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2017箕輪町ニューストップ10
3日間にわたりお伝えしている伊那市・箕輪町・南箕輪村の今年1年のニューストップ10。2日目は箕輪町です。 まずは10位から6位です。 10位は「初めてのナイトランイベント開催」 9位は「箕輪町議会が町の基礎情報のオープンデータ化を提言」 8位は「セーフコミュニティ再認証」 7位は「町内一周駅伝で21連覇の木下を破り松島が優勝」 6位は「農産物直売所にこりこ一帯の道の駅化を含めたリニューアルについて、にぎわい会議が提言」です。 続いてはベスト5です。 5位は「東京都豊島区との交流深まる」です。 防災協定を結んでいる豊島区と箕輪町は今年5月、交流人口の拡大につなげようとそれぞれの地域にあるケーブルテレビ局と映像に関する協定を結びました。 地域創生学部がある豊島区の大正大学との連携も進め、学生が移住者の目線で町内の魅力や課題を調査し結果を町へ報告しました。 4位は「箕輪健全育成ミニバスの女子チームが全国大会優勝」です。 1月の県大会決勝リーグで全勝優勝した箕輪健全は、初めて全国大会への切符を手にしました。 全国大会は6年生9人と5年生1人の主力メンバーで臨み、決勝戦では埼玉県代表チームを45対40で下し初優勝しました。 3位は「沢保育園の新しい園舎完成」です。 旧園舎の老朽化や未満児保育の需要の増加に対応するために建設され、12月に開園式が行われまた。 木造平屋建て、延べ床面積は1,900平方メートル、建設費は7億7千万円です。太陽光発電設備を備え、保育室に冷暖房や床暖房が完備されています。 2位は「箕輪町出身の西藤俊哉選手がフェンシング世界選手権で銀メダルを獲得」、阿部守一長野県知事に結果を報告しました。 7月にドイツで開かれた世界選手権男子フルーレ決勝では、ロシアの選手に15対12で敗れましたが準優勝となりました。 西藤選手の東京オリンピック出場への期待がかかります。 1位は「みのわ祭り14年ぶりに商店街で開催」です。 2012年から5年間、松島の日の出工専地区で行われていましたが、今年は、松島の国道153号を会場に14年ぶりに商店街で行われました。 町民おどりには15団体、約800人が参加し会場は熱気に包まれました。 28日は南箕輪村のニューストップ10をお伝えします。
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全県にインフルエンザ注意報発令
長野県は1週間のインフルエンザ患者数が一医療機関あたり10人を越えたことから、この冬初めてのインフルエンザ注意報を全県に発令しました。上伊那でも患者数が注意報レベルを越えています。 県の発表によりますと今月18日から24日までの上伊那のインフルエンザ患者数は、一医療機関あたり11.38人で、注意報レベルの10人を越えました。 地区別では上田が一番多く59.5人、県全体では20.08人となっています。 県では、今後1か月間は更に流行の拡大が予想されるとしています。 かからないためには、十分な手洗いをする、体力や抵抗力を高める、マスクを着用する、うつさないためには、具合が悪い時は早めに医療機関を受診し、不要な外出は避けるなど感染拡大の防止を呼び掛けています。
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2017伊那市ニューストップ10
10位は、「JR伊那市駅前の空き店舗再生へ」. 9位は、「小松美佐子さんの短歌 歌会始の儀で入選」 8位は、「新しい伊那バスターミナル完成」 7位は、「老松場古墳群調査進む」 6位は、「伊那本線運行開始」 5位は、「移動スーパーとくし丸 営業開始」です。 長谷や高遠町の長藤地区を巡回して食料品などを販売する移動スーパー「とくし丸」の営業が12月から始まりました。 車は株式会社ニシザワが購入し、長谷の中山(なかやま)勝司(かつし)さんがニシザワから商品を仕入れ販売します。 4位は、「ルビコン会長 登内英夫さん死去」です。 ルビコン会長の登内英夫(てるお)さんが2月に亡くなりました。99歳でした。 登内さんは8期連続県議会議員を務め、県議会議長などを歴任しました。 