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南箕輪小学校で音楽会
南箕輪村の南箕輪小学校で音楽会が8日開かれ、児童が練習の成果を披露しました。
音楽会では全校児童750人が学年全体やクラスなどに分かれ、保護者を前に25曲を披露しました。
南箕輪小学校ではコロナ以前は全体で音楽会を開いていましたが、去年からは2部に分けて開いていて前半は奇数学年、後半は偶数学年が演奏しました。
児童はおよそ1か月前から音楽の授業などで練習をしたということです。
南箕輪小学校では「みんなで心を一つに音を楽しんでほしい」と話していました。
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秋季公演に向け稽古
伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎「中尾歌舞伎」の保存会は、23日の秋季公演に向けての稽古を行っています。
中尾歌舞伎保存会は、市内を中心に12歳から70代までの35人余りで活動しています。
秋の公演は、継続的に伝統文化活動を応援する伊那ロータリークラブの地区補助金を受けて行われます。
今回、上演する演目は「義経千本桜 鮨屋の段」です。
源平合戦に敗れた、平家の大将、平維盛をかくまった鮨屋を舞台に、親子関係などを描いた悲話です。
この演目を、披露するのは2020年以来です。
今回の演目を演じる10人のうち2人が初舞台を踏みます。
伊那市役所の職員の熊木奈美さん。
平維盛の妻役を演じます。
市民劇団に所属する辰野町の
森嶋和也さんです。
維盛の敵役の家来を演じます。
7日の夜は、通し稽古が行われました。
伊那ロータリークラブ地区補助金事業 中尾歌舞伎秋季公演は、23日(土)の午後1時30分から中尾座で行われます。
尚、歌舞伎の観劇を希望する人は、中尾歌舞伎保存会事務局 電話090―2450―6110松田さんまでお願いします。
入場は無料で先着100人となっています。 -
最低気温0.5度 今季一番の寒さ
8日朝の伊那地域の最低気温は0.5度と今季一番の寒さとなりました。
8日の朝は寒さで、伊那市西箕輪では車のフロントガラスや草木が白くなっていました。
8日の伊那地域の最低気温は0.5度と11月下旬並みの寒さとなりました。
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20代男性が仮想通貨だまし取られる詐欺被害
伊那市内に住む20代の男性が、仮想通貨およそ2,000万円分をだまし取られる特殊詐欺被害が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと、男性は、7月中旬、SNSを通じて知り合った女性を名乗る相手から「短期取引に興味はないか」「金の先物取引をやろう」「アプリを使って仮想通貨・イーサリアムを送金するように」などのメッセージを受信しました。
男性は複数回に渡り、相手から指定された送金先に、合計2,057万円相当の仮想通貨を送金しました。
その後出金ができず、不審に思い警察に相談し、被害に気付いたということです。
伊那署では、儲け話を鵜呑みにしない、SNSやインターネットでの投資話は詐欺を疑う、金を支払う前に家族や警察に相談するなど、被害防止を呼び掛けています。
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刑務所作業製品 販売
全国の刑務所の受刑者などが作った製品を展示、販売する「伊那矯正展」が8日から伊那市の美篶きらめき館で始まりました。
北は網走刑務所、南は沖縄刑務所まで、全国の刑務所の受刑者などがつくったおよそ2000点の製品が販売されています。
展示即売会は、刑務作業の重要性や現状を広く知ってもらおうと松本市の松本少年刑務所が開いたものです。
会場では、木でできた家具など手作業で丁寧に作られた製品が並びます。
人気の商品は、丸で囲った獄の字が入った前掛けやバッグなどのマル獄シリーズや横須賀刑務支所製の洗濯用石鹸です。
また、丈夫で軽く履きやすいと評判の婦人用の革靴は、一部の商品が半値に近い価格で販売されています。
使用済みのガスボンベを溶接したバーべーキューコンロも人気だということです。
