-
第40回伊那市民美術展 開催
伊那市民美術会の会員による第40回作品展が、高遠町の信州高遠美術館で5日から始まりました。 会場には、会員の作品61点と、40回の開催を記念して、高遠高校美術コースの生徒が制作した作品24点も並んでいます。 伊那市民美術会は41年前に発足しました。 会員はプロからアマチュアまでの76人で、洋画、日本画、工芸の作品が並んでいます。 今回は40回の節目ということで、これまでより大きいサイズの作品を多く展示しているということです。 橋爪まんぷ会長は「バラエティに富んだ作品が多く、会員がそれぞれ丹精込めて仕上げた作品を多くの人に見てもらいたい」と来場を呼びかけていました。 第40回伊那市民美術展は、15日(日)まで、信州高遠美術館で開かれています。
-
箕輪中部小学校で児童の祖父母が給食を試食
箕輪町の箕輪中部小学校で5日、児童の祖父母が給食を試食しました。 この日は、6年生の児童の祖父母36人が学校を訪れ、給食を味わいました。 これは、町教育委員会が進める地域との関わりを深める「箕輪学」の一環で行われたもので、箕輪中部小学校では初めてです。 この日の献立は、フェンシング丼・もずくスープ・野沢菜和え・みかんです。 フェンシング丼は、2012年に小中学校の栄養教諭が考案したメニューで、去年、町の名物料理に認定されています。 メニューの食材には、上伊那産のキャベツやじゃがいも、玉ねぎなどが使用されています。 箕輪中部小学校では「子どもたちの様子を見てもらい、地域が一体となって教育を進める取り組みを広げていきたい。子ども達には、祖父母を大切にする心を育んでもらいたい」と話していました。
-
おいし伊那食育応援団 長野県知事表彰を受賞
食育の大切さを伝えるため伊那市内で活動しているボランティア団体「おいし伊那食育応援団」は、長年の取り組みが評価され、県知事表彰を受賞しました。 この日は、団員9人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告をしました。 おいし伊那食育応援団は、食育の大切さを伝えようと平成21年度に歯科医師や歯科衛生士、野菜の生産者、食生活改善推進員などで結成したボランティア団体です。 この日は、天使幼稚園で食育講座を開きました。 年間を通して市内の保育園・幼稚園を訪問し、劇や紙芝居などを交えながら食育の推進を図っています。 食の大切さだけでなく、マナーや栄養の知識なども分かりやすいよう工夫を凝らしながら講座を開いているということです。 今回は、長年の普及啓発の取り組みが評価され、知事表彰を受賞しました。 白鳥市長は「食べるものに偏りがちな現代で、子どもから大人まで市民の皆さんに伝える取り組みをこれからもお願いします」と話していました。
-
ヤナギバヒマワリ見ごろ
伊那市美篶下川手の花壇に植えられているヤナギバヒマワリが見ごろとなっています。 花壇は、地元有志でつくる下川手継承の会が育てているものです。 会によりますと花は中旬まで楽しめるということです。
-
危険箇所のパトロール
伊那市は、台風シーズンに備え災害危険箇所のパトロールを高遠地区で4日、行いました。 パトロールは、台風シーズンに合わせて土石流などの危険箇所の状況を確認しようと、年に2回行われているものです。 4日は、市の職員の他、警察消防など28人が高遠地区で土石流の警戒区域に指定されている3か所を巡回しました。 このうち、高遠北小学校の北側にある押(おし)出沢(でざわ)は、今年7月31日のゲリラ豪雨で河川が増水し、土砂が流出しました。 これにより、国道152号が一時通行止めになった他、畑に土砂が流れ込みました。 参加者からは、「雑木が流れないよう山の手入れも必要だ」「ゲリラ豪雨などの際は地元でも自主避難を考える必要がある」などの意見が出されました。 伊那市によりますと市内には土石流による崩壊など危険箇所に指定されている場所が2153か所あるということで、台風など大雨が降るこの時期は警戒を強めたいとしています。
