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小嶋紗奈さん ゴルフで世界3位
箕輪町の箕輪東小学校3年の小嶋紗奈さんは、2月にスペインで行われたゴルフの世界大会「ワールドジュニアゴルフチャンピオンシップ」の8・9歳女子の部で3位入賞しました。
小嶋さんはスポーツトレーナーの父親の影響で3歳のころからゴルフを始めました。
平日は週3回伊那市内のゴルフ場で練習をしているということで、この日も黙々と練習に取り組んでいました。
小嶋さんが初めて出場した世界大会、「ワールドジュニアゴルフチャンピオンシップ」は、スペインで先月行われました。
世界8か国の11人が出場し、小嶋さんは書類選考で選ばれ出場しました。
1日18ホール 3日間の通算成績で競い、小嶋さんは、通算39オーバーでトップと7打差の3位でした。
今後は、今月25日に栃木県で開かれる世界ジュニアゴルフ選手権の予選大会に出場するということです。
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伊那小5年仁組 番組制作学ぶ
伊那市の伊那小学校の5年仁組は、社会科の授業の一環で伊那ケーブルテレビジョンを12日訪れ、番組制作について学びました。
12日は5年仁組の児童26人が訪れ、アナウンサーやカメラマンなどの仕事を体験しました。
仁組では、社会科の授業の一環で情報について学んでいて、どのようにしてニュースが作られているかを知ろうと伊那ケーブルテレビを訪れました。
児童たちは、自分たちが取り組む総合学習の内容を紹介する番組を収録していました。
仁組では、12日に体験した内容を今後の学習発表などで活かしていきたいとしています。
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ヤングドライバークラブ 優秀クラブを表彰
事業所の若手社員で作るヤングドライバークラブの交通事故防止コンクールで伊那警察署管内から2つのクラブが優秀クラブに選ばれました。
2月27日は伊那市の伊那警察署で表彰伝達式が行われ、小林雄二署長から表彰状が手渡されました。
優秀クラブに選ばれた箕輪町の株式会社伸光製作所では交通安全週間に合わせて啓発活動を行っています。
南箕輪村の信英蓄電器箔株式会社では月に一度社員にシートベルト着用を呼び掛けています。
また、交通安全ポスター部門では信英蓄電器箔の前川太陽さんの作品が佳作に選ばれました。
前川さんは車のライトに照らされた歩行者をえがきました。
コンクールには県内の112クラブが応募し、30クラブが表彰されました。 -
南信工科短期大学校 35人が卒業
南箕輪村の南信工科短期大学校の卒業式が12日に行われ35人が卒業しました。
卒業式では機械システム学科13人、電気システム学科16人、短期課程機械科の6人に、武田三男校長から卒業証書が手渡されました。
武田校長は「これからは卒業生として地域産業の中心となり、地域を牽引してもらいたい」と話していました。
卒業生を代表して機械システム学科の洲原珠唯さんは「それぞれの道を進み、卒業生としてそれぞれの舞台で活躍したい」と話していました。
専門課程卒業生29人のうち企業からの研修生を含めて27人の就職先が内定していて、上伊那には14人が就職します。
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南箕輪村 10年先の自治会の在り方 検討結果を報告
南箕輪村は、燃やせないごみの収集立会いは民間委託、広報紙・回覧板についてはデジタル化を検討するとする今後の方向性を11日、議会に報告しました。
11日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、村が自治会検討委員会の検討結果を報告しました。
村では、10年先を見据えた持続可能な地域コミュニティをつくることを目的に、検討委員会を今年度立ち上げました。
ごみの立会いについては、燃やせないごみ・資源プラスチックなどの収集立会いを外部委託するほか、分別できていないごみについて今後は役場が連絡・返却を行うとしています。
4月から可能な区から順次開始し、10月には全ての区で実施するとしています。
広報紙と回覧板の配布については、デジタル化の検討を進めるとしています。
今年7月をめどに3地区を選定してアンケート調査を行い、移行する場合は来年5月から準備を進め、2035年を目標に完全デジタル化するとしています。
藤城栄文村長は、「役員の負担軽減を図る一方で、地域防災や自然環境を守る取り組みなどについては強化していきたい」と話していました。
