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台風で傷ついたリンゴを使用しJAが新しくリンゴジュースを販売
JA上伊那は台風などで傷がついた規格外のリンゴを使用した新しいリンゴジュースの販売を16日から始めます。 JA上伊那が新しく販売するのは台風などの影響で傷がつき規格外となったリンゴを使用したジュースです。お土産品として販売するほか、県外の市場でも販売します。 14日に記者発表が行われJA上伊那きのこ果実大使でタレントの北澤ユウジさんが味を確かめました。 使用しているリンゴは上伊那産の「ふじ」です。 箕輪町のJA上伊那果実選果場にはジュースの原料となるリンゴが保管されています。 JAによりますと今年10月の台風21号、22号の風の影響で枝が表面にあたって傷ついたり、落果したものが多く出たということです。 ふじの出荷量は例年400トンですが今年は320トンで、金額にすると約2千万円の被害にのぼるという事です。 リンゴジュースは360ml入りで価格は540円、16日からJAの直売所などで販売が始まります。 リンゴをイメージした形の瓶には花を挿して楽しむこともできます。 リンゴジュースは全部で3,000本生産する予定です。
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「餃子女子」玉城さんとパーティ
グルメ本「餃子女子」などを出版し、女優・歌手として活動する玉城ちはるさんを囲んで餃子を楽しむパーティが、13日夜、伊那市内で開かれました。 会場には、蒸し餃子・焼き餃子・水餃子などが用意され、玉城さんとともに参加者が味わいました。 パーティは、伊那市東春近のゲストハウス「赤石商店」で開かれました。 玉城さんは、女優・歌手・タレントとして活動していて、餃子に対する愛をつづったグルメ本「餃子女子」を出版しています。 元地域おこし協力隊で、市内でシェアハウスを運営する齋藤俊介さんの縁で、玉城さんを伊那に招きました。 餃子は、伊那餃子会が作りました。 雑穀アマランサスを皮や具材に使用し、信州みそで食べました。 この日は、20人ほどが参加し、餃子を楽しんでいました。 玉城さんを囲んでの、パーティは午後10時まで続きました。
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南箕輪村中部保育園もちつき
南箕輪村の中部保育園で、もちつきが14日行われました。 この日は、地域の人から提供してもらったもち米12キロを炊きました。 年長の園児57人が代わるがわる餅をついていました。 普段から交流している地元北殿・南殿の高齢者クラブのメンバーが訪れ、園児を手伝っていました。 中部保育園では、「最近では家で餅をつくことも少なくなった。子どもたちに日本の伝統を伝えたい」と話していました。 ついた餅は、あんこやきなこをまぶして昼食で味わいました。
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南箕輪村中部保育園もちつき
南箕輪村の中部保育園で、もちつきが14日行われました。 この日は、地域の人から提供してもらったもち米12キロを炊きました。 年長の園児57人が代わるがわる餅をついていました。 普段から交流している地元北殿・南殿の高齢者クラブのメンバーが訪れ、園児を手伝っていました。 中部保育園では、「最近では家で餅をつくことも少なくなった。子どもたちに日本の伝統を伝えたい」と話していました。 ついた餅は、あんこやきなこをまぶして昼食で味わいました。
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「そば科学的に分析する必要ある」
伊那市の白鳥孝市長は、信州そば発祥の地伊那をさらにアピールするため、そばの品種について科学的に分析し、品質を高めていく必要があるとの考えを示しました。 14日に開かれた伊那市議会一般質問で答弁しました。 米の転作作物として栽培されるだけでなく、質の高いそばを生産する必要があるのではないかとの議員の問いに答えました。 白鳥市長は、「伊那産のそばをブランド化していく必要がある。科学的に分析し、品質の高いものを作ることが必要だ。そば切り用とガレット用の品種を変えることもこれからの課題だ」との考えを示しました。 また、農業機械更新への補助金について、来年度から対象を拡大したい考えを示しました。 現在、集落営農組織など、地域の人々が構成する法人を対象に市の独自事業として補助を行っています。 購入費用に対し三分の一、200万円を上限に補助するもので、今年度は、14日現在で、5件、720万円ほどが活用されています。 平成30年度からは、任意グループなどでも、一定の農地を担い、認定されれば補助金を支給したいとしています。
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白鳥市長3期目 出馬表明