-
伊那西ガレット試作品が完成
伊那市の伊那西小学校区を活性化させようと地元で採れた野菜や果物を使ったオリジナルのガレットの試作品が完成しました。 今後は、地域のイベントなどで販売していく予定です。 この取り組みは、伊那西地域を盛り上げようと30代から40代までの地元有志が企画したものです。 伊那西小学校区から、横山のリンゴ、小沢のねぎ、ますみヶ丘のかぼちゃ、大坊のブロッコリーなど、およそ20種類の野菜や果物他に、牛乳やたまごなどが集まりました。 3日は伊那西小学校の調理室に、地元の親子合わせて30人が集まりました。 伊那市西町でガレットを提供している渡邊達朗さんが作り方のポイントを指導しました。 生地を広げるトンボと呼ばれる道具もますみヶ丘で間伐したアカマツを使って地元の職人が製作しました。 伊那西地域では、休園となっている伊那西部保育園の存続を含め地域の活性化について考える伊那西地域を考える会が今年1月に発足しました。 それ以降、若い人たちによって地域を盛り上げていこうという動きが活発化しているということです。 地元産の食材を使ったガレットを全員で味わいました。 伊那西ガレットは、今後さらに改良を加え、22日に伊那西小学校近くにある、ますみの森で行われるジャズライブで提供されることになっています。
-
箕輪町の地域おこし協力隊と地元住民が交流
箕輪町の地域おこし協力隊と地元住民との交流イベントが4日に開かれ、10月末のハロウィーンにちなんでカボチャを使ったスイーツを作りました。 箕輪町の地域おこし協力隊の岡部園江さん、ルーカス尚美さん、五十嵐裕子さんの3人と地域住民7人が交流しました。 イオン箕輪店内にある地域交流スペースみのわ~れで毎月1回開いているイベントです。 この日は、カボチャを使ったスイーツ作りを行いました。 加熱して柔らかくしたカボチャに砂糖や卵黄を加えてよく混ぜ、絞り袋に入れてカップに盛り付けます。 180度のオーブンで15分ほど焼くとスイートパンプキンが完成しました。 地域おこし協力隊では、自分たちの名前や活動内容を知ってもらい、地域の習慣や文化を学びながら今後に活かしていきたいと話していました。 交流イベントは次回、11月1日に開かれる予定です。
-
上伊那の放課後児童クラブがスキルアップ交流会
上伊那の放課後児童クラブのスタッフや支援員を対象にしたスキルアップ交流会が伊那市の創造館で4日に開かれ、子どもと一緒に楽しめるレクリエーションを学びました。 講師は、長野県レクリエーション協会会長の竹中雅幸さんが務め、子どもと一緒に楽しめるゲームを紹介しました。 笑顔、笑い、ユーモアの3つをモットーに参加者と一緒に「後出しジャンケン」などを体験しました。 竹中さんは、集まってまず最初に緊張をほぐすために手軽にできる遊びを知っていると、コミュニケーションがとりやすい雰囲気をつくれるとアドバイスしていました。 スキルアップ交流会は、伊那保健福祉事務所が毎年この時期に開いるものです。小学校の放課後児童クラブでの支援内容が多様化する中、スタッフのレベルアップを図っていきたいという事です。
-
上伊那手打ちそばスタンプラリー 12月まで
上伊那広域連合は、信州そば発祥の地として上伊那のそばの認知度をあげ集客につなげようと、地域の特産品があたるスタンプラリーを12月まで実施しています。 2万部を作成し上伊那8市町村の観光窓口などで配布しています。 スタンプラリーには、上伊那で手打ちそばを提供している44店舗が参加しています。 上伊那を4つのエリアにわけ、それぞれのエリア内のスタンプ4個と好みの店舗のスタンプ4個の合計8個を集めて応募すると抽選で10人に8千円相当の伊那谷八蔵飲みくらべセットなどが当たります。 3エリアのスタンプ3個では、五平餅や米などが当たります。 上伊那広域連合では、信州そば発祥の地として上伊那のそばの認知度を上げるとともに、地域住民や観光客に食べ歩きをしてもらい、そば店の売り上げ向上にもつなげようと初めてスタンプラリーを実施しました。 上伊那手打ちそばスタンプラリーは12月24日まで行われています。
