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保護者向け就活セミナー
これから就職活動を行う子どもがいる保護者向けの就活セミナーが、伊那市のいなっせで日開かれました。 セミナーには50人が参加し、就職や転職支援を行っている松本市のイーキュア株式会社のキャリアコンサルタント福盛二郎さんが講師となり、現在の就職活動の内容などを説明しました。 福盛さんは「県外に出てしまうと上伊那の情報を得ずらくなってしまいます。子どもに上伊那にはどんな仕事があるのかを伝えていく事が大切です」と話していました。 このセミナーは、南箕輪村が開いたもので、上伊那の各市町村が共催となっています。 南箕輪村は、若者のUターンや定住促進につなげようと、昨年度から上伊那の市町村と連携して就活支援に取り組んでいます。 29日には、上伊那の企業およそ40社が参加する「かみいなシゴトフェス」が開かれ、新宿からの無料帰省バスが運行する予定です。
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あぐりスクール ついた餅を味わう
小学生が農業体験を行うJA上伊那のあぐりスクールの今年度最後の講座が16日開かれ、子どもたちが自分たちでついた餅を味わいました。 16日は、上伊那の児童46人とその保護者が参加し、上伊那産のもち米24キロをつきました。 あぐりスクールは、農業体験を通して子どもたちに農と食に親しんでもらおうとJA上伊那が行っています。 今年は米やジャガイモ、サツマイモなどを育てました。 餅がつきあがると、丸めてきな粉をまぶし、全員で味わいました。 あぐりスクールで育てたジャガイモ「きたあかり」を使ったポテトサラダもあります。 16日は、ほかに閉講式が行われ、児童に修了証が贈られたということです。
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羽広荘漏水で「対応に問題ない」
伊那市の第三セクター伊那市観光株式会社が運営する羽広荘で漏水がありその対応として平成28年度の施設使用料を1,180万円減免したことについて伊那市は「対応に問題はなかった」との考えを示しました。 これは15日伊那市役所で開かれた一般質問で示されたものです。 市によりますと羽広荘では平成27年8月に漏水の疑いがあるとわかり約10か月後の平成28年6月に修理をしたということです。 その後9回修理し平成29年7月に漏水が止まったということです。 この件について市に相談があったのは漏水発覚から1年4か月後の平成28年12月でその時点で伊那市観光株式会社社長の白鳥孝伊那市長に報告があったということです。 羽広荘の水道料は漏水が発覚する前の平成26年度がおよそ416万円でしたが 27年度は882万円、28年度は1,600万円になったということです。 この対応について市では伊那市観光からの平成28年度の施設使用料1,755万円のうち1,180万円を減免しています。 この対応に関する議員の質問に対し市は「問題はなかった」との考えを示しました。 白鳥市長は「伊那市観光の全施設に対し水道料の検針の点検を徹底するほか灯油に対しても点検していく」としています。
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ブックバンド作り募金活動
伝統行事「落穂拾い」が中止になった南箕輪中学校では米の代わりにブックバンドを作り募金活動を行っています。 15日は校舎入口で生徒会役員が募金活動を行いました。 南箕輪中学校では東日本大震災以降、被害を受けた東北の中学校に支援金を送っています。 募金をしてくれた人に落穂拾いで集めた米をお礼として渡していましたが今年は雨のため中止となりました。 生徒会では今年も支援金を送るためブックバンドを作りお礼として募金した保護者に渡していました。 ブックバンドはこれまでに図書週間などで作っていたということです。 去年は7万5,100円が集まったということで今年も多くの募金を呼びかけています。 この募金活動は19日まで行われるということです。
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年賀状の受け付け始まる
