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伊那節を後世に 小学校で講習会
伊那市は、伊那谷に伝わる民謡伊那節を後世に継承しようと、今年度から市内の小学校で踊りの指導を行います。
17日は、初めての講習会が西箕輪小学校で開かれました。
指導を受けたのは、西箕輪小学校の3年生、2クラス合わせておよそ70人です。
伊那節振興協会のメンバーおよそ10人が学校を訪れ、伊那節の歴史や踊り方を教えました。
伊那節を踊り始めて60年以上になるという秋山勝子さんが、振り付けやその意味を説明しました。
秋山さんは、「天竜川の川の流れを表現するものなど、伊那節には10個のふりがあります。指先をまっすぐに伸ばすときれいに見えます」と話していました。
伊那節は、江戸時代に権兵衛峠を越えて伊那と木曽を行き来する時にうたわれていた馬子唄で、現在では伊那まつりの定番の踊りとなっています。
伊那市では昨年度、伊那節を後世に残していこうと踊りを撮影し、市の公式ホームページに掲載しました。
今年度からは、小学校での指導に本格的に取り組み、後継者の育成につなげていきたいとしています。
西箕輪小学校では、今後発表の場を設けたいとしています。
指導講習会は、今年度伊那小学校でも開かれます。 -
コマツ 箕輪町へスポットクーラー寄贈
箕輪町沢の総合建設業 株式会社コマツは、町にスポットクーラー2台を5日に贈りました。
5日は株式会社コマツの小林芳直社長が社会体育館を訪れ、白鳥政徳町長に目録を手渡しました。
スポットクーラーは、縦横40センチ、高さ1メートルで、電源を入れると10度~20度の冷風が出てきます。
下部にはキャスターが付いていて、移動させる事もできます。
コマツでは20年前から、小中学校を支援しようと、ボランティア作業や物品の寄付を行っていて、スポットクーラーは、去年に続き2回目です。
小林社長は「夏に向け体に負担がかからないよう、授業や部活などで活用してほしい」と話していました。
白鳥町長は「社会体育館は災害時には避難所となる。授業以外でも、あらゆる場面で活用させて頂きます」と感謝していました。
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ローズガーデンでプロカメラマンが撮影サービス
バラが見ごろとなっている伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで、プロのカメラマンによる記念撮影サービスが、16日に行われました。
イベントは、現在開催中のバラ祭りに合わせて、初めて行われたものです。
訪れた人は、園内で1番気に入った「推しバラ」の前に立ち、無料で写真を撮ってもらうことができます。
撮影したのは、宮田村を拠点に出張撮影を行っている「Kodama no film」のスタッフです。
夫の兒玉孝大さんと妻の真理子さんは、共にプロのカメラマンで、今年1月に愛知県から宮田村に移住してきました。
15分ほどで印刷が終わり、参加者に手渡していました。
16日は、正午までの2時間に9組の撮影をしていました。
企画した伊那市では、「思い出として残してもらい、また足を運んでもらえればうれしです」と話していました。 -
伊那地域 3日連続真夏日
16日の伊那地域の最高気温は30.2度を記録し、3日連続の真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと午後4時現在、南箕輪村で10代の男性が熱中症とみられる症状で搬送されました。
症状の程度は軽症だということです。
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南ア開拓者 竹澤長衛を偲ぶ
南アルプスの開拓者としてしられる竹澤長衛を偲ぶ、長衛祭が南アルプスの北沢峠で15日行われました。
長衛祭には、伊那市や山梨県南アルプス市、山岳関係者など100人が参加し献花台に花を手向けました。
竹澤長衛は、伊那市長谷出身で、南アルプスで登山道の整備や、山小屋の建設など開拓に尽力しました。
その功績を偲び伝えていこうと実行委員会が毎年行っています。
15日は長衛祭に合わせ、本格的な登山シーズンを前に南アルプス北部地区の開山祭も行われました。
白鳥孝伊那市長は、「自然との共存という長衛の思いを受け継ぎ、守っていきたい」と話していました。
長衛祭では長谷小学校の児童による合唱や、県内在住の4人組、南アルプスカルテットによる演奏も行われました。
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伊那地域31.7度 今週4回目の真夏日
15日の伊那地域は、午後1時33分に31.7度まで上がり、今週4回目の真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。
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父の日に合わせ親子で料理講座
父の日にあわせ、親子でアニメに登場する料理を作る講座が、南箕輪村公民館で15日に開かれました。
