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元女子プロレスラー ジャガー横田さんの夫が講演
元女子プロレスラー、ジャガー横田さんの夫、木下博勝さんの講演会が22日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。 木下さんは北海道出身で東京大学大学院医学博士課程を修了しています。 2004年34歳のときに元女子プロレスラーのジャガー横田さんと結婚し現在は鎌倉女子大学教授として教鞭をとるかたわらタレントとしても活動しています。 講演会ではジャガーさんとの馴れ初めや家庭での生活、芸能活動などについて話をしました。 木下さんは「はじめてジャガーさんと出会ったときは大変怖かった。自分は恐妻家だが結婚生活を続けていくなかでそれが夫婦円満の秘訣だと分かった。」と話していました。 講演会は一般社団法人上伊那薬剤師会が創設50周年を記念して開いたもので会場には200人が集まりました。
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飯田線と地酒をつなぐ呑みあるきトレイン
JR飯田線と沿線の蔵元の地酒をつなぐイベント“秋の呑みあるきトレイン”が28日行われました。 出発駅の伊那北駅では市内の4つの蔵元が参加者に地酒を振る舞いました。 このイベントは伊那市や飯田市などでつくるJR飯田線活性化期成同盟会が企画したものです。 伊那から飯田まで電車で移動しながらそれぞれの地域の地酒を味わおうというもので上下伊那から約70人が参加しました。 イベントでは伊那市のほか駒ヶ根市、飯田市でも途中下車しそれぞれの地域の地酒を楽しんだということです。 また飯田から伊那に戻った一行は市内で開催された信州伊那街道 秋の呑みあるきにも参加したということです。
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そばイベント3週連続で雨
5週連続で信州そば発祥の地をPRするそばイベントは先週、先々週と雨にたたられ3週目となる28日もあいにくの雨となりました。 伊那市高遠町の高遠城址公園で山麓一の麺街道フェスタが開かれましたが3週目の今回も雨降りとなりました。 麺街道フェスタでは国道361号でつながる岐阜の高山ラーメン、木曽のすんきとうじそば、伊那の信州そばとローメンの店がテントを並べました。 麺街道フェスタ実行委員会の飯島進実行委員長です。 また高遠城址公園では28日からもみじ祭りが始まりました。 園内のもみじは色付きはじめたところで見頃は来週末ころだということです。 山麓一の麺街道フェスタは29日も予定されています。
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ハロウィンで商店街をパレード
いなまちハッピーハロウィンが28日行われ仮装した親子が伊那市の中心商店街をパレードしました。 パレードには仮装した親子30人ほどが参加しました。 ハッピーハロウィンは商店街の活性化に取り組む伊那まちの再生やるじゃん会が毎年行っているものです。 各商店ではお菓子が用意され子どもたちが先を争い受け取っていました。 伊那まちの再生やるじゃん会では「子どもたちの声が響き商店街が賑やかになった。」と話していました。
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伊那愛樹会 秋の盆栽展
上伊那の盆栽愛好家でつくる伊那愛樹会による秋の盆栽展が27日から伊那市のいなっせで 始まりました。 会場には松のほか銀杏や紅葉などの盆栽およそ30点が並べられています。 伊那愛樹会は会員10人ほどで活動していて毎年春と秋の2回展示会を開いています。 秋の展示会は定番の松のほか色付き始めた葉や果物なども並びます。 28日午後1時から鉢や苗木の展示即売会が開かれます。 伊那愛樹会による秋の盆栽展は29日まで伊那市のいなっせで開かれています。
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サクラコマ新パッケージお披露目
伊那市の製造業者などが連携して開発したお土産品「サクラコマ」の新しいパッケージが27日お披露目されました。 新しいパッケージは日本のお土産をイメージした和服の女性が描かれています。 市内の企業などでつくる製造業ご当地お土産プロジェクトチームによるシンポジウムが伊那市の伊那商工会館で開かれお披露目されました。 デザインを手がけたのは和歌山県生まれで大阪工業大学工学部卒業の漫画家、たなかじゅんさんで、全日本製造業コマ大戦のイメージキャラクターを手がけています。 ご当地お土産プロジェクトチームとたなかさんは、そのコマ大戦で知り合ったことがきっかけで新パッケージのデザインを描くことになりました。 サクラコマは回すと花びらが開く仕組みでご当地お土産プロジェクトチームが開発しました。 シンポジウムはこれからのものづくりについて考えようと開かれたもので会場には製造業者など約50人が集まりました。