-
大芝高原イルミネーションフェスティバル 今週末開幕
今週末に南箕輪村の大芝高原で開幕するイルミネーションフェスティバルに向け、会場では準備が進められています。 3日は、出展団体や実行委員会のメンバーがイルミネーションや看板の取付けを行っていました。 今年は、例年並みの75団体、およそ300のイルミネーションが大芝高原を彩る予定です。 小松豊実行委員長は「各団体の力作が並ぶので多くの人に見てもらいたい」と話していました。 大芝高原イルミネーションフェスティバルは、7日から28日まで、毎日午後6から午後10時まで点灯されます。
-
環状北線延伸ルート 変更案説明会
昭和43年の都市計画で示されていた環状北線の延伸ルートについて、伊那バイパスの開通を見据えた新たなルート案が2日、示されました。 この日は、伊那市役所で住民説明会が開かれ、関係地区の住民らおよそ30人が参加しました。 伊那インターから箕輪バイパスの延伸となる伊那バイパスに接続する新しいルート案が示されました。 黄色で示されているのがこれまでのルート、赤で示されているのが新しいルートです。 案によると、環状北線の延伸ルートは、国道153号との交差点から、直線的に天竜川を渡り、竜東線を立体交差で越えてから、伊那市上の原で伊那バイパスに接続するルートになっています。 およそ40年が経過し、土地の活用などを考える中でより効率的なルートにしようと、直線的に伊那バイパスに接続する案がまとまったということです。 説明会では、住民から「昭和43年に示された計画通りのルートが好ましいのではないか」との意見も出されていました。 伊那建設事務所は「伊那地域の発展には東西を結ぶ道路網をより効率的に接続する必要がある」と話していました。 今後、公聴会などで住民の意見を集約した上で、来年1月頃に審議会を開き、2月か3月頃、都市計画を決定したい考えです。 なお、ルート上に伊那飛行場の遺構があり、地域住民から保存を望む声が上がっていることについては、伊那市と相談しながら検討していきたいとしています。
-
西箕輪小学校3年生 ぶどうの食べ比べと収穫体験
農家の仕事について学習している伊那市の西箕輪小学校の3年生は、3日学校近くのぶどう畑で食べ比べと収穫体験をしました。 2日は、児童の保護者で、みはらしぶどう生産組合の山口貴之組合長の畑を訪れました。 西箕輪小3年の児童80人は今年度「農家の仕事」について学んでいて、5月から月に1回、山口さんの畑を訪れています。 花や実の様子を観察したり、山口さんの仕事内容を見学してきたということです。 広さおよそ65アールの畑には様々な種類のぶどうがあり、この時期はぶどう狩り農園としても営業しています。 この日は、食べ頃を迎えたぶどう5種類の食べ比べをしました。 児童たちは、大きさや甘さ、色の違いなどを観察しながら味わっていました。 その後は、ナイアガラの収穫体験を行いました。 脚立を使って大きなものを探して摘み取っていました。 山口さんは「ぶどうが出来ていく過程を見てもらえてよかった。実際に食べてもらって種類ごとの違いも体験してもらえたと思う。」と話していました。 3年生は、今年度いっぱい山口さんの仕事やぶどう畑の観察を行う予定で、年度末に学習してきたことを発表するということです。
-
JA上伊那フォトコンテスト 最優秀賞に向山世男さんの作品