伊那市の白鳥孝市長は、任期満了に伴い、来年4月に行われる市長選に立候補し3期目を目指すことを13日、表明しました。 これは、13日開かれた市議会一般質問の中で議員の質問に答えたものです。 白鳥市長は「市民が夢と希望を持ち、ここに暮らし続けるために3期目の市政を担わせていただきたい」と話しました。 これまでの市政運営について「暮らしやすく住みやすい地方都市として対話と現場主義を基本姿勢としながら公約はほぼ達成できた」と話していました。 白鳥市長は、昭和30年5月25日生まれで現在62歳です。 伊那北高校を卒業後、立教大学に進み昭和54年に信英蓄電器箔株式会社に入社しました。 平成16年に民間登用され伊那市の収入役に就任し、平成19年から副市長を務めました。 平成22年の市長選に初めて立候補し、新人同士の一騎打ちで初当選しました。 2期目も選挙戦で新人をおさえて当選しています。 伊那市長選は、来年4月15日告示、22日に投開票の日程で行われます。 市長選にこれまで立候補を表明している人は他にいません。
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学びの改革実施方針策定に向け地域懇談会
県教育委員会は県立高校の第2期再編を含めた改革の実施方針策定に向けた地域懇談会を伊那市の伊那文化会館で12日、開きました。 地域懇談会は、今回が2回目で12日は、上伊那の旧第8通学区を対象に開かれ保護者や学校教諭などおよそ200人が参加しました。 懇談会では、県教育委員会が11月に示した実施方針のたたき台や今後のスケジュールについて説明しました。 都市部の普通校の伊那北・伊那弥生ケ丘・赤穂は生徒数が520人以下、都市部の専門校の上伊那農業・駒ヶ根工業の生徒数が280人以下がそれぞれ2年連続になった場合を再編基準としています。 中山間地の辰野・高遠については、生徒数が120人以下もしくは生徒数が160人以下で卒業生の半数以上が入学している中学校がない状況が2年連続した場合としています。 出席者からは様々な意見や要望が出されていました。 県教育委員会では2021年3月までに県全体の再編整備計画を確定し、再編に着手するとしています。 また、旧通学区ごとに市町村長や、教育長、産業界から選出された人達でつくる「高校の将来像を考える地域の協議会」が設置されることになっています。
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そば打ち講座 開講
伊那市の高遠町公民館は手作りのそばで年越しをしてもらおうと、高遠閣でそば打ち講座を6日、開きました。 そば打ち講座は、高遠町公民館の人気の講座で、毎年この時期に開かれています。 今年は、市内から25人が参加しそのうちの14人が初心者です。 高遠そばの会と高遠そば愛好会のメンバーが講師を務め、参加者はそば打ちの技術を学びました。 高遠そばの会の飯島進会長は「こねばち3年、のし3月、きり3日。まずはこねる工程を何度も練習してコツをつかむことが大切です」と話していました。 高遠町公民館によりますとこれまでの受講者の中に高遠町内でそば店を開いた人が3人いるということです。 そば打ち講座は来年の1月17日まで5回を予定していて、最終日には修了証が贈られることになっています。
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伊那市の橘博貴さん 独り芝居「老いのレッスン」本番にむけ稽古
伊那市上の原の橘博貴さんは、自身が脚本を手掛けた独り芝居「老いのレッスン」の公演を15日にいなっせで行います。 13日は、橘さんが西春近で借りている稽古場で制作スタッフと共に本番に向けての稽古を行いました。 橘さんは、酒場を営む女性「夢子」を演じます。 「人生を生ききる」をテーマに、2人の客とのやり取りの中で人生の最期をどう生きるかを伝える内容です。 脚本を手掛け、劇中の歌も自ら作詞しました。 橘さんは静岡県浜松市出身で、現在は伊那市上の原に住んでいます。若い頃から小説家を目指し、作詞活動も行っています。 独り芝居「老いのレッスン」は去年埼玉県で一度上演し、今回が2回目となります。 橘さんの独り芝居「老いのレッスン」は15日(金)午後7時30分から伊那市のいなっせで上演され、チケットは大人1,000円、中高生500円となっています。 問い合わせは事務局(電話)78-0115まで
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南箕輪村の岩月人形センター 世相を反映「変わり雛」展示
