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鉋がけの薄削り技術を競う全国大会
大工や木工職人が鉋がけの技術を競う全国大会が、伊那市内で11日と12日の2日間の日程で始まりました。
初日の11日は、制限時間内に鉋を使ってヒノキを削りその薄さを競う「薄削り競技」の予選が行われました。
大会には、全国各地からおよそ430人が出場しました。
開会式では、白鳥孝伊那市長が初削りを行いました。
全国削ろう会は、古来から伝わる伝統の技の習得や技術の向上などを目的に、建築会社や工務店などでつくる実行委員会が毎年開いています。
全国大会は今年で35回目で、長野県では初めてです。
少しでも薄く削れるように鉋の刃の長さを調節しながら挑戦していました。
参加者の中には、20代の女性の姿もありました。
予選は3回計測のチャンスがあり、納得いくものができるとやぶれないように慎重に運んで計測器にかけていました。
計測に使われる機器は、南信工科短期大学校と削ろう会が共同で製作したものです。
会場の外では、機械を使わずに丸太を割ったり、削ったりする実演が行われました。
森林資源の活用が大会のテーマとなっていて、これらの丸太は建て替えが進められているJR沢渡駅の柱と梁に使われるということです。
12日は、引き続き薄削り競技の予選と決勝が行われます。 -
交通少年団 安全運転呼びかけ
箕輪町の交通少年団は、「春の全国交通安全運動」に合わせ、国道153号バイパス沢上交差点付近で、ドライバーに安全運転を呼びかけました。
交通少年団には箕輪町の小学5年生と、6年生が所属しています。
11日はドライバーに飲酒運転防止や高齢者の交通事故防止を呼びかけるチラシとボックスティッシュを配りました。
伊那警察署交通課の赤羽正彦係長は「小学生が呼びかけることで、ドライバーの安全運転の意識が高まります。」と話していました。
箕輪町の交通少年団は安全運転の呼びかけの他、警察で交通安全について学んでいます。 -
伊那文化会館 新館長に北沢理光さん
今年4月に伊那文化会館の館長に北沢 理光さんが就任しました。
北沢さんは、オリンパス工業伊那工場に勤めていましたが、伊那文化会館の誘致活動を行うため、1983年、34歳の時に会社を早期退職しました。
誘致活動の母体として、伊那フィルハーモニー交響楽団を1985年に発足させたほか、いな少年少女合唱団やアルプス男声合唱団など多くの合唱団を立ち上げました。
2003年に伊那市の市街地にいなっせが完成した際には、NPO法人・クラシックワールドを立ち上げ、ホール活用の推進と市街地活性化に取り組んできました。
また、オーケストラと公募による合唱団が共演する手作りの音楽会を2年に1度、11回にわたり開催してきました。
今後は、南信全体の文化活動の育成と、地域外からも集客できるようなイベントを検討していきたいとしています。
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洞泉寺 親と子の禅の集い
親子で座禅を体験してもらうイベントが、伊那市美篶の洞泉寺で、4日に行われました。
親と子の禅の集いには、伊那市内から16人が参加しました。
禅に親しむ機会にしてもらおうと洞泉寺が大型連休に合わせて初めて企画しました。
初めに横山凌雲住職が、座禅の姿勢や心構えについて話しました。
背骨を積み木で積んだイメージで、力まずまっすぐ座り、目は、1mから2m先を見て半眼にします。
腹式呼吸で心を落ち着かせ、10分間の座禅を3回行いました。
最後の座禅では、横山住職が警策を持ち、希望者の肩を叩いていました。
横山住職は、「座禅をすることで『物事にとらわれないこと』を感じてほしい。人間関係の悩みなどがあるが、自分の生きる場所は広いのだと気付いてほしい」と話していました。
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那須さん 伊那北で憲法について語る
伊那北高校の図書委員会は、OBの元最高裁判事で弁護士の那須弘平さんを招いての座談会を9日開きました。
座談会には図書委員会の委員と希望した生徒およそ20人が出席し、那須さんに憲法改正や外国人の国籍取得、これからの弁護士の仕事など様々な質問をしていました。
「自衛隊を憲法で認めるべきなのか」との質問に対しては「現在の自衛隊については一定の限度で認め、しかし憲法の改正は行わない。憲法9条は社会に対してアピールするところがあるので、両方を維持しながら折り合いをつけていく事を考えなければならない」とこたえていました。
