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平成30年1月1日現在の地価公示
国土交通省は、平成30年1月1日現在の地価公示価格を、今日発表しました。 県内の平均は、住宅地で21年連続、商業地で26年連続の下落となりましたが、下落幅は縮小しました。 地価の公示は、一般の土地取引の指標や公共事業での土地取得の算定基準となり、不動産鑑定士が1平方メートルあたりの価格を判定したものです。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市荒井の商業地が、1平方メートルあたり49,600円で、去年と比べてマイナス2.9%。上新田の住宅地が30,400円でマイナス0.7%となっています。 箕輪町松島の商業地が、30,500円でマイナス3.2%。同じく松島の住宅地が26,800円でマイナス2.2%となっています。 南箕輪村沢尻の住宅地は、18,800円でマイナス0.5%となっています。 調査は、県内の43市町村、332地点で行われました。
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賭けない・吸わない・飲まない 健康麻雀
賭けない・吸わない・飲まないの三無いをモットーに行う健康麻雀の大会が24日、伊那市内で開かれました。 大会には、上伊那の40人が参加しました。 健康麻雀は月に2回か3回、伊那市保健センターで教室を開いていて、40代から90歳近くまで、上伊那の50人が登録しています。 大会は、初心者対象の「ゆっくり」と「一般」の2部門で行われました。 高島彬教室長は、「麻雀を通して人生をこよなく楽しみ、仲間と親睦を深めていきたい」と話していました。 大会の結果、「ゆっくり」は伊那市の高田洋子さん、「一般」は南箕輪村の倉田光子さんが優勝しました。
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箕輪町2団体 信州おもてなし大賞受賞
おもてなし向上に取り組んでいる企業や団体などを長野県が表彰する「信州おもてなし大賞」で箕輪町の2団体が最高賞を受賞しました。 20日は大賞を受賞した古田の里赤そばの会の唐澤利文会長と株式会社JINRIKIの中村正善社長が箕輪町役場を訪れ白鳥一利副町長に受賞の報告をしました。 古田の里赤そばの会では平成18年から上古田にある赤そばの里の管理を行っています。 英語版のホームページ作成やライブカメラの設置など情報発信に取り組んでいる点も評価されました。 株式会社JINRIKIは平成25年に車椅子のけん引機材を開発しました。 アウトドアを含めた観光に加え、災害時の緊急移動にも活用できる点が評価されました。 白鳥副町長は「今回の受賞は町民にとっても励みになり力にもなります。 これからも頑張って下さい」と話していました。 信州おもてなし大賞には、今年度22団体の応募があり、箕輪町の団体が入賞するのは初めてです。
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アルプス男声合唱団 演奏会
上伊那の男性でつくるアルプス男声合唱団の演奏会が伊那市のいなっせで18日に開かれました アルプス男声合唱団は2007年に発足し去年10周年を迎えました。 現在は、伊那市を中心に35人の団員がいて月に2回練習に励んでいます。 演奏会は、10周年を記念し開かれたもので童謡や合唱曲など18曲を披露しました。 ホールには男性ならではの力強い低音が響いていました。 団長の北沢理光さんは「よくここまで続くことができた。まとまりのある合唱団になり、ますます頑張っていきたい」と話していました。 アルプス男声合唱団は、11月に横浜国立大学のOBでつくる男声合唱団横浜グリークラブとのジョイントコンサートを予定しています。
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箕輪町起業女性6人 南箕輪でイベント開催
箕輪町の子育て中で起業した女性6人は、美容や癒しに関するイベント「おいでヨ♪おでかけマルシェ♪」を、21日に南箕輪村の直売所村の駅で行いました。 会場には、素肌にデコレーションを施すアート「ボディジュエリー」や、カラフルな砂で置物を作る「サンドアート」、「似顔絵」など6つの体験ブースが並びました。 イベントは、箕輪町の30代から40代の子育て中の母親6人が企画したもので、それぞれが美容師や似顔絵師として仕事をしています。 サンドアートのブースでは、15色ある砂の中から4色選び、思い思いに敷き詰めていました。 ヘアアレンジのブースでは、美容師から編み込みの方法を教わっていました。 代表の浦野香緒里さんは、「悪天候の中多くの人に足を運んでもらい、それぞれの活動を知ってもらえる機会になってよかった」と話していました。
