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伊那ローズボウル 信大×福県大
アメリカンフットボールの交流戦 第2回伊那ローズボウルが伊那市の伊那市陸上競技場で2日行われ信州大学と福井県立大学が対戦しました。
赤のユニホームが東海学生1部の信州大学ワイルドキャッツです。
対する白のユニホームが北陸学生1部の福井県立大学ワイルダーズです。
試合は、福井県立大のキックオフではじまりました。
信大は第一クォーターにタッチダウンで先制します。
第二クォーターに入っても信大の勢いはとまらず、ランニングプレーとパスプレーで2本のタッチダウンを上げ、前半を終え21対0と大きくリードします。
伊那ローズボウルは、信大アメフト部の運営母体となる一般社団法人が、伊那で見ごとなるバラにちなみ企画したもので、今回が2回目です。
信大は後半に入っても、オフェンス、ディフェンスとも相手を上回り51対6で勝利しました。
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大人の社会科見学 水力発電所を見学
箕輪町公民館講座「大人の社会科見学」の一環で、参加者が長岡の信州もみじ湖発電所を2日見学しました。
2日は参加者7人が発電所を見学しました。
計画では、水道週間にちなんで水に関連する浄水場やダム、発電所を電動アシスト自転車で巡る予定でしたが雨の為、発電所に現地集合しました。
信州もみじ湖発電所は、長野県企業局が運営する施設です。
職員は、「年間330世帯の電力を賄っている」「災害が発生しても自立運転により発電を続けられる」などと説明していました。
箕輪町公民館では、秋の紅葉シーズンにもみじ湖を電動自転車で巡る講座を開催する予定です -
みのわテラスで働く車フェア
消防車やパトカーなどが並ぶ「働く車フェア」が箕輪町大出のみのわテラスで1日行われ、多くの親子連れで賑わいました。
みのわテラスでは、毎月第1土曜日にテーマを持ったイベントを企画しています。
今月のテーマは「働く車フェア」で、会場にはパトカーや消防車、大型トラックなどが並び、子どもたちは車両に乗車して記念撮影をしていました。
伊那警察署は車両展示の他に、さすまたや防弾盾などを紹介し子どもたちが触れていました。
また、町内の酪農家が使用しているトラクターも展示され、子どもたちに人気でした。
顔写真を撮影してみのわテラスオリジナルの子ども免許証を発行してもらえるコーナーも設けられました。
会場では他に、牧草ロールに好きな絵を描くコーナーや、シャボン玉あそびなどの催しが行われていました。
1日は天候にも恵まれ多くの家族連れが訪れ休日の一日を楽しんでいました。
みのわテラスでは来月、夏祭りを企画しています。
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片岡鶴太郎さん講演
俳優で画家の片岡鶴太郎さんの講演会が伊那市高遠町総合福祉センターやますそで1日、開かれました。
片岡さんは、役者として映画やドラマなどで活躍する一方で、芸術家として絵画なども手がけています
伊那市高遠町の信州高遠美術館でこれまで3回個展を開いています。
2012年には、伊那市芸術文化大使に委嘱されています。
講演会は、事前に募集した質問に片岡さんが答える形で開かれました。
芸術に目覚めたきっかけは椿の花だったと紹介しました。
「38歳の時、2月の早朝、ドラマ撮影に向かうため自宅の玄関を出ると、赤いツバキが目に入った。凛と咲く花に心がきゅっとするような感銘を受けた。そのツバキを表現しようと絵に挑戦した」と話していました。
講演会では、片岡さんの作品も紹介されました。
講演会は、高遠町公民館の公民館講座「高遠町桜大学」の一環で開かれたもので、およそ200人が訪れました。
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倒木による停電 復旧
1日午前2時30分頃、伊那市高遠町の一部、130戸で倒木による停電がありました。午前9時50分頃に復旧しています。
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綿半箕輪店 世界の食材販売
箕輪町三日町の綿半スーパーセンター箕輪店では、世界各国の食材を扱っています。
外国人居住者の多い箕輪町で、故郷の味を楽しめると好評だということです。
綿半スーパーセンター箕輪店では、ワールドマーケットと名付けたコーナーで中国やベトナム、フィリピンなどアジアを中心とした10か国の調味料や野菜、米などおよそ900種類を販売しています。
冷凍食品も販売していて、アヒルの肉や果物ドリアンもあります。
売れ筋商品は豚の皮を揚げたフィリピンのスナック「チチャロン」だということです。
長野市に本社を置く綿半ホームエイドは県内に21店舗を展開していますが、ワールドマーケットは現在箕輪店のみとなっています。
