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無茶フェス伊那大会 大盛況
信州プロレス10周年無茶フェス伊那大会が、伊那市の市民体育館メインアリーナで15日開かれ、市内でローメンを提供している店主がリングに上がり戦いました。 大会は、信州プロレス10周年と伊那ローメンズクラブ設立20周年を記念し開かれました。 試合では、ローメンズクラブのメンバー8人がリングに上がり、最後の一人まで闘うバトルロイヤルが行われました。 最後は、初代イメージキャラクターウマカローが勝利しました。 かぶり物をとるとメンバー最高齢で前会長、萬楽の店主正木金内衛さんだったことがわかり会場が沸いていました。 メインイベントは、信州プロレス代表のグレート無茶さんや箕輪町出身のプロレスラー征矢学選手、 プロレス界のカリスマ武藤敬司選手らが登場し盛り上がりました。 会場には、およそ2500人が訪れ、立見が出るほどの盛況ぶりとなりました。
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西光寺で晋山式
箕輪町沢の西光寺で、新しい住職が就任する晋山式が14日に行われました。 式の法要には檀家や僧侶など130人が参列しました。 西光寺の住職となるのは竹花(たけはな)正道(しょうどう)さん、48歳です。 西光寺では先代が高齢のため退任し、長女の夫の正道さんが後を継ぎました。 檀家は箕輪町沢を中心におよそ350戸です。 実行委員長の平澤豊満さんは「新しい時代に合った寺となるよう住職中心に頑張っていってほしい」と話していました。
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美篶小資料館に新資料が寄贈される
伊那市の美篶小学校資料館に旧陸軍伊那飛行場のものと思われる新たな資料が寄贈され、関係者を集めての勉強会が、今日開かれました。 寄贈されたのは、高さ50センチ、重さ5キロの旧陸軍伊那飛行場にあった飛行機の一部と思われる残骸です。 14日は、美篶小資料館運営委員会の委員らおよそ10人が集まり、副委員長の矢島信之さんが寄贈された経緯などを説明しました。 飛行場の廃止に伴い美篶上川手の酒井玄太郎さんが自宅に持ち帰り街灯の土台として使っていたものを家族から譲り受けたものです。 矢島さんは、「50年ほど前は、牛の飼い葉入れとして使っている家もあった」と話していました。 委員の一人がインターネットで調べたところ、旧陸軍の戦闘機の先端によく似ていることが分かり、「補修用においてあった部品かもしれない」と話していました。 美篶小資料館運営委員からは、「伊那飛行場に関するものを改めて募り展示してはどうか」などといった意見が出されていました。
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プログラミング×ドローン 長谷小で体験会
2020年から小学校で必修化となるプログラミング教育にむけて、伊那市はドローンを取り入れた授業を実施します。 これに先立ち、ドローンの体験会が、16日、長谷小学校で開かれました。 16日は、長谷小学校の5年生が、全校児童にドローンの操作方法を教えていました。 5年生は、今年の夏から総合学習として、プログラミングについて学んでいます。 プログラミングとは、コンピュータープログラムを作成し、人間の意図した処理を行うようコンピューターに指示を与える行為です。 市では、2020年から小学校で必修化となることから、伊那市らしい取り組みを行おうと、今回プログラミングができるドローンを10基導入しました。 5年生は、先週初めて扱ったということですが、慣れた手つきで教えていました。 他に、災害現場や工事現場などで活用する大型ドローンのデモンストレーションが行われました。 ドローンを使った撮影などを行っている手良の蟹澤幸一さんが、上空から記念写真を撮っていました。 18日からは、ドローンフェス㏌INA Valleyが長谷を会場に開かれます。 市では、「地域で行われている最先端技術の取り組みに興味を持ってもらいたい」と話していました。
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第22回書晋展
