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「まちの縁側」 取り組みを紹介する見本市
伊那市社会福祉協議会が進める、地域の人の交流の場「まちの縁側」の取り組みを紹介する見本市が22日、伊那市福祉まちづくりセンターふれあい~なで開かれました。 この日は、会場内にブースが設けられ、これから取り組みを始めようとしている人や興味がある人を対象に、それぞれの縁側の代表者が取り組みを紹介しました。 「まちの縁側」は、縁側のように少人数で集い、交流を通して居場所づくりを進めようと、伊那市社会福祉協議会が平成27年から始めた取り組みです。 これまでに39か所が認定されていて、今年度は6か所が新たに認定されたということです。 市社協では「高齢者だけでなく、幅広い世代の人が集えるような場所も今後は掘り起こして認定していきたい。」としています。
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伊那市産そばブランド化へ 50か所で成分分析
伊那市と信州大学農学部は、市内で栽培されたそばのブランド化を目指し、来年度、市内50か所で成分分析を行います。 伊那市と信州大学は、市内の50か所で収穫された実を分析し色味や香り、甘み成分など6項目を調べる計画です。 調査では、土壌や栽培方法なども合わせて調べ、伊那地域にてきしたそばの栽培技術確立と品質向上につなげたいとしています。 また、県内外の他の産地で収穫されたそばとの比較も行います。 市では、分析により良質なそばの収穫に繋げ、伊那のそばをブランド化したいとしています。
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箕輪町産のかりんとマルメロを使った特産品を開発
箕輪町商工会商業部会は、町で栽培されたかりんとマルメロを使ったシロップとシロップ漬を、新たに開発しました。 箕輪町産のかりんを使って作ったシロップと、マルメロを使って作ったシロップ漬けです。 シロップは水で薄めて、ジュースやサワーなどのドリンクとして、町内の飲食店で提供されます。 シロップ漬には、薄く刻んだマルメロが使われていて、ジャムと同じように味わえます。 箕輪町商工会商業部会によりますと、昭和30年頃は町内でも盛んにかりんが栽培されていたということです。 しかし、時代の流れとともに農家が減少し、現在栽培している町内の農家は、6軒だということです。 かりんには、ポリフェノールや食物繊維が多く含まれていて、健康にも良いということで、特産品を開発して地域の活性化に繋げようと、今回取り組みました。 かりんシロップは60本限定で作られ、箕輪町料飲組合に加盟しているおよそ25店舗で提供される予定です。 シロップ漬けは、箕輪町商工会商業部会で注文を受け付けています。 (電話79-2117) どちらも数に限りがあり、なくなり次第終了となります。 なお、町商工会商業部会では、地元企業や農家、信州大学と協力して5月以降にかりん製品開発のプロジェクトチームを立ち上げるとしています。
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伊那市50年の森林ビジョン ゾーニング示す
伊那市50年の森林ビジョン推進委員会が伊那市役所で開かれ、森林の機能や用途などを区分けしたゾーニング図が22日示されました。 ゾーニング図は、50年の森林ビジョンを推進するための基本となります。 市内の森林およそ5万5千ヘクタールを、赤の山地保全・水保全ゾーン、青の生物多様性・文化ゾーン、黄色のコミュニティゾーン、緑の木材生産ゾーンの4つに区分けし、木材生産が最も広い、2万8千ヘクタール程となっています。 市では、このゾーニングを基に今後、森林整備などを行っていく予定です。 委員からは「希少動植物の生息場所や、既に間伐が終わったエリアなどの情報を加えては」といった意見が出されていました。 委員長の植木達人さんは、「これをたたき台にして、より良い計画にしていきたいです」と話していました。 市では今後、市内で住民説明会を開催するほか、森林所有者に対し意向調査を行う事にしています。
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現職の白鳥氏 市長選へ政策発表
任期満了に伴う伊那市長選に立候補を表明している、現職の白鳥孝さんは保育サービスの充実や農林業の振興など3期目の公約を20日発表しました。 白鳥さんは、子育て施策として、県内で最低水準の保育料のほか、市内全ての保育園で11時間子どもを預ける事ができるようにするとしています。 また、農林業の活性化として、ドローンや自動運転技術を活用したスマート農業・林業の推進、農産物のブランド化による安定的な生産体制の確立と六次産業化を挙げています。 この他に人材育成として、市内の全ての中学2年生を対象にしたキャリア教育のイベント開催、若宮と大萱団地の建て替えでは、一般向けとは別に、家賃の値上げを抑え、高齢者世帯を対象にした集合住宅を建設したいとしています。 白鳥さんの後援会では、企業や推薦団体などを訪問し、公約の浸透を図っていくとしています。
