は、1袋200g入りで500円となっています。 -
第9回南信地域ぽかぽかアート展
南信地域の障がい者施設などの利用者の作品展、第9回南信地域ぽかぽかアート展が伊那市の伊那文化会館で13日から始まりました。
ぽかぽかアート展は、長野県障がい者文化芸術祭実行委員会の主催で開かれています。
会場には、伊那市のゆめわーくや伊那ゆいま~るの他、伊那養護学校を含む南信地域、8つの障がい者施設・団体の利用者の作品およそ300点が展示されています。
作品展では、今年9月に長野市で開かれた第27回長野県障がい者文化芸術祭の入賞作品も展示されています。
こちらの作品は、伊那ゆいま~るの利用者が共同で作った入賞作品です。
タイトルは、「どんな桜が好き?」です。
日常の不用品をアートにできたら楽しいという想いが込められています。
ぽかぽかアート展は15日(日)まで伊那文化会館で開かれています。
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郵便局長協会 市社協に健康器具
一般社団法人信越郵便局長協会に所属する伊那市内の郵便局長3人が、地域貢献の一環で健康器具などを伊那市社会福祉協議会に13日に寄贈しました。
この日は信越郵便局長協会南信北地域上伊那東ブロックを代表して市内の郵便局長3人が福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社会福祉協議会に足の健康器具2台とシュレッダーを贈呈しました。
贈られた品は市社協から要望があったもので、高齢者施設や障がい者就労支援施設で活用されます。
シュレッダーは重度の障害を持った人の就労に役立てるということです。
伊那市社会福祉協議会の林俊宏会長は「それぞれの施設で大切に使わせていただきます」と話していました。
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伊那北高36回生 卒業40周年で寄付
伊那北高校を1983年度に卒業した第36回生は、卒業40周年を記念して母校と同窓会に現金20万円を13日に寄付しました。
13日は、卒業40周年同窓会の久保村智実行委員長らが伊那北高校と同窓会館を訪れ、埋橋浩校長と、同窓会の岩崎靖事務局長にそれぞれ現金10万円を手渡しました。
第36回生は、先月卒業40周年の同窓会を駒ケ根市内で開きました。
約260人の卒業生のうち、県内外から80人余りが出席して旧交を温めました。
今回の寄付金は、同窓会の開催にあわせて、募ったものです。
埋橋校長は、「生徒の海外研修の支援に活用させていただきたい」と感謝していました。 -
上伊那広域消防本部 年末特別査察
上伊那広域消防本部は年末年始に多くの来客見込まれる大型商業施設で消防用設備等の立ち入り検査を行っています。
13日は上伊那広域消防本部の署員が伊那市のホームセンター「カインズ伊那店」を訪れ検査が行われました。
消火器が決められた場所にあり、使用期限を過ぎていないことなどを確認していました。
また、灯油販売所では給油設備の管理状況などを点検していました。
検査は従業員に火災予防の重要性を再認識してもらうもので、管内の12か所で行われます。
上伊那広域消防本部では「非常時にすぐ行動できるよう備えてください」と話していました。 -
LaLaLaINAでトイピアノコンサート
おもちゃのピアノ「トイピアノ」の演奏家で、埼玉県の畑奉枝さんのコンサートが、伊那市西春近のArtistic Studio LaLaLa INAで7日に開かれました。
コンサートでは、無料の公開リハーサルも行われ、おもちゃのピアノ「トイピアノ」5台を使ってオリジナル曲などを演奏しました。
畑さんは、トイピアノによって音や音階が少しずつ違うことを説明しながら演奏をしていました。
コンサートでは、このスタジオを作った、伊那市出身のクラリネット奏者、橋爪恵一さんとコラボした曲も披露されました。
コンサート本番にはおよそ10人が訪れ、オリジナル曲を中心に12曲が披露されました。
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上農生 経木の作品を児童に披露