上伊那の書道愛好家でつくる書晋会の「第22回書晋展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで、12日から始まりました。 会場には、会員13人の作品およそ70点が並んでいます。 上伊那地域で書道の教室を開いている講師を中心に、各会派が一堂に会する作品展です。 漢字、かな、刻字など、様々な書体で表現しています。 書晋会では「バラエティーに富んでいて見ごたえある作品が並んでいるので、幅広い書の世界を感じてもらえると思う。」と話していました。 第22回書晋展は、18日(水)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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ガレットマルシェで食べ比べ
上伊那の12店舗のガレットが楽しめる信州伊那谷ガレットマルシェが15日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 イベントでは、食べ比べしやすいようミニサイズのガレットが600円で販売されました。 鹿肉を包んだものや、スープの中にガレットを入れたものなど、12種類が販売されました。 このイベントは、地域の人たちにガレットを味わい、親しんでもらおうと信州伊那谷ガレット協議会が開いたもので、今年で2回目です。 家庭でもガレットを作ってもらおうと、そば粉とレシピ、上伊那産の木材で作った調理器具のセットが初めて販売されました。 また、イベントでは食、農などに係る4人が「結いから生まれる新たな食文化」と題したトークセッションを行いました。 食を通じた地域の掘り起こしを行っている㈱・バリュー・クリエーション・サービス社長の佐藤真一(しんいち)さんは「飲食店と農家が一緒になることで地域の魅力を守ることができる」と話していました。 伊那谷ガレット協議会の渡邊竜朗会長は、「ガレットはあらゆる具材が使える、結いのシンボルのようなもの。他業種と関わることで違う視点を取り入れ、楽しく活動を続けることができる」と話していました。
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南箕輪村駅伝競走大会 田畑が優勝
地区対抗で競う第30回南箕輪村駅伝競走大会が15日開かれ、田畑区が優勝しました。 午前9時、10チームが一斉に南箕輪村役場をスタートしました。 コースは役場を発着点に村内を一周するおよそ23キロです。 小学生から一般まで12人でタスキをつなぎました。 中継点には地域住民が集まり、ランナーに声援を送っていました。 結果、大会記録まであと2秒となる、1時間28分32秒で田畑が優勝しました。 2位は神子柴、3位は南原でした。
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5週連続新そばイベント 行者そば祭り
信州そば発祥の地伊那をPRする5週連続新そばイベントが今週から始まりました。 その第1弾として行者そば祭りが伊那市荒井の内の萱スポーツ公園で15日行われました。 会場では、荒井区の住民やそば打ち名人の会が打ったそばが2000食用意され、700円で提供されました。 行者そばは、今から1300年ほど前に、内の萱を訪れた行者がそばの種を置いていったことが始まりとされています。 訪れた人たちは、うちたてのそばを辛つゆにつけて味わっていました。 五週連続そばイベント、来週は21日と22日に西箕輪のみはらしファームで新そば祭りが行われます。
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伊澤修二記念音楽祭に向け 迫学部長が指導
28日に行われる第31回伊澤修二記念音楽祭で東京芸術大学の学生オーケストラと共演する合唱団の練習が13日行われ、当日指揮をする迫昭嘉音楽学部長が指導しました。 13日は公募により選ばれた合唱団と、当日一緒に歌う伊那市内4つの高校の合唱部の部員が練習しました。 迫学部長は去年の音楽祭ではピアノ演奏を披露していて、音楽祭への出演はこれで3回目です。 当日はベートーヴェンの交響曲第9番第4楽章をドイツ語で歌います。 迫学部長は、ドイツ語の発音やリズムなどを指導していました。 練習は当日までにあと2回行われる予定です。 伊澤修二記念音楽祭は28日に行われます。 迫学部長指揮による第九の演奏は、第二部で午後2時30分から伊那文化会館で行われます。
