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寒ざらしそばの実を引き上げ
立春の3日、約1か月間、川の冷水に晒したそばの実が引き上げられました。
高遠そば組合のメンバーおよそ10人が小寒の1月5日に伊那市長谷の粟沢川に入れたそばの実、約250キロを引き上げました。
そばの実を引き上げた後、高遠町にある組合の加工施設に運びこみました。
そばの実を袋から取り出すと、木枠に広げていました。
そばの実は寒風にさらし、1か月かけて乾燥させます。
組合によりますと寒ざらしすることで、甘味が増すほか、そばの風味が強くなるということです。
寒ざらしそばは7月19日から高遠町のそば店7店舗と東京都の1店舗で提供されます。
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伊那ロータリークラブ主催上伊那中学女子バレーボール大会
伊那ロータリークラブが主催する上伊那の中学校女子バレーボール大会が伊那市の春富中学校で開かれました。
大会は、1日と2日の2日間の日程で行われました。
会場には合同チームを含む、上伊那の中学校女子バレーボール部、9チームが集まりました。
大会2日目の2日は3チームごとのリーグ戦が行われました。
結果は、中川中が優勝、2位が赤穂中、3位が伊那市の東部中でした。
この大会は、伊那ロータリークラブが主催したものです。
女子スポーツ振興にも力を入れていこうと、初めて開きました。
伊那ロータリークラブでは「試行錯誤しながら5年後、10年後もこの大会を継続させていきたい」と話していました。 -
伊那市国保税率「据え置き」答申
伊那市国民健康保険運営協議会は来年度の国民保険税の税率を諮問どおり現行のまま据え置くよう3日、白鳥孝市長に答申しました。
協議会の小林眞由美会長と山岸眞由美副会長が市役所を訪れ白鳥市長に答申しました。
国保の税率が据え置きとなるのは6年連続で物価高騰の影響に配慮したとしています。
また国民健康保険加入者が対象のがん検診の補助についても諮問通り、2026年度からの廃止としています。
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みんなの基地 豆まきで鬼撃退
箕輪町木下の民家を開放して行っているこどもの居場所拠点「みんなの基地」で節分に合わせて、3日に豆まきが行われました。
「みんなの基地」で保育園児から中学生まで40人程が放課後を自由に過ごしていると鬼が登場しました。
こどもたちは豆に見立てて丸めた新聞紙を鬼に投げていました。
中には机の下に隠れるこどももいました。
鬼はボランティアスタッフの知り合いで豆まきの為に新潟県から駆け付けたということです。
豆まきをした後は優しくなった鬼と記念撮影をしていました。
みんなの基地は2年前に設立された箕輪町の任意団体Purみんなの学校が運営しています。
こどもの居場所として南箕輪村の社会福祉法人が借りた民家を活用して、毎週月曜日に年齢や地域に制限なく部屋を無料で開放しているほか、不定期でこども食堂を開いています。
この日のこども食堂では恵方巻や肉じゃがなどが子どもたちに無料でふるまわれました。 -
東春近小4年西組 学習を劇で発表
伊那市の東春近小学校で参観日が開かれ、4年西組の児童が水について学んだ成果を劇にして4日に発表しました。
4年西組の児童27人は総合学習の時間に水をテーマに学習しました。
劇は1年間の活動をまとめたオリジナルのものです。
保護者の他にお世話になった地域の人も見に来ていました。
学習では学校から歩いて富県の名水を汲みに行きました。
汲んだ水を使ってかき氷やそうめんを作ったエピソードが盛り込まれました。
劇では流しそうめんで実際に使われた竹も使用されました。
劇は今年に入ってから練習したということです。
東春近小学校では「児童が面白いと感じたことや学んだことが詰め込まれた劇になった」と話していました。 -
南箕輪村 14年ぶり人口減
長野県は、毎月人口異動調査に基づく2024年中の年間人口増減を公表しました。
それによりますと、南箕輪村では14年ぶりに減少となっています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の年間の人口増減は、伊那市が453人減の6万3,758人、箕輪町が65人減の2万4,517人、南箕輪村が55人減の1万6,179人でした。
ただ南箕輪村は、出生児数が死亡者数を下回る「自然減」の減少率が0.15%と県内で最も低くなっています。
村では、「14年ぶりの人口の減少については、新築住宅の着工戸数が落ち込み、転入者の減少につながったためだとみている。それでも年間の出生数は依然として140人前後で推移しているので、今後もこれを維持していきたい」と話していました。 -
災害時の避難生活環境向上研修会