年賀状の受付が15日から始まり伊那市の伊那郵便局では専用のポストが設けられました。 受付初日の15日は訪れた人が入口に設けられた専用ポストに投函していました。 伊那郵便局では来年1月8日以降はがきの料金が52円から62円となることから注意を呼びかけています。 伊那郵便局では数量限定で東京オリンピックパラリンピックの寄付金付き年賀はがきの販売も始めています。 年賀状は今年に引き続き年明け2日の配達はなく、伊那郵便局では元日に届けるために遅くとも28日には投函してもらいたいとしています。
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男と女ネットワーク協議会 古布を寄付
伊那市男(ひと)と女(ひと)ネットワーク協議会では、ボランティア活動の一環として会員などから集めた古布を15日、伊那市社会福祉協議会に寄付しました。 15日は、ネットワークを構成する6団体の代表などが、集めた古布を伊那市社会福祉協議会の伊藤隆会長に手渡しました。 古布の寄付は12年前から毎年行われています。 各団体が会員に声をかけ、タオルやシーツなど木綿の布およそ58キロが集まりました。 古布は、市社協が運営する高齢者福祉施設に届けられ、介護に役立てられています。 伊藤会長は、「利用者が安心して暮らせる環境を作っていただいている。 大事に使わせていただきたい」と話していました。
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上農産コシヒカリ 等級検査で最高評価
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒たちが栽培したコシヒカリが米の品質のランクを決める等級検査で最高の評価を得ました。 伊那市のJA上伊那伊那支所です。 生徒達が持ち込んだのは、南箕輪村の特別栽培米「風の村 米だより」の名称で生産しているコシヒカリ150キロです。 これまで栽培した米は、校内や地域のイベントで販売したり、カントリーに出荷していました。 ここ数年、品質が向上した事から今年は初めて上農産として専門店に出荷することにしました。 農産物検査員が米を抜き取り、品種や形、水分などを調べました。 検査を受ける事で、品種や米の等級、産地などが認定されます。 持ち込んだ、5袋の検査を終えると、検査員から結果が生徒達に伝えられました。 検査を受けた150キロの米は、最も良い品質に与えらる、1等級の評価を受けました。 1等級となった上農産・風の村米だよりは、来年1月から2月にかけ長野市の米専門店で販売される予定です。 上農では今回の販売を契機に流通についても学んでいくことにしています。
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信州総文祭 上田で美術・工芸部門プレ大会
県内から、高校生たちの個性あふれる美術・工芸作品が集う全国高等学校総合文化祭「美術・工芸部門プレ大会」が上田市のサントミューゼで開かれています。 細かい部分まで書き込んでいる作品に こちらは、扉を付け、内側もキャンバスにして仕上げました。 第42回「全国高等学校総合文化祭」美術・工芸部門プレ大会は、文化系の高校生たちの祭典総文祭を盛り上げようと開かれました。 来年8月サントミューゼを会場に開かれる総文祭には、全国から400点以上の美術・工芸作品が集まる予定です。 プレ大会でも、総文祭に並ぶ作品数を展示しようと県内80校から250点あまりの作品が集まりました。 会場では、最終日17日に交流会を予定しています。 リンゴの木に見立てて描かれたこちらの大作。 交流会に集まった高校生たちがリンゴにかたどった紙に平和への願いを書き込み、貼り付けて完成させます。 信州総文祭 美術・工芸部門プレ大会は17日(日)まで上田市のサントミューゼで開かれています。 <取材:上田ケーブルビジョン>
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伊那市で平山郁夫さんの作品展
伊那市の名誉市民で平成21年に亡くなった広島県出身の日本画家、平山郁夫さんの作品展が、14日から伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には原画をもとに制作された版画40点が展示されています。 展示会は収益の一部を日本ユネスコ協会連盟が行っている東日本大震災子ども支援募金に寄付するチャリティー展として開かれました。 大阪府に本社を置く絵画展の企画会社が3年前から全国各地で行っているもので、これまで300万円ほどを寄付したという事です。 平山郁夫さんは、広島県出身の日本画家です。信州高遠の四季展で審査委員長を務めました。 日本文化の源流を求めてシルクロードを旅し、平和への祈りをテーマに制作を続けてきたという事です。 平山さんの作品のほかに東山魁夷などの作品30点も展示されています。 このチャリティー展は18日(月)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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台風で傷ついたリンゴを使用しJAが新しくリンゴジュースを販売
