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伊那谷の魅力 発信隊 アップルパイづくり
伊那青年会議所は、子ども達に自分たちの住む地域の魅力を知ってもらおうと23日、りんごの収穫体験やアップルパイづくりを行いました。 この日は、伊那市、箕輪町、南箕輪村の小学生およそ30人が、自分たちで採ってきたりんごを使ってアップルパイづくりをしました。 子ども達は、煮詰めて柔らかくしたりんごを、パイ生地に乗せて包み、フォークを使って隙間を閉じていました。 自分たちの住む地域の魅力を発信できる子ども達を育てていこうと、伊那青年会議所が50周年記念事業として企画しました。 参加した小学生は24日、東京都新宿区で「伊那谷子どもマルシェ」と題して地元の農産物を販売する予定です。 伊那青年会議所では「自分たちが当たり前に食べているものが、東京ではブランド品として食べられているということを知ってもらい、地域の魅力を認識してもらいたい」と話していました。
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底辺拡大へ 野球あそび大会
上伊那地域の野球を盛り上げようと活動する「上伊那ベースボールサミット実行委員会」は、野球に興味のある小学生を対象にした「野球あそび大会」を23日に開きました。 グローブがなくても参加できるよう、ゴムボールやテニスボールを使って行われました。 バットを使ったあそびでは、未経験者でもボールに当てて、遠くに飛ばすことの楽しさが体験できるよう、ティーの上にテニスボールを置いてバッティングを体験していました。 実行委員会では、野球人口の底辺拡大を目的に「野球あそび」を開催していて、およそ70人の小学生が参加しました。 実行委員会では、26日には高校生による中学生への技術指導と小学生と中学生の野球交流、来月2日には指導者を対象にした指導方法などの講義を開催する予定です。
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アセアン加盟国との交流事業で高遠中学校を訪問
東南アジアの10か国でつくるアセアン加盟国との交流事業の一環で、シンガポールなどの中学生が22日に伊那市の高遠中学校を訪れ3年生と一緒に和太鼓を演奏して交流しました。 高遠中学校を訪れたのは、シンガポール、マレーシア、ラオス人民民主共和国の中学1年生から3年生18人です。 この日は、高遠中3年生の太鼓の演奏を聴いたあと、一緒に演奏を体験しました。 独立行政法人国立青少年教育振興機構などがアセアン諸国との交流事業として毎年日本に中学生を招待していて、高遠中学校への訪問は4年目になります。 高遠中学校では、この交流会にむけて実行委員会をつくり歓迎会などの企画を自分たちで考えてきたという事です。 一行は、28日まで日本に滞在し24日には高遠町の歴史や文化を学ぶ散策を行ったという事です。
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県シニア大学伊那学部 満蒙開拓の歴史を学ぶ
戦前から戦時中にかけ、国策の為現在の中国東北部旧満州に農業移民した「満蒙開拓の歴史」について学ぶ講座が、24日伊那市のいなっせで開かれました。 これは長野県シニア大学伊那学部の公開講座として開かれ、講師は下伊那郡阿智村にある満蒙開拓平和記念館の寺沢秀文副館長がつとめました。 寺沢さんによりますと、日本からは27万人が農業移民として満州にわたり、全国の中でも長野県が最も多い3万3千人を送り込んだという事です。 終戦を迎えると、ソ連軍や現地の中国人から襲われ、多くの人が命を落とし、上伊那から満州に渡った人のうちおよそ1千2百人が日本に帰ってこれなかったという事です。 寺沢さんは、「満蒙開拓を国策として支持してきた歴史を総括し、二度と繰り返さないよう、語り継いでいく事が大切です」と話していました。
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沢保育園 園舎とお別れ会
来月に新しい園舎が完成する箕輪町の沢保育園で、現在の旧園舎に感謝するお別れ会が24日開かれました。 お別れ会には、日頃お世話になっている地域の民生委員や読育ボランティアを招き、一緒に現在の園舎に感謝しようと企画されました。 会では、未満児から年長までの発表や、園舎の歴史を振り返る写真などを見ました。 沢保育園は、昭和50年に現在の場所に移転、建設されました。 開園から40年以上たち老朽化してきた事や、未満児など保育サービスの充実を図ろうと、隣に新しい園舎が建設され来月1日に開園する予定です。 現在の旧園舎は、来月6日から8日の午前9時から正午まで一般公開される予定です。
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ポーラ☆スター新体操 練習の成果を披露
