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伊那ナイターソフトボール連盟 リーグ戦が開幕
伊那ナイターソフトボール連盟の今年度リーグ戦開会式が24日に行われ15チームが参加しました。 開会式では昨年度のリーグ戦で優勝、準優勝、3位入賞チームから優勝旗やトロフィーが返還されました。 今年度のリーグ戦では、蒼天ドリームとライジングがチーム事情で参加しないため、15チームでの対戦となります。 伊那ナイターソフトボールのリーグ戦は伊那市が国体のソフトボール会場となった昭和53年の前の年から始まり今年で42回目となります。 選手を代表して信濃路クラブの有賀真太郎さんが選手宣誓しました。 リーグ戦は富士塚スポーツ公園運動場と市営球場を会場に10月中旬まで行われます。 この日は伊那ケーブルテレビ杯春季トーナメントの開会式も行われました。 選手を代表して加城の篠平優介さんが選手宣誓しました。 春季トーナメントは、11チームが参加し決勝は6月上旬を予定しています。
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箕輪町への移住者 昨年度は23世帯60人
箕輪町に昨年度移り住んだ人は前の年度より13人多い60人でした。 これは、25日に役場で開かれた定例記者懇談会で示されたものです。 箕輪町は平成27年10月から移住定住事業を行っています。 平成29年度に、町の空き家バンクや補助金を活用して移住した人は、目標の48人を上回る60人で、世帯数は23世帯でした。 空き家バンクの登録件数は67件で、このうち22件が売却、19件が賃貸で活用されました。 移住者数は28年度より増加しましたが、県外からの移住者の増加に力を入れる必要があるとしています。 現在空き家バンクで公開されている物件は4件のみとなっていて、町では活用できる物件の掘り起こしが必要だとしています。
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プロ棋士 長岡裕也五段が伊那市で指導対局
日本将棋連盟のプロ棋士、長岡裕也五段の将棋教室が、21日に伊那市創造館で開かれ地元の小学生などが指導対局を受けました。 教室には伊那市を中心に小学2年生から80代まで30人が参加しました。 指導対局では同時に6人を相手に長岡五段が将棋を指しました。 教室ではこのほか4月19日、20日に行われた羽生義治 竜王と佐藤天彦 名人による名人戦第2局の解説が行われました。解説会は、将棋の普及につなげようと日本将棋連盟が全国の各都道府県で開いているものです。 日本将棋連盟上伊那支部の中村忠雄支部長は「将棋は実践して覚える頭脳スポーツなので様々な対局を経験して次に活かしていってほしい」と話していました。
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上伊那森林組合 昨年度のペレット生産量3,296トン
上伊那森林組合の通常総代会が25日に伊那市内で開かれ、昨年度のペレット生産量が前の年度を約670トン上回る3,296トンだった事が報告されました。 市内で通常総代会が開かれ昨年度の事業報告が示されました。 昨年度のペレットの生産量は3,296トン、金額にして9,399万円でした。 組合によりますと上伊那の福祉施設や宿泊施設、保育園などで20台の大型ペレットボイラーが現在稼働していて年々需要が高まっているという事です。 この日はほかに、今月10日に明らかになった不適切な会計処理について報告がありました。 組合長の白鳥孝伊那市長は組合員や関係機関に陳謝し「信頼回復と経営健全化にむけ役職員一丸となって取り組みたい」と話していました。
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憲法記念日の集い・講演会 5月3日に開催
5月3日の憲法記念日に合わせ、伊那市の伊那文化会館で「憲法記念日の集い講演会」がひらかれます。 24はいなっせで実行委員会が開かれ、委員およそ30人が、当日のスケジュールなどを確認しました。 憲法記念日の集い講演会は、上伊那の有志で作る実行委員会が開いているもので、今年で7回目です。 今年は上智大学名誉教授で憲法学者の高見勝利さんが講演します。 『「憲法改正」について 選択の前に私たちができることとは』と題し、憲法問題の現状などについて話をします。 憲法記念日の集い講演会は、5月3日木曜日 午後2時から、伊那文化会館大ホールで開かれます。 参加協力費は1人500円、高校生以下は無料です。
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南アルプス林道通行止め 林道バス6月まで運休