講座では、スタジオジブリ制作のアニメーション映画、「天空の城ラピュタ」で登場する肉団子スープと、目玉焼きトーストを作りました。
この日は、村内の親子9組が参加しました。
南箕輪村公民館では、父の日や母の日に合わせ、親子で参加できるイベントを行っています。
今回は、図書館ともコラボし、スタジオジブリの本も紹介されました。
親子は、協力しながら調理していました。
南箕輪村公民館では、今後は父の日や母の日以外にも、季節の行事にあわせ、親子でできる料理講座を開催したいとしています。
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野鳥写真家井上さん 写真展
伊那市東春近の野鳥写真家井上治さんの写真展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
3回目となる写真展には、県内外で撮影した野鳥の写真およそ30点が展示されています。
今回のテーマは水辺の鳥です。
伊那市東春近の野鳥写真家井上治さんの写真展がきょうから伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
こちらは、オオソリハシシギとコスモスを映した写真です。
こちらは蓮にヨシゴイがとまっています。
井上さんは1996年から野鳥の写真を撮り始めました。
ただ鳥を撮るだけではなく、花鳥画のような鳥と花が映る構図を意識しているということです。
井上さんは「鳥が飛んできてシャッターを切る瞬間が一番楽しい。鳥との出会いをぜひ見てもらいたい」と話していました。
写真展「花鳥四季彩」は17日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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南箕輪村内の飲食店が金芽米風の村米だよりを提供
14日は、南箕輪村のブランド米「金芽米 風の村米だより」の日です。
ブランド米の日にあわせ、村内の飲食店で提供が始まっています。
午前10時過ぎ、米が炊き上がりました。
村ではブランド米を広報するため、第2・第4金曜日の月2回を金芽米 風の村米だよりの日としました。
14日がその初日です。
米だよりの日には、村内の飲食店でブランド米を使ってもらうよう購入費の一部を補助しています。
南箕輪村神子柴のたけろくおあがり亭です。
店の入り口にのぼり旗を立ててPRを行いました。
普段は地元農家が生産する米を使っていますが、きょうは金芽米 風の村米だよりに切り替えて提供が行われました。
風の村米だよりは減農薬、有機肥料にこだわり村内で栽培されたコシヒカリです。
「つや」「ねばり」「甘味」があるのが特徴です。
更に特別な精米方法で精米されたのが栄養価の高い金芽米です。
村によりますと、14日までに村内の飲食店10店舗が補助金を活用し、第2・第4金曜日に金芽米を提供しています。
この補助事業は、2025年3月末までを予定しています。
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信濃GS公式戦の入場券引換券 伊那市に寄贈
ルートインBCリーグ信濃グランセローズのチームスポンサーの飯田市の有限会社井坪工務店が7月に伊那市で開催される公式戦の入場券の引換券を伊那市に10日に寄贈しました。
この日は有限会社井坪工務店の井坪寿晴社長と信濃グランセローズ運営会社の株式会社長野県民球団の竹内羊一社長が市役所を訪れ、白鳥孝市長に目録を手渡しました。
寄贈されたのは7月15日に伊那ニッパツスタジアムで行われる信濃グランセローズの公式戦の入場券引換券おとな100人分です。
この試合では小中学生の入場が無料となっています。
井坪工務店は信濃グランセローズのチームスポンサーを務めていて、より多くの親子に試合を楽しんでもらいたいと今回初めて伊那市に寄贈しました。
申し込みは伊那市役所文化スポーツ部スポーツ課窓口で受け付けています。
対象は上伊那地域在住の高校生以上で先着順です。
なくなり次第終了です。
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上伊那地域 献血目標達成率102%
上伊那郡市献血推進対策協議会が12日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、昨年度の上伊那地域の献血目標達成率は102%だったことが報告されました。
昨年度の上伊那地域の献血者数は3,763人で、目標達成率は102.2%でした。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市が1,026人、箕輪町が674人、南箕輪村が520人でした。
会長の武井保男辰野町長は「若い世代の献血者を増やすため、大型ショッピングモールなどで街頭啓発していきたい」と話していました。
また、献血推進功績者の表彰も行われました。
飯島町の株式会社マルヤス長野が長野県献血推進協議会長表彰、