松本少年刑務所は、木曽のヒノキやサワラで作った木彫品を販売しています。
売り上げは、犯罪被害者の支援などに充てられるということです。
受刑者が作った刑務所作業製品の展示即売会は、伊那市の美篶きらめき館で10日(日)まで開かれています。 -
現代の名工 箕輪町から2人
卓越した技能が評価され、厚生労働大臣表彰を受ける今年度の現代の名工に県内から5人が、そのうち2人が箕輪町から選ばれました。
現代の名工に選ばれたのは、箕輪町の小林通人さん67歳です。
岡谷市の株式会社ダイヤ精機製作所に勤め、フライス盤で加工を行っています。
もう一人は、箕輪町の堀達矢さん51歳です。
辰野町の株式会社エビデント長野に勤め、レンズ研磨・加工を行っています。
卓越した技能者に贈られる現代の名工には、今年度、全国から138人が選ばれ、11日に東京都で表彰式が行われます。
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いのちのWa!コンサート 10日開催
コーラスとオーケストラによるコンサート、「いのちのWa!コンサート」が10日に駒ケ根市の駒ヶ根市文化会館で行われます。
10月26日は合唱団体の合同練習が行われました。
いのちのWa!コンサートは上伊那の合唱団体の代表者などでつくる実行委員会が主催するコンサートで、今年で3回目の開催です。
自然の尊さや人のつながり、命の循環を音楽で表現することをコンセプトにしています。
箕輪町在住の音楽家・唐沢史比古さんが実行委員長と音楽監督を務めます。
上伊那の小、中、高校の合唱部や一般の合唱団、全国各地で活躍する音楽家によるオーケストラが出演します。
10日のコンサートは3部構成で行われ、最終の第3部では合唱とオーケストラが共演し唐沢さんが作詞作曲した4曲披露します。
この日は唐沢さんがアドバイスを送り、本番に向けて気持ちを一つにしていました。
「いのちのWa!コンサート」は10日(日)午後2時から駒ケ根市文化会館で開かれます。
入場無料・要事前予約 <申し込み https://inotinowa.com/>
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秋の火災予防運動 開始式
9日からの、秋の火災予防運動を前に、上伊那広域消防本部で関係者が開始式を8日に行いました。
上伊那広域消防本部で行われた開始式には上伊那の消防署員や本部職員などおよそ40人が出席しました。
上伊那広域消防本部の柿木淳一消防長は「火災予防と火の用心を周知し、火災件数を1件でも減らしたい」と訓示しました。
秋の火災予防運動は、火災発生の防止と、地域住民に防火意識を高めてもらおうと毎年行うものです。
上伊那広域消防本部によりますと、2024年は、11月6日までに55件の火災が発生していて、2023年の同じ時期と比べて20件減少しているということです。
開始式の後、消防車両が出発し、上伊那全域で予防広報を行いました。
秋の火災予防運動は9日から15日までとなっています。
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箕輪町キャリアフォーラム
小中学生が仕事やこれからの地域社会についての学習成果を発表する、箕輪町キャリアフォーラムが、町文化センターで7日に開かれました。
フォーラムでは、「これからの箕輪町、自分のあり方」をテーマに、小中学生が学習発表をしました。
箕輪南小学校3年生は、総合の時間に行った町内の企業や消防署、交番の見学を通して学んだことを発表しました。
児童は、「働くことは大変だけれどすごいことだとわかった」などと話していました。
ほかに、児童が会場を訪れた人に夢を聞いていました。
箕輪中学校の2年生は、職場体験で学んだことを発表しました。
生徒は、将来の目標として「自分から挨拶しコミュニケーションを取ることを心掛けたい」「笑顔で行動し周りを明るくしたい」などと話していました。
フォーラムは、町教育委員会や事業所などでつくる「箕輪町キャリア教育推進協議会」が開いたもので、今回で11回目です。
これまで「キャリア教育フォーラム」として開いていましたが、一般の人にも広く参加してもらおうと、名称を「キャリアフォーラム」に変更し開催しました。
会場には、小中高生や一般、300人以上が集まりました。
