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小学生が職業体験 おしごとごっこ
小学生が職業体験をするイベント「このまちのおしごとごっこ DX&SPOTS」が伊那市のエレコムロジテックアリーナで10日開かれました。
イベントは、体験を通して将来の夢や考える力を養ってもらおうと伊那商工会議所青年部が企画したもので、今回で7回目です。
10日は地元の企業や団体、県内のプロスポーツチームなど24のブースが会場に設けられました。
今回は初めてスポーツブースが設けられ、松本山雅や高森町を拠点に活動するプロの3人制バスケットボールチーム南信州ネクサスのスタッフや選手がシュートやドリブルなどを教えていました。
会場にはカップケーキ作りやネイル、シミュレーターを使ったドローンの操縦などがあり、子どもたちは、お気に入りのブースを回り体験していました。
また、伊那ケーブルテレビも参加し子どもたちがアナウンスやカメラを体験しました。
会場には約500人が訪れ、子どもたちは体験を通して仕事への理解を深めていました。
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山の遊び舎はらぺこ 20周年記念イベント
伊那市手良の認定こども園、山の遊び舎はらぺこの開園20周年記念イベントが10日に行われました。
会場には、体験コーナーや飲食など、およそ20のブースが設けられました。
山の遊び舎はらぺこは、2005年に東春近で開園し、去年現在の場所に移転し、今年20周年を迎えました。
野外保育に取り組み、延べ100人以上が卒園していて、この日は卒園生やその保護者、地元住民が訪れていました。
イベントは「焚火まつり」と題し、会場には焚火スポットが設けられました。
竹の棒に生地を巻き付けてパン焼くコーナーもあり、訪れた人が味わっていました。
イベントではほかに、卒園生によるライブが行われました。
はらぺこでは、「今後も子どもたちが自然の中で豊かな時間を過ごせるように取り組んでいきたい」としています。
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伊那フィルハーモニー交響楽団 第36回定演
伊那フィルハーモニー交響楽団の第36回定期演奏会が伊那市の伊那文化会館で10日開かれました。
演奏会には団員およそ70人が出演し、クラシック曲2曲を披露しました。
定演では、東京国際音楽コンクール指揮者部門で2位の経験があり、次世代を担う指揮者として期待される横山奏さんが指揮を務めました。
伊那フィルハーモニー交響楽団は1985年6月に伊那谷初のアマチュアオーケストラとして発足し、来年40周年を迎えます。
北沢理光団長は、「来年は設立40周年の節目の年になる。市民オーケストラとしてさらに活動の輪を広げていきたい」と話していました。
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ふれあい消防広場 伊那署で開催
秋の全国火災予防運動に合わせ、消防体験を通して防火や防災意識を高めてもらうイベント「ふれあい消防広場」が10日伊那市の上伊那広域消防本部で開かれました。
上伊那広域消防本部には家族連れなどが訪れ、消火器や救助体験などを行いました。
救助体験では重さ40キロの人形が入った担架をロープで引き上げていました。
子どもたちは署員にサポートしてもらいながら体験を楽しんでいました。
各体験場所にはスタンプがあり、全部集めると消防車のミニカーがプレゼントされました。
また、子どもの消防服の試着や普段見ることのできないはしご車の実演も行われました。
ふれあい消防広場は今年で7回目の開催で、10日はおよそ240人が訪れたということです。 -
VC長野 広島THに敗れる
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの10日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、ホームで広島サンダーズと対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
次は16日にアウェイで東京グレートベアーズと対戦します。