3月には告別式が行われ、およそ2,000人が参列しました 3位は、「ドローンフェス開催」です。 10月に「ドローンフェスinイナバレー」が4日間の日程で開催されました。 「新産業技術のまち」を目指す伊那市が、ドローンに関する技術開発や事業展開に向けた取り組みを発信しようと行われたもので、全国から技術者や企業などが参加しました。 2位は、「ふるさと納税返礼品見直し」です。 平成28年度の伊那市の受け入れは、約72億円で、全国2位でした。 国からの通達を受け、家電製品などを対象から除外しました。 11月からはRIZAP㈱の各種サービスなどの取り扱いを始めました。 1位は、「小黒川スマートIC開通」です。 9月、南信では初となる、小黒川スマートインターチェンジが開通しました。 事業費は約15億円です。 9月30日の開通から今月23日までの利用台数は上りと下りあわせて13万8,000台で、一日平均は1,600台です。
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長谷中内藤とうがらしの取り組み コンクールで最高賞受賞
内藤とうがらしで地域おこしに取り組んでいる伊那市長谷の長谷中学校の生徒の活動が、自然体験活動を表彰する全国のコンテストで最優秀賞に選ばれました。 26日には、生徒が受賞を祝う記念ラベルを、とうがらしでつくったラー油の瓶に貼りました。 内藤とうがらしを使って作ったラー油の瓶に「祝受賞」の文字が入ったラベルが貼りつけられました。 長谷中の3年生が受賞したのは、日清食品の創業者、安藤百福が立ち上げた財団が行っている「トム・ソーヤスクール企画コンテスト」の、最高賞にあたる文部科学大臣賞です。 自然体験の企画や、活動を表彰するもので、16回目になります。 長谷中の3年生は、江戸時代の高遠藩主内藤家で栽培されていたという「内藤とうがらし」を、長谷地域の特産品にしようと去年から取り組んできました。 生徒たちが積極的に取り組んでいることや過疎化が進む地域の活性化に貢献していることが評価されました。 学級長の北島愛唯さんは「知らせを聞いたときはビックリしたけどすごい嬉しかった。長谷を内藤とうがらしで真っ赤にするこの活動を引き継いでいってもらいたい」と話していました。 なお、長谷中では、今回の受賞による賞金100万円を、とうがらしの製粉機などの購入に使いたいとしています。 表彰式は来年1月27日に神奈川県で行われることになっています。
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伊那本線 始発便と最終便を減便へ
4月から運行が始まった、伊那市・箕輪町・南箕輪村を結ぶバス「伊那本線」の、始発便と最終便の2便が廃止になることが、26日に決まりました。 この日は、伊那市・箕輪町・南箕輪村で構成する定住自立圏連絡協議会が、伊那市役所で開かれ、伊那本線の減便が承認されました。 伊那本線は、伊那市西春近の赤木駅から、伊那中央病院や南箕輪村役場などを経由して、箕輪町大出のベルシャイン伊北店までを結ぶバスです。 1日9便を運行していますが、10月末現在、高校生の通学をターゲットにした始発便は、午前5時57分発の伊那方面行きが1便あたり0.16人、午前6時発の箕輪方面行きが0.08人。 最終便は、午後7時7分発の伊那方面行きが0.45人、午後7時16分発の箕輪方面行きが0.79人となっています。 6月には高校生およそ2,800人に対して、無料のお試し乗車券を配布しましたが、133人の利用しかありませんでした。 このことから、始発便と最終便の2便を減便とする案が承認されました。 一方で、利用数は4月の1,144人から10月には1,556人と増加していてることから、各市町村長は「地域を超えた通院や買い物の利用といった面では、ある程度の効果があった」として、それ以外の便については据え置きとすることが決まりました。 協議会会長の白鳥孝伊那市長は「バスについてはまだ周知ができていない部分もある。空き家バンクなど活動も含め多くの人に知ってもらう必要がある」と話していました。 伊那本線の減便については、周知活動や伊那バスとの調整、運輸局への届出をするなど、今年度中に変更の手続きを済ませたいとしています。