伊那市と塩尻市に教室があるポーラ☆スターの新体操発表会が23日、伊那市民体育館メインアリーナで開かれました。 伊那教室は26回目、塩尻教室は24回目の発表会で約110人が日頃の練習の成果を発表しました。 ポーラスターは平成3年に設立され保育園児から高校生までがレッスンを受けています。 開設以来多くの選手が全国クラスの試合に出場し実績を残しています。 橋爪みすず代表は「子どもたちの成長は1年ごとめざましいものがあり大きく前進したことが感じられる。」と話していました。
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VC長野トライデンツの選手と大縄跳び大会
南箕輪村を拠点に活動する男子バレーボールチーム、VC長野トライデンツの選手と一緒に大縄跳びを楽しむ大会が、18日に村商工会館で開かれました。 村商工会青年部企画の秋祭りに合わせて開かれた大会で、村内を中心に伊那市や箕輪町から小中学生の13チームが出場しました。 大縄をVC長野の選手が回し、6人1組で飛んだ回数を競います。 大会は、青年部秋祭りの目玉企画として去年初めて企画され今年で2回目となります。 子ども達は選手の掛け声に合わせて飛んでいました。 青年部の立石敏部長は「今年も大勢の人に参加してもらえた。今後はもっと大きなイベントにしていきたい」と話していました。
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まっくんバス 来年4月目途に75歳以上の高齢者を無料へ
南箕輪村は村内循環バス「まっくんバス」の運賃について来年4月から75歳以上の高齢者を無料とする方針です。 22日に開かれた南箕輪村地域公共交通会議で案が示され了承されました。 南箕輪村は、来年4月から75歳以上の高齢者についてまっくんバスの運賃を無料にする方針です。 近隣市町村では、すでに箕輪町がこの取り組みを行っています。 村では、今年4月から自動車運転免許証の自主返納者に対して、運賃を半額の100円にするなどして利便性の向上を図ってきました。 高齢者の運賃無料化は、さらに利便性の向上を図るもので、利用者から無料化への要望が多く寄せられていたという事です。 これに伴い、運行経費の削減策として、南コースの最終便と南原・沢尻コースの最終便をなくし減便する案が示されました。 高齢者の無料化と減便については来年1月を目途に運輸局へ変更案を提出し、来年4月1日からの実施を目指すということです。
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春の高校伊那駅伝 県が主催団体に
毎年3月に伊那市で開催されている春の高校伊那駅伝の主催団体に新たに長野県が加わることが分かりました。 これは21日伊那市で開かれた春の高校伊那駅伝幹事会で報告されたものです。 伊那駅伝は伊那市などでつくる実行委員会や県教育委員会などが主催団体となっていて今年は男子が大会40回を迎えました。 全国から男子126チーム、女子51チームが出場し男子のレースが初めてBS放送で全国に生中継されました。 伊那市では伊那駅伝が長野県を全国にPRする大会となってきていることから継続的に開催できるよう県に主催団体に加わるよう要望してきました。 実行委員会によりますとこの件で先月白鳥孝市長が阿部守一知事を訪ねた際、知事が口頭で承諾したということです。 県が主催団体に加わって初となる大会は来年3月18日に伊那市陸上競技場を発着に行われ男子のレースはBSフジで全国中継される予定です。
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南信発電管理事務所 高遠ダム湖で訓練
高遠ダムを管理する南信発電管理事務所は、油が流出したとの想定で訓練を22日、行いました。 南信発電管理事務所は、水質事故や地震などの災害発生時に迅速に対応できるよう年に一度訓練を行っています。 訓練は、高遠ダム湖の上流で行われ、美和発電所の放水地から油が流出したとの想定で行われました。 職員は、油がダム湖に流れこまないよう、12mのオイルフェンスを使い止めていました。 フェンスで止まった油を職員がオイルマットを投げ入れ、吸いとったものを回収していました。 南信発電管理事務所では「万が一の場合、今回の訓練を活かして迅速に対応したい」と話していました。
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高遠城址公園で冬支度