南箕輪村神子柴の岩月人形センターで今年の世相を反映した変わり雛5点が展示されています。 陸上男子100メートルで日本人初の9秒台を記録した桐生祥秀選手の「世界のスタートライン雛」 ナイトプールで自撮りをする女性とフォトジェニックな食べ物を撮影する男性の「インスタ映え雛」 男性秘書への発言や、報道陣への対応が話題となった政治家の「暴言・失言雛」 眞子さまと小室圭さんの仲睦まじい様子を表した「レットイットビーご婚約雛」 上野動物園で5年ぶりに誕生した赤ちゃんパンダの「こんにちは赤ちゃん雛」の5点が展示されています。 変わり雛は東京上野の人形メーカーが昭和21年から毎年製作しているものです。 岩月人形センターの先代オーナーがこの会社で修行していた事が縁で、長野県内で唯一この変わり雛を展示しています。 岩月人形センターでは「様々な事が話題になったこの1年を思い出しながら見てもらいたい」と話していました。 変わり雛は2018年3月3日まで展示されています。
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伊那商工会議所 青年部歴史を語る
伊那商工会議所青年部の歴代部長が当時を振り返るパネルディスカッションが、10日、伊那商工会館で開かれました。 パネリストは、平成5・6・7年度部長を務めた川上 健夫伊那商工会議所会頭、平成18・19年度部長を務めた三澤 俊明さん、現部長の平澤 正貴さんです。 それぞれの代の取り組みから青年部の歴史を振り返りました。 川上さんは、県内最大級のフリーマーケットや伊那まつりのお祭り広場を立ち上げました。川上さんは、実行力はもとより企画力を養う機会になったと話していました。 三澤さんは、全国からチームが参加するイベントとなった田んぼの中で行うサッカー・ドロカップを始めました。スタートは伊那市が合併した年で、地域の一体感の醸成や、活性化を考えたということです。 会場では今年度事業で栽培した米で作ったおにぎりやトン汁などが配られ、和やかな雰囲気で当時を振り返っていました。
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地産地消推進で園児に地元産のリンゴをプレゼント
南箕輪村で獲れたリンゴを食べてもらい地産地消を進めようと12日、中部保育園の園児にリンゴが贈られました。 村営農センターの高木繁雄会長とリンゴ農家の菅家美果さんが保育園を訪れ、園児にリンゴを手渡しました。 村では、地元産の農産物のおいしさを知ってもらおうと、毎年、園児にリンゴをプレゼントしています。 今年は、村内の保育園などに「サンふじ」およそ1000個が贈られました。 この日はカットされたリンゴも配られ、さっそく園児が味わっていました。
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子どもの居場所づくり考えるフォーラム
地域が一体となって子どもの居場所づくりを考えるフォーラムが10日伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、東京都のNPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワークの栗林知絵子さんが講演しました。 豊島子どもWAKUWAKUネットワークでは、遊具のない自然の中で遊ぶプレーパークや子ども食堂などを運営しています。 栗林さんは「成長するにつれて様々なサポートが必要になる。孤立しがちな子どもの居場所づくりを、この町でも実践してほしい。」と話していました。 フォーラムには、上伊那地域のNPO法人や行政関係者などおよそ50人が参加しました。 「信州こどもカフェ」は、学習支援や食事、悩み相談などができる居場所の総称です。 その居場所づくりを推進するために、県が市町村やNPO法人などと連携して組織する「地域プラットフォーム」を、今年度県内10圏域ごとに構築する計画で、上伊那では食事を提供する「子ども食堂」の運営に重点を置くということです。
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信大農学部の「山ぶどうワイン」完成 販売開始
信州大学農学部の学生が栽培した山ぶどうを使ったワインが完成し、12日から販売が始まりました。 南箕輪村の信大農学部生産品販売所で、12日からワインの販売が始まりました。 ワインに使われている山ぶどうは、植物資源科学コースと動物資源生命科学コースの2・3年生が実習の一環で栽培したものです。 35アールの圃場で、4月の棚付けを皮切りに毎週管理を行い、10月初旬に収穫をしました。 今年は、例年より実の付きがよく、糖度も高いものが出来たということです。 この日初めて味をみた3年生は「渋みもなく、すっきりしてとても飲みやすい」「良いワインが仕上がったな、と思う」と話していました。 信大農学部の山ぶどうワインは、720ミリリットル入りのフルボトルが2,200円、360ミリリットル入りのハーフボトルが1,300円で、農学部の生産品販売所で購入することができます。
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リニア開業に向けて 上下伊那の経済関係者と知事が懇談