JA上伊那は台風などで傷がついた規格外のリンゴを使用した新しいリンゴジュースの販売を16日から始めます。 JA上伊那が新しく販売するのは台風などの影響で傷がつき規格外となったリンゴを使用したジュースです。お土産品として販売するほか、県外の市場でも販売します。 14日に記者発表が行われJA上伊那きのこ果実大使でタレントの北澤ユウジさんが味を確かめました。 使用しているリンゴは上伊那産の「ふじ」です。 箕輪町のJA上伊那果実選果場にはジュースの原料となるリンゴが保管されています。 JAによりますと今年10月の台風21号、22号の風の影響で枝が表面にあたって傷ついたり、落果したものが多く出たということです。 ふじの出荷量は例年400トンですが今年は320トンで、金額にすると約2千万円の被害にのぼるという事です。 リンゴジュースは360ml入りで価格は540円、16日からJAの直売所などで販売が始まります。 リンゴをイメージした形の瓶には花を挿して楽しむこともできます。 リンゴジュースは全部で3,000本生産する予定です。
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「餃子女子」玉城さんとパーティ
グルメ本「餃子女子」などを出版し、女優・歌手として活動する玉城ちはるさんを囲んで餃子を楽しむパーティが、13日夜、伊那市内で開かれました。 会場には、蒸し餃子・焼き餃子・水餃子などが用意され、玉城さんとともに参加者が味わいました。 パーティは、伊那市東春近のゲストハウス「赤石商店」で開かれました。 玉城さんは、女優・歌手・タレントとして活動していて、餃子に対する愛をつづったグルメ本「餃子女子」を出版しています。 元地域おこし協力隊で、市内でシェアハウスを運営する齋藤俊介さんの縁で、玉城さんを伊那に招きました。 餃子は、伊那餃子会が作りました。 雑穀アマランサスを皮や具材に使用し、信州みそで食べました。 この日は、20人ほどが参加し、餃子を楽しんでいました。 玉城さんを囲んでの、パーティは午後10時まで続きました。
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南箕輪村中部保育園もちつき
南箕輪村の中部保育園で、もちつきが14日行われました。 この日は、地域の人から提供してもらったもち米12キロを炊きました。 年長の園児57人が代わるがわる餅をついていました。 普段から交流している地元北殿・南殿の高齢者クラブのメンバーが訪れ、園児を手伝っていました。 中部保育園では、「最近では家で餅をつくことも少なくなった。子どもたちに日本の伝統を伝えたい」と話していました。 ついた餅は、あんこやきなこをまぶして昼食で味わいました。
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南箕輪村中部保育園もちつき
南箕輪村の中部保育園で、もちつきが14日行われました。 この日は、地域の人から提供してもらったもち米12キロを炊きました。 年長の園児57人が代わるがわる餅をついていました。 普段から交流している地元北殿・南殿の高齢者クラブのメンバーが訪れ、園児を手伝っていました。 中部保育園では、「最近では家で餅をつくことも少なくなった。子どもたちに日本の伝統を伝えたい」と話していました。 ついた餅は、あんこやきなこをまぶして昼食で味わいました。
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「そば科学的に分析する必要ある」
