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市内の小中学校給食で有機米を導入へ
伊那市は有機農業を促進するため、市内の一部地域の小中学校の給食で有機米を導入します。
27日は有機農業専門委員会が発足し、初会合が市役所で開かれました。
委員は有機農業に取り組む農家や流通関係者などの21人が務めます。
国の交付金を活用して伊那市では来年の1月から2か月間を目安に、高遠・長谷・新山・美篶の小中学校で有機米の導入を予定しています。
今年度は取り組みやすい稲作から始め、来年度以降は有機野菜も検討するということです。
委員会では有機米の基準や技術支援について検討する他、今年度内の有機農業実施計画の策定を目指します。
委員長には高遠町の農家などで作るLURAの会代表の宇野俊輔さんが選ばれました。
宇野さんは「安定した収量が確保できるかが課題だ。多くの意見をもらい、進めていきたい」と話していました。
委員の任期は2026年度末までで、今年度はあと3回委員会の開催を予定しています。 -
視聴者提供 小沢でクマを撮影
ここ最近クマの目撃が多発しています。
視聴者から、伊那市小沢の田んぼでクマの親子を目撃し写真を撮影したとの情報がよせられました。
こちらがその写真です。
クマの親子が田んぼのあぜ道を林の方に移動しています。
撮影したのは伊那市小沢の唐澤昌志さんです。
唐澤さんは午前5時40分ごろ、田んぼに水を入れる作業中、クマを目撃したということです。
伊那市では今年度、12件のクマの目撃情報がありました。
前年度と比べ9件多くなっています。
また、27日の伊那市定例記者会見で白鳥孝市長が市民に注意を呼びかけました。
伊那市では地元の猟友会と連携して、クマの目撃情報があった西箕輪や小沢にクマ用の檻を設置する予定です。
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箕輪町下古田 ブルーベリー収穫体験
箕輪町地域おこし協力隊の山川正信さんの農園「ゆかいな野菜村」では、ブルーベリーの収穫体験が楽しめます。
箕輪町下古田の農園には、12種類180本のブルーベリーが植えられています。
この時期は、上伊那で多く栽培されている大粒の「デューク」
甘みが強い「スパルタン」が食べごろです。
育てているのは箕輪町地域おこし協力隊、山川正信さんです。
山形県で就農し、トマトを中心に野菜を栽培してきました。
数年前に脳卒中で倒れ、一旦農業から離れましたが、再び農のある暮らしがしたいと、箕輪町地域おこし協力隊となりました。
現在は妻のみゆきさんと農業振興をテーマに活動しています。
ブルーベリーは前の持ち主から引き継ぎ、育てるのは2年目になります。
今年は木のせん定をして、高さを下げ、子どもでも取りやすい位置に実がなるようにしたということです。
ブルーベリー収穫体験は電話で受け付けています。
ブルーベリーは持ち帰り限定で、100グラム150円で、入園料が300円です。
収穫体験は8月上旬まで楽しめそうです。
電話090-2025-6547 -
箕輪町戦没者慰霊祭
戦争で亡くなった人の霊を慰める箕輪町の戦没者慰霊祭が、町文化センターで27日に行われました。
この日は、遺族と来賓88人が参列し、献花台に花を手向けました。
慰霊祭は、町社会福祉協議会と町が毎年この時期に行っています。
社会福祉協議会の中村克寛会長は「若い世代に戦争について語り継ぎ、平和な社会を実現することが私たちの使命です」と式辞を述べました。
箕輪町遺族会の唐澤光範副会長は「もう二度と戦争を起こしてはいけないという気持ちを再確認し、今後も戦争を語り継ぐ活動を続けていきます」と話していました。
箕輪町では、明治時代の西南戦争から太平洋戦争にかけ、兵士として出兵した602人が犠牲となっています。
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神山公秀さん 保健衛生功労で知事表彰
長年にわたり地域の保健・医療の充実に貢献したとして、伊那市西町の神山内科医院の神山公秀さんが、長野県知事表彰を12日に受賞しました。
27日は、神山さんと妻の民子さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞を報告しました。
現在85歳の神山さんは、1979年、伊那市西町に医療法人神山内科医院を開設しました。
現在は、次男の育男さんが院長を務め、神山さんは理事長です。
神山さんは、医院での診療のほか、1980年から2022年までの42年間、美篶小学校の学校医を務めました。
また、上伊那医師会の会長など、16年にわたり役員として地域保健や医療の充実と発展に務めた功績で、今回保健衛生の分野で6月12日に知事表彰を受賞しました。
今年度の知事表彰は、74の個人と団体が受賞していて、保健衛生の分野は9人となっています。