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伊那愛石会 水石展29日まで
天竜川水系で集めた石を展示する伊那愛石会の水石展が28日と29日の2日間、伊那市の坂下公会堂で開かれます。 27日は展示会を前に準備が行われ、会場には会員17人の作品32点が並べられました 伊那愛石会は天竜川水系で集めた石を毎年展示していて今回で57回目となります。 会員による審査の結果、最高賞の伊那市長賞には、駒ケ根市の安藤征義さんの滝石が、伊那ケーブルテレビジョン賞には箕輪町の川上敏夫さんの島形石が選ばれました。 水石展は28日と29日の2日間、伊那市の坂下公会堂で開かれます。
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冬を前に地蜂の交尾始まる
地蜂と呼ばれるクロスズメバチの人工的な繁殖に取り組んでいる伊那市福島の小木曽大吉さん宅では飼っている地蜂の交尾が始まっています。 蜂追いを趣味としている小木曽さんは採るだけではなく、その繁殖にも力を入れています。 自宅横に建てたビニールハウスへ1週間ほど前地蜂の巣を移しました。 27日小木曽さんは餌を与えたり交尾の様子を確認したりしていました。 ハウスの中には数千匹の地蜂がいて交尾は例年11月初め頃がピークですが今年は1週間ほど早まっているということです。 交尾の時期が終わると雄は死に女王蜂はハウス内にかけている布の中で越冬の準備をはじめます。 布の中の女王蜂を箱に移したあとは温度を2、3度に保ちながら越冬させるということです。 小木曽さんは「自然界では冬を越せる数は少ないが人が手をかけることで地蜂が増えてほしい」と話していました。 越冬させた女王蜂は春になると蜂追いの仲間と分け合うということです。
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ICT教育セミナー 町内小中学校で公開授業
箕輪町でICT機器を使った授業の進め方について考えるセミナーが27日開かれました。 町内の小中学校では、公開授業が行なわれました。 箕輪中部小学校の6年3組の教室では、算数の授業が行われ、正比例と半比例について学んでいました。 担任は、子供たちがイメージしやすいよう挿絵が動くデジタル教科書を用い説明していました。 箕輪町は、今年度、文部科学省から委託を受けICT機器を使った授業の研究を行っています。 セミナーは情報を広く発信すると共によりよい授業の進め方を研究しようと開かれ、県内からおよそ60人の教師や教育関係者が訪れました。 箕輪町での研究の成果は年度末までに国に報告され、2020年からの次期、教育指導要領の参考にされるという事です。
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信州総文祭 郷土芸能部門プレ大会
来年8月に長野県で行われる全国高校総合文化祭のプレ大会が県内各地で行われています。 郷土芸能部門のプレ大会が22日、伊那市の伊那文化会館を会場に開かれました。 プレ大会には、県内の辰野高校と阿南高校の2校のほか、プロやアマチュアなど、太鼓演奏や伝統芸能に取り組む7団体が出場しました。 このうち辰野高校桜陵(おうりょう)太鼓部は、2曲を演奏しました。 また、地元からは、南箕輪村で活動する太鼓グループ「鼓龍(こりゅう)」と、伊那市富県で活動する歌舞劇団田楽座が太鼓や伝統芸能を披露しました。 全国高校総合文化祭・信州総文祭は、来年8月8日から10日まで、県内各地で開催されます。 本番も、伊那市の伊那文化会館で郷土芸能部門の大会が開かれる予定です。
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南箕輪村民文化祭に向け出演団体が練習
南箕輪村の文化団体が展示やステージ発表を行う、「南箕輪村民文化祭」が11月4日・5日に行われます。 25日夜は、出演団体が発表に向けて練習をしました。 村民センターホールでは、ステージ出演団体が登場の仕方や照明のタイミングなどを確認して本番に備えていました。 南箕輪村民文化祭は来月4日・5日に村民センターで行われ、タレントで落語家のヨネスケさんの講演会が4日に、ステージ発表が5日、展示は2日間行われます。
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平成30年度入学公立高校 募集定員公表