那須さんは憲法改正について「日本は国民主権の国家です。投票で国会議員を選ぶ事から考えてほしい」と生徒達に呼びかけていました。
弁護士の仕事については、「昔は裁判での弁護が殆どだったが、今は企業からの相談や第三者委員会の仕事など幅が広がってきている」と説明していました。
那須さんは伊那市富県出身の77歳です。
伊那北高校の卒業生で、元最高裁判事で現在は東京で弁護士をしています。
新聞で母校の図書室に法学者の芦部信喜さんのコーナーが設置された事を知り、関連書籍と那須さんが使用した判例集、合わせて40冊を寄贈しました。
図書員委員会では法律の第一線で活躍している先輩の声を聞こうと同窓会と協力して座談会を企画しました。
この日那須さんは、「自分らしさを守り、真実をつきつめる」という意味の「守拙求真」と書いた色紙を母校に贈りました。
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名称が「令和伊那トンネル」に決まる
伊那建設事務所は現在工事が進められている国道153号伊那バイパスの伊那市福島から野底へ抜けるトンネルの名称を「令和伊那トンネル」に決定したと10日発表しました。
伊那建設事務所では現在工事を進めているところだが地域住民の意見を踏まえて「令和伊那トンネル」に決定したとしています。
また南側に隣接する高架橋については「野底大橋」に決定したとしています。
令和伊那トンネルは長さ166.7メートルで車道2車線の歩道付きで今年の7月末完成予定です。
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新産業技術推進協議会 実用化ベースへ
伊那市新産業技術推進協議会の会議が10日伊那市のいなっせで開かれました
協議会は産学官が連携しIoTやロボット技術、ドローンなどを使い地域課題を解決しようと平成28年度に設立されました。
白鳥孝市長は「各部会での取り組みを実証実験から実用化ベースに移行させ、地方が国を支える新たなモデルを示していきたい」と挨拶しました。
協議会の栗林秀吉会長は「今年度は社会実装の本格化を図り、事業運営の採算ベース化と普及に重点をおいていきたい」と話していました。
きょうの協議会では、農業や工業、ドローン物流など7つの部会が今年度の事業計画について説明しました。
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小林ルイさんミニコンサート
駒ヶ根市出身の歌手小林ルイさんのミニコンサートが6日、伊那市西春近のデイサービスセンター春富ふくじゅ園で開かれ、利用者が昭和歌謡を楽しみました。
ミニコンサートでは小林さんが昭和歌謡やオリジナル曲を披露しました。
小林さんは駒ヶ根市出身の歌手で、今年3月にメジャーデビューし「麗しの貴公子」の愛称で親しまれています。
ミニコンサートは、利用者に楽しんでもらうとともに、地域の人に施設を訪れてもらおうと春富ふくじゅ園が開いたものです。
お年寄りは「素晴らしい歌でした」「また来てください」などと小林さんと声を交わしていました。
春富ふくじゅ園の今井ちずる施設長は「あまりコンサートに行く機会のない利用者のみなさんに、地域で活躍する歌手の生の歌を聞いて楽しんでほしい」と話していました。
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ビジネスマッチング事業など今年度事業を承認
森と人をつなぐ活動を行っている伊那市ミドリナ委員会の総会が9日開かれ、今までにない木材製品の開発サポートなど今年度
事業が承認されました。
総会には委員約30人が出席しました。
委員会は今の自然環境を次の世代に引き継ぐために伊那市が進める50年の森林ビジョンを民間の立場から応援しようと発足したものです。
昨年度は森と人をつなぐイベントとして伊那市ますみヶ丘の平地林で森JOYの開催や森に関する専門家から話を聞くミドリナカフェなどを行ってきました。
今年度も森JOYやミドリナカフェを開催するほか、今までにない木材商品開発のサポートを行うビジネスマッチング事業などを行うことが承認されました。
ミドリナ委員会では活動を通じて伊那市50年の森林ビジョンの
理想を伝えていくとしています。
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出水期前に河川を巡視
梅雨などの出水期を前に河川管理者が天竜川と三峰川の危険箇所を把握する合同巡視が10日行われました。
天竜川上流河川事務所が行なった合同巡視には伊那市の防災担当者や消防団など約30人が集まりました。