リニア中央新幹線開業に向けて、上下伊那の経済関係者や阿部守一知事が意見交換をする懇談会が12日、飯田市の飯田合同庁舎で開かれました。 懇談会には、上下伊那の商工業や農業団体の代表者ら23人が出席しました。 この日は、リニア開業に向けて上下伊那それぞれで集約した意見が出されました。 上伊那産業振興会の向山公人理事長は、「伊那谷出身者にどうしたら行ってみたいと思ってもらえるか、企業進出などは考えているのかなどのアンケートを行い、取り組みを具体化していきたい」と話していました。 伊那商工会議所の吉澤文男副会頭は、「伊那谷の風土を生かした観光的な列車の運行をしてみてはどうか。」と話していました。 飯田商工会議所の柴田忠昭会頭はリニア駅について「道の駅的な機能を持った施設が望ましい」と話していました。 阿部知事は「地域の特性や環境、文化、優れたものをしっかりと生かした地域づくりに全力で取り組んでいきたい。」と話していました。
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柿木邦夫さん 厚生労働大臣表彰を受賞
長年に渡り老人クラブの発展に尽力したとして、伊那市高遠町東高遠の柿木邦夫さんが、厚生労働大臣表彰を受賞しました。 12日は、柿木さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告をしました。 元中学校の教師だった柿木さんは、平成8年から4年間、東高遠地区高齢者クラブの副会長を務めました。 その後会員の高齢化が進み休会となりましたが、地区の高齢者に呼びかけ、平成17年に会長としてクラブを復活させました。 平成19年からは東高遠地区社協を設立し会長となったほか、平成20年から現在までは、伊那市高齢者クラブ連合会の副会長を務めています。 今回は、長年に渡り老人クラブの発展に尽力したとして、厚生労働大臣表彰を受けました。 柿木さんは、「楽しくやることをモットーにやってきた中で、相談相手になったり心が打ち解けられる交流を心掛けてきた。」と話していました。 県内で表彰を受けたのは、柿木さんのみとなっています。
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中学生書初め教室 高遠高校生徒が指導
伊那市内の中学校では冬休みを控え、12日から書初め教室が始まりました。 教室では、長野県内で唯一の書道専攻がある高遠高校の生徒が指導にあたりました。 この日は高遠高校書道専攻の生徒7人が伊那中学校で指導をしました。 中学3年生の冬休みの課題になっているのは「無限の可能性」です。 例年に比べて文字の画数が多いということで、中学生は大きさや、全体のバランスを見ながら書いていました。高校生は、赤い墨で直接書き込んで説明していました。 指導を受けた中学生は「どこがどんな風に悪いのかわかりやすく教えてくれた」「年も近いし説明がわかりやすかった」と話していました。 高遠高校では、地域の保育園や小中学校、公民館、文化施設などとの交流を通じて学びを地域に還元し、高校の魅力を発信しようと、2年前に「高遠学園構想」を立ち上げました。 高遠学園構想では様々な事業を行っていて、書初め教室もこの一環で行われました。 教室は高校生がより実践的な学習をする場にもなっています。 指導にあたった生徒は「考えながら教えるのが面白かったし、ためになった」「それぞれの癖と自分の癖を考えながら教えるので、自分のためになる」と話していました。 書道専攻の泉逸男教諭は「指導をすることで、違った角度から書道を見ることができるようになる。コミュニケーション能力の向上にもつながるし、学ぶことも多い」と話していました。 19日には長谷中学校、21日には高遠中学校でも高校生による書き初め教室が行われることになっています。
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西春近南小でしめ飾りづくり
西春近南小学校の児童とその保護者は、正月用のしめ飾りを2日作りました。 2日は西春近南小学校の1年生から6年生までの児童70人と、保護者46人が参加し、しめ飾りを作りました。 地域のお年寄り4人が講師となり、作り方を指導しました。 手作りのしめ飾りで新年を迎えてもらおうと、西春近南小学校PTAが毎年企画しています。 5年生は、総合的な学習の時間で自分たちが育てた稲のワラを使って作りました。 2日はほかに、クリスマスのリースも作りました。 西春近南小PTAでは「地域の人たちと交流をしながら日本に伝わる文化を学んでほしい」と話していました。
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上伊那地域の若者が意見交換