今年度の検討結果をまとめた冊子は、広報紙4月号とともに配布する予定です。 -
脱原発を訴える上伊那アクション
脱原発などを訴える「上伊那アクション」が10日、伊那市のいなっせ北側広場で行われました。
上伊那アクションには、脱原発活動などを行っている上伊那の35団体からおよそ90人が参加しました。
参加者がリレートークを行った他、原発ゼロへの思いまとめた「集会アピール文」が読み上げられ、採択されました。
向山光実行委員長は、能登半島地震で大きな被害が出た石川県珠洲市に原発の建設が計画されていたことを例に挙げ、「もし計画が凍結されていなかったら上伊那にも大きな影響がでていたと思う。脱原発運動が進むことを願っている」と話していました。 -
東日本大震災から13年 佐藤さん犠牲者の冥福を祈る
東日本大震災から11日で13年になります。
伊那地域でも、震災の発生時刻の午後2時46分にサイレンが鳴らされ、犠牲者への冥福を祈りました。
福島県伊達市から伊那市に自主避難してきた果樹農家佐藤浩信さんです。
11日は、三男の孝樹さんと2人で福島に向かって手を合わせていました。
佐藤さんは、西箕輪のおよそ3.5ヘクタールの農地で、りんごやももの他伊那に来てから始めたというぶどうの栽培を行っています。
11日は、ぶどうの木の剪定を行っていました。
佐藤さんは現在、月に2回ほど妻と長男が暮らす福島に戻り、果樹の手入れをしています。
元日に発生した能登半島地震の際も福島にいました。
「福島と同じだと思った。津波もあり復興には時間がかかるかもしれない。“がんばれ”という言葉は言ってはいけないと思っている」
佐藤さんは、能登半島地震発生後の1月上旬に10キロの支援物資を送ったほか、今月18日にも30キロの物資を送ります。 -
JA上伊那花き部会 日本農業賞で優秀賞
JA上伊那花き部会は、NHKなどが全国の農業者や団体を表彰する日本農業賞で優秀賞を受賞しました。
11日は、伊那市狐島のJA上伊那本所で伝達式が行われ、NHK長野放送局の松谷豊局長から、花き部会の酒井弘道部会長らに表彰状が手渡されました。
日本農業賞は、NHKと全国農業協同組合中央会が、経営や技術の改革に意欲的に取り組み、地域社会の発展に貢献した農業者や団体を表彰するものです。
集団組織の部には全国から91件の応募があり、JA上伊那花き部会は、大賞、特別賞に次ぐ優秀賞に選ばれました。
優秀賞には、ほかに3団体が選ばれています。
花き部会では、上伊那が生産量日本一を誇るアルストロメリアやトルコギキョウを中心に、高品質の花を多く生産していることが評価されました。
ほかに、部会の中に青年部を立ち上げ新規就農者の確保に努めていることや、小学校での花育が評価されました。
花き部会では、今後も生産量を確保し、次世代育成に努めていくとしています。
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地域桜守の育成講習会・修了式
日本一の桜の里づくりを進める伊那市の地域桜守の育成講習会が11日市役所で開かれました。
講習会は去年5月から6回開かれ、最終日の11日は伊那市振興公社の職員で桜守の2人から植樹の仕方について説明を受けました。
10期生となる今年度は男性4人が受講しました。
講師は「桜の特性を理解してその環境に合うかどうかを考えて植樹することが大切だ」などとアドバイスをおくっていました。
講習会のあとには、修了式が行われ、白鳥孝市長から受講生に修了証が手渡されました。
あいさつで白鳥市長は「地域で昔から大切にしている桜を守るため活躍してほしい」と話していました。
また受講生を代表して唐木章さんは「桜を通して地域がますます活性化するように活動していきたい」と話していました。
地域桜守は、伊那市振興公社と連携し地区内の公共施設などにある桜の維持管理を行っています。
現在は40人が活動を行っていて、伊那市では来年度も新たな地域桜守の育成を計画しています。
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唐澤豊さん写真展「四季彩々」
箕輪町上古田の写真愛好家唐澤豊さんによる写真展「四季彩々」が町文化センターで開かれています。
会場には長野県内を中心に撮影した山岳風景や植物などの写真およそ30点が並んでいます。
唐澤さんは伊那谷を中心とする山岳写真愛好家でつくる写真集団アルプの代表を務めています。
展示されている写真は15年ほど前から去年までに撮影された写真です。
こちらは初夏に咲く高山植物「サンカヨウ」を撮影した写真です。
元々は白い花びらの植物ですが、散り際で霧が出ている状況のため花びらが水分を吸い透き通って見えたということです。
