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高遠町の西村さん宅アズマイチゲ可憐に
伊那市高遠町上山田の西村 周一さん宅では、キンポウゲ科の多年草「アズマイチゲ」が可憐な花を咲かせています。 西村さん宅の庭には、アズマイチゲ500輪ほどが花を咲かせていました。 西村周一さんの妻・泰子さんも、庭にでて花を愛でていました。 泰子さんが嫁いできたときにはすでに庭に群生していたということです。 今年は例年より一週間ほど遅く見ごろとなり、同じく遅い花となったフクジュソウとともに楽しむことができます。 午前11時ごろから午後2時頃まで、日が当たると花が開くということです。 アズマイチゲの見ごろは、今月いっぱいだということです。 15日の伊那地域の最高気温は、20.9度で、きのうに引き続き5月上旬並みの暖かい1日となりました。 16日は前線をともなった低気圧の通過に伴い寒気を引き込むため平年並みに気温が下がるということです。
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18日伊那駅伝号砲 花で応援
春の全国高校伊那駅伝が、18日に開かれます。 花で応援選手たちを応援しようと、伊那市振興公社の職員は、発着となる伊那市陸上競技場に15日育ててきた花を飾り付けました。 伊那市振興公社が管理するビニールハウスには、見ごろとなった芝桜とパンジーのプランターが並んでいます。 11月から準備を始め、氷点下になるときにはストーブを炊いて温度を調節し、駅伝当日にちょうど見ごろになるように管理してきたということです。 伊那市振興公社の職員6人は、手分けをしてプランターを運びだし、伊那市陸上競技場へと向かいました。 競技場では、芝桜とパンジーが交互になるように並べていました。 合わせて300鉢がトラックの周辺に飾られました。 春の高校伊那駅伝2018は、18日(日)に、女子は午前10時から、男子は午後0時10分から、振興公社の花が飾られた伊那市陸上競技場を発着に行われます。
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箕輪町から新技術・新製品の開発補助を受けた企業が報告会
新しい技術や製品の開発に対し箕輪町から今年度補助を受けた製造業者5社が、取り組みの成果を14日に役場で発表しました。 報告会は今年度補助を受けた企業が実績を報告するために開かれたもので冒頭のみ公開で行われました。 町によりますと、工場で使用する製造装置の開発や介護医療分野への販路開拓などに補助金が活用されたという事です。 箕輪町は今年度、町内の中小企業が新しい技術や製品の開発を行う際に、限度額内で経費の2分の1を補助する事業を行ってきました。 町内の5つの企業が採択され、補助の総額は約390万円となっています。 白鳥政徳町長は「ものづくりの町であり続けるために支援の内容を充実させていきたい」と話していました。
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長谷地区の課題や対策を話し合う座談会
伊那市長谷の地区ごとの課題や対策について話し合う「長谷暮らし座談会」が7日、気の里ヘルスセンター栃の木で開かれました。 座談会は、地域の課題や取り組みについて考えるきっかけにしようと、長谷地区社会福祉協議会が開いたものです。 7つの地区ごとに分かれて、今年度の取り組み状況や課題、対策を話し合いました。 参加者からは「高齢者の支援マップを早めに作り、完成したら区民全員が目を通すことが大切だ。」 「地区の行事に若い世代も参加できる企画を取り入れていきたい。」 「高齢者の状況を把握して孤立を防ぎたい。」などの意見が出ていました。 また、多くの地区から、空き家対策について考えるべきだとの意見が出されていました。 この日は、区の役員や地域社協会長など、およそ70人が参加しました。 座談会は今年度3年目で、来年度以降も引き続き開催し、地域の助け合いの意識を高めていきたいとしています。
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伊那市消防団音楽隊 第7回定期演奏会