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スペシャルオリンピックス陸上競技 伊那で大会
知的障がいのあるアスリートのスポーツ大会 スペシャルオリンピックスの陸上競技 長野県地区競技会が、伊那市陸上競技場で9日開かれました。
大会には県内の10代から50代までの44人、このうち上伊那からは8人が出場しました。
陸上競技は、100m走や、走り幅跳び、ジャベリックスローなど10種目が行われました。
スペシャルオリンピックスは、知的障がい者にスポーツトレーニングを提供したり、競技大会を開催する国際的なスポーツ組織です。
3年ほど前に上伊那で陸上競技のトレーニングプログラムが始まり、南信の選手が増えていることから初めて伊那市で大会が開かれました。
大会では箕輪中学校陸上部など地元の中高生が計測や競技の補助に入り運営を手伝っていました。
事務局では「スポーツを通じて知的障がいのあるアスリートの自立につなげていきたい」と話していました。
この大会の成績や自立の状況を踏まえ、2026年に開かれる全国大会の出場選手が選考されます。
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高校生が企画 17とりどり祭
伊那市の高校生が企画した賑い創出イベント「17とりどり祭」が9日に中心市街地で行われました。
伊那市のセントラルパークでは、高校生が出展した販売コーナーなど14ブースが並びました。
オリジナル商品の販売では、高校生と菓子庵石川がコラボレーションした、オリジナルの4種類の菓子を販売しました。
「17とりどり祭」は、まちの賑いを取り戻し、人のつながりを通じ未来をデザインする場を作ろうと初めて行われました。
企画と運営は市内の高校に通う2年生14人が実行委員となり、伊那商工会議所と協力して、6月から準備を進めてきました。
鳥の絵に手形をつけて羽を完成させるアートもあり、来場者が手に絵具を付け、押しあてていました。
着物の着付け体験コーナーでは、訪れた親子が着物に着替えていました。
また伊那北駅前では、ステージ発表が行われ、高校の吹奏楽部やダンス部の発表が行われました。
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JA上伊那まつり賑わう
伊那市狐島のJA上伊那本所でJA上伊那まつりが9日と10日の2日間行われています。
会場では、農産物販売などが行われました。
詰め放題のコーナーでは、来場者が上伊那産のりんごや梨をビニール袋に詰めていました。
わんぱく広場では、子どもが射的や輪投げを楽しんでいました。
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小林恵子さんパッチワーク・キルト展
伊那市西箕輪在住の小林恵子さんのパッチワーク・キルト展が伊那市の旧井澤家住宅で開かれています。
会場には、およそ2メートル四方のタペストリーやバッグなど150点が展示されています。
小林さんは30年ほど前に趣味でパッチワークを始めたということです。
現在は市内で教室を開き教えています。
会場には、長野県工芸美術展に出展し入賞した作品も展示されています。
小林さんの母が来ていた着物や明治から昭和の帯などを使って作ったということです。
パッチワークキルト展「小林恵子個展」は11日(月)まで伊那市の旧井澤家住宅で開催されています。
時間は午前9時~午後4時まで、料金は大人200円、高校生以下無料です。
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VC長野トライデンツ 今季2勝目
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの9日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、ホームで広島サンダーズと対戦し、セットカウント3対2で勝利し、今季2勝目を挙げました。
10日もホームで広島サンダーズと対戦します。
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南箕輪小学校で音楽会
南箕輪村の南箕輪小学校で音楽会が8日開かれ、児童が練習の成果を披露しました。
音楽会では全校児童750人が学年全体やクラスなどに分かれ、保護者を前に25曲を披露しました。