伊那市の白鳥孝市長は、信州そば発祥の地伊那をさらにアピールするため、そばの品種について科学的に分析し、品質を高めていく必要があるとの考えを示しました。 14日に開かれた伊那市議会一般質問で答弁しました。 米の転作作物として栽培されるだけでなく、質の高いそばを生産する必要があるのではないかとの議員の問いに答えました。 白鳥市長は、「伊那産のそばをブランド化していく必要がある。科学的に分析し、品質の高いものを作ることが必要だ。そば切り用とガレット用の品種を変えることもこれからの課題だ」との考えを示しました。 また、農業機械更新への補助金について、来年度から対象を拡大したい考えを示しました。 現在、集落営農組織など、地域の人々が構成する法人を対象に市の独自事業として補助を行っています。 購入費用に対し三分の一、200万円を上限に補助するもので、今年度は、14日現在で、5件、720万円ほどが活用されています。 平成30年度からは、任意グループなどでも、一定の農地を担い、認定されれば補助金を支給したいとしています。
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白鳥市長3期目 出馬表明
伊那市の白鳥孝市長は、任期満了に伴い、来年4月に行われる市長選に立候補し3期目を目指すことを13日、表明しました。 これは、13日開かれた市議会一般質問の中で議員の質問に答えたものです。 白鳥市長は「市民が夢と希望を持ち、ここに暮らし続けるために3期目の市政を担わせていただきたい」と話しました。 これまでの市政運営について「暮らしやすく住みやすい地方都市として対話と現場主義を基本姿勢としながら公約はほぼ達成できた」と話していました。 白鳥市長は、昭和30年5月25日生まれで現在62歳です。 伊那北高校を卒業後、立教大学に進み昭和54年に信英蓄電器箔株式会社に入社しました。 平成16年に民間登用され伊那市の収入役に就任し、平成19年から副市長を務めました。 平成22年の市長選に初めて立候補し、新人同士の一騎打ちで初当選しました。 2期目も選挙戦で新人をおさえて当選しています。 伊那市長選は、来年4月15日告示、22日に投開票の日程で行われます。 市長選にこれまで立候補を表明している人は他にいません。
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学びの改革実施方針策定に向け地域懇談会
県教育委員会は県立高校の第2期再編を含めた改革の実施方針策定に向けた地域懇談会を伊那市の伊那文化会館で12日、開きました。 地域懇談会は、今回が2回目で12日は、上伊那の旧第8通学区を対象に開かれ保護者や学校教諭などおよそ200人が参加しました。 懇談会では、県教育委員会が11月に示した実施方針のたたき台や今後のスケジュールについて説明しました。 都市部の普通校の伊那北・伊那弥生ケ丘・赤穂は生徒数が520人以下、都市部の専門校の上伊那農業・駒ヶ根工業の生徒数が280人以下がそれぞれ2年連続になった場合を再編基準としています。 中山間地の辰野・高遠については、生徒数が120人以下もしくは生徒数が160人以下で卒業生の半数以上が入学している中学校がない状況が2年連続した場合としています。 出席者からは様々な意見や要望が出されていました。 県教育委員会では2021年3月までに県全体の再編整備計画を確定し、再編に着手するとしています。 また、旧通学区ごとに市町村長や、教育長、産業界から選出された人達でつくる「高校の将来像を考える地域の協議会」が設置されることになっています。
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そば打ち講座 開講
伊那市の高遠町公民館は手作りのそばで年越しをしてもらおうと、高遠閣でそば打ち講座を6日、開きました。 そば打ち講座は、高遠町公民館の人気の講座で、毎年この時期に開かれています。 今年は、市内から25人が参加しそのうちの14人が初心者です。 高遠そばの会と高遠そば愛好会のメンバーが講師を務め、参加者はそば打ちの技術を学びました。 高遠そばの会の飯島進会長は「こねばち3年、のし3月、きり3日。まずはこねる工程を何度も練習してコツをつかむことが大切です」と話していました。 高遠町公民館によりますとこれまでの受講者の中に高遠町内でそば店を開いた人が3人いるということです。 そば打ち講座は来年の1月17日まで5回を予定していて、最終日には修了証が贈られることになっています。
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伊那市の橘博貴さん 独り芝居「老いのレッスン」本番にむけ稽古