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西部保育園の園児がバスに乗ってこども館へ
南箕輪村のこども館は、今月から始めた園児対象の講座に合わせて、まっくんバスに親しみをもってもらおうと26日、バスによる来館を企画しました。 保育園近くのバス停にまっくんバスが到着し、西部保育園の年長園児が乗車しました。 こども館では、子どものうちからバスに親しみを持ってもらおうとバスでの来館を企画しました。 役場前で降りた後、今年7月にオープンした子ども館に歩いて向かいました。 こども館では、今月から保育園児を対象に、工作や読み聞かせ、運動など17の講座を開いています。 この日は、清水道直館長から厚紙で作ったブーメランがプレゼントされました。
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11月月間有効求人倍率1.97倍
上伊那の11月の月間有効求人倍率は、10月を0.09ポイント下回る1.97倍でした。 月間有効求人数は4,976人、月間有効求職者数は2,520人で、上伊那の11月の月間有効求人倍率は、10月を0.09ポイント下回る1.97倍でした。 全国は1.56倍、県は1.72倍で、上伊那は16か月連続で全国と県を上回っています。 ハローワーク伊那では雇用情勢について「引き続き堅調に推移している」としてコメントを据え置きました。 求人数は増える一方で、新しく職を求める求職者は減少傾向にあり、多くの産業で人手不足が目立っているということです。 来春卒業予定の新規高卒者の就職内定率は88%となっています。 11月末現在346人が内定していて、職業別では製造業が最も多く67%となっています。
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伊駒アルプスロード 公聴会
伊駒アルプスロードの伊那市に係る工区についての公聴会が17日伊那市役所で開かれ出席者からルート変更や道路の高さの見直しをしてほしいといった意見が出されました。 国道153号バイパス伊駒アルプスロードは駒ヶ根市と伊那市を結ぶ全長11キロの道路です。 事業を行う長野県では、7月に詳細ルート案を示し、説明会を開いてきました。 公聴会は、住民の意見を聞き、正式なルート案決定の参考にしようと開かれました。 富県北福地の住民は、「道の高さが盛土により5メートルとなることから、農業への影響が心配されるのでできるだけ低くしてほしい」と話していました。 東春近原新田の住民は「現在のルートでは地区の中を通り常会を分断してしまう。 生活への影響も大きいのでルート変更してほしい」と話していました。 この他に、地域振興の為にも早期着工と完成を目指してほしいといった意見が出されました。 長野県では、今回出された意見を県の都市計画審議会に提出し平成30年度までに伊駒アルプスロードのルートを決定していく計画です
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田楽座笛や太鼓にあわせ餅つき
伊那市富県の歌舞劇団田楽座は、地域の人などと一緒に年末恒例のもちつきを23日に行いました。 もちつきには、地域住民や関東の太鼓愛好者などおよそ60人が集まり20キロをつきました。 途中、太鼓や笛の演奏と踊りで盛り上げました。 つきあがった餅は一口だいの大きさに丸められ、きな粉やゴマ、アンコなどとあえ、参加者が味わっていました。 田楽座では20年程前から全国で応援してくれているファンや地域の人達ともちつきをしています。 代表の中山洋介さんは、「多くの人が訪れてくれ感謝している。 来年は、子供など若い世代により興味を持ってもらえるような舞台やイベントを開きたいです」と話していました。
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米の生産目標2万8,049トン
長野県農業再生協議会上伊那地方部会の、総会が25日伊那合同庁舎で開かれ平成30年産米について市町村ごとの生産数量目標が示されました。 上伊那の平成30年の米の生産目標数は、今年と同じ2万8049トンとなっています。 総会には、各市町村関係者やJA上伊那などおよそ60人が出席しました。 上伊那の平成30年の米の生産目標数は、今年と同じ2万8049トンで、 市町村別では、伊那市が1万1996トン、箕輪町が2290トン、南箕輪村が1521トンとなっています。 国の需給見通しをもとに県の生産量を設定した結果、今年と同じ数値となったため県内すべての市町村で数値を据え置きました。
