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南箕輪村の「風の村米だより」原産地呼称管理制度の認定受ける
南箕輪村で栽培されたコシヒカリ「風の村米だより」の今年度産の米が、長野県の原産地呼称管理制度の認定を受けました。 20日にJA上伊那南箕輪支所で記者発表が行われ、生産者を代表して農事組合法人まっくんファームの堀美津男組合長が概要を説明しました。 風の村米だよりは、南箕輪村のファーマーズあじ~なで販売されているほか、首都圏のデパートでも販売されています。 発酵鶏糞のみを肥料とし減農薬栽培されたコシヒカリで、村がブランド化を進めています。 今年度認定を受けたのは村内の2団体と17の個人農家が合計16ヘクタールで栽培した99トンです。 首都圏では、上伊那農業高校の生徒がデザインしたパッケージを使って来月から販売される事になっていて、今回の認定で長野県産の米である事を表示するシールを貼る事ができます。 堀会長は「産地や生産者の顔が見える安全安心な米だという事を消費者にアピールしていきたい」と話していました。 なお、今年度上伊那では、4件が認定米として登録されました。
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1部選手招きソフトボール教室
中南信の小中高生を対象にしたソフトボール教室が、10日、箕輪町のながたドームで開かれました。 指導したのは、1部リーグで活躍するデンソーの選手やコーチ4人です。 内野や外野、ピッチャーなど守備位置に分かれて、キャッチボールや捕球といった守備などの指導を受けました。 この教室は、長野県ソフトボール協会南信支部が開いていて今年で2回目です。 今回は、小学生から高校生までの女子82人が参加しました。 ピッチングでは、新しい球種の投げ方の指導も行われていました。 南信支部では、教室を通して、地域の子どもたちの技術力向上につなげたいと話していました。
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蜜ろうでつくった来年の干支「戌」の置物を寄贈
伊那市御園の小松養蜂園は、来年の干支「戌」をモチーフにした蜜ろうの置物を19日、障がい者社会就労センターの利用者に贈りました。 この日は、小松養蜂園の小松実治さんが福祉まちづくりセンターを訪れ、蜜ろうの置物を手渡しました。 伊那市社協の多機能型事業所「ゆめわーく」で養蜂園の巣箱の組み立てを行っていることが縁で、10年以上前から置物をプレゼントしています。 型に蜜ろうとクレヨンを溶かし入れて、形が崩れないように冷やして固められています。 今年はおよそ250個を作り、このうちの120個を伊那市社協の3つの施設に40個ずつ贈りました。 利用者は、「毎年楽しみにしています。かわいい形で飾りたい。」と話していました。 この後、小松さんとゆめわーくの利用者が伊那市役所や伊那合同庁舎を訪れ、蜜ろうの置物を届けたということです。
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中学生模擬議会 6年ぶりに開催
南箕輪中学校の3年生が、議会を体験しながら日頃の疑問を村長に聞く模擬議会が19日に役場で開かれました。 この日は、中学生7人が、「あいさつの響く村づくり」や「交流の場づくり」などについて質問しました。 このうち、野村明日香さんは、福祉施設の充実や職員数の増加、職場の待遇の改善について対策があるか質問しました。 唐木一直村長は「村だけで増やすことは難しいが、上伊那福祉協会や民間の施設などと連携して、全ての人が住み慣れた場所で暮らしていける地域づくりをしていきたい。みなさんも協力をお願いします」と答えていました。 模擬議会は、キャリア教育の一環で村政に興味を持ってもらうとともに、議会運営に中学生の意見を取り入れていこうと6年ぶりに開かれました。
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長野県立歴史館で「KOAの日」開催
企業などからの寄付を受け付けて、観覧料を1日無料にする初めての特別企画「歴史館パートナーの日」が、千曲市の長野県立歴史館で16日に行われました。 箕輪町で電子部品の開発・製造を行う「KOA株式会社」の協力で、この日は「歴史館・KOAの日」と銘打ち、伊那谷から小学生の親子およそ50人が訪れました。 特別企画では、普段入ることのできない遺物収蔵庫や、文献資料を保管する書庫を見て回りました。 他に、飯田市出身で幕末から明治にかけて日本初の昆虫標本づくりに奔走した田中芳男をテーマにした企画展などを見学しました。 また、県立歴史館の入り口には、KOA株式会社を紹介するコーナーが設けられ、主力製品の抵抗器の技術を活用して風力の強弱を光の色で知らせるパネルの展示もあり、子どもたちが体験しました。 長野県立歴史館の笹本館長は、「企業と連携することはもとより、個人との連携もできれば、歴史館をもっと身近に感じてもらえる」と話していました。