長野県教育委員会は、来年度の公立高校の生徒募集定員を、26日に公表しました。 平成30年度から学科を改編する上伊那農業は、新しい4つの学科一括で、160人となっています。 赤穂は、普通科が今年度より40人少ない120人の募集となっています。 それでは、上伊那の状況をお伝えします。 辰野高校は普通120人、商業40人の募集です。 伊那北高校は、普通200人、理数40人の募集です。
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信州の名工 長野オリンパス 平澤和彦さん
卓越した技能をもち、県内産業の発展に功績のあった人を知事が表彰する「信州の名工」に、長野オリンパス株式会社の平澤和彦さんが選ばれました。 平澤さん「信じられなくて正直びっくりしています。今でも本当に私でいいのかという気分でいます。」 伊那市荒井在住で、長野オリンパス株式会社に勤める、平澤和彦さん51歳。 平澤さんは、昭和60年に箕輪工業高校を卒業後、オリンパスに入社しました。
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シクラメン農家出荷前に大忙し
伊那市境の大住農園では、冬を代表する花・シクラメンの出荷を前に、仕上げの作業に追われています。 大住農園では、3棟のハウスで5千鉢のシクラメンを栽培していて、出荷は来月から始まります。 シクラメンは、11月から12月に種をまき1年かけて育てます。 手間をかけた花の出荷を前に、この時期は仕上げの作業に追われるということです。 大住農園によりますと、一斉に花を咲かせるためにホルモン剤を使用している地域もあるということですが、上伊那の農家は、ホルモン剤を使用しないようにしていているため長い期間花が楽しめるということです。 「購入後、次々につぼみが出てきて、だんだん豪華になっていく様子を楽しんでもらいたい」と話していました。 大住農園では、東京や名古屋、大阪などに出荷しているほか、ベルシャイン伊那店やグリーンファームなど地元の店舗でも販売しています。 出荷作業は、来月から年内いっぱいまで行われるということです。
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竜西保 かぼちゃランタンづくり
伊那市の竜西保育園の園児は、27日のハロウィンパーティに合わせて、26日にかぼちゃのランタンづくりを行いました。 この日は、保育園の園庭で、年長・年中園児60人が、かぼちゃのランタンづくりをしました。 保育士がかぼちゃに切り込みを入れると園児は中の種をくりぬいていました。 かぼちゃは、5月に種をまき、園で育てたものと、交流のあるJA上伊那の青壮年部から譲り受けたもので20個ほど用意されました。 竜西保育園では10年ほど前からハロウィンパーティを行っています。 パーティでは園児が仮装をして周辺を練り歩くほか、夕方には、ランタンに火を灯します。 パーティでは、JAの青壮年部とともに育てた米を使ったおにぎりや、園の畑で育てた野菜を使ったトン汁が振舞われるということです。 竜西保育園のハロウィンパーティはあす行われる予定です。
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台風21号 上伊那農作物被害1,435万円
23日に最接近した、台風21号の上伊那の農業被害は、額にして1,435万円、面積では57.5ヘクタールでした。 長野県のまとめによりますと、台風21号の影響で、農作物や生産施設などに被害が生じ、県内全体では、2億7,000万円の被害額でした。 伊那市では、りんごで300万円とパイプハウスで21万円のあわせて321万円、箕輪町ではりんごで272万円、南箕輪村ではりんごで42万円の被害がありました。 上伊那全体では、1,435万円、57.5ヘクタールの農地で被害が発生しました。 長野県では、今後、農業改良普及センターが生産団体などと連携して、被害農家に対し栽培管理などの技術指導を行っていくとしています。
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「中小企業経営と地域との関わり」6割がプラスの影響
