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青野恭典さん最後の常設展
2016年に亡くなった山岳写真家青野恭典さんの追悼写真展「秀峰 鳥海山」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、山形から秋田にまたがる鳥海山の写真46点が展示されています。
青野さんは、山岳写真家として活躍し、2002年にかんてんぱぱホールに常設のフォトギャラリーを開館し、2016年に78歳で亡くなりました。
青野さんが亡くなってからは妻のハツ子さんが展示の企画を行っていて、今回で常設展は最後となります。
この写真は、秋田県で撮影した鳥海山と裾野に咲く菜の花畑です。
鳥海山は、道路も整備されていない時期から青野さんが40年間撮影に通った思い入れのある場所だったということです。
青野恭典追悼写真展 秀峰鳥海山は、12月15日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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南中3年生 村の観光PRするポスター・動画を制作
南箕輪村の南箕輪中学校の3年生は総合学習の一環で、ポスターや映像など村の観光をPRする広告を作りました。
7日は3年生がグループごとに作成したポスターや映像などをスクリーンで上映し、互いの作品を鑑賞しました。
南箕輪中学校の3年生153人は、総合的な学習の時間に、「南箕輪村の広告大賞」と題して、村の観光をPRするポスターや映像作りに取り組んできました。
自分たちの村への郷土愛をはぐくみ、自分の気持ちを伝える力を高めてもらいたいと中学校が企画し、村教育委員会が協力しています。全体で30のグループに分かれて、6月から作品を制作してきました。
生徒は作品を見て、気に入ったものに投票したということです。
高得点を取った作品は、今後、村内の施設などで村のPRに役立てられるということです。
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CATV杯少年サッカー大会 南箕輪優勝
第13回上伊那ケーブルテレビ杯少年サッカー大会が10日伊那市長谷の美和湖公園で開かれ、南箕輪FCジュニアが5年ぶり3回目の優勝を果たしました。
大会には上伊那の少年サッカーチーム13チームが参加し、トーナメント戦で優勝を争いました。
決勝戦は青のユニホーム南箕輪FCジュニアと、ピンクのユニホーム伊那市のFCナイツジュニアの対戦となりました。
前半、南箕輪は3番加藤風太君のシュートで先制し、さらに1点を追加し2対0とします。
後半、ナイツもチャンスをつくりますが点を奪う事ができません。
逆に南箕輪は8番髙橋輝君がロングシュートなどを立て続けに3点を決め、この試合ハットトリックを達成します。
攻守で圧倒した南箕輪が6対0で勝利し、5年ぶり3回目の優勝を果たしました。
準決勝、決勝の試合の模様は12月ご覧のチャンネルで放送します。
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高遠城址公園 紅葉見ごろ
伊那市高遠町の高遠城址公園の紅葉が見ごろとなっています。
公園内には、カエデがおよそ250本植えられていて、現在見ごろを迎えています。
9日間にわたり行われた高遠城址もみじ祭りは10日で終わりましたが、伊那市観光協会では「紅葉は今週いっぱい楽しめそう」だということです。
長野地方気象台によりますと、伊那地域は向こう1週間晴れる日が多くなるとみています。
気温は、平年並みか平年より高い予想です。
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交通安全意識を高める標語シート 設置
道路標識などの施工業者でつくる「長野県交通安全環境施設協会」は、交通安全への注意喚起を図る標語シートを、11日に、伊那市の伊那東小学校に設置しました。
11日は、各学級の代表児童およそ20人が、接着剤が付けられたシートをハンマーで叩いて路面に張り付けました。
シートは、児童玄関前の2か所に設置されました。
児童への注意喚起を図る「わたるまえ みぎ、ひだり」の標語と、伊那市のイメージキャラクター「イーナちゃん」が描かれています。
この活動は、県交通安全環境施設協会が、「子どもを守ろうプロジェクト」として、3年前から県内持ち回りで行っていて、南信地区では初めてです。
標語シートの他に、学校南側の市道にグリーンベルトの設置や停止線の補修などを1週間かけて行いました。