伊那市長谷の南アルプス林道が、法面の崩落により全線通行止めとなっています。 25日は例年の林道バスの運行開始日ですが、今年は工事のため6月まで運休となります。 南アルプス林道の戸台大橋から1.2キロ登った地点の写真です。 3月5日に法面が崩落しました。 法面が老朽化していたところに、雨が降り崩れたものとみられます。 例年4月25日にはバスの運行が始まりますが、復旧工事のため今年は6月14日まで運休となる見込みです。 27日の北沢峠こもれび山荘の営業を前に、今朝、ヘリコプターで食料や燃料などの荷揚げが行われました。 例年は南アルプス林道を使い車で運んでいますが、通行止めの影響で今年はヘリコプターで運びました。 歌宿からこもれび山荘までを歩くと通常2時間ですが、伊那側の登山道入り口となる戸台河原からだと6,7時間かかることから、予約客のキャンセルが相次いでいるということです。 こもれび山荘は、27日から営業を開始しますが、食材が十分に確保できないため食事の営業形態を変更して営業することにしています。
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さくらプロジェクト 高砂中2年生が東部中訪れる
東日本大震災の被災地、宮城県高砂中学校の2年生135人が、桜が縁で交流をしている伊那市の東部中学校を24日訪れました。 午前11時、高砂中の2年生全員135人がバスで東部中学校に到着しました。 体育館では東部中の全校生徒が高砂中の生徒を歓迎しました。 両校の生徒が作詞したさくらプロジェクトのテーマソング「高東桜歌」を歌いました。 高砂中の桜は東日本大震災の津波で枯れてしまい、それを聞いた東部中の生徒が2012年にタカトオコヒガンザクラを贈ったことが縁で「さくらプロジェクト」が始まり現在も続いています。 これまでに交流のシンボルとなる桜を両校に植えた他、インターネットのテレビ電話などで交流を行っていて、2年生全員で東部中を訪れるのは初めてです。 また、両校の代表生徒が絆宣言をしました。 24日はグループ討論も行われ、東部中と高砂中の2年生が「プロジェクトの発展のためにできること」をテーマに話し合いました。 生徒からは、「互いの地域の特産物を味わってはどうか」「桜の成長記録を送りあってはどうか」などの意見が出ていました。 高砂中の生徒は、24日伊那市内に宿泊し、25日宮城県に帰るということです。
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坂下高齢者クラブ シミュレーション機器を使った交通安全講習
シミュレーション機器を使った高齢者対象の交通安全の体験講習会が24日、伊那市の坂下公会堂で開かれました。 これは、坂下区の高齢者でつくる坂下高齢者クラブが初めて開いたもので、クラブと安協の会員20人が参加しました。 長野県警察が所有する2つの機械を使って講習が行われました。 こちらは、道路の横断をシミュレーションする機器「わたりジョーズ君」です。 足踏みをすると画面上で前に進み、頭に取り付けたセンサーで歩行者の目線を確認します。 車が来るかどうかの判断を誤ったり渡る速度が遅いと車と衝突してしまいます。 坂下高齢者クラブによりますと、坂下区民の42%は70歳以上の高齢者だということです。 市街地にある坂下の通りは交通量も多く、特に高齢者の交通事故に気を付けてもらおうと今回講習会を開きました。 交通安全教室は、希望した地域に県警の交通指導員が出向くということです。 【お問い合わせ・・・伊那警察署交通課 電話72―0110】
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伊那ローメン春まつり 今年は長谷中学校とコラボ企画も
伊那の名物ローメンを食べて地域を元気にするイベント「伊那ローメン春まつり」が、29日に行われます。 今年は、長谷中学校の生徒が栽培した内藤とうがらしとのコラボ企画も予定されています。 24日は伊那市の伊那商工会館で伊那ローメンズクラブのメンバーが記者会見を開き、イベントの概要を説明しました。 当日は、1杯500円でローメンが味わえます。 1枚1,000円のローメン食べ放題チケットは300枚限定で、現在一部の加盟店で販売されています。 今年は、長谷中学校の生徒が栽培した内藤とうがらしで作ったラー油と一味唐辛子のトッピングが用意されます。 ほかに、長谷中の生徒が太鼓の演奏と合唱を披露します。 午前10時と午後1時15分に行われる宝投げでは、家電製品などが当たります。 このほか、信州プロレスリングやパラレルドリーム、伊那よさこい青龍のパフォーマンスなど多くのイベントが予定されています。 伊那ローメン春まつりは29日(日)に、伊那市役所東側駐車場で行われます。 時間は午前9時30分から午後3時までで、雨天決行となっています。
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十沢地蔵尊大祭
