-
県警音楽隊がコンサート
長野県警察音楽隊によるふれあいコンサートが伊那市の伊那文化会館で19日、開かれました。
ふれあいコンサートは、演奏を通し警察を身近に感じてもらおうと年に1回開かれていてます。
南信地域では初めてのコンサートだということです。
ステージは3部構成となっていて、1部では子どもからお年寄りまで楽しめる曲が披露されました。
コンサートの間には、交通安全教室が開かれ、シートベルトの着用や夜光反射材を活用することなどを呼びかけていました。
2部では、伊那西高校の吹奏楽クラブによるマーチングが披露されました。
1、2年生26人は、この日のコンサートに向け去年10月から練習を重ねてきたということです。
会場には、多くの人が訪れ演奏を楽しんでいました。
長野県警察音楽隊は、警察官で組織し交通安全や防犯活動などの啓発イベントで演奏を行っています。
-
郷土愛プロジェクト 文部科学大臣表彰
上伊那の経済団体や教育機関などでつくる郷土愛プロジェクトは、キャリア教育の充実発展に尽力したとして、文部科学大臣表彰を受賞しました。
18日、東京で開かれた表彰式で郷土愛プロジェクトの向山孝一会長が賞状を受け取りました。
郷土愛プロジェクトは、キャリア教育の充実発展に尽力したことなどが評価されました。
全国の119の学校や団体が受賞しています。
19日は、郷土愛プロジェクトなどが主催するふるさと学習の発表会、「伊那谷再発見」が南箕輪村の村民センターで開かれました。
上伊那を中心に小学校から短期大学までの8校が取り組んだ学習の成果を発表しました。
このうち南箕輪小学校6年3組は村の魅力について調べました。
その中で村には様々な団体があることを知り、地元の太鼓グループに太鼓を教えてもらったことを発表しました。
他に、大芝高原の魅力を伝えようと30秒のCMを制作しました。
伊那弥生ケ丘高校1年の代表生徒は、去年8月に行われた信州総文祭の来場者向けに伊那谷を紹介するマップを作成したことを発表しました。
生徒は、活動を通し「伊那谷の魅力を再発見することができました。マップを配布したことにより来場者に伊那のことを知ってもらえました」と感想を話していました。
-
県議選 垣内氏出馬の意向
任期満了に伴い4月7日に投票が行われる県議選上伊那郡区に辰野町宮木の県議会議員 垣内基良さんが立候補する意向を固めました。
垣内さんは辰野町出身の69歳です。
平成11年に初当選し、現在4期目です。
党派は自民党県議団で平成29年3月から1年間県議会議長を務めました。
垣内さんは、27日に正式に立候補を表明するということです。
定数2の県議選上伊那郡区にはこれまでに南箕輪村の共産党の新人・山崎健志さんが出馬を表明しています。
-
俳優・田中要次さんトークショー
社会福祉法人 上伊那福祉協会の創立60周年記念式典が19日伊那市のいなっせで行われ、木曽町出身の俳優田中要次さんが地元長野県や俳優業について話をしました。
田中さんは、長野県木曽町出身の俳優で、1989年にデビュー。映画やドラマ、CMなどに出演しています。
トークショーでは、伊那市出身のタレント成美さんが司会を務め、地元長野県や俳優業について話をしました。
トークショーは、上伊那福祉協会の創立60周年記念として、地域の人たちに楽しんでもらおうと企画されました。
上伊那福祉協会は、昭和34年に南箕輪養老院を開所し、それに伴い南箕輪養老院会として発足しました。
現在は、上伊那で、養護老人ホーム2施設、特別養護老人ホーム8施設、障害者支援施設1施設の11施設を運営していて、1,067人が生活しています。
平澤豊満理事長は、「高齢者福祉施策がめまぐるしく転換する中、真心が通じあえる職員の育成に努め、地域の期待に応えられるよう邁進していきたい」と式辞を述べました。
-
大学入試センター試験
大学入試センター試験が、19日と20日の2日間の日程で全国一斉に始まりました。
南箕輪村の信州大学農学部も試験会場となり、受験生が会場に足を運んでいました。
今年のセンター試験の志願者数は、長野県は1万54人、信大農学部の試験会場では632人となっています。