参加者は天竜川と三峰川沿いで堤防の高さが不足している場所を
見たり法面が崩れている所がないかを確認していました。
市内の天竜川と三峰川沿いでは約90か所が重要水防箇所に指定されています。
護岸が崩れやすい場所では石を鉄製の網に入れた蛇籠を置き補強している所もあります。
10日はほかに水防倉庫もまわり出水時に使う備蓄材を確認していました。
天竜川上流河川事務所では出水期に合わせて川の水位情報をパソコンやスマートフォンで閲覧することができるシステムの運用を始めるということです。
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春の山野草展示会
箕輪町の信州みのわ山野草クラブの春の山野草展示会が11日と12日の2日間、木下公民館で開かれます。
10日は会場で準備が行われ、200点以上の作品が展示されました。
信州みのわ山野草クラブは会員15人で、展示会は17年目を迎えます。
クラブでは、山野草の植え方や、山野草に合う土の種類などを学んでいて、春と秋の年2回展示会を開いています。
会長の浦野伸さんは、「いろいろな特徴持っためずらしい山野草を楽しんでほしい」と話していました。
信州みのわ山野草クラブの春の展示会は11日と12日の2日間となっています。場所は箕輪町の木下公民館です。 -
みのわ祭り図案きまる
箕輪町の夏祭り2019みのわ祭りのポスターとうちわの図案が9日決まりました。
ポスターには箕輪中学校3年の森島綾香さんの図案が選ばれました。
ポスターは600部作られ、町内外の店舗などに配布されます。
うちわは箕輪南小学校5年の田中鈴音さんの作品が選ばれました。
うちわは1万本作られ、全戸配布される予定です。
今年は289点の応募があり、最優秀賞を含む11作品が入賞しました。
今年のみのわ祭りは7月27日(土)に予定されています。 -
市民の森で森林保全活動
奉仕活動を通じて環境問題について学ぶ「信州北園プロジェクト」の一環として、東京都立北園高校の生徒が、伊那市ますみヶ丘の「市民の森」で9日、森林保全活動を行いました。
北園 高校は10年前から「市民の森」の保全活動に取り組んでいます。
この日、生徒320人が環境保全に取り組んでいる「NPO法人伊那谷森と人を結ぶ協議会」が間伐した丸太や枝などを一か所に集めていました。
まとめられた丸太や枝は今後、「NPO法人伊那谷森と人を結ぶ協議会」がチップ状にカットし、森林内などに敷き詰めるということです。 -
凍霜害 2,500万円の被害
長野県のまとめによりますと、8日の朝の冷え込みで、上伊那地域の霜による果樹被害は2,500万円となっています。
伊那市西箕輪羽広の鈴木博士さんのりんご畑です。
この日は、JA上伊那の果樹担当者が、鈴木さんが栽培するりんごの被害状況を確認していました。
8日の伊那地域の最低気温は、午前5時9分に平年より7.4度低い1.1度を記録しました。
西箕輪の一部の地域では、氷点下4度まで下がったということです。
この冷え込みにより霜の被害が発生し、上伊那では2,500万円、県全体では5,300万円となっています。
4月28日にも霜による被害が発生し、8日と合わせて伊那市の被害額は3,200万円と上伊那で最も多くなっています。
箕輪町は1,917万円、南箕輪村は50万円となっています。
県農政部では「収穫量に大きな影響が出そうだ」としています。
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伊東由香バレエスクール第10回発表会
南箕輪村田畑の伊東由香バレエスクールの第10回発表会が、4日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
発表会にはスクールに通う3歳から一般までの85人が出演しました。
伊東由香バレエスクールは、開設して20年になり、発表会は2年に1回行われていて今回が10回目になります。
プロのバレエ団や阪神タイガースのチアリーダー、ヨガインストラクターなど様々な卒業生を輩出しているということです。
コンテンポラリーと呼ばれる現代舞踊や、講師の振り付け作品のほか、古典の名作「白鳥の湖」の短縮版も全編上演しました。
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伊那市スポ少 軟式野球大会
第108回伊那市スポーツ少年団春季球技大会の軟式野球の大会が、4日、伊那市内で開かれました。
大会は、春・秋と、交流大会の年に3回行われていて、春は新チームで迎える初めての大会となります。
スポーツ活動を通じスポーツ少年団の相互理解と資質の向上につなげようと開かれています。