音楽を楽しみながら消防団を身近に感じてもらおうと伊那市消防団音楽隊は3日、伊那市高遠町で7回目となる定期演奏会を開きました。 伊那市消防団音楽隊41人が、アニメソングなどを披露しました。 音楽隊は、平成元年に発足し今年で30年となります。 地域の祭りやイベントでの演奏活動を通して防火・防災の啓発活動を行っていて、定期演奏会は今年で7回目になります。 1年間で起きる火事のうち6割近くが1月から5月に起きているという事で今の時期は土手焼きが原因となる林野火災に特に注意して欲しいと呼びかけていました。
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卒業式シーズン本番 上伊那の小学校でも卒業式
卒業式シーズンも本番を迎え上伊那の小学校でも卒業式が始まりました。 伊那市の富県小学校では、15日に卒業式が行われ28人が学び舎を巣立ちました。 在校生や保護者などが見守る中、卒業生が入場しました。 式では、青木裕美恵校長から一人一人へのメッセージとともに卒業証書が手渡されました。 青木校長は式辞で「まわりにいる人への感謝の気持ちを持ち、自分にできる事は進んで行う事を大切にしてください」と話していました。 卒業式の歌では6年生全員で「旅立ちの日に」を歌いました。 式が終わると児童玄関前で教職員が見送りました。 15日は伊那市と南箕輪村の9つの小学校で卒業式が行われました。 16日、17日は伊那市の8校、箕輪町の5校で予定されています。
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定数21の市議選に21人が出馬の意向
任期満了に伴う4月15日告示22日投開票の伊那市長選と市議選は15日で告示1か月前となります。 定数21の市議選は14日新たに新人が出馬の意向を示したことから立候補予定者は定数と同じ21人となっています。 市長選には現職と新人の2人が立候補を表明しています。 まず市長選の立候補予定者を五十音順で紹介します。 市長選は現職と新人の2人です。 西箕輪中条の白鳥孝さん、62歳。無所属現職の2期目です。 坂下の八木択真さん、39歳。無所属の新人。飲食店経営です。 市議選は定数21に対して14日までに定数と同じ21人が出馬の意向を示しています。 立候補予定者を現職、元職、新人の順で五十音順で紹介します。 高遠町西高遠の飯島進さん64歳。無所属現職、3期目です。 西春近小出一の飯島尚幸さん72歳。公明党現職、3期目です。 東春近渡場の飯島光豊さん66歳。共産党現職、3期目です。 西箕輪大萱の唐澤千明さん68歳。無所属現職、2期目です。 西町の唐澤稔さん70歳。無所属現職、2期目です。 美篶上原の黒河内浩さん65歳。無所属現職、3期目です。 山寺の柴満喜夫さん73歳。無所属現職、3期目です。 美篶上川手の白鳥敏明さん70歳。無所属現職、1期目です。 西箕輪大萱の野口輝雄さん66歳。無所属現職、1期目です。 美原の前田久子さん70歳。公明党現職、3期目です。 東春近暁野の宮島良夫さん68歳。無所属現職、2期目です。 中央の柳川広美さん57歳。共産党現職、3期目です。 日影の二瓶裕史さん38歳。無所属元職です。 長谷非持山の池上直彦さん65歳。無所属新人です。 東春近中殿島の小林眞由美さん64歳。無所属新人です。 富県北新の田畑正敏さん67歳。無所属新人です。 山寺の馬場毅さん41歳。共産党新人です。 上新田の原一馬さん52歳。無所属新人です。 荒井の松澤嘉さん66歳。無所属新人です。 福島の三澤俊明さん53歳。無所属新人です。 高遠町勝間の宮原英幸さん64歳。無所属新人です。 党派別では共産党が3人、公明党が2人、無所属が16人です 伊那市長選と市議選は4月15日告示、22日投開票となっています。
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インフルエンザ注意報レベルに
14日発表された上伊那の1医療機関当たりのインフルエンザ患者数は22.13人で、前回の警報レベルの30.25人からは減少しましたが依然として注意報レベルの10人を超えています。 県の発表によりますと、上伊那の3月5日から3月11日までのインフルエンザ患者数は1医療機関あたり22.13人でした。 前の週の30.25人の警報レベルからは減少しましたが、依然として注意報レベルの10人を超えています。 学級閉鎖は、14日現在、伊那市の小学校で1校1クラス、中学校はなし、箕輪町の小学校で1校1クラス、中学校はなし、南箕輪村の小中学校はありません。 伊那保健福祉事務所では、警報基準を下回ったものの完全には収束していないので、引き続き手洗いやうがい、不要な外出を避けるなど感染拡大に注意するよう呼び掛けています。