この道は、県道の抜け道として通過する車両が増加しているということで、伊那東小では「懸案の1つだった箇所が改善されありがたいです」と感謝していました。
協会では、子どもの安全を守るとともに「交通死亡事故ゼロ」に繋がればと話していました。 -
来春 公立高校募集定員発表
長野県教育委員会は、来年度の公立高校の生徒募集定員を、11日に発表しました。
募集定員は、上伊那の中学校卒業予定者数が今年度より95人減少することから、辰野高校の普通科と伊那弥生ケ丘高校でそれぞれ40人少なくなっています。
上伊那8校の募集人員は次の通りです。
辰野高校は、普通が今年度より40人少ない80人、商業が40人の募集です。
高遠高校は、普通120人の募集です。
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第15回邦楽演奏会
箏や三絃、尺八の音色を楽しむ邦楽演奏会が10日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
演奏会は、2年に1度開かれていて、今年で15回目になります。
伊那三曲協会が開いているもので、会員およそ120人がグループごとに分かれて12曲を披露しました。
伊那三曲協会の春日英二会長は、「少ない練習時間の中で音合わせをしてきた。その成果を発揮して楽しんでもらいたい」と話していました。
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箕輪町の身近な文化財を巡るイベント
箕輪町の身近な文化財を巡るイベントが10日、町内で開かれ、参加者が文化財について学びました。
この日は、町内から10人が参加し、松島神社本殿などの文化財を巡りました。
町郷土博物館職員がガイドを務め、見どころなどを説明していました。
参加者は、建物に使われている木の材質や時代背景について質問したり、カメラで写真を撮ったりしていました。
その後参加者は、妙音寺楼門を訪れ、楼門の作者についてなど説明を聞いていました。
イベントは、町郷土博物館の文化財の特別展に合わせて開かれたものです。
町郷土博物館では、「町にある宝物を、実際に足を運んで見て、その価値を確かめてもらいたい」と話していました。
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第32回村長杯少年サッカー大会
南箕輪村の村長杯少年サッカー大会が大芝総合運動場で4日に開かれ、南箕輪FCジュニアAチームが優勝しました。
大会には、県内外から16チームが参加し、トーナメント戦で優勝を争いました。
南箕輪FCジュニア親の会が主催し、毎年開かれています。
青のユニフォームの南箕輪FCジュニアは、AチームとBチームに分かれて試合に臨みました。
南箕輪Bチームは初戦、諏訪のチームと対戦。
声を掛け合って連携して戦いましたが、5対0で敗れました。
一方、Aチームは初戦、松本のチームと対戦。
ボールをうまくコントロールし、シュートを連発。
5対0で勝利しました。
その後も勢いに乗り、決勝までの3試合を勝ち上がり、決勝戦では、山梨のチームと対戦。
2対0で勝利し、優勝を果たしました。
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文化の日 ウォールアートお披露目
伊那市荒井の丸紅伊那みらいでんき株式会社は、会社の入っている中心市街地のビルに設置したウォールアートを3日、お披露目しました。
「まぁるいみらい」をテーマに作品を募集したところ、市内の中学校や高校から11作品の応募がありました。
その中から選ばれたのが、伊那弥生ケ丘高校1年で美術部の小松風花さんの作品です。
カラフルな風船は人の個性とテーマの『まぁるい』を、青空は平和な社会を表現したということです。
小松さんは「風船のひもが束になっている所に手をもっていき、写真を撮ってみてほしい」と話していました。
丸紅伊那みらいでんきは、電力小売り事業を目的に、2018年に大手商社の丸紅によって設立され、伊那市も出資しています。
みらいでんきでは「中心市街地に人が集い、活性化につなげたい」と話していました。 -
西春近で新そば&きのこ祭り
伊那市のそばイベント5週連続ぶっとおしそば三昧の最終回、西春近新そば&きのこ祭りが伊那スキーリゾートで10日、行われました。
イベントは、信州そば発祥の地伊那をPRしようと先月から毎週土日に5週連続で開催されていて、今回が最終回となりました。
会場では、春近そばの会のメンバーら9人が打ちたてのそばを提供しそば打ちも披露されました。