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伊那商工会議所青年部のハロウィンイベント28日に開催
伊那商工会議所青年部のハロウィンイベント「ハロウィンなday(デイ)&(アンド)night(ナイト)2017」が、28日土曜日に伊那市のセントラルパークと坂下公会堂で行われます。 13日は伊那商工会議所青年部のメンバーがイベントについての記者会見を開きました。 今年のハロウィンイベントは昼の部のほか、初めて夜の部も行われます。 昼の部はセントラルパークで屋台村が開かれ、仮装コンテストが行われるほか、伊那の名物料理などが販売されます。 今年は初めてチャレンジショップとして、起業を考えている人や学生などがブースを出店します。 夜の部はハロウィンパーティーとして、坂下公会堂の三階で立食パーティーを開きます。 仮装コンテストのほか、ハロウィンにちなんだゲームが行われます。 夜の部の参加費は3,500円、中高生は千円です。 参加費のうち500円分を集めて伊那中央病院のプレイルームにおもちゃを寄贈します。 目標金額は5万円としています。 伊那商工会議所青年部のハロウィンイベントは28日(土)に行われます。
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大政奉還から150年 特別展「庶民が見た幕末」
徳川幕府が大政奉還してから今年で150年となります。 14日から、箕輪町の幕末をテーマにした箕輪町郷土博物館の特別展が始まりました。 「庶民が見た幕末~箕輪郷騒動記~」と題した特別展では、当時の箕輪郷で起こった2つの出来事「水戸浪士の松島宿止宿」と「太田領離脱騒動」を取り上げていて、関係資料23点が展示されています。 「水戸浪士の松島宿止宿」は、当時の箕輪郷には、松島宿という宿場町があり、水戸浪士が宿泊した出来事です。 水戸浪士の一行は、尊王攘夷の志をのちの徳川慶喜に訴えるため、伊那街道を通り、京都に向かいました。 もうひとつは、「太田領離脱騒動」です。 こちらは、江戸中期から箕輪郷のおよそ半分を治めていた太田氏の具足です。 太田領は年貢が高く領民に不満がつのっていたことから、明治新政府が成立したことをうけ、太田領を離脱したいという騒動が起こりました。 特別展「庶民が見た幕末」は、来月12日まで、箕輪町郷土博物館で開かれています。 22日と来月11日には展示解説、今月29日には太田氏ゆかりの地を歩くイベントが行われます。
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暴力追放・地域安全 伊那市民大会 約300人が参加
「暴力追放・地域安全 伊那市民大会」が14日に開かれ、参加者が市中パレードで暴力団の追放や交通事故防止などを呼びかけました。 パレードには伊那市消防団や防犯協会、交通安全協会、区長会などから約300人が参加しました。 伊那市では、昭和62年に美篶で暴力団の発砲事件があり、同じ年の市議会で暴力団追放都市宣言が決議されました。 市民大会は、翌年の昭和63年から毎年行われています。 この日の大会では、「暴力団を恐れない、金を出さない、利用しない、交際しない」の4つの運動の推進のほか、特殊詐欺の被害防止に努める事、飲酒運転は絶対にしないなどとする大会宣言が承認されました。 参加者は、いなっせ前からJR伊那北駅前までをプラカードを持ちながら行進し、地域の安全を呼びかけていました。
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森林づくり県民税 次期5年の方針案を県が説明
県が来年度以降も継続する方針を示している森林づくり県民税について次期5年間の基本方針案についての説明会が13日に伊那合同庁舎で開かれました。 県内4会場で開かれているもので林業関係者や地域住民、約60人が参加しました。 県は今年度末で課税期間が終了する森林づくり県民税について、来年度以降も継続する方針を示しています。 参加者からは、「松くい虫対策への補助を拡大して欲しい」といった意見や、「補助金の支給方法が立て替え払いで組合の経営を圧迫しているので、補助金の支払い時期を早めてほしい」などの要望があがっていました。 また、昨年度末で余った4億9千万円の基金については、計画的に有効な利用を求める声がありました。 説明会は、18日まで松本市や長野市でも開かれる事になっています。
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伊那市長谷で南アルプスふるさと祭り