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トレイルウォーク開催へ
南箕輪村の経ヶ岳を目指すトレイルランニングレース「経ヶ岳バーティカルリミット」の大会で、来年からトレイルウォークが新たに追加されます。 25日は、経ヶ岳バーティカルリミット実行委員会が南箕輪村役場で開かれ、今年の事業報告や来年5月に開催される大会の概要が示されました。 来年新たに大芝高原のセラピーロードを歩くトレイルウォークが追加されます。 大会参加者の家族がレースを待っている時間に楽しんでもらおうと実施するもので、定員は200人を予定しています。 今年のバーティカルリミットには地元を始め県内外から818人が参加しました。 第4回目の大会は来年5月19日に開催されることになっていて、募集は1月21日からです。 南箕輪村では、「地元を盛り上げる一つのイベントとして開催していきたい」としています。
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伊那市産業用地 残り区画少なく取得を検討
伊那市は、市が所有する産業用地の空き区画が残り1区画となっていることから、新たに用地取得を検討していることが、25日に分かりました。 25日に開かれた市議会全員協議会で、市が産業用地の現況について説明しました。 市が管理する産業用地は35区画あり、このうち申し込み段階のものも含めて34区画が提供されています。 現在残っている区画は小黒川スマートIC付近の小黒原産業適地の1区画2万6,000平方メートルで、この場所に関しても現在検討している企業があるということです。 市の産業立地に関する基本方針の中で「5万平方メートルを目安に常時案内できる用地を確保する」ことになっていることから市では、現在部内で新たな用地取得を検討しているということです。 市は、土地開発公社が平成25年10月に解散したことに伴い15万8,400平方メートルを買い取りました。 また今年に入り新たに2区画1万2,000平方メートルを購入しています。
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新山保育園 小学校グラウンド南側に移転新築へ
伊那市は、老朽化が進んでいる新山保育園について、小学校南側のグラウンド横に建設する考えを、25日に示しました。 完成は、平成31年度中を目指します。 伊那市議会全員協議会が、25日に伊那市役所で開かれ、市が移転新築の計画について説明しました。 建設が予定されているのは、新山小学校南側の市が所有する土地で、現在は職員の駐車場として使用しています。 園舎の他に、給食室と小学校の学童クラブも建設します。 新山保育園の給食は、現在富県保育園で調理されていますが、完成すれば小学校と保育園の共同調理場となります。 また、学童クラブはランチルームとしても使用する考えです。 新山保育園は、昭和39年に新山児童館として開園しました。 園児数の減少により平成21年度から一時休園となりましたが、地域住民らの活動により平成26年度に再開し、12月1日現在の園児数は30人です。 市は新しい園舎について、平成31年度中の完成を目指すとしています。
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伊那小学校で終業式
上伊那地域の小中学校のトップをきって、25日、伊那小学校で2学期の終業式が行われました。 1年山組では、冬休みの宿題や3学期の持ち物などを確認していました。 伊那小学校の2学期は86日間で、運動会や音楽会などがありました。 担任の松井ちはる教諭は、「3学期は1年で1番短いので目標を持って臨んでください」と呼びかけていました。 体育館で行われた終業式では、2年生と5年生の児童3人が2学期にがんばったことや3学期の目標を発表しました。 2年秋組の唐木莉彩さんは、「クラスで飼っている2頭の羊が幸せに暮らせるよう小屋を大きくしたい」同じクラスの若林玲凰君は、「友達のお陰で九九を覚えられた。3学期は自分がみんなに何かをしてあげたい」5年仁組の柴夢叶さんは、「人をまとめることの大変さを知った。6年生から児童会を引き継ぐのでがんばりたい」とそれぞれ発表していました。 伊那小学校の冬休みは、8日までの14日間です。 なお、小学校の終業式は26日がピークとなっています。