唐澤豊さんによる写真展「四季彩々」は町文化センターで14日(木)まで開かれています。
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農家民泊 イスラム教の食事について学ぶ
伊那市は外国人観光客の増加にともない、インドネシアなどイスラム教徒が多い国からの農家民泊を想定した勉強会を10伊那市の日に伊那市のいなっせで開きました。
10日は市内の農家民泊受入れ家庭およそ20人が参加しました。
講師はアフリカのベナン共和国出身で信州大学農学部の特任教授、ファワズ・バグドウさんが務めました。
農家民泊で受入れる際に気を付ける文化の違いや食材について説明しました。
イスラム教では、豚肉を食べること、アルコールの摂取などは禁じられています。
ファワズさんは「イスラム教では野菜や魚、果物などは食べてもいい。日本で買い物や外食をする際には必ず何が入っているのか確認している」と話していました。
勉強会は、外国人観光客の増加が予想されることから、多文化への理解を深めてもらおうと伊那谷民泊協議会と伊那市地域おこし協力隊が開いたものです。
10日は他に、トウモロコシのかき揚げやゆでた野菜、イスラム教の教えに従い加工した唐揚げなどの食事を試食しました。
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公衆衛生専門学校で卒業式
伊那市荒井の長野県公衆衛生専門学校で卒業証書授与式が8日に行われ、18人が学び舎を巣立ちました。
式では小野豊朗校長から卒業証書が手渡されました。
卒業生を代表して下平雪美さんは「試行錯誤した経験は私たちの糧になっている。自分が思い描く歯科衛生士になれるよう頑張っていきたい」と話していました。
小野校長は「理想の歯科衛生士を目指して活躍してください」と話していました。
今年度の卒業生は18人で、就職先の内訳は、県内の歯科診療所に14人、県内の病院に2人、県外の歯科診療所に2人となっています。
地域別では、上伊那が5人、飯田下伊那地域が4人などとなっています。
卒業生は3日に歯科衛生士の国家試験を受けていて、26日に合格発表があるということです。
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VC長野トライデンツ 試合結果
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの10日の試合結果です。
VC長野トライデンツはアウェーでジェイテクトSTINGSと対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
次回は、アウェーで東レアローズと対戦します。 -
外国にルーツを持つ子どもの教育支援を考える
外国にルーツを持つ児童や生徒への教育支援について考える意見交換会が10日に箕輪町の地域交流センターみのわで開かれました。
意見交換会は「言語」という観点からサポートと交流の促進を行う民間団体「多文化LIFE」が主催し開いたもので、パネラーが活動の報告を行いました。
このうち公益財団法人長野県国際化協会の服部珠予さんは外国人の児童や生徒の教育の現状について説明しました。
国の調査では外国籍の41.5パーセントの子どもが日本語の指導を必要としているということで、服部さんは「指導の体制づくりや学校への支援が充分でないことなどが課題だ」と話していました。
意見交換会には上伊那を中心におよそ30人が訪れました。
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ウクライナ侵攻から2年 現状を知る写真展
ロシアのウクライナ侵攻から2年、伊那市のかんてんぱぱホールでは現地の様子を知る事ができる写真展が開かれています。
会場には、ロシアの侵攻を受けるウクライナや世界の紛争、災害をとらえた写真など25枚が展示されています。
この展示会は侵攻直後から支援団体を通して寄付を行なっている箕輪町の電子部品メーカーKOA株式会社が、国際NGO難民を助ける会AARJapanの協力で開いたものです。
ロシアのウクライナ侵攻から2年が経ち、改めて戦争の悲惨さを伝えようと企画しました。
ウクライナ侵攻に関する写真はAARJapan職員の中坪央暁さんが現地で撮影したです。
こちらの写真は、首都キーウの大聖堂に貼られた戦死者の遺影です。
戦死者の家族が遺影を教会に貼っているという事です。
能登半島地震やトルコ地震、ミャンマーのロヒンギャ難民の写真も展示されています。
