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シニア合唱祭 ハーモニー披露
平均年齢60歳以上合唱団限定の「シニア合唱祭in伊那」が14日、伊那市のいなっせで行われ、市内外から参加した6団体が歌声を披露しました。
この日は、伊那市の4団体、駒ヶ根市の1団体、東京都多摩市の1団体が参加しました。
このうち、伊那市の歌唱サークル歌のワは、国内外の合唱曲4曲を披露しました。
歌のワは、伊那公民館で活動する合唱サークルで60人が月に2回ほど練習をしています。
これまでに歌ってきた曲は900曲にのぼるということです。
地域でシニア合唱サークルが増えてきている中で、発表や交流の場にしてもらおうと、2018年から始まりました。
主催したNPO法人クラシックワールドの北沢理光さんは「桜の綺麗な時期に、全国各地からシニア合唱サークルが集まるようなイベントにしていきたい」と話していました。 -
野底福島トンネル 貫通後初の見学会
現在建設が進められている、国道153号伊那バイパスの、伊那市福島から野底へと抜けるトンネルがこのほど貫通し、一般向けに初めて公開されました。
14日は、地区住民を対象に現場見学会が開かれました。
トンネルは2月中旬に貫通し、福島側から野底側へと抜けられるようになりました。
地区住民らは、県の職員や工事関係者から話を聞いて、理解を深めていました。
仮称 野底福島トンネルは、建設が進められている伊那バイパスのルートになっていて、2018年3月に着工しました。
トンネルの長さは166.7mで、車道は片側1車線となります。
伊那北小学校や東部中学校の通学路として利用される可能性があることから、幅4mほどの歩道も設置されます。
トンネル自体の工事は7月頃に完了する予定で、付近の接続道路などの工事も含め、2020年2月末の完工を目指しています。 -
ユーモラスに「やきもち踊り」奉納
長野県の無形民俗文化財に指定されている伊那市山寺の「やきもち踊り」が14日、白山社・八幡社合殿で奉納されました。
羽織、袴姿で、足を高くあげ、飛び跳ねるようにして踊る「やきもち踊り」です。
このユーモラスな踊りは、県の無形民俗文化財に指定されています。
きょうは、伊那市山寺にある白山社・八幡社合殿で、地元住民でつくる保存会、およそ30人が踊りを奉納しました。
踊りは、前踊り、中踊り、後踊りがあり、その合間には酒盛りが行われます。
踊り手たちは、キセルで刻み煙草を吸いながら、アユの串焼きを肴にどぶろくを酌み交わしました。
最後の酒盛りを終えると、下駄を境内の外に出し、後踊りが行われます。
踊りが終わると、踊り手たちは一斉に逃げ出します。
逃げ遅れると厄病にかかると言い伝えられていて、先を競って鳥居の外に駆け出しました。
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北殿エドヒガンザクラ
地域の桜をお伝えする桜シリーズ。
14日は南箕輪村北殿のエドヒガンザクラです。
高さ17メートル、幹の太さは6.5メートルで樹齢は280年と推定されています。
昭和52年には村の天然記念物に指定されました。
桜は、北殿区が管理していて、散り終わりまで、午後6時~午後9時の間ライトアップをしています。
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信州みのわ花街道まつり
箕輪町西部地域の景観とハナモモなど春の花を楽しむ第9回花街道まつりが14日開かれました。
上古田公民館で行われた開会式には、参加者やスタッフなど100人が集まりました。
まつりを主催する信州みのわ花街道協議会の唐澤荘介会長は「今年は、まだ花はさいていませんが、景色を楽しんで下さい」と話していました。
主会場の上古田公民館では大日本茶道学会による野点や、トン汁の振る舞いが行われました。
今年は統一地方選挙の為、まつりの開催を例年より2週間程早めたこともあり、街道沿いのハナモモはまだつぼみです。
協議会は、平成19年に設立され県道与地辰野線の沿線9キロメートルの区間にハナモモなどを植えてきました。