地元産のそば粉を使った新そばが1杯500円で提供され、昼時には多くの人で賑わいました。
イベントでは、きのこ王国で採れたきのこの天ぷらやみそ汁、ご飯なども提供されました。
10日は、伊那商工会議所女性会が信州そば切り音頭を披露し、イベントを盛り上げていました。
春近そばの会によりますと、インターネットを通じてイベントを知り、県内外から足を運んでくれる人が増えてきているということです。
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秋の火災予防運動 消防体験
秋の全国火災予防運動に合わせ、消防をより身近に感じてもらおうと、「ふれあい消防広場」が9日、伊那消防署で開かれました。
伊那消防署には多くの家族連れが訪れ、消火器や救助のための綱渡りの体験などを行いました。
子どもたちは消防隊員にサポートしてもらいながら体験を楽しんでいました。
各体験場所にはスタンプがあり、全部集めると消防署オリジナルの文房具がプレゼントされました。
また、子どもの消防服の試着や、普段見ることのできないはしご車の実演も行われました。
子どもに人気のふれあい消防広場は今年で5回目の開催で、この日はおよそ400人が訪れたということです。
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伊那市発祥の笛ユカイナでコンサート
伊那市発祥の木の笛「ユカイナ」などを使って演奏活動をしているグループ「ユカイナ・ソナタ」のコンサートが9日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
第一部は子ども向け、第二部は大人向けに開かれました。
第一部では、演奏に合わせて絵を描いたり、童謡を演奏するなど、子どもにも楽しめるコンサートになっていました。
ある観客は「穏やかな音色で日頃の疲れが消え、とても癒されました」と話していました。
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JA上伊那まつり 農産物ずらり
農産物の収穫に感謝するJA上伊那まつりが、9日と10日の2日間、伊那市狐島のJA上伊那本所で行われています。
会場では、様々な農産物が販売され、訪れた人たちが買い求めていました。
上伊那産のキノコ、りんごと梨の詰め放題が行われ、買い物客が袋一杯に詰めていました。
上伊那の若手酪農家が開発した酪農家のおもてなし牛乳を使ったタピオカミルクティーの販売もありました。
ステージでは、地元の米やみそなどがあたる宝投げが行われました。
ステージ前には多くの人が集まり、我先にと手を伸ばしていました。
JA上伊那まつりは、地域の人たちが農に親しむふれあいの場にしようと毎年開かれています。
屋内では、農産物の形や色、食味などを審査する農産物品評会が開かれ、野菜やコメなどがずらりと並びました。
JA上伊那まつりは10日までで、10日も午前10時と午後3時から大宝投げが行われます。
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伊那西小学校創立70周年を祝う
伊那市の伊那西小学校の創立70周年記念式典が、9日行われました。
記念式典には、児童や学校関係者、地域住民が出席し、70周年を祝いました。
伊那西小学校は、1950年昭和25年に開校しました。
当時の児童数は296人でした。
昭和43年には水車小屋を建設。昭和55年に校舎の改築を行いました。
今年度は創立70周年を記念して森のステージを建設しました。
式典では、スライドでこれまでの活動を振り返りました。
二木栄治校長は、「子どもたちのために森を拓いて力を尽くした先人の思いを忘れてはいけません。小学校は今でも地域の人たちの心のよりどころとなっています」と話していました。
児童を代表して児童会長の清水開君は、「地域の皆さんに支えられて歩んできた伊那西小の歴史がこれからもずっと続いてほしい」と話していました。
また9日は、校内で伊那西地区総合展が行われ、地域住民や児童の作品が展示されました。
伊那西てらすでは70周年を記念して、通学区の4区3常会すべての地区の食材を使った伊那西ガレットが900円で販売されました。
昼時には、訪れた人たちが味わっていました。
伊那西ガレットは、住民有志でつくるグループが企画したもので、販売は今年で3年目になります。
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御子柴さん親子3人展