上伊那の「農のある暮らし」と「魅力ある風景」をテーマに募集したJA上伊那のフォトコンテストで、最優秀賞に伊那市荒井の向山世男さんの作品が選ばれました。 最優秀賞のJA上伊那組合長賞に選ばれた向山さんの作品です。 駒ヶ根市東伊那で撮影した写真で、田植えをする人と中央アルプスが写っています。 全体のバランスが良く、上伊那らしい季節感を捉えている点が評価されました。 向山さんは、去年に続き2年連続で最優秀賞に選ばれました。 フォトコンテストは、JA上伊那が合併した年から行われていて、今年で22回目です。 今年は、県内外の60人から175点の作品が寄せられました。 入賞した作品は、広報誌る~らるの表紙に使用されるほか、11月11日のJA上伊那まつりの会場で展示されることになっていま
-
女声合唱「うすゆきそう」 初ステージに向けて練習
伊那市の女声合唱団「うすゆきそう」は、15日に伊那市内で開かれる東京藝術大学のコンサートで、歓迎演奏を行います。 2日は、伊那市のいなっせで練習が行われました。 「うすゆきそう」は、伊那市を中心に上伊那地域の女性でつくる合唱団で、去年9月に発足しました。 発足して1年が経過し、今月15日に伊那市内で開かれる東京芸大のコンサートで、初めてのステージを迎えます。 コンサートは、東京藝術大学音楽学部声楽科の学生と卒業生でつくる合唱グループ「杜の音シンガーズ」が出演し、うすゆきそうは歓迎演奏として歌います。 当日は4曲披露するほか、杜の音シンガーズと1曲合同で歌声を披露する予定です。 この日は、コンサートで一番最初に歌う「おわいやれ」という曲の練習を行いました。 ある団員は「初舞台で少し不安もあるが、楽しんで精一杯歌って良いステージにしたい。」と話していました。 うすゆきそうが歓迎演奏として出演する「杜の音シンガーズコンサート」は、15日(日)午後1時40分から、いなっせで開かれます。 なお、チケットは全席指定で1枚3,000円で販売していて、残りわずかとなっています。
-
イ~ナちゃんハイシニアチーム 7年連続全国大会へ
10月7日から岩手県で開かれる第12回全日本ハイシニアソフトボール大会に、伊那市のイ~ナちゃんハイシニアチームが出場します。 2日は、代表の伊藤易明さんら3人が、白鳥孝市長に出場の挨拶をしました。 イ~ナちゃんハイシニアチームは、7月に開かれた県大会で優勝し7年連続10回目の全国大会出場を果たしました。 全国大会では、去年一昨年と優勝している三重県のチームと3回戦であたるということで、「まずは3回戦突破を目指したい」と話していました。 全国大会は、10月7日から岩手県で開かれ、イ~ナちゃんハイシニアチームは初戦、島根県のチームと対戦します。
-
伊那市 協力隊員を委嘱
伊那市は、長谷で雑穀の栽培や加工品の開発に取り組む地域おこし協力隊に、牛山沙織さんを2日、任命しました。 協力隊に委嘱されたのは、東京都出身の牛山沙織さん30歳です。 牛山さんは大学卒業後、福島県で農業研修を行い、2011年から祖父母がいる茅野市で、ミニトマトやサヤエンドウなどを無農薬で栽培していました。 長谷では、雑穀の栽培面積の拡大や販売促進、加工品の開発などに取り組みます。 牛山さんは、「雑穀は粉にしやすいので、菓子などに活用したいです」と話していました。 白鳥市長は、「雑穀は付加価値の高い商品にもなる。様々視点から取り組みをしていただきたい」 と話していました。 地域おこし協力隊の任期は最大3年となっています。
-
防火ポスターと書道選考会
上伊那の小学生を対象に募集した防火ポスターと習字の選考会が伊那市の上伊那広域消防本部で20日に開かれました。 ポスターの部の最優秀賞に辰野町の両小野小学校6年の立澤奈央さんの作品が選ばれました。 習字の部の最優秀賞には、東春近小学校4年の高橋彩音さんの作品が選ばれました。 子どもたちに火災予防への関心を持ってもらおうと毎年行われていて、今年は上伊那の小学校23校からポスターと習字合わせて489点の応募がありました。 最優秀賞作品は、カレンダーにして防火管理協会の会員事業所に配布することになっています。