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種子法廃止を前に種子に関する講演会
種子の安定供給を都道府県に義務付けてきた国の主要農作物種子法が3月31日に廃止されることを受け、「種子」ついて学ぶ講演会が、21日、伊那市の伊那図書館で開かれました。 講演会では、東京都在住でフリーランスとして世界の食の問題を取り上げている印鑰智哉さんが、種子法廃止に伴い今後起こりうることなどについて話をしました。 種子法は、米や麦、大豆などの主要作物について、優良な種子の安定的な生産と普及を「国が果たすべき役割」と定めている法律です。 この種子法を「民間の品種開発意欲を阻害している」として、国は廃止することに決めました。 印鑰さんは、「世界の大手バイオ化学メーカーが、遺伝子組み換え作物の種を普及させるために種子企業の買収を進めている。今後そのような企業から種を買わなければならないことも起こりうる。」と話していました。 講演会は、自然食の普及を目指す市内の母親らでつくる虹の市実行委員会「えん」が開いたもので、会場いっぱいとなるおよそ80人が集まりました。
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箕輪町 免許証返納で1万円の補助
運転免許証を自主返納した人に対し箕輪町は諸経費として1万円を4月から交付します。 対象となるのは箕輪町に住所がある65歳以上の人です。 交付金が受けられるのは今年の4月1日以降に免許証を自主返納した人で、諸経費として1万円が町から渡されます。 伊那警察署がまとめた平成29年の箕輪町の運転免許証返納状況は、65歳以上で免許を持っている5070人のうち返納者は64人となっています。 箕輪町では、運転免許証の自主返納を促進することで高齢者による自動車事故防止につなげていきたいとしています。 町ではこの他に返納者の支援策として町内循環バス「みのちゃんバス」の運賃の無料化や伊那市から箕輪町を結ぶ伊那地域定住自立圏縦断バスとタクシー運賃が割引となります。
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伊那市キャリアフェス 市内全ての中学2年生対象に
伊那市教育委員会などは、中学生に地域の歴史や文化、仕事について知ってもらうキャリアフェスを、11月2日に行います。 来年度は初めて、市内全ての中学2年生が対象となっています。 26日は、説明会が伊那公民館で開かれ、参加事業所や団体などからおよそ40人が集まりました。 キャリアフェスは、地域の産業や歴史、食について知り、その仕事に関わる人と接することで子ども達に愛着を持ってもらおうと、平成28年度から行われています。 これまでは、特定の中学校のみが対象でしたが、来年度は全ての中学2年生およそ650人が対象です。 参加企業は、90団体ほどを予定していて、各企業による説明の他、仕事に対する思いを聞くコーナーも設けられます。 伊那市中学生キャリアフェス実行委員会では、子どもだけでなく親子で参加してもらいたいと呼び掛けています。 キャリアフェスは、11月2日金曜日に、市民体育館で開かれます。 参加企業・団体の募集は、5月から始まります。
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最高気温22.2度 5月下旬並み
26日の伊那地域の最高気温は平年より10.1度高い22.2度と5月下旬並みの暖かい陽気となりました。 伊那市の春日公園です。 昼時には、家族や友人たちと敷物を広げて弁当を食べる姿が見られました。 長野地方気象台では、しばらくは暖かい日が続くと予想しています。
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上伊那観光連盟総会 解散を承認
市町村や事業団体などでつくる上伊那観光連盟の総会が、26日、伊那市役所で開かれ、来年度での解散が承認されました。 総会には、委員10人が出席しました。 上伊那では、各市町村や団体が連携して広域観光を図る上伊那地域連携DMOの設立を、今年10月1日を目途に進めています。 それに伴い、上伊那観光連盟の解散が承認されました。 解散までの事業計画案として、外国人観光客を対象に満足度調査を実施することや、上伊那の魅力を再発見するパンフレットを作成することなどが示され、承認されました。
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小平奈緒選手 凱旋祝賀パレード
