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美篶小学校 歴史・文化学ぶ
伊那市の美篶小学校では、クラブ活動で地域の歴史や文化を学んでいます。
20日は今年度のクラブ活動がスタートしました。
この中で地域探検クラブでは、手作りの地図の自分が住んでいる場所にシールを張って、地域とのつながりを確認していました。
また、地域に伝わる「美篶の歌」を歌ったり、校章の由来を学びました。
はた織りクラブでは、児童がはた織りの体験をしたり、裂いた布団の布を丸めてはた織りの材料をつくりました。
織った布は文具入れや雑貨入れにします。
完成した作品は毎年、冬の開校記念式典で展示されるということです。
4年生から6年生は年に8回、11のクラブから選択して 動しています。
このうち5つのクラブが外部から講師を招いて活動しています。
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広報の活用について伊那市職員研修会
伊那市は、広報ツールの活用や効果的な情報発信を目的とした職員研修会を、20日に市役所で開きました。
研修会は、午前と午後の2回開かれ、およそ60人が参加しました。
秘書広報課の浦野真由美さんが具体的なプレスリリースのつくり方や広報番組の活用について話をしました。
プレスリリースは、報道機関に向けて情報の提供、告知、発表を行うことです。
浦野さんは、「新聞やテレビへの掲載は無料で行うことができます。正確で旬な話題を提供し記事にしてもらうことが市のPRに繋がります」と話していました。
他に、伊那ケーブルテレビで放送している広報番組「い~なチャンネル」については、「職員や市民が多く関わることで、様々な波及効果を生みます。文章だけでは伝わりにくいこともあるので、映像を上手く活用していきましょう」と話していました。
泉澤正広課長は、「戦略的な情報発信を行い、住民の満足度向上やPRに繋げていきたい」と話していました。 -
ウォーキングで親睦深める
ウォーキングを通じて地区のつながりを深めようと、伊那市西町区のさわやかウォーキングが、19日に行われました。
イベントには、園児から70代まで、西町区民およそ120人が参加しました。
伊那文化会館を発着に、小黒川パーキングエリアや伊那西小学校を巡る8キロのコースです。
西町区には8つの地区があり、このうち7つの地区の小学生は伊那小学校に通っていますが、大坊だけは伊那西小学校に通っています。
そのためウォーキングの途中で伊那西小に立ち寄り、ゲームをして交流を深めました。
箱から引き抜いた紐をつないで、一番早く10mにしたチームが勝ちで、地区ごとに分かれてリレー形式で楽しみました。
木下敏夫区長は「天気に恵まれ、地域の自然を楽しみながら交流を深めることができた」と話していました。 -
伊那市特定保健指導実施率 全国3位に
伊那市は、国民健康保険の加入者を対象に行った特定保健指導実施率が全国814の市区で3位となり、厚生労働大臣からメッセージが贈られました。
メッセージは、全国の上位10の市区、町村、企業それぞれに贈られたものです。
40歳から74歳までの人は、生活習慣病予防に重点を置いた健康診断「特定健診」を受ける必要があります。
特定健診では、腹囲が男性85センチ、女性90センチ以上で、かつ高血圧、高血糖、脂質異常症の3つのうち1項目以上にあてはまる人を対象に特定保健指導が行われます。
メッセージは、特定健診の受診率か指導実施率が高く、もう一方が一定の条件を満たした自治体や企業を対象に国が今回初めて贈ったものです。
市は、2017年度の特定保健指導の実施率が88.1%で条件を満たした自治体の中では全国3位でした。
市では、今年度分の特定健診の通知を今月末に各家庭に発送するということです。 -
商店街に高校生の居場所を!