綿半ホームエイドによると母国の料理を作りたくても食材を買う場所が少ないという声があったということです。
箕輪町には5月1日現在763人の外国人が住んでいます。
町民の3.2%が外国人となっています。
先月3日から売り場を設けていて、外国人客からは好評だということです。
綿半ホームエイドでは、品揃えをさらに充実させ外国人居住者のニーズに応えていきたいとしています。
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箕輪町議会 一般会計補正予算など19議案提出
箕輪町議会6月定例会が31日に開会し、795万円を追加する今年度一般会計補正予算案など19議案が提出されました。
補正予算案には、箕輪町観光協会の新しいパンフレットとポスター製作費に350万円、日帰り温泉施設ながたの湯の非常放送アンプの更新工事に300万円などが盛り込まれています。
ほかに、現在リニューアル工事のため休館中の町郷土博物館の入館料を無料にする条例改正案が提出されました。
これまで常設展の入館料は100円で、高校生以下と身体障害者手帳の交付を受けた人は無料でした。
2018年度から2022年度までの5年間の入館者7,641人のうち無料の入館者は6,300人でおよそ8割でした。
博物館は今年9月のリニューアルオープンを予定しています。
町議会6月定例会は6月10日と11日に一般質問、17日に委員長報告と採決が行われます。
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南箕輪中学校と韓国の生徒が交流
南箕輪村の南箕輪中学校に、学校交流訪問で韓国の中学校の生徒が31日に訪れました。
南箕輪中学校を訪れたのは、韓国ソウル市の中学生29人です。
30日に上伊那に到着し、駒ヶ岳登山を行ったということです。
この日は体育館で交流会が開かれ、南中の生徒が校歌を歌いました。
韓国の生徒は、自分の学校を紹介していました。
昼は各教室に分かれて給食を食べました。
韓国の生徒は南中で授業も受けました。
この交流は、宮田村が行うインバウンド事業に南箕輪村教育委員会が協力し行われたものです。
生徒はあす帰国するということです。
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伊那ファイターズ 全国大会に出場へ
伊那市の中学生硬式野球チーム、伊那ファイターズは7月に北海道で開かれる全国大会に出場します。
26日は南箕輪村のグラウンドで選手が練習をしていました。
伊那ファイターズは今月開かれた日本リトルシニア中学硬式野球協会の信越連盟春季大会で優勝しました。
大会での優勝は1981年のチーム創設以来初めてだということです。
チームは7月23日から北海道で開かれる全国大会に信越代表として出場します。
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バスで1時間の避暑地 こもれび山荘をPR
伊那市長谷の南アルプス林道バス クイーンラインの北沢峠までの運行が来月8日から始まります。
運行開始を前に、北沢峠こもれび山荘の見学会が今日報道機関向けに開かれました。
伊那市長谷の仙流荘からバスでおよそ1時間、標高2,036メートルの北沢峠のバス停の向かいにこもれび山荘があります。
伊那地域の最高気温は26.8度でしたが、現地の気温は17度と、少しひんやりとしていました。
こもれび山荘では今シーズンからケーキセットの提供を始めました。価格は税込み1,000円です。
こもれび山荘は、伊那市観光㈱が運営する山小屋で、近年は登山客の他、釣りや自然散策などで訪れる人も増えているということです。
15分ほど歩いた大平山荘からは北アルプスの景色を楽しむこともできます。
そうした登山客以外の利用も伸ばしたいと見学会が開かれました。
宿泊客向けの食事は、調理士で管理人の狩野俊一さんが腕をふるいます。
夕食は手作りのハンバーグやスープカレー、朝食は手作りの味噌を使った味噌汁や焼き魚などが提供されます。
朝晩寒冷え込むという声にこたえ、宿泊スペースには今年から羽毛布団を用意しました。
宿泊予約もインターネット上で出来るようになりました。
こもれび山荘はすでに営業が始まっていて、一泊二食付き1万2,000円からです。
また、林道沿いでは、雄大な景色を楽しむことができます。
歌宿からバスで5分ほどの標高1,780m地点では、岩肌に穴が開いた「鹿窓」を見ることができます。
南アルプスクイーンラインの北沢峠までの運行は6月8日からです。
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第6次ごみ処理基本計画 今年度策定へ
上伊那広域連合議会全員協議会が30日伊那市役所で開かれ、ごみの資源化や減量化などを効果的に進める第6次ごみ処理基本計画を今年度策定することが報告されました。