写真展「非日常を生き抜く私たち」は14日(木)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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県芸術文化総合フェス 舞台部門発表
第36回長野県芸術文化総合フェスティバル舞台部門の伊那会場の発表が9日から、伊那市の伊那文化会館で始まりました。
この日は、大正琴や日本舞踊など4団体が練習の成果を披露しました。
長野県芸術文化総合フェスティバルは、県芸術文化協会が毎年行っているもので、県内の様々な部門の芸術文化団体が参加しています。
伊那会場の舞台部門には11団体が出演します。
木村流大正琴伊那支部は、クラシックや歌謡曲6曲を披露しました。
伊那芸術文化協会の松山 光 理事長は、「出演者にとっては伊那文化会館の大ホールで、発表できる貴重な機会。来場者は、様々なジャンルの芸術を一堂に楽しんでもらえると思う」と話していました。
総合フェスティバルは、10日まで、伊那文化会館で開かれています。舞台部門は10日、ヒップホップやフラメンコ、バレエなどが披露されます。舞台部門の入場料は一般1,000円、小中高校生は500円です。
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健康麻雀大会 駆け引き楽しむ
伊那市総合型地域スポーツクラブの健康麻雀教室の大会が、9日、市福祉まちづくりセンターで開かれました。
この日、40代から90代の36人が参加しました。
健康麻雀教室は、総合型地域スポーツクラブの講座の一つとして開かれています。
健康麻雀は、「賭けない・吸わない・飲まない」をモットーに、火曜と土曜にそれぞれ月2回教室が開かれ、参加者がゲームを楽しんでいます。
2つの教室を合わせて年間4回ほどしか、役満は出ないということです。
大会は、2つの教室合同で年に1回開かれていて、今回で10回目です。
以前は、午前から夕方まで1日を通して大会を開いていましたが、新型コロナの影響を受けて午後のみの開催となりました。
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VC長野 きょうの試合結果
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの9日の試合結果です。
VC長野トライデンツはアウェーでジェイテクトSTINGSと対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
10日もアウェーでジェイテクトSTINGSと対戦します。
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箕輪南小 アマゴの稚魚放流
箕輪町の箕輪南小学校の4年生の児童が、卵からふ化させたアマゴの稚魚を8日、町内の川に放流しました。
8日は、4年生の児童17人がアマゴの稚魚およそ400匹を放流しました。
児童たちは、去年11月に天竜川漁業協同組合からアマゴの卵およそ300粒を譲り受けました。
3週間ほどでふ化し、エサを与えたり、観察日記をつけ成長を見守ってきたということです。
水槽で育ててきたアマゴの稚魚は3センチから4センチほどの大きさに育ちました。
去年は、イワナの稚魚を育て放流しています。
8日は、天竜川漁業協同組合第2区支部の案内で、箕輪町の沢川に集まりました。
アマゴの稚魚が15匹ほど入ったバケツを持って川へ向かいました。
この後、児童たちは、「大きく成長してほしい」などと声をかけながら一斉に放流していました。
8日に放流された稚魚は5年後には30センチほどに成長するという事です。
12日には、箕輪東小学校の児童が育てた稚魚を放流することになっています。
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春の高校伊那駅伝 応援旗の展示
24日に開催される春の高校伊那駅伝を盛り上げようと伊那市役所で応援旗が8日から展示されています。
旗は全国から出場するチームを応援しようと、市内の保育園や小中学校、スポーツ少年団などが毎年製作しています。
今年は、71団体が製作を行い出場する220校の旗が市役所の市民ホールに展示されています。
旗には応援メッセージやイラストが書かれています。
春の高校伊那駅伝は24日に開催され男子が過去最多の134チーム、女子が58チーム合わせて192チームがエントリーしています。
応援旗は18日まで市役所で展示されていて、大会前日の23日からは伊那市陸上競技場周辺に設置されます。 -
伊那スターズ7人が卒団
伊那市の少年野球チーム「伊那スターズ」の卒団式がJA上伊那本所で24日、行われました。