平昌冬季オリンピックのスピードスケート女子500メートルで金、1000メートルで銀メダルを獲得した小平奈緒選手の凱旋祝賀パレードが、25日出身地の茅野市で行われました。(画像:エルシーブイ) パレードは、茅野市役所正面玄関からJR茅野市駅までの約800メートル区間で行われました。 沿道には、小平選手を一目見ようと多くの市民らがつめかけ、「おめでとう」などと声援を送っていました。 小平選手は、茅野市出身の31歳。伊那西高校の卒業生で現在は松本市の相澤病院に所属しています。 3大会連続で冬季オリンピックに出場していて、2010年のバンクーバでは、チームパシュートで銀メダル、今回の平昌では、スピードスケート女子500メートルで金メダル、1,000メートルで銀メダルを獲得しました。 茅野市民会館で開かれた報告会であいさつし、これからオリンピックを目指すこどもたちには「他人と比べず自分自身の成長を一歩一歩刻んでいってほしい」とエールを送りました。 茅野市によりますと、今回の凱旋祝賀パレードには、1万5千人の人出があったということです。
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K-kids Dancing Festival 練習の成果を披露
伊那市西町のK-kidsダンススタジオの発表会が25日に箕輪町文化センターで開かれました。 幼児から大学生、保護者まで、およそ150人が日頃の練習の成果を披露しました。
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信濃グランセローズ 大芝で練習試合
ルートインBCリーグ、信濃グランセローズのキャンプが南箕輪村の大芝公園野球場で始まり、25日は練習試合を行いました。 この日は、東京都のクラブチーム「TOKYO METS」と対戦しました。 南箕輪村出身の高井ジュリアン投手は4回からリリーフ登板し、ノーアウトランナー1塁のピンチをダブルプレーで切り抜けるなど、2回を無失点に抑えました。 箕輪町出身の漆戸駿(すぐる)投手は「今年は調子も良い。良いピッチングをしてチームに貢献したい」と意気込みを話しました。 新シーズンは来月8日に開幕する予定で、初戦は敵地で福井ミラクルエレファンツと対戦します。 本西厚博監督は新シーズンに向けて「目標はもちろんスローガンの『頂上(てっぺん)』。チームはリーグ優勝、選手はNPBを目指して頑張るので、ぜひ会場に足を運んで応援してください」と話していました。 試合は9対3で信濃グランセローズが勝ちました。
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高遠町歴史博物館で「古文書講座」始まる
地域に残る歴史資料を使って古文書の読み方を学ぶ初心者向けの講座が、伊那市高遠町の高遠町歴史博物館で24日からスタートしました。 25人の募集に対し53人の申し込みがある人気ぶりです。 講師は、歴史博物館学芸員の福澤浩之さんです。 24日は、江戸から明治にかけて幕府のお触れを民衆に伝えるために立てられた「高札」を読みました。 この高札は、伊那市西春近の個人宅で保管されていたもので、キリスト教が禁止されている時代にそれに関わる人を摘発するよう書かれたものです。 福澤さんは歴史資料の読み方について「最初は細かい意味にこだわるのではなく、大まかな内容をつかむように心がけてください」と話していました。 この講座は、地域に残る史料を通して歴史に理解を深めてもらおうと初めて開かれました。 中には、この春高校に入学するという学生も参加していました。 講座は全7回で、今後は高遠藩内藤家の領地目録や戦国時代の鉾持神社の文書などを扱う予定です。
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箕輪町三日町で下草を焼く火事
昨日午後6時頃、箕輪町三日町で下草を焼く火事がありました。 この火事によるけが人はいませんでした。 伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは、箕輪町三日町です。 火はおよそ15分後に消し止められましたが、畦の下草などおよそ400平方メートルを焼きました。 この火事によるけが人はいませんでした。 伊那署では、火事の原因について調べを進めています。
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写真同好五人会 作品展
伊那市と駒ヶ根市の写真愛好家5人による写真展が今日から伊那市東春近のギャラリー喫茶花鳥四季彩で始まりました。 会場には、ここ1年間の近作から1人4点ずつ、合計20点が展示されています。 この写真展を開いているのは写真同好五人会です。 市内の写真講座に通っていた仲間で11年前に立ち上げたグループで、月に1度勉強会を開いて腕を磨いています。 風景写真が主で、年に2回ほど県内外に撮影旅行に行くということです。 この作品は、会長の宮下文男さんの作品です。 去年4月に伊那市美篶の六道の堤を撮影したものです。 この写真展は、31日(土)まで伊那市東春近のギャラリー喫茶花鳥四季彩で開かれています。