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箕輪町人事異動 内示
また、箕輪町も4月1日付けの人事異動を20日に内示しました。 異動は67人の中規模で、課長級の昇格は3人となっています。 住民環境課長に、小澤雄一さんが昇格します。 会計管理者兼会計課長に、唐澤久美子さんが昇格します。 議会事務局長兼監査委員事務局長に、田中幸二さんが昇格します。 また新年度から組織の見直しに伴い、企画振興課に若者・女性活躍推進係が新たに設置されることになっています。
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伊那市 新産業技術 活用の方向性まとまる
伊那市の新産業技術推進協議会が平成28年度から検討を進めてきた推進ビジョンの案がまとまり、20日に報告されました。 ビジョンでは、新産業技術が、地域活性化に寄与する伊那市を目指すとしています。 今年度最後の協議会が20日にいなっせで開かれ、市の職員や信州大学の教授など30人が出席しました。 協議会では、平成28年度からスマート農業、ドローン活用、ICT教育の3部会に分かれてビジョンを検討してきました。 まとまったビジョン案によると「新産業技術が、地域活性化に寄与し、子どもたちが帰ってきたくなる、若者が定住したくなる、子育てしたくなる、高齢者と協働できる伊那市」を目指すとしています。 また、ビジョン実現に向け5つの分野について施策をまとめています。 このうち「既存産業の活性化」については、新産業技術と既存産業の強みを掛け合わせ、事業力、競争力を強化するとし、新技術を活用した実施目標を平成34年までの5年間で25件としています。 栗林秀吉会長は「いかに結果を出せるかを考えて検討してきた。綺麗事ではなくやるしかない」と話していました。 協議会では、より細分化した検討を進めていくため、来年度から、ドローン活用部会を林業、物流、インテリジェント交通の3部会に分け、全5部会で協議していくことになっています。
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大正大学の学生と箕輪西小学校の5年生 地域づくり考える
箕輪町の魅力や課題について調査・研究している東京都豊島区の大正大学の学生は、箕輪西小学校の5年生と地域づくりについて学ぶワークショップを、20日に開きました。 ワークショップでは、「地域の未来を想像しよう!」をテーマに、児童たちが学校周辺の魅力について意見を出し合いました。 赤そばやハナモモなどの観光資源、古田人形芝居、上古田スケート場などのキーワードをもとに、20年後の箕輪町を想像して新聞を作りました。 箕輪町と東京都豊島区は防災協定を結んでいて、昨年度から地域創生学部のある大正大学と交流事業を行っています。 学生が町を訪れ、魅力や課題について提言してきました。 交流事業は、来年度も引き続き行われる予定です。
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伊那市 人事異動内示
伊那市は、4月1日付けの人事異動を、20日に内示しました。 異動は194人の中規模です。 部長級の昇格は5人で、このうち1人が、女性職員初の部長級昇格となっています。 総務部参事(危機管理監)兼危機管理課長に、山口俊樹さんが昇格します。 商工観光部長に、竹村和弘さんが昇格します。 水道部長に、守屋敏彦さんが昇格します。 教育委員会教育次長に、馬場文教さんが昇格します。 参事・保険福祉部付 伊那市社会福祉協議会派遣(事務局長)に、三井真理子さんが昇格します。 伊那市で女性職員が部長級へ昇格するのは初めてとなっています。 組織の見直しに伴い、企画政策課に新産業技術推進係が、農政課に農地計画係が新設されます。 また、これまでの高遠長谷商工観光課を、高遠商工観光課と山岳高原観光課に再編するとしています。
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市長選2派 市議選22派出席
伊那市選挙管理委員会は任期満了に伴う、4月15日告示、22日投開票の伊那市長選と市議選の立候補届出手続き説明会を20日伊那市役所で開きましました。 市長選には現職と新人の2派が、定数21の市議選には22派が出席しました。 市長選で出席したのは五十音順に無所属で現職2期目の白鳥孝さん62歳と無所属で新人の八木択真さん39歳の2派です。 定数21の市議選では、現職12派、元職1派、新人9派の、合わせて22派が出席しました。 党派別では、共産党が3人、公明党が2人、無所属が17人で女性は3人です。 立候補届出書類の事前審査は4月9日と10日に行われます。 市選管の発表で今月1日現在、満18歳以上の有権者数は男性2万7420人、 女性2万8858人の合わせて5万6278人です。 伊那市長選市議選は4月15日告示、22日投開票となっています。