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サンタ姿で交通安全呼びかけ
伊那市東春近交通安全協会の会員は23日、サンタクロースの衣装で交通安全を呼びかけました。 この日は、午後4時から地区内の交差点で「サンタが交通安全をプレゼント作戦」と銘打って、信号待ちの車にチラシや夜光反射材などを手渡しました。 これは、年末の交通安全運動にあわせ、夕暮れ時の事故防止を呼び掛けようと初めて行われました。 アイデアを出したのは会長の原雄一さんです。 原さんは、「この時期ならではの恰好で安協活動に少しでも理解をしてもらい、交通安全へ意識を高めてもらいたいです」と話していました。
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スキー・スノーボード 認定指導員講習会
上伊那の小学校などのスキー教室で指導を行う中ア山麓スキー学校の認定指導員講習検定会が伊那市の伊那スキーリゾートで23日に開かれました。 講習会には、上下伊那からおよそ100人が参加しました。 これまでは、スキー検定の1級または2級を持っていれば、スキー教室で指導することができました。 しかし、今シーズンからは、教室を利用する人がより安心して楽しく学んでもらえるよう、指導員の資格取得が必要となりました。 これ受け、中ア山麓スキー学校では、指導員の確保やレベル向上に向け講習検定会を開きました。 参加者は、スキーとスノーボードのグループ毎に分かれ、初心者でもわかりやすく伝える方法などを教わりました。 中ア山麓スキー学校の細野昭男校長は「安全に滑るための指導を学んでもらうことが一番のねらい。どんな点に注意して、どんな指導をしたら良いのかを学んで、シーズン中の指導に活かしてもらいたい」と話していました。 中ア山麓スキー学校では、今回受講できなかった人向けに、来年1月にも講習検定会を開く予定です。
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クリスマスイブ 菓子店はケーキづくりで大忙し
クリスマスイブの24日、伊那地域の菓子店でもクリスマスケーキを買い求める人で賑わいました。 伊那市山寺のフランセ板屋では、開店前から人の列ができ、開店直後には店内はケーキを買い求める客であふれかえっていました。 予約のケーキを受け取る人から店頭で選んで買う人まで、店員が対応に追われていました。 親子でケーキを買いに来た客は「クリスマスと言えばケーキ。家族みんなで楽しみながら食べたい」と話していました。 奥の厨房では、10人以上のスタッフがケーキづくりに追われていました。 たっぷりクリームを塗り、その上にいちごをのせて生地ではさみます。 生クリームや飾りでデコレーションをして完成です。 朝7時から夜10時頃まで、ほぼ休憩なしで作業が続けられていて、福澤力社長は「落ち着く時間はありません。閉店までひたすらケーキを作り続けます」と話していました。 フランセ板屋では、予約注文を20日に終えていますが、予約なしでも買えるように、直径15センチの5号と直径18センチの6号のクリスマスケーキを準備しています。 22日から25日までの4日間で、2,000個を超えるケーキをつくるということです。 福澤社長は「家族、恋人、友人、いろんな人と素敵な時間を過ごす特別な1日のためにケーキを準備していますので、ぜひよろしくお願いします」と来店を呼びかけていました。 クリスマスケーキの販売は25日までで、5号は3,100円、6号は3,800円となっています。(それぞれ税込価格)
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冬至 伊那東小学校でかぼちゃ給食