県内には14の試験会場があり、上伊那では信大農学部と駒ヶ根市の県看護大学の2か所です。
会場の前には、予備校の講師らがかけつけ、メッセージを書いたティッシュなどを渡して受験生を激励していました。
19日は文系科目の試験が行われました。
午後4時半現在、試験は順調に進められているということです。
20日は理系科目の試験が行われます。
-
箕輪町で若者対象の料理教室
箕輪町公民館の若者対象の料理講座「プロに学ぶ料理」が、19日町保健センターで行われました。
講座には上伊那在住の10代から40代までの男女16人が参加しました。
指導したのは町内の洋食店「クアトロ・フォリオ」のオーナーシェフ大内学さんです。
作ったのは、パスタ・ガーリックトースト・サラダの3品です。
野菜やベーコンなどを炒め、そこにトマトソースや鳥ガラスープを入れてパスタソースを作りました。
大内さんは「パスタソースのにんにくをみじん切りにするときは火の通りが均一になるよう大きさを揃え、絶対に焦がさないようにしましょう」とコツを紹介していました。
箕輪町公民館は、昨年度から、若い世代の交流のきっかけにしてもらおうとこうした若者対象の講座を開いています。
この講座は、2月23日と3月9日にも開かれる予定で、まだ定員に空きがあるということです。
-
箕輪町で認知症教室
認知症に対する正しい知識や接し方について学ぶ教室が17日箕輪町の地域交流センターで開かれました。
教室には定員を超える44人が参加し、伊那神経科病院の高橋丈夫院長の話を聞きました。
高橋さんは「認知症の初期症状として、物忘れや物事への関心が無くなったり、外出をしなくなたりなど、うつ病と勘違いする事が多い」と話し「早めにかかりつけの病院に相談する事が大切だ」と話していました。
また認知症の人に対し「何もさせないのは悪化させるだけ。役割を与え達成する喜びを感じてもらう事で進行を遅らせる事に繋がる」と話していました。
教室は、箕輪町が認知症に対する理解を深めてもらおうと初めて開いたものです。
今年度あと2回開かれる予定で生活支援や治療薬についても学ぶ予定です。
-
協力隊の宮坂さんが活動を報告
マウンテンバイクを活用して観光振興に取り組む伊那市の地域おこし協力隊の宮坂啓介さんが16日、地域住民に活動報告をしました。
茅野市出身の宮坂さんは、平成29年から伊那市の地域おこし協力隊としてマウンテンバイクを活用した観光振興に取り組んでいます。
これは、地域おこし協力隊の活動を地域の人たちに知ってもらおうと伊那市が開いたもので会場となった西箕輪公民館には地区住民25人が集まりました。
2017年には農業公園みはらしファーム内に地面を蹴って進むキックバイクコースを整備しました。
去年から羽広地区の山林でマウンテンバイク専用のコースを整備していて、GW前までには完成するということです。
宮坂さんは「地元の人に愛されるフィールドにしたい。そのためにも地元のみなさんにマウンテンバイクで走って楽しんでもらいたい」と話していました。
-
寒中の川に「そばの実」
伊那市高遠町の高遠そば組合は、そばの実を冷たい川の水に浸す「寒ざらし」を18日に行いました。今年は130キロ、およそ900食分を用意しました。
18日は組合員7人が、伊那市長谷市野瀬にある粟沢川にそばの実を浸しました。
「寒ざらしそば」は、江戸時代高遠藩が将軍に献上していたとされています。
18日の伊那地域の最低気温は 氷点下2.7度でしたが、粟沢川の水温は3度でした。
そばの実を寒中の水に浸す事でアクが抜け、デンプン質が糖に変わり甘みが増すという事です。
高遠そば組合では、夏のそばの消費拡大につなげようと寒ざらしそばの商品化に取り組んでいます。
そばは立春の来月4日に引き上げる予定で、その後乾燥させます。
組合に加盟する伊那市高遠町の6軒のそば店で7月13日から期間限定で提供される予定です。
参加店舗 ・壱刻 ・華留運 ・ますや ・楽座 紅葉軒 ・紅さくら ・きし野
-
伊那バス 交通安全協会長表彰