伊那市荒井の御子柴正人さんと娘夫婦の親子3人の作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、油絵とペン画、陶芸が140点展示されています。
現在71歳の御子柴正人さんは、高校時代から現在までの50年間に描いた油絵を展示しています。
一貫して「農と命への感謝」をテーマに描いてきたということです。
御子柴さんの作品展は2回目で、娘夫婦に声をかけ今回は親子展として開催しました。
娘の智子さんは、学生時代に書いたペン画10点を展示しています。
智子さんの夫、合津未来さんは、陶芸作品100点を展示販売しています。
御子柴正人さん洋画親子展は、14日(木)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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6連覇へ 県縦断駅伝結団式
16日、17日に開かれる第68回長野県縦断駅伝に向け、6連覇がかかる上伊那チームの結団式が、8日伊那市役所で行われました。
8日は選手や陸上関係者などおよそ50人が参加し、カツどんを食べて士気を高めました。
長野県縦断駅伝は、長野市から飯田市までの22区間、216.9キロをタスキでつなぎます。
去年上伊那チームは、11時間41分22秒で5連覇し、38回目の総合優勝を果たしました。
今年は去年までのエース桃澤大祐選手が不在の中、それぞれの選手が個々の力を伸ばしてきたということです。
駆けつけた関係者は、「ふるさとの応援を受けてがんばってほしい」「ベストコンディションで当日の力走を期待します」などと激励していました。
伊那市の中継点は、山寺の長野ダイハツ販売伊那店前で、17日の午前10時30分頃先頭の選手が通過予定です。
なお伊那ケーブルテレビでは、駅伝の模様をスタートからゴールまで生中継で放送します。
16日は午前8時から、17日は午前7時30分からです。
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ソフトバンク 罠センサーの実証実験
通信大手のソフトバンク株式会社は、信州大学などと協力し、有害鳥獣を駆除するくくり罠に取り付けるセンサーの実証実験を始めました。
8日は報道機関向けにセンサーの説明が行われました。
ソフトバンクなどが開発したくくり罠に取り付けるセンサーです。
センサーと罠はひもでつながれていて、獣が罠にかかりひもが外れると、位置や時刻がインターネット上で確認できます。
これにより設置者が見回る必要がなくなり、負担軽減につながります。
単三電池4本で3か月から半年程度稼働し、既存のものに比べ消費電力の少なさが特徴です。
ソフトバンクの通信網を使っているため、専用の基地局を設置する必要はありません。
実験はソフトバンクと信大などが協力して行うもので、上伊那の罠の設置場所に10台ほどのセンサーを設置し、電波が届く範囲や電池の稼働期間などを調べます。
実証実験は来年3月までで、来春をめどに商品化を目指すということです。
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石川 台風アップルパイを販売
伊那市の菓子庵石川は、台風19号で被害にあったリンゴを使ったアップルパイを、9日JA上伊那まつりで販売します。
8日は石川でパイ生地にリンゴを包む作業が行われていました。
台風19号で被害を受けたシナノゴールド71玉を使って作ります。
りんごは、JA上伊那を通じて上伊那の農家から集まったものです。
売上の3分の1はJA上伊那に寄付し、被害を受けた農家の支援に役立ててもらうということです。
「台風アップルパイ」は、1個300円で、9日にJA上伊那本所の「JA上伊那まつり」で販売します。
150個は祭りで販売し、残りは11日から店頭で販売するということです。
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春日さんからくり展
伊那市美篶の春日彰さんが作ったからくり人形の作品展が伊那図書館ギャラリーで8日から始まりました。
会場には、手で回すものと自動で動く作品あわせて29点が並んでいます。
春日さんはチューリップやダリアを栽培する花卉農家です
春日さんは、2008年にからくり人形の展示会を訪れたことをきっかけに独学で作り始めました。
2009年から音楽に合わせて自動で動く作品を製作しています。
2011年に製作した「幸せの小箱」です。
新郎新婦が宇宙へ旅立つ様子を描いたということです。
2017年から、手回しの人形を作り始め、会場では作品に触れることができます。
他に製作する工程のイラストなども展示されています。