箕輪町の株式会社NTN上伊那製作所が上伊那郡市献血推進対策協議会長表彰を受賞しました。
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プロドライバー事故防止コンクール 表彰伝達式
県内の運送会社やバス会社などを対象とした第46回プロドライバー事故防止コンクールで伊那警察署管内の3事業所と1人が表彰されました。
5日は伊那警察署で表彰伝達式が行われました。
今回のコンクールの最優秀事業所には伊那バス株式会社が選ばれました。
5月に長野市で行われた表彰式で受賞済みのため駒津一治署長に受賞を報告しました。
優秀事業所には有限会社小泉運輸関東長野営業所が選ばれました。
優良事業所には高遠観光タクシー有限会社が選ばれました。
標語部門の佳作にはジェイアールバス関東株式会社伊那支店の宮尾忍さんが選ばれましたが、欠席となっています。
コンクールは、プロドライバーが安全運転や接客マナーを競い、一般ドライバーの模範となって安全で快適な交通社会を目指すもので、県内から702事業所が参加しました。
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さくらんぼ狩り15日から
箕輪町大出の農園で、15日からサクランボ狩りが始まります。
たわわに実ったサクランボ。
農園は、箕輪町大出山口の信号機の東側にあります。
25アールの農園に、甘みの強い、佐藤錦や酸味のある高砂など4品種150本が植えられています。
農園を管理するのは、箕輪町の果樹農家、関善一さんです。
およそ15年前からサクランボを栽培しています。
ハウス栽培のため天候に関係なくサクランボ狩りを体験できるのが特徴です。
交配時期の4月の天候が良かったことから今年は、豊作だと関さんは話します。
関さんは、子どもやお年寄りにも採りやすいよう低い位置に実を成らせる工夫もしています。
さくらんぼ狩りは、30分食べ放題で、大人2500円、子ども1000円で3歳以下は無料です。
予約制で火・木・土・日曜日の受け入れとなります。
農園近くの農産物直売所ファームテラスみのわで受け付けていて、15日は14組の予約が入っているということです。※電話 70-5230
受け入れは15日から来月7日までとなっています。 -
最高気温32.6度 真夏日
14日の伊那地域の最高気温は午後2時13分に今季最高の32.6度を記録し真夏日となりました。
伊那市の伊那小学校では、水泳の授業が始まっています。
この日は、1年生3クラスの児童がプールに入り、水の中に潜ったりして楽しんでいました。
伊那小学校ではきのうプール開きが行われました。
授業は、7月いっぱい行われます。
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信用金庫の日 詐欺被害防止呼びかけ
年金支給日の14日、県内の信用金庫で特殊詐欺被害防止のため、チラシの配布などが行われました。
このうち伊那市のアルプス中央信用金庫本店では、あるしんの職員や、伊那警察署の署員、伊那市防犯協会女性部が入口で訪れた人に特殊詐欺被害防止を呼び掛けました。
今回の啓発活動は6月15日の信用金庫の日に合わせて県内6つの信用金庫で一斉に行われました。
この日は15分ほどかけて用意したおよそ100部のチラシを配布しました。
チラシにはお金を用意する前に家族などに確認・相談するよう書かれています。
1951年6月15日に信用金庫法が公布・施行されたことから6月15日は信用金庫の日と定められています。 -
危険物安全週間に伴い給油所の立入検査
今月2日から8日までの危険物安全週間に伴い上伊那広域消防本部はガソリンスタンドの立入検査を13日行いました。
上伊那広域消防本部の2人が伊那市御園の伊那燃料株式会社で立入検査を行いました。
検査では、消火器が古くなっていないか、また給油ホースに亀裂が入っていないかなどを確認していました。
ガソリンスタンドでの立入検査は事故防止のため毎年行われていて上伊那広域消防本部では「危険物の取り扱いは消防法で厳しく管理している。多くの人が利用するので事故防止を指導していきたい。」と話していました。
今年は上伊那25か所のガソリンスタンドで立入検査を行うということです。
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吹奏楽定演で演劇部とコラボ
伊那弥生ケ丘高校吹奏楽クラブの第34回定期演奏会が13日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
演奏会では初めての試みとして演劇部とともにステージを展開しました。
演劇部は吹奏楽クラブの演奏と連携しながら童話「オズの魔法使い」をもとにした劇を披露していました。
吹奏楽クラブは1年生10人、2年生8人、3年生9人の合わせて27人で活動しています。
演奏会は自分たちを支えてくれている人たちへの感謝の気持ちと吹奏楽の楽しさを伝えようと開かれたもので今回で34回目となります。
保護者など会場を訪れた人たちは演奏と演劇が連携したステージを楽しんでいました。