信州みのわ花街道は、国土交通省の日本風景街道に登録されています。 -
長谷中の生徒がパンジー配布
伊那市長谷の長谷中学校の生徒は、自分たちが育てたパンジーの苗を、12日地区内の家庭に配布しました。
12日は長谷中学校の全校生徒40人が、800株のパンジーを区内の各家庭や公民館などの施設に配りました。
長谷中では造園委員会を中心に全校でパンジーの苗を育てています。
地域の人たちと交流する機会にしようと、毎年苗を区内780戸全てに配布しています。
生徒は2人一組で一軒一軒を周り、苗を渡していました。
パンジーの配布は15日にも行われます。
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イグ・ノーベル賞受賞の堀内さん講演会
伊那北高校出身で、内視鏡の研究で去年イグ・ノーベル賞を受賞した昭和伊南病院の医師堀内朗さんが、13日、母校の生徒を前に講演しました。
13日は伊那北高校の生徒等を対象にした講演会、クロスペンアカデミーが伊那文化会館で開かれ、全校生徒700人が堀内さんの話を聞きました。
堀内さんは、飯島町出身で伊那北高校を卒業し、現在は昭和伊南病院 消化器病センター長を務めています。
これは、堀内さんが自分自身で内視鏡検査を行っている映像です。
堀内さんは、通常横になって受ける大腸内視鏡検査を、座った状態で受けると苦痛が少ないことを実証し、去年イグ・ノーベル賞を受賞しました。
イグ・ノーベル賞は1991年に創設された「人々を笑わせ、考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞です。
堀内さんは、がんの早期発見・治療につなげようと、内視鏡検査のハードルを下げるための研究に取り組み、論文を発表してきたということです。
クロスペンアカデミーは伊那北高校同窓会とPTAが、生徒たちに様々な学問に触れてもらおうと行っているもので、春には毎年各界で活躍しているOBを招いて講演会を開いています。 -
松島分館 コーヒー講座
プロからおいしいコーヒーの淹れ方について学ぶ講座が箕輪町の松島コミュニティセンターで13日開かれました。
講座では、参加者にコーヒーがふるまわれ、産地ごとの味わいの違いを確かめていました。
塩尻市や辰野町でコーヒー店を営む三澤珈琲の三澤顕介社長が、豆の選び方やおいしい淹れ方について紹介しました。
三澤さんは「頑張りたい時とリラックスしたい時で選ぶコーヒーが変わってきます。浅煎りはカフェインがしっかり入っているので頑張りたいときに、深煎りは少ないのでリラックスしたいときに良いでしょう」と紹介していました。
講座は箕輪町公民館松島分館が、初めて企画したもので、区内から16人が参加しました。
松島分館の日向聖一分館長は「講座を通して、多くの人に気軽に公民館に足を運んでもらい、楽しんでほしい」と話していました。
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高遠囃子巡行
12日は、伊那市の無形文化財に指定されている高遠囃子の巡行が行われました。
伊那市内の有志でつくる桜奏会のメンバー22人が、花笠を身に着け公園内を練り歩きました。
高遠閣をスタートし公園内を1周するコースで、行きはゆっくりとした本囃子を演奏しました。
桜奏会では、毎年花見客が訪れるこの時期に伝統の音色を楽しんでもらおうと園内での巡行を行っています。
帰りは、テンポが速くにぎやかな帰り囃子を演奏しました。
桜奏会では、「高遠に伝わる伝統を絶やすことなく継承していきたい」と話していました。
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ナイスハートバザール
上伊那にある障がい者就労支援事業所の利用者が製作した商品などを販売するナイスハートバザールが伊那市のベルシャイン伊那店で開かれています。
会場には、手作りのアクセサリーや手芸品などの自主製品が並びます。