22日の伊那地域の最低気温はマイナス4・6度で4日連続の氷点下となりました。 伊那市高遠町の高遠城址公園では、本格的な雪の到来を前に冬支度が行われています。 高遠城址公園では、毎年秋のイベントが終わった11月中旬から来年の花見シーズンに向け作業を行っています。 22日は、公園内などの桜を管理する桜守3人が作業を行っていました。 枯れた枝を払ったり伸びすぎた枝を剪定し、切り口には枝が腐らないよう防腐剤を塗っていました。 高所作業車を使って作業するのはこの時期だけで、車体を動かすにも桜の根を傷めないようにしています。 作業は、雪の重みで枝や幹が傷まないように行われています。 公園内には、およそ1500本の桜があり、雪の重みで折れそうな枝には支柱を建てていました。 枯れて切った桜の木は、薪として利用されているということです。 高遠城址公園での作業は、来月22日まで行われることになっています。
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はらぺこの園児が鮭を味わう
伊那市の野外保育園、山の遊び舎はらぺこの園児は、新鮮な鮭を使った料理を作り全員で味わいました。 はらぺこの年長園児は、21日に新潟県上越市へ鮭の遡上を見学に行き、その土産で5匹の鮭を買いました。 22日は、園児の保護者が鮭をさばき、玉ねぎやキャベツなどの野菜を鉄板で炒め味噌で味付けをするちゃんちゃん焼きやいくら丼などをつくり全員で味わいました
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「伊那谷の生んだ芸術家たち」
上伊那教育会が所蔵する上伊那ゆかりの先人の作品展「伊那谷の生んだ芸術家たち」が伊那市創造館で開かれています。 会場には、8人の作品22点が展示されています。 上伊那教育会郷土研究部美術委員会では、毎年教育会が所蔵する作品を展示していて、今年は「工芸」がテーマです。 1954年に63歳で亡くなった辰野町出身の陶芸家 大森光彦さんの作品は5点が展示されています。 大森さんは鮮やかな赤色をした「鶏血焼」の作品が特徴です。 鶏血焼は鉄や金を調合した釉薬を使用していて、焼き加減で色が変化するため、高い技術が必要だということです。 こちらは、1990年に65歳で亡くなった伊那市坂下の人形作家 原 淑子さんの作品です。 桐の木を削り生麩をつけて制作したものです。 また、2000年に60歳で亡くなった箕輪町出身の染色工芸作家小林一博さんの作品も展示されています。 蝋を溶かして模様を描く「ろうけつ染め」の技法が使われています。 この展示会は、12月3日まで伊那市創造館で開かれています。
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信大生が育てたシクラメン 販売開始
信州大学農学部の学生が育てたシクラメンの販売が、21日から始まりました。 南箕輪村の信大農学部のキャンパス内にある生産品販売所でシクラメンの販売が始まりました。 授業の一環で、植物資源科学コースの2年生が育てているもので、販売は30年以上続いています。 白やピンク、赤など、全部で21品種、およそ1800鉢を栽培しています。 若い葉や枯れた部分を摘み取り、鉢の中心に光を当てて、花の見栄えが良くなるように学生が手入れをしてきたということです。 ある学生は「葉の並びを組み替えるなど大変な作業が多く、花をつくる大変さを感じた。手入れをして長く楽しんでもらいたい」と話していました。 信大農学部のシクラメンは、生産品販売所で、1鉢1,200円で販売されています。
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障がい者就職・雇用相談会 21社が面談
障がい者就職・雇用相談会が21日、伊那市のいなっせで開かれました。 相談会には、障がい者およそ70人が参加し、企業の採用担当者と直接話をしていました。 ハローワーク伊那管内の障がい者の雇用状況は、平成28年6月現在、123社で前の年の同じ時期より2社多くなっています。 来年度からは、障がい者の法定雇用率が現在の2%から2.2%に引き上げられることになっていて、これまで50人につき1人だった割合が45.5人につき1人となります。 この影響もあり、今年の相談会には、去年よりも5社多い21社の県内企業が参加しました。 参加したある企業の担当者は「雇用率が引き上げられるということは、企業側が必要な業務を考えて、障がいがあるみなさんを雇用するという義務があると思う」と話していました。 ハローワーク伊那では「雇用につなげるのはもちろん、参加した企業が障がい者への理解を深める機会になればうれしい」と話していました。
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就労支援でしめ飾りづくり
