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西箕輪小5年生 収穫祭
伊那市の西箕輪小学校の5年生は、総合学習で育てたもち米とコシヒカリの収穫祭を学校で27日行いました。
27日は収穫したもち米の一部 27キロで餅つきをしました。
最初は保護者が手伝い米をすりつぶし、次に子ども達が杵でついていきました。
餅がつきあがると、体育館では母親らが一口だいの大きさにまるめ、きな粉やゴマ、あんこと合わせていました。
西箕輪小学校の5年生は、収穫祭で余った米を来月校内で販売することにしています。
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古代小麦を使った料理教室 開催
アレルギーが起こりにくいとされる古代小麦と雑穀を使った料理教室が、伊那市長谷の、気の里ヘルスセンター栃の木で14日、開かれました。
この日は市内外から29人が集まり、アレルギーが起こりにくいとされる古代小麦の1つ「スペルト小麦」を使ったパンなどを作りました。
講師は京都府で雑穀専門のパン屋のオーナーをしている、弘岡桂子さんです。
弘岡さんによると、現在流通している小麦は、品質改良により、アレルギー反応が起こりやすくなっているということです。
一方で、古代小麦はグルテンが少なく、アレルギーが起こりにくいということです。
参加者の中にはパン作りが初めての人も多くいましたが、楽しみながら作業している様子でした。
教室ではスペルト小麦を入れたスープやサラダも作りました。
毎年秋に開かれているこの雑穀料理教室は今年で13回目になります。
伊那市は教室をきっかけに長谷で栽培されている雑穀を広め、地域活性化に繋げていきたいとしています。
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ありがとうプロジェクト回収作業
不用品を集めて発展途上国に届ける「ありがとうプロジェクト」の回収作業が、伊那市の春富中学校で22日、行われました。
この日はありがとうプロジェクトを運営しているメンバーが春富中学校を訪れ、ぬいぐるみや机などの不用品を2tトラックに積み込みました。
不用品は福祉貢献や地域交流を行っている自活委員会を中心に、全校生徒が1週間かけて集めました。
このプロジェクトは、産業廃棄物処理業者の南箕輪村の丸中産業と、伊那市のリサイクルマートnew伊那店、輸出業者の東京都の鈴可が、上伊那の小中学校や企業と連携して行っています。
今回の回収では2tトラックが一台分が集まりました。
集まった不用品の中から文具などはカンボジアへ、それ以外はタイの店舗で販売され、売上金の一部は発展途上国の教育支援に役立てられるということです。 -
ラーメン大学 障がい者に招待券提供
伊那市御園のラーメン大学伊那インター店は、市内の障がい者社会就労センターの利用者を招いてラーメンを振る舞いました。
26日は伊那市の障がい者社会就労センター ゆめわーくの利用者9人がラーメン大学を訪れました。
店長の小松光明さんはおよそ20年前から、伊那市社会福祉協議会を通して、ラーメン招待券を配っています。
普段外食する機会が少ない障がいがある人にもラーメン大学のラーメンを味わってもらおうと毎年行っています。
今年はおよそ120人にラーメンを無償提供する予定です。
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内閣府イベント 理工系女子育成
次世代を担う理系女子の育成を目指した内閣府主催のイベントが、南箕輪村の南信工科短期大学校で23日、開かれました。
イベントでは内閣府から理工系女子応援大使に任命された、早稲田大学創造理工学研究科の玉城絵美准教授が講演を行いました。
玉城准教授は自分のキャリアや研究分野を紹介し、「理工系の分野は自分の自由な発想を実現できる場所です」と話していました。
イベントでは参加者がコンピューターを使った3D設計などを体験しました。
今回のイベントは、内閣府が女性研究者や技術者の育成を推進するために企画され、全国10都市で開催されました。
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伊那市民吹奏楽団 定期演奏会
伊那市民吹奏楽団の第41回定期演奏会が24日伊那市の伊那文化会館で開かれました。
定期演奏会は地域の人達に日頃の練習の成果を見てもらおうと毎年開いていて、今年はクラシックや映画音楽など9曲を披露しました。
伊那市民吹奏楽団は昭和51年に発足したアマチュアの吹奏楽団です。