ナイトハートバザールは施設利用者の工賃アップや製品のレベル向上などを目的にNPO法人長野県セルプセンター協議会が毎年開いているものです。
今年は、上伊那の12施設がブースを出展しました。
伊那市狐島の生活リハビリサポートいなは、長野県産のりんごの枝を使った箸置きを販売しました。
西箕輪のチャレンジセンター笑顔の時間は、有害鳥獣対策で駆除された鹿の皮を利用し作った、キーホルダーやバッグなどを販売しました。
利用者が手縫いで製作し、丈夫で柔らかいと評判がいいということです。
ナイスハートバザールin伊那は14日も、ベルシャイン伊那店で開かれ時間は午前10時から午後4時までとなっています。
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中高生が観光客におもてなし
桜が5分咲きの伊那市高遠町の高遠城址公園で13日、地元の高校生と中学生が観光客をもてなしました。
高遠城址公園南側では、高遠高校の音楽専攻の生徒と吹奏楽部の生徒が桜の下で演奏をしました。
高遠高校では、県外から訪れた観光客をもてなそうと3年前から活動しています。
晴天に恵まれた13日は、春にちなんだ曲や歌を披露しました。
訪れた人たちは、手拍子をしたりして演奏を楽しんでいました。
園内では、福祉コースの生徒が杖を無料で貸し出したり生徒会執行部が来場者に案内チラシや観光マップを配布するなどしました。
高遠高校では、あすも案内ボランティアを行うことになっていて、公園内の桜の見どころや歴史を紹介する桜ガイドも予定しています。
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石仏総選挙「第一声」で投票呼びかけ
伊那市高遠町では高遠石工が残した石仏の人気ナンバー1を決める石仏総選挙が行われています。
12日は選挙を行っている高遠石工研究センターのメンバーが「第一声」で投票を呼びかけました。
投票を呼び掛けたのは高遠石工研究センター理事の矢島信之さんです。
一輪車の上に石仏のポスターを貼ったベニヤ板を乗せPRしていました。
矢島さんは第一声が終わると早速一輪車を押して遊説に出かけていました。
石仏総選挙は一般社団法人高遠石工研究センターがさくら祭りに訪れた観光客に高遠石工が作った石仏を知ってもらおうと行っているものです。
投票場所は高遠城址公園や商店街に設けられている高遠ビジターセンターなど5か所でエントリーした6つの石仏の中から好きな石仏と美しい石仏を選びます。
石仏総選挙は高遠城址公園の桜の散り終わりまで行われ結果は6月頃石仏総選挙のホームページで公開されます。
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田楽座 伝統芸能で花見ムードを盛り上げ
伊那市富県に拠点を置く歌舞劇団田楽座は、高遠城址公園の花見ムードを盛り上げようと、公園内で太鼓や踊りなどの伝統芸能を12日披露しました。
午前11時、田楽座のメンバーは桜雲橋近くの二ノ丸の広場で公演を行いました。
お囃子や南京玉すだれ、太鼓などを披露するとシートの周りには、多くの人が足を止め見物していました。
獅子舞では、ご利益があるようにと見物客の頭や腰などを獅子頭でかみ、そのあと、舞いを披露しました。
田楽座の公演は、城址公園の花見ムードを盛り上げようと行われています。
田楽座の公演はさくら祭り期間中の16日と19日(午前11時、午後1時30分)も予定されています。
なお、12日の高遠城址公園の桜雲橋付近の開花状況は3分咲きとなっています。
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富県小自転車クラブ 県大会に向け始動
伊那市の富県小学校で自転車クラブの発足式と初練習が12日朝、行われました。
発足式と初練習は始業前の午前7時30分から体育館で行われ、メンバーの児童や指導する伊那交通安全協会の役員らが参加しました。
発足式を終えると、6年生と5年生のメンバー3人が練習を行いました。
実技を指導するのは、17年間、ボランティアでコーチを務める元警察官の森下寿美さんです。