アルプス中央信用金庫がまとめた伊那谷・経済動向中小企業景気レポートによりますと、祭りへの参加や商店街の活性化など地域での活動が会社の経営にプラスの影響を及ぼしていると回答した企業が6割近くを占めました。 あるしんの取引先203社に対し「中小企業経営と地域との関わり」について実施したアンケートで、約9割の企業が何らかの地域活動に取り組んでいると回答しました。 地域活動が自社の経営に及ぼす影響については、57.2%の企業が「プラスの影響」または「どちらかといえばプラスの影響」と回答しました。 地域活動の内訳は、「祭りなどのイベントへの参加」が一番多く49.2%、次いで「商店街・中心市街地の活性化」が32.4%、「観光振興活動」が24.9%となっています。 また、今年7月から9月の業況について「良かった」とする企業の割合25.4%から「悪かった」とする企業の割合22.2%を引いた業況判断指数は3.2でした。 「良かった」とする企業の割合が「悪かった」とする企業の割合を上回り業況判断指数がプラスになったのは、調査が始まった平成15年9月以降初めてです。
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GPS搭載 自動運転のトラクター見学会
GPSを搭載し無人で作業を行うトラクターの見学会が、伊那市小沢で25日に開かれました。 トラクターにはGPSが搭載されていて圃場の四隅の位置情報を登録すると無人で畑を耕します。 リモコンで発進、停止などの操作ができます。 見学会は、IoTなど最新技術を活用したスマート農業の推進を目指す伊那市が開いたもので、市内の農家など70人ほどが見学に訪れました。 トラクターは、大阪に本社を置く株式会社クボタが開発したものです。 トラクター本体の価格は、通常のものより300万円から500万円高い、1,100万円となっています。 耕したり代掻きを行う取り外し可能な作業機部分の代金は別となっています。 伊那市では、高齢化や担い手不足が進む中、最新技術を活用して作業の省力化や負担軽減を図っていきたいとしています。
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伊那西小児童がH18年豪雨を学ぶ
伊那市は、子どもの頃から防災意識を高めてもらおうと小学校で出前授業を行っています。 25日は、伊那西小学校の4年生が、11年前の平成18年7月豪雨災害について学習しました。 25日は、伊那市危機管理課の伊藤明生さんが講師をつとめ、この地域であった平成18年7月豪雨災害について説明しました。 また、伊那ケーブルテレビの災害中継のVTRを見ました。 児童は、災害発生以降の平成19年20年生まれです。 平成18年7月豪雨は、梅雨前線により7月15日から21日にかけて降った大雨で、天竜川では箕輪町松島の堤防が決壊したり土砂災害が相次いで起きました。 伊那市では、地域の自主防災会を対象にこれまで、出前講座を行ってきました。 子どもの頃から防災について勉強してもらおうと今年度から小学4年生を対象に出前授業を行っています。 他に、伊那市の防災マップを使って自分たちが住む場所の危険箇所などを確認したり、今後30年以内に70%の確率で発生するとされている東海地震についても学びました。 伊那市では、30日にも伊那小学校で出前授業を予定しています。
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伊那谷スイーツ試作品完成
伊那市、JA上伊那、伊那商工会議所の若手職員でつくる魅力的なまちづくりを進めるイ~ナちゃん応援隊は、地元の菓子店とコラボしたスイーツを考案しました。 新たに考案したちいずくっきぃサンデーです。 市販のアイスクリームに、伊那市の菓子店菓子庵石川の看板商品ちぃずくっきぃと伊那谷産のフルーツジャムを乗せました。 地元の銘菓を使って自宅でも簡単につくれるスイーツを目指したということです。 25日は、伊那商工会館で記者会見が開かれ、応援隊のメンバーが取り組みについて発表しました。 ちいずくっきぃとジャム、アイスクリームの相性が良いということです。 今月28日には、伊那商工会議所青年部のハロウィンイベントで自らトッピングをする体験型のブースを出展することになっています。 イ~ナ応援隊では今後、地元の飲食店でメニューとして販売されることを目指すということです。 イ~ナちゃん応援隊は所属する組織の枠を超え、伊那市の将来について考え行動する組織として平成27年に発足しました。
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演劇フェス来月3日、4日に開催
南信地域の演劇愛好者の発表の場として、来月3日4日の2日間伊那市のいなっせで演劇フェスが初めて開かれます。 フェスは、発表の場や演劇団体同士が交流する機会を増やし、演劇で地域を活性化しようと伊那市が開くものです。 フェスには、南信地域で演劇の活動をする4団体が出演します。 24日は、ニシザワいなっせホールのステージで稽古が行われました。 上伊那地域の演劇愛好者で集まる劇団花野は、今回のフェスに合わせて結成したということです。 フェスでは、倦怠期の夫婦を描いた昭和初期を舞台とした喜劇を披露します。 演劇フェスは、来月、3日4日の2日間、伊那市のいなっせで開かれます。 2日間出入りが出来る前売りパスポートを1000円でいなっせ5階で販売しています。 伊那市では、フェスを定着させ、高校生にも参加してもらえるイベントにしていきたいとしています。