今年で34回目となる南アルプスふるさと祭りが、伊那市長谷の美和湖公園で8日に行われ、地域の特徴を活かした屋台やステージ発表などで賑わいました。 会場には、地域の食材を使った料理や特産品を販売する17ブースが並びました。 伊那市商工会長谷支部は、ジビエ料理をPRしようと猪鍋を提供しました。 信州伊那谷ガレット協議会の加盟店は上伊那産のそば粉と長谷で採れた野菜を使ったガレットを提供しました。 目当ての品を買い求めた人たちは、会場内で味わっていました。 まつりに初めて参加した長谷小学校3年生のブースでは、訪れた人が、三峰川の石に絵を描いたり竹にシールを貼って鉛筆たてを作る体験をしていました。 ステージでは、長谷中学校の3年生が太鼓を演奏しました。 実行委員会によりますと、約3,800人が祭りに訪れたという事です。
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木下区敬老会 160人が出席
箕輪町木下区などは、73歳以上のお年寄りを招いての敬老会を、8日に、木下公民館で開きました。 敬老会は、午前と午後の部の2回開かれ、地元の保育園の園児や有志による踊りが披露されました。 敬老会は、木下区と地区社会福祉協議会が毎年この時期に開いています。 今年は、967人が招かれ、160人が出席しました。 木下区では、木下長寿クラブが主体となって月に1~2回花壇整備やヨガ、マレットゴルフなどを楽しんでいるということで、「今後も積極的に外に出て体を動かすイベントを企画していきたい」と話していました。
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伊那本線 朝夕の便低調
伊那市、箕輪町、南箕輪村を結ぶ路線バス「伊那本線」の4月から8月までの利用者数が示されました。 通学や通勤の利用を期待した朝夕の便で利用者が低調となっています。 13日は伊那市役所で伊那地域定住自立圏共生ビジョン協議会が開かれ、今年度の事業の進捗状況が報告されました。 4月から8月までの利用者数は6,123人で、目標の20,600人に対し3割程でした。 特に通学や通勤利用を見込んだ朝一番の便は、伊那方面行きが5か月間で8人、箕輪方面行きが5人と低調でした。 委員からは、「利用増加に向けてダイヤ、運賃、ルートの大胆なな見直しが必要ではないか」といった意見が出されていました。 担当者からは「無料Wi-Fiなど若い人が利用しやすい付加価値を付けたバスの導入などを検討したいなどといった考えも示されました。 伊那市や箕輪町、南箕輪村は定住自立圏の取り組みとして市町村の枠を超えて走る路線バス「伊那本線」の運行を4月から始めています。
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赤果肉リンゴ新品種「いなほのか」発表
信州大学農学部の伴野潔教授は、そのまま食べることができる赤果肉リンゴ「いなほのか」を13日発表しました。 赤果肉リンゴの新品種「いなほのか」です。 これまでのものと比べ酸味がおさえられ、そのままでも食べやすくなったという事です。 13日はリンゴ農家が大学を訪れ伴野教授から品種の特徴について説明を聞いたり、試食をしました。 伴野教授は、平成11年から赤果肉リンゴの研究を始めました。 伴野教授によりますと、これまでのものは、酸の量が7~8パーセントでそのまま食べると酸味が強い事から酒の醸造など加工用に用いられているという事です。 いなほのかは、交配させた品種の中から酸の量が少ない系統を選び育てたもので、0.64パーセントとそのままでも食べやすい物ができたとう事です。 上伊那の苗木業者2社で、いなほのかの苗木の生産が進めらていて、訪れた農家も新たな品種に期待を寄せていました。 伴野教授は、今後はさらに色づきがよく、大きな実のなるリンゴの開発を進めていきたいとしています。
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木製の鹿のダミーでドローンフェスPR
今月18日から4日間伊那市で開かれるドローンフェス・イン・イナバレーをPRする木製の鹿のダミーが伊那市役所に展示されています。 鹿のダミーはドローンフェスを広く知ってもらおうと伊那市が募集したもので小学生などが描いたカラフルなペイントがほどこされています。 ドローンに関する技術開発や事業展開に向けた伊那市の取り組みを発信するもので長谷の美和湖や鹿嶺高原などが会場となります。 ドローンの性能を体験できたり、はく製の鹿を探す競技などが行われ伊那ケーブルテレビでは19日と20日の午前8時30分から122チャンネルでその模様を生中継します。