大会は美すずスポーツ公園グラウンドと手良総合グラウンドの2か所で開かれました。
大会には10チームが参加し、2日間にわたりトーナメント方式で行われました。
決勝戦は、美篶野球と伊那中部の対戦となり、8対7で美篶野球が優勝しました。
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箕輪町議会議長に中澤清明さん
改選後初となる今日開かれた箕輪町議会臨時会で正副議長の選挙が行われ、議長には中澤清明さんが選ばれました。
議長選挙には、中澤清明さんと木村英雄さんが立候補し、15人の議員全員が投票を行いました。
その結果、中澤さんが9票、木村さんが6票で、中澤さんが議長に選ばれました。
中澤さんは、「少子高齢化、人口減少と、地域の維持存続が課題となる中で、町議会の役割は一層大きくなる。無投票を受けて、任期中に、議員定数などなり手不足解消のための結論を出したい」と挨拶しました。
副議長には、伊藤隆さんと釜谷美春さんが立候補し、伊藤さんが9票、釜谷さんが6票で、伊藤さんが副議長に選ばれました。
また、常任委員会では、総務産業常任委員長は、荻原省三さん、福祉文教常任委員長には、小出嶋 文雄さん、議会運営委員長には、寺平秀行さんが選任されました。
正副議長の任期は申し合わせにより2年となっています。
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レンゲの花摘み 西部保育園
南箕輪村の西部保育園の園児たちは9日、保育園近くの畑でレンゲの花摘みを行いました。
この花摘みは毎年行われていて、レンゲは去年の8月に種をまき、一冬超し、今月初旬に花を咲かせました。
今年は例年よりも春先の気温が低かったため、レンゲが満開となるには後1週間ほどかかるということです。
レンゲはマメ科の植物で、花は紫からピンクに変化する性質があります。
また、レンゲ畑を管理している唐澤敏夫さんによると、レンゲは空気中の窒素を取り込む性質から肥料としての効果が期待できるということです。
このレンゲ畑はこの後耕され、麦を育てるために利用されるということです。 -
令和生まれの子ヤギ誕生!
元号が令和に変わり、伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームでは7日に、2匹の子ヤギが生まれました。
こちらが、令和元年5月7日生まれの子ヤギです。
2匹ともメスで、3歳のお母さんから生まれました。
グリーンファームにはおよそ180匹のヤギがいて、4月25日頃までは数匹生まれていましたが、令和になって誕生はなく、7日に生まれた2匹が新元号初となりました。
こちらは、生まれてすぐの様子です。
その日のうちに歩きはじめ、元気よく育っています。
グリーンファームのヤギは、一般家庭や企業向けに、主に除草の目的でレンタルを行っていて、名前はつけていないということです。
生まれた2匹は、母親と一緒なら1か月後から、子ヤギ1匹のみは、3か月後からレンタルができるようになります。
この他にも、1週間以内にお産を控えたヤギもいます。
ヤギ以外にも、令和になってからチャボやにわとりのひよこが誕生しています。
令和生まれの子ヤギは、10日から一般の人も見られるように小屋を移動することになっています。 -
AIを活用して牛の行動観察
南箕輪村の信州大学農学部は、東京工業大学と連携し、AI技術を活用した牛の行動観察システムの開発を進めています。
システム開発のための実証実験は、去年4月から信州大学農学部の農場で行われています。
牛に、取り付けた首輪型センサには、動きの大きさの変化を計測するための機器加速度センサと通信機能が内蔵されていて無線を通じて情報がスマートフォンに送られAIが処理する仕組みです。
これにより、エサを食べているか、歩行しているかなど牛の行動や姿勢を推定することができます。
実証実験は、耕作放棄地に牛を放牧した際の管理運用の省力化を目的に行われています。
このプロジェクトのサブリーダーで信州大学農学部の竹田謙一准教授は「機器の大きさや電池の寿命などまだ課題はあるが実用化に向けて取り組みたい」としています。
今後は、牛が病気にかかり始めているか、発情・分娩の兆候があるか、ストレスを感じているかといった状態を推定できるよう研究を進めていくとしています。
実証実験は、2020年3月までを予定していて、「3年後」の実用化を目指しています。
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地域の魅力を再発見!!