伊那市上の原の橘博貴さんは、自身が脚本を手掛けた独り芝居「老いのレッスン」の公演を15日にいなっせで行います。 13日は、橘さんが西春近で借りている稽古場で制作スタッフと共に本番に向けての稽古を行いました。 橘さんは、酒場を営む女性「夢子」を演じます。 「人生を生ききる」をテーマに、2人の客とのやり取りの中で人生の最期をどう生きるかを伝える内容です。 脚本を手掛け、劇中の歌も自ら作詞しました。 橘さんは静岡県浜松市出身で、現在は伊那市上の原に住んでいます。若い頃から小説家を目指し、作詞活動も行っています。 独り芝居「老いのレッスン」は去年埼玉県で一度上演し、今回が2回目となります。 橘さんの独り芝居「老いのレッスン」は15日(金)午後7時30分から伊那市のいなっせで上演され、チケットは大人1,000円、中高生500円となっています。 問い合わせは事務局(電話)78-0115まで
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南箕輪村の岩月人形センター 世相を反映「変わり雛」展示
南箕輪村神子柴の岩月人形センターで今年の世相を反映した変わり雛5点が展示されています。 陸上男子100メートルで日本人初の9秒台を記録した桐生祥秀選手の「世界のスタートライン雛」 ナイトプールで自撮りをする女性とフォトジェニックな食べ物を撮影する男性の「インスタ映え雛」 男性秘書への発言や、報道陣への対応が話題となった政治家の「暴言・失言雛」 眞子さまと小室圭さんの仲睦まじい様子を表した「レットイットビーご婚約雛」 上野動物園で5年ぶりに誕生した赤ちゃんパンダの「こんにちは赤ちゃん雛」の5点が展示されています。 変わり雛は東京上野の人形メーカーが昭和21年から毎年製作しているものです。 岩月人形センターの先代オーナーがこの会社で修行していた事が縁で、長野県内で唯一この変わり雛を展示しています。 岩月人形センターでは「様々な事が話題になったこの1年を思い出しながら見てもらいたい」と話していました。 変わり雛は2018年3月3日まで展示されています。
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伊那商工会議所 青年部歴史を語る
伊那商工会議所青年部の歴代部長が当時を振り返るパネルディスカッションが、10日、伊那商工会館で開かれました。 パネリストは、平成5・6・7年度部長を務めた川上 健夫伊那商工会議所会頭、平成18・19年度部長を務めた三澤 俊明さん、現部長の平澤 正貴さんです。 それぞれの代の取り組みから青年部の歴史を振り返りました。 川上さんは、県内最大級のフリーマーケットや伊那まつりのお祭り広場を立ち上げました。川上さんは、実行力はもとより企画力を養う機会になったと話していました。 三澤さんは、全国からチームが参加するイベントとなった田んぼの中で行うサッカー・ドロカップを始めました。スタートは伊那市が合併した年で、地域の一体感の醸成や、活性化を考えたということです。 会場では今年度事業で栽培した米で作ったおにぎりやトン汁などが配られ、和やかな雰囲気で当時を振り返っていました。
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地産地消推進で園児に地元産のリンゴをプレゼント
南箕輪村で獲れたリンゴを食べてもらい地産地消を進めようと12日、中部保育園の園児にリンゴが贈られました。 村営農センターの高木繁雄会長とリンゴ農家の菅家美果さんが保育園を訪れ、園児にリンゴを手渡しました。 村では、地元産の農産物のおいしさを知ってもらおうと、毎年、園児にリンゴをプレゼントしています。 今年は、村内の保育園などに「サンふじ」およそ1000個が贈られました。 この日はカットされたリンゴも配られ、さっそく園児が味わっていました。
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子どもの居場所づくり考えるフォーラム
地域が一体となって子どもの居場所づくりを考えるフォーラムが10日伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、東京都のNPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワークの栗林知絵子さんが講演しました。 豊島子どもWAKUWAKUネットワークでは、遊具のない自然の中で遊ぶプレーパークや子ども食堂などを運営しています。 栗林さんは「成長するにつれて様々なサポートが必要になる。孤立しがちな子どもの居場所づくりを、この町でも実践してほしい。」と話していました。 フォーラムには、上伊那地域のNPO法人や行政関係者などおよそ50人が参加しました。 「信州こどもカフェ」は、学習支援や食事、悩み相談などができる居場所の総称です。 その居場所づくりを推進するために、県が市町村やNPO法人などと連携して組織する「地域プラットフォーム」を、今年度県内10圏域ごとに構築する計画で、上伊那では食事を提供する「子ども食堂」の運営に重点を置くということです。