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仁愛病院新病棟建設へ
伊那市西町の仁愛病院は耐震強化や消防法改正に伴うスプリンクラー設置義務化に対応した新しい病棟を建設します。 新しい病棟は鉄筋コンクリート造りの4階建てで延床面積は約4千平方メートル 総事業費は15億8千万円です。 13日は安全祈願祭と起工式が行われ病院や工事関係者が工事の無事を願いました。 仁愛病院は平成10年に設立され内科、外科、婦人科など13の診療科目があります。 上伊那の私立病院では唯一、一般病床のほかに長期入院を必要とする療養病床、介護病床が備えられていて8人の常勤医師がいます。 新病棟建設に合わせて今ある病棟の半分を解体し駐車スペースとするほか全てにスプリンクラーを設置し耐震性も強化します。 完成後は一般病床73床、療養病床94床、介護病床30床が備えられ、これまでになかったカフェや売店が併設されます。 新病棟は今月中に工事に着工し来年12月の完成を目指します。
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日本政策金融公庫 出前授業
日本政策金融公庫は、高校生が考案した商品開発のビジネスプランについて助言する出前授業を駒ヶ根市の赤穂高校で2日、行いました。 赤穂高校商業科の3年生26人が、日本政策金融公庫主催の高校生ビジネスグランプリに応募することになったことから、プランの作成方法などを学ぶ授業が行われました。 2日は、日本政策金融公庫北関東信越創業支援センター所長代理の山口修平さんと伊那支店長の枝松辰義さんが指導に訪れました。 6グループがそれぞれ、地域の課題解決に向けた商品開発のビジネスプランを発表し、商品の売り込み先や収支計画などについてアドバイスを受けました。 このうち、野菜嫌いな子ども向けの商品を考案したグループは、駒ヶ根産の黒ゴマを生地に練り込み地元産の野菜を乗せたピザの販売プランを発表しました。 山口さんは「子どもにリピーターになってもらえるよう味や販売方法を考えて欲しい」と話し、枝松さんは「母親が子どもに食べさせたいと思ってもらえるようPRをすることも大切です」などとアドバイスをしていました。 助言を受けた赤穂高校商業科の3年生は、今後プランの内容を精査してビジネスグランプリに応募することになっています。
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初心者向けそば打ち教室
初心者を対象にしたそば打ち教室が12日、伊那市のいなっせで開かれました。 そば打ち教室には、伊那市内から10人が参加しました。 講師は、全国で認定している一般社団法人全麺協のそば打ち5段を持っている西春近の原秀夫さんと、妻で同じく4段のれい子さんが務めました。 参加者のほとんどは、初めてそばを打つ人や年に1回程度しか打たない初心者だということです。 この日は、県内産のそば粉を使って、コツなどを原さん夫妻に聞きながら打っていました。 そば打ち教室は、信州そば発祥の地「伊那」を多くの人に身近に感じてもらおうと、伊那市生涯学習センターが開いたもので、今年で2年目です。 教室は11月までにあと2回開かれる予定です。
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老松場古墳群 調査結果速報展
南信最古の可能性もある伊那市東春近の老松場古墳群についての調査結果をまとめた速報展が、伊那市の創造館で開かれています。 会場には、老松場古墳群について解説したパネルやドローン映像・巨大地図などが展示されています。 2015年2月に地区住民が一帯を公園として整備をする活動を始めたことが今回の発見につながりました。 整備活動に参加していた東春近小学校の子どもたちが、古墳群の一つが前方後円墳ではないかという疑問を持ち、その年の12月に測量を行いました。 その結果前方後円墳の可能性が高まり、関西大学と伊那市教育委員会が合同で3年がかりの調査を始めることになりました。 今年8月にはその第1次調査が行われ、これまでの動きと調査結果をまとめたものが今回の速報展です。 伊那ケーブルテレビでは、このほど、現地で、長野県考古学会の小林 正春会長や創造館の濵 慎一学芸員を招いて番組収録を行いました。 来年8月には現地で発掘調査が予定されています。 速報展では、上伊那のほかの遺跡から出土した勾玉や鉄の刀なども展示されています。 老松場からも同じような出土品がでることが予想されるということです。 老松場古墳群の調査速報展は、11月13日まで行われています。 なお伊那ケーブルテレビの老松場古墳群について扱った番組「月刊ワイドニュース10月号」は、17日までご覧のチャンネルで放送しています。