伊那市の伊那バス株式会社は、会社をあげての交通安全への取り組みが評価され全日本交通安全協会から最高賞となる協会長表彰を受章しました。
18日は、伊那バスの中村健二専務が伊那警察署を訪れ、駒村公孝署長に受章の報告をしました。
伊那バスでは、ドライバーをはじめ事務や経理の社員も含め、全社をあげて交通安全活動に取り組んでいます。
駒村署長は「地域の交通安全を牽引してもらいありがたい」と感謝していました。
中村専務は「この表彰にはじないよう、交通安全に取り組んでいきたい」と話していました。
表彰式は17日東京都で行われ、全日本交通安全協会長表彰は全国で88社が、県内では伊那バスの他に1社が受章しました。
-
果樹販売12億円目指す
JA上伊那はりんごや梨など果樹の生産強化に向けた上伊那果樹振興大会を18日駒ヶ根市内で初めて開催しました。
果樹振興大会には生産者やJAの関係者などおよそ70人が出席しました。
JA上伊那によりますと果樹の販売額は、ピーク時のおよそ半分の9億円程になっているという事です。
振興大会は品目ごとの枠を超え情報共有を図り、3年後には販売額12億円を目指そうと開かれました。
リンゴは今年度の販売額4億円から1.5倍の6億円を目指します。
梨は単価の高い品種サザンスイートの収穫量を6トンから12トンに倍増させていくとしています。
御子柴茂樹組合長は「果物の産地「上伊那」としての地位を確立していきたい」と話していました。
JA上伊那では来年度から3年間、果樹の苗木の定植の補助を強化して栽培面積の拡大を図っていきたい考えです。
-
伊那西高校生徒が現代学生百人一首で入選
東洋大学が全国の小中高校生を対象に募集した現代学生百人一首で伊那西高校の小島和さんの短歌が入選しました。
「生茶より綾鷹がいいと言う君は私のどこがいいと思うの」
伊那西高校文芸クラブの小島さんの短歌は、お茶の味の良さは分かっているという意中の男性に対し自分の良いところは見てくれているのだろうか?という女性の恋愛感情を詠んだものです。
今回で32回目の現代学生百人一首には5万7,446首の応募がありその中の100首に選ばれました。
県内での入選は2人で小島さんは、「自信につながった」と話していました。
-
伊那西小児童がツリークライミングに挑戦
伊那西小学校の児童が18日学校近くの林でツリークライミングに挑戦しました。
ツリークライミングはロープを使って木に登るもので2年生7人が体験しました。
講師を務めたのは伊那市高遠町のインストラクター宇治田直弘さんでロープの結び方などについて指導していました。
伊那西小学校では学校近くの林を活用した学びの森づくりを進めています。
地域の人たちから木に関する話を聞いたり様々な体験をするものでツリークライミングもその一環で行われました。
はじめは慣れない様子の児童たちでしたが、しばらくすると大人の背丈より高く登れるようになっていました。
-
伊那市議会 魅力ある議会へ
伊那市議会の魅力ある議会づくり検討会は、議員定数を現状維持とし報酬については白紙諮問とするなどの検討結果をまとめました。
18日、黒河内浩議長と飯島進副議長が議員活動を評価してもらうために白鳥孝伊那市長に特別職報酬等審議会を開くよう要請しました。
魅力ある議会づくり検討会は去年4月の市議選が無投票だったことから市民の議会に対する関心を高めようと黒河内浩市議会議長が設置したものです。
検討の結果、定数についてはこれ以上減らした場合地域の声が届かなくなるとして現状の21人が妥当だとしています。
現状月額36万5千円の議員報酬については特別職報酬等審議会に白紙諮問するとしています。
議会への関心を高めるための方策として委員会審議をインターネットで中継するとしています。
伊那市議会では定数や報酬、市民の関心を高める方策についての
検討を随時行い、議会の必要性、重要性について理解を求めていくとしています。
-
伊那市とKDDIがドローン・5G連携協定