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信大農学部の「山ぶどうワイン」完成 販売開始
信州大学農学部の学生が栽培した山ぶどうを使ったワインが完成し、12日から販売が始まりました。 南箕輪村の信大農学部生産品販売所で、12日からワインの販売が始まりました。 ワインに使われている山ぶどうは、植物資源科学コースと動物資源生命科学コースの2・3年生が実習の一環で栽培したものです。 35アールの圃場で、4月の棚付けを皮切りに毎週管理を行い、10月初旬に収穫をしました。 今年は、例年より実の付きがよく、糖度も高いものが出来たということです。 この日初めて味をみた3年生は「渋みもなく、すっきりしてとても飲みやすい」「良いワインが仕上がったな、と思う」と話していました。 信大農学部の山ぶどうワインは、720ミリリットル入りのフルボトルが2,200円、360ミリリットル入りのハーフボトルが1,300円で、農学部の生産品販売所で購入することができます。
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リニア開業に向けて 上下伊那の経済関係者と知事が懇談
リニア中央新幹線開業に向けて、上下伊那の経済関係者や阿部守一知事が意見交換をする懇談会が12日、飯田市の飯田合同庁舎で開かれました。 懇談会には、上下伊那の商工業や農業団体の代表者ら23人が出席しました。 この日は、リニア開業に向けて上下伊那それぞれで集約した意見が出されました。 上伊那産業振興会の向山公人理事長は、「伊那谷出身者にどうしたら行ってみたいと思ってもらえるか、企業進出などは考えているのかなどのアンケートを行い、取り組みを具体化していきたい」と話していました。 伊那商工会議所の吉澤文男副会頭は、「伊那谷の風土を生かした観光的な列車の運行をしてみてはどうか。」と話していました。 飯田商工会議所の柴田忠昭会頭はリニア駅について「道の駅的な機能を持った施設が望ましい」と話していました。 阿部知事は「地域の特性や環境、文化、優れたものをしっかりと生かした地域づくりに全力で取り組んでいきたい。」と話していました。
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柿木邦夫さん 厚生労働大臣表彰を受賞
長年に渡り老人クラブの発展に尽力したとして、伊那市高遠町東高遠の柿木邦夫さんが、厚生労働大臣表彰を受賞しました。 12日は、柿木さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告をしました。 元中学校の教師だった柿木さんは、平成8年から4年間、東高遠地区高齢者クラブの副会長を務めました。 その後会員の高齢化が進み休会となりましたが、地区の高齢者に呼びかけ、平成17年に会長としてクラブを復活させました。 平成19年からは東高遠地区社協を設立し会長となったほか、平成20年から現在までは、伊那市高齢者クラブ連合会の副会長を務めています。 今回は、長年に渡り老人クラブの発展に尽力したとして、厚生労働大臣表彰を受けました。 柿木さんは、「楽しくやることをモットーにやってきた中で、相談相手になったり心が打ち解けられる交流を心掛けてきた。」と話していました。 県内で表彰を受けたのは、柿木さんのみとなっています。
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中学生書初め教室 高遠高校生徒が指導