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伊那総建の北澤さん 交通安全緑十字銅章を受章
交通安全の推進に功績があったとして、南箕輪村田畑の株式会社伊那総建社長の北澤博仁さんが「交通栄誉賞緑十字銅章」を受章しました。
9月30日は、伝達式が伊那警察署で行われ、駒津一治署長から北澤さんに表彰状が手渡されました。
北澤さんは、総合建設業伊那総建の社長で、長年にわたり自動車の安全な運転に必要な業務の管理や指導などにあたったことが評価され、優良安全運転管理者として表彰されました。
駒津署長は、「一丸となって安全運転に取り組んだ成果です。未来永劫続けて欲しい」と話していました。 -
富県保育園 シキレールで秘密基地づくり
伊那市の富県保育園で、地元企業が開発した段ボール接続グッズ「シキレール」を使った秘密基地づくりが7日に行われました。
秘密基地づくりは、祖父母参観で行われました。
使用したのは、段ボールの接続グッズ「シキレール」です。
コロナ禍の2020年に、避難所設営の際の間仕切りに活用しようと、伊那市危機管理課が、製品設計を行う有限会社スワニーに依頼し、開発されました。
普段は、子どもの知育グッズにもなるということで、富県保育園では、今回初めて遊びに取り入れました。
この日は、伊那市の職員もボランティアで参加し、子どもたちに使い方を教えていました。
様々な角度で接続でき、子どもたちは、祖父母と一緒に思い思いの秘密基地を作っていました。
富県保育園では、「今後も遊びの中にシキレールを取り入れ、災害時にも活用できるようにしたい」と話していました。
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日比谷松本楼で伊那フェア 開催中
東京都日比谷公園にあるレストラン「日比谷松本楼」で、伊那の農産物をPRするフェア「信州伊那~松本楼で愉しむ秋の恵み」が、11月24日まで行われています。
フェア期間中は、伊那市産の農産物を使用した特別メニューを提供している他、初日の10月19日は伊那で採れた松茸や果物、地酒などを販売する物産展が開かれました。
フェアは、去年初めて行われ、今年で2回目です。
松本楼は、西箕輪出身の小坂駒吉さんの子梅吉さんが1903年に開いたレストランです。
4代目社長の小坂文乃さんは、今年7月に「伊那市繋ぐふるさと大使」に委嘱されています。
初日のこの日は、白鳥孝市長も訪れました。
信州伊那~松本楼で愉しむ秋の恵みは、11月24日日曜日まで行われています。 -
南ア・中ア 冠雪確認
南アルプスと中央アルプスが6日に初冠雪となり、雪化粧した山々が見られました。
7日昼頃の南アルプスです。
南アルプス林道バス営業所によりますと、きのう初冠雪となり、2センチほど積雪が確認されたということです。
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手作り商品の無人販売
伊那市の東部中学校特別支援学級の生徒による手作り商品の無人販売が日影郵便局で行われています。
31日は生徒3人が日影郵便局を訪れ古い布を使ったポーチや学校の花壇で育てているハーブを乾燥させたハーブティーなど約10種類を並べていました
無人販売では手作りの商品を60円から500円の価格帯で販売します。
商品は週に1回生徒が交代で補充し売上は活動費にあてられます。
東部中学校特別支援学級の無人販売は29日まで日影郵便局で行われています。
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最低賃金998円に改正をPR
労働者の最低賃金が10月1日に時間額998円に改正されたことを周知する啓発活動が6日
伊那市内の大型店で行われました。
啓発活動を行ったのは、連合長野上伊那地域協議会のメンバー8人です。
啓発活動では最低賃金額などが書かれたポケットティッシュを買い物客に配っていました。
県内の最低賃金は10月1日に時間額で50円引き上げられ998円となっています。
最低賃金は法律により全ての労働者に適用されることから連合長野上伊那地域協議会では広く住民への周知を図っていくとしています。
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立冬 糸寒天の天日干し
7日は立冬。暦のうえでは冬となりました。