南箕輪小学校ではコロナ以前は全体で音楽会を開いていましたが、去年からは2部に分けて開いていて前半は奇数学年、後半は偶数学年が演奏しました。
児童はおよそ1か月前から音楽の授業などで練習をしたということです。
南箕輪小学校では「みんなで心を一つに音を楽しんでほしい」と話していました。
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秋季公演に向け稽古
伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎「中尾歌舞伎」の保存会は、23日の秋季公演に向けての稽古を行っています。
中尾歌舞伎保存会は、市内を中心に12歳から70代までの35人余りで活動しています。
秋の公演は、継続的に伝統文化活動を応援する伊那ロータリークラブの地区補助金を受けて行われます。
今回、上演する演目は「義経千本桜 鮨屋の段」です。
源平合戦に敗れた、平家の大将、平維盛をかくまった鮨屋を舞台に、親子関係などを描いた悲話です。
この演目を、披露するのは2020年以来です。
今回の演目を演じる10人のうち2人が初舞台を踏みます。
伊那市役所の職員の熊木奈美さん。
平維盛の妻役を演じます。
市民劇団に所属する辰野町の
森嶋和也さんです。
維盛の敵役の家来を演じます。
7日の夜は、通し稽古が行われました。
伊那ロータリークラブ地区補助金事業 中尾歌舞伎秋季公演は、23日(土)の午後1時30分から中尾座で行われます。
尚、歌舞伎の観劇を希望する人は、中尾歌舞伎保存会事務局 電話090―2450―6110松田さんまでお願いします。
入場は無料で先着100人となっています。 -
最低気温0.5度 今季一番の寒さ
8日朝の伊那地域の最低気温は0.5度と今季一番の寒さとなりました。
8日の朝は寒さで、伊那市西箕輪では車のフロントガラスや草木が白くなっていました。
8日の伊那地域の最低気温は0.5度と11月下旬並みの寒さとなりました。
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20代男性が仮想通貨だまし取られる詐欺被害
伊那市内に住む20代の男性が、仮想通貨およそ2,000万円分をだまし取られる特殊詐欺被害が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと、男性は、7月中旬、SNSを通じて知り合った女性を名乗る相手から「短期取引に興味はないか」「金の先物取引をやろう」「アプリを使って仮想通貨・イーサリアムを送金するように」などのメッセージを受信しました。
男性は複数回に渡り、相手から指定された送金先に、合計2,057万円相当の仮想通貨を送金しました。
その後出金ができず、不審に思い警察に相談し、被害に気付いたということです。
伊那署では、儲け話を鵜呑みにしない、SNSやインターネットでの投資話は詐欺を疑う、金を支払う前に家族や警察に相談するなど、被害防止を呼び掛けています。
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刑務所作業製品 販売
全国の刑務所の受刑者などが作った製品を展示、販売する「伊那矯正展」が8日から伊那市の美篶きらめき館で始まりました。
北は網走刑務所、南は沖縄刑務所まで、全国の刑務所の受刑者などがつくったおよそ2000点の製品が販売されています。
展示即売会は、刑務作業の重要性や現状を広く知ってもらおうと松本市の松本少年刑務所が開いたものです。
会場では、木でできた家具など手作業で丁寧に作られた製品が並びます。
人気の商品は、丸で囲った獄の字が入った前掛けやバッグなどのマル獄シリーズや横須賀刑務支所製の洗濯用石鹸です。
また、丈夫で軽く履きやすいと評判の婦人用の革靴は、一部の商品が半値に近い価格で販売されています。
使用済みのガスボンベを溶接したバーべーキューコンロも人気だということです。
松本少年刑務所は、木曽のヒノキやサワラで作った木彫品を販売しています。
売り上げは、犯罪被害者の支援などに充てられるということです。
受刑者が作った刑務所作業製品の展示即売会は、伊那市の美篶きらめき館で10日(日)まで開かれています。 -
現代の名工 箕輪町から2人
卓越した技能が評価され、厚生労働大臣表彰を受ける今年度の現代の名工に県内から5人が、そのうち2人が箕輪町から選ばれました。