冬至にちなんで22日、伊那市の伊那東小学校ではかぼちゃ給食が提供されました。 かぼちゃは3年梅組の35人が育てたもので味噌汁に入れて全ての児童に出されました。 かぼちゃの栽培は学校近くの畑を借りて行われたということで草取りなど班ごとに取り組み大小20個ほどを収穫したということです。 3年梅組では「自分たちが育てたかぼちゃを先生や学校のみんなに食べてもらえてうれしかった。」と話していました。
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家庭でガレット キット販売
そば粉を使った料理、ガレット作りを家庭で気軽に楽しむことが出来るガレットキットの販売が始まりました。 ガレットキットは上伊那の飲食店などでつくる信州伊那谷ガレット協議会が、その普及を図ろうと販売するものです。 上伊那産のそば粉6人分300グラムとレシピ、そば粉の生地を広げるトンボがセットで2,500円となっています。 トンボは伊那谷の木材を使い地元の木工業者が手作りしたもので丸型と平らなものの2種類から選べます。 他に、そば粉とレシピのセットを800円から販売しています。 また協議会ではガレットの作り方を分かりやすく説明した動画をユーチューブにアップしていて「調理するときの参考にしてもらいたい」と話しています。 ガレットキットは伊那市西町の飲食店kurabeで販売されています。 またそば粉とレシピのセットは伊那バスターミナルでも扱っています。
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伊那西スケート場 安全祈願
伊那市横山の天然リンク・伊那西スケート場で22日シーズン中の安全を願う祈願祭が行われました。 このまま寒い日が続けば年内に、滑る事ができそうだという事です。 22日は、伊那市教育委員会などの関係者がシーズン中の無事を祈り神事を行いました。 リンクを管理する武田孝平さんによりますと「朝晩の冷え込みが続けば、年内には滑る事ができそうだ」という事です。 北原秀樹教育長は、「冬場の体力作りや仲間との交流の場として、怪我なく安全で、多くの人に楽しんでもらいたいです」とあいさつしました。 今月の朝晩の冷え込みもあり、リンクは全面結氷しています。 リンクの北側は氷が薄く滑る事はできませんが、南側の一日中日影となっている所は氷が厚くなり、人が乗れる状態です。 氷の厚さが、およそ10センチ以上になると滑走可能となります。 昨シーズンは13日間の営業で251人が利用しました。 今シーズンの営業は、来年2月4日までの予定で、時間は午前7時から午前10時まで、ナイターは午後6時から午後9時までです。 利用料は1人1回200円です。
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西箕輪診療所 竣工式
伊那市の西箕輪公民館の跡地に建設が進められていた西箕輪診療所が完成しました。 西箕輪公民館跡地に建設された西箕輪診療所です。 鉄骨造の平屋建てで、延床面積はおよそ780平方メートルです。 JA長野厚生連が建設と運営を行い、常勤1人、非常勤7人の医師が診療にあたります。 診療科目は、内科や神経内科、消化器内科、小児科、泌尿器科、リハビリテーション科の6つで、診察は月曜日から金曜日と第一・第三土曜日です。 総事業費は4億円で、伊那市が半分の2億円を補助した他、当面の間、土地を無償提供します。 22日は、診療所の関係者や市、地域住民など70人が完成を祝いました。 JA長野厚生連の社浦康三理事長は、「地域の人達が安心して健康で暮らせられるよう、医療サービスを提供していきたいです」と話していました。 新しい西箕輪診療所は、来年1月5日に開所します。 4月からは整形外科の診療と日帰り人間ドックを始める予定です。
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地元農家と上農生徒が「農業の魅力発見セミナー」