ごみ処理基本計画はおおむね5年ごとの見直しが求められていることから今年度第6次計画を策定します。
計画の期間は2025年度から2034年度までの10年間です。
計画では、第5次計画の検証と課題、ごみ処理量の予測などの項目を予定しています。
8月までに原案を作成し、9月に上伊那広域連合長に中間報告を行い、10月に住民からの意見を募集し、来年1月の計画策定を目指します。
またこの日は上伊那広域連合議会5月定例会が開かれ、消防救急無線デジタル化整備工事を巡り談合があったとして、上伊那広域連合が工事を請け負った富士通ゼネラルに契約上の違約金を求めていた問題で、富士通ゼネラル側が違約金およそ1億6,000万円を支払う意思を示したことが明らかとなりました。
議会ではこの問題にかかった弁護士費用が含まれた今年度一般会計補正予算案が原案通り可決されました。
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サクラサクミライ 願い書いた短冊のお焚き上げ
伊那市高遠町の高遠城址公園さくら祭りで行われたイベントで集まった、被災地への祈願や願い事が書かれた短冊のお焚き上げが30日に行われました。
お焚き上げは、東高遠の諏訪社で行われ、イベントを企画した伊那市観光協会などが、伊藤光森宮司の大祓詞にあわせ、短冊を火の中に入れました。
伊那市観光協会では、さくら祭りで、願い事や能登半島地震の被災者へのメッセージなどを短冊に書き、結紐に結ぶイベント「花結い~サクラサクミライ~」を実施しました。
公園開きの3月23日から、さくら祭り終了の4月18日までに、1万5千を超える願い事が集まりました。
伊那市観光協会では、「被災地の1日も早い復興を願い、今後も人と人が繋がるイベントを企画していきたい」としています。
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有志18人 能登町でボランティア活動へ
箕輪町と南箕輪村の有志18人がボランティア活動のため能登半島地震の被災地へ30日に出発しました。
受付を済ませた参加者たちが南箕輪村社会福祉協議会の駐車場でバスに乗り込みました。
箕輪町と南箕輪村の30代から70代の有志18人が1月の能登半島地震で被災した石川県鳳珠郡能登町でボランティア活動を行います。
これは、箕輪町と南箕輪村の社会福祉協議会が合同で企画したものです。
能登町では平日のボランティア活動のニーズが増えているということです。
参加者は瓦礫の撤去や仮設住宅への引っ越しの手伝いなどを行います。
参加者は明日被災地で活動して夜に帰ってくるということです。 -
アスパラ自動収穫機開発報告会 コンテナチェンジャーお披露目
伊那市がスマート農業の一環で進めている、アスパラガスの自動収穫機の開発報告会が30日開かれ、現在開発中の自動でコンテナを交換するコンテナチェンジャーがお披露目されました。
報告会は西箕輪のJA菜園で開かれ、事業の進捗状況が報告されました。
この日は、現在開発中の、収穫中に自動でコンテナを交換するコンテナチェンジャーがお披露目されました。
ハウス内での作業のため、電気を使わずに動かす仕組みを開発中だということです。
伊那市は、スマート農業の一環で、アスパラや白ネギなど、温度管理をせず野外で栽培する「露地野菜」の収穫作業の自動化を進めています。
開発は、2020年度から、南信工科短期大学校やJA上伊那、地元企業などでつくる連携組織に委託し行われています。
アスパラの自動収穫機は2022年度に完成し、現在は実用化に向け改良をしているということです。 -
第58回上伊那書道展 6月2日まで
上伊那書道協会の会員らによる第58回上伊那書道展が31日から伊那市の伊那文化会館で始まります。
会場には上伊那書道協会の会員や一般の作品およそ90点が飾られています。
上伊那書道協会は60代から70代を中心に教室の指導者や愛好家およそ70人が所属しています。
テーマや審査はなく楷書や行書など様々な書体の作品が展示されています。
第58回上伊那書道展は31日から6月2日まで伊那文化会館で開かれます。
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電話でお金詐欺被害を未然に防止で感謝状
電話でお金詐欺被害を未然に防止したとして伊那市の会社員女性と南箕輪村のアルプス中央信用金庫南箕輪支店に伊那警察署から29日に感謝状が贈られました。
29日は伊那警察署で贈呈式が行われました。
伊那市の会社員 内川美奈子さんです。
内川さんは今年3月1日に伊那市内の金融機関のATMで電話で話しながら操作していた80代女性の後ろに並んでいて、不審に思い声をかけ電話を代わるなどして被害を未然に防いだということです。
アルプス中央信用金庫南箕輪支店では今年4月12日に来店した伊那市の80代男性の10万円の振り込み被害を防止しました。