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信大生が育てた米 販売開始
信州大学農学部の学生が栽培したコシヒカリなどの販売が、24日からキャンパス内の生産品販売所で始まりました。 米は実習で作られたもので、植物資源科学コースと動物資源生命科学コースの2年生が栽培しました。 5月に田植えをして、手押し除草機などを使って草取りをし、先月29日に稲刈りをしました。 今年は、2.5ヘクタールの田んぼを使い、およそ12トンの米を収穫したということです。 植物資源科学コース2年の熊谷友香さんは「みなさんに味わって食べてもらいたい」、同コース2年の篠原理沙さんは「是非多くの方に食べてほしい」と話していました。 米は信大農学部のキャンパス内にある生産品販売所で販売されています。
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地域医療の現状把握 「産科」足りない45%
「上伊那地域医療構想調整会議」が23日夜、伊那市のいなっせで開かれ、県が実施したアンケートで、「産科・産婦人科が不足している」と答えた人が45.5%という結果が報告されました。 この日の会議では、地域医療の現状として、県が実施した医療に関する意識調査の結果が示されました。 上伊那では、280人を対象に調査を行い、193人から回答を得ています。 地域で不足している医療について、「産科・産婦人科」が最も多く45.5%、次いで、「総合診療科」が31.7%、皮膚科が26.9%でした。 また、医療行政で力を入れるべきことについては「がん対策」が最も多く46.4%、次いで「医療と介護の連携」が35.2%、「在宅医療」が25.1%でした。 6年に1度見直しを行っている、地域医療構想と保健医療計画の平成30年度からの構想・計画の策定に向け、県内10圏域で開かれたもので、医療従事者や市町村の職員など30人が出席しました。 2025年には団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になることから、この日の会議では「今後は医療と介護の連携を強化していく」とした方向性が参加者に説明されました。 12月頃に2度目の会議が開かれる予定で、県の医療審議会などを経て、今年度末に新たな構想と計画が決まることになっています
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秋の長雨 そばの収穫に影響
10月に入り伊那地域では秋雨前線の影響で13日から雨やくもりの日が続き、23日には台風21号による被害も出ました。 この影響でそばにも被害が出ています。 箕輪町上古田の唐澤孝文さんのそばの畑です。 台風前の収穫を予定していましたが、雨でコンバインを動かすことができず、通過後の24日に作業を行いました。 そばは風で倒れ、実は畑に落ちてしまいました。 通常、畑1枚で90キロの収穫を目標にしていますが、採れたのは50キロほどでした。 唐澤さんは「実にしっかり色がついてから刈り取りをしようと思っていたら、長雨と台風でこうなってしまった。自然が相手だから難しい」と話していました。 箕輪町木下にあるJA上伊那箕輪ライスセンターでは、16日からそばの受け入れを行っています。 例年毎日のように持ち込みがありますが、今年はまだ3回のみだということで、JA上伊那ではそばの収量は例年より少なくなりそうだと予想しています。 箕輪ライスセンター米穀担当の永井伸悟さんは「ものは良いものができている。雨で収穫がなかなかできなかったことで収量は落ちそうです」と話していました。
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藤田嗣治 版画展
東京生まれの画家で彫刻家、藤田嗣治の版画展が、伊那市境のギャラリー&カフェ カレッタで開かれています。 会場には、原画を版画にした作品31点が並んでいます。 藤田嗣治は、1886年に東京で生まれた画家で彫刻家です。 1910年に東京美術学校、現在の東京芸術大学を卒業後、パリに渡りました。 大の猫好きだったということで、多くの作品に猫が描かれています。 また、独特な手法で生み出した肌色は、“乳白色の肌”と絶賛され、世界的にも有名になりました。 作品の所有者で、藤田の作品に詳しい横浜市の画商、山田英信さんです。 作品に魅せられて、現在自宅には150点ほどがあるということです。 藤田嗣治版画展は、11月6日まで、伊那市境のギャラリー&カフェ カレッタで開かれています。(10月30日は定休日) なお、山田さんは25日も会場に居る予定で、作品について詳しく解説を聞くことができます。