地域の農家や南箕輪村の上伊那農業高校の生徒が農業の魅力について考える「農業の魅力発見セミナー」が20日に開かれました。 セミナーでは地域の農家など4人が自身の農業経営について話をしました。 このうち箕輪町で牧場を経営する根橋英一さんは、「酪農から学ぶ命の大切さ」と題して話しました。 根橋さんは乳牛など130頭を飼育していて一日2,800キロの牛乳を出荷しています。 以前は搾乳量を増やす事に重点を置いていたという事ですが、今は牛に負担がかからないように搾乳量を減らしているという事です。 根橋さんは「牛の健康と命を守る事を一番に考える事が酪農の仕事で一番大切です」と話していました。 セミナーは、農業に関する知識を広げ将来地元で活躍する人材を育成しようと上伊那農業改良普及センターと伊那市、JA上伊那が開いているもので80人ほどが参加しました。
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東京農業大学の女子学生が漆戸醸造で実習
東京農業大学の女子学生2人は、11日から伊那市西町の漆戸醸造で酒造りについて学ぶ実習を行っています。 実習で訪れているのは、東京農業大学応用生物科学部醸造科学科3年の、菊地遥さんと鈴木莉加さんです。 2人は、今月11日から泊まり込みで漆戸醸造で実習しています。 この日は、蒸した米や麹などを混ぜる櫂入れを行いました。 タンクの中の温度や成分が均一になるように行う作業で、日が経つにつれて重くなるため力が必要です。 また、年末年始に店頭に並ぶ予定の日本酒の成分を調べる作業も行いました。 実習の受け入れは、漆戸醸造の社長、漆戸正彦さんが東農大の卒業生であることが縁で毎年行われています。 2人は22日まで実習を行い、日本酒が完成するまでの全ての工程を学ぶことになっています。
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長谷の自動運転サービス実証実験 ルート決まる
伊那市長谷で行われる自動運転サービス実証実験の計画案が21日に示され、年度内に5日間の日程で、道の駅南アルプスむら長谷を拠点に行われるルートが決定しました。 実験ルートは、道の駅南アルプスむら長谷を拠点に、長谷総合支所、美和診療所などを結ぶ国道152号の往復およそ5キロのコースです。 運行を予定しているのは5日間で、1日予備日が設けられています。 ドライバーが運転席に乗車した状態でシステムが自動で走行するのが4日間で、このうち1日は人と物を運ぶ実験も行われ、緊急時にはドライバーが制御します。 ドライバーが乗車せずに全て自動で走行する実験を1日設けます。 専用のバスが、GPSなどから集めた情報に基づいて走行します。 道路上に磁気マーカーが150メートルの間に埋められ、それを読み取ってバスが走行する区間もあります。 乗車定員は20人で、具体的な運行日程が決まり次第、モニターを100人募集します。 この日は、長谷の気の里ヘルスセンター栃の木で地域実験協議会が開かれ、ルート案などが承認されました。 伊那市長谷は、超高齢化が進む中山間地域での高齢者の生活の足の確保や、物流の確保などを目指していて、実証実験地区全国13か所のうちの1つに選ばれています。
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竜北保育園でクリスマス会
伊那市の竜北保育園でクリスマス会が21日に開かれ、園児たちがサンタクロースからプレゼントを受け取りました。 12月生まれの園児2人が女神様の衣装を着て、年長園児が手に持つキャンドルに火を灯しました。 保育士が「キャンドルの火を見ると心が落ち着くそうです。」と話すと、園児たちはキャンドルの火を見つめていました。 その後全員でクリスマスソングを歌うと、サンタクロースが登場しました。 サンタクロースに「トナカイは何匹いますか?」「どうしてソリに乗っているの?」などの質問をしていました。 この後、サンタクロースから園児全員にプレゼントが手渡されました。
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上伊那農業高校の生徒が味工房の味噌のラベルデザイン考案