伊那スターズには、市内の小学生28人が所属していて、今年度卒団するのは7人です。
式では、小坂宗生監督から7人に記念品が贈られました。
小坂監督は「見えないところで努力をし、心も技術も成長しました。多くの人の支えがあって野球を続けられたことを忘れず中学校に行っても頑張って欲しい」と話していました。
卒団生は一人一人、練習や試合での思い出などを話し、監督や保護者、仲間たちに感謝の気持ちを伝えていました。
伊那スターズは今年度、公式戦で優勝3回、準優勝が7回となっています。
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弥生生がイーナちゃんグッズのデザイン案を提案
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の1年生は、伊那市のイメージキャラクター「イーナちゃん」をアレンジしたデザインを8日に白鳥孝市長に提案しました。
デザインした「おにぎりイーナちゃん」です。
8日は伊那弥生ケ丘高校の1年生の代表4人が市役所を訪れ白鳥市長に「おにぎりイーナちゃん」をプリントしたエコバックを披露しました。
「おにぎりイーナちゃん」を考えたのは探究学習でまちづくりコースを選択した30人です。
市役所の職員がアドバイザーを務め、グッズ製作に取り組んできました。
「かわいい」をコンセプトに、生徒たちはイーナちゃんの形がおにぎりに似てることに着目しキャラクターを考えました。
市の花の桜や上伊那の特産のアルストロメリアなどもデザインされています。
ほかに、伊那市のPR動画も発表しました。
生徒たちが魅力を発信したい場所を3分ほどの動画にまとめたということです。
伊那市ではおにぎりイーナちゃんのエコバッグをイベントで配るほか、販売も検討していくということです。
PR動画はインターネットで公開を予定しています。
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ジビエ料理と音楽を楽しむイベント
ジビエ料理と音楽を楽しむイベントが伊那市高遠町のたまきやで3日に開かれました。
イベントでは、鹿肉を使ったローストや炊き込みご飯などの料理6品が提供されました。
鹿肉は高遠町の信州高遠ジビエ加工センターで加工されたものを使用しているということです。
食事が終わると、ラジオパーソナリティの武田徹さんがハーモニカの演奏を交えながら高遠町出身で現・東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二について話しました。
武田さんは「伊澤修二は西洋音楽を日本に導入した人です」と話していました。
ほかに高遠ハーモニカクラブによる演奏も行われました。
このイベントはたまきやを拠点に地域活性化に取り組むNPO法人ナカラが企画したもので、市内を中心に26人が参加しました。
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伊那西小 皆伐学習記念式典
伊那市の伊那西小学校は1月から始めた学校林の整備作業終了の記念式典を8日行いました。
伊那西小学校では学校林の間伐や伐採した木を活用することで森にかかわる学習をしています。
記念式典では去年松枯れにより伐採されたアカマツで作った看板が児童にお披露目されました。
有賀大校長は「卒業して大きくなっても学校林のことを思い出してください」と話していました。
今回の森林整備はコンビニエンスストアの大手のローソンが行っている「緑の募金」を活用して行われました。
学校林の一部の広さ10アールのすべての木を伐採しました。
整備作業で切った木で、学校林にアスレチックが作られるということです。
また、今回整備した10アールの場所では、再び木が成長するのを見守るということです。 -
国際女性デー 箕輪町花束の配布
3月8日は国際女性デーです。
それに合わせて箕輪町役場では花束の配布が行われました。
花束の配布は、女性の生き方やジェンダー平等について考えることや、身近な女性に感謝を伝えるきっかけ作りを目的に行われました。
国際女性デーは、アメリカのニューヨークで女性の参政権を求めたデモが起こったことをきっかけに国連が1975年に制定したものです。
町内の花き農家が、カーネーションやガーベラが入った花束を80束用意しました。
訪れた人たちは、花束を渡す相手への気持ちをメッセージカードに書き込んでいました。
{訪れた人・片桐舞さん}
この取り組みは今年で3年目です。
書かれたメッセージは役場の玄関に掲示するということです。
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「伊那オーガニックバレー」と銘打ち有機農業推進へ