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伊那地域 5月上旬並みの21.1度
14日の伊那地域の最高気温は5月上旬並みの21.1度で今年一番の暖かさとなりました。 南箕輪村大芝では、なずな摘みをする人の姿が見られました。 14日の伊那地域の最高気温は平年より11度高い5月上旬並みの21.1度でした。 長野地方気象台によりますと14日のように気温が上がるのは15日までの予想です。
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南箕輪中学校卒業式 学び舎巣立つ
上伊那地域の中学校で14日から卒業式が始まりました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内ではこの日、5校で卒業式が行われ、卒業生が学び舎を巣立ちました。 このうち南箕輪村の南箕輪中学校では今年度149人、副学籍1人が卒業を迎えました。 式辞で戸谷省吾校長は「感謝の言葉を伝える姿、床と向き合い掃除をする姿、数々の場面を思い出し、みなさんは南箕輪中学校の誇りだと確信しています」とあいさつしました。 卒業生を代表して土山景子さんは「出来ることならみんなとずっと一緒にいたいけど前に進んでいかなければいけません。それぞれの道を進み、成長した姿でみんなと会いたい」と答辞を述べ友人との別れを惜しみました。 最後に、卒業生全員で式歌「証」を合唱しました。 小中学校の卒業式は今週がピークとなっています。
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静岡県浜松市の庄内地区から箕輪町の卒業生に花束
箕輪町と交流のある静岡県浜松市の庄内地区から、14日に町内の小中学校の卒業生に花束が贈られました。 庄内地区にある箕輪町交流協会のメンバーなど11人が箕輪町役場を訪れ贈呈式が行われました。 贈られたのは町内の小学校、中学校を卒業する児童、生徒720人分の花束です。 庄内地区特産のガーベラとフリージア合わせて5本が一束になっています。 交流協会の安間清弘会長は「交流が始まって去年60年を迎える事ができた。この交流をこれからますます活発にしていきたい」と話していました。 町では昨年度から小学5年生が臨海学習で庄内地区を訪れています。 箕輪南小6年の市村小都さんは「臨海学習でガーベラを栽培しているハウスを見学した時、育てている人の苦労がよくわかりました。この花に祝福されながら立派な姿で卒業したいです」と話していました。 花束の贈呈は毎年行われていて今年で23回目になります。
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森林づくり県民税活用した間伐実績見込み報告
みんなで支える森林づくり上伊那地域会議が1日に伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、今年度の里山整備の実績見込みが報告されました。 上伊那地域振興局林務課によりますと、上伊那の里山の間伐面積は、今年度192haを見込んでいるということです。 森林税事業の第2期に定められている平成25年度からの5年間で、上伊那の間伐実績は合わせて1,421haとなる見込みです。 林務課では「県が計画した5年間の県全体の間伐目標面積1万5千haの約10分の1にあたる1,421haが実績見込みとなり、一定程度進んだ成果とみている。」としています。 堀田文雄上伊那地域振興局長は「森林づくり県民税は、これまでの5年間“間伐の財源”として活用されてきたが、来年度からの5年間は森林の利活用も含め事業を進めていきたい。」と話していました。
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伊那少年剣道クラブ クラブ内大会