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村子育て女性就業サポートセンター 開所1年で46人就職
「女性が社会で活躍しながら子育てできる村」を目指して南箕輪村が進める、子育て女性就業支援事業が、スタートから1年を迎えました。 村によると、1年間で46人の子育て女性の就職が決まったということです。 19日、子ども連れの村内の女性が相談に訪れていました。 当初、役場内に開設された支援室は現在、7月に完成したこども館に場所を移してサポートをしています。 主に、就業に関する相談や、女性が置かれた環境に見合った事業所の紹介などを行っているほか、事業所見学なども実施しています。 この日訪れた女性は、来年4月から子どもを保育園に預けて働きに出るために、履歴書の書き方などを教わっていました。 女性は「子どもを連れて来れるし、個室になっていて相談もしやすい。親身になって話してくれるのでとてもありがたいです」と話していました。 支援室の堀綾子さんは「子育て中の女性たちの希望にあった紹介をしているし、実際に就職した人もたくさんいる。できる限りの支援はするので、就業で悩みがあれば来てほしい」と話していました。 事業は、子どもを安心して産むことができる環境を目指して去年12月にスタートし、これまでに414件、119人から相談があったということです。 パートや契約社員を含め、今年度末までの就業人数の目標を40人としていましたが、11月末現在ですでに46人の就職が決まっています。 地域づくり推進課の田中俊彦課長は「女性が子育てをしながら活躍できる環境をつくることで、経済的にも豊かになっていただき、2人目、3人目の子どもを産んで育てられるような、そんな村になっていってほしい」と話していました。 南箕輪村の人口は、今月1日現在15,388人で、0歳から14歳までの年少人口の割合は県内77市町村の中で最も高くなっています。 なお、村では事業費として今年度予算で1,200万円計上していて、このうち半分の600万円は国の地方創生推進交付金が充てられています。
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伊那市内合唱団体一同に い~な音楽祭2017
伊那市内の合唱団体が一同に集まって歌声を披露する「い~な音楽祭2017」が16日、駒ヶ根市の駒ヶ根市文化会館で行われました。 音楽祭には、伊那市内の合唱サークルや高校の合唱部など、21団体、延べ500人が出演しました。 クリスマス前ということもあり、サンタクロースの帽子やトナカイの角の飾りを身に付けて歌う団体もみられました。 最後は伊澤修二記念音楽祭合唱団の「第九」で締めくくりました。 音楽祭は、市内の合唱団体同士の交流の輪を広げようと毎年開かれています。 今年は、伊那文化会館が改装工事で利用できないため、駒ヶ根市文化会館で開催されました。 音楽祭の模様は、2018年1月1日~伊那ケーブルテレビ121チャンネルで放送します。
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西町の空き店舗 複合施設として改修
電子部品の開発・製造を行うKOA株式会社の子会社で農林業に関するイベントの企画などを手掛ける株式会社やまとわは、伊那市西町の空き店舗を活用しゲストハウスなどの複合施設を来年4月にオープンさせます。 オープンを予定しているのは、伊那バスターミナル南側の空き店舗で、やまとわが買い取り複合施設として改修します。 もともとは寿司店があった場所で、空き店舗になっていました。 建物は鉄骨の3階建てで、1階はテナントとして貸し出し、和風の飲食店が入ります。 2階は、ゲストハウスをやまとわが運営します。 1泊3千円代で最大6人まで泊まることができます。 また3階は住宅として貸し出します。 プロデューサーとして改修に携わるのは、今年3月まで伊那市の地域おこし協力隊として活動し、現在はやまとわでシェアハウスなどの企画・運営を担当する齋藤俊介さんです。 齋藤さんは、空き店舗が増える要因の1つに「建物の規模が大きく高い値段で貸したい大家と安く借りたい利用者とのマッチングが図れていないこと」だとし、複合施設にすることで家賃を安く抑え店を新たに始めたい人のハードルが低くなるといいます。 オープンは、来年4月を予定しています。
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伊那地域 最低気温-8.2度
伊那地域の今朝の最低気温は今季最低となるマイナス8.2度まで冷え込みました。 伊那地域は、上空の寒気の影響で午前6時49分にマイナス8.2度を記録しました。 長野地方気象台によりますと、向う1週間は高気圧に覆われ晴れる日が多く、気温は平年並みか平年より高い日が多くなるとみています。
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保育園児が〆の子づくり