現代の名工に選ばれたのは、箕輪町の小林通人さん67歳です。
岡谷市の株式会社ダイヤ精機製作所に勤め、フライス盤で加工を行っています。
もう一人は、箕輪町の堀達矢さん51歳です。
辰野町の株式会社エビデント長野に勤め、レンズ研磨・加工を行っています。
卓越した技能者に贈られる現代の名工には、今年度、全国から138人が選ばれ、11日に東京都で表彰式が行われます。
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いのちのWa!コンサート 10日開催
コーラスとオーケストラによるコンサート、「いのちのWa!コンサート」が10日に駒ケ根市の駒ヶ根市文化会館で行われます。
10月26日は合唱団体の合同練習が行われました。
いのちのWa!コンサートは上伊那の合唱団体の代表者などでつくる実行委員会が主催するコンサートで、今年で3回目の開催です。
自然の尊さや人のつながり、命の循環を音楽で表現することをコンセプトにしています。
箕輪町在住の音楽家・唐沢史比古さんが実行委員長と音楽監督を務めます。
上伊那の小、中、高校の合唱部や一般の合唱団、全国各地で活躍する音楽家によるオーケストラが出演します。
10日のコンサートは3部構成で行われ、最終の第3部では合唱とオーケストラが共演し唐沢さんが作詞作曲した4曲披露します。
この日は唐沢さんがアドバイスを送り、本番に向けて気持ちを一つにしていました。
「いのちのWa!コンサート」は10日(日)午後2時から駒ケ根市文化会館で開かれます。
入場無料・要事前予約 <申し込み https://inotinowa.com/>
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秋の火災予防運動 開始式
9日からの、秋の火災予防運動を前に、上伊那広域消防本部で関係者が開始式を8日に行いました。
上伊那広域消防本部で行われた開始式には上伊那の消防署員や本部職員などおよそ40人が出席しました。
上伊那広域消防本部の柿木淳一消防長は「火災予防と火の用心を周知し、火災件数を1件でも減らしたい」と訓示しました。
秋の火災予防運動は、火災発生の防止と、地域住民に防火意識を高めてもらおうと毎年行うものです。
上伊那広域消防本部によりますと、2024年は、11月6日までに55件の火災が発生していて、2023年の同じ時期と比べて20件減少しているということです。
開始式の後、消防車両が出発し、上伊那全域で予防広報を行いました。
秋の火災予防運動は9日から15日までとなっています。
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箕輪町キャリアフォーラム
小中学生が仕事やこれからの地域社会についての学習成果を発表する、箕輪町キャリアフォーラムが、町文化センターで7日に開かれました。
フォーラムでは、「これからの箕輪町、自分のあり方」をテーマに、小中学生が学習発表をしました。
箕輪南小学校3年生は、総合の時間に行った町内の企業や消防署、交番の見学を通して学んだことを発表しました。
児童は、「働くことは大変だけれどすごいことだとわかった」などと話していました。
ほかに、児童が会場を訪れた人に夢を聞いていました。
箕輪中学校の2年生は、職場体験で学んだことを発表しました。
生徒は、将来の目標として「自分から挨拶しコミュニケーションを取ることを心掛けたい」「笑顔で行動し周りを明るくしたい」などと話していました。
フォーラムは、町教育委員会や事業所などでつくる「箕輪町キャリア教育推進協議会」が開いたもので、今回で11回目です。
これまで「キャリア教育フォーラム」として開いていましたが、一般の人にも広く参加してもらおうと、名称を「キャリアフォーラム」に変更し開催しました。
会場には、小中高生や一般、300人以上が集まりました。
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伊那総建の北澤さん 交通安全緑十字銅章を受章
交通安全の推進に功績があったとして、南箕輪村田畑の株式会社伊那総建社長の北澤博仁さんが「交通栄誉賞緑十字銅章」を受章しました。
9月30日は、伝達式が伊那警察署で行われ、駒津一治署長から北澤さんに表彰状が手渡されました。