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大規模地震を想定 道路パトロール訓練
伊那建設事務所と市内の道路を管理する建設会社は大規模地震が発生した際の道路パトロール訓練を27日に市内の国道などで行いました。
訓練は午前9時に伊那市で震度6弱を記録する大規模地震が発生したとの想定で行われました。
このうち伊那市に本社を置く土木・建築総合工事業の宮下建設株式会社は管理する道路のパトロールを行いました。
地震による道路の被害状況を共有するため、スマートフォンで写真を撮り、アプリの「長野県災害情報システム」を使い伊那建設事務所に報告をしていました。
道路のパトロールは伊那建設事務所管内で震度6弱以上、市町村で震度4以上を観測した場合に行うこととなっています。
送られた情報を伊那建設事務所維持管理課の職員が確認をしていました。
道路状況の把握や情報伝達を円滑にすることにより、通行できない場所や危険箇所にバリケードの設置を行うなど早期の対応ができるということです。
市内の建設会社4社が参加し、国道や県道など8路線でパトロール訓練を行いました。
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やまぶどうワイン「山紫」28日から販売
伊那市と信州大学農学部が開発した、やまぶどうを使い熟成させたワイン「山紫」が完成し、28日から販売が始まります。
伊那ワイン工房の村田純社長と、やまぶどう生産者の会の城倉友幸さんが完成したワインについて説明しました。
2023年に収穫したやまぶどうの甘みを活かし熟成させたものだということです。
720ミリリットル入りが税込み2,500円で限定1,400本、375ミリリットル入りが税込み1,600円で限定400本となっています。
山紫は28日から市内の酒販店などで購入できます。
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伊那まつり 開始時間を早めて開催
今年の伊那まつりは8月3日の1日開催で行われます。
小さい子どもにも参加しやすいようオープニングパレードと市民おどりの開始時間を2023年より30分早めて行います。
27日は市役所で定例記者会見が開かれ白鳥孝市長が伊那まつりの開始時間を早めることについて考えを述べました。
今年の伊那まつりは8月3日(土)に1日開催で行われます。
オープニングパレードは2023年より30分早い午後4時からです。
市民おどりも30分早い午後5時から始め、午後7時に終了します。
市民おどりには51連およそ2,400人の参加を予定しています。
花火大会は2023年と同じの午後7時半から8時までです。
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コロナ週報 6月17日~23日
26日発表の新型コロナウイルス感染症の17日から23日の週報です。
上伊那は32人、全県は352人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり4人で減少しています。
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手話サークル「あおいそら」手話体験
手話サークル「あおいそら」の手話体験教室が伊那市の福祉まちづくりセンターで26日開かれました。
体験教室にはおよそ20人が参加し手話でのあいさつの仕方などを学びました。
講師は上伊那聴覚障害者協会の木下武男さんが務めました。
木下さんは耳が不自由なことで困ることを手話で説明していました。
「あおいそら」の山﨑一子会長は「コミュニケーションをとるのに困っている人のことを理解し今まで以上に手話が身近になってほしい」と話していました。
手話体験教室は参加費無料で7月3日、10日、17日に、伊那市福祉まちづくりセンターで開かれます。
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日輪寺のアジサイ涼しげに咲く
箕輪町南小河内の日輪寺のアジサイが涼しげな花を咲かせています。
日輪寺の境内やその周辺には約100株が植えられていて見ごろを迎えようとしています。
26日はこの寺に住む関野浩さんとその家族が花を楽しんでいました。
関野さんによりますと、かつて地域の人たちが日輪寺をアジサイ寺にしようと植えたのが始まりだということです。
しかし、住職不在となり空き家となっていたため地域住民が町を通して住んでもらえる人を探していました。
静かな自然の中で生活できる所を探していた関野さんが住むことになり、松本市から8年前に家族で移住してきました。
それ以降、檀家や地域住民と協力しながらアジサイを管理しています。
住みだした頃は青色のアジサイがほとんどだったため灰をまき土の成分を改良したことにより赤色のアジサイが増えたきたということです。