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、経木を使った作品を、交流している富県小学校の児童に12日に披露しました。
この日は、上農高校里山コースの2年生21人が富県小学校を訪れ、4年生27人に経木を使った作品を紹介しました。
生徒は、作品のコンセプトや使ってほしい場面などを説明していました。
家の形のランプを作った生徒は、自然をテーマに、どんぐりや丸太を使ったと話していました。
高遠をテーマに飛行機を作った生徒は、先端に桜のオブジェを取り付けたと話していました。
上農高校では、林業や農業に興味を持ってもらうとともに、森づくりやモノづくりについて知ってもらおうと、富県小学校との交流を毎年行っています。
来年度は経木で作品作りを行う予定で、この日は事前学習として披露しました。
上農生の作品は、しばらく富県小に飾り、作品づくりの参考にするということです。
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南宮神社の山車飾りに4つの舞台
来年1月に箕輪町木下の箕輪南宮神社で行われる初祭りに向け、山車飾りの制作が進められています。
12日は木下山車飾保存会のメンバーが箕輪南宮神社で山車の制作をしていました。
保存会では今回4つの舞台を作ります。
こちらは「川中島の戦い 武田信玄・上杉謙信の一騎打ち」です。
上杉謙信が武田信玄の陣地に馬で乗りこんで来た様子を再現しています。
「老婆に怒られる水戸黄門」です。
農家の老婆が、殿様に献上する米俵の上に座った水戸黄門を棒でたたこうとする様子です。
制作途中のこちらの山車は「2024パリオリンピック女子柔道金メダリスト角田夏美の巴投げ」です。
こちらは来年の干支にちなんだ、「羽つきをする白蛇」です。
山車飾りは明治28年に始まったとされ箕輪町の無形民俗文化財に指定されています。
先月11日から制作が始まり、木下山車飾保存会のメンバーが週に5日集まり作業を進めてきました。
山車飾りは来年1月11日と12日の箕輪南宮神社の初祭りで奉納されます。
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神子柴区のボッチャチームが県大会へ出場
ボールを投げて目印にいかに近づけるかを競うボッチャで、県大会に出場する南箕輪村のチームが10日に出場報告を行いました。
10日は、南箕輪村神子柴区の同好会「みんなでボッチャ」のメンバーで代表の中山隆さんら4人が役場を訪れ、藤城栄文村長に県大会出場を報告しました。
同好会は、今年3月に公民館の取り組みとして結成され、現在9歳から98歳までの46人が活動しているということです。
ボッチャは、性別や年齢、障がいのあるなしに関わらず、誰もが一緒に楽しめる競技です。
ボールを投げて目印に一番近いチームが勝ちとなります。
11月に駒ヶ根市で開かれた南信大会には24チームが出場しました。
同好会「みんなでボッチャ」から4チームが出場し、このうち1チームが3位になり県大会出場を決めました。
県大会は、14日に佐久市で開かれ、県内の28チームが出場します。
優勝チームには来年開かれる全国大会に出場できます。
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信州カンパイFESin伊那
信州の地酒の消費促進を図るイベント「信州カンパイFES2024in伊那」が、伊那市の産業と若者が息づく拠点施設alllaで8日に開かれました。
8日は、市内外からおよそ50人が参加し好きな酒を選んで乾杯しました。
会場には上伊那の7蔵の清酒と地ビール、シードルが用意されました。
イベントでは、南信の酒蔵やシードル醸造所など4人がトークセッションを行いました。
参加者はお酒を吞みながら話を聞いていました。
日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されることについて伊那市高遠町の酒蔵仙醸の黒河内貴さんは、「これからも良い酒を造っていきたい。海外の人にも日本酒を知ってほしい」などと話していました。
2016年に制定された、毎月8日の「信州地酒で乾杯の日」に基づく取り組みで、酒の造り手が考える地酒の魅力や地域文化への愛着を知ってもらおうと行われています。