南箕輪村の上伊那農業高校生産環境科の生徒は、大芝高原味工房で限定販売する味噌のラベルを21日、関係者にお披露目しました。 生徒たちが考えた、味工房で販売する味噌のラベルデザインです。 この日は、生徒5人が味工房の関係者や生産者を招き、デザインの案を発表しました。 1年生から3年生の生徒5人でつくる「ラベルデザインプロジェクト」のメンバーは、来年4月にリニューアルオープンする味工房で販売する黒豆味噌とおばちゃん味噌のラベルを、今年7月から検討してきました。 多くの人に親しまれる商品にしようと検討を重ね、最終のデザイン案は4つに絞られました。 味工房の関係者からは、「色の濃さを調整してほしい。」「県外から来た人も分かるように『大芝高原』という文字を入れてほしい。」といった要望が出されていました。 デザインは来年1月に完成する予定で、出来上がったら上農生や地域の人にお披露目するということです。
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伊那市議会が地域振興策を提言
特別委員会を設置し地域振興について検討してきた伊那市議会は議会の総意として、21日白鳥孝市長に政策を提言しました。 この日は、伊那市議会の正副議長や、2つの特別委員会の正副委員長、6人が、白鳥市長に政策を提言しました。 提言したのは、●総合支所は、住民サービスの低下をさせない職員体制で臨むこと、●小規模保育園の入園率が50%以下、または、園児数が30人以下は休廃園とする基準を廃止し個別に検討すること、●給付型奨学金制度や返還型奨学金制度を創設し、子育て支援策につなげることなどです。 伊那市議会は、去年6月に事業点検評価特別委員会と地域創生対策特別委員会を設置し、調査研究を行ってきました。 今回は、それをまとめ、市議会の総意として提言しました。 これに対して白鳥市長は、「参考程度にさせていただきたい」と返答していました。 会見のあと、記者団に対し、黒河内 浩議長は、「市民の代表である議会の総意としての提言であり、重く受け止めてもらわなければ困る。条例・予算などに反映してもらえると思う」と話していました。
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山紫プレミアム22日発売
信州大学農学部と伊那市が連携し栽培しているやまぶどうから作られたワイン「山紫(やまむらさき)プレミアム」が、今年も完成しました。 21日は伊那市の定例記者会見で完成が報告されました。 山紫は伊那市美篶の伊那ワイン工房で醸造が行われていて、そのプレミアム版は、今年で2年目です。 720mlのフルボトルが税込み4000円、375mlが2300円で、それぞれ70本、160本の限定販売です。 レギュラーはタンクで醸造し、瓶詰めされ9か月ほどで出荷されますが、プレミアムは、木の樽での貯蔵も含め14か月熟成させます。 ワインは、市内の酒販店などで22日から販売されます。
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御子柴さん木彫人形 上伊那教育会に寄贈
伊那市小沢在住の人形作家・御子柴明實さんは、人形4体を、上伊那教育会に寄贈しました。 21日は、御子柴さんが、上伊那教育会館を訪れ、贈呈式が行われました。 今回、寄贈されたのは、第43回伝統工芸新作展で東日本支部賞を受賞した作品「収穫」など4点です。 11月に創造館で開かれた上伊那教育会の所蔵作品展に、御子柴さんが作品を貸し出したことが縁となり、その際に展示された作品が寄贈されることになりました。 御子柴さんの作品は、桐をチェンソーなどで粗削りした後、彫刻刀で彫り、貝殻から作られた顔料やアクリルを使って彩色します。 服の部分は木目込みで、ダイコンや手押し車なども木で作られています。 上伊那教育会では、「折を見て展示していきたい」と感謝していました。
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伊那地区防犯協会 市内4つの小学校に防犯グッズ寄贈
伊那市内22地区でつくる伊那地区防犯協会は、市内の4つの小学校に防犯啓発グッズを、18日に、寄贈しました。 18日は、伊那地区防犯協会の舩坂政義副会長らが伊那小学校を訪れ、林武司校長にクリアファイルとミニタオル、反射シールの防犯グッズ3点を手渡しました。 伊那小の他、伊那東小、伊那北小、伊那西小の4つの小学校の全児童に配布されます。 グッズの配布は、防犯意識の向上を図ろうと、今回初めて行われたものです。 林校長は、「子ども達1人ひとりが安心安全を見直すきっかけになると思います」と感謝していました。