北澤さんは、総合建設業伊那総建の社長で、長年にわたり自動車の安全な運転に必要な業務の管理や指導などにあたったことが評価され、優良安全運転管理者として表彰されました。
駒津署長は、「一丸となって安全運転に取り組んだ成果です。未来永劫続けて欲しい」と話していました。 -
富県保育園 シキレールで秘密基地づくり
伊那市の富県保育園で、地元企業が開発した段ボール接続グッズ「シキレール」を使った秘密基地づくりが7日に行われました。
秘密基地づくりは、祖父母参観で行われました。
使用したのは、段ボールの接続グッズ「シキレール」です。
コロナ禍の2020年に、避難所設営の際の間仕切りに活用しようと、伊那市危機管理課が、製品設計を行う有限会社スワニーに依頼し、開発されました。
普段は、子どもの知育グッズにもなるということで、富県保育園では、今回初めて遊びに取り入れました。
この日は、伊那市の職員もボランティアで参加し、子どもたちに使い方を教えていました。
様々な角度で接続でき、子どもたちは、祖父母と一緒に思い思いの秘密基地を作っていました。
富県保育園では、「今後も遊びの中にシキレールを取り入れ、災害時にも活用できるようにしたい」と話していました。
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日比谷松本楼で伊那フェア 開催中
東京都日比谷公園にあるレストラン「日比谷松本楼」で、伊那の農産物をPRするフェア「信州伊那~松本楼で愉しむ秋の恵み」が、11月24日まで行われています。
フェア期間中は、伊那市産の農産物を使用した特別メニューを提供している他、初日の10月19日は伊那で採れた松茸や果物、地酒などを販売する物産展が開かれました。
フェアは、去年初めて行われ、今年で2回目です。
松本楼は、西箕輪出身の小坂駒吉さんの子梅吉さんが1903年に開いたレストランです。
4代目社長の小坂文乃さんは、今年7月に「伊那市繋ぐふるさと大使」に委嘱されています。
初日のこの日は、白鳥孝市長も訪れました。
信州伊那~松本楼で愉しむ秋の恵みは、11月24日日曜日まで行われています。 -
南ア・中ア 冠雪確認
南アルプスと中央アルプスが6日に初冠雪となり、雪化粧した山々が見られました。
7日昼頃の南アルプスです。
南アルプス林道バス営業所によりますと、きのう初冠雪となり、2センチほど積雪が確認されたということです。
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手作り商品の無人販売
伊那市の東部中学校特別支援学級の生徒による手作り商品の無人販売が日影郵便局で行われています。
31日は生徒3人が日影郵便局を訪れ古い布を使ったポーチや学校の花壇で育てているハーブを乾燥させたハーブティーなど約10種類を並べていました
無人販売では手作りの商品を60円から500円の価格帯で販売します。
商品は週に1回生徒が交代で補充し売上は活動費にあてられます。
東部中学校特別支援学級の無人販売は29日まで日影郵便局で行われています。
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最低賃金998円に改正をPR
労働者の最低賃金が10月1日に時間額998円に改正されたことを周知する啓発活動が6日
伊那市内の大型店で行われました。
啓発活動を行ったのは、連合長野上伊那地域協議会のメンバー8人です。
啓発活動では最低賃金額などが書かれたポケットティッシュを買い物客に配っていました。
県内の最低賃金は10月1日に時間額で50円引き上げられ998円となっています。
最低賃金は法律により全ての労働者に適用されることから連合長野上伊那地域協議会では広く住民への周知を図っていくとしています。
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立冬 糸寒天の天日干し
7日は立冬。暦のうえでは冬となりました。
伊那市東春近の小笠原商店では冬の冷え込みを利用した糸寒天作りが始まっています。
7日の伊那地域の朝の最低気温は4.5度で10月下旬並みでした。
午前7時過ぎ、小笠原商店では糸寒天の天日干し作業が行われていました。
夜のうちに凍らせたものを、天日干しによりじっくりと自然乾燥させます。
凍結と乾燥を繰り返すことで、歯ごたえがよく、つやのある糸寒天ができるということです。