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松本山雅 アルウィンでの試合を前にキックオフイベント
サッカーJ2の松本山雅は今シーズン初となるアルウィンでの公式戦を前に、キックオフイベントを24日に伊那市内で開きました。 イベントでは山雅の現役選手でゴールキーパーの村山智彦さんらによるトークショーが行われました。 村山選手は「山雅の良いところは、地域と一体となって全員が同じ方向を向いて戦っているところです。これから勝ち続けるためにスタジアムに来て選手の背中を押してください」と呼びかけていました。 会場には南信のサポーター約150人が訪れました。 トークショーの後には、選手のサイン入りボールなどがあたるじゃんけん大会が開かれました。 松本山雅は今シーズン開幕からの5試合で、3分け2敗となっています。 4月1日は松本市のアルウィンでのホームゲームが予定されていて、大宮アルディージャと対戦する事になっています。
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南箕輪村 こども館でフルートコンサート
南箕輪村のこども館でフルートのコンサートが24日に開かれました。 演奏したのは元中学校の音楽教諭で神子柴に住んでいる薮原あらたさんです。 3歳の娘と一緒にこども館を利用しているのがきっかけで演奏する事になりました。 この日は、こども館職員のピアノ伴奏に合わせてアニメソングや童謡など13曲を披露しました。
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新人の三石氏 市長選出馬へ
任期満了に伴う4月15日告示22日投開票の伊那市長選に新人で無所属の三石佳代さんが立候補の意向を固めたことを24日明らかにしました。 市長選にはこれまでに現職の白鳥孝さんと新人の八木択真さんが出馬を表明しています。 新人の三石さんは茅野市出身の41歳、伊那西高校卒業で上牧在住です。 現在会社員ですが市長選出馬にあたり今月末付けで退職するということです。 平成23年の県議選伊那市区に出馬し落選しています。 三石さんはリニア開通を見据え、富士見町から高遠町を経由し飯田市までをつなぐ鉄道の開通や美術を新たな産業として確立させることなどを公約に掲げるとしています。 来月1日に正式に出馬を表明し政策を発表する予定です。 市長選ではほかに現職2期目の白鳥孝さんと新人の八木択真さんが出馬を表明しています。
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高遠町図書館がベスト地域拠点賞
伊那市の高遠町図書館が参加する長野ブロックは、文化・教育・地域情報資源の創生とオープンデータ化に取り組んだとして、アーバンデータチャレンジ2017でベスト地域拠点賞を受賞しました。 高遠町図書館は、古地図を活用したアプリ「高遠ぶらり」の制作や、インターネット上の百科事典「ウィキペディア」に記事を書き込むイベントの開催などを行ってきました。 アーバンデータチャレンジは地域課題の解決のために公共データを活用した自治体などを評価するものです。 長野ブロックでは、高遠町図書館のほかに、県立長野図書館や長野大学、蓼科高校などが活動しています。 全国で40拠点が登録されていて長野ブロックがベスト地域拠点賞を受賞しました。 高遠町図書館の諸田 和幸さんは「活用だけでなく、データを制作するところから始めた地道な取り組みが評価された」と話していました。 ベスト地域拠点賞受賞の副賞として来年度、オープンデータに関するシンポジウムが県内で開催されることになっています。
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セントラルパークの活用考える
伊那市のセントラルパークの活用について考える講演会が19日、伊那市創造館で開かれました。 講演会では遊休化した公共施設や公共空間を活用する企画などを行っている東京の飯石藍さんが話をしました。 飯石さんはスライドを使って泊まれる公園や、結婚式の会場など公園の活用事例を紹介していました。 またセントラルパークについては「人がいる場所がないので人が集えるようにベンチやテーブルを増やしてみるとよいのではないか。屋台のようなものをおくなど日常的に使える状況をつくり発信することで賑わいにつながる」と話していました。 講演会は伊那まちの再生やるじゃん会セントラルパーク活用委員会が開いたもので会場には約60人が集まりました。