伊那市の伊那少年剣道クラブの第39回クラブ内大会が、11日、伊那東小学校で開かれました。 クラブ内大会には、小学1年生から中学3年生まで34人が出場しました。 クラブ内大会は1年間のまとめとして毎年開かれていて39回目となります。 小学校の低学年・中学年・高学年と中学生の4つのリーグに分かれて試合を行いました。 指導にあたっている飯島浩さんは「稽古と違って大会はギャラリーもあり、いつもとは違う。自身の成長を確かめてほしい」と話していました。 伊那少年剣道クラブには、伊那東小学校、美篶小学校、富県小学校、春富中学校、東部中学校から、生徒が通っています。
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アルプスイーナちゃんソフトボールクラブ卒団式
小学生女子でつくるアルプスイーナちゃんソフトボールクラブの卒団式が4日、伊那市の上新田公民館で行われました。 卒団するのはピッチャーで3番打者の田中香月さん。 サードで1番打者の原田茉実さん。 ファーストで5番打者の濱柚月さんの3人です。 卒団式にはチームメートや保護者など20人が出席しました。 3人は「目標だった全国大会に出ることはできなかったがチーム一丸となり戦うことができたのはよい思い出です」と話していました。 アルプスイーナちゃんソフトボールクラブは発足11年目で来シーズンは新たに4人が加わりチームは16人となります。
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みぶの里で伊那駅伝の応援旗設置
伊那市美篶の複合福祉施設みぶの里で13日、春の高校伊那駅伝の応援旗が設置されました。 みぶの里の職員や利用者が選手へのメッセージを書いた15本の応援旗を立てました。 みぶの里は伊那駅伝男子の第二中継所となっていて当日は選手やスタッフの休憩所として施設を開放するということです。 伊那駅伝は18日に伊那市陸上競技場を発着に行われ女子は午前10時、男子は午後0時10分スタートです。
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お年寄りが卒園児に手作りのコサージュ贈る
伊那市高遠町の特別養護老人ホームさくらの里の利用者が13日、高遠保育園の卒園児に手作りのコサージュをプレゼントしました。 さくらの里利用者と園児は互いの施設を行き来し歌や劇を披露するなどして交流してきたということです。 コサージュはお年寄りが卒園児26人分を手作りしたものです。 コサージュをつけてもらった園児はお礼に歌を披露していました。 高遠保育園の卒園式は26日に予定されていて式にはコサージュをつけて参加するということです。
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特別展「維新の激動と伊那・高遠の人々」
幕末のペリー来航から明治時代始めまでに焦点を当てた特別展「維新の激動と伊那・高遠の人々」が伊那市立高遠町歴史博物館で開かれています。 元高遠藩士の家に伝わる「外国船ノ図」です。 板刷りの瓦版で中央に黒船が描かれているほか船の大きさや装備がしるされています。 特別展は1868年、明治元年から150年の節目を迎えたことを受け開かれたもので会場には絵画や書など36点が展示されています。 特別展ではペリー来航と開国、旧幕府軍と新政府軍が戦った戊辰戦争、廃藩置県などその時代の伊那・高遠に関する資料が並んでいます。 高遠町出身の日本画家、池上秀畝の父、池上秀花の作品「高遠城図」は明治の初めのもので廃藩置県により高遠藩が無くなったあとの高遠城を描いています。 同じく池上秀花の作品「戊辰戦争帰城の図」は明治23年頃の作品で戊辰戦争から高遠に戻った兵士を描いたものです。 ほかには高遠の兵士が使っていたもので銃弾により穴が空いた陣笠や銃も展示されています。 高遠町歴史博物館の特別展「維新の激動と伊那・高遠の人々」は6月17日まで開かれていて入館料は400円、上伊那地域の小中学生、高校生は入館無料となっています。
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新宿の小中学校の伊那市の花を贈る