伊那市と大手通信会社KDDI株式会社は、ドローンと第5世代移動通信システム・5Gの利活用に向けた連携協定を、17日、締結しました。2020年の実用を目指す5Gは大容量通信が可能となり、観光や移住定住への活用にも期待がかかります。
スマートフォンで撮影している画面上にドアが現れ、動きながらドアをくぐると、画面上では新宿御苑や大阪の街に移動し、360度の映像の中で歩き回ることができます。
これは、AR・拡張現実の技術です。
望遠鏡のようなゴーグルを覗くと、360度の3D映像が楽しめるこちらは、VR・仮想現実の技術です。
どちらも、大容量の画像を必要とするため、5Gと親和性の高い技術です。
17日KDDIが、伊那市役所で5G活用のデモンストレーションを行い、白鳥孝市長らが体験しました。
-
高遠中と高遠高校サッカー部 合同練習
伊那市の高遠高校と高遠中学校のサッカー部は、中・高の連携を深めていこうと合同練習を高遠町文化体育館で14日行いました。
練習には高校生8人と中学生7人が参加し、パスやドリブルなどの基礎を行いました。
高遠高校と高遠中学校のサッカー部の合同練習は3年間行われています。
中学生はこれから必要な技術を学び、高校生は教える事でサッカーに対する理解を深めていこうと行われています。
練習ではグループ毎に分かれ、パス回しや、ドリブル競走などをしました。
高遠高校と高遠中学校はサッカー部の他に、野球部やバスケットボール部でも同様な交流を行っています。
-
地域づくり出会いのひろば
シニア世代の活躍の場と、支援を求めるボランティア団体のマッチングを目的とした「地域づくり出会いのひろば」が17日、伊那市のいなっせで開かれました。
会場には、傾聴ボランティアグループやスポーツ同好会、子ども支援団体など、シニアの活動を求める21の団体が活動をPRしました。
会場にはおよそ100人が訪れ、担当者から話を聞きました。
地域づくり出会いのひろばは、シニア世代が積極的に社会参加に取り組めるよう、活動希望者と活動支援を依頼する団体のマッチングを進めようと、長野県長寿社会開発センターと伊那保健福祉事務所が開いているもので、今年で4年目です。
介護グループで話を聞いた参加者は「活動を通して多くの出会いがあり、いきがいをもってやっている話を聞いて参加したくなった」と話していました。
主催した伊那保健福祉事務所では「これまでの人生の経験を活かして目的をもって活動が始められるきっかけにしてもらいたい」と話していました。 -
㈱ミクロデント新伊那工場竣工
メッキ加工処理を行う㈱ミクロデントの新伊那工場の竣工式が17日、伊那市上の原で行われました。
この日は、岡本知彦社長や白鳥孝伊那市長が出席して竣工式が行われ、新しい工場の完成を祝いました。
㈱ミクロデントは、岐阜県に本社を置き、生産能力の強化を目指して、これまで南箕輪村にあった工場を伊那市上の原に移転しました。
これまでの工場の敷地面積の1.2倍にあたるおよそ6,600平方メートルを伊那市から取得し、総事業費はおよそ7億円です。
新しい工場の稼働に伴い、地元採用で新たに5人を雇用したということです。
工場の移転に合わせて加工前の製品を自動で洗浄する最新の機械を導入しました。
岡本社長は「変化の激しい業界だが、一人ひとりのお客様の目線に立って価値が創造できるメッキ処理加工をやっていきたい」と話していました。
新しい伊那工場の稼働は、1月7日から始まっています。
-
山の遊び舎はらぺこ 写真展
伊那市東春近の野外保育施設「山の遊び舎はらぺこ」の子どもたちの普段の様子をとらえた写真展が、伊那市の伊那図書館で開かれています。
泥しぶきを浴びて笑顔を見せる園児の写真など、会場には、今年度のはらぺこの保育活動で撮影された写真61点が並びます。
現在25人の園児が通っていて、自然の中での活動を保育の柱としています。
はらぺこでは、自然の中の子どもたちの普段の様子を見てもらおうと写真展を開いています。
この写真展は、23日の午前中まで、伊那市の伊那図書館で開かれています。
-
箕輪南小学校全校児童で百人一首
箕輪町の箕輪南小学校伝統の全校児童が参加する百人一首大会が、17日、開かれました。