体の悪いところを撫でると良くなるという箕輪町長岡の十沢地蔵尊の大祭が24日に行われ、地元住民らが地蔵をなでて願掛けをしました。 十沢地蔵尊の大祭の本祭は毎年4月24日に行われています。 この地蔵は昔、長岡にあった寺を三日町に引っ越すときに途中で重くなり動かなくなってしまい、長岡の町が見下ろせるこの場所に残したという言い伝えがあります。 体の悪いところを撫でると良くなると言われていて、訪れた人たちは撫でて願掛けしていました。 出産予定日を1週間後に控えた人は「無事に生まれますようにとお願いしました」と話していました。 長岡の住民でつくる十沢地蔵尊保存会では「多くの人に親しまれている地蔵を今後も大切に保存していきたい」と話していました。
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無投票の伊那市議会議員選挙 当選者21人に証書付与
また、15日告示の伊那市議会議員選挙に無投票で当選となった21人に、23日、当選証書が手渡されました。 23日は、市役所で当選証書付与式が行われ、市選挙管理委員会の黒田強委員長から届け出順に手渡されました。 市議選は、15日に告示され、立候補者は定数と同じ21人で無投票での当選となりました。 無投票は、新伊那市では初、旧伊那市でも1選挙区制となった昭和34年以降初めてです。 内訳は、現職12人、元職1人、新人8人です。 党派別では、共産党が3人、公明党が2人、無所属が16人となっています。 なお、正副議長については、来月8日の臨時議会で決まります。
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伊那市長選 白鳥氏3選果たす
任期満了に伴う伊那市長選挙は、22日に投票が行われ、即日開票の結果現職の白鳥孝さんが3選を果たしました。 市長選には3人が出馬し、現職の白鳥さんが1万7,269票、新人の八木択真さんが9,602票、同じく新人の三石佳代さんが1,702票で、白鳥さんが3選を果たしました。 3氏のコメントです。 白鳥氏「支えてくださった皆さんに、改めて御礼申し上げます。安定と飛躍という言葉に加えて、対話と現場主義で3期目に取り組みたいです」 八木氏「力不足でした。支持してくださった方々には、本当に申し訳ない思いでいっぱいです」 三石氏「知名度・公約を浸透させられず、力の無さを痛感しました」 今回の市長選は、有権者数5万5,399人に対し、投票者数は2万8,826人で、投票率は52.03%となっています。 これは、前回選挙よりも14.42ポイント下回り、市町村合併後最も低い数字でした。
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東京芸大生と園児が交流
地域活性化の研究に取り組む東京芸術大学美術学部の学生らは、伊那市高遠町の高遠第2第3保育園の園児と23日、交流しました。 23日は、学生らが高遠第2第3保育園を訪れ、園児たちの遊び場となっている保育園の裏山で交流しました。 東京芸術大学美術学部は、昨年度から高遠町長藤の古民家を活用し地域の活性化について取り組んでいます。 これは、伊那市と東京芸術大学美術学部の連携による伊那市デザインプロジェクト事業の一環で行われているものです。 今回は、今年度の活動内容について考えようと21日から伊那市を視察に訪れています。 学生たちは、園児と一緒に散策したり木登りの様子を見たりしていました。 東京芸術大学美術学部では、今回の視察をもとに、デザインやアートの視点から地域活性化について提案していくということです。
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伊那東大社例大祭に合わせて浦安の舞 奉納
伊那市の伊那公園にある伊那東大社の例大祭にあわせ、浦安の舞が21日に奉納されました。 宵祭りのこの日は、中央、日影、境、上新田、下新田、上の原の総代や区の役員が見守る中、地元の小学6年生16人が舞を奉納しました。 浦安の舞は、安らかな心で平和を祈る意味があり、昭和15年に全国各地で奉納されたのが始まりとされています。 伊那東大社は、明治時代に竜東地区にあった69の神社が合祀されたもので、市内で最も氏子数の多い神社です。 通常4人1組で行いますが、人数が多いため、8人1組でそれぞれ1回ずつ奉納します。 3月下旬からこの日までに、13回練習をしてきたということです。 6年生の1人は、「緊張したけれど、楽しくできました」と話していました。
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箕輪町で花桃が見ごろ