伊那市の白鳥孝市長は、「伊那オーガニックバレー」と銘打ち、持続可能な農業を目指し、有機農業を推進していく考えを7日示しました。
これは7日市役所で開かれた市議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
伊那市では、昨年度から有機栽培に関する講習会などを開き、取り組みを進めています。
来年度は伊那市農業振興センター内に有機農業専門委員会を設置し、具体的な取り組みを検討していくということです。
白鳥市長は「中山間地域の農業が今後も生き残るためには他の地域との差別化が必要だ。付加価値をどう高めていくか農家と一緒に考えていきたい」と話していました。
また、市では来年度から有機米を学校給食に一部導入する方針です。
来年度は市内4校で2か月程度提供する予定で、今後さらに拡大していきたいとしています。
そのための集落支援員1人を配置し、農家と学校との調整などを行っていくとしています。
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高遠小学校で6年生を送る会
15日の卒業式を前に、伊那市高遠町の高遠小学校で6年生を送る会が7日開かれました。
7日は全校児童およそ180人が体育館に集まり、6年生を送る会が開かれました。
送る会は、6年生に感謝の気持ちを伝えようと児童会が企画しました。
会では、学年ごと歌やダンスなどを発表しました。
1年生は、歌の他に、手作りのメダルをプレゼントしました。
5年生は、6年生に聞いた小学校での思い出ベスト3を発表しました。
ベスト3の発表が終わると、特に思い出に残ったことについてインタビューしていました。
会場にはくす玉が用意され、6年の代表児童がひもを引き、割りました。
会の最後には、6年生がお礼に歌を歌いました。
高遠小学校の卒業式は15日に行われる予定で、30人が学び舎を巣立ちます。
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高遠町の1,250戸で停電
7日正午頃、諏訪市の一部を含む伊那市高遠町の1,250戸で停電が発生しました。
午後5時半現在停電は10戸未満となっています。
中部電力パワーグリッドによりますと、停電は雪の影響とみられます。
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芸術文化総合フェスティバル 水墨画や書を展示
第36回長野県芸術文化総合フェスティバルの展示会が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
このうち、伊那会場では長野県水墨画協会南信地区と県書道協会の展示会が開かれています。
水墨画協会南信地区は、会員の作品47点を展示しています。
山水画や花鳥画など、テーマは自由で、1人1点ずつ出品しています。
中には、過去に水墨画県展で県知事賞を受賞した作品もあります。
事務局では「レベルが高い作品が多く揃った。見ごたえのある展示を楽しんでほしい」と話していました。
また、長野県書道協会の南信地域の役員も、作品を23点展示しています。
展示会は、10日(日)まで伊那文化会館で開かれています。
入場は無料です。
芸術文化総合フェスティバルでは、9日と10日にバレエやダンスの発表も行われます。
舞台部門は、入場料一般1,000円、小中高生500円です。
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箕輪町 子育て支援者が交流会
箕輪町の「こども・子育て応援条例」の4月1日の施行を前に、町内の子育て支援者の交流会が、地域交流センターみのわで7日に行われました。
交流会には、町内の子育てサークルや民生・児童委員、町職員など30人が参加しました。
はじめに条例についての説明や各団体の活動紹介などが行われました。
箕輪町は、こども・子育てに関する基本理念を定め、町や学校、地域住民などの役割を明確にする「箕輪町こども・子育て応援条例」を4月1日に施行します。
交流会は、それぞれの役割を理解して活動してもらうため、支援者同士の情報共有の場として開かれました。
ワークショップでは、「県外から転入してきた5人家族」という架空の事例をテーマに、支援方法やアイディアを話し合いました。
参加者は、「子育てサークルなどを紹介してはどうか」「子育てに関する情報を入手できるアプリが欲しい」などの意見を出していました。
町では、今後も継続して支援者の交流の場をつくり、地域全体での子育てにつなげていきたいとしています。