伊那青年会議所は12日に伊那市役所駐車場を会場に、気球に乗れる体験や仕事に関するビンゴなどを行う「地域の魅力再発見!わくわくフェス」を開きます。
4月25日に伊那青年会議所のメンバーが記者会見を開き、イベントの概要を説明しました。
イベントは5月12日午前8時から伊那市役所駐車場を会場に開かれます。
気球で地上30メートルの高さから街並みを眺める体験や仕事に関するビンゴゲームの他、駐車場のアスファルトに夢を描く落書きコーナーが企画されています。
伊那青年会議所では、イベントを通して地域の魅力を親子で再発見してもらいたいと話していました。
雨天の場合は19日に延期となります。
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南箕輪村議会議長 丸山さん
改選後初めての南箕輪村議会の臨時会が8日開かれ、議長には丸山豊さん、副議長には小坂泰夫さんが選ばれました。
議長選には3期目で前の議長の丸山豊さんと、3期目の加藤泰久さんが立候補しました。
議員10人の投票の結果、丸山さん8票、加藤さん2票で新しい議長には丸山さんが決まりました。
丸山さんは「村とは緊張感をもって是々非々の姿勢で議論し、より良い南箕輪を築いていきたい」と挨拶しました。
副議長には5期目の小坂さんのみが立候補していて、指名推薦の結果、全会一致で了承されました。
3つの常任委員会の委員長には、総務経済常任委員長に百瀬輝和さん、福祉教育常任委員長に三澤澄子さん、議会運営委員長に山﨑文直さんが決まりました。
正副議長と委員長の任期は申し合わせで2年となっていて、2021年4月26日までとなっています。
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グレート☆無茶さん たかずやに菓子贈る
信州プロレス代表のグレート☆無茶さんが伊那市東春近の児童養護施設たかずやの里を訪れ、子ども達にお菓子を27日に、プレゼントしました。
27日は、無茶さんがたかずやの里の菅雄峰施設長にポテトチップス96袋を手渡しました。
ポテトチップスは、無茶さんが販売元のカルビーから提供を受けたものです。
県内15の児童養護施設にダンボール8箱分96袋をそれぞれ贈りました。
菅施設長は、「連休中の子ども達の楽しみの1つになる。大変ありがたいです」と感謝していました。 -
箕輪町 町の部4連覇
先月27日に松本市で行われた第29回市町村対抗駅伝で箕輪町チームは総合4位、町の部4年連続の優勝を果たしました。7日、選手たちが白鳥政徳町長に入賞を報告しました。
7日は、丸山信一監督と選手9人が役場を訪れ、大会の感想を一人一人、白鳥町長に話しました。
大会は松本市の松本平広域公園陸上競技場を発着点に行われ9区間42.195キロをタスキでつなぎました。
大会には52の市町村が参加しました。
優勝は松本市で2時間14分
10秒、2位は長野市で3位は駒ヶ根市でした。
箕輪町は2時間17分54秒で4位と去年の3位から一つ順位を下げましたが町の部では4年連続の優勝を果たしました。
白鳥町長は「町民のみなさんに元気を与えてくれた。これからもケガのないよう練習に励んでほしい」と話していました。
選手たちは、「来年は総合優勝を目指したい」と意気込んでいました。
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伊那市内の小学校で花育学習
花に親しむことで児童の心の豊かさを育む「花育」の今年度の学習が伊那市内の小学校で始まりました。
8日は、伊那市の伊那小学校で花束の贈呈式が行われ白鳥孝市長やJA上伊那の御子柴茂樹組合長らが代表児童に花束を贈りました。
花育は、伊那市とJA上伊那、生産者が連携して行っているもので、今年で6年目です。
JA上伊那ではアルストロメリアの生産量が日本一で昨年度は1180万本を出荷しています。
児童を代表して浜明奏音さんは、「家の中に花があるだけで明るくなります。いただいた花を大切にかざって楽しみたいです。」と話していました。
式が終わると3年生が花卉農家から育て方や栽培の苦労などについて話を聞きました。
花育は市内のすべての小学校で行われることになっていて、1人2本ずつアルストロメリアが贈られます。
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10連休 観光施設の入り込みは