内閣府の災害時の避難生活の環境向上に貢献できる地域の人材育成を目的とする研修会が1日と2日の2日間、箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれました。
1日は、箕輪町民を中心におよそ40人が参加しました。
研修会では、災害時の避難所の課題と生活環境の整備をテーマに被災者の心情や状況を話し合いました。
避難所に足の悪い高齢者がいた場合について話し合ったグループは「トイレの場所や距離、寝る場所に配慮する必要がある」などと意見を出していました。
リウマチを持つ60代の女性がいた場合について話し合ったグループは「体調が悪い時に相談できるような雰囲気づくりが大切だ」などと意見を出していました。
研修会は、内閣府が主催するもので箕輪町を含む全国9地区で開かれているものです。
災害時の避難生活が長期化することで起こりうる課題や被災者とのコミュニケーションスキルを学ぶことで地域が一体となり災害に強いまちづくりを目指します。
研修では避難所の環境向上のためのスキルやコミュニケーションの基礎などを学んだということです。
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第18回伊那谷伝統文化公演
第18回伊那谷伝統文化公演が2日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれ、現代風にアレンジした新しい伊那節を高校生が披露しました。
公演は2部構成で行われました。
第1部で踊りを披露したのは、伊那北高校ダンス部のメンバー13人です。
与地の伊那節を中川村出身のシンガーが現代風のアップテンポな曲にアレンジしました。
伊那芸術文化協会が振付を伊那北高校ダンス部に依頼しました。
曲は3分30秒あり、振付を担当した部員3人は、去年10月から分担して2週間かけて振付を完成させました。
若い世代にも楽しく踊ってもらえるように工夫した振付になっているということです。
第1部では、伊那節保存会と、与地伊那節保存会が踊りを披露しました。
第2部では、富山県民謡越中八尾おわら保存会によるおよそ300年の歴史をもつ「おわら風の盆」などが披露されました。
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宮島酒店 立春朝搾り出荷
3日は立春。
伊那市荒井の蔵元宮島酒店では、絞りたての新酒「立春朝搾り」の出荷が、3日に行われました。
今朝は、宮島敏社長の他、酒販店の店主などおよそ20人が集まり、店先で新酒の祈願を行いました。
立春朝搾りは、暦の上で春となる「立春」の朝に搾りたての新酒を瓶詰し、その日のうちに消費者に届けるものです。
1998年に始まり、現在は北海道から熊本県まで、全国の41の蔵元が参加しています。
宮島酒店は、今年で25年目となります。
今朝は、雪が舞っていましたが、伊那地域の最低気温は0.6度と、氷点下にはなりませんでした。
立春当日に最高の状態にするため、「大吟醸よりも神経を使う」と言わせるほどの杜氏泣かせの仕込みが、およそ1か月間行われてきました。
1月5日から作りはじめ、「ほどほどの甘みがあり吟醸の香りを感じる良い酒に仕上がった」ということです。
今年は、720mL換算で去年並みの1,800本分を作ったということです。
価格は、720mLが1,980円、一升瓶が3,960円となっています。
放送エリア内では、伊那市日影の酒文化いたやで購入できます。 -
伊那北保育園で節分豆まき 心の中の鬼も退治
伊那市内の全ての保育園で、1日遅れの節分のイベントが、3日に行われました。
このうち、伊那北保育園では、保育士が扮する赤鬼と青鬼が各部屋に現れました。
園児たちは、勇気を振り絞り豆にみたてて丸めた新聞紙を、鬼に向かってまいていました。
未満児室では優しかった鬼ですが、年少児以上の部屋では子どもたちを追い回し、外に連れ出そうとします。
最後は全員で「鬼は外、福は内」と元気いっぱいに声を響かせ、鬼を追い払いました。
伊那北保育園では、「心の中にいる弱虫鬼、泣き虫鬼、いじわる鬼も追い出せたと思う」と話していました。 -
おしごと相談会2025
長野県は、合同企業説明会、おしごと相談会2025を伊那市のいなっせで3日開きました。
この相談会には、製造や運輸、販売業など上伊那の19社がブースを出展しました。
会場には子育て中の人からシニアまでおよそ20人が訪れ、企業の担当者から話を聞きました。
この相談会は、県内で働きたいという人を支援しようと県の「地域就労支援センター・Jobサポ」が開いたものです。
企業ブース会場の外には、jobサポが力を入れている支援、県内の運輸業界の個別説明コーナーや履歴書の添削をしてもらえるコーナーもありました。
jobサポでは「相談者に合ったサポートをしながら、働き方の選択肢を広げてもらいたい」と話していました。
おしごと相談会2025は、伊那地域を含め、諏訪市や松本市など県内7か所で開かれています。 -
立春3月中旬の気温 あしたからは冬型の気圧配置
立春の3日、伊那地域の最高気温は3月中旬並みの10.7度まであがりました。