伊那市内の高校生3人が主体となり、商店街に「多目的な自習室」を設置しようと取り組んでいます。
19日は、関係者が集まり、どのような場所にしたいか意見を交換しました。
自習室は、小林書店北側のシェアオフィス・ネイバーシップ内に設けられます。
多くの他人が集まって習う場所にしようと、「いなまち たしゅう室」と名付けました。
中心となって取り組んでいるのは、伊那北高校2年の井崎才蔵さんさんと内村晴恵さん、伊那弥生ケ丘高校2年の齋藤貴之さんの3人です。
伊那北高校では去年、総合的な学習の時間に「人口流出」など7つのテーマ別に市内でフィールドワークを行いました。
井崎さんと内村さんは、シャッター街をテーマに商店街に出向き現状を調査しました。
活動を通して「商店主と関わりを持ちながら高校生が気軽に立ち寄ることができるコミュニティスペースが欲しい」と考えるようになりました。
井崎さんの友人の齋藤さんも加わり、設置に向けた取り組みを今年2月にスタートさせました。
19日は、その思いに賛同した大人も加わり、どの様な場所にしたいか意見を出し合ったりスケジュールを確認したりしました。
26日の午前10時からは2階フロアーの片付けを行うということで、一緒に活動してくれる人を募集しています。
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恩徳寺 クロユリが咲く
南箕輪村の恩徳寺で、今年もクロユリが咲いています。
60年以上前に先代の住職が育て始めたクロユリです。
今年は春先の気温が低かったせいか、例年よりも開花が遅かったということです。
今年は100本のクロユリが花を咲かせ、後2日ほど楽しめるということです。
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駒ヶ根市の30代女性 はしか感染
5月18日に駒ヶ根市内の30代の女性がはしかと診断されました。
伊那保健福祉事務所では、感染防止を呼びかけています。
はしかに感染したのは駒ヶ根市在住の30代女性で、4月29日から5月1日にかけインドネシアに滞在し、5月18日にはしかと診断されました。
女性は
13日午後6時~6時15分にAコープ駒ヶ根店
14日午後9時10分~9時20分にセブンイレブン駒ヶ根伊南バイパス店
15日午後0時5分~0時15分にセブンイレブン駒ヶ根中央店
16日午前8時50分~午後1時20分に昭和伊南総合病院
を利用していて、伊那保健福祉事務所では同じ時間帯に施設を利用した人で、発熱、せき、鼻水、目の充血や発疹などの症状がある人は、医療機関に事前に連絡した上で受診するよう呼びかけています。 -
市中パレード 交通安全啓発
伊那交通安全協会のメンバーは、伊那市のナイスロードで交通安全を呼びかける「信州伊那スマートドライバー市中パレード」を17日に行いました。
伊那市役所を出発した参加者は、 横断幕やのぼり旗、プラカードを持って歩きながら、交通安全を呼びかけました。
伊那交通安全協会では6年ほど前から、伊那市・箕輪町・南箕輪村で会員になった人にドライブステッカーをプレゼントしています。ステッカーを車に貼って、安全運転の意識を高めてもらおうというものです。
伊那警察署によりますと、今年のこれまでの交通事故発生件数は16日現在、伊那市で42件、箕輪町で20件、南箕輪村で14件です。このうち死者は2人、負傷者は88人です。
伊那交通安全協会の春日昇会長は「地域の交通意識を高めて、事故を未然に防ぎたい。」と話していました。
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平澤真希さん屋外でピアノ弾く
伊那市のピアニスト、平澤真希さんが16日、自然の音と共に音楽を楽しもうと、屋外でピアノを弾きました。
この日は、伊那市美篶の三峰川沿いの堤防で、軽トラックの上に乗せたピアノを演奏していました。
ピアノは、ゴミとして捨てられていたものを、平澤さんの知人が拾ってきたもので、軽トラックに乗せ運んできました。
堤防にはピアノを演奏する音を聞き、やって来た人もいました。
平澤さんは、「ピアノは屋内で演奏する楽器だが、屋外でも演奏してみたいと思った。」と話していました。 -
みはらし五月まつり 賑わう
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで、上伊那産の野菜に興味を持ってもらおうと「みはらし五月まつり」が19日に行われました。
並べられた野菜をカゴに入れ、昔の取引で使われた単位「一貫目」3.75キロにするゲームでは、参加者がニンジンやカブで調整して、ちょうどの重さを目指していました。