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伊那市から新宿の卒業生へ花
伊那市は、友好都市東京都新宿区の中学校の卒業生に、特産のアルストロメリアを贈りました。 新宿区立新宿西戸山中学校では、16日に式のあとのホームルームで担任から卒業生1人ひとりに手渡されました。 伊那市では、卒業式シーズンに合わせて、新宿区立の中学校10校1,048人に、市の特産アルストロメリアを今回初めて贈りました。 花は、13日に市やJA上伊那の職員が集まり、ラッピングをして発送したものです。 今年度市では、新宿区との友好をより深めようと、小中学校の給食で使用するブロッコリーなどの野菜を3回にわたり提供していて、アルストロメリアもその一環で贈られました。 現地を訪れた職員の1人は、「これを機に伊那のことを知ってもらい、足を運んでもらいたい」と話していました。 23日には、小学校と養護学校にも贈られることになっています。 写真:伊那市
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新ごみ中間処理施設のデータ改ざんを監視
上伊那広域連合は建設中の新ごみ中間処理施設について運営が始まってからは事業者がデータを改ざんしないよう業務内容を監視していく仕組みを構築することを決めました これは新しいごみ中間処理施設の契約先代表企業、神鋼環境ソリューションがこれまでに他の施設の水処理試験結果を改ざんするなど不適切な行為があったためです。 親会社が品質データを改ざんしていた神戸製鋼所で神鋼環境ソリューションも調査が行われ改ざんなどが報告されました。 上伊那広域連合では新ごみ中間処理施設で不正は確認されていないことから安全性に問題はないとしています。 また施設建設においては検査の徹底を図り事業者を指導していくとしています。
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小平奈緒選手 報道写真展
小平奈緒さんなど平昌冬季オリンピックで活躍した選手の報道写真展が伊那市のいなっせで開かれています。 写真展は長野県勢の活躍を伝えようと信濃毎日新聞社などが開いているものです。 会場にはスピードスケート女子500メートルで金、1,000メートルで銀メダルを獲得した小平奈緒選手などの写真が飾られています。 500メートル2位で韓国のイサンファ選手や結城匡啓コーチと並んだ写真です。 こちらは祝福の言葉を掲示板に掲げた小平選手の母校、伊那西高校の写真です。 写真展は伊那市のいなっせで今月30日まで開かれています。 伊那ケーブルテレビでは小平選手出身の茅野市で25日に行われる祝賀パレードを122チャンネルで生放送します。 放送時間は午前9時30分から正午までを予定しています。 パレードは茅野市役所からJR茅野駅までのおよそ800メートルで小平選手のほか結城コーチや小平選手の両親がオープンカーに乗るということです。
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伊那市がワイン特区申請へ
伊那市は市内のワイン用ブドウ育成農家などからワイン特区申請の要望があったことから市として内閣府に特区の認定申請することを決めました。 対象となるのはワイン、シードル、リキュールで名称は信州伊那ワイン・シードル特区とする方針です。 特区認定を受けると年間最低製造数量基準がワインで6,000リットルから2,000リットルに引き下げられ小規模事業者でも製造免許を取りやすくなります。 県内では塩尻市や飯田市など7か所が認定されているということです。 特区に認定されるかどうかは申請から3か月以内に決まるということです。
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西駒んボッカ 今年は15キロのクラスを新設