専務の小笠原さんは、これからのさらなる冷え込みに期待しています。
小笠原商店の糸寒天は東京や関西方面の菓子店に卸していて、羊かんに使われます。
長野地方気象台では8日、9日の気温は放射冷却の影響で7日より冷え込みますが10日以降は平年を上回ると予想しています。 -
信州縁起物製作所で正月飾り作りがピーク
箕輪町沢の信州縁起物製作所では、新年を迎えるための正月飾りづくりがピークを迎えています。
6日は従業員6人が作業を行っていました。
こちらは家の玄関に飾るしめ飾りです。
稲わらをなったものに飾りをつけていきました。
作ったしめ飾りは、北は大町市から南は駒ヶ根市までのスーパーに出荷されるほか、製作所でも販売します。
ほかに、棒垂れ作りもしていました。
従業員は協力して、太い縄に細い縄と御幣を取り付けていきました。
正月飾り作りは、9月中旬から始まり、現在ピークを迎えています。
出来上がった飾りに値札を貼り、箱詰め作業も行っていました。
製作所では、供え物を入れる「オヤス」などの飾りづくりも行っています。
作業は12月中旬まで続くということです。
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伊那サンフラワーズ スローピッチソフトボールで全国優勝
伊那市のソフトボール男女混成チーム「伊那サンフラワーズ」は先月、埼玉県で開かれたジョイフルスローピッチソフトボール全国大会で初優勝を果たしました。
6日は伊那サンフラワーズの小牧豊秋監督、伊藤まゆみ主将、選手の中村博さんの3人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に優勝を報告しました。
ジョイフルスローピッチソフトボールは柔らかいボールを使って、ピッチャーは山なりの遅い球しか投げられない競技で、大会には年齢制限があります。
伊那サンフラワーズは女子ソフトボールチームですが、今回は混成の部に出場するため、市内のハイシニアのチームから助っ人7人を加え大会に出場しました。
混成の部には6チームが出場し、伊那サンフラワーズは予選と決勝ブロック、合わせて4試合を戦い、全て勝利し初優勝を果しました。
白鳥市長は「日本一はすごい、来年は連覇目指して頑張って下さい」と監督や選手をねぎらっていました。
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上伊那塗装広告事業協同組合がボランティアで橋の塗り替え
上伊那塗装広告事業協同組合は、6日に伊那市の春日公園の本丸橋の塗り替えをボランティアで行いました。
6日は、原広典理事長と組合員6人が春日公園の本丸橋の欄干の手すり部分の塗り替えを行いました。
本丸橋は長さおよそ24メートル、幅2.2メートルです。
昭和51年に造られたもので、劣化により、サビが発生し、塗装が剥がれてきています。
組合では、「落書きなくし隊」として、上伊那の公共物の落書き消し作業をボランティアで20年以上行っています。
活動の成果もあり落書きが減ったことから、今回橋の塗装を行いました。
ほかに三の丸橋でも、装飾の擬宝珠の補修などを行いました。
このボランティア活動は、一般社団法人 日本塗装工業会が制定した11月16日の「いいいろ塗装の日」にあわせて行っています。
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ヘルシンキ大×信大×伊那市が懇談
フィンランドのヘルシンキ大学の教授らが、伊那市役所を訪れ、市や信州大学の関係者と6日懇談しました。
6日は、ヘルシンキ大学農林学部副学部長のマリ・サンデル教授らが市役所を訪れ、伊那市の白鳥孝市長、信大農学部の片山茂教授らと懇談しました。
伊那市とフィンランドの北カレリア地域は2019年に林業や森林分野の協力に関する覚書を取り交わしています。
その協定の一環で、互いの大学の交流を強化していこうと行われました。
マリ・サンデル教授は「ヘルシンキ大学は、世界のトップ100に入るフィンランドの最高峰の大学です。
農林業や医学、AIなど様々な研究に力を入れています。
信州大学の農業や食品開発の研究に興味があります」と話していました。
ヘルシンキ大学のマリ・サンデル教授らは7日は伊那市高遠町にあるペレット工場を見学するという事です。
ヘルシンキ大学では、信大の他に伊那市の企業ともコラボレーションを模索したいとしています。