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中国西安の幼稚園 村保育園視察
中国西安市の幼稚園の関係者が、12日、南箕輪村の中部保育園を訪れ、日本の保育の様子を視察しました。 中部保育園を訪れたのは、中国西安市の嘉祥幼稚園の園長や保育士ら4人と、今回の訪問をサポートしている日中友好文化経済交流協会のメンバーです。 訪問団は、園内を視察して回りました。南箕輪村内の5つの園と、西安市の幼稚園は、国際交流を行う調印を平成7年に結びました。 以来、交流が続けられていましたが、国際情勢の変化などもあり、5年間ほど疎遠になっていました。 交流協会のメンバーが、今年6月に西安市を訪れたことが縁で、交流を復活させ発展させようという運びとなり、今回、訪問団が村を訪れることになりました。 訪問団は、園の設備について質問したり、園児と触れ合うなどしていました。 年長クラスではハンカチ落としをして遊んでいましたが、中国にも同じゲームがあるということで、歌を紹介していました。 今回の訪問受け入れの中心となった、西安出身で、日本に帰化した日中友好文化経済交流協会理事長の吉田(よしだ) 明玉(あきお)さんです。 この交流を保育園だけでなく、上伊那地域全体に広げていきたいと考えています。 訪問団は、12日、南箕輪村長を表敬訪問したほか、高齢者福祉施設なども見学しました。 一行は13日も、上伊那地域の施設を視察し、14日に帰国する予定です。
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箕輪西小学校5年生 昔の道具で脱穀体験
箕輪町の箕輪西小学校の5年生は、総合的な学習の授業で育てた稲を、昔の道具を使って12日に脱穀しました。 この日は、箕輪西小学校の5年生19人と、児童の保護者や地域住民が作業をしました。 児童らは、5月中旬に田植えを行い、草取りや水の管理をして、9月下旬に稲刈りを行いました。 この日は、学校にある昔の道具を使って脱穀を行いました。 収穫したのはもち米で、11月18日の収穫祭で味わうということです。
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テニスコート利用者数 1万人増
今年4月にリニューアルした伊那市のセンターテニスコートの利用者数が、去年より1万人増えていることがわかりました。 伊那市によりますと、去年4月から11月までのシーズン中の利用者数は1万5612人でした。 リニューアルした今年4月から9月末までの利用者数は2万6270人で、すでに去年を1万人上回っています。 伊那市中央にあるセンターテニスコートは14面あり、これまでは、土のコートでしたが利用者の要望などを受け、今年人工芝に張替えをしました。 これまで、冬場や雨が降った時は使用できませんでしたが、 人工芝のコートは年間を通して利用でき多少の雨でも使用することができます。 利用者が増えていることについて伊那市では、中高生の部活や雨の日の利用が増えていることなどを要因としてあげています。 平日の夕方から高校生たちが部活で利用し、夜になるとサークルや一般の人たちでコートが埋まります。 この規模の人工芝コートは南信では唯一だということで、伊那市では「年間を通し多くの人に利用してほしい」と話していました。
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伊那地域の最高気温29.1度 4日連続の夏日
11日の伊那地域の最高気温は29.1で、4日連続の夏日となりました。 伊那地域は、11日午後2時40分に最高気温29.1度を記録し4日連続の夏日となりました。 最高気温29.1度は、2013年に観測した29.5度に続いて10月の観測史上3番目に高い気温となっています。 長野地方気象台によりますと、12日は曇りや雨の予想で11日よりは暑さがやわらぎ涼しくなるという事です。