伊那市ますみヶ丘では、フキノトウが顔を出していました。
3日の伊那地域の最低気温は0.6度、日中の最高気温は10.7度でした。
しかし、4日からは強い冬型の気圧配置となります。
長野地方気象台によりますと、県南部はこの先1週間、最高気温は2度~5度、最低気温は4日は冷え込み、5日からは-5度から-9度で推移するとみています。 -
上農生が課題研究の成果を発表
上伊那農業高校の生徒や青年農業者が、農業の取り組みや意見を発表する「未来を担う上伊那農業フォーラム」が伊那市の伊那合同庁舎でこのほど開かれました。
上伊那農業高校の3年生は、野菜や果樹の栽培技術や加工品づくりについての課題研究の成果を発表しました。
また、去年3月に農業人材育成でネパールに派遣された生徒は研修の様子を報告しました。
派遣された生徒は「ネパールでは自然や家畜を大事にする農業を行っていた。グローバルな視点をもって、これからの学習や進路にいかしていきたい」と話していました。
ほかに、青年農業者2人が取り組みを発表しました。
フォーラムは、上伊那農業農村支援センターと上伊那農業高校が開いたもので会場にはおよそ80人が訪れました。
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VC長野トライデンツ 試合結果
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの2日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、ホームで、東京グレートベアーズと対戦し、セットカウント3対2で勝ちました。
次は8日に、アウェイで大阪ブルテオンと対戦します。
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みはらしファーム 豆まきで鬼退治
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームでは、恒例の豆まきが2日に行われ、家族連れなどで賑わいました。
豆まきは、とれたて市場前の駐車場で行われ、スタッフが扮したゴジラや鬼が登場しました。
訪れた人たちは、合図にあわせて一斉に豆をぶつけて鬼を退治していきました。
みはらしファームでは節分の伝統を後世に残すため、毎年豆まきイベントを開催しています。
続いて行われた福まきでは、菓子と一緒に、みはらしの湯の利用券やドライいちごなどと交換できる当たり券がまかれ、訪れた人たちは手を伸ばしてつかんでいました。
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恩徳寺で厄除け 節分会
今年の節分は2月2日です。
南箕輪村沢尻の恩徳寺では厄除けや家内安全などを願う節分会が行われました。
本堂で火を焚いて行われる大護摩祈祷は、午前6時から午後5時の間に7回行われ、このうち午前10時半の祈祷には、およそ100人が訪れました。
雑念を焼きつくし願いを叶えてくれるとされる炎に僧侶が御札や参拝者のバッグなどをかざしていきました。
なかには、子どもを抱えて炎にかざす姿も見られました。
豆まきは感染症対策のため行われませんでした。
炎にかざし願いが込められた御札は、求めた人に手渡されていました。
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伊那北高校野球部と伊那スターズが交流会
伊那市の伊那北高校野球部と地元の少年野球チーム、伊那スターズの野球交流会が2日、開かれました。
2日は雪が舞う中、伊那北高校のグラウンドで選手24人が伊那スターズの児童28人に技術指導をしました。
最初に、鬼ごっこをして楽しみながら、体を温めました。
その後は高校生と小学生がペアを組みキャッチボールをしました。
キャッチボールが終わると、ポジションごとに分かれて練習をしました。
練習メニューは高校生が計画したということです。
バッティング練習では、バットを強く振るコツを児童に伝えていました。
交流会は、子どもたちに競技継続のきっかけにしてもらおうと、3年前から開かれています。 -
上伊那子ども科学工作教室
上伊那地域の製造業などが主催する科学工作教室が1日に開かれ、子どもたちが歩行ロボットづくりに挑戦しました。
1日は、伊那市防災コミュニティセンターで科学工作教室が開かれ、上伊那の小学4年生から6年生80人が参加しました。
作ったのは、赤外線センサーで障害物を感知して動く歩行ロボットです。
駒ケ根工業高校の生徒が子どもたちの組み立てを手伝いました。
科学工作教室は、上伊那の製造業などの企業13社でつくる上伊那子ども科学工作教室実行委員会が開いたものです。
子どもに科学に興味を持ってもらい、ものづくりの楽しさを体験してもらおうと開かれ、今回で24回目です。
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富県桜井の伝統行事「なーめーだ」