師走を前に伊那地域でも正月飾りづくりが各地で始まっています。 伊那市の生協総合ケアセンターいなでは、通所する障害者手づくりのしめ飾りづくりが進められています。 生協総合ケアセンターいなの中にある生活リハビリサポートいなでは、開所した平成26年から毎年、この時期になるとしめ飾りを通所者が作っています。 きれいなワラを選別して数十本にまとめ、ボランティアや職員が縄にしていきます。 つくられた縄から出た余分なところをハサミで切って、整えていきます。 今年は250個のしめ飾りをつくる予定で、縄は1000本必要になります。 この他、しめ飾りにつけられる装飾品も、ほとんどが手作りです。 ある男性は「買ってくれる人の幸せを考えながらつくっている。とてもやりがいを感じる」と話していました。 生活リハビリサポートいなは、トレーニングをしながら達成感を感じ、就職や自立につなげてもらおうと活動しています。 通所者の多くは脳卒中などの後遺症で身体がうまく動かせないなどの症状を持った人です。 中村賢二所長は「少しずつ廃れていく地域の文化や伝統工芸など、そういったものを作業に取り入れて、この施設で残していけるようなそんな社会貢献をしていきたい。みなさんにもそれを感じながら作業をしてもらえたらうれしい」と話していました。 しめ飾りはひとつ1,250円で、上伊那医療生協の広報誌11月号についている注文用紙で予約できるほか、飯島町の道の駅田切の里でも購入できるということです。 作業は12月中旬まで続くということです。
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西春近北保育園で餅つき
伊那市の西春近北保育園の園児は、自分達で育てたもち米を使って、餅つき体験を21日に行いました。 西春近北保育園では、毎年JA上伊那青壮年部西春近支部のメンバーと一緒にもち米を育てる体験をしています。 今年は5月に田植えをし、10月に稲刈りを行いました。 10アールの田んぼでおよそ600キロを収穫し、このうちの12キロをつきました。 園児たちは掛け声に合わせて杵を持ち上げてついていました。
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処分された犬・猫を供養 動物慰霊祭
この1年間で新たな飼い主が見つからずに処分された犬と猫を供養する動物慰霊祭が21日、箕輪町の南信犬等管理所で行われました。 慰霊祭には、動物愛護団体などから20人が出席し、花を手向けました。 南信犬等管理所では、南信に加え木曽・佐久地域の保健福祉事務所で引き取りまたは保護された後、新しい飼い主が見つからなかった犬と猫を処分しています。 去年11月から今年の10月までに、犬9匹、猫386匹が処分されています。 3年前の猫の処分数602匹に比べると減少していますが、南信は猫の処分数が多いということです。 県動物愛護会上伊那支部の倉科美穂支部長は「犬や猫は人の心を癒し生活に潤いを与えてくれる。動物愛護の普及啓発に貢献していきたい。」と話していました。
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写真集団アルプ 山岳写真展
上伊那を中心に南信地域の山岳写真愛好家でつくる「写真集団アルプ」の作品展が、20日から、伊那市のいなっせで始まりました。 会場には、会員15人の作品45点が展示されています。 「山からのメッセージ」をメインコンセプトに、それぞれがテーマを決めて撮影した作品3点ずつを展示しています。 去年から今年にかけて撮った近作で、日本アルプスを中心に中にはスイスまで足を運んだ会員もいます。 ここ数年は、カメラの性能がよくなり、星空と山を絡めた作品が多くなっているということです。 会では、「山が醸し出す四季折々の豊かな情景を撮影したので、是非足を運んでほしい」と来場を呼び掛けています。 写真集団アルプの作品展は、26日日曜日まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 (22日 水曜日は休館)
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被災地の子ども達にクリスマスプレゼントを
東日本大震災の被災地支援を行っている伊那市のネットワークkizuna~きずな~信州は、被災地の子ども達3,000人にクリスマスプレゼントを贈る計画です。 ネットワークきずな信州の代表を務める伊那市上牧の高橋泉さんです。 福島県出身で学生時代から上伊那に住んでいる高橋さんは、被災地のために何か自分にできることはないかと考え、2011年から子ども達にクリスマスプレゼントを贈っています。 7年目の今年は、岩手県や宮城県、福島県の保育園などおよそ30か所、3,000人に贈ります。 これまでは市販の物だけでしたが、今年はその他に男の子にはミサンガを、女の子には髪ゴムをそれぞれ手作りします。
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金属造形作家 角居康宏さんギャラリートーク