春日彰さんのからくり人形展は、10日まで伊那市の伊那図書館ギャラリーで開かれています。
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立冬 寒さに負けずマラソン
8日は、二十四節季の一つ立冬です。
8日の伊那地域は午前3時14分に平年並みの3.7度を記録しました。
伊那市の伊那北小学校では8日、マラソン大会が開かれ全校児童330人が参加しました。
学年ごと学校を発着点にスタートし、児童たちはゴールを目指していました。
長野地方気象台によりますと今後一週間は、朝冷え込む日が多くなると予想しています。
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事故防止を呼び掛ける
交通死亡事故多発非常事態宣言が県内に発表されたことをうけ、伊那市のスーパーで街頭啓発が8日、行われました。
街頭啓発には、伊那警察署や県、伊那市などから9人が参加し事故防止を呼び掛けるチラシや夜光反射材を買い物客に手渡していました。
長野県では、今月2日から6日までに6件の交通死亡事故が連続発生していて、7人が亡くなっています。
伊那署管内では6日に辰野町で軽自動車が信号機の柱に衝突し1人が亡くなっています。
伊那署では「これから年末にかけて夕暮れ時の事故が多発するので、ドライバーは早めにライトを点灯し、歩行者は夜光反射材を身に着け、事故にあわないよう注意してください」と呼び掛けていました。
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消費税率引き上げで先行き懸念
アルプス中央信用金庫は消費税率引き上げの影響についてその調査結果をまとめました。
調査結果からあるしんでは個人消費の冷え込みなどから先行きを懸念する企業が多いとしています。
調査はアルプス中央信用金庫が取引先199社に対し行ったものです。
消費税率が8%から10%に引き上げられたことによる売り上げの影響についてどちらともいえないが36.3%、減少するが28.4%影響はないが14.8%となっています。
業種別でみると小売業では減少するが56.3%と最も多くどちらともいえないが21.8%影響はないが6.3%となっています。
これらからあるしんでは個人消費の冷え込みや駆け込み需要の反動も見込まれ先行きを懸念する企業が多いとしています。
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もみじ湖でウォーキング&フェスティバル
箕輪町の箕輪ダム、もみじ湖で第4回もみじ湖夢ウォーキングが2日、行われました。
この日は、町内外からおよそ290人が参加し、スタートの合図とともに歩き始めていました。
もみじ湖夢ウォーキングは、上流の末広広場を発着点に、箕輪ダムを回る一周9キロのコースを歩きます。
参加者は、もみじ湖周辺の紅葉を楽しみながら、自分のペースで歩いていました。
また、箕輪ダムのイベント広場では、もみじ湖フェスティバルが行われました。
会場には、東箕輪を中心とした地元農家の軽トラ市や、屋台などが並び、訪れた人が新鮮野菜などを買い求めていました。
もみじ湖フェスティバルは、去年までの、もみじ湖夢まつりの実行委員会が高齢化により解散したところ、30代から40代の地元有志が復活させようと企画し、今回の開催にこぎつけました。
フェスティバルは、多くの家族連れなどで賑わっていました。
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伊那西小で学校の森・子どもサミット
伊那市の伊那西小学校で、全国の教育関係者を対象にした、学校の森こどもサミットが2日、開かれました。
伊那西小の体育館には、教育関係者などおよそ300人が集まり、小学校の授業で学校林を使った森林学習の事例発表を聞きました。
東京都八王子市の小学校教諭井戸しのぶさんは、「学校の敷地にある森林を学習に取り入れることで、授業以外でも発見する力や、問題を解決しようとする力を養うことができる」と発表していました。
今年で6回目となるサミットは、学校林を使った森林学習について理解を深めようと、国土緑化推進機構や林野庁などが教諭や学校関係者などを対象に、全国各地で開いています。
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箕輪北小児童 台風リンゴ販売
箕輪町の箕輪北小学校の3年2組の児童は台風19号で被害にあった果樹園のリンゴを7日ベルシャイン伊北店で販売しました。