最大10連休となったゴールデンウィークが6日で終わりました。
例年より長い連休となった今年、上伊那の観光施設には県内外から多くの観光客が訪れました。
伊那市西箕輪のみはらしファーム内にある体験施設やってみらっしです。
連休明けとなった7日も名古屋からの団体客が訪れ、いちご大福づくりを体験していました。
みはらしファームにはこの10連休で多くの観光客が訪れました。
やってみらっしには去年より14%138人多い1,126人が訪れていて、断った予約もあったということです。
いちご狩り体験は、去年より16%976人多い6,889人が訪れたということです。
このほかの観光施設にも多くの観光客が訪れました。
伊那市の小黒川渓谷キャンプ場は、去年より20%250人ほど多い1,380人が利用しました。
箕輪町のながた自然公園は2倍以上、300人ほど多い579人が利用しました。
南箕輪村の大芝高原キャンプ場は55%570人多い1,600人が利用しました。
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村議会議長選に2人立候補
申し合わせ任期満了により行われる南箕輪村議会議長選挙に立候補した2人の所信表明演説が、7日に役場で行われました。
議長選挙に立候補したのは、届け出順に、丸山豊議員と加藤泰久議員の2人です。
神子柴の無所属・3期目の丸山議員は「議会基本条例を活かして、村政の課題把握や住民参加などに力を入れていきたい」と述べました。
田畑の無所属・3期目の加藤議員は「議会の活性化を進め、議員の質の向上に努めたい」と述べました。
議長選の投票は、8日の臨時議会で行われます。
なお副議長には、田畑の無所属・5期目の小坂泰夫さんのみが立候補しています。
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前川さん 憲法改正について講演
3日の憲法記念日にあわせ元文部科学事務次官の前川喜平さんが憲法改正の問題や疑問について駒ヶ根市内で話をしました。
「日本国憲法と教育」をテーマに前川さんが話をしました。
前川さんは政府や自民党が示している憲法改正案について「集団的自衛権を認める内容で、政府の権限を強め独裁政治に繋がりかねない」と話し、「政治が教育やメディアへの介入をはじめる」と警告しました。
特に教育について前川さんは「小学校では個人の考えより型に当てはめる事を薦め、大学では国の利益に繋がる研究への優遇が強まるので注意しなければならない」と呼び掛けていました。
憲法の改正の時期については「政治主導ではなく、国民から見直しの気運が高まった時に行うのがよい」と話していました。
前川さんの講演会は、教員OBや各種団体で作る実行委員会が毎年開いている憲法記念日の集いで開かれ今年はおよそ1000人が会場を訪れました。
講演会のもようは、18日からご覧のチャンネルで放送します。
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高烏谷山区民ハイキング
行楽日和となった3日、伊那市の富県区民を対象にした恒例の高烏谷山区民ハイキングが行われました。
ハイキングには、区民を中心に580人が参加し高烏谷山頂上付近のつが平まで2時間かけて歩きました。
つが平では、区内にある富県小学校と新山小学校の交流会が開かれ、学校紹介のほか児童がそれぞれの校歌を歌いました。
今年は令和元年のハイキングという事もあり、元号が書かれた額を手に家族や仲間と一緒に記念撮影をしていました。
参加者たちは、家族や地域ごと、また仲間たちと弁当を広げ、連休の1日を楽しんでいました。
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福与城址まつり賑わう
箕輪町福与にある県指定の史跡福与城跡で29日第22回福与城址まつりが行われました。
まつりは武田信玄が連絡手段として使っていたとされるのろし上げで始まりました。
1545年に福与城を守った藤沢氏と武田信玄の戦で最大の攻防があったとされる4月29日にちなんで毎年この日に行われています。
まつりでは地元の箕輪南小学校の3年生から5年生が太鼓演奏を披露しました。
また地元住民による出店では、そばや餅が振舞われ行列ができていました。
福与城跡は県指定史跡で地元住民でつくる福与城址を守る会が管理し毎年まつりを行っています。