上伊那地域の若者が、日常生活の気になる話題を自由に語り合う集いが、5日伊那市内で開かれ、教育や国際情勢について意見を交わしました。 この日は、伊那市や宮田村在住の20代~30代の7人が参加し、教育や北朝鮮問題をテーマに意見を交わしました。 教育について参加者からは「1人で生きていく力を教える事が大切だ。」「様々な体験を通して知恵を伸ばすことが子どもにとって良い教育だ。」などの意見が出ていました。 集いは、上伊那地域の若者でつくる「未来を考える若者の会」が、政治や経済に興味を持ってもらおうと企画したものです。 会では、今後も月に1回程度集いを開く予定で、参加者を募っています。
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南宮神社初祭りに向けて山車飾りづくり
来年1月13、14日に行われる箕輪町木下の南宮神社の初祭りに向けて、山車飾りづくりが行われています。 11日は、境内にある祭典準備室で、住民有志でつくる木下山車飾り保存会のメンバー13人が作業にあたっていました。 保存会では、初祭りに合わせて境内とJR木ノ下駅前の6つの舞台に山車飾りを展示しています。 境内脇の一番大きな舞台のテーマは、桜田門外の変です。 幕末の江戸城の門外で大老井伊直弼が水戸藩の浪士たちによって殺害された場面を人形飾りで表現します。 他にも、平安時代の「源氏物語」やペリーが開国を迫る「黒船来航」など、毎年会員がテーマを決めて制作しています。 山車飾りづくりは、11月14日から始まり、週6日集まって進めています。 初祭りは、来年1月13、14日の2日間行われます。 祭りに先駆けて、19日の午後から木ノ下駅前で山車が展示されます。
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南箕輪中学校であいさつ運動
毎月11日は長野県が定める「信州あいさつの日」です。 南箕輪村の南箕輪中学校の正門前では、村のイメージキャラクターまっくんが登校する生徒や児童に声をかけていました。 11日は、まっくんの他、生徒会執行部の生徒や村の職員などおよそ30人が、登校する生徒らに声をかけていました。 この取り組みは、家庭や地域で互いにあいさつをすることで、人と人との繋がりや地域ぐるみでの健全育成を進めていこうと、平成26年から始まったものです。 南箕輪中学校では、1日の始まりを元気な挨拶でスタートさせてほしいと話していました。
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大芝高原道の駅 来年7月末のオープンを予定
南箕輪村が進めている大芝高原の道の駅化について、来年7月末のオープンを予定していることが分かりました。 11日は、役場で村議会全員協議会が開かれ、村が道の駅登録についてのスケジュールを初めて示しました。 それによりますと、道の駅登録に関する申請書を来年2月に提出し、4月下旬に登録される見通しで、オープンは7月末になるということです。
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フェンシング西藤選手 初優勝
フェンシングの全日本選手権個人戦で箕輪町出身の西藤俊哉選手が初優勝しました。 10日東京で男子フルーレ決勝戦が行われ法政大学の西藤選手が早稲田大学の松山恭助選手に勝ち初優勝を果たしました。
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健大高崎 葛原コーチ「盗塁」について講演
平成24年のセンバツで高崎健康福祉大学高崎高校野球部をベスト4に導いた葛原 毅コーチによる講演会が、10日伊那市の伊那中学校で開かれました。 葛原さんは、健大高崎の野球部コーチを務めていて、平成24年の選抜高校野球大会では、チームをベスト4に導きました。 葛原さんが考案した、盗塁を使って相手チームを心理的に動揺させていく戦略は「機動破壊」と呼ばれています。 葛原さんは、盗塁でスタートするタイミングや、ピッチャーの癖の見分け方などを具体的に説明していました。 この講演会は、上伊那から甲子園をスローガンに活動している指導者などでつくる上伊那ベースボールサミット実行委員会が開いたものです。 実行委員会では、講演を通して、上伊那全体のレベルアップにつなげていきたいとしています。 会場には、上伊那を中心に県内から指導者や保護者、高校球児などが集まり話を聞きました。
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初めての着付け講座 着物で街歩き
11月から全5回の講座が開かれてきた箕輪町公民館の着付け講座の最終講座となった10日、受講生が自分で着つけた着物で街を歩きました。 この日は、受講生が着物姿で箕輪町内を歩きました。 12人が受講し、5回の講座で、自分で着つけることができるようになったということです。 町内の飲食店まで歩き、着物姿で昼食を味わいました。 講座は、初心者向けに箕輪町公民館が開きました。
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大規模災害時の医療の連携を確認する訓練