警察を退職後、交通指導員に任命された事がきっかけで長年コーチを務めています。
自転車クラブは、子ども達に正しい自転車の乗り方や、交通ルールを学んでもらおうと長野県交通安全協会が呼びかけ昭和40年代に始まりました。
自転車クラブがある学校は年々減少し、平成11年には全県で89校でしたが、去年は30校となっています。
富県小は去年の県大会で団体3位でした。
クラブ長の中村和奏さんは、今年は1位を取りたいと話します。
富県小の自転車クラブは、7月の県大会に向け、毎朝練習を続ける予定です。
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特殊詐欺被害防止で感謝状
伊那警察署は特殊詐欺被害を未然に防いだとして、伊那市のセブンイレブン伊那西春近店に感謝状を11日に贈りました。
11日は伊那警察署の石坂達雄署長がセブンイレブン伊那西春近店を訪れ、オーナーの川上誠さんに感謝状を手渡しました。
3月10日に店を訪れた70代の男性が20万円分の電子マネーを購入しようとしました。
この男性は店員の溝上真さんに「インターネットを利用中にアダルトサイトに登録されたとパソコンの画面に表示され、解約料金として電子マネーで20万円入金するよう指示された」と話したという事です。
溝上さんは架空請求詐欺を疑い警察に通報し詐欺を未然に防ぎました。
今年の伊那警察署管内の特殊詐欺被害の件数は3月末現在3件で被害額は195万円です。
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宮の原の枝垂れ桜
地域の桜をお伝えする桜シリーズ。
12日は伊那市西春近の宮の原の枝垂れ桜です。
宮の原の枝垂れ桜は樹齢100年から200年といわれています。
高さは7メートル、幹の太さは4メートルほどあり垂れ下がった枝が田んぼの一部に覆いかぶさっています。
現在5分咲きで、きょうは愛知県から訪れたというカメラマンがさかんにシャッターをきっていました。
花の時期は気温の変化にもよりますが4月下旬ころまでだということです。
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桜の季節に各地でライトアップ
多くの観光客が訪れる桜が見ごろの季節に合わせて、伊那市内各地で5日ライトアップが始まりました。
伊那市美篶のナイスロード沿いの堤防では、昨夜、美篶小の児童の合図で桜並木がライトアップされました。
ナイスロード沿いの三峰川堤防には、250メートル区間にソメイヨシノおよそ50本が植えられていて、電灯10灯が設置されました。
これは美篶地区各種団体協議会が伊那市協働のまちづくり交付金およそ40万円を活用し行ったものです。
ライトアップは今月いっぱい、午後6時から10時まで行われます。
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信越花便り 松代のあんずの花
続いては、信越各地の花の情報をお伝えする「信越花便り」です。
長野市のINC長野ケーブルテレビから、見頃を迎えたあんずの花の話題が届きました。
松代町東条のおよそ10ヘクタールのあんず畑で、淡いピンク色の花が見頃を迎えています。
花の見頃に合わせて、東条あんずまつりが開かれています。
松代町のあんずは、江戸時代に愛媛県の伊予宇和島藩から真田家に嫁いだ豊姫が嫁入りの際に種を持参して植えたのが始まりとされています。
見頃は今週いっぱいとなっています。
東条あんずまつりは14日までで、あんずの加工品の販売やお茶の振る舞いがあります。 -
FAITH 新ミニアルバムリリース
カメラリポートです。
伊那市発5人組ロックバンド・FAITHの新しいミニアルバム「Yellow Road」が、10日に発売されました。
FAITHは、南信地域出身の男女5人が、2015年中学・高校生時代に伊那市のライブハウスに集まり結成したロックバンドで、2017年に全国デビューしました。
現在の平均年齢は19歳。
他の4人より1つ年下のドラム、メランソンルカさんも3月に高校を卒業し、“世界へ羽ばたくバンド”を目指して、5人全員が東京で活動をしています。