伊那市を中心に上伊那の10代から50代までのおよそ70人が所属し、週2回練習を行っています。
ここ数年は演奏のレベルも上がり、長野県吹奏楽コンクールでは2017年から3年連続金賞を受賞しています。
伊那市民吹奏楽団では「仕事と音楽の両立は大変だが、さらに仲間を増やし、演奏を通して地域を盛り上げていきたいです」と話していました。
伊那市民吹奏楽団の定期演奏会の模様は、来年1月にご覧のチャンネルで放送します。 -
工賃アップへ! オリジナル年賀状受付開始
上伊那地域の障害者就労支援事業所などが、利用者の工賃アップを目的に毎年行っている「年賀状プロジェクト」が今年も始まり、年末に向けて年賀状の注文を呼びかけています。
上伊那地域の障害者就労支援事業所では、工賃アップを目的に毎年オリジナル年賀状をつくって販売していて、今年も受付が始まりました。
伊那市山寺の多機能型事業所 輪っこはうす・コスモスの家では、26日も年賀状の印刷が行われていました。
9施設の利用者が、来年の干支「子」をデザインし、その絵がオリジナル年賀状に配置されています。
今年の「亥」に比べて比較的描きやすいということで、去年の倍以上の46人がデザインに参加しました。
デザインした施設利用者は「この年賀状で新しい気持ちで新年を迎えてもらえたらうれしいです」と話していました。
プロジェクトは、利用者の工賃アップややりがいづくりを目的に、平成20年度から始まりました。
去年は、県内外の120人からおよそ6,700枚の注文があったということです。
輪っこはうす・コスモスの家の桃澤みどりさんは「年賀状を通じて、みんなががんばっていることを知ってもらい、やりがいにもつながればうれしい。工賃アップに向けて、多くのみなさんに注文していただけたらうれしいです」と話していました。
年賀状の印刷は1枚50円で、51枚以上の注文については1枚40円になります。(はがき代は含みません)
受付は12月20日までとなっています。
詳しくは輪っこはうす・コスモスの家 電話76-3390へお問い合わせください -
「遠隔医療」実証へ 車両を公開
伊那市が、MONET Technologies株式会社と今年度から来年度にかけ行う、遠隔医療の実証実験で使用される車両が26日、東京都内でお披露目されました。
写真の車両が公開された、伊那市の遠隔医療の実証実験で使用される移動診察車です。
この日は東京都内で関連企業の戦略発表会が開かれ、その場で車両が発表されました。
トヨタ自動車とソフトバンクの共同出資会社、 MONET Technologies株式会社と伊那市は、医療に特化した遠隔サービス「モバイルクリニック」の実証を行い、実用に向け連携・協力していくための協定を今年5月に結びました。
発表された車両を活用し、今年度から来年度にかけて伊那市で実証実験を行います。
伊那市では、12月12日にMONETとモバイルクリニック分野で提携する医療機器大手の株式会社フィリップス・ジャパンとも連携協定を締結する予定です。
伊那市の白鳥孝市長はこの日の戦略発表会に出席し「自宅にいながらにして医薬のサービスが受けられる環境を構築し、将来的には社会的課題にもなっている医師不足や医療を受ける機会の確保など、医療側と患者側の両面から貢献できるものと考える」とコメントを発表しています。 -
中国の学生が大芝高原で植樹
日中の友好関係の促進などを目的とした植樹作業が、南箕輪村の大芝高原みんなの森で26日行われました。
この日は中国の大学生と大学院生による友好交流訪日団 河北省分団の50人が大芝高原みんなの森を訪れました。
学生たちはコナラとイロハモミジの苗およそ50本を植えました。
学生代表の楊麗媛さんは「植樹はとても責任ある作業です。苗を植えるだけで満足するのではなく、今後も環境について考えていきたい。」と話していました。
今回の植樹は「日中植林・植樹国際連帯事業」の一環として行われました。
黄砂への対処や砂漠化の防止などについて、交流しながらお互いの関係を強化することを目的としています。
コナラとイロハモミジの植樹後は、今回の作業を記念して南箕輪村の唐木一直村長と学生の代表がサクラの苗を植えました。 -
シニア世代対象食育セミナー
60歳以上のシニア世代を対象にした食育セミナーが、伊那市の防災コミュニティセンターで26日開かれました。
会場にはおよそ60人が集まり、大町市出身の料理研究家、横山タカ子さんの話に耳を傾けました。
横山さんは郷土料理の知恵をいかしたオリジナル料理や保存食などを考案し、NHKや民放の料理番組にも出演しています。
セミナーでは『食べ物は人間の体を作る』ということを強調し、具沢山の味噌汁『一汁』と、玄米、酢の物、動物性タンパク質がとれるメイン、漬物の『四菜』の重要性を紹介しました。