上伊那医師会や市町村などで組織する上伊那地域包括医療協議会は、大規模災害時の医療の連携を確認する訓練を10日、伊那市の上伊那広域消防本部で行いました。 訓練は、伊那谷断層帯を震源とする震度6強の地震が発生したとの想定で行われました。 協議会のマニュアルでは、震度6弱以上の地震が発生した場合、広域消防本部に上伊那医師会長を本部長とする上伊那地域災害医療本部を設置することになっています。 消防や病院、市町村ごとに分かれて、ホワイトボード上で負傷者を現場から病院まで搬送する流れを確認する机上訓練を行いました。 現場にいる消防隊員は、負傷者のけがの重症度を色で分けるトリアージを行います。 重症度が高い「赤色」にわけられた患者は、伊那中央病院に搬送されます。 協議会は、上伊那医師会や上伊那歯科医師会、市町村、医療機関などで組織します。 昨年度マニュアルの見直しを行い、今回はこれまでより人数を増やして訓練を行いました。 協議会では今後、消防との密接な連携が重要になるということで、合同の訓練を実施していきたいとしています。
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短編映画「ピカレスカ」 完成披露試写会
山形国際ムービーフェスティバルでグランプリを受賞した、全て伊那市内で撮影が行われた短編映画「ピカレスカ」の完成披露試写会が9日、創造館で開かれました。 試写会には、倉田健次監督や出演者4人が出席し、映画の完成とグランプリ受賞を報告しました。 映画「ピカレスカ」は、バスジャックを試みる男女3人が何度も挑戦しては失敗する中で生まれる人間模様を描いたロマンティックコメディです。 今年1月10日から12日までの3日間、創造館や伊那スキーリゾートなど全て伊那市内で撮影が行われました。 この映画は、289作品が出品された山形国際ムービーフェスティバルでグランプリを受賞しました。 過去にグランプリを受賞した作品は、海外の映画祭に出品されたこともあります。 会場には、エキストラとして出演した人も含めておよそ100人が訪れ、映画の完成を祝いました。 短編映画「ピカレスカ」は、現在、韓国・釜山と香港の映画祭にエントリーしているということです。 短編映画のため、単独の公開の予定はないということですが、倉田監督は他の作品と一緒に作品集として来年公開する予定だと話していました。
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箕輪中学校野球部がルビコン㈱野球部から技術指導
箕輪中学校野球部の生徒はルビコン㈱野球部のメンバーから、9日、技術指導を受けました。 ルビコン野球部のメンバー11人が箕輪中学校を訪れキャッチボールやピッチングなどを指導しました。 これは箕輪中学校野球部の保護者会が、競技人口が減少する中子どものうちから野球の楽しさを知ってもらおうと「箕輪中学校 野球の日」と題して今年初めて行ったものです。 毎年全国大会へ出場しているレベルの高い選手から直接指導を受ける事で技術向上につなげようと企画しました。 子ども達はルビコン野球部のメンバーから1対1で投球フォームを教わっていました。 保護者会では、箕輪中学校から上伊那の野球を盛り上げていきたいとして来年も「野球の日」を実施するという事です。
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伊那市西箕輪のサン工業が年末コンサート
伊那市西箕輪に本社を置く金属表面処理加工業、サン工業㈱は社員企画の年末コンサートを信州高遠美術館で開きました。 コンサートは毎年この時期に開いているもので、今年は伊那市在住のシンガーソングライター深瀬人寛さんが演奏を披露しました。 サン工業では毎月1回社員研修を行っていて12月は自分たちで企画したコンサートを開いています。 お世話になった地域の人たちへ感謝の気持ちを込めて入場は無料となっていて、この日は、社員や地域住民など150人が訪れました。 サン工業では「音楽を聴きながらゆっくり過ごしてもらい、充実した1年だったと振り返ってもらいたい」と話していました。
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上伊那陸上競技協会が70周年記念式典
昭和22年に発足した上伊那陸上競技協会は今年70周年をむかえ記念の式典を9日、伊那市内で行いました。 式典には会員など約60人が参加し、70年の節目を祝いました。 上伊那陸上競技協会は1947年、昭和22年に長野陸上競技協会の支部として発足しました。 審判や選手を含め現在会員は約200人で、選手の育成や大会運営などを行っています。 この日は、協力を行っている企業や団体に感謝状が贈られたほか24人の会員が功労賞を受賞しました。 城田忠承会長は、県縦断駅伝での通算37回の優勝は70年の歴史の中で大きな功績だとし「これまで支えてくれた地域の人たちに感謝したい」と話していました。