今回のセカンドミニアルバムに収録されている「CHAMP」では、オートバイロードレースMoto3の佐々木歩夢選手とのコラボレーションが実現。
この曲には、後ろを振り向かず前を向いていこうという思いが込められています。
FAITHセカンドミニアルバム「Yellow Road」は、1枚1,200円で、TSUTAYA・平安堂などで購入できます。
また、YouTubeでも動画配信が始まっています。
21日には、伊那市の伊那グラムハウスで、バンド初の単独ライブが予定されています。
(一般2,500円・高校生1,000円)
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西春近公民館の桜が満開
地域の桜をお伝えする桜シリーズ。
伊那市の西春近公民館の桜が満開となっています。
西春近公民館南側には4本の桜があり現在満開となっています。
公民館によりますと、桜はあと数日で散り始めるということです。 -
雪の重みで桜の枝折れる
10日に降った雪の影響で、見頃となった桜の枝が折れる被害が各地で出ています。
伊那市富県の真菰ヶ池跡のコヒガンザクラです。
根本近くから大きく枝が折れ、折れた枝は地面についてしまっています。
富県貝沼の住民によりますと、この桜は9日に8分咲きになり、11日に満開となる予想でした。
区内でも早咲きとして知られ、この桜を見て春の訪れを感じる住民も多かったということです。
50年程前に植えられたもので高さは5メートルになります。
この辺りでは、きのう15cm程の積雪があり、ほぼ満開となった桜に重い雪が積もったことで枝が折れてしまいました。
周辺の管理をしている「真菰の会」のメンバーも、折れた桜を見て肩を落としていました。
今週の日曜日には、10人程で花見をする予定だったということで、桜の木をどうするかは今後検討するとしています。 -
JA果樹選果場 一元化
JA上伊那は、りんごや梨のブランド化を目指し、およそ3億6千万円をかけて箕輪町の果樹の選果設備を更新しました。
10日はJAや農家、上伊那の市町村長などが出席し、選果場の竣工式が行われました。
式ではJA上伊那の御子柴茂樹組合長が導入した設備の電源ボタンを押し稼働を祝いました。
JA上伊那では設備の老朽化や出荷量の減少に伴い飯島町の選果場を去年の12月に閉鎖し、箕輪町に統合しました。
新たな設備は光センサーで糖度や熟度を測定し、品質毎に自動で振り分け、1日に最大25トンの出荷に対応しています。
御子柴組合長は「より安全な果実を世界に発信できる機器がそろった。
設備を有効活用し、生産者の所得向上につなげてきたい」と話していました。
今回の選果場の一元化により、これまでのJA上伊那箕輪選果場は、JA上伊那選果場に名称が改められました。
更新した設備は、7月の桃の選果から稼働が始まり、今年度はりんごやなしなどあわせて、2800トンの出荷を目指します。
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小黒川キャンプ場 安全祈願祭
20日にオープンを予定している伊那市荒井内の萱の小黒川渓谷キャンプ場の安全祈願祭が、11日に行われました。
この日は、伊那市の職員と、伊那市から業務委託を受けて施設の管理・運営を行う伊那リゾートのスタッフが出席し、今シーズンの安全を祈願しました。
13日のオープンを予定していましたが、10日の積雪のため、20日に延期となりました。
小黒川渓谷キャンプ場には、車を横付けできるオートサイトが27、テントサイトが10、キャビンが6棟あるほか、2017年に開設したペットも一緒に利用できるペットサイトが4つあります。
昨シーズンは、9月末に土砂災害が発生したため、10月から営業することはできませんでしたが、前年度より2%増の1万700人の入り込みがあったということです。
快適に利用できると口コミが広がり、大型連休は、既に予約が埋まっているということです。
小黒川キャンプ場は20日にオープンを予定しています。