長野市在住の金属造形作家、角居康宏さんの作品展が開かれている伊那市高遠町の信州高遠美術館で、角居さんが作品について解説するギャラリートークが、18日に行われました。 会場には角居さんの作品50点が展示されています。 石川県出身の角居さんは、現在、長野市にアトリエを構え制作を行っています。 「はじまり」をテーマに制作を続けていて、高温で溶かしたアルミニウムから宇宙の始まりや人間の祈りなどをイメージした形を作り出しています。 こちらの作品は「秘密」というタイトルです。 「古代から現代まで人間がどのように世界をとらえてきたのかを表現した」と話していました。 角居さんの作品展は、12月10日まで信州高遠美術館で開かれています。
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今季一番の寒さ
20日の伊那地域は、最低気温がマイナス3.5度まで下がり今季一番の寒さとなりました。 南箕輪村の大芝高原に設置されたお菜洗い場では野沢菜を洗う人の姿がみられました。 お菜洗い場は冬の寒い時期の大芝の温泉を使って野菜を洗ってもらおうと毎年この時期に設置されています。 訪れた人たちは「お湯が温かくてありがたい。温泉で洗うと味がよくなる」と話していました。 20日の伊那地域は、最低気温がマイナス3.5度まで下がり今季一番の寒さとなりました。 また、最高気温は5.9度で、平年より6.2度低い12月中旬並みとなっています。
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箕輪中学校 お弁当の日
箕輪町の箕輪中学校の生徒は20日、自分で作った弁当を持参し給食の時間に味わい食への関心を高めました。 箕輪中学校では、食育の一環で年に1度、「手作り弁当の日」の取り組みを行っていて、今年で8年目です。 20日は、生徒たちが自宅で手作りした弁当を持参し給食の時間に味わいました。 全部の料理を作った生徒や一品だけ作った生徒など様々です 生徒たちは主食、主菜、副菜が3:1:2になるようバランスを考えて作ってきたということです。 中には、キャラクターの形を書いた弁当を作った生徒もいました。 生徒だけではなく、担任も手作り弁当を持参していました。 3年生のあるクラスでは、家庭科部の生徒3人が作った弁当を担任に渡していました。 この弁当は、先月開かれた全国ものづくりフェア長野で家庭科部の3年生3人が考案したもので弁当部門で優秀賞を受賞しました。 箕輪中学校の北澤和恵栄養教諭は「弁当の日を通し、家での調理機会を増やしてもらい食への関心を高めてもらいたい」と話していました。
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箕輪町木下で天神様の祭り 学業成就を祈る
箕輪町木下で天神様の祭りが19日に行われ小中学生が学業成就を祈りました。 木下の上の段常会にある天神様の社に地元の小中学生約100人が集まりました。 祭りは地域の子供たちの学業成就と健康を願って木下区青少年健全育成会が毎年行っているものです。 天神様は菅原道真を学問の神様として祀ったものです。 命日の2月25日に合わせて各地で祭りが行われますが、雪の多い時期と重なっているため木下区では去年から11月に行うようになりました。 子ども達は二礼二拍手一礼の作法に従って玉ぐしを神前に供えていました。 育成会の三澤誠会長は「神様の前でしっかり誓いをたてて目標に向かって頑張ってほしい」と話していました。
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第1回伊那谷ママまつり 子育て楽しむ地域づくりを
子育て中の母親が楽しく自由に子育てができる地域づくりを進めようと、第1回伊那谷ママまつりが19日に伊那市創造館で行われました。 会場には、メイクやネイルの体験コーナーのほか、子供服のフリーマーケットなど12のブースが並びました。 伊那谷ママまつりは、子育て中の母親が楽しく自由に子育てができる地域づくりをしようと市内を中心とした子育て中の母親でつくる実行委員会が初めて行ったものです。 ブースでサービスを提供する側には、育児が一段落した母親が社会復帰を目指すきっかけにしてもらい、サービスを受ける側には自分の為の時間を持ってもらおうという狙いもあります。 実行委員会では今後、年1回のペースでママ祭りを行っていきたいという事です。
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第66回長野県縦断駅伝 上伊那が逆転で4連覇果たす