窓口で対応した職員が不審に思い事情を聞いたということです。
男性が「メールで支援金2億円を受け取るため、指定口座に金を振り込むように指示された」と話したことから架空料金請求詐欺を疑い警察に通報し被害を防いだものです。
伊那警察署の駒津一治署長は「詐欺被害の未然防止に努めていただき深く感謝します」と話していました。
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観光客受け入れ強化 サイクルスタンド設置
伊那市はサイクリングに訪れる観光客の受入れ強化に取り組んでいます。
29日は市内5か所のコンビニエンスストアにサイクルスタンドが設置されました。
スタンドが設置されたコンビニエンスストアのひとつ、伊那市高遠町のセブンイレブン高遠小原店です。
自転車の活用推進に取り組む伊那市地域おこし協力隊の石井基裕さんが作業を行いました。
伊那市産のアカマツを使用していて、木材をネジで固定するだけで組み立てることができ5台駐車することができます。
ロードバイクにはスタンドが付いていないものが多く、駐輪の際には横に寝かしているということです。
スタンドの設置には、伊那市が創設した補助金が活用されています。
自転車を活用した街づくりに取り組む伊那市では、スタンド設置により増加するサイクリストの受入れに対応します。
商品化したアカマツのスタンドの利用促進も図りたい考えです。
また誰でも利用できるタイヤの空気入れも設置されました。
29日は、市内のコンビニエンスストア5か所にスタンドが設置されました。
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上伊那鳥獣被害対策協議会 今年度の事業計画を承認
鳥獣被害の軽減を目指す上伊那鳥獣被害対策協議会の定期役員総会が29日伊那市役所で開かれました。
総会では、くくり罠の購入や緩衝帯整備、猟友会による一斉捕獲などの今年度事業計画が承認されました。
上伊那の農林業被害額は2010年度は2億円でしたが、猟友会による罠や防護柵の設置、緩衝帯の整備などにより、2022年度はおよそ3,900万円に減少しているということです。
協議会会長の白鳥孝伊那市長は「減少傾向にはあるが、被害は依然として確認されているので各関係機関が連携し対策に取り組む必要がある」と話していました。
協議会は野生鳥獣による農林業への被害防止を目的に2011年に設立され、上伊那8市町村や農林業の関係者、猟友団体で組織されています。
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箕輪町 高齢者・障がい者外出支援券交付
箕輪町は、タクシーでの移動サービスやトイレットペーパーなどの物品購入に使用できる高齢者と障がい者向けの外出支援券事業を実施します。
高齢者外出支援券は75歳以上の4664人を対象に一人あたり2千円分のチケットを交付します。
障がい者外出支援券は74歳以下で障がい者手帳を持っている757人を対象に、一人あたり千円分のチケットを交付します。
支援券は、サービスの利用と物品の購入に使えます。
利用できるサービスは上伊那の日帰り入浴施設やタクシー、理美容などです。
購入できる物品はトイレットペーパーや紙おむつなど17品目で、それぞれ対象の店舗や施設で利用できます。
町では先週までに対象者に支援券の発送を済ませています。
支援券の有効期間は来年の2月28日までです。
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新型コロナ週報 上伊那30人
29日発表の新型コロナウイルス感染症の20日から26日の週報です。
上伊那は30人、全県は404人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり4.59人で増加しています。
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県内外の作家の作品展示 美術交流展2024in高遠
県内外の作家の美術交流展が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
会場には、上伊那を中心とした県内の作家16人と、群馬県や東京都などの県外の作家36人の作品52点が展示されています。
交流展は、2016年から開かれていて、群馬県前橋市の酒井重良さんの娘が長谷に住んでいたことが縁で、それぞれの地域の作家の交流の場にしようと始まりました。
始めた頃、県外の作家は群馬県がほとんどでしたが、今では東京都や愛知県など、規模を広げています。
作品は、水彩画や油絵、書、彫刻など、ジャンルも技法も様々です。
美術交流展2024in高遠は、6月9日(日)まで、信州高遠美術館で開かれています。入場は無料です。