信州カンパイFES2024実行委員会が主催し、南信では2020年以来2回目です。
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伊那中3年巢山瑞喜さん 1日税務署長
伊那市の伊那中学校3年の巢山瑞喜さんは、12日、1日税務署長を務め、キャッシュレス納付のPR活動を行いました。
伊那中学校3年の巢山瑞喜さんは、中学生の税についての作文、「税に感謝を」という題名で全国納税貯蓄組合連合会会長賞を受賞したことから1日税務署長に任命されました。
巢山さんは、伊那市のアルプス中央信用金庫本店営業部で行われた就任式のあと、店舗入り口で、訪れた人たちにポケットティッシュを配り、キャッシュレス納付のPRをしていました。
伊那税務署では「体験を通して税に対する関心をさらに深めてもらいたい。」と話しています。
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多世代が交流 だがしや楽校
地域のさまざまな世代の人が交流するイベント「だがしや楽校2024in上伊那」が伊那市のいなっせで6日に行われました。
イベントは世代間交流のきっかけ作りをしてもらおうと、子どもの居場所づくりに取り組む上伊那地域子ども応援プラットフォームが今年初めて開いたものです。
会場では上伊那で活動する27団体がブースを出店し、それぞれの活動内容を紹介していました。
不登校のこどもの支援を行うNPO法人子ども若者サポートはみんぐのブースでは、子どもたちが作ったアクセサリーを販売していました。
また、伊那市食器リサイクルの会は先月のイベントで集めた食器を来場者に無料配布していました。
イベントには170人が訪れました。 -
年越しに向けて「そば打ち講座」
自分で打ったそばで年を越してもらおうと、伊那市高遠町の高遠閣で11日から、そば打ち講座が開かれています。
11日は、県内外から23人が参加し信州そば発祥の地伊那そば振興会の飯島 進会長や高遠そば・そば打ち愛好会のメンバーが、打ち方を指導しました。
地元、高遠産のそば粉を使い少しずつ水を入れながらこねていきます。
こね終えたら、四角にのして、太さ1・5ミリになるように切っていきます。
この講座は、全5回を予定していて、打ち方を学び、自分で打ったそばで年を越してもらおうと、高遠町公民館が開いているもので、今年は11日が1回目です。
4回目の講座までは、自分で打ったそばは持ち帰り、5回目は参加者全員で試食会を予定しています。 -
南箕輪村 大芝の湯に木質ボイラー発電検討
南箕輪村は大芝の湯に、木質バイオマスボイラー発電の導入を検討していると11日明らかにしました。
11日は役場で南箕輪村議会全員協議会が開かれ、木質バイオマスボイラー発電の導入構想について担当者が説明しました。
木質バイオマスボイラーの発電で施設の電気を、排出される熱エネルギーで水を温める事ができるという事です。
年間5,000万円かかっていた灯油・電気代が、ほぼ木質ボイラー発電でえ賄う事ができ、災害時には非常用電源としても活用できるという事です。
事業費は、およそ8億円でボイラー2台と木材を粉砕しチップにする製造機を大芝の湯近くに設置したいとしています。
議員からは「地域の森林整備に繋がり賛成だ」「メンテナンスなどランニングコストを試算し、検討するべきだ」といった意見が出されていました。
村では、来年度中に計画をまとめ、国の補助金を活用し導入を目指したいとしています。 -
箕輪町の死亡事故受け 街頭啓発
7日に箕輪町松島の国道153号箕輪バイパスで発生した交通死亡事故を受け、伊那警察署は現場近くで11日街頭啓発を行いました。
街頭啓発には警察や伊那交通安全協会のメンバーなど18人が参加しました。
赤信号で自動車が止まると、安全運転を呼び掛けるチラシとティッシュをドライバーに手渡していました。
7日に発生した死亡事故は、原付きバイクを運転していた箕輪町沢の80代の男性が中央分離帯にあるクッションドラムに衝突し亡くなりました。
今年の伊那警察署管内の10日までの交通事故件数は、人身事故が192件、死亡事故は3件となっています。