みはらしファームには県内外から多くの観光客が訪れ、イベントを楽しんでいました。
まつりは、上伊那産の旬の野菜に興味を持ってもらおうと毎年行われています。
昼前にはJA上伊那によるきのこのスープカレーの無料配布が行われ、ブースの前には長蛇の列ができていました。
会場内では伊那市で生まれた木の笛「ユカイナ」の演奏も行われました。 -
田中五段が指導対局
日本将棋連盟のプロ棋士で長野市出身の田中悠一五段の将棋教室が伊那市の創造館で18日、開かれ小学生が指導対局を受けました。
教室には小学1年生から60代まで20人が参加しました。
指導対局では同時に4人を相手に田中五段が将棋を指しました。
教室では他に、今月行われた豊島将之二冠と佐藤天彦名人による名人戦第4局の解説が行われました。
解説会は、将棋の普及につなげようと日本将棋連盟が全国の各都道府県で開いているものです。
日本将棋連盟上伊那支部では「教室を通じて将棋人口の拡大を図っていきたい」と話していました。
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東春近をウォーキング
景色を楽しみながらウォーキングをするイーナちゃんウォーキングカーニバルが伊那市の東春近を会場に19日、行われました。
イベントには、健康ウォークの部とウォークラリーの部、合わせて270人が参加しました。
イーナちゃんウォーキングカーニバルは、初夏のさわやかな風の中でウォーキングを楽しんでもらおうと伊那市などが毎年行っています。
健康ウォークの部では、東春近の自然や風景を楽しみながら14キロを歩きました。
ウォークラリーの部には44チームが参加しました。
ウォークラリーは、歩いた時間やクイズなどで得点を稼ぎながらゴールを目指します。
チェックポイントとなっている春近神社では、その場所にまつわるクイズが出題されるため、参加者たちは真剣に観察していました。
19日は、晴天に恵まれ、参加者たちは会話を楽しみながら歩いていました。
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市民吹奏楽団コンサート
伊那市民吹奏楽団のスプリングコンサートが伊那市の伊那文化会館で19日、開かれました。
伊那市民吹奏楽団は、伊那市内を中心に60人が所属していて週に2回練習をしています。
スプリングコンサートは秋の定期演奏会に加えて春の活動を充実させようと開かれています。
コンサートでは、ポップスやクラシックなど9曲を披露しました。
他に、今年7月に岡谷市で開かれる長野県吹奏楽コンクールの課題曲も演奏しました。
伊那市民吹奏楽団は、去年とおととしのコンクールで県代表に選ばれています。
北條崇博団長は「楽しく活動することをスローガンに掲げ、今後もよりよい演奏をしていきたい」と話していました。
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坂下区民ハイキング
のんびりと楽しみながら里山を歩く伊那公民館坂下分館のハイキングが18日、行われました。
ハイキングは、区民の健康増進と交流を図ろうと行われたもので区民4人が参加しました。
18日は、伊那市横山の鳩吹山に登りました。
歩いて2時間、標高およそ1600mの頂上に到着です。
頂上では、パラグライダーを楽しむ人たちの姿が見られました。
参加者たちは、山菜をとるなどして楽しんでいました。
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ロータス・エラン伊那に集結
イギリスのスポーツカー「ロータス・エラン」40台が18日、伊那市に集まりました。
会場は伊那市西春近のかんてんぱぱガーデンです。
北は新潟、南は福岡から30代前半から70代後半までの60人の愛好者が集まりました。
ロータス・エランの愛好者で作るチームエランでは、年に1度、本州の様々な場所をツーリングしていて、伊那市での集まりは6年ぶり2回目だということです。
参加者たちはミーティングをした後、駐車所を出発していきました。
18日は木曽方面に向かい、木曽路を走った後、伊那市に戻って高遠に宿泊する予定です。
ある参加者は「昼には信州そばを味わいたい。」と話していました。 -
荻原健司さんノルディックウォーキング指導
スキー・ノルディック複合のオリンピック金メダリスト、荻原健司さんのノルディックウォーキング教室が18日、伊那市の鳩吹公園で開かれました。
教室には、およそ100人が参加し、荻原さんと一緒に公園内を歩きました。