3年2組の児童が販売したのは、リンゴ学習を行っている箕輪町沢の果樹農家 髙田知行さんの畑で収穫されたものです。
販売開始の午前10時には、およそ20人が並び、さっそくリンゴを手にとり買い求めていました。
3年2組では6月から髙田さんの協力のもと、リンゴ学習を行ってきました。
しかし、先月の台風19号により髙田さんの畑では木が倒れ、収穫前のリンゴおよそ3トンが落下する等被害があったという事です。
被害を知った子供たちは、何か手伝いができないかと考え、髙田さんのリンゴを売ることにしました。
おとといから選別や袋詰めを行い、準備をしてきたという事です。
「台風リンゴ」と命名し、一袋一キロ入り500円で、およそ200袋用意しました。
袋の中には、子ども達が書いた料理のレシピを入れました。
販売開始から30分。最後の一袋が売れました。
売り上げの一部は、3年2組のクラス活動にも活用されるという事です。
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「小さな親切」作文表彰式
「小さな親切運動・作文コンクール表彰式」で、伊那市の美篶小学校の児童が最優秀賞を、伊那市高遠町の高遠中学校の生徒が優秀賞を受賞しました。
この日はそれぞれの学校で表彰式が行われ、「小さな親切」運動上伊那支部の馬渕務支部長から表彰状が贈られました。
美篶小学校6年の福澤琉偉君は、県内468の応募があった小学校の部で、県知事賞につぐ最優秀賞を受賞しました。
福澤君は、シャボン玉の液をこぼして泣いていた女の子に、手作りの液を作って喜ばせてあげたことを書きました。
高遠中学校2年の吹越晴さんは、4,102の応募があった中学校の部で、優秀賞を受賞しました。
吹越さんは、バスの停留所に座布団が敷かれていた親切さに感動したことを書きました。
馬渕支部長は、「親切には勇気が必要です。子ども達にはその大切さを学んでほしい。」と話していました。 -
伊那中 初のEnglish Day
伊那市の伊那中学校は、生徒達に身近に英語を感じてもらおうと、校内での会話を英語で行う取り組み「English Day」を7日初めておこないました。
職員室に入る時も、廊下での会話も、給食や校内放送も英語が基本です。
この取り組みは、外国人とのコミュニケーションを積極的に行い、自分の考えを英語で伝える力を養っていこうと、職員の発案により企画されました。
また7日は、塩尻市の東京都市大塩尻高校に交換留学している生徒7人が訪れ、生徒達と交流しました。
留学生が教室に入ってくると、英語の歌で歓迎しました。
グループ毎に分かれると、留学生は自分の国の文化などについて紹介しました。
伊那中の生徒は、好きな音楽や食べ物について質問していました。
伊那中学校では今後もEnglish Dayを継続して行っていきたいとしています。
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森林の自然を満喫「森JOY」
林業やジビエ料理など森林との関わりを体験し楽しむイベント「森JOY」が3日、伊那市のますみヶ丘平地林で開かれました。
イベントでは、間伐や馬による木材の搬出の実演の他、森林に関わる様々なブースが並び、訪れた親子づれが楽しんでいました。
このイベントは、伊那市の50年の森林ビジョンを民間が中心となりサポートする「伊那市ミドリナ委員会」が開いたものです。
森の中で様々な体験をすることで、人と森を繋ごうと企画されました。
飲食エリアではジビエ料理を提供するコーナーが初めて設置されました。
中でも、鹿肉とそばがコラボした「鹿南蛮そば」が限定販売され、人気を集めていました。
ミドリナ委員会では、50年の森林ビジョンの実現にむけ具体的な行動計画を考える、一般を対象にしたワークショップの開催を予定しています。
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健康づくり・介護予防 体操発表
健康づくりと介護予防を目的に活動するグループの、オリジナル体操の交流発表会が7日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
この日は市内の9つのグループと、いきいきサポーターのメンバーが体操を披露しました。
発表では椅子に座って腕や足を動かし、転倒予防や筋力向上に効果のある運動が披露されました。
発表をしたある参加者は「以前は股関節の痛みに悩んでいたが、体操を始めてから改善された。
練習してきた体操を発表でき、とても楽しかった。」と話していました。
今回の交流発表会はおよそ250人が参加し、観客席では、発表に合わせて体を動かしている人も見られました。