セミナーを主催した伊那広域シルバー人材センターでは、今回のセミナーをきっかけに健康寿命に興味を持ってもらい、シルバー人材センターにも登録してもらいたいとしています。
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来年度 中央道高速バス箕輪バス停駐車場有料化へ
箕輪町は、来年度から中央道高速バス、箕輪バス停の駐車場を有料化することを決めました。
これは、25日に開いた定例記者懇談会で白鳥政徳町長が明らかにしたものです。
中央道箕輪バス停は、第1駐車場から第4駐車場まであり、現在はおよそ100台分が無料となっています。
伊那市や辰野町など近隣市町村のバス停駐車場が有料化していることから、箕輪バス停も有料化を決めました。
今後は、来年度の予算編成時に1日単位や月極の料金などについて検討していくということです。 -
木曜会の水彩画展
伊那市の水彩画教室、木曜会の展示が、伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、風景や果物を彩り豊かに描いた作品60点が並べられています。
水彩画教室木曜会には、伊那市や南箕輪村などから20人が通っています。
会では、「色使いにこだわった作品が多い。一つ一つ楽しんでもらいたい」と話していました。
木曜会の展示は、30日まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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重盛さんりんご農園 伐採準備
台風19号の影響で倒木の被害を受けた、伊那市西箕輪の重盛正さんのりんご畑で23日、伐採作業の準備が行われました。
この日はおよそ20人のボランティアの協力のもと、台風19号の影響で被害を受けた木の伐採準備が行われました。
ボランティアの人たちは、およそ1メートルの穴を掘り、木を支えていた鉄の支柱を外していきました。
重盛さんのりんご畑は、台風19号の影響でおよそ200本のりんごの樹が倒木しました。
倒れた木は伐採し、その後、更地にして駐車場として利用するということです。
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いなっせジャズフェスティバル
上伊那のアマチュアグループや、プロのバンドが演奏を披露する第13回いなっせJAZZ FESTIVALが23日、伊那市のニシザワいなっせホールで行われました。
ジャズフェスティバルには、信州大学ジャズ研究会や伊那中学校吹奏楽部、全国で活動するプロのバンドなど4団体が出演しました。
このうち地元の愛好家でつくる「伊那ビッグバンド」は、フェスティバルのためにメンバーを公募し結成したバンドで、7曲を披露しました。
このイベントは、ジャズの楽しさを多くの人に知ってもらおうとNPO法人クラシックワールドと出演者らでつくる実行委員会が毎年開いています。
この模様は、来月からご覧のチャンネルで放送します。
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市議会12月定例会開会 12議案を提出
伊那市議会12月定例会が今日開会し、補正予算案など12議案が提出されました。
補正予算案は、台風19号に対する道路の災害復旧費用などに2億9,600万円、ふるさと納税寄付金の収入見込み増に伴う基金積立金に1億円など、7億9,600万円を追加するものです。
市議会12月定例会は、来月4日から6日が一般質問、16日に委員長報告・採決が行われます。 -
宿泊施設「入野谷」 11月末で当分の間休止に
伊那市観光株式会社が運営する長谷の宿泊施設入野谷について市は、「11月末を持って当分の間休止する」ことを明らかにしました。
25日は、市議会全員協議会が開かれ、市から説明がありました。
入野谷は、合併前の旧長谷村が平成10年に建設しました。
鉄筋2階建てで、シングルルーム19室など合わせて32室があります。
分杭峠のゼロ磁場ブームだったおよそ10年前のピーク時には、年間3万4,000人の利用がありましたが、右肩下がりに減少し昨年度は1万6,000人でした。
これに伴い営業利益も赤字が続き、昨年度は特に利用客の少ない冬期の4か月間を休業しましたが、1,700万円の赤字となっています。
年間で3万5,000人前後の利用者がなければ黒字化しないと考えられることから、市は今月末を持って当分の間の休止を決めました。