荻原さんは「ポールは、推進力を生むためにある。前に進むエネルギーに変わっているので、それを感じてほしい。」と話していました。
参加者は、実際にポールを使って鳩吹公園近くのクロスカントリーコースを歩きました。
荻原さんが伊那市で指導をするのは3回目です。
教室は伊那市総合型地域スポーツクラブが「伊那市地域まるごと活性イベント」として開きました。
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経ヶ岳バーティカルリミット
南箕輪村の大芝高原を起点に、中央アルプス北端の経ヶ岳山頂を駆ける「経ヶ岳バーティカルリミット」が18日、行われました。
この日は、県内外から訪れたランナーおよそ1000人が参加しました。
大芝高原から経ヶ岳山頂を経由し、大芝高原へ戻る、全長19キロメートルのロングコースには400人が参加し、標高2296メートルの経ヶ岳山頂を目指してスタートしていきました。
またほかに、4合目を経由する12キロメートルのショートコースなどが行われました。
参加したランナーは、「自然を満喫したい。」「無事に完走したい。」などと話していました。
大会の結果、ロングコースは、静岡県の公務員、近藤敬仁さんが2時間4分5秒で優勝しました。近藤さんは、「景色もよく、楽しく走ることができた。」と話していました。
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自転車で石仏巡る
自転車に乗って、伊那市高遠町の石仏をめぐるツアーが18日、行われました。
伊那市では、自転車を使った健康増進を目指し、今年度中に自転車活用推進計画の策定を進めています。
イベントは、今年3月に民間レベルで組織された伊那市自転車計画策定準備委員会が開いたものです。
委員会では、自転車を通して観光振興や健康増進などに結び付けていこうと実験でツアーを企画しました。
18日は、伊那市をはじめ、近隣市町村から8人が参加しました。
高遠町文化センターを出発し、高遠町内の石仏を見学しました。
始めに訪れた香福寺では、咳の地蔵を見学しました。
委員で、市役所自転車クラブ代表の牧田豊さんがガイドを務めました。
自転車のハンドルには、GPS機能がついたナビゲーションの機器が試験的に取り付けられました。
機器には、18日のコースデータが入っていて、ガイドがいなくても自分のペースで走ることができるということです。
参加者たちは、一周およそ12キロのコースを自転車で走りました。
伊那市自転車計画策定準備委員会では、「高遠町にはたくさんの石仏がある。今日の反省をいかし楽しいツアーを企画していきたい」と話していました。
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伊那市ママさんバレー リーグ戦開幕
伊那市のママさんバレーボール協議会のリーグ戦の開幕式が16日伊那小学校体育館で行われました。
伊那市ママさんバレーボール協議会には、市内在住の主婦でつくる7チーム、およそ100人が加盟していて年間を通して週1回、練習をしています。
会長の河野智香子さんは「来年はオリンピックもあります。ママさんパワーでリーグ戦を盛り上げ、ケガをしないようバレーを楽しみましょう」と呼びかけました。
また、全チームを代表して「みなみ」の河野あかねさんが選手宣誓しました。
開会式の後には、審判講習会が開かれました。
主審やラインズマンに分かれ、ジャッジのポイントなどを教わり、その後、模擬試合で動きを確認しました。
伊那市ママさんバレーのリーグ戦は昭和57年から始まっていて今年で39回目となります。
今シーズのリーグ戦は、来月から10月まで行われる予定です。
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伊那市ボランティアポイント 来月から
伊那市は65歳以上の人を対象に、福祉施設などでボランティアを行う事でポイントをため、そのポイントを商品券などに交換できる事業を来月からスタートさせます。
伊那市では伊那市社会福祉協議会に委託し、来月1日か「イ~ナ介護支援ボランティアポイント事業」をスタートさせます。
ポイントをもらうには、伊那市社会福祉協議会でボランティアの登録が必要となります。
事業に参加する市内の福祉施設や市が行う認知症オレンジカフェなどでボランティアを行うと、ポイントカードに1時間当たり1個スタンプが押されます。
スタンプは1日最大2個までで50個ためると年度末に5千円分の商品券等と交換できる仕組みです。