卒業式シーズンに合わせ、伊那市は友好都市、東京都新宿区の小中学校に市の特産の花「アルストロメリア」を送ります。 13日は、JA上伊那伊那支所でアルストロメリアのラッピングと箱詰めが行われ、市やJAの職員15人が作業にあたりました。 今回送るのは、新宿区の中学校10校の卒業生、およそ1000人分のアルストロメリアです。 職員らは手分けして選別やラッピング、リボンをつけるなどしていました。 新宿区との友好をより深めるとともに、アルストロメリアを知ってもらおうと、伊那市が今回初めて企画したものです。 伊那市総務課の泉澤正広さんは「新宿の卒業生のみなさんにもっと伊那市を身近に感じてもらいたい」と話していました。 アルストロメリアは、16日に一斉に行われる中学校の卒業式で配られる予定です。 伊那市では、来週卒業式が行われる新宿区の小学校や養護学校にも送ることにしています。
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南信工科短大 1期生が卒業
南信地域のものづくりの技術者養成を目的に平成28年度に開校した、南箕輪村の南信工科短期大学校の初めての卒業式が13日に行われ、1期生が社会への一歩を踏み出しました。 卒業証書授与式では、大石修治校長から卒業生に証書が手渡されました。 この日は2年間の専門課程の卒業式と6か月間の短期課程の修了式が行われ、卒業生、修了生合わせて41人が証書を受け取りました。 大石校長は式辞で「みなさんがこの学校の一番最初の卒業生として、社会に貢献してくれることを期待しています」と卒業生にエールを送りました。 卒業生を代表して機械・生産技術科の中山楽里(らくり)さんが「これから私たちはそれぞれの道を歩き始めます。短大で培ったものづくりの精神を大切にして精進していきます」とあいさつしました。 県の南信工科短大は、南信地域の製造業分野で即戦力となる技術者を養成しようと平成28年度に開校しました。 2年間の専門課程には機械生産技術科と電気・制御技術科の2学科が設けられていて、最新のシステムを活用した授業が行われています。 卒業生は「即戦力として活躍できるようがんばります」「学校で学んだ立ち向かう精神を活かして、社会に出てもて頑張りたい」と意気込みを話していました。 卒業生33人のうち就職希望者29人全員の就職が内定していて、このうち上伊那地域での就職者は15人となっています。
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劇団「歩」 第11回定期公演
箕輪町文化センター付属劇団歩の第11回定期公演が、町文化センターで10日に行われました。 演目は「いとしいとしのぶーたれ乞食」という作品です。 劇団歩は、2003年に旗揚げ公演を行い、現在箕輪町を中心に上伊那の12人が所属しています。 今回の作品は、集団で伊勢神宮へ参拝する「おかげまいり」をテーマにしています。 「おかげまいり」の一行がやって来ると待ち続けている老夫婦と参拝に出かける人たちの出会いによって繰り広げられる人間模様を描いた作品です。 クライマックスでは、一行が客席に登場し、観客も一緒になって踊っていました。 演出の飯島岱さんは、「歩の代表作の1つになると確信している。今後も年に1度の公演を目標に活動を続けていきたい」と話していました。
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伊那谷アウトドア・自然体験推進連携会議 発足
上伊那地域の高原や里山を観光資源ととらえ活用法について考える「伊那谷アウトドア・自然体験推進連携会議」が発足しました。 12日は、初めての会議が伊那合同庁舎で開かれ、県や市町村、商工団体、アウトドア事業者など、およそ30人が出席しました。 会議では、県が上伊那管内の山岳観光地を紹介した他、出席者がアウトドア事業に関して今後取り組んでいくことや課題などをあげていました。 南信地域のアウトドア団体の代表は、「観光客の取り合いをするのでなく、他団体や自治体と連携しながら進めていきたい」と話していました。 今後は、年に数回会議を開き、気軽に訪れることができる入笠山や萱野高原などの活用法などについて協議していくということです。
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長谷中3年生 ラー油の活用を考える