休止期間について市は、「長く放置しておけばその分建物が傷んでしまう。向う1年間を目途に、廃止も含め検討していきたい」と話しました。
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書晋会 展示12月1日まで
上伊那地域の書道指導者らでつくる書晋会の展示が、25日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には、会員12人の近作が展示されています。
上伊那書道協会会長で書晋会代表の泉石心さんを中心に、毎年この時期に展示会を開いていて今年で24回を数えます。
テーマを設けず漢字やかな、刻字などそれぞれが得意とするジャンルの作品を展示しているということです。
こちらは、縦4m横5mほどの作品で、半年かけておよそ6,500字書いたということです。
書晋会では、「異なる流派の作品が一堂に会する展示会なので、是非多くの人に見てもらいたい」と話していました。
第24回書晋展は、12月1日日曜日までかんてんぱぱホールで開かれています。 -
ほうかごえいご 学習発表会
南箕輪村の英語教室、ほうかごえいごの学習発表会が24日、村民センターで開かれました。
この日は、教室で学ぶ4歳から大学生までの80人が、学習の成果を発表しました。
発表会では、子どもたちが考えたオリジナルの劇を披露しました。
学校の生徒と妖精が同じキャンプ場で出会い、英語を使ってコミュニケーションをとりながらキャンプを楽しむというストーリーです。
ほうかごえいごは、南箕輪村のオフィスTOJI翻訳事務所が開く英語教室で、毎年学習発表会を開いています。
天田美咲代表は、「発表を通して英語に親しみ、自分たちの英語力に自信をつけてほしい」と話していました。
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由紀さん童謡で伝える
歌手の由紀さおりさんを招いた「童謡で伝える会」が、伊那市の上の原保育園で24日、開かれました。
古くから歌い継がれてきた童謡を通し親子のふれあいやふるさとを思うきっかけにしてもらおうと伊那市が開いたものです。
由紀さんは全国各地で童謡の良さを伝える活動をしていて伊那市で会を開くのは今年で7年目です。
2017年には、伊那市歌うふるさと大使に任命されています。
由紀さんは、めだかの学校や大きな古時計などの童謡を園児や保護者と一緒に歌いながら、歌詞の意味を問いかけていました。
由紀さんは「日本語の美しいアクセントや旋律、メロディーを五感を通して幼少期の子どもたちに伝えて欲しい」と話していました。
今日は、園児と保護者合わせて80人が、由紀さんと童謡を歌いながら子育てや言葉の大切さについて思いをあらたにしている様子でした。
会の最後には、由紀さんが保護者一人ひとりと言葉を交わし握手をして触れ合っていました。
24日は、高遠保育園でも「童謡で伝える会」が開かれました。
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手ぬぐいと物々交換して交流
東京芸術大学大学院の学生は、製作した手ぬぐいを元に、伊那市高遠町の住民と物々交換を行い、交換した地元の食材を使って料理を作る交流会を24日に開きました。
こちらが、今回の物々交換に使われた手ぬぐいです。
高遠町塩供にある道祖神をモチーフにしています。
これを元に高遠町内の家を周り野菜や果物などと交換しました。
こちらの家では、今が旬のりんごと交換しました。
交換すると、記念に提供者の写真を撮っていました。
この取り組みは、東京芸術大学と伊那市の連携事業の一環として、信州高遠美術館と高遠第2第3保育園と地域の未来を考える会の協力で行われました。
学生たちは、地域に親しまれている道祖神をモチーフにした手ぬぐいを通して、地域の魅力の掘り起こしと住民同士の交流に繋げようと、今回のイベントを企画しました。
この日は3つの班に分かれて物々交換が行われ、最終的にはテーブルに載せきれないほどの食材が集まりました。
古民家には地元住民およそ40人が集まり、料理づくりが行われました。
今回のイベントは当初10月に予定されていましたが、台風の影響でこの日に延期されました。
古民家には多くの人が集まり、出来立ての料理を味わって交流していました。 -
元教員の杉田さん 海外協力隊へ
伊那市山寺在住で元教員の杉田純治さんは、JICAの海外協力隊として、中央アフリカのガボン共和国に派遣されます。
22日は杉田さんが伊那市役所を訪れ、林俊宏副市長に出発のあいさつをしました。
杉田さんは山寺在住の70歳です。
元教員として上伊那を中心に小中学校に勤務し、赤穂中学校では校長を務めました。