子供たちに伝統文化を伝えようと伊那市西箕輪のみはらしファームに飾る新年用の〆の子づくりが西箕輪保育園で18日、行われました。 18日は、西箕輪保育園の年長園児42人が、みはらしファームの職員たちから教わりながら〆の子づくりに挑戦しました。 〆の子は、しめ飾りにつける飾りのひとつで20本ほどのワラをなって束にしたものです。 みはらしファームでは、毎年西暦と同じ数だけ〆の子を園内に飾りつけていて、今年は2018本を保育園の園児や観光客に体験してもらいながら作っています。 園児たちは、職員や地域の人に手伝ってもらいながら〆の子を作っていました。 出来上がると、名前と願い事を書いた札を付けていました。 この〆の子は、28日にみはらしファームの園内に飾られることになっています。
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美術・工芸作品展
箕輪町で芸術文化活動を行っている団体や個人が制作した洋画や陶芸、わら細工など様々な作品を並べた「美術・工芸作品展」が、町文化センターで開かれています。 作品展は、みのわ芸術文化協会の発表の場として毎年この時期に開かれているものです。 会場には日本画や陶芸、木彫などの作品およそ50点が展示されています。 展示の中には、今年亡くなった会員で南小河内の大槻博一さんの作品もあります。 干支やフェンシングをする人などをわらを使って表現しています。 みのわ芸術文化協会の大槻武治理事長は、「わら細工に生きがいを持っていた人。今後遺作展を計画している」と話していました。 みのわ芸術文化協会の「美術・工芸作品展」は、21日(木)まで箕輪町文化センターで開かれています。
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高遠そば振興の取り組み20年の節目
高遠そば振興の取り組みを始めて20年の節目を祝う記念事業が今16日、伊那市高遠町で行われ今後の展望について意見を交わしたほか入野谷在来種のそばの試食会も開かれました。 高遠そばは辛味大根と焼き味噌で味わう伊那市高遠町の名物で江戸時代、高遠藩主の保科正之が、山形や福島の会津に移ったさい伝えたとされています。 そば店の経営者などでつくる高遠そばの会がその振興に取り組み今年が20年の節目となります。 記念事業のうちパネルディスカッションでは福島県会津でそば店を経営する唐橋宏さん、山形県でそばを栽培している工藤一夫さん、同じく山形県の製粉所に勤める鈴木文明さん、信州大学農学部教授の井上直人さんらが高遠そば振興について意見を交わしました。 唐橋さんは「取り組みを伊那市だけで行うのではなく、例えば駒ヶ根市で作ったものでも良いと思う。栽培する人と、そば粉を使う人の広域連携が必要だ」と話していました。
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間伐材の搬出促進へ 作業道設置を学ぶ
間伐材の搬出量を増やすための効率的な作業道設置についての講習会が15日、伊那市手良の信州大学の演習林で開かれました。 講習会は、上伊那地域振興局と信州大学が連携し開いたもので自治体や林業関係者などおよそ30人が参加しました。 講習会では、信州大学の斉藤仁志助教が、航空レーザー測量を基に県が開発した山の起伏を色で示す立体図について説明しました。 また、このデータを活用して、作業道のルートを自動で設計するソフトを紹介しました。 説明の後、参加者は演習林内に研究用に造られた作業道を見学しました。 斉藤助教は、「作業道をあける前には現地を見て、危険箇所を確認する事が大切です」と話していました。 作業道を長く使うためには、「路面を押し固める事や、雨水などを流すルートをこまめに設置する事が必要だ」と話していました。 上伊那地域振興局によりますと、平成27年度の上伊那地域の間伐材の搬出率はおよそ53パーセントだという事です。
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音楽レク サポーター養成講座
歌謡曲などを使った音楽レクリエーションのリーダーを育てるサポーター養成講座が17日伊那市のきたっせで開かれました。 養成講座には上伊那を中心に80人ほどが参加しました。 講師を務めたのは福岡県在住で音楽健康指導士の資格を持つ島田里美さんです。 島田さんは「笑顔は自分も他の人も明るくする。レクリエーションの時は笑顔を忘れないようにしましょう」と話していました。 講座を主催する音レク伊那実行委員会の春日くに子代表は「歌って体を動かすことは簡単にできるので、多くの人に音楽レクを楽しんでもらいたいです」と話していました。
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西春近で戸建賃貸住宅1棟全焼