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南箕輪村議選 事前審査に12派
任期満了に伴う16日告示、21日投開票の南箕輪村議会議員選挙の立候補届出書類の事前審査が11日に役場でおこなわれ、定数10に対し12派が出席しました。
事前審査には、これまでに立候補を表明している12派が出席しました。
現職、新人の内訳は、現職9人、新人3人となっています。
地区別では、田畑・大泉・北殿・神子柴から2人ずつ、中込・久保・南殿・南原から1人ずつとなっています。
定数10の南箕輪村議選には、現在12人が立候補を表明していて、選挙戦となるのは確実な情勢です。
村議会議員選挙は16日告示21日投開票となっています。 -
季節外れの雪
10日の伊那地域は季節外れの雪となりました。
雪の影響で伊那市内では停電があった他、交通機関の一部でダイヤの乱れがありました。
伊那市の中心市街地では、雪かきをする人の姿がありました。
中部電力によりますと、この雪の影響で、伊那市の荒井・西町・中央・上新田など広い範囲5370戸と南箕輪村の一部で停電がありました。
午後3時現在、高遠町藤沢の20戸以外は復旧しているということです。
10日朝の高遠城址公園です。
伊那市では雪の重みで枝折れが心配だとして午前10時から閉園としました。
高遠城址公園などの桜を管理する桜守や市の職員が雪かきをしたり、桜に積もった雪を落としていました。
11日は通常通り開園する予定です。
交通機関では、高速バス、飯田線で一部遅れがありました。
上伊那広域消防本部の観測によりますと10日の午後1時までに17センチの積雪があったということです。
箕輪町・南箕輪村では大きな被害はなかったということです。
またJA上伊那によりますと農作物などの被害はなかったということです。
長野地方気象台によりますと11日は晴れとなり日中の気温も平年並みになると予想しています。
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スマート農業東春近で実証
ロボットトラクターや自動で水管理ができるシステムを導入し稲作の効率化やコスト低減の効果を確認するスマート農業技術の実証が伊那市の東春近で今年度から始まります。
10日は、東春近のJA上伊那春富支所で信州伊那谷スマート農業実証を行う共同事業体の設立発表会が行われました。
実証は、県や伊那市、農事組合法人田原など12の機関が連携し行うものです。
実証は、農林水産省の実証事業で採択された農事組合法人田原の農場15ヘクタールで行われます。
取り組みとして、ロボットトラクターやドローン、自動で水管理ができるシステムを導入し、稲作の作業の効率化やコスト低減の経営的な効果を実証します。
10日は、実証に使用する直進をキープする機能付きのアシスト田植え機のデモンストレーションも行われました。
ハンドルから手を放したままでも機械が直進し自動で精度高く植え付けができるということです。
実証農場で5月初旬にこの田植え機を使用することになっています。
他に、ドローンで撮影した画像による生育管理や遠隔地からスマートフォンで水田の給排水を行うなど8つの実証・研究を行うことになっています。
スマート農業技術による実証は来年度までの2年間行われることになっています。
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町議選 「無投票」「選挙戦」不透明な情勢
任期満了に伴う16日告示、21日投開票の箕輪町議会議員選挙の立候補届出書類の事前審査が10日役場でおこなわれ、定数15に対し13派が出席し、1派が書類を持ち帰りました。
事前審査には、これまでに立候補を表明している12派と立候補を検討している1派の合わせて13派出席しました。
現職、元職、新人の内訳は、現職8、元職1、新人4となっています。
地区別では松島が5、沢が3、木下が2、大出・三日町・北小河内がそれぞれ1人ずつとなっています。
事前審査には出席しませんでしたが共産党の元職が10日正式に出馬を表明しました。