全校児童が対戦相手と向かい合って並びます。
5色の百人一首を使い、1色20枚ずつで対戦します。
去年の成績や実力をもとにならび順が決まっており、11回の対戦の勝敗で順序を入れ替えていきます。
教師たちが読み手を務めます。
箕輪南小学校では、伝統的に百人一首を学んでいますが、今年度は授業では特別に練習などは行いませんでした。
子どもたちがそれぞれに、自宅で勉強して実力をつけてきたということです。
会場向かって左側が上級者たちが並ぶ列です。
そして、最前列が優勝争いを行う対戦席です。
次々に勝者が入れ替わる混戦となりました。
今年優勝したのは、3年生の毛利 優衣菜さんでした。
箕輪南小学校では、この取り組みを機に百人一首の内容や背景にも興味を持ってほしいと話していました。
-
インフルエンザ警報発令
長野県は16日、全県にインフルエンザ警報を発令しました。
1月7日~13日までの県内の1医療機関あたりのインフルエンザ患者数は43.87人で、警報の基準となる30人を上回ったことから、この日県は全県に、インフルエンザ警報を発令しました。
上伊那の1医療機関あたりのインフルエンザ患者数は44.25人となっています。
県内11の保健所のうち、大町を除く10の保健所で警報基準を上回っています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の小学校では、16日現在、伊那市で3校1クラスずつ、箕輪町で1校2クラス、南箕輪村で1校1クラスがインフルエンザによる学級閉鎖となっています。
中学校で学級閉鎖はありません。
感染予防として、
●石けんで小まめに手洗いを行うこと
●十分な休養とバランスの取れた栄養摂取を心がけること
●乾燥しやすい室内では加湿器などを使って適切な湿度を保つこと
●人混みに出かけることを避け、やむを得ず出かける場合はマスクを着用することなどを呼び掛けています。
また、万が一かかってしまった場合は早めに医療機関を受診し、学校や職場は休んで十分に休養することなどを呼び掛けています。 -
来年度予算編成 市長査定はじまる
伊那市は、来年度の予算編成にかかわる市長査定を16日からスタートさせました。
白鳥孝伊那市長は「職員が考えた提案に対し、査定の中では厳しいやりとりもする。新しい取り組みがあれば積極的に取り入れた予算編成にしていきたい」と話していました
来年度、予算化を検討する主な事業は、JR沢渡駅の建設や若宮団地高齢者向け住宅の建設、移住定住対策として車の運転に不慣れな移住者の支援、新山移住定住促進住宅の建設などとなっています。
市長査定は2月1日まで行う予定で新年度の当初予算案は2月中旬に発表されます。
-
高校再編 懇談会開催へ
上伊那地域の高校の将来像を考える協議会は、地域住民から再編について様々な意見や思いを聞く地域懇談会を今月3会場で開きます。
16日は、5回目の上伊那地域の高校の将来像を考える協議会が伊那市のいなっせで開かれました。
協議会で上伊那地区高等学校校長会の藤江明雄会長からは、「多様なニーズに答え魅力ある多様な学びの場を配置していく必要があるとして分散している専門学科を再構成し規模の大きな総合技術校を配置することが考えられる」との意見がありました。
藤江会長は「校長会として各校の意見を踏まえながら検討を進めた結果、共通認識に至った」と話していました。
協議会は、魅力ある学校づくりを考えようと開かれていてこれまで住民や高校の同窓会などから意見聴取を重ねてきました。
協議会では、高校再編について様々な意見を聞く地域懇談会を今月伊那市・駒ヶ根市・辰野町の3会場で予定しています。
23日が駒ヶ根市29日が伊那市30日が辰野町でいずれも午後7時からです。
-
伊那少年剣道クラブ 鏡開き
伊那市内の小中学生が通う伊那少年剣道クラブの鏡開きと初稽古が、14日伊那市の伊那東小学校で行われました。
伊那少年剣道クラブには、市内の園児から中学3年生までのおよそ30人が所属しています。
代表の飯島浩さんは「感謝の気持ちを忘れず、目標を持って稽古を行い、去年以上の成績を残しましょう」とクラブ員に呼びかけました。