この事業に登録した事業所のひとつ、伊那市御園のふれ愛センター伊那北です。
高齢者向けのデイサービスやショートステイを行っています。
福祉施設とボランティアのコーディネイトを行っている社協では、ボランティアが増える事で災害時の共助につながればと話します。
伊那市では、これをきっかけに、65歳以上の人が地域に出て、生きがいに繋げてもらいたいと話します。
伊那市社会福祉協議会では、22日からボランティアの登録を始めます。
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箕輪町消防団 機能別消防団員導入へ
箕輪町消防団は、団員不足解消に向け40歳以下のOBを対象にした「機能別消防団員」制度を導入する計画です。
16日は箕輪町役場で消防委員会が開かれ、機能別消防団員について説明が行われました。
箕輪町消防団の団員数は400人ですが、訓練や火災の発生時には100人程しか出動せず、新たな団員の勧誘も難しくなっているという事です。
機能別消防団員は、特定の消防団活動を行うもので、箕輪町では火災や災害時のみ出動し、訓練には参加しない計画です。
対象は、消防団の経験が5年以上ある人で年齢は40歳以下です。
それぞれの分団長が推薦をし団長が任命を行い、退団した時の分団に所属します。
定数は各分団の1割以内とし、全体で30人ほどを見込んでいます。
機能別消防団員制度については、分団長会で協議を行い、できるだけ早い時期に規則を改正し導入する予定です。
長野県によりますと上伊那では伊那市の長谷地区と中川村で機能別消防団員を導入しているという事です。
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シニア世代交流会で脳トレ
60歳以上のお年寄りが楽しみながら脳のトレーニングなどを行うシニア世代交流会が17日南箕輪村の北殿公民館で開かれました。
交流会は北殿地区社会福祉協議会が開いたもので地区住民約50人が集まりました。
老化防止には指先を動かすとよいということで新聞紙を長くちぎったり折りたたんだりしていました。
また手拍子やじゃんけんによる脳のトレーニングも行われました。
北殿地区社会福祉協議会では今年度6回の交流会を予定していて
小学生との交流や花壇整備、諏訪方面へのバスハイクなどが計画されています。
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西春近南保育園草もち作り
伊那市西春近の西春近南保育園の園児たちが17日、草もち作りをしました。
この日は、年少から年長園児あわせて54人が草もち作りを楽しみました。
草もちに使ったヨモギは、散歩で摘んできたものです。
園児たちは、食べやすいサイズに丸めて草もちを作っていました。 -
毎日着たい服展 キルトガッセ
手作りの洋服の展示販売会「毎日着たい服展 キルトガッセ」が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、手作りの洋服など200点ほどが展示されています。
展示販売会は、伊那市福島の工房で洋服などを作る根津幸江さんが開いています。
3年ほど前から本格的に洋服を作り始めた根津さんは、麻や綿などの天然素材を使い、シンプルなデザインの洋服を作っています。
根津さんは、「普段の生活にも使え、日常でのアクセントになるような洋服を揃えている。試着もできるので実際に着てもらって確かめながら選んでほしい」と話していました。
展示会は、20日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。 -
箕輪で上伊那郡市植樹祭開催
上伊那地域振興局と箕輪町などは、箕輪町福与の山林で16日、第48回上伊那郡市植樹祭を行いました。
16日は地域住民や近くの小学生など250人が0.6ヘクタールの山林に山桜200本、イロハモミジ200本、コナラ1300本を植えました。
30㎝ほどの穴に苗を植え、かぶせた土を踏み固め、苗の周りに二ホンジカ対策のネットを巻く作業を行っていきました。
植樹祭は森林を守り育てながら、次世代に引き継いでいく機運を高めていこうと、毎年開かれています。
新天皇が即位したことを記念して、記念の柱が建てられました。
開会式では森林保全活動をしている箕輪西小学校「みどりの少年団」と箕輪南小学校の児童に記念品が贈呈されました。
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シニア大学伊那学部72人入学