日輪寺のアジサイは7月中頃まで楽しめるということです。
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クマ目撃相次ぎ 伊那西小 車で登下校
伊那市の伊那西小学校は、学区内でクマの目撃情報が相次いでいる事から、登下校時に車やバスでの児童の送迎を26日から始めました。
26日午前7時30分頃の伊那西小学校です。
子ども達は、保護者が運転する車で登校していました。
伊那西小学校の通学区では、17日と25日にクマの目撃情報がありました。
2週間以内に2度の目撃情報があった事から、きょうから2週間の予定で、車やバスでの送迎を始めました。
保護者が自家用車で乗り合いも含め送り迎えを行い、下校時の迎えが難しい場合は、学校のバスで家の近くまで送るという事です。
伊那西小では、7月9日に信州大学の助教を招き、クマの生態や遭遇した時の対処方法を学ぶ学習会を開く予定です。
伊那市内ではきょう、午前10時30分と午後2時30分頃に西箕輪羽広で、ともにクマの幼獣の目撃情報がありました。
市内では今年度、12件の目撃情報があり、前年度と比べ9件多くなっています。 -
マルエーでカラオケ祭り初開催
箕輪町沢の牛乳の宅配を手掛けるマルエーは、地域の顧客を招いてのカラオケ祭りを社屋で26日初めて開きました。
26日は、箕輪町や辰野町のマルエーの客や社員およそ15人がカラオケを楽しみました。
会場の部屋は、普段は会議室として使っていて、スピーカーやプロジェクターなどの設備も整っています。
参加者は、演歌などをリクエストし、歌声を披露していました。
マルエーは、地域を元気にする事をモットーとしています。
その中で今回は、高齢者の人達に喜んでもらい、元気になってもらおうと、初めてカラオケ祭りを企画しました。
マルエーでは、8月にもイベントを開催する予定です。 -
熱中症 駒ケ根市で70代女性搬送
26日の伊那地域の最高気温は30度で真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、駒ケ根市で70代の女性が熱中症とみられる症状で搬送されたという事です。程度は軽症だという事です。 -
写真集団アルプ「山からのメッセージ」
伊那谷を中心とする山岳写真愛好家でつくる写真集団アルプの作品展「山からのメッセージ」が、26日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には40代から80代の会員14人の作品58点が並んでいます。
県内を中心に撮影した、一人3点から5点ずつを展示しています。
会員それぞれが1年を通して中央アルプスや南アルプスなどテーマに沿った山に何度も足を運び撮影しているということです。
写真集団アルプは2011年に発足し、作品展は今回で21回目となります。
今回からはそれぞれの作品に、撮影した時の状況や感じたことなどが書かれたコメントが添えられています。
写真展は7月2日(火)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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土砂災害警戒区域をパトロール
長野県などは台風シーズンを前に土砂災害警戒区域のパトロールを25日に南箕輪村で行いました。
この日は県や村の職員、区長などおよそ10人が参加しました。
パトロールをしたのは田畑地区の土砂災害警戒区域に指定されている斜面です。
斜面は擁壁が設置されていて、ひび割れが大きくなっていないか、新たなひびが無いかなどを点検しました。
異常は発見されませんでしたが、県の職員は「大雨が続いたら斜面の近くの通行は避けたほうがいい。災害時の避難経路を考えるのに役立ててほしい」と話していました。
梅雨や台風の時期を迎える毎年6月は「土砂災害防止月間」に指定されています。
県では各市町村と合同で毎年この時期に土砂災害警戒区域のパトロールを行っています。
この日は他に辰野町や箕輪町でもパトロールを行いました。
伊那市でも来月点検を行うということです。 -
伊那・箕輪の西部地域でクマの目撃相次ぐ
人里でのクマの目撃が相次いでいます。
6月2日に人身被害があった箕輪町では、5月から例年を上回るペースとなる8件の目撃情報がありました。
25日は町役場で定例記者懇談会が開かれ、クマの出没状況などについて説明がありました。
町では今後、クマと人のすみわけのためのゾーニングを行っていく計画です。
箕輪町では、今月2日に下古田で男性がクマに襲われけがをしました。
25日までに、西部地域で8件目撃情報があり、昨年度の4件をすでに上回っています。
また25日までに2頭が誤って罠にかかり、捕獲、放獣されています。
町では、檻やセンサーカメラの設置、藪の刈り払いなどを行いました。