伊那市内の中学校では冬休みを控え、12日から書初め教室が始まりました。 教室では、長野県内で唯一の書道専攻がある高遠高校の生徒が指導にあたりました。 この日は高遠高校書道専攻の生徒7人が伊那中学校で指導をしました。 中学3年生の冬休みの課題になっているのは「無限の可能性」です。 例年に比べて文字の画数が多いということで、中学生は大きさや、全体のバランスを見ながら書いていました。高校生は、赤い墨で直接書き込んで説明していました。 指導を受けた中学生は「どこがどんな風に悪いのかわかりやすく教えてくれた」「年も近いし説明がわかりやすかった」と話していました。 高遠高校では、地域の保育園や小中学校、公民館、文化施設などとの交流を通じて学びを地域に還元し、高校の魅力を発信しようと、2年前に「高遠学園構想」を立ち上げました。 高遠学園構想では様々な事業を行っていて、書初め教室もこの一環で行われました。 教室は高校生がより実践的な学習をする場にもなっています。 指導にあたった生徒は「考えながら教えるのが面白かったし、ためになった」「それぞれの癖と自分の癖を考えながら教えるので、自分のためになる」と話していました。 書道専攻の泉逸男教諭は「指導をすることで、違った角度から書道を見ることができるようになる。コミュニケーション能力の向上にもつながるし、学ぶことも多い」と話していました。 19日には長谷中学校、21日には高遠中学校でも高校生による書き初め教室が行われることになっています。
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西春近南小でしめ飾りづくり
西春近南小学校の児童とその保護者は、正月用のしめ飾りを2日作りました。 2日は西春近南小学校の1年生から6年生までの児童70人と、保護者46人が参加し、しめ飾りを作りました。 地域のお年寄り4人が講師となり、作り方を指導しました。 手作りのしめ飾りで新年を迎えてもらおうと、西春近南小学校PTAが毎年企画しています。 5年生は、総合的な学習の時間で自分たちが育てた稲のワラを使って作りました。 2日はほかに、クリスマスのリースも作りました。 西春近南小PTAでは「地域の人たちと交流をしながら日本に伝わる文化を学んでほしい」と話していました。
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上伊那地域の若者が意見交換
上伊那地域の若者が、日常生活の気になる話題を自由に語り合う集いが、5日伊那市内で開かれ、教育や国際情勢について意見を交わしました。 この日は、伊那市や宮田村在住の20代~30代の7人が参加し、教育や北朝鮮問題をテーマに意見を交わしました。 教育について参加者からは「1人で生きていく力を教える事が大切だ。」「様々な体験を通して知恵を伸ばすことが子どもにとって良い教育だ。」などの意見が出ていました。 集いは、上伊那地域の若者でつくる「未来を考える若者の会」が、政治や経済に興味を持ってもらおうと企画したものです。 会では、今後も月に1回程度集いを開く予定で、参加者を募っています。
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南宮神社初祭りに向けて山車飾りづくり
来年1月13、14日に行われる箕輪町木下の南宮神社の初祭りに向けて、山車飾りづくりが行われています。 11日は、境内にある祭典準備室で、住民有志でつくる木下山車飾り保存会のメンバー13人が作業にあたっていました。 保存会では、初祭りに合わせて境内とJR木ノ下駅前の6つの舞台に山車飾りを展示しています。 境内脇の一番大きな舞台のテーマは、桜田門外の変です。 幕末の江戸城の門外で大老井伊直弼が水戸藩の浪士たちによって殺害された場面を人形飾りで表現します。 他にも、平安時代の「源氏物語」やペリーが開国を迫る「黒船来航」など、毎年会員がテーマを決めて制作しています。 山車飾りづくりは、11月14日から始まり、週6日集まって進めています。 初祭りは、来年1月13、14日の2日間行われます。 祭りに先駆けて、19日の午後から木ノ下駅前で山車が展示されます。
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南箕輪中学校であいさつ運動
毎月11日は長野県が定める「信州あいさつの日」です。 南箕輪村の南箕輪中学校の正門前では、村のイメージキャラクターまっくんが登校する生徒や児童に声をかけていました。 11日は、まっくんの他、生徒会執行部の生徒や村の職員などおよそ30人が、登校する生徒らに声をかけていました。 この取り組みは、家庭や地域で互いにあいさつをすることで、人と人との繋がりや地域ぐるみでの健全育成を進めていこうと、平成26年から始まったものです。 南箕輪中学校では、1日の始まりを元気な挨拶でスタートさせてほしいと話していました。