-
まほらいな市民大学修了証書授与式
まほらいな市民大学18期生と大学院第3期生の修了証書授与式が伊那市のいなっせで25日、行われました。 まほらいな市民大学は高齢者の社会参加と生きがいづくりを図ろうと行われています。 市民大学は、60歳から84歳の男女合わせて67人が、また、大学院は63歳から74歳までの男女12人が修了証書を受け取りました。 修了生代表の有賀弘武さんは「縁あって出会った人たちと共に学んだことは、大きな財産になりました」、小澤登志男さんは「学んだ知識を次世代に伝え地域社会に貢献できるよう努めたい」とそれぞれあいさつしました。 市民大学は、2年間で51の単位取得を目指していて、平均取得単位数は37.6単位、1講座当たりの受講率は73.7%でした。
-
衣替え 伊那西高校冬服で登校
10月に入り衣替えとなりました。 伊那市の伊那西高校の生徒は2日、冬服で登校していました。 生徒たちは、紺のブレザーとスカートの冬服で登校していました。 長野地方気象台によりますと、今朝の伊那地域の最低気温は平年より3.3度高い14.5度と9中旬並みの気温となりました。 ある生徒は、「久しぶりに冬服を着ると気が引き締まります」と話していました。
-
観光客と農家を結ぶ新たなツアー企画
伊那市の農業と、東京都に住む人たちの観光ツアーとを結びつけた新しいイベントが、2日間の日程で行われました。 1日は、観光客10人が伊那市西箕輪のリンゴ園「白鳥農園」を訪れ、収穫を体験しました。 「人と会う観光」をコンセプトに、ツアーと農家を結びつけることで、伊那市の農業を活性化させようと、元地域おこし協力隊の齋藤俊介さんが企画したものです。 参加した人たちは、農園の白鳥昇さんから「もぎ取ったリンゴを軍手で磨くとつやつやになりますよ」と説明をうけ、実際に試していました。 ある参加者は「こんなに自然豊かな場所で作られているリンゴだとわかると本当に美味しそうだなと感じる。誰が作っているのかもわかるので安心。早く味わってみたい。」と話していました。 白鳥農園の白鳥昇さんは「実際に作っているところ、人を見てもらって、ツアー客と新たな関係が出来る。今後も続けていきたい」と話していました。 齋藤さんは「ツアーにも、農産物にもそれぞれに付加価値がつく。伊那市の農業のファンが増えればうれしい」と話していました。
-
ごみ袋変更後初めての収集日
上伊那地域では、10月から指定ごみ袋が変更となりました。 エリア内では、伊那市と南箕輪村の一部で、2日、変更後初めての収集日を迎えました。 このうち伊那市では、生活環境課の職員8人が日影区などのステーションのごみ出しに立ち合いました。 変更となったのは、燃やせるごみの大が30円から50円に値上がりした他、1枚40円の中袋が新たに設けられました。 燃やせないごみは、30円から40円に値上がりしています。 これまでの袋を使用する場合は、差額分のシール式証紙を貼る必要があります。 中には、証紙が貼ってあったものの、枚数が足りないものもありました。 日影区のごみステーションでは、午前8時30分までに36個の燃やせるごみが出され、このうち2つは証紙が貼っていなかったため、説明して持ち帰ってもらったということです。 ごみ収集業者らは、ごみ袋が適正なものかどうかを確認しながら回収していました。 上伊那広域連合では、「週末に証紙を買い求める人が多くみられたが、貼らずに出しているものもあった。あすが初めての収集日となる地区もあるので、引き続き周知を図りたい」としています。
-
まほら伊那市民大学20期生と大学院4期生入学式