また、箕輪西小学校の保護者に朝夕の送迎を依頼しています。
下古田では、クマの動きが活発となる朝夕を避け、農家の男性が草刈りをしていました。
伊那市では、25日までに9件の目撃情報がありました。
24日の午後7時半頃に伊那養護学校付近で幼獣1頭が、きょう午前5時40分頃には、小沢でクマの親子が目撃されました。
捕獲件数は6件で、きょう早朝、中の原でメスの成獣がクマ檻にかかっていたということです。
伊那西小学校では、明日から登下校時に車やバスでの送迎を行うとしています。
なお、南箕輪村ではクマの目撃情報は寄せられていません。
県では、全県にツキノワグマ出没注意報を発令していて、朝夕は山の中に入らないことや、ラジオや鈴など音の出るものを持って出かけることなどを呼びかけています。
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ヘチマの苗 市役所で無料配布
伊那市ではCO2を減らす取り組みとして、ヘチマの苗を無料で配っています。
ヘチマの苗は、市役所1階ロビーで配布しています。
150ポット用意し、25日午前10時現在、50ポットほど残っていました。
伊那市では「伊那から減らそうCO2」「すすめようプラごみ削減」の一環として、市内の保育園などと協力してヘチマを育てています。
育ったヘチマでスポンジを作り、脱プラスチックを目指しています。
4年目の今年は、市民にも取り組んでもらおうと、初めてヘチマの苗を配布することにしました。
つるが伸びてグリーンカーテンになるとエアコン代の節約にも繋がるということです。
ヘチマの苗は26日まで、市役所1階ロビーで配布しています。
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市民プール オープンに向け清掃
伊那市の市民プールが7月13日土曜日にオープンします。
25日はプールの清掃が行われました。
清掃を行ったのは市や市振興公社の職員およそ10人です。
ブラシや高圧洗浄機を使い、落ち葉や泥など1年間でたまった汚れを清掃していました。
清掃は26日も行い、その後機器の点検をしてオープンを迎えます。
市の職員は「今年も暑くなりそうなので、ぜひ楽しんでほしい」と話していました。
伊那市民プールと高遠スポーツ公園プールは7月13日~8月25日まで営業するということです。
オープン初日は無料で開放されます。
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南箕輪村長杯ゲートボール大会
南箕輪村長杯ゲートボール大会が大芝屋内運動場で24日開かれました。
大会には村内の5チームが参加し、総当たり戦で競いました。
ゲートボールは、1チーム5人で行います。
ボールをゲートに通したり、中央のポールに当てると点数が入ります。
自分のボールを他のボールにあてる「タッチ」などを行い、協力しながらチームの勝利を目指します。
南箕輪村ゲートボール連盟には村内のおよそ30人が所属していて、月に1回例会を開き、親睦を深めています。
参加者の最高齢は久保の堀ヨシ子さん93歳で、ゲートボール歴は15年ほどです。
村ゲートボール連盟の小島克己会長は「チームで作戦がうまくいくととても気持ちが良い。歳を重ねても楽しめるスポーツなので、仲間を増やしていきたい」と話していました。
大会の結果、1位は久保のまっくんAでした。
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高遠町内3つの小中学校で市営プール活用し授業 本施行
伊那市高遠町の高遠小学校で、今年度初めての水泳の授業が24日に、高遠スポーツ公園プールで行われました。
高遠小を含む高遠町内の3つの小中学校では、2年前から試験的に市営プールで授業を行っていて、今年度から本施行となります。
高遠スポーツ公園の屋内プールで水泳の授業を行うのは、高遠小学校、高遠北小学校、高遠中学校の3校です。
24日は、高遠小の全校児童が今シーズンの初泳ぎを楽しみました。
昼前には、2年生と5年生が授業を行いました。
高遠町内の3つの小中学校では、ろ過機の故障や漏水などによりそれぞれ修繕が必要となっていたため、2年前から試験的に市営プールを利用しています。
24日の伊那地域は、23日の雨から一転強い日差しが降り注ぎ、最高気温は31.4度まであがりました。
屋内プールのため炎天下や雨天時でも授業を行うことができます。
低学年が利用するスペースには、高さ40センチほどのプールフロアが設置されているほか、転落防止用のネットも設置されています。
高遠小学校では、8月末まで各学年12回ほどの授業を行う計画です。
なお伊那市教育委員会では、昨年度小中学校の水泳の授業の在り方について考える検討委員会を設け、各学校が民間施設の利用を含めた授業の方法について定めたということです。 -
新紙幣発行まで10日 飲食店やスーパーの対応は?