16日午後7時15分頃伊那市西春近で火事があり戸建の賃貸住宅の一棟が全焼した他、乗用車1台が燃えました。 この火事によるケガ人はいませんでした。 伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは伊那市西春近の加藤勉さんの住宅です。 午後7時15分近所の人から消防に通報がありました。 火はおよそ1時間30分後の午後8時45分に消し止められましたが、この火事により木造平屋建ての住宅およそ44平方メートルが全焼した他、加藤さんの乗用車1台が燃え、隣の住宅のサッシが破損しました。 この火事によるケガ人はいませんでした。 警察と消防では、加藤さん宅から火が出たとみて調べを進めています。
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災害ボランティアセンター開設運営訓練
大規模災害時にボランティアの拠点となる災害ボランティアセンターの開設・運営訓練が箕輪町の地域交流センターで17日、行われました。 訓練は、大規模災害時に被災者のニーズに合わせたボランティア活動を円滑に行えるよう、箕輪町社会福祉協議会などが開いたものです。 訓練には、町社協の職員や住民あわせて60人が参加し受け入れから現地派遣までの流れを確認しました。 震度6弱の地震が発生したことを想定し、町社協が今年4月につくった設置・運営マニュアルをもとに行われました。 地震発生から3日後に災害ボランティアセンターを開設したとの想定で、参加者は、運営側とボランティア側に分かれ訓練を行いました。 受付を済ませたボランティア役は、物資の調達、屋外や屋内の片付けなど被災者の困っていることが張り出された表を見て、出来そうだと思うところに名前を張りました。 その後、グループを作り注意事項や地図で場所などを聞いて、必要な資器材のイラストが書かれたカードを持って現場へ出かけていきました。 運営側は、寄せられた困りごとを聞いてまとめていました。 箕輪町社会福祉協議会では、訓練で出された意見をマニュアルに盛り込んでいきたいとしています。
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ワイズダンス発表会
伊那市出身のプロダンサー宮原ゆかりさんのダンススクール「ワイズダンス」の発表会が箕輪町の伊那プリンスホテルで17日、開かれました。 ワイズダンスの教室は、今年8月に伊那市にオープンし、10代から80代までの男女が社交ダンスなどを学んでいます。 日頃の練習の成果の発表の場として開かれ生徒たちがペアを組んで踊っていました。
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伊那スキーリゾート 今シーズンの営業開始
伊那市西春近の伊那スキーリゾートの今シーズンの営業が16日から始まり、訪れた人たちが雪の感触を楽しんでいました。 現在雪は30センチとなっていて、このところ冷え込みが続いたことから、状態は良いということです。 初心者向けのゲレンデでは、無料のレッスンが行われました。 レッスンは、毎週土曜日と日曜日に1日3回行われます。 また今年は親子連れにより楽しんでもらおうと、子ども向けの自転車にスキーがついた「スノーストライダー」が導入されました。 17日は、お笑い芸人「こてつ」のスペシャルライブやじゃんけん大会が開かれます。 全面滑走は23日(土)から、今シーズンの営業は来年4月1日までの予定です。 なお昨シーズンは、12月16日から4月2日まで営業し、およそ4万5千人が利用しました。
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子どもサンタがクリスマス盛り上げ
地域の小学生が学年の枠を超えて交流する荒井区子どもクリスマス会が16日、伊那市の伊那中学校で開かれました。 控え室ではサンタクロースに扮する6年生が準備をしていました。 プレゼントを待ちきれずに控え室をのぞきに来る子どももいました。 会場にサンタクロースが現れると子どもたちはうれしそうにプレゼントを受け取っていました。 クリスマス会は荒井区と荒井区青少年育成会などが開いたものです。 企画運営は6年生が主体となって行われ会場を飾り付けたり、プレゼントを購入するなど準備を進めてきました。 クリスマス会には荒井区の小学生約180人が集まり交流を深めていました。
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子どもたちが餅レンジャーと餅つき楽しむ
餅を通して地域を元気にしようと活動している餅レンジャーと箕輪町の親子が16日、町文化センターで餅つきを楽しみました。 餅つきは町公民館などによるイベント、子どもふゆまつりのなかで行われたものです。 餅レンジャーは箕輪町の商工会青年部や行政職員が餅つきで地域を盛り上げようと結成したものです。 イベントでは参加した子どもたちも、餅つきを体験していました。 イベントには約350人の親子が集まり、つきたての餅を味わっていました。
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飲酒運転撲滅パトロール