まほら伊那市民大学20期生と大学院4期生の入学式が、2日、伊那市のいなっせで行われました。 まほら伊那市民大学は、高齢者の社会参加と生きがいづくりを図ろうと行われています。 20期の節目の今年度は、男性16人、女性53人の合わせて69人が、第4期の大学院には男性4人、女性7人の合わせて11人が入学しました。 新入生を代表して板山ひとしさんは、「年齢や経験は違うが、仲間と絆を深め、1つひとつの講義に真摯に取り組んでいきたい」大学院生代表の大住裕子さんは「高遠の歴史を学び、市の発展のために行動できる人材になりたい」と、それぞれ決意を述べました。
-
箕輪町でふれあい広場
箕輪町の福祉関係団体などが主催するふれあい広場が1日に町文化センター周辺を会場に開かれました。 会場には、点字や手話、ニュースポーツなどの体験コーナーや福祉施設などの手作り製品が並ぶ販売コーナー、ボランティア団体などの作品が並ぶ展示コーナーが設けられ、訪れた人たちで賑わいました。 ふれあい広場は、箕輪町内の福祉関係団体など50の団体で組織する実行委員会が毎年開いていて、今年で28回目になります。 箕輪中学校の生徒もボランティアで参加し、来場者の案内やサンドイッマンとなって催しをPRする姿もありました。 実行委員会では、「人を思いやり、思いやられる地域をつくって、誰もが暮らしやすいまちにしていきたい」と話していました。
-
高遠スポーツ公園文化体育館 リニューアルオープン
去年秋から耐震補強工事が行われていた、伊那市高遠町の高遠スポーツ公園文化体育館が完成し、1日にリニューアルオープンしました。 この日はオープニングセレモニーが行われ、白鳥孝市長らがテープカットで完成を祝いました。 リニューアルした体育館の使い初めとして、伊那市スポーツ少年団秋季ミニバスケットボール大会が開かれました。 文化体育館は、去年秋から耐震補強工事が行われ、屋根裏や外壁などが補修されました。 音楽イベントにも活用されることから、天井には防音パネルが取付けられた他、入口の床や下駄箱、観覧席のベンチには、地元高遠産の木材が使用されました。 総事業費はおよそ4億円で、このうち9割にあたる3億6千万円は、合併特例債が充てられています。 白鳥市長は「木の良い香りがする素晴らしい体育館が完成した。みなさんに親しんでもらえるようにしていきたい」と話していました。 利用料はこれまで通り、1コート1時間につき、市内の人は300円、市外の人は600円となっています。
-
海外バイヤーが花卉農家を視察
海外に県内の花をPRしようと、長野県が招待した花のバイヤーが1日、伊那市内の花卉農家を視察しました。 香港、シンガポール、ロシア、アラブ首長国連邦から日本を訪れた8人が、伊那市東春近でトルコギキョウを栽培する㈱フロムシードを訪れました。 これらの国では、自国での花き栽培をほとんどしておらず、輸入に頼っているということです。 県内産の花を海外にPRし、輸出拡大につなげていこうと、県が初めて行いました。 トルコギキョウは、切花として人気が高い品種で、日本では長野県が出荷量1位となっています。 訪れたバイヤーらは、説明を受けながら、花や作業の様子を写真に収めていました。 ロシア・ウラジオストクで花の卸売業をしているニキータさんは「写真を撮り過ぎてしまうぐらい綺麗な花ばかりだった」と話していました。 長野県では「国内での花の消費が減る中で、海外への販路の拡大も探っていきたい」と話しています。
-
ねんドル岡田さん迎え体験教室