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能登半島地震の義援金を寄託
箕輪町料飲組合は能登半島地震の被災地復興のために集めた義援金を13日、箕輪町に寄託しました。
藤澤久美子組合長と小森浩副組合長が役場を訪れ白鳥政徳町長に義援金13万4,531円を渡しました。
箕輪町の飲食店でつくる組合の店舗など合わせて22店舗が2月中旬から5月末にかけて、店内に募金箱を置き集めたものです。
組合は、同業者が自分たちも被災しているにもかかわらず、炊き出しを行っていることを知り、少しでも役立ちたいと募金を始めました。
募金は町を通して被災地に届けられます。
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県内初 温泉施設で産後ケア
上伊那助産師会は、温泉施設を使った、産後の母親の心身回復を図る産後ケアを今年度始めました。
温泉施設での産後ケアは、県内で初めてだということです。
13日は、伊那市高遠町の高遠さくらホテルを会場に行われ、5組の親子が参加しました。
助産師と保育士が子どもを預かり、子育ての相談や母親同士で話をしました。
上伊那助産師会では、産後の母親の心身の回復と交流を目的に、今年度温泉施設を使った産後ケアデイサービスを企画しました。
通常、助産所や家庭訪問など個別で行われていて、集団での実施は珍しく、温泉施設でのケアは、県内で初めてだということです。
助産師が子どもを入浴させ、その間に母親はゆっくりと風呂に入ることができます。
対象は、伊那市在住で、産後1か月健診の後から4か月までの母子です。
今年度全部で4回あり、次回は9月12日(木)で、場所は西箕輪のみはらしの湯となっています。
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ハッチョウトンボ 繁殖始まる
伊那市新山のトンボの楽園では、日本一小さなトンボ「ハッチョウトンボ」の産卵の様子が観察できます。
繁殖活動が活発化する正午過ぎ、12日は産卵している様子を動画で撮影することができました。
新山トンボの楽園を育てる会の酒井昇治さんです。
酒井さんが撮影した繁殖活動の写真です。
動きが早く、交尾が終わるまでの時間が短いことから一連を撮影した写真は貴重だということです。
ハッチョウトンボは日本で一番小さいトンボで、体長はおよそ2センチ、1円玉とほぼ同じくらいのサイズです。
背が赤いのがオス、黄色と黒の横縞があるのがメスです。
ハッチョウトンボは日当たりが良い湿地に生息しています。
産卵は6月末まで続くということです。
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伊那地域31.4度 今季最高
12日の伊那地域の最高気温は午後2時半に今季最高の31.4度を記録し、2日連続の真夏日となりました。
N伊那地域の12日の最高気温は午後2時半に31.4度を記録し、8月上旬並みとなりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。
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みのわ太鼓荻原さん 1級公認指導員に
箕輪町のみのわ太鼓保存会代表の荻原大輔さんが、公益財団法人日本太鼓財団の1級公認指導員に認定されました。
12日は荻原さんが町役場を訪れ、白鳥政徳町長を表敬訪問しました。
荻原さんはみのわ太鼓保存会の代表を務めています。
保存会の子どもたちのモチベーション向上のため、資格を取得しました。
公認指導員は3級から1級があります。
2016年に3級、2020年に2級となり、今年3月に1級に認定されました。
1級公認指導員は全国で63人目、長野県では5人目、上伊那では初めてだということです。
白鳥町長は「より一層子どもたちの指導に力を入れていただきたい」と話していました。
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鹿頭行列に向け福与でほら貝・太鼓の練習
7月14日の箕輪南宮神社の例大祭、鹿頭行列の本番に向けた福与地区のほら貝と太鼓の練習が、8日から始まりました。
この日は、福与地区のほら貝と太鼓を担当する福与諏訪社の社務員7人が、練習を行いました。
ほら貝は、音を出すのにコツが必要だということで、まずは、音が出せるかどうかをチェックしました。
音を出すことのできた那須 喜行さん、中村新一さんが担当することになりました。
それ以外のメンバーは太鼓です。
太鼓は、12年ほど、福与地区で指導に当たっている中村政一さんに教わりながら動きを確認していました。
鹿頭行列は、箕輪町の箕輪南宮神社の例大祭で奉納される400年以上続くとされる雨乞いの行事です。昔、箕輪郷だった地区を天竜川の東と西に分け、1年毎に交代で行事を行っています。
今年は東側の伊那市福島と箕輪町福与が当番です。
鹿頭を被った子どもたちが練り歩き、周りでほら貝と太鼓が披露されます。
この日は、1時間ほど太鼓の動きを確認していました。
ほら貝と太鼓の練習は、29日まであと2回予定されています。