伊那市富県桜井の各戸を数珠を回して無病息災を願う伝統行事「なーめーだ」が1日、4年ぶりに行われました。
10メートルほどの数珠を持った園児と小学生15人が地域の家を訪ね、数珠を回して無病息災を願いました。
各家庭では玄関の外に出てその様子を見守りました。
数珠は、江戸時代に疫病が広がった際に立ち寄った僧侶が住民に与え勇気づけたのが始まりとされ、明治の初めころから子どもの行事として受け継がれています。
唱える念仏「なーめーだ」は南無阿弥陀仏が転じたものだと言われています。
もともとは、地域の男子小学生が行っていた行事ですが、人数が減ってきたこともあり、今は園児も一緒に行っているということです。
1日は桜井区にある77戸を歩いて回りました。
「なーめーだ」は、新型コロナの影響で中止していましたが、4年ぶりに行われました。
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VC長野トライデンツ試合結果
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの1日の試合結果です。
VC長野トライデンツは1日、ホームで、東京グレートベアーズと対戦し、セットカウント1対3で敗れました。
2日も、ホームで東京グレートベアーズと対戦します。
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上伊那岳風会伊那地区の初吟会
長野県上伊那岳風会伊那地区の初吟会が、1日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
初吟会では、来賓を含め伊那地区の12教室に通う生徒およそ60人が吟を披露しました。
伊那地区初吟会は、日ごろ鍛えた吟を披露しようと、毎年この時期に開かれています。
1日は、教室ごと順番にステージにあがり、自慢の喉を披露していました。
下平岳渓会長は、「高齢化やコロナ禍で吟友の数が全国的に大幅に減少しているが、岳風流の吟道の道を絶やすことなく、決起して今年1年吟を楽しんでいきたい」と話していました。
初吟会では、全員で吟じる大合吟が行われました。 -
上の原 歩道設置求める同盟会設立
伊那市上の原の市道上の原幹線道路に歩道の設置を求める期成同盟会が昨夜上の原公民館で発足しました。
昨夜の上の原幹線歩道設置促進期成同盟会では関係地区の区長や小中学校のPTA会長、地元企業などおよそ30人が出席しました。
会では役員の選任が行われ、会長に上の原区長の仲田穂積さんが選ばれました。
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箕輪町 子どもが主役の学校づくり
箕輪町の小中学校6校は、長野県教育委員会の子どもが自ら学び方を選択し、自己実現できる取り組みを始める実践校に選ばれ、来年度から取り組みが始まります。
31日に、町文化センターで総合教育会議が開かれ、来年度の取り組みについて報告がありました。
箕輪町の小中学校6校は、去年、県教育委員会の「ウェルビーイング実践校TOCO―TON」に選ばれ、来年度から3年間モデル校として子どもが主役の学校づくりに取り組みます。
令和7年度の実施計画として、県内の保育園で行われている自然体験学習のやまほいくを小学校低学年に導入します。
また各校に、地域の人と子どもが交流し、地域活動を行う「ふるさとルーム」を設置するとということです。
令和7年度から可能な範囲で取り組み始め、2026年度から本格実施していくとしています。
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伊那市 国保の一部補助廃止を諮問
伊那市国民健康保険運営協議会が31日に開かれ、来年度、補助金交付要綱を一部改正し、これまで市が行っていた、自己負担額の2分の1補助を廃止とする案を諮問しました。
協議会では、伊藤徹副市長が協議会の小林眞由美会長に来年度のがん検診など9項目について「自己負担額の2分の1の補助を廃止する」とする案を諮問しました。
伊那市では、現在がん検診などを受診した国保加入者に対し、自己負担額の2分の1を補助しています。
市では、補助金の廃止による急激な負担増を避けるよう自己負担割合を引き下げることにより、自己負担額は検診内容によって100円から1,200円の増加に抑えます。
県内19市で伊那市以外に補助を実施している自治体はなく、上伊那では箕輪町と辰野町のみです。
見直しは、令和8年度実施分から行うとしています。
きょうはほかに、基礎課税額、後期高齢者支援金課税額、介護納付金課税額の国保税率について、いずれも現行通りに据え置くとする案を諮問しました。
答申は、2月3日に行われる予定です。
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西箕輪上戸で英語学ぶ