ねんどでミニチュアフード作りや食育を伝える活動をしているねんドル岡田ひとみさんを迎えての体験教室が1日伊那市創造館で開かれました。 岡田さんは、2002年からねんドルとして活動を始め、NHKテレビでもおねんどおねえさんとして出演しています。 伊那市創造館と縁があり、この体験会も今回で4年目になります。 人気の講座で、今回も親子200組以上の応募があり、抽選で80組にしぼられました。 今回は、フランスを代表する洋菓子マカロンのミニチュアをつくりました。 ねんどをまるめ、赤・青・黄色の3食の水彩絵の具を混ぜて、好きな色のマカロンを2つ作りました。 1時間ほどで完成し、出来上がると早速写真におさめる親子もいました。 岡田さんは、「世界に一つしかない作品なので、大人になっても大切にしてください」と呼びかけていました。
-
地域あげて 富田秋祭り
箕輪町の富田神社の例大祭にあわせた富田秋祭りが1日神社境内で行われました。 箕輪町の富田神社。 民謡の生音が響く境内には、もつ煮や焼き鳥、ビールにお酒などが格安で提供されるコーナーや射的や綿あめなど子どもたち向けの催しが並びました。 この秋祭りは、地域の有志が16年前に復活させたものです。 子どもたちの思い出に残る行事にしようと、実行委員会が区や公民館など地域の各種団体の協賛を得て、地域一丸となって盛り立てています。 地域で楽しむ秋祭りですが、他地区から訪れた人も祭りを満喫していました。 いつもはひっそりとしている富田神社の境内は、昼時を中心に賑わいました。
-
青葉の会 写真展
伊那市内の写真愛好家でつくる青葉の会の写真展が伊那市のいなっせで開かれています。 会場には会員13人の作品、合計26点が展示されています。 テーマは自由で、会員がこの1年で撮影した写真が中心です。 青葉の会は、市内の写真教室を受講していたメンバーが21年前に結成しました。 年に2,3回県内外で撮影会を開いているほか、毎月2回例会を開き技術を磨いています。 この作品は、写真雑誌で入賞した作品です。 伊那市の春日公園でサギの親鳥とひな鳥の様子を撮影しました。 青葉の会の写真展は10月5日(木)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
-
南信で初 小黒川スマートIC開通
中央自動車道の南信では初となるスマートインターチェンジ、小黒川スマートインターチェンジが、30日開通しました。 小黒川スマートインターチェンジは今日午後3時に上下線ともに開通となりました。 スマートインターチェンジは伊那ICから2.9キロ、駒ヶ根ICからは12.2キロの位置に整備されました。 ETC専用で、24時間利用できます。 一日当たりの利用台数は、上りが900台、下りが700台を見込んでいます。 総事業費はおよそ15億円で、およそ4億円を伊那市が負担しました。 開通により、観光振興の促進や、企業誘致、大規模災害時の救急・支援活動の迅速化につながると見込んでいます。 開通に先立ち、式典が行われ、テープカットやくす玉割りで開通を祝いました。 また、抽せんで決められた最初の通行車両8台に、ネクスコ中日本から開通通行証明書と記念品が贈られました。 上り線では、辰野町の茅野拓也さんが運転する車が最初に通行しました。 なお、駒ヶ岳スマートインターチェンジは今年度中の開通を予定しています。
-
箕輪町で古田の里赤そば花まつり
赤そばの花の見ごろに合わせて、箕輪町の上古田区は地元で採れたそば粉を使って打ちたてのそばを提供する「古田の里赤そば花まつり」を30日と10月1日の2日間行っています。 赤そばは普通のそばと比べてコシがあり、もちもちとした食感があります。 赤そばが900円、普通のそばが500円で2日間で合わせて900食分が提供されています。 赤そばによる地域振興を図ろうと毎年行われているまつりで、区が主催するようになって今年で14回目となります。 そばは、信州箕輪そば打ちの会のメンバー16人が打ち、作業の様子を見学する事ができます。 上伊那を中心に県内外から多くの人が訪れ、打ちたてのそばを味わっていました。 赤そば花まつりは上古田公民館で10月1日まで行われています。