鹿頭行列の本番は、7月14日となっています。
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藤城村長「村民が幸せになれるよう村政を進めたい」
民間の有識者グループ「人口戦略会議」の分析で南箕輪村が自立持続可能な自治体と区分された事を受け、南箕輪村の藤城栄文村長は、「村民が幸せになれるよう、村政を進めていきたい」と話しました。
これは12日開かれた南箕輪村議会6月定例会の中で議員の質問に答えたものです。
藤城村長は「この情報は住民の将来に向けた安心につながった。これを一つの契機に、不動産業や民間企業の投資に繋がってほしい」と話していました。
また、「上伊那全体では厳しい状況と認識し、村民が幸せになれるよう村政を進めていきたい」と話していました。
有識者グループ「人口戦略会議」は、2020年から2050年までに全国の68の自治体を、自立持続可能だとする分析結果を4月に公表しました。
県内では南箕輪村と原村が自立持続可能とされています。
一方、全国の自治体の4割にあたる744自治体は消滅する可能性があると分析されました。 -
新型コロナ週報 上伊那33人
12日発表の新型コロナウイルス感染症の3日から9日の週報です。
上伊那は33人、全県は362人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり4.11人で増加しています。
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全県に交通死亡事故多発警報発令
長野県交通安全運動推進本部は12日、全県に交通死亡事故多発警報を発令しました。
長野県警察本部によりますと1月から6月12日までの長野県内で発生した交通死亡事故は22件で、死者数は22人となっています。
死者数が前の年の同じ時期と比べ6人多い事から長野県交通安全運動推進本部は、全県に交通死亡事故多発警報をきょう発令しました。
期間は12日から21日までの10日間です。
死亡事故のうち約6割が夜間に発生している事から、夜間の運転では歩行者や道路状況を確認し、運転に集中するよう注意を呼びかけています。
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手づくりの洋服の展示即売会
手作りの洋服の展示即売会「毎日着たい服展」が、伊那市のかんてんぱぱホールできょうから始まりました。
会場には、綿や麻などの自然素材で作られた服およそ150点が展示されています。
この展示即売会は、伊那市福島に工房キルトガッセを営んでいる根津幸江さんが開いたものです。
これからの季節に合う服が並び、重ね着ができるようにゆったり目に作られています。
根津さんは「触り心地も確かめながら見てほしい、きっと合う服があると思います」と話していました。
毎日着たい服展は17日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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第99回伊那美術展 16日まで
伊那美術協会の「第99回伊那美術展」が伊那市の伊那文化会館で始まっています。
会場には会員や一般、高校生の作品一人一点、124点が展示されています。
ジャンルは日本画や洋画・彫刻・工芸の4部門です。
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箕輪町 クマと人の地域区分制定へ
箕輪町はツキノワグマと人とのすみ分けのための地域区分を定める方針を示しました。
これは、11日に役場で開かれた町議会一般質問で議員の質問に担当職員が答えたものです。
県が定めるツキノワグマ保護管理計画に基づき、主要生息地域、緩衝地域、防除地域、排除地域に分ける方針です。
まずは沢区や下古田区などの西山地域を分ける予定です。
町では、今年度、11日までにクマの目撃件数が5件ありました。
今月2日には下古田区で人身被害が発生しています。
県でもツキノワグマ出没注意報が発令されたことも受け、今年度中に地域区分を定める方針です。
地域住民の意見を参考にして、県などと具体的な計画案を立てていきます。
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新しい本との出会いを「ほんのまくら」
伊那市の高遠町図書館は、普段選ばない本にも親しんでもらおうと、題名と表紙を隠し、書き出し文だけで本を選ぶ企画を11日から始めました。
企画は、高遠町図書館で11日から始まりました。
枕詞の「まくら」から、企画を「ほんのまくら」と名付けました。
本は新聞紙で包まれ、題名や表紙が分からなくなっています。
表紙には本の書き出しが貼りだされていて、これをたよりに本を選び、借りることができます。
高遠町図書館では、普段選ばない本との新しい出会いを楽しんでもらおうと、初めて企画しました。
子ども向けが30冊、大人向けが30冊の合わせて60冊が用意されました。
「ほんのまくら」は、なくなり次第企画終了となります。