7月3日の新紙幣の発行まで残り10日となりました。
伊那地域でも、スーパーのレジなどでは対応が進む一方で、飲食店などでは券売機の更新など対応が必要となっています。
伊那市の株式会社ニシザワでは、運営するベルシャイン4店舗と食彩館系列のスーパー7店舗に合わせて140台のレジを導入しています。
新紙幣に対応するための機械内部のプログラムの変更を進めていて、24日の朝全てのレジで更新が終わったということです。
これにより、7月3日から新紙幣と旧紙幣の両方を使用することができます。 -
大芝高原 キッズマルシェ
子どもたちの手作りの品やリユース品の店が並ぶキッズマルシェが22日に南箕輪村の大芝高原森の学び舎で開かれました。
キッズマルシェは、南箕輪村観光協会が主催する森と芝のマルシェの中で開かれたものです。
会場には、村内外の子どもたちが手作りしたキーホルダーやアクセサリーなど、10店舗が並びました。
キッズマルシェは小学3年生から高校生までが主体的に運営する店が並ぶマルシェです。
南箕輪中学校科学技術部の木工班は、着火剤を販売しました。
SDGsを考え、部活動で出た木くずや給食センターの廃油が使われていています。
森と芝のマルシェではほかに、村観光協会が、紫外線に反応して固まるレジン液を使ったキーホルダー作りの体験ブースを開きました。
大芝高原でお気に入りの葉っぱを見つけ、レジン液を塗ります。
紫外線で固まったらデコレーションして完成です。
マルシェは村観光協会が村民の交流の場として3年前から開いています。
次回のマルシェは7月27日(土)に開かれる予定です。
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ながたの湯 フォトスポット設置
箕輪町のみのわ温泉ながたの湯は施設のPRにつなげようとフォトスポットを設置しています。
ながたの湯の玄関には去年の12月からハート型のフォトスポットが設置されています。
ハート型のフレームをベースに月替わりとなっていて、その季節のイベントに合わせた装飾をしています。
今月は「涼しさ」をテーマに風鈴などが飾られ、背景には水風船が描かれた幕が設置されています。
ながたの湯では訪れた人に向けて温泉以外にも楽しんでもらおうとスポットを作りました。
「涼しさ」をテーマにしたフォトスポットは今月いっぱい楽しむことができます。
来月は「ひまわり」をテーマに装飾する予定です。
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回送列車と倒木が衝突
24日、JR飯田線の回送列車が倒木に衝突する事故がありました。
乗務員にけがはありませんでしたが、事故による運休で通勤通学など約420人の足に影響がでました。
JR東海によりますと24日午前6時7分にJR飯田線の田畑駅から北殿駅の間で回送列車が倒木と衝突する事故がありました。
乗務員にけがはありませんでした。
この事故により伊那北駅から伊那松島駅の間で上下線合わせて4本が運休し2本に遅れがでました。
列車は午前7時8分に運転を再開しましたが、通勤通学など約420人の足に影響がでました。
また23日、雨量が規制値に達したことから運転を見合わせていた駒ケ根駅から伊那北駅の間は24日午前5時49分に運転を再開しています。
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赤穂総合学科新校 新校舎の完成遅れる見込み
県立高校の再編により、2029年に総合学科になる赤穂高校の新校舎の完成が開校時期よりも遅れる見込みであることがわかりました。
新校舎の完成の遅れは、19日に開かれた新校準備委員会で、
設計事業者が明らかにしたものです。
赤穂総合学科新校は、2029年4月の開校を目標にしていますが、新校舎は今まで完成の時期が定まっていませんでした。