子どもたちのために自分の力を活かすことができたらと、上限となる69歳で申し込んだということです。
ガボンは中央アフリカの赤道直下にあり、共通語はフランス語です。
派遣先では小学校低学年の算数教育に当たるということです。
林副市長は、「決断に敬意を表します。気を付けていってきてください」と話していました。
杉田さんは来月3日に日本を出発し、2年間活動を行うということです。
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権兵衛トンネル 仮橋設置に住民安堵
通行止めとなっている権兵衛トンネルについて、年内に仮橋設置を目指すことが21日明らかにされました。
トンネル周辺の店舗では、その知らせを聞いて胸をなでおろしています。
権兵衛トンネルが通行止めとなり、客足が減少しているというトンネル付近の店で話を聞きました。
菓子店 古町あかはねの樋代文江さんです。
そば店 こやぶ竹聲庵の伊藤祐一さんは・・・
21日は、冒頭のみ公開で有識者による技術検討委員会が開かれ、仮橋の設置が了承されたということです。
こちらは仮橋のイメージです。
長さは15メートル、幅は4メートルで、バスや大型トラックも通ることができます。
年内に仮橋を設置し、片側交互通行を目指すとしています。
本復旧については「今年度中は難しい」としていて、地質調査を引き続き進め、復旧方法などを検討していくということです。
道路が落ちた原因については、「台風19号の影響で相当量の地下水が流出したこと」によるとしています。
対策として地中に水を抜くための管を通し、影響を低減するということです。
仮橋の設置工事は今月中にも始まるということです。
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伊那市 教育長・議員の報酬等増額を答申
伊那市の特別職報酬等審議会は特別職の給料と議員の報酬について、市長と副市長は据え置きとし、教育長は8,000円増額、議員は3,000円増額することが適当だと、22日白鳥孝伊那市長に答申しました。
伊那市特別職報酬等審議会の唐木和世会長が市役所を訪れ白鳥市長に答申書を手渡しました。
市長と副市長は据え置きで、市長は月額92万8,000円、副市長は76万8,000円としています。
教育長は、教育委員会制度改革で教育委員長がなくなり職務が増大している事から、8,000円の増額が適当だとしていて、改定後の給料は月額66万2,000円となります。
市議会議員は去年の選挙が無投票となったことや全国的にも地方議員のなり手不足が問題となっていることから、3,000円増額が適当だとしています。
改定後は、議長は46万7,000円、副議長は39万1,000円、議員は36万8,000円となります。
白鳥市長は「貴重な議論をいただいた。これを踏まえて検討していきたい」と話しました。
特別職の報酬等についての条例改正案は市議会3月定例会に提出され、承認されれば4月から改定されます。
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井上さん 総務大臣感謝状受賞
長年にわたり、明るい選挙推進協議会委員や選挙管理委員会委員長を務めたとして、箕輪町木下の井上彦七さんに総務大臣感謝状が贈られました。
20日は井上さんが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に受賞の報告をしました。
井上さんは平成20年から箕輪町明るい選挙推進協議会の委員を務めると共に、箕輪町選挙管理委員会の委員、箕輪町選挙管理委員会の委員長を務めてきました。
今回の表彰は、選挙制度130周年を記念して、国が功績のあった全国の647人と一団体に感謝状などを贈りました。
白鳥町長は「今まで町に貢献してくださり、ありがとうございました」と感謝していました。
県内では井上さんを含め、9人に総務大臣感謝状が贈られました。
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日本の巨匠 佐藤哲展
大分県出身の洋画家、佐藤哲さんの「現代の巨匠佐藤哲展」が伊那市のはら美術で開かれています。
日本藝術院会員の佐藤さんの作品は、絵筆は使わずペインティングナイフで色を置いて仕上げるのが特徴です。
会場には、30号から手のひらサイズのミニチュア作品まで、80点が展示されています。
「現代の巨匠 佐藤哲展」は、26日まで伊那市のはら美術で開かれています。
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幻のそば 提供はじまる