最終日の9日午前11時からは、市民バンドによるジャズコンサートが予定されています。
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伊那市 警報級の大雨
台風1号の影響で南から暖かく湿った空気が流れ込み、28日の伊那地域は警報級の大雨となりました。
伊那地域では、27日の朝6時から28日午後3時までに56ミリの雨が降りました。
伊那市では午後3時41分に大雨警報が発令されました。
この影響で伊那市内の春富地区の小学校4校と、南箕輪村の小学校が下校時間を早めました。
また、伊那市、箕輪町、南箕輪村の中学校は部活動が中止となりました。
中部電力パワーグリットによりますと午後1時48分に伊那市手良野口の一部で雨の影響により倒木があり、10戸未満が停電となりました。
午後2時58分には復旧したということです。
JR飯田線は午後4時半現在、辰野町の辰野駅から静岡県浜松市の中部天竜駅の間の上下線で、きょう午後7時頃までに終日運転を取りやめるという事です。
29日の運行については、ホームページなどで確認するよう呼び掛けています。
高速バスは午後3時現在、通常通り運行しています。
長野地方気象台によりますと雨のピークは午後9時頃までで、28日は晴れると予想しています。
雨の影響で地盤が緩んでいるため、土砂災害に注意を呼び掛けています。
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まっくん田んぼ体験隊 田植え体験イベント
南箕輪村のブランド米を活用し、農業振興を図る「まっくん田んぼ体験隊」の田植え体験イベントが、26日に村内で行われました。
この日は、村内から25人が参加し、村のブランド米「風の村米だより」の田植えをしました。
まっくん田んぼ体験隊は、農業体験を通して、地域の農業振興を図るもので、村やJA上伊那、まっくんファームなどで構成されています。
この日は、上伊那農業高校の生徒と、信州大学農学部の学生も一緒に作業をしました。
まっくん田んぼ体験隊では、10月に稲刈り、11月に収穫祭を行うということです。
体験隊では「村内の小中学校や保育園で使われている米がどのように育っているのかを知ってもらいたい」としています。
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伊那市 カシノナガキクイムシ被害を初確認
伊那市松くい虫対策協議会が28日市役所で開かれ、ナラ枯れを引き起こすカシノナガキクイムシの被害が初めて伊那市で確認されたと報告されました。
会議では、県が被害について報告しました。
ナラ枯れを引き起こすカシノナガキクイムシの被害は、これまで駒ヶ根市などで確認されていましたが、昨年度初めて伊那市で確認されたということです。
県では「今後も状況を注視していきたい」としています。
また、伊那市の昨年度の松くい虫の被害量は1,441立方メートルでした。
前の年より減少していますが、算出方法の変更によるもので、伊那市では標高900m以上で被害が増加しているとしています。
昨年度の枯損木の処理事業費は3,260万円となっています。
事業費のおよそ半分は住宅街や幹線道路沿いの被害木を伐倒する特殊な伐採に使われていて、費用がかさむため思うように処理が進んでいないということです。
伊那市では、今年度も引き続き伐倒駆除や樹種転換、樹幹注入を行っていくとしています。
会議には上伊那森林組合や地区代表など約20人が出席しました。
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高遠さくら祭り 有料入園者数10万7,368人
今年の伊那市高遠町の高遠城址公園さくら祭りの有料入園者数は10万7,368人でした。
伊那市では団体客やインバウンドの回復の兆しが見られるとしています。
28日は高遠町総合福祉センターやますそでさくら祭り反省会が開かれました。
今年の高遠城址公園の有料入園期間は4月6日から18日までの13日間で、有料入園者数は10万7,368人でした。
このうち団体客は1万6,773人と、去年の8,147人にくらべ倍となっています。
大型・中型バスは623台と、去年の386台と比べ大幅に増加しています。
また、今年は22年ぶりに入園料を100円増額しましたが、入園者数には影響がみられなかったとしています。
伊那市では「団体ツアーやインバウンドの回復の兆しが見られる。しかしコロナ禍前の水準に戻るには時間がかかりそうだ」としています。
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伊那市と㈱ニチリョー 土地売買仮契約
伊那市は埼玉県に本社を置き、医療理化学機器の製造、販売を行う株式会社ニチリョーと土地売買仮契約を27日に結びました。
市役所で調印式が行われ、伊那市の白鳥孝市長と株式会社ニチリョーの伊東義則社長が土地売買契約書を取り交わしました。