中央アルプス将棊頭山山頂直下にある西駒山荘で使う薪を運ぶ「西駒んボッカ」が、9月9日に行われます。 今年は新たに、15キロの薪を背負うクラスが設けられました。 15キロクラスは、1本1.5キロの薪を10本背負うものです。 伊那市のますみヶ丘平地林で間伐したアカマツとカラマツを使用します。 3歳の男の子の平均体重ほどある薪を背負い、スタート地点の鳩吹公園から標高2,690メートルの西駒山荘までを走ります。 西駒んボッカは、西駒山荘の建て替えに必要なレンガを運ぶ大会として、平成25年に始まりました。 レンガの数が目標数に達したことから、去年薪を運ぶ大会にリニューアルしています。 西駒山荘を所有する伊那市では、市が進める低炭素社会の実現に向けた取り組みの1つとして、去年山荘に薪ストーブを設置しました。 薪はこのストーブで使用するもので、去年の大会では1シーズンに必要なおよそ300本が運ばれています。 宮下さんは、「何かを運ぶレース自体が珍しいので、15キロというのは国内ではほとんどないと思う」と話していました。 参加費は、一般4,500円、学生3,500円で、定員は3キロ・15キロクラスあわせて250人です。 エントリーは、7月31日まで、「SPORTS ENTRY」のサイトで受け付けているということです。
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大正大学の学生が箕輪町の魅力や課題について調査報告
箕輪町と交流がある東京都豊島区の大正大学の学生は、去年8月末から9月初旬にかけて行った町の魅力や課題についての現地調査の結果を、19日に報告しました。 19日は、現地調査報告会が、町地域交流センターで開かれ、調査にあたった大正大学地域創生学部地域創生学科の学生4人が発表しました。 学生は、昨年度から移住定住をテーマに調査・研究に取り組んでいて、今年度は住民97人にアンケートを行い、「町への愛着を持つ機会」などについて調べました。 「町の文化や歴史についてどのぐらい知っていますか」との質問では、「古田人形芝居は8割の人が知っている」という結果が得られました。 学生は、「歴史や文化を知る機会が多い街だと思う」と話していました。 学生たちは、町の移住定住のテーマ「ほどほどの田舎暮らし」のサブタイトルをみんなで考えてみてはどうか、SNSを活用したフォトコンテストを開いてはどうかなどと、町に対して提言しました。 町では、「結果を参考に、活力ある地域を作っていきたい」としています。
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伊那公園 ロトウザクラ咲く
伊那市の伊那公園では、ロトウザクラが咲き始めています。 ロトウザクラは、中央区の区制100周年を記念して平成16年に植樹されたものです。 管理する中央区では、開花は例年より3日ほど早く、見ごろは21日頃だということです。
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男子・佐久長聖 女子・長野東 優勝
高校生ランナーが早春の伊那路を駆け抜ける、「春の高校伊那駅伝2018」が18日伊那市陸上競技場を発着に行われ、男子は佐久長聖が女子は長野東が優勝しました。 県内の高校が男女そろって優勝するのは、1986年以来32年ぶりとなります。 男子は午後0時10分にスタートし6区間42.195キロをタスキで繋ぎました。 41回目となる今年は110チームが出場しました。 中心市街地の沿道には多くの人たちが応援に訪れていました。 伊那郵便局前では、坂下の高齢者クラブのメンバーが、手作りの旗を持って応援していました。 旗は、大会を盛り上げようと今年初めて製作したということです。 第2中継所の美篶のみぶの里では、地元の上原獅子舞クラブのメンバー13人が太鼓と笛の演奏で大会を盛り上げていました。 折り返し地点の高遠町商店街には佐久長聖がトップで入ってきました。 第4中継所の伊那市役所では、市内のチアリーディングチーム・エムスターズがレースに花を添えていました。 大会の結果、男子は佐久長聖高校が2時間10分23秒で2年連続、7回目の優勝を果たしました。 上伊那は伊那北が80位、上伊那農業が94位、赤穂と弥生、岡谷南の合同チームが109位でした。
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伊那市長選 現職白鳥さん事務所開き
任期満了に伴う伊那市長選に出馬を表明している白鳥孝さんの後援会は、17日伊那市中央で事務所開きを行いました。 伊那市中央で行われた事務所開きには支持者およそ150人が集まりました。 現職で3期目を目指す白鳥さんは、「若い人たちが暮らし続けられるまちづくりをしていかなければいけない」と訴えました。 白鳥さんは、「製造業の盛んな地域、また農業、林業といった一次産業も盛んにしていかなければいけない大事な場所でもあります。若者もここで生き生きと暮らし続けることができる、そんな理想ともいえる地域づくりをしていくというのが私の役割であり使命であると思っています」と話していました。 後援会は市内28地区に支部を設置していて、20日には政策発表を予定しています。 市長選にはほかに、新人で飲食店経営の八木択真さんが立候補を表明しています。 伊那市長選は、4月15日告示、22日投開票です。
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中條さん蝶の話