第66回長野県縦断駅伝の2日目が19日に行われ初日3位だった上伊那は逆転し4年連続37回目の総合優勝を果たしました。 2日目の19日は午前8時に松本市をスタートし飯田市までの10区間98.5キロをタスキで繋ぎます。 上伊那は初日、トップの長野市と4分16秒差の3位でした。 4連覇を目指す上伊那は19日、地元17区で長野市を総合タイムで逆転し1位となりました。 伊那市山寺の中継点では2位の長野市と26秒差をつけてタスキを渡します。 その後全諏訪にトップを譲りましたが再び抜き返し中川村を走る21区で2位の全諏訪と2分近い差をつけ有利な状況に。 そのままリードを保った上伊那は、飯田合同庁舎に1位でゴールし、11時間52分52秒で4年連続37回目の総合優勝を果たしました。 上伊那は2日目10区間のうち6つの区間で区間賞をとりました。 2位は全諏訪、3位は長野市となっています。
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富県南福地の区民が五平餅とそばを味わう
ふるさとの味を子どもたちに受け継いでいこうと、伊那市富県の南福地公民館でふれあいの集いが19日、開かれました。 ふれあいの集いは、南福地地域社会福祉協議会が、毎年開いているものです。 朝から役員たちが、五平餅づくりを行い、ごまやくるみなどの味噌をつけて焼いていました。 公民館では、地元のそば打ち名人が腕を振るっていました。 毎年、地元で採れた米やそば粉を使っています。 公民館には、子どもからお年寄りまでおよそ100人が訪れ、出来立ての五平餅やそばを味わっていました。 南福地社協の竹松憲市会長は、「イベントを通し地域の伝統食を次世代へつなげていきたい」と話していました。
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長野県縦断駅伝 上伊那初日3位
長野県縦断駅伝競走大会の1日目が18日に行われ4連覇の期待がかかる上伊那は6時間34分10秒でトップの長野市と4分16秒差の3位でした。 4連覇に向け19日の追い上げに期待がかかります。 大会には県内の市や郡から15チームが参加し初日の今日は12区間119キロをタスキでつなぎました。 午前8時30分に長野市の信濃毎日新聞長野本社前をスタート。 上伊那は、スタートの1区で10位と出遅れましたが、後続のランナーが着実に順位を上げていきました。 10区では、主将で箕輪町の原広野さんが区間賞となる力走を見せ、チームを6位から3位に押し上げました。 長野県縦断駅伝は、18日と19日の2日間行われ、トータル22区間217・5キロをタスキでつなぎます。 1日目の18日は長野市から岡谷市までの12区間・119キロでおこなわれました。 結果、トップは長野市、2位はオール諏訪、上伊那はトップと4分16秒差の3位でした。 上伊那チーム監督の下島修さんは、「選手たちは頑張って走ってくれた。 あすは4分差を地元の上伊那で逆転し優勝目指して頑張りたい」と話していました。 大会2日目の19日は、松本市から飯田市までの10区間、98・5キロを選手たちが走りますた。 伊那市の長野ダイハツ販売伊那店に設けられた中継点には、午前10時30分ごろに先頭選手がやってくる予定です。
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伊那市西町で「えびす講祭」 宝投げ賑わう
商売繁盛や五穀豊穣を願う えびす講祭が伊那市西町の恵比寿神社で18日に行われました。 午後4時には宝投げが行われ多くの地域住民で賑わいました。 えびす講祭は、神社ができた大正時代から商売繁盛や五穀豊穣を願い毎年行われています。 境内で行われた宝投げでは、地元の商店街で使える買い物券や食事券、野菜や果物などが当たる引換券が、餅と一緒に投げられました。 主催したルネッサンス西町の会では「住民同士顔を合わせて団結を深める機会にもなっている。今年1年無事に過ごせた事に感謝したい」と話していました。
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南箕輪中学校科学技術部 ハンドスピナーを製作
南箕輪中学校の科学技術部の生徒はキャリア教育の一環で指先で回転させて遊ぶおもちゃ、ハンドスピナーを製作し長回し大会を18日に開きました。 ハンドスピナーは、中心部分を指で挟み回転させて遊ぶおもちゃです。 科学技術部の生徒が10月から部活の時間を使って設計し作ったものがこの日完成しました。 生徒らは、完成したハンドスピナーが回る時間の長さを競い2年生の羽生智輝君が47.1秒で優勝しました。 羽生君は、軸の部分に付けられた3つの重りから中心部分までの距離が均等になるように設計したという事です。 製作は田畑で機械設計事務所を営む藤崎淳子さんの指導で10月から行ってきました。 村のキャリア教育推進協議会がプロから直接最新技術を学ぶ機会にしようと「ものづくりプロジェクト」第一弾としてこの日まで4回の講座を開き4人の生徒が受講してきました。 手書きのスケッチをもとに3D設計ソフトを使ってフレーム部分をデザインし、それを3Dプリンターで出力して組み立てたという事です。 キャリア教育推進協議会では、「最新の技術を学ぶ事で、将来この地域のものづくりを引っ張っていく第一人者を育てたい」と話していました。