また、代表児童2人が誓いの言葉を述べました。
鏡開きの後は稽古が行われました。
子供たちは、一つ一つの動作を確かめ、竹刀を打ち込んでいました。
-
上伊那ご膳をプロデュース
若手農家や高校生などが上伊那の農産物で作る食事メニュー「上伊那ご膳」について16日アイデアを出し合いました。
上伊那ご膳について検討するグループワークは、伊那合同庁舎で行われました。
若手農家や高校生、飲食店関係者などが5つのグループに分かれ、季節ごと上伊那の農産物を使った食事を考えました。
各テーブルでは、「野菜や果物の鮮度にこだわったメニューはどうか」「昆虫食は絶対に入れるべきだ」などの意見がでていました。
これは、農業の未来について話し合う「アグリフォーラム」の一環で行われました。
フォーラムはこれまで情報交換が主な目的でしたが、今年度は、形に残るものを生み出していこうと「上伊那をプロデュースする企画」をテーマに食についてグループワークを行いました。
16日考えたメニューは、試作などを行い一般への提供を検討していくという事です。
-
高遠焼 登り窯で窯出し
伊那市高遠町勝間にある白山登り窯で16日焼きあがった高遠焼の窯出し作業が行われました。
16日は、高遠焼の陶芸家・浦野真吾さんが登り窯の中から作品を取り出していました。
今年は4百点の茶碗や花瓶などを焼きあげました。
浦野さんは、「窯の温度や灰などにより作品の出来は明けてみるまで分からないが、登り窯ならではの風合いのある物が焼ける」と言います。
登り窯は幅が3メートルで斜面に沿って4段あります。
去年の大晦日に火を入れ、4日間温度が一定になるよう番をして焼きました。
窯出しは19日頃まで行われます。
-
高遠 桜の開花予想4/3
民間気象情報会社・ウェザーニューズは、1回目の今年の桜の開花予想を16日に発表しました。高遠城址公園の開花は4月3日の予想となっています。
ウェザーニューズが発表した予想によりますと、伊那市高遠町の高遠城址公園の桜の開花は4月3日、満開は9日となっています。
去年は、過去最速の4月1日に開花し満開は4月5日でした。
第2回開花予想は2月14日の予定です。
-
地区の平穏無事願い獅子舞披露
箕輪町の無形民俗文化財に指定されている中曽根の獅子舞が13日地区の公民館前などで披露されました。
中曽根の獅子舞は伊那市西箕輪羽広に伝わる羽広の獅子舞の影響を受け始まったとされています。
中曽根獅子舞保存会が毎年小正月に区民の無病息災や平穏無事を願い地区内で舞いを披露しています。
保存会のメンバーは笛や太鼓に合わせて肇国の舞や剣の舞など
5つの舞を披露していました。
保存会の内堀安美会長は「獅子舞を子どもたちにも伝え、先祖代々続けてきたものを絶やさないようにしたい。」と話していました。
-
地域の安泰願い大文字建て
伊那市西箕輪上戸で、小正月の伝統行事「大文字」建てが14日に行なわれました。
午前4時半、大文字の開始を告げる太鼓が始まると区民それぞれが作った巾着飾りを持って集落の中心部の三ツ辻に集まります。
長さ12メートルあまりの「大文字柱」が辻まで担ぎ出され、巾着袋や役員たちが事前に色紙で作った花、酒樽が飾り付けられていきます。
大文字は、鎌倉時代末期にはじまり、松本方面から辰野・箕輪・伊那に伝わったとされています。
厄落としと1年間の無事を祈る道祖神まつりで、過去に一度この祭りを中止したところ村に疫病がはやり死人も出たと言い伝えられています。
飾りつけが終わると柱を建て、20日の早朝まで飾られます。
柱の脇にある作業小屋では、区民らがお神酒を酌み交わし、今年1年の無事を願っていました。
-
富県の園児 まゆ玉飾りつけ
伊那市富県の富県保育園の園児と地域住民は15日、まゆ玉の飾りつけを農林産物直売所たかずやで行いました。
この日は、富県保育園の年長園児12人と農林産物直売所たかずやの会員が、ミズナラの木にまゆ玉を飾り付けました。
今年1年の健康と豊作を願って小正月の伝統行事として毎年行われていて、まゆ玉は20日頃に食べるということです。