伊那市東春近の小笠原商店では冬の冷え込みを利用した糸寒天作りが始まっています。
7日の伊那地域の朝の最低気温は4.5度で10月下旬並みでした。
午前7時過ぎ、小笠原商店では糸寒天の天日干し作業が行われていました。
夜のうちに凍らせたものを、天日干しによりじっくりと自然乾燥させます。
凍結と乾燥を繰り返すことで、歯ごたえがよく、つやのある糸寒天ができるということです。
専務の小笠原さんは、これからのさらなる冷え込みに期待しています。
小笠原商店の糸寒天は東京や関西方面の菓子店に卸していて、羊かんに使われます。
長野地方気象台では8日、9日の気温は放射冷却の影響で7日より冷え込みますが10日以降は平年を上回ると予想しています。 -
信州縁起物製作所で正月飾り作りがピーク
箕輪町沢の信州縁起物製作所では、新年を迎えるための正月飾りづくりがピークを迎えています。
6日は従業員6人が作業を行っていました。
こちらは家の玄関に飾るしめ飾りです。
稲わらをなったものに飾りをつけていきました。
作ったしめ飾りは、北は大町市から南は駒ヶ根市までのスーパーに出荷されるほか、製作所でも販売します。
ほかに、棒垂れ作りもしていました。
従業員は協力して、太い縄に細い縄と御幣を取り付けていきました。
正月飾り作りは、9月中旬から始まり、現在ピークを迎えています。
出来上がった飾りに値札を貼り、箱詰め作業も行っていました。
製作所では、供え物を入れる「オヤス」などの飾りづくりも行っています。
作業は12月中旬まで続くということです。
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伊那サンフラワーズ スローピッチソフトボールで全国優勝
伊那市のソフトボール男女混成チーム「伊那サンフラワーズ」は先月、埼玉県で開かれたジョイフルスローピッチソフトボール全国大会で初優勝を果たしました。
6日は伊那サンフラワーズの小牧豊秋監督、伊藤まゆみ主将、選手の中村博さんの3人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に優勝を報告しました。
ジョイフルスローピッチソフトボールは柔らかいボールを使って、ピッチャーは山なりの遅い球しか投げられない競技で、大会には年齢制限があります。
伊那サンフラワーズは女子ソフトボールチームですが、今回は混成の部に出場するため、市内のハイシニアのチームから助っ人7人を加え大会に出場しました。
混成の部には6チームが出場し、伊那サンフラワーズは予選と決勝ブロック、合わせて4試合を戦い、全て勝利し初優勝を果しました。
白鳥市長は「日本一はすごい、来年は連覇目指して頑張って下さい」と監督や選手をねぎらっていました。
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上伊那塗装広告事業協同組合がボランティアで橋の塗り替え
上伊那塗装広告事業協同組合は、6日に伊那市の春日公園の本丸橋の塗り替えをボランティアで行いました。
6日は、原広典理事長と組合員6人が春日公園の本丸橋の欄干の手すり部分の塗り替えを行いました。
本丸橋は長さおよそ24メートル、幅2.2メートルです。
昭和51年に造られたもので、劣化により、サビが発生し、塗装が剥がれてきています。
組合では、「落書きなくし隊」として、上伊那の公共物の落書き消し作業をボランティアで20年以上行っています。
活動の成果もあり落書きが減ったことから、今回橋の塗装を行いました。
ほかに三の丸橋でも、装飾の擬宝珠の補修などを行いました。
このボランティア活動は、一般社団法人 日本塗装工業会が制定した11月16日の「いいいろ塗装の日」にあわせて行っています。
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ヘルシンキ大×信大×伊那市が懇談
フィンランドのヘルシンキ大学の教授らが、伊那市役所を訪れ、市や信州大学の関係者と6日懇談しました。
6日は、ヘルシンキ大学農林学部副学部長のマリ・サンデル教授らが市役所を訪れ、伊那市の白鳥孝市長、信大農学部の片山茂教授らと懇談しました。
伊那市とフィンランドの北カレリア地域は2019年に林業や森林分野の協力に関する覚書を取り交わしています。
その協定の一環で、互いの大学の交流を強化していこうと行われました。