酒の席が増えるこの時期に合わせ、伊那市交通安全協会は飲酒運転撲滅パトロールを昨夜行いました。 15日は、伊那市交通安全協会の会員と伊那警察署の署員およそ20人が、4つのグループに分かれてパトロールをしました。 伊那市駅周辺の飲食店およそ100店舗を回り飲酒運転撲滅のチラシなどを配りました。 パトロールは酒の席が多くなるこの時期に伊那市交通安全協会が毎年行っています。 15日現在、伊那署管内の今年の交通事故の件数は去年より7件少ない312件で、死亡事故は1件多い6件となっています。
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保護者向け就活セミナー
これから就職活動を行う子どもがいる保護者向けの就活セミナーが、伊那市のいなっせで日開かれました。 セミナーには50人が参加し、就職や転職支援を行っている松本市のイーキュア株式会社のキャリアコンサルタント福盛二郎さんが講師となり、現在の就職活動の内容などを説明しました。 福盛さんは「県外に出てしまうと上伊那の情報を得ずらくなってしまいます。子どもに上伊那にはどんな仕事があるのかを伝えていく事が大切です」と話していました。 このセミナーは、南箕輪村が開いたもので、上伊那の各市町村が共催となっています。 南箕輪村は、若者のUターンや定住促進につなげようと、昨年度から上伊那の市町村と連携して就活支援に取り組んでいます。 29日には、上伊那の企業およそ40社が参加する「かみいなシゴトフェス」が開かれ、新宿からの無料帰省バスが運行する予定です。
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あぐりスクール ついた餅を味わう
小学生が農業体験を行うJA上伊那のあぐりスクールの今年度最後の講座が16日開かれ、子どもたちが自分たちでついた餅を味わいました。 16日は、上伊那の児童46人とその保護者が参加し、上伊那産のもち米24キロをつきました。 あぐりスクールは、農業体験を通して子どもたちに農と食に親しんでもらおうとJA上伊那が行っています。 今年は米やジャガイモ、サツマイモなどを育てました。 餅がつきあがると、丸めてきな粉をまぶし、全員で味わいました。 あぐりスクールで育てたジャガイモ「きたあかり」を使ったポテトサラダもあります。 16日は、ほかに閉講式が行われ、児童に修了証が贈られたということです。
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羽広荘漏水で「対応に問題ない」
伊那市の第三セクター伊那市観光株式会社が運営する羽広荘で漏水がありその対応として平成28年度の施設使用料を1,180万円減免したことについて伊那市は「対応に問題はなかった」との考えを示しました。 これは15日伊那市役所で開かれた一般質問で示されたものです。 市によりますと羽広荘では平成27年8月に漏水の疑いがあるとわかり約10か月後の平成28年6月に修理をしたということです。 その後9回修理し平成29年7月に漏水が止まったということです。 この件について市に相談があったのは漏水発覚から1年4か月後の平成28年12月でその時点で伊那市観光株式会社社長の白鳥孝伊那市長に報告があったということです。 羽広荘の水道料は漏水が発覚する前の平成26年度がおよそ416万円でしたが 27年度は882万円、28年度は1,600万円になったということです。 この対応について市では伊那市観光からの平成28年度の施設使用料1,755万円のうち1,180万円を減免しています。 この対応に関する議員の質問に対し市は「問題はなかった」との考えを示しました。 白鳥市長は「伊那市観光の全施設に対し水道料の検針の点検を徹底するほか灯油に対しても点検していく」としています。
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ブックバンド作り募金活動
伝統行事「落穂拾い」が中止になった南箕輪中学校では米の代わりにブックバンドを作り募金活動を行っています。 15日は校舎入口で生徒会役員が募金活動を行いました。 南箕輪中学校では東日本大震災以降、被害を受けた東北の中学校に支援金を送っています。 募金をしてくれた人に落穂拾いで集めた米をお礼として渡していましたが今年は雨のため中止となりました。 生徒会では今年も支援金を送るためブックバンドを作りお礼として募金した保護者に渡していました。 ブックバンドはこれまでに図書週間などで作っていたということです。 去年は7万5,100円が集まったということで今年も多くの募金を呼びかけています。 この募金活動は19日まで行われるということです。
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年賀状の受け付け始まる