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こども 科学の不思議講座
春休み中のこどもを対象にした科学の不思議を体験できる講座が、23日、南箕輪村のこども館で開かれました。 講師は、元理科教師で南箕輪村教育委員会の薄田 東(あずま)さんが務めました。 醤油を入れる容器にナットをつけて魚にみたて、水を入れたペットボトルに入れます。 ペットボトルをつぶすように力を入れると魚が沈んでいきました。 子どもたちは、歓声を上げていました。 この講座は、春休み中の子供を対象に南箕輪村こども館が開いたもので、70人ほどが参加しました。 一人一人に魚とペットボトルが配られ、思い思いに色付けしていました。 魚が沈むのは、浮力と水圧の原理で、ペットボトル内で圧力が伝わり、魚の中に水が入るため沈むということです。 薄田さんは、「不思議だなあと関心を持ってもらい、科学への興味につなげてもらいたい」と話していました。 作ったものは、子どもたちが持ち帰りました。 なお、南箕輪村こども館では、春休み中、ほぼ毎日、休み中の子ども向けのイベントを開催しています。
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伊那JCが中学生に「大人」についてアンケート
一般社団法人 伊那青年会議所は、大人が自身の姿を見つめなおす機会にしようと、中学生を対象にアンケート調査を行いました。 それらをもとに話し合うワークショップを27日に開きます。 22日夜は、伊那青年会議所のメンバーが記者会見を開き事業について説明しました。 アンケートは、伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の全中学校の2年生1,240人を対象に行い、学校の協力も得て9割の回答を得ました。 「かっこいいと思う大人はどんな大人か」、「かっこ悪いと思う大人はどんな大人か」などの設問があります。 伊那青年会議所では、このアンケート結果をもとに、子どもたちの目に大人の姿はどう映っているかを確認し、自らの言動や姿を見つめなおすきっかけにしたいとしています。 アンケート結果の発表とワークショップは27日(火)に予定していて、伊那青年会議所のメンバーや、教育関係者が集まり、意見を交わすということです。
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不折に続け!小学生書道展
上伊那を中心とした小学生の書道作品が並ぶ「伊那谷で育った中村不折に続け!子どもたちの書初め書道展」が、伊那文化会館で開かれています。 最高賞の中村不折賞には、宮田小学校6年の加藤そよかさんの作品が選ばれました。 会場には、特別賞18点を含む上伊那と松川町の小学校5・6年生の作品388点が展示されています。 洋画家で書家の中村不折は、高遠町で幼少期を過ごし、20代の頃は伊那谷で小学校の教諭も務めています。 書道展は、不折を知ってもらい書道に親しんでもらおうと、上伊那書道協会などが開いているもので、今年で5回目です。 21日は、表彰式が行われ、入賞者に表彰状が贈られました。 実行委員長代理で上伊那書道協会副会長の泉石心さんは、「名前も含めて力強く書かれた作品が多かった。不折のように色々なことにチャレンジして自分の好きな道を選んでいってほしい」と話していました。 書道展は、27日火曜日まで伊那文化会館で開かれています。
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小規模多機能施設4月1日オープン
伊那市西箕輪の老人保健施設はびろの里に、新たに小規模多機能施設が増設され4月1日にオープンします。 23日はケアマネジャーなどを対象にした見学会が開かれました。 小規模多機能はびろの里は利用者の希望により「通い」「宿泊」「訪問」といったサービスを組み合わせて、自宅で継続して生活するために必要な支援が行われます。 総事業費はおよそ6,300万円で延床面積は225平方メートル、キッチンや洗面台、テーブルなどがある多機能ホールは利用者の団欒の場として活用されます。 宿泊できる部屋は6室ありベッドが備えられています。 風呂場は2人が同時に使えるように設計されています。 通所定員は18人、宿泊定員は6人、利用料は基本料金で要介護1の場合1か月1万320円からとなっています。 利用は伊那市在住者が対象でオープンは4月1日です。
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東部中演劇部プラネタリウムとコラボ