箕輪町議会議員の定数は15ですが、態度をきめかねている人が複数人いて選挙戦なのか無投票なのかは未だ不透明な情勢です。
町議会議員選挙は16日告示21日投開票となっています。
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川から男性救助で感謝状
天竜川で倒れている男性を助けたとして、南箕輪村神子柴の会社員・原かおるさんに、上伊那広域消防本部から9日、感謝状が贈られました。
この日は、上伊那広域消防本部で贈呈式が行われ、木下広志伊那消防署長から原さんに感謝状が贈られました。
2月24日、孫と天竜川の堤防を歩いていた原さんは、うつ伏せの状態で川の水に浸かっている92歳の男性を発見しました。
当時、周囲には原さん以外誰もいなく、急いで川からひき上げたということです。
ひき上げた後、1分程男性に呼び掛けたところ息を吹き返し、男性が自宅の電話番号を言えたため、消防と自宅に電話をし、状況を伝えたということです。
また、男性の手にはリードが握らていて、小型犬も溺れそうな状態だったことから犬も助けたということです。
救助された男性は上半身にけがを負いましたが、その後これまで通りの生活を取り戻しているということです。
原さんは、高校の時から44年間ラグビーをしていて、筋力トレーニングを行うなど、日ごろから鍛えていたことが今回の救助に繋がったということです。 -
伊那節を後世へ
伊那節を後世に歌い継いでいこうと、毎年恒例の「伊那節まつり」が8日、伊那市の伊那公園で行われました。
この日は、伊那公園内にある伊那東大社で保存会のメンバーが伊那節を披露しました。
伊那公園には昭和35年に建てられた「伊那節発祥の地」の石碑があります。
まつりは、伊那節を後世に歌い継いでいこうと、石碑が建てられてから毎年行われていて、今年で60回目になります。
伊那節は、権兵衛峠を越えて、伊那と木曽を行き来していた馬追いが歌っていた「おんたけやま」が元になっています。
現在伊那節保存会の会長を務める鈴木一比古(かずひこ)さんの祖父で、馬追いをしていた鈴木繁重(しげじゅう)さんが、おんたけやまを伊那節に変えて歌い始めたのが最初だということです。
その後、大正15年に保存会が発足し、今年で93年になります。
鈴木会長は「継承していきたい気持ちはもちろんあるが、歌い手も踊り手も人手不足で今のところはなかなか難しい。ただ、長い間継承されてきた歌なので、なんとしても残していきたい」と話していました。
まつりは、伊那商工会議所が行っているもので、市内の商工業関係者など30人が参加しました。
14日には、伊那公園で桜まつりが行われる予定で、園内で伊那節も披露されることになっています。 -
やきもち踊りを前に道具をお清め
伊那市山寺の白山社・八幡社合殿で行われる奇祭「やきもち踊り」で使う道具を清める神事「当屋祭」が8日夜、きたっせで行われました。
踊りの合間に酌み交わすどぶろくを入れておく桶。
参加者がふかすキセルに入れる刻みたばこ。
歴代の当屋がまつりについて書き記した書物がしまわれている当屋箱。
14日にまつりを控え、この日は神事を行い道具を清めました。
「当屋」とは、まつりを取り仕切る役目のことで、山寺の7つの町が持ち回りで当番を務めています。
今年は上村町の町総代が当屋を務めます。
今年当屋を務める上村町の小池和広さんは「地域の安泰や平和を願って行われる、地域でずっと続いているまつり。そういう重みを感じる」と話していました。
やきもち踊りは、白山社八幡社の春の例大祭で奉納されるまつりで、県の無形民俗文化財に指定されています。
保存会の会員が、羽織、袴、白足袋で足をあげて飛び跳ねるユーモラスな踊りを披露します。
踊りの合間にはカジカの串焼きを肴に、どぶろくを飲んだりキセルで刻みタバコをふかしたりします。
当屋祭は本番の1週間前に行われる神事で、当屋箱に入れられた書物の、最も古く記述が残る280年前の江戸時代から、踊りと共に続いている行事だということです。
やきもち踊りは今週末の14日午前11時半から、白山社・八幡社合殿の境内で奉納されることになっています。