株式会社ニチリョーは医療理化学機器の製造、販売を行っていて今年で創業80年になります。
100年に向け事業を拡大しようと、土地を取得しました。
ニチリョーが取得する土地は、伊那市東春近東原工業団地の1万2千平方メートルで、用地価格は1億6千万円です。
まずは鉄骨造平屋建ての倉庫を建設する予定で、延べ床面積は2,200平方メートル、事業投資額は8億円です。
令和8年5月の操業を予定していて、新たに20人の雇用を計画しています。
その後、生産工場の建設を予定しているということです。
白鳥市長は「交通の便もよく災害リスクも少ないので供給体制も整うと思います」と話していました。 -
すまいテラスいな 6月2日オープン
伊那市荒井の空き店舗を活用した移住相談窓口やシェアオフィスを備えた民間が運営する複合施設「すまいテラスいな」が6月2日にオープンします。
28日は、行政や企業向けに内覧会が開かれました。
すまいテラスいなは、伊那市荒井のいなっせ前交差点近くにあります。
1階には移住相談窓口があり、上伊那の移住などに関する情報を得ることができます。
窓口にはコンシェルジュが常駐していて、移住を考えている人や空き家を探している人の相談に応じます。
2階は無料会員制のフリースペースになっていて、地元の人と知り合い、交流できる場を目指します。
3階は最大8席のシェアオフィスになっています。
リモートワークができる個別の部屋も用意されています。
シェアオフィスは月額1万5,000円で借りることができます。
この施設は、地元住民でつくるすまいテラスいな協議会が移住促進や空き家活用を広げようとオープンさせます。
旧菓子店を改装して作られました。
代表の鈴木孝之さんは中央不動産の代表でもあり、空き家の紹介などを行っています。
休日は行政窓口が対応しておらず、移住を考えている人が相談しづらいということから協議会を立ち上げ、一般的な物件の情報ではなく、その人に合った相談ができるような場所したいと考えています。
すまいテラスいなは6月2日午後3時にオープンします。
初日以外のオープン時間は午前9時から午後5時です。
(火・水休み)
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瑞雲墨志会展 水墨画作品並ぶ
上伊那の水墨画愛好者でつくる「瑞雲墨志会」の作品展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、上伊那の7つの教室に通う60代から90代までの会員およそ40人の作品47点が並んでいます。
テーマは設けず、各自が自由に描いたお気に入りの作品を出品しています。
瑞雲墨志会では「墨の濃淡など、それぞぞれの墨使いを楽しんでもらいたい」と話していました。
作品展は30日(木)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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高遠町総合支所 安全祈願と起工式
伊那市は、高遠町に新たに建設を予定している総合支所の工事の安全祈願祭と起工式を、27日に行いました。
27日は、建設地の高遠町文化センター駐車場で安全祈願祭と起工式が行われました。
建物は、鉄骨造りの2階建てで、延床面積はおよそ940平方メートルです。
1階には、住民窓口の他、大会議室、相談室が、2階には古文書などを保管する文書庫が設けられます。
こちらは完成イメージ図です。
街並みに調和した和風の建物となっていて、ペレットストーブや太陽光発電設備、蓄電池を設置し、有事の際は防災拠点の施設となります。
総事業費は、およそ4億9,600万円となっています。
旧庁舎は1966年に建てられ、半世紀以上が経ち老朽化していたことから建設されるものです。
完成は、来年5月を予定しています。
また、旧庁舎の解体工事はすでに終了していて、今年度中に駐車場として整備します。
これにより、新庁舎の建設で減少するおよそ40台分の駐車スペースが確保できるということです。 -
全国少年少女野球教室
野球チームに所属する小学生が元プロ野球選手から指導を受ける全国少年少女野球教室が25日に伊那市の富士塚スポーツ公園運動場で開かれました。
野球教室は南信地区の野球チームに所属する小学生234人が参加しました。
指導したのは、元プロ野球選手8人です。
守備練習では、最初にキャッチボールを行いました。
またグローブの構え方を教わっていました。
打撃練習では、トスバッティングを行いました。
ピッチング練習ではピッチャーの心構えについて指導していました。
25日は駒ヶ根市出身で元ロッテの川島正幸さんも指導をしていました。
野球教室は公益社団法人全国野球振興会 日本プロ野球OBクラブの主催で、上伊那地区野球協会が協賛し開かれたものです。
教室では、元選手を囲み記念撮影も行われました。