箕輪町県道与地辰野線沿いでは、花桃が見ごろを迎えています。 箕輪町の県道与地辰野線は「信州みのわ花街道」と呼ばれ富田から長田までの3.5キロに6種類およそ500本の花桃が植えられています。 箕輪町観光協会によりますと花桃は今週いっぱい楽しめそうだということです。 29日には、花街道まつりも計画されています。
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早くも田植え始まる
伊那市手良の㈱中坪ノーサンは、上伊那のトップを切って23日、田植えを行いました。 23日は、中坪ノーサン代表の登内美穂さんが田植え機で作業をしていました。 中坪ノーサンでは、手良で担い手がいなくなった田んぼを借りて米を栽培しています。 毎年、上伊那ではいち早く、4月下旬から田植えをしていて今年は去年より2日早まりました。 30ヘクタール、およそ350枚の田んぼで、主にコシヒカリを作っています。 初日の23日は、試験的に福島県の五百川(ごひゃくがわ)と言われる品種を初めて植えました。 稲が倒れにくくコシヒカリより早く稲刈りができるということです。 多くの田んぼを抱える中坪ノーサンでは、稲刈りシーズンの収穫作業の分散化につながると期待しています。 もみまきは先月25日に行い、今年は陽気もよく順調に生育しているということです。 中坪ノーサンの田植えは6月10日頃まで続きます。
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現職の白鳥孝氏3選
任期満了にともなう伊那市長選の投票が行われ現職無所属の白鳥孝氏が3選を 果たしました。 投票率は4年前の66.45%を14.42ポイント下回る52.03%で新市となってから最も低くなっています。
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伊那市長選挙最終日 あす投開票
任期満了にともなう伊那市長選は22日に投票が行われます。 選挙戦最終日の21日、立候補している無所属現職の白鳥孝さん、無所属新人の八木択真さん、無所属新人の三石佳代さんの陣営は遊説などで最後の支持を訴えました。 白鳥さんは、遊説のほか夕方には中心市街地で決起集会を開きました。 白鳥さんは「多くの人が立ち止まって頂き、これまでの選挙の中でもより良い感触でした」と話し「対話と現場主義、安定と飛躍を訴えていきたい」と話していました。 八木さんは市内全域を遊説した他、街頭演説を行い支持を訴えました。 八木さんは「選挙の中盤以降から急激に反応が変わってきている。追いつき追い越すために全力で走ってきた」と話し「未来への希望を若い世代に託し次の一歩を踏み出す時期が来ている」と話していました。 三石さんは市内全域で遊説し広く支持を求めました。 三石さんは「福祉の面で深刻な事態になっている。投票に行きたくても行く手段がないという声があった」と話し「優しい街、きれいな街をつくりたい」と話していました。 4月14日現在の有権者数は男性2万7,448人、女性2万8,865人、合わせて5万6,313人です。 20日までに期日前投票を行った人は6,145人で4年前の選挙と比べて299人下回っています。 22日は市内67か所で一部を除き午前7時から午後8時まで投票が行われます。 伊那ケーブルテレビでは市長選の開票速報を22日午後8時45分から121チャンネルで放送します。
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危険から身を守る方法学ぶ
伊那市の手良小学校で20日、防犯教室が開かれ児童が危険から身を守る方法を学びました。 防犯教室では児童のほか地域住民でつくる手良小学校安全見守り隊のメンバーが美篶駐在所の渡辺正樹巡査部長の話を聞きました。 渡辺巡査部長は、防犯ブザーは、時々鳴らすようにして壊れていないか点検するよう呼びかけていました。 また不審者につかまれた時は腕を引いて逃げるより、押した方が相手がひるみ効果があるとして身を守る訓練をしておくことが大切だと話していました。 今日はほかに児童会長の鈴木颯麗さんが「登下校時にあいさつをしたら返してくれるのでほっとします。いつも気にかけていただきありがとうございます。」と見守り隊のメンバーに感謝の気持ちを伝えていました。 手良小学校では「交通事故にあわない。知らない人にはついていかない。」など児童の安全への意識を高めていきたいとしています。
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JA上伊那あぐりスクール 22メートルの巻き寿司に挑戦