マリ・サンデル教授は「ヘルシンキ大学は、世界のトップ100に入るフィンランドの最高峰の大学です。
農林業や医学、AIなど様々な研究に力を入れています。
信州大学の農業や食品開発の研究に興味があります」と話していました。
ヘルシンキ大学のマリ・サンデル教授らは7日は伊那市高遠町にあるペレット工場を見学するという事です。
ヘルシンキ大学では、信大の他に伊那市の企業ともコラボレーションを模索したいとしています。
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新型コロナ週報 上伊那36人感染
6日に発表の新型コロナウイルス感染症の10月28日から11月3日の週報です。
上伊那は36人、全県は222人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり2.58人で減少しています。
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サン工業 伊那市へ300万円寄付
伊那市西箕輪の金属表面処理加工業サン工業株式会社は、伊那市に300万円をこのほど寄付しました。
寄付は2013年から行っていて、総額は3,100万円となっています。
この日は、サン工業株式会社の川上健夫社長らが市役所を訪れ、白鳥孝市長に目録を手渡しました。
サン工業は、地域貢献の一環として2013年から毎年伊那市に寄付を行っています。
これまでの寄付は、小中学校や保育園の備品購入に充てられています。
白鳥市長は「感謝しています。教育の充実に使わせて頂きます」と話していました。
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業況やや悪化傾向弱まる
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している伊那谷・経済動向中小企業レポートによりますと今期の業況は、やや悪化傾向が弱まった状況だとしています。
レポートはアルプス中央信用金庫が取引先185社に対し四半期に一度調査を行っているもので
今期は今年7月から9月に行いました。
今期の業況を良かったとする企業は15.4%、悪かったとする企業は36.7%で業況判断指数はマイナス21.3となっています。4月から6月の前期より2.8ポイント改善していて、やや悪化傾向は弱まった状況だとしています。
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紙芝居と箏の共演
紙芝居の読み語りと箏の演奏の共演がこのほど伊那市の信州INAセミナーハウスで開かれました。
伊那市の紙芝居師・久保田文子さんの自作の紙芝居に合わせ、伊那市の伊東忍さんと駒ケ根市の気賀沢美香さんが箏を演奏しました。
この日は、長谷の民話「孝行猿」や富県の民話「真菰が池のおしどり」など4本の紙芝居と箏の演奏を披露しました。
3人は30年前に一度共演していて、今年に入り再会して意気投合し、今回の公演につながったという事です。
今後は三味線なども加えて紙芝居を披露していきたいと話していました。
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一刻の山根健司さん博士号取得
伊那市高遠町のそば店「壱刻」の店主 山根健司さんは、信州大学大学院医理工学部研究科の博士課程でそばの研究を行い、博士号を取得しました。
9月27日は南箕輪村の信州大学農学部で学位記授与式が行われました。
山根さんは兵庫県出身で2003年に伊那市に移住しました。
そば打ちの経験を積み、2012年から高遠町でそば店「壱刻」を経営しています。
そばの研究を極めたいと、店の経営を両立しながら、信州大学大学院の修士課程で学んだあと、2021年度に大学院博士課程に入学しました。
これまで、そばの風味や保存方法、寒晒蕎麦の甘さと食感のメカニズムなどを研究してきたということです。
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もみじ湖で熱気球フライト体験
もみじ湖紅葉祭りが行われている箕輪町の箕輪ダム周辺で、熱気球フライト体験が5日に行われました。
もみじ湖末広広場には、長野県のPRキャラクター、アルクマをモチーフにした熱気球が浮かんでいました。