伊那市創造館で開催中の展示「信州の様々な蝶」にあわせ、標本を寄贈した伊那市荒井の中條隆さんが17日、蝶について話をしました。 中條さんは、親子2代にわたって収集した1万5千匹の蝶の標本を、去年7月に伊那市に寄贈しました。 創造館では現在その標本の一部を展示しています。 中條さんは「日本に土着しているチョウは250種で、そのうち150種が長野県で生息が確認された。長野県は寒暖差や標高差が大きく山林が多いため、日本で一番多くの蝶を見ることができる」と話していました。 この展示は、去年12月から始まり、これまで3回内容を入れかえていて、今回は「シジミチョウ・海外の蝶」がテーマです。 この「信州の様々な蝶」は5月7日まで伊那市創造館で開かれています。
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南箕輪村沢尻地区社協 新1年生を祝う会
南箕輪村の沢尻地区社会福祉協議会は来年度小学校と中学校に入学する子ども達を祝う会を17日に開き、住民と子ども達が交流しました。 沢尻区から南部小学校に通う新1年生と南箕輪中学校に通う新1年生、合せて14人が参加しました。 沢尻地区社協では子ども達の進学祝いと住民との交流を兼ねて平成18年から毎年祝う会を開いています。 この日は社協のメンバーが手作りした赤飯や煮物などが振る舞われました。 アトラクションでは伊那マジッククラブに所属している地元の主婦、桑原たか子さんがマジックを披露しました。 沢尻地区社協では「子ども達の成長を地域で見守る事で、安全に楽しく学校に通ってもらいたい」と話していました。
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春の高校伊那駅伝18日号砲 選手が最終調整
男子41回、女子34回となる春の高校伊那駅伝が伊那市陸上競技場を発着に18日に行われます。 大会2連覇を狙う佐久長聖高校は17日午前11時から陸上競技場で練習を行いました。400メートルのトラックを2周半する1,000メートルを走り最終調整を行いました。 佐久長聖は去年、2008年以来9年ぶりの優勝を果たしました。 伊那駅伝は1、2年生の新人チームの実力をはかる大会として位置づけていて去年に続き2年連続の優勝を狙います。
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井上井月を偲ぶ句会
伊那市手良の住民有志が、思い思いの俳句を楽しむ井上井月を偲ぶ句会が15日、手良公民館で開かれました。 この日は、地域住民から集まった29の句を、長野県シニア大学で俳句指導を行う羽場桂子さんが添削しました。 季語の重なりやテンポなどを羽場さんがアドバイスしていました。 「陽にはえて梅花ふくらみ香りたる」という句は、「陽にはえて梅花開きて香りたる」と添削されました。 羽場さんは「基本を守り、リズムよく詠むことを意識してください。添削されても、自分で作った俳句として堂々と表に出してください。」と話していました。 井上井月を偲ぶ句会は、句会のほかに、散策しながら俳句をつくる吟行も毎年行っています。
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元気アップクラブ高尾 コンテストで最高賞
伊那市山寺高尾町の住民を中心に健康づくりや介護予防に取り組んでいる「元気アップクラブ高尾」は、3月4日に開かれたご当地体操コンテストの県大会で、最高賞の最優秀賞を受賞しました。 12日は、元気アップクラブ高尾のメンバー7人らが、市役所を訪れ、受賞を報告しました。 クラブは、平成25年に結成し、月に3回集まって健康づくりのための体操をしています。 県内8チームが出場したご当地体操コンテストに初めて出場し、最高賞となる最優秀賞を受賞しました。 コンテストでは、歌謡曲の「きよしのズンドコ節」に合わせて、伊那市独自の体操を披露しました。 クラブには、60代から80代までの15人が所属していて、そのうち3組は夫婦で参加している点も評価されたということです。 クラブでは今後お揃いのユニフォームを作るということで、「受賞を励みに活動を継続していきたい」と話していました。
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箕輪町 野菜の地産地消55%
箕輪町は「農に関する住民アンケート」を実施し15日結果を公表しました。 アンケートでは地元産の野菜を消費している家庭が55%という結果が出ました。 アンケートは町民1,000人を対象に去年12月から3か月間行われ432人から回答がありました。 野菜をどこで入手しますかという質問に、スーパーなどの直売コーナーと答えた人が22%、自家栽培が18%、近所親戚からいただくが18%、スーパーなどの直売コーナー以外が17%、直売所が15%でした。 スーパーなどの直売コーナー、自家栽培、直売所を合わせると55%で地元産の消費は2人に1人を超えているとしています。 また野菜を選ぶときに箕輪町産を意識していますかとの問いには意識しているが38%、意識していないが59%となっています。 箕輪町では来年度から実施する農業応援団計画を策定していて地産地消の推進や農作業支援などを進めていくことにしています。