高齢者の仲間づくりと社会参加を目的に行っている県シニア大学伊那学部の入学式が16日、伊那市の伊那合同庁舎で行われました。
今年度伊那学部に入学したのは、男性25人、女性47人の合わせて72人で、最高齢は駒ヶ根市の84歳の女性です。
式辞で、岩本靖彦伊那学部長は「長野県は健康で元気に活躍している高齢者が多い。これまでに身に付けた知識や経験を活かして、これからの長野県を支えていってください」と述べました。
新入生を代表して、駒ヶ根市の堀内茂彦さんは「力を十分に発揮して社会に貢献していきたい。シニア大学では仲間との友情を深めたい」と挨拶しました。
シニア大学は、高齢者の仲間づくりと社会参加を目的に、県長寿社会開発センターが県内10か所で行っているものです。
入学生は2年間、環境や医療など様々なジャンルで学びながら、健康体操などの実技も行うことになっています。 -
スワニー春富中へ3Dプリンター寄贈
伊那市富県の有限会社スワニーは14日、春富中学校に3Dプリンターを寄贈しました。
スワニーの橋爪良博社長は14日、出身校の春富中学校を訪れ、3Dプリンターを贈りました。
3Dプリンターはデータをもとに立体物を作る機械で、スワニーではこれを使い、様々な製品の設計を行っています。
橋爪社長は「3Dプリンターはアイディアをすぐ形にできる道具です。失敗は経験となるので、どんどん使ってほしい」と話していました。
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郷土誌「伊那路」昭和目録作成
伊那市美篶青島の矢島信之さんは、郷土誌『伊那路』の昭和32年1月から昭和63年12月まで発刊された383冊をとりまとめた、昭和目録を作成しました。
創刊号の昭和32年1月号から昭和63年12月号まで発刊された383冊分の伊那路の表紙をコピーし、目次をファイルにまとめました。
『伊那路』は、上伊那の歴史や風土など記した郷土誌です。
『伊那路』の編集委員でもある矢島さんは、「目次をまとめることで伊那路を使いやすくした。過去のことを調べるのに目録を役立ててほしい」と話していました。
なお、平成の目録はすでに完成しているということです。 -
南箕輪中伝統 経ヶ岳強歩大会
標高2,152メートルの経ヶ岳8合目を目指す、南箕輪村の南箕輪中学校の伝統行事「第67回経ヶ岳強歩大会」が、16日に開かれました。
午前7時に、大芝高原プール横から生徒434人が一斉にスタートしました。
経ヶ岳強歩大会は、一人ひとりが目標に向かって努力することを身に付けてもらおうと毎年開かれています。
コースは全長8.3キロで、ゴールは、標高2,152メートルの経ヶ岳8合目です。
スタート地点との標高差はおよそ1,200メートルです。
スタートから30分ほどで、最初の生徒が2合目を通過しました。
ここからは急な上り坂が続き、道幅も狭くなります。
生徒たちは息を切らして登っていました。
中には、木の枝を杖にして歩く生徒もいました。
大会の結果、男子は2年でサッカーのクラブチームに所属する上田卓輝君が1時間36分37秒で優勝、女子は3年で陸上部の高木萌子さんが1時間58分36秒で優勝しました。
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鹿児島系の牛 バイテクで増やそう
南箕輪村の上伊那農業高校で、品質の良い鹿児島系の肉牛を増やそうと、受精卵の移植が16日に行われました。
上農高校には鹿児島系の牝牛が1頭いて名前は「ふくよ」です。
上農高校では、肉質が良いこの鹿児島系の牛を増産したいと考えていますが、過去に4回「ふくよ」が出産したのは すべて牡牛で出荷するしかありませんでした。
そこで、バイオテクノロジーの技術を使って鹿児島系を増やすことにしました。
16日は、上農高校の牛の繁殖に協力している箕輪町にラボを持つ小松洋太郎獣医師に依頼し、受精卵移植を行いました。
移植の様子を生徒たちが見学しました。
「ふくよ」にはホルモン剤を投与し複数の卵子を排卵させ、血統が良い鹿児島系の牡牛の精子を人工受精させてあります。
子宮内に液体を流し込み、受精卵を取り出します。
顕微鏡で調べると、3つの受精卵が採取できていました。
この3つの受精卵を、違う3頭の牝牛の子宮に移植していきます。
移植を行ったのは、上農高校の卒業生で受精卵移植師の資格を持つ柴勇一郎さんです。
特別なカテーテルを使って、受精卵を子宮に注入していました。
受精卵が受胎したかどうかは、40日ほどで分かり、出産は来年2月中旬になるということです。
なお、受精卵移植を行っている高校は全国的にも珍しいということです。