伊那市の東部中学校演劇部と伊那文化会館のプラネタリウムがコラボした劇が23日、上演され、市内の園児が楽しみました。 まずは、伊那文化会館の小ホールで東部中学校の劇が披露されました。 泥棒を養成するための学校が舞台です。 泥棒の心得として、中学生がほおかぶりをすると、見に来ていた園児も用意した手拭いをかぶっていました。 また泥棒の歩き方も指導されました。 「ぬきあし、さしあし」と音を立てないように中学生が歩くと、園児たちもついていきます。 ついていった先はプラネタリウムです。 暗くしたプラネタリウムでは、中学生たちが、空の星を盗もうとしますがなかなかうまくいきません。 女神さまが出てきて、星を盗んではいけませんと諭していました。 この企画は伊那文化会館の自主事業です。 中学校では珍しく演劇部がある東部中学校に声をかけ、活動の場にしようと去年から行われています。 はじめは1回のみの上演予定でしたが、市内の保育園から人気で、1日2公演に増やしました。
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箕輪町 長田保育園で卒園式
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の箕輪町と南箕輪村の保育園で、23日、一斉に卒園式が行われました。 このうち、箕輪町の長田保育園でも式が行われ、保護者や来賓が見守る中、卒園するさくら組の14人が入場しました。 清水 恭子園長から一人一人に卒園証書が手渡されました。 担任から、「友達にやさしくできました」「かけっこで速く走れました」などと声をかけてもらうと卒園児は、大きな声で小学校に行ったら頑張りたいことを発表していました。 清水園長は、「さくら組の皆さんの心も体も大きく成長しました。あきらめずにがんばる気持ちを忘れず、一歩を踏み出してほしい」と呼びかけていました。 卒園児は、保育園での思い出を歌いました。 長田保育園の卒園児は、箕輪北小学校に4月5日に入学します。 なお、箕輪町の全ての保育園8園と南箕輪村の全ての保育園5園で、今日卒園式が行われました。 伊那市の卒園式は26日(月)に全ての19園で行われます。
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旧陸軍伊那飛行場 移設保存の方針
3月定例教育委員会が23日伊那市役所で開かれ上の原の陸軍伊那飛行場について移設保存し活用する方針案が承認されました。 伊那飛行場は昭和18年に建設されたもので現在は基礎コンクリートが残されています。 この場所に環状北線が通ることから地元や市議会から存続を求める要望が出されていました。 伊那市教育委員会ではこれを受け基礎コンクリートは道路事業地で保存は困難だとして記録保存を行ったうえで移設を前提に保存を図る方針です。 移設先については未定ですができるだけ近い場所としています。 市教委では移設した情報を発信し歴史と価値と未来に継承していくとしています。
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介護センター花岡 伊那店新店舗が完成
諏訪市に本社を置く、福祉用具のレンタル・販売などを行う「介護センター花岡」の伊那店の新店舗が完成し、20日に披露会が開かれました。 新しい店舗は、伊那市役所近くに建てられました。 鉄骨4階建てで延床面積はおよそ4,000平方メートルです。 1階は販売エリアがあり、実際に車椅子やベッドなどを体験することができるようになっています。 また、レンタル用具を消毒・洗浄するためのシステムが導入されています。 2階は事務所、3階、4階は商品の倉庫になっています。 伊那店は、中南信の支店にレンタル福祉用具を配送する拠点の機能も兼ね備えています。 花岡剛成社長は「サービスをさらに充実させて、よりいっそう社会貢献していきたい」と話していました。 介護センター花岡伊那店の新店舗は24日にオープンします。
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昆虫食 試食会&シンポジウム
伊那市創造館で開かれている企画展「大昆蟲食博」に合わせて、試食会とシンポジウムが、21日に開かれました。 クラッカーの上にクリームチーズと一緒に添えられたイナゴとザザムシ、アフリカ南部で食べられている蛾の幼虫のミネストローネ 試食会では、これらの昆虫食が参加者に提供されました。 こちらは、上伊那農業高校の生徒が考案したイナゴのかりんとうです。 粉末にしたイナゴを生地に混ぜて揚げたもので、校内のイベントなどで試食を繰り返し完成させました。 21日は、シンポジウムも行われ、昆虫食について詳しい3人が話をしました。 信州大学農学部の松島憲一准教授は、「ゲテ物とは文化的背景がなく誰も食べないものをいう。この地域では昔から食べられている文化があるのでゲテ物ではない」と話し、立教大学文学部の野中健一教授は「文化全体を売っていけば、伊那が昆虫食の聖地として広まっていく」と話していました。