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伊那西高校強歩大会 浦野さんが2年連続1位
伊那市の伊那西高校の強歩大会が24日、学校を発着に行われました。 午前10時30分に、生徒451人が一斉にスタートしました。 伊那西高校の強歩大会は、33年前から行われている伝統行事です。 学校のグラウンドを発着に、西春近の小屋敷公民館を折り返す14.7kmのコースとなっています。 折り返し地点までは上り坂が続き、生徒たちは肩で息をしながら走っていました。 大会の結果、1位は3年生の元陸上部、浦野友里さんで、1時間2分46秒でゴールしました。 去年自身が叩き出した大会記録59分10秒には届きませんでしたが、2年連続の1位となりました。 グラウンドには保護者が応援にかけつけ、生徒たちに声援を送っていました。
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台風21号 上伊那地域にも影響
超大型の台風21号は、23日の明け方に長野県に最も接近し、通過しました。 上伊那では、倒木による停電や交通機関の乱れなどがありました。 箕輪町の竜東線では、倒木により三日町から十沢橋の間で全面通行止めとなりました。 放送エリア内の3市町村では、分かっているだけで9件の倒木が報告されています。 上古田では、倉庫のトタン屋根が吹き飛ばされる被害がありました。 トタンは、倉庫東側の畑に落ちましたが、けが人はいなかったということです。 倒木などの影響で、上伊那地域のおよそ3,000戸が一時停電となりました。 交通機関にも影響が出ています。 JR飯田線は、23日の始発から午後2時30分頃まで運転を見合わせました。 中央自動車道は、伊北ICから諏訪IC間と、一宮御坂ICから国立府中IC間で、上下線ともに通行止めとなりました。 通行止めは、午後0時15分までに解除されました。 この影響で、中央高速バスは新宿行きが上下線で午後まで運休などの影響を受けました。 強風による農業被害も出ています。 伊那市西箕輪の山口貴之さんのぶどう園では、これから収穫を迎えるシャインマスカットやピオーネが強風の影響で落下していました。 山口さんによりますと、この場所だけで、被害額は10万円以上になるということです。
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辰野町長選挙 武居氏初当選
無所属の新人2人が争った辰野町長選挙の投開票も22日に行われ、前の副町長の武居保雄氏が初当選しました。 武居氏は、辰野町の前の副町長で宮木在住の59歳です。 元県職員の小沢洋一氏を288票差で破り、初当選しました。 武居さんの任期は、平成29年11月12日から4年間となっています。
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衆院選投開票 長野5区宮下一郎さん5選
第48回衆院選の投票が、22日に行われ、即日開票されました。 長野5区は、自民党前職の宮下一郎氏が5選を果たしました。 22日は、支持者およそ70人が集まり、午後8時に当選確実の知らせが流れると拍手が起きていました。 宮下氏は、自民党前職の59歳。 平成15年の選挙で初当選し、財務副大臣などを歴任しています。 今回5区には3人が立候補し、宮下氏は9万1,542票を獲得し、5回目の当選を果たしました。 次点で、無所属新人の曽我逸郎氏が4万8,588票、次いで希望の党新人の中嶋康介氏が4万3,425票となっています。 長野5区の投票率は、前回選挙を5.25ポイント上回る65.11%で、伊那市は65.15%、箕輪町は67.49%、南箕輪村は64.7%となっています。
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親子で楽しむサムライ合戦
ポリエチレン製の刀を使って遊ぶ親子サムライ合戦が22日、南箕輪村の南箕輪小学校で行われました。 親子サムライ合戦には村内を中心に約25人が参加しました。 2つのグループに分かれて相手の腰についている紙風船をポリエチレン製の刀で割るゲームで割られるとコートの外に出なければなりません。 それぞれのチームに陣羽織を羽織った大将がいてその紙風船を割ると勝ちです。 南箕輪村教育委員会などがサムライ合戦の普及に務めているはなまる学習会に依頼し行われたものです。 はなまる学習会では「子どもたちがルールを守りながら全力で遊ぶことが出来るので親子で体験してもらいたい。」と話していました。