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文理進学コース設置など具申
上伊那広域連合正副連合長会は文理進学コースの設置など上伊那地域の高校教育のあり方について15日県教育委員会に具申しました。 上伊那地域の高校教育のあり方は上伊那広域連合が産業団体、農林業団体、教育、福祉関係者などから意見を聞きまとめたもので再編案については検討していません。 具体的な学校像として文理進学コースの設置や産業スペシャリストの育成、少人数学級モデル校の導入、寮制の導入、多部制・単位制の維持充実などをあげています。 上伊那の高校、旧第8通学区の今年度の募集学級数は32学級ですが2031年度は9学級減の23学級と予測されています。 上伊那広域連合では県教育委員会から設置依頼のあった「高校の将来像を考える地域の協議会」について来年度の早い時期に設置する予定です。
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けんしん箕輪支店 11月に新築開店
長野県信用組合の箕輪支店が11月に新築開店します。 けんしん箕輪支店の建設地は国道153号バイパス、箕輪交番交差点を西に70メートルほど入った町道6号沿いです。 16日は建設地で起工式が行われました。 けんしんの黒岩清理事長は「上伊那に拠点を設けることで地域活性化に役立ちたい」とあいさつしました。 けんしんは県内に51店舗あり箕輪支店が52店舗目で11月の開店を予定しています。
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高校入試後期合格発表 上伊那917人に春
県立高校の後期選抜の合格発表が16日行われ上伊那では917人の受験生に一足早い春が訪れました。 伊那市の伊那北高校です。 午前8時半に職員が合格者の受験番号が書かれた紙を掲示板に張り出しました。 今朝はあいにくの雨となりましたが合否を確認しようと多くの受験生やその保護者が訪れていました。 貼り出された紙に自分の番号を確認すると、喜びの表情を浮かべていました。 伊那北高校の後期選抜試験には、普通科、理数科合わせて225人が受験し、210人が合格しました。 上伊那の公立高校8校では、960人が受験し917人が合格しました。 上伊那で再募集を行うのは全日制が辰野、上伊那農業、高遠、駒ヶ根工業高校です。 多部単位制が箕輪進修高校、定時制が赤穂高校です。 上伊那の高校の入学式は来月4日から7日に行われる予定です。
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保険代理店アシストエース 社協に6万円寄付
伊那市の保険代理店「アシストエース」は、交通遺児の教育や生活に役立ててもらおうと、伊那市社会福祉協議会へ6万円を16日寄付しました。 16日はアシストエースの伊藤正明社長らが社会福祉協議会を訪れ、伊藤隆会長に寄付金を手渡しました。 アシストエースでは、継続的な地域貢献をしていこうと、自動車等の自賠責保険の手数料の一部を交通遺児の為に役立ててもらおうと寄付する事にしましました。 今回は3年前から積み立てた200件分6万円を社協に渡しました。 伊藤社長は「困っている人の為に役に立ててもらいたいです」と話していました。 社協の伊藤会長は「継続的な取り組みをしていただいてありがたいです」と話していました。
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新人看護師・准看護師対象 技術研修会
4月から上伊那の病院で働く看護師や准看護師を対象にした技術研修会が、15日、伊那市の伊那中央病院で開かれました。 研修会は、働き始める前の新人看護師や准看護師に基本的な知識・技術を身につけてもらおうと、伊那中央病院が行ったものです。 4月から上伊那の各医療機関で働き始める23人が参加し、日本看護協会の認定看護師から技術を学びました。 研修では、6つのカテゴリーごとに分かれて体験しました。 このうち、患者の気道に溜まった分泌物を取り除く「吸引」の演習では、実際に医療現場で使用している機器を使って体験していました。 看護師は「吸引を始める前に必ず患者に吸引することを伝えてください。苦痛が伴うので、常に患者の状態をみながら行ってください。」とアドバイスしていました。 伊那中央病院では、「技術の習得と同時に、実際に働き始めるときは根拠や理由を考えながらケアしてもらいたい。」と話していました。