伊那市長谷の長谷中学校の3年生は、内藤とうがらしから作ったラー油の活用方法を考える調理実習を12日、行いました。 長谷中学校の3年生は、地元でとれる伝統野菜「内藤とうがらし」を栽培し一味唐辛子やラー油を作りました。 調理実習は、自分たちで作ったラー油の活用を考えようと行われました。 12日は、地元で鹿料理を提供している、ざんざ亭の長谷部晃さんに協力してもらい、餃子を作りました。 餃子づくりでは、伊那谷でとれた鹿のすね肉と生徒が家から持ちよった野菜にラー油を混ぜ合わせていました。 ペペロンチーノづくりでは、フランスで料理修行の経験がある伊那市の吉澤藤吾さんが指導にあたり、ソースにラー油が使われました。 この他に、ラー油を使ったミネストローネも作り、出来上がると全員で料理を味わいました。 長谷中学校では、来年度も引き続き地産地消を目指し、内藤とうがらしについて取り組んでいくということです。
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美篶の写真愛好家 大森英明さん写真展
伊那市美篶の写真愛好家大森英明さんの「祭」をテーマにした写真展が、伊那市のかんてんぱぱホールで12日から始まりました。 会場には、上伊那を中心に県内外で撮影した祭りの写真およそ90点が並んでいます。 大森さんは、写真歴30年ほどで、これまで富士山や桜などの風景を撮影してきました。 3年ほど前からは人物に興味を持ち、県内外の祭りに出向いては撮影するようになったということです。 大森さんは、「初めて行く現場がほとんどだったので、テクニックは使わずにきれいに撮ることだけに専念した。いきいきとした表情や躍動感を見てほしい」と話していました。 写真展は18日日曜日まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那中生徒が空き店舗に写真と川柳を展示
伊那市の伊那中学校1年生は、登下校時に撮影した写真とそれにあわせて詠んだ川柳の展示を、12日から中心市街地の空き店舗で始めました。 会場となった島田屋1階には、伊那中1年生の作品およそ120点が展示されています。 伊那中学校では、年に1度放課後に地域を散策して自分たちの住むまちについて学ぶ「道草の日」があります。 1年生は、この時間を利用し通学路などで思いおもいの写真を撮影しました。 また、総合学習で地域活性化に取り組む2年3組の生徒は、この日のために数回にわたり会場の掃除をしてきました。 12日は、1年生全員と2年3組の生徒が参加してオープニングセレモニーが行われました。 また、会場を提供した島田屋の竹村恵利子社長に感謝状が贈られました。 伊那中学校の武田育夫校長は、「上伊那広域連合をはじめ地域の人の協力があって実現できた。生徒達のふるさとへの思いがつまった展示になっているので、足を運んでほしい」と来場を呼び掛けています。 展示会は、26日月曜日まで島田屋1階で開かれています。
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「伴走型支援事業」支援事業者の紹介事例をHPに掲載
伊那商工会議所は、創業支援や補助金の活用などきめ細かな支援をする「伴走型支援事業」をより身近に活用してもらおうと、支援事業者の紹介事例をHPに掲載しました。 伴走型支援事業は、小規模事業者の課題解決に向けて事業者に寄り添った継続的な支援を行うもので、伊那商工会議所は今年度国からの認定を受けました。 伊那商工会議所では今年度、創業スクールや販路拡大の展示会の出展支援、経済動向調査などを実施しました。 今年度管内で伴走支援を行った事業所の中から7社を紹介事例としてHPに掲載しました。 HPには、課題解決に向けた取り組みや商工会議所経営指導員から受けた支援内容などを掲載しています。 伊那商工会議所では「今後、広くPRすることで伴走型支援事業の活用促進と地域活性化の推進を図っていきたい」と話していました。
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東日本大震災から7年 被災地に思い馳せる
東日本大震災から、今日で丸7年となります。 震災が発生した午後2時46分にはサイレンが鳴らされ、伊那地域でも被災地へ思いをはせました。 震災が発生した午後2時46分にはサイレンが鳴らされました。 伊那市福祉まちづくりセンターでは、災害ボランティア研修会が開かれ、参加者が黙とうを捧げました。 研修会には、災害時のボランティアに興味がある人や、上伊那の社会福祉協議会の職員など、57人が参加しました。 研修会では、東日本大震災発生時に被災地でボランティア受け入れの支援を行った長野県社会福祉協議会の福澤信輔さんが「災害時に知っておきたいこと」と題して話しました。 福澤さんは、「被災地支援の基本は被災者中心・地元主体・協働の3つです。地元主体の支援を今一度考えていきましょう」と話していました。