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上伊那広域消防本部 県消防学校での成果を査閲
上伊那広域消防本部は、8日に長野市の県消防学校を卒業した署員の訓練の成果を確認するための「査閲」を、11日に行いました。 8日に県消防学校を卒業したのは、今年度広域消防本部の職員に採用された18歳から22歳の4人です。 この日は、田畑公徳消防長や幹部など11人が査閲しました。 訓練は、火災が発生した建物に取り残された負傷者を救助するとの想定で行われました。 査閲は、消防学校での訓練の成果を確認し、署員も気持ちを新たにしようと初めて行われたものです。 田畑消防庁は、「地域の安心安全を守りたいという強い気持ちを達成できるよう、訓練に励み、一人前の署員になってほしい」と話していました。 4人は、今後半年間は訓練期間として病院での実習などを行っていくという事です。
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衆院選 投票啓発ハガキ発送作業
去年の参院選から選挙権が18歳以上に引き下げられたことを受け、伊那市選挙管理委員会は、20歳までの有権者に22日の衆院選の投票を呼び掛けるハガキの発送を11日からはじめました。 ハガキは、伊那市の選挙人名簿に載っている18歳から20歳までの1,947人に送られます。 市の職員が選挙に親しみやすいようデザインしたということです。 伊那市では、選挙権が18歳以上に引き下げられた去年7月の参院選で10代の有権者数1,355人のうち605人が投票しました。 投票率は、18歳が50.81%、19歳が38.5%でした。 市役所では、11日から期日前投票所が開設されていて伊那市選挙管理委員会では「若い人たちに積極的に投票してほしい」と話しています。 衆院選は22日に、投票が行われ即日開票されます。
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神子柴の白山社八幡社合殿秋の例大祭 神楽の舞奉納
南箕輪村神子柴の白山社八幡社合殿秋の例大祭が、8日に行われ、小学生が神楽の舞を奉納しました。 奉納したのは、南箕輪小学校の6年生6人と南部小学校の6年生2人の合わせて8人です。 神楽は、神事で神様に奉納するための舞で、神子柴では平成4年に復活し、以来毎年6年生が奉納しています。 今年は、先月末から4回集まり練習してきたということです。 8日は、神社総代や住民などおよそ50人が見守る中、宮司の太鼓に合わせて舞を披露していました。 ある6年生は、「映画で見ていつか自分もやりたいとあこがれていた。疲れたけれどいい思い出になった」と話していました。 赤羽恒雄神社大総代は、「限られた練習時間の中で素晴らしい舞を披露してくれた。老いも若きも1つになって地区を守り発展させていきたい」と話していました。
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2校の交流の絆をシンボルマークに
伊那市の東部中学校が、タカトオコヒガンザクラの縁で交流を続ける宮城県仙台市の高砂中学校との絆を深めようと、両校の交流を表現したシンボルマークの作製が進められています。 10日は、高砂中学校の生徒およそ30人が東部中を訪れ、両校の交流の絆を目に見える形で表現しようと、シンボルマークの作製について意見を交わしました。 これまで考えてきたシンボルマークが両校から提案されました。 東部中では、それぞれに植えられた4本の桜を表現したシンボルマークなど3つが提案されました。 高砂中からは、東部中と高砂中を結ぶ桜の後ろに虹が表現されたシンボルマークなど3つが提案されました。 生徒からは、「それぞれの絆がひと目でわかるようなシンボルにしたい」といった意見が出されていました。 東部中の桒原泰成(くわばらたいせい)会長は「シンボルマークを見れば、高砂中は東部中のことを、東部中は高砂中のことを思い出すような、そんなものができればうれしい」と話していました。 高砂中の橋浦陽之介(はしうらひろのすけ)会長は「交流がひと目で分かって、後世に引き継いでいけるようなマークにしたい」と話していました。 シンボルマークは、今後お互いの執行部で検討を重ね、早ければ年末に決まるということです。