小学生が農業体験を行うJA上伊那のあぐりスクールが21日に開校し、長さ22メートルの巻き寿司作りに挑戦しました。 長さ22メートルの巻きすの上に150枚の海苔がのせられました。 11升のコシヒカリが配られ、子ども達が海苔の上にのせていきます。 今年度あぐりスクールを受講する小学3年生から6年生64人のうち、この日は48人が参加して親子で22メートルの巻き寿司を作りました。 かんぴょう、きゅうり、でんぶの3種類の具材をのせたら全員で呼吸を合わせて巻いていきます。 適度に力を加えて形を整えたら完成です。 丁寧に持ち上げて全員で記念写真を撮りました。 あぐりスクールは農作物が食卓に並ぶまでの過程を学び、様々な体験をする事で食と農について考えてもらおうとJA上伊那が行っているものです。 今年度は12月まで毎月1回教室が開かれる事になっていて、次回は田植えや落花生の種まきなどを予定しています。
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カタクリの里見ごろ
箕輪町木下のカタクリの里では、カタクリとミズバショウが見ごろとなっています。 箕輪町木下のカタクリの里です。 例年より1週間ほど早く咲き始め、現在カタクリとミズバショウが見ごろです。 広さはおよそ800平方メートル、遊歩道は一周400mあります。 管理する木下区では、より多くの人に訪れてもらおうと、箕輪町地域総合活性化事業交付金を活用し駐車場をこれまでの倍の広さに拡張しました。 また、21日は開園イベントとして、訪れた人たちに菓子や飲み物をふるまいました。 カタクリの里は、県道与地辰野線を西に登った場所にあります。 木下区によりますと、花はあと1週間ほど楽しめるということです。
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最高気温27.7度 7月中旬並み
21日の伊那地域の最高気温は7月中旬並みの27.7度で、今年初めての夏日となりました。 今年初めての夏日となった今日、南箕輪村の大芝高原味工房では、半袖姿でジェラートを食べる親子連れの姿が見られました。 21日の伊那地域の最高気温は午後3時1分に7月中旬並みの27.7度を記録しました。 なお4月の観測史上最高は28.8度となっています。 長野地方気象台によりますと、今日は本州が高気圧に覆われたことにより気温が高くなりました。 22日も21日と同じかそれ以上に暑くなる予報で、体がまだ暑さに慣れていないことから熱中症に注意するよう呼び掛けています。 月曜日以降は天気が下り坂となり気温が下がるということです。 上伊那広域消防本部によりますと、午後3時現在、熱中症の症状で搬送された人はいないということです。
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萱野高原山開き
箕輪町の萱野高原で、21日、山開きが行われ、今シーズンの安全や観光客の入り込みを祈願しました。 21日は箕輪町観光協会や三日町、福与の住民などおよそ70人が参加し神事が行われました。 標高1200メートルにある萱野高原は箕輪町を一望でき、年間1万2千人がおとずれます。 箕輪町観光協会の唐澤荘介会長は、「しっかりと地域の観光のために汗を流していきたい」と話していました。 萱野高原では、現在様々な花を楽しむことができます。 オオヤマザクラ、ソメイヨシノ、イワヤマツツジが見ごろです。 先週から咲き始め、例年より2週間ほどはやく見ごろになりました。 GWには、ミズバショウやドウダンツツジが楽しめそうです。
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市長選世論調査 白鳥氏先行 追う八木氏
任期満了に伴い22日に投開票が行われる伊那市長選挙について、伊那ケーブルテレビが行った電話調査と期日前投票の出口調査によりますと、3選を目指す現職の白鳥孝さんがリードし、新人の元市議・八木択真さんが追う展開です。新人の元会社員・三石佳代さんは浸透していません。 伊那ケーブルテレビでは、16日から無作為抽出による電話調査と、期日前の投票を済ませた人を対象に出口調査を行い、467人から回答を得ました。 市長選に関心はあるかどうかとの問いには、72.6%が関心がある、10.1%がないと回答しています。
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パカパカ塾・春日塾長に感謝状
ポニーの世話を通して小中学生の健全育成に貢献してきたとして箕輪町は一の宮にあるパカパカ塾の塾長・春日幸雄さんに感謝状を贈りました。 20日は春日さんが役場を訪れ、白鳥政徳町長から感謝状を受け取りました。 春日さんは元小学校の教員で退職した2001年に保護者の協力を得てパカパカ塾を始めました。 馬の飼育体験をとおして子供たちの心を育む活動を行い、これまでに不登校の子どもも含め約100人を受け入れてきました。 春日さんは「子供たちの成長には自然体験が必要だ」と話します。 パカパカ塾はこれまで全てが順調だったわけでありません。 2012年から4年間は借りていた敷地が使えずに名物イベント「パカパカ杯」を開催する事が出来ませんでした。 しかし2016年からは教え子の一人、御子柴貴大さんがスタッフに加わり、パカパカ杯もこの年から復活しました。 春日さんは、今年、パカパカ塾を運営するNPO法人の理事長を退任し、実質的な運営を御子柴さんに任せる事にしています。 春日さんは、今後もパカパカ塾の運営をサポートしていくという事です。