設計事業者によりますと、新校の開校から校舎の完成まで、最長で2年かかる見込みです。
新校舎は、工期を短くするためにまとめて建てる一括工事の案と、建てる時期を分け、完成した校舎を順次、使えるようにする分割工事の案が出ています。
工事中、生徒は仮設の校舎に通いますが、一括で工事をする場合、学年によっては新校舎に通わないまま卒業する生徒が出るということです。
県は、9月までに工事の仕方を含めた基本計画をまとめ、新校舎の設計に入りたいとしています。 -
日影区で防災学ぶイベント
楽しみながら防災について学ぶイベントが、伊那市の日影公民館で23日行われました。
このイベントは、ひかげ遊ぼうさいと題し、日影分館と、日影自主防災会の共催で開かれました。
会場には、非常食や携帯用ミニトイレなどの防災グッズの他、段ボールベッド、簡易個室などが展示されました。
イベントは、楽しみながら防災について学んでもらおうと、納涼祭に代わるイベントとして行われていて今年で3年目です。
23日は雨のためイベントの規模を縮小して行われました。
会場の外では、アルミ缶を使ってご飯を炊く体験や火起こしなども企画されました。
防災以外にも菓子などが当たるビンゴ大会や、かき氷やポップコーンなどの出店ブースもありました。
日影区では、「イベントを通して、災害に強い区を目指していきたい」と話していました。 -
古布を使ったぞうり教室
伊那市民俗資料館が主催する古布を使ったぞうり教室が高遠町の旧馬島家住宅で23日、開かれました。
教室は、布ぞうりの技術を継承し多くの人に作り方を覚えてもらおうと開かれたもので、市内を中心に10人が参加しました。
講師を務めたのは高遠町山室の北原房子さんです。
布団などを裂いた長さ1mほどの古布をぞうりづくり専用の器具を使い編んでいきます。
北原さんは「形をこまめにみながらきつく編んでいってください」などと参加者にアドバイスしていました。
1足作るのに5時間ほどかかるということで、参加者たちは北原さんのアドバイスを受けながら手を動かしていました。
布ぞうりは、やわらかく肌触りのよさが特徴で、洗濯をして長く使用できるということです。
教室は30日にも予定されていますが定員に達したため参加受付けは終了しています。
尚、11月に予定されている教室は、10月から募集するということです。 -
箕輪町消防団「赤魚会」珍味でもてなし
箕輪町消防団が珍味で町の関係者をもてなす伝統の懇親会「赤魚会」が、地域交流センターみのわで23日開かれました。
23日は箕輪町消防団の正副分団長が料理の腕を振るいました。
用意されたのは、ワニの肉や、コオロギ・蚕・バッタのカナッペ、ザリガニのカレー煮、カエルのから揚げなどです。
会場では、招かれた町の関係者や区長などが「まずいとは一切発言しません」などと書かれた誓約書にサインをしていました。
料理が運びこまれてきました。
招かれた人たちは、写真を撮影したり、珍味を口に運んでいました。
赤魚会は、戦後に消防団の活動資金を集めようと、天竜川のウグイ・赤魚を振舞ったのが始まりだということです。
現在では、珍味を振る舞い、親睦を深める会となっています。
コロナ禍は会は中止、去年は通常の会食として開かれましたが、今年は各分団が珍味を持ち寄る伝統を復活させました。
招かれた人たちは、珍味を味わいながら、親睦を深めていました。
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伊那地域で雨 JR飯田線に影響
前線や低気圧の影響で伊那地域23日の伊那地域は雨となり、交通機関にも影響がでました。
JR東海によりますと、飯田線は、午前6時頃、下島駅―沢渡駅間で列車と倒木が衝突したため一部区間で運休と遅れが発生しました。
また、午後4時現在、駒ヶ根駅―伊那北駅間で上下線ともに運転を見合わせています。
午後4時現在、伊那市・箕輪町、南箕輪村に被害の報告は入っていません。