この日は、箕輪東小学校の5・6年生が招待され、空の上から紅葉を楽しんでいました。
このイベントは、もみじ湖の紅葉を上から見て楽しんでもらおうと、箕輪町観光協会が初めて企画しました。
体験した人は、高さ約20メートルからの景色を楽しんでいました。
フライト体験はきのうときょうの2日間行われ、合わせておよそ300人が体験したということです。
町観光協会では「要望があれば、来年も企画したい」と話していました。
もみじ湖の紅葉は、現在4割から5割ほどが色づいています。
見ごろは今週末、もしくは来週初め頃になりそうです。
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地蜂の巣 重さ競うコンテスト
クロスズメバチ通称「地蜂」の巣の重さを競うコンテストが、伊那市西箕輪のみはらしファームできょう開かれ、駒ヶ根市の 吉村(よしむら)昇(のぼる)さんの巣が4.21キロで優勝しました。
コンテストは、伊那市地蜂愛好会が毎年開いているもので、今年は会員21人からおよそ30点が出品されました。
段ボールに入った巣に煙を焚いて蜂を眠らせます。
蜂の巣を探すシーズンは7月8月ですが、今年は気温が高かったため餌をしかけても蜂が食いつかず、探すのに苦労したということです。
巣を取り出し終わると重さを計ります。
今年は、2キロ台の巣が多く見られました。
コンテストの結果、優勝は駒ヶ根市の吉村昇さんの巣で、重さは4.21キロでした。
吉村さんは2018年にも優勝しています。
アジやイカなどを与えて巣を育ててきたということです。
2位は 2.96キロで伊那市の栗林(くりばやし)秀(ひで)吉(きち)さん。
3位は2.85キロで伊那市地蜂愛好会会長の山口(やまぐち)政(まさ)幸(ゆき)さんでした。
伊那市地蜂愛好会では「伊那谷の伝統文化の『蜂追い』を若い世代の人にも伝えていきたい」と話していました。 -
たき火や森を楽しむイベント
たき火と森を楽しむイベント森JOYが伊那市ますみヶ丘の市民の森で4日行われました。
会場では、たき火を囲みながらのワークショップや薪わり体験が行われた他、飲食店ブースなどが設けられました。
森の暮らしについて学習する伊那小学校6年智組は、手作りのピザを100食用意し、1枚500円で販売しました。
フィンランドを森と学びを軸に紹介するブースも設けられました。
棒を投げてピンを倒す、フィンランド発祥のモルック体験などが行われました。
イベントでは森のコンサートも行われ、伊那市出身のピアニスト平澤真希さんの演奏に合わせ千葉県出身のオペラ歌手の髙橋正典さんが歌声を響かせました。
コンサートは、3部構成で、最後は市内の小学生や高校生、総勢110人によるステージが行われました。
森JOYは、伊那市が進める50年の森林ビジョンを民間の立場からサポートする伊那市ミドリナ委員会が開いたもので、今年で7回目です。 -
伊那中生が秀畝の魅力伝えるチラシ制作
伊那市の伊那中学校の3年生は、高遠町出身の日本画家池上秀畝の魅力を伝えるチラシを5日制作しました。
5日は伊那中学校の3年3組の生徒27人が、タブレット端末を使い、秀畝の作品の魅力を伝えるチラシを制作しました。
池上秀畝は伊那市高遠町出身の日本画家で、今年生誕150周年となります。
伊那中の生徒は、近くにある伊那文化会館で開催された秀畝の生誕150年記念展も見学し、人物や作品への理解を深めています。
生徒たちは、気に入った作品を選んでキャッチフレーズを考えたり、色や文字の配置を調整し、より魅力が伝わるよう工夫していました。
伊那中学校を含む秀畝に関連した市内の小中学生の作品の展示が、来年2月に信州高遠美術館で行われます。
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上伊那広域 第6次計画を策定へ
上伊那広域連合は、第6次広域計画を策定する委員会の初会合を5日に伊那市のいなっせで開きました。
今回策定する第6次広域計画は来年度からの5年間、上伊那広域連合や関係市町村が事務処理を円滑に進めるための指針を示すものです。
委員会では広域連合から上原三知委員長に諮問書が手渡されました。
計画では、人口減少への対応や、ごみ処理、消防・医療など15項目で今後の方針を定めます。
委員会では次回12月以降に案をまとめ答申する予定です。