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花見小屋「天山」 今季の営業終了
伊那市の伊那公園で半世紀近くにわたり花見小屋を営んでいる「天山」が今シーズンの営業を終えました。 20日は天山の主人・北沢福明さんと弟の政男さん、健吾さんの3人が撤収作業を行い冷蔵庫などを運びだしていました。 天山は48年前から花見シーズンに合わせ、伊那公園で営業しています。 古びた小屋は、花見の雰囲気にマッチしていて、中からは桜が見えるよう半透明のビニールが風よけとなっています。 主人の北沢さん、今年はこれまでに無く厳しい年だったと話します。 例年より10日以上早い開花や週末の雨など天候が影響し客足は例年の10分の1程度だったと言います。 今年で80歳の北沢さん、来年の予定は未定という事ですが、何らかの形で花見小屋を続けたいと話します。
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玄立寺の枝垂れ桜が見ごろ
伊那市長谷非持の玄立寺では、枝垂れ桜が見ごろとなっています。 玄立寺にはおよそ20本の枝垂れ桜がありそのうちの15本は、日蓮宗の総本山である山梨県身延山の久遠寺から30年ほど前にもらってきたものだということです。 玄立寺の総代によりますと、あと3日から1週間は楽しめるということです。 21日は、近所の住民が集まり花見をするということです。
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大芝高原味工房 リニューアルオープン
南箕輪村の大芝高原味工房がリニューアルし、20日にオープンしました。 この日は、唐木一直村長や施設の関係者が出席し、テープカットでリニューアルオープンを祝いました。 大芝高原味工房は、道の駅登録に向けた整備事業として、去年12月から今月中旬までリニューアル工事のため休業していました。 カフェは、これまで人気商品だったガレットのほかに、カレーやクレープ、シードルなどのメニューが増えました。 農産物直売所では、地元でとれた食材のほかに、他地域産の野菜や果物も置くなど「産地間交流」を進めます。 新しく建てられたパン・おやき工房では作り立てが味わえるほか、製造工程を見ることができます。 オープン初日は多くの人が訪れ賑わっていました。 大芝高原味工房の営業時間は、カフェが午前10時から午後6時までで、週末は午後9時まで。 パン・おやき工房は、午前10時から午後5時まで。 直売所は、午前10時から午後6時までとなっています。
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洪水情報を携帯電話にプッシュ通知
国土交通省は、洪水が発生した際に逃げ遅れる人をゼロにしようと、受信者が要求しなくても携帯電話に情報が発信されるプッシュ型配信を5月1日から天竜川水系でスタートさせます。 緊急速報メールで河川氾濫のおそれがあることを知らせます。 上下伊那13市町村で天竜川が氾濫の恐れのある水位に達した場合、事前に登録していなくてもスマートフォンや携帯電話に、国交省から情報が配信されます。 国交省が全国で行っているもので、天竜川水系は5月1日からスタートします。 国が携帯電話会社の協力を得て行います。 国交省では、川の防災情報をスマートフォン向けに配信していて、今いる場所の川の水位や雨の状況を調べることができます。 天竜川上流河川事務所では、「平成18年豪雨では箕輪町の堤防が決壊した事例もあるので洪水に備えてほしい」と話していました。
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絵本の読み聞かせ&ブックトーク
絵本のプロから絵本の選び方や読み聞かせについて学ぶ講座が、伊那市のいなっせ7階ちびっこ広場で、19日に開かれました。 講師を務めたのは、伊那市西町でこどもの本とおもちゃを扱う南信こどものとも社代表の坂本 勇さんです。 坂本さんは、男性の読み聞かせグループ「パパ’S絵本プロジェクト伊那」のメンバーとしても活動しています。 この日は、3冊の絵本を紹介していました。 坂本さんは、「主人公が出かけるストーリーでも家に帰ってくるというエンディングに子どもたちは安心します」と話していました。 絵本の読みきかせ&ブックトークは、毎月1回、不定期に伊那市のいなっせ7階ちびっこ広場で開かれています。参加費は無料・申し込みは不要です。