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リニアの活用考えるシンポジウム 岸博幸教授講演
2027年に東京・名古屋間で開業予定のリニア中央新幹線の上伊那での活用について考えるシンポジウムが11日、伊那市の信州INAセミナーハウスで開かれました。 シンポジウムでは、慶應義塾大学大学院の岸博幸教授が「リニア新幹線に向けた伊那谷の未来の作り方」と題して講演しました。 岸教授は、「リニア開通に向け上伊那をさらに良くするためには、地域住民や企業が正しい意識をもって取り組むことが必要です」と話していました。 このシンポジウムは、市町村や観光団体、信州大学などでつくるリニア中央新幹線の活用を考える上伊那地域連絡会が開いたものです。 会場には260人ほどが訪れ、話に耳を傾けていました。
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産業支援センターみのわ 4月開所
箕輪町は、町内で創業したい人を支援する「産業支援センターみのわ」を4月に開所します。 9日は箕輪町の職員らが施設を訪れ竣工検査をしました。 産業支援センターみのわは、旧産業会館を改修し、創業支援や産業振興の拠点として整備されました。 施設は、鉄筋コンクリート造り2階建て、延べ床面積は610平方メートルです。 「創業支援オフィス」が5部屋あり、町内で6か月以内に創業する人を対象に最長3年で貸し出します。 使用料は月額1万2100円から2万300円です。 町では、今月中に利用者の募集を始めます。 「コワーキングスペース」は、1人1日100円で使用できます。 2階には研修室や、商談スペースがあります。 産業支援センターみのわは、箕輪町が国の地方創生拠点整備交付金を活用して整備したもので、工事費は1億3千万円あまりです。 開所は4月2日で、本格的な利用開始は隣接する商工会館や駐車場の工事が終了する6月を予定しています。
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貝沼の住民が交流「にじいろサロン」
伊那市富県貝沼の住民がゲームを通して交流を深める「にじいろサロン」が10日、貝沼公民館で開かれました。 にじいろサロンには、幼児からお年寄りまで貝沼の住民45人が参加しました。 わなげやストラックアウト、ボーリングなど4種類のゲームを楽しみました。 にじいろサロンは、世代をこええて交流することで、地域全体で子どもを育てていこうと、貝沼社協「ふれあい」が年に2回開いています。 貝沼社協の埋橋初会長は、「核家族化が進む中、住民が顔を合わせることで、いざという時にも助け合える関係を作っていきたい」と話していました。
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井月の命日に墓参り 「新編井月全集」8月に刊行
漂泊の俳人井上井月の命日の10日、井上井月顕彰会の役員は、その足跡を偲び墓参りをしました。 10日は、井上井月顕彰会の役員4人が美篶にある井月の墓に集まりました。 井上井月は、江戸から明治時代にかけての30年間、伊那谷を放浪した俳人です。 明治20年3月10日に亡くなり、この場所に墓が建てられました。 井上井月顕彰会ではその生きざまや作品を後世に伝えていこうと活動しています。 顕彰会は「新編 井月全集」を8月30日に刊行します。 井月研究の第一人者で全集の監修を行う竹入弘元さんです。 全集は、初版が昭和5年に、最新の5版は平成26年に刊行されていて、今回は井月没後130年を記念し刊行されます。 近年発見された11句を含む1747句が収録されます。 誰でも読みやすいように、井月の文章以外はすべて現代仮名遣いに直したということです。 新編井上井月全集は 約600ページ、価格は5,860円です。(税・送料含む) 発刊は8月30日の予定で、顕彰会では現在予約を受け付けています。