幻のそばと呼ばれる入野谷在来そばの販売が伊那市内のそば店で22日から始まりました。
味わった人達からは、香りが強く味が濃いと好評です。
伊那市高遠町のそば店壱刻です。
販売開始の午前11時から多くの人が訪れ入野谷在来そばを味わっていました。
壱刻では、もりそばが1人前1,200円で提供されました。
入野谷在来種は、戦時中まで伊那市の高遠町、長谷地域にまたがる入野谷郷の各家庭で栽培されていましたが、終戦後の食糧難で収穫量の多い品種へと移り変わり消えていきました。
信州そば発祥の地伊那そば振興会のメンバーが在来種が残っていないか探していたところ2014年に塩尻市の長野県野菜花卉試験場でみつかりました。
伊那そば振興会や信州大学・行政などが協力して長谷の圃場で徐々に種を増やしました。
初めて収穫した2016年は18キロでしたが、圃場面積を広げるなどして今年は、503キロを収穫しました。
22日は販売開始を前に、高遠閣でセレモニーが行われました。
出席者にそばが振舞われ香りや風味を楽しんでいました。
幻のそば、入野谷在来そばは、今日から伊那市内のそば店6店舗でそれぞれ350食限定で販売されます。
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リニア新幹線開通へ JR飯田線高速化を
リニア中央新幹線の2027年の開業にむけ、上伊那地域では、JR飯田線の高速化を要望していくことなどが確認されました。
21日は、リニア中央新幹線建設促進上伊那地区期成同盟会の正副会長会が伊那市役所で開かれ、今年度の事業計画などが承認されました。
新たに計画に加わったのは、JR飯田線の高速化に関する取り組みと、残土処理などを含めた建設推進の協力に関する取り組みです。
JR飯田線の高速化では、現在、豊橋駅から飯田駅まで運行している特急伊那路を、岡谷駅まで延伸することや、JR中央東線と飯田線の連携の向上についてJRに要望していくことを確認しました。
上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長は、「2027年には、自動運転が日常化し、インバウンドは今以上に進んでいるのではないか。そのような未来を想像しながら取り組みを進めていきたい」と話していました。
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ルビコン 市に義援金100万円
伊那市西箕輪のルビコン株式会社は、台風19号の災害義援金100万円を伊那市に21日届けました。
この日はルビコン株式会社の佐藤光一社長が市役所を訪れ、白鳥孝市長に義援金100万円を手渡しました。
今回届けた義援金は社員727人の寄付と会社が出費したものです。
佐藤社長は「県内の悲惨な被害状況を実際に見てきました。
義援金を復興に役立ててください」と話していました。
義援金は、日本赤十字社長野県支部を通して、被災者に届けられます。 -
長田保育園に県産材ベンチ
森林税を活用し、箕輪町の長田保育園に県産材で作られたベンチなどが21日贈られました。
子どもたちは保育士の掛け声と共に、宮田村のヒノキの間伐材で作られたベンチや積み木などに駆け寄っていきました。
製作者は宮田村で木工業を営む三浦敏夫さんです。
三浦さんは園児たちに木の皮と内側の色の違いや、年輪について話をしました。
今回の取り組みは、県の森林税を活用した「子どもの居場所木質空間整備事業」として行われたものです。
県散財箕輪町では長田保育園の他、松島保育園、木下南保育園にもベンチなどが贈られます。
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シニア大学でビデオクラブ作品鑑賞
長野県シニア大学伊那学部の講座が、21日伊那市のいなっせで開かれ、伊那ビデオクラブの作品を鑑賞しました。
シニア大学の今回の講座の講師を務めたのは、伊那ビデオクラブの赤羽仁会長です。
伊那ビデオクラブでは、平成10年から毎年、クラブ内の作品コンクールを開いていて、出品作品は550点を超えます。
今回は、その中から、伊那谷の人々の暮らしを写した作品を中心に上映しました。
祭りや伝統行事などを撮影したもので、合わせて16作品が上映されました。
平成10年に制作されたお盆の伝統行事「振りまんど」をテーマにした作品では、子どもたちが火のついたまんどを振り回す姿がスクリーンに映し出されると、会場からはどよめきが起きていました。
赤羽会長は、「膨大な映像集の中からテーマに合うものを選んだ。作品を作り、発表し、見てもらうことは映像づくりでの生涯学習だ」と話していました。