伊那市西箕輪上戸の小中学生が25日、地元住民から英語を学ぶ教室が、上戸集落センターで開かれました。
この日は、上戸区の小中学生とその保護者およそ20人が参加しました。
講師は大阪府出身で、27年間外国で勤務し、2011年に伊那市に移住した男性が務めました。
この教室は上戸区が初めて開いたものです。
上戸区では「地元の人から英語を学び、これをきっかけに世界で活躍できる大人になってもらいたい」と話していました。
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ゆいま~る 入園準備品の製作
伊那市中央の障害福祉サービス多機能型事業所、伊那ゆいま~るでは、保育園の入園準備品の販売に向けて、着替え袋や絵本袋などの製作を行っています。
31日は、伊那ゆいま~るの利用者と支援員の4人が作業を行いました。
利用者は、ミシンで布を縫ったり、アイロンがけをしたりしていました。
ゆいま~るでは利用者の工賃アップにつなげようと5年ほど前から入園準備品の製作を行っています。
去年11月から準備を進めていて、すべて手作業のため一つの手さげ袋を作るのに3日ほどかかるということです。
伊那市の保育園の指定サイズに合わせて作られています。
絵本袋、着替え袋など4種類1セットで価格は、税込み6600円となっています。
恐竜や花などが入った柄は支援員が選んだもので、全て違うもになっています。
ハリや耐久性を持たせる接着芯を使用し、長持ちするよう工夫しています。
販売会は、来月19日の午前10時から午後1時まで伊那市役所の市民ホールで開かれます。
ゆいま~るの他、市内の障害者就労支援事業所で製作したおよそ30セットを販売する予定です。 -
春富中学校で金融授業
お金のトラブルや使い方について学ぶ授業が伊那市の春富中学校で31日に行われました。
この日は2年生およそ100人が話を聞きました。
講師は八十二銀行と長野銀行の行員7人が務めました。
授業ではお金のトラブルや使い方について学びました。
行員は「キャッシュレス決済では知らないうちにお金を使いすぎてしまうことがあるので注意してください。
また、必要なものかほしいものを見極めて賢く使いましょう」と話していました。
春富中学校では金融授業を今回初めて行ったということです。 -
去年12月の月間有効求人倍率
上伊那の去年12月の月間有効求人倍率は、前の月を0.07ポイント上回る1.28倍となりました。
去年12月の月間有効求人数は3,227人、月間有効求職者数は2,517人で、月間有効求人倍率は1.28倍となりました。
全国は1.25倍、県は1.29倍となっています。
雇用情勢については「求人が求職を上回っているものの、求人が鈍化傾向にあるなど弱い動きとなっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
また、新規高校卒業者の就職内定率は去年12月末現在91.0%で、前の年の同じ時期と比べ1.5ポイント低くなっています。
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今年の業況 悪い49.4%
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している「伊那谷・経済動向 中小企業景気レポート」の特別調査によりますと、自社の今年の業況について、悪い方向の見通しは合わせて49.4%でした。
レポートは、アルプス中央信用金庫が取引先185社に対し四半期に一度調査を行っているものです。
今年の自社の業況見通しについて、「良い」と答えた企業は10.6%で前年より4.8ポイント減り、悪いと答えた企業は49.4%で前年より9.2ポイント増え、業況感は落ち込んでいます。
自社の業況が上向く転換点については、今年中に良好感が出ると答えた企業は57.5%だった一方で、「業況改善の見通しは立たない」と答えた企業は27.5%でした。
去年10月から12月の業況は、良かったとする企業は14.5%、悪かったとする企業は39.0%で、業況判断指数はマイナス24.4と前期より3.1ポイントで悪化傾向が強まっています。 -
ドローンのプログラミングを体験
小学生がドローンの飛行プログラミングや操縦を体験する講座が20日南箕輪村の南部小学校で開かれました。
講座は長野県南信工科短期大学校の出前授業として開かれたものです。
6年2組の児童23人がドローンの上がる高さや飛行距離などを測定しタブレットを使って設定するプログラミングに挑戦しました。
指導にあたった南信工科短大の柳沢裕二准教授は、ドローンを思い通りに飛ばす設定方法について指導していました。
プログラミングが終わると児童たちは実際にドローンを飛ばしていました。
ドローンはプログラミング通り、障害物の手前で止まり上昇、その後設定した距離を飛びゴール地点に着陸しました。
南信工科短大では上伊那の小学校や公民館でプログラミングの出前講座を開いていて、その楽しさに触れる機会として活用してもらいたいとしています。