年賀状の受付が15日から始まり伊那市の伊那郵便局では専用のポストが設けられました。 受付初日の15日は訪れた人が入口に設けられた専用ポストに投函していました。 伊那郵便局では来年1月8日以降はがきの料金が52円から62円となることから注意を呼びかけています。 伊那郵便局では数量限定で東京オリンピックパラリンピックの寄付金付き年賀はがきの販売も始めています。 年賀状は今年に引き続き年明け2日の配達はなく、伊那郵便局では元日に届けるために遅くとも28日には投函してもらいたいとしています。
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男と女ネットワーク協議会 古布を寄付
伊那市男(ひと)と女(ひと)ネットワーク協議会では、ボランティア活動の一環として会員などから集めた古布を15日、伊那市社会福祉協議会に寄付しました。 15日は、ネットワークを構成する6団体の代表などが、集めた古布を伊那市社会福祉協議会の伊藤隆会長に手渡しました。 古布の寄付は12年前から毎年行われています。 各団体が会員に声をかけ、タオルやシーツなど木綿の布およそ58キロが集まりました。 古布は、市社協が運営する高齢者福祉施設に届けられ、介護に役立てられています。 伊藤会長は、「利用者が安心して暮らせる環境を作っていただいている。 大事に使わせていただきたい」と話していました。
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上農産コシヒカリ 等級検査で最高評価
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒たちが栽培したコシヒカリが米の品質のランクを決める等級検査で最高の評価を得ました。 伊那市のJA上伊那伊那支所です。 生徒達が持ち込んだのは、南箕輪村の特別栽培米「風の村 米だより」の名称で生産しているコシヒカリ150キロです。 これまで栽培した米は、校内や地域のイベントで販売したり、カントリーに出荷していました。 ここ数年、品質が向上した事から今年は初めて上農産として専門店に出荷することにしました。 農産物検査員が米を抜き取り、品種や形、水分などを調べました。 検査を受ける事で、品種や米の等級、産地などが認定されます。 持ち込んだ、5袋の検査を終えると、検査員から結果が生徒達に伝えられました。 検査を受けた150キロの米は、最も良い品質に与えらる、1等級の評価を受けました。 1等級となった上農産・風の村米だよりは、来年1月から2月にかけ長野市の米専門店で販売される予定です。 上農では今回の販売を契機に流通についても学んでいくことにしています。
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信州総文祭 上田で美術・工芸部門プレ大会
県内から、高校生たちの個性あふれる美術・工芸作品が集う全国高等学校総合文化祭「美術・工芸部門プレ大会」が上田市のサントミューゼで開かれています。 細かい部分まで書き込んでいる作品に こちらは、扉を付け、内側もキャンバスにして仕上げました。 第42回「全国高等学校総合文化祭」美術・工芸部門プレ大会は、文化系の高校生たちの祭典総文祭を盛り上げようと開かれました。 来年8月サントミューゼを会場に開かれる総文祭には、全国から400点以上の美術・工芸作品が集まる予定です。 プレ大会でも、総文祭に並ぶ作品数を展示しようと県内80校から250点あまりの作品が集まりました。 会場では、最終日17日に交流会を予定しています。 リンゴの木に見立てて描かれたこちらの大作。 交流会に集まった高校生たちがリンゴにかたどった紙に平和への願いを書き込み、貼り付けて完成させます。 信州総文祭 美術・工芸部門プレ大会は17日(日)まで上田市のサントミューゼで開かれています。 <取材:上田ケーブルビジョン>
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伊那市で平山郁夫さんの作品展
伊那市の名誉市民で平成21年に亡くなった広島県出身の日本画家、平山郁夫さんの作品展が、14日から伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には原画をもとに制作された版画40点が展示されています。 展示会は収益の一部を日本ユネスコ協会連盟が行っている東日本大震災子ども支援募金に寄付するチャリティー展として開かれました。 大阪府に本社を置く絵画展の企画会社が3年前から全国各地で行っているもので、これまで300万円ほどを寄付したという事です。 平山郁夫さんは、広島県出身の日本画家です。信州高遠の四季展で審査委員長を務めました。 日本文化の源流を求めてシルクロードを旅し、平和への祈りをテーマに制作を続けてきたという事です。 平山さんの作品のほかに東山魁夷などの作品30点も展示されています。 このチャリティー展は18日(月)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。