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伊那北高校で生徒企画の防災訓練
伊那市の伊那北高校は、生徒が企画した防災訓練を16日に初めて行いました。
体育館では、3年生の生徒が日本赤十字社長野県支部の救急指導員から心肺蘇生法を教わりました。
指導員は「心肺が停止して3分から5分で脳の細胞が壊れ始める。救急車が到着するまで協力して蘇生を続けることが大切だ」と説明していました。
生徒は2人一組になり訓練用の人形を使い胸骨圧迫を行っていました。
訓練では最初に地震が発生したことを想定し、全校生徒が体育館まで避難しました。
例年は避難訓練だけでしたが、今回は探究の時間で防災について学んだ3年の下出勘助さんが、助ける立場についても体験してもらおうと企画しました。
2年生は教室で3年の矢澤秀成さんが開発した避難所生活を疑似体験するボードゲームを行いました。
米や懐中電灯、毛布などのアイテムカードを使いながら、すごろく形式で知識をつけていました。
伊那北高校では毎年防災訓練を行っていますが、生徒が企画したのは今年が初めてだということです。
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箕輪町で親子で楽しくリトミック
未就園児を対象にした、音楽に合わせて親子で楽しく体を動かすリトミックのイベントが、箕輪町の子育て支援センターいろはぽけっとで16日に行われました。
この日は、町内を中心に親子11組が参加しました。
講師は、町内でリトミック講座を行う、木下の中澤利枝さんが務めました。
リトミックは、音楽に合わせて親子で自由に体を動かすもので、協調性や豊かな心を育むということです。
箕輪町では、年に4回リトミックのイベントを開いていて、今回は今年度1回目となりました。
この日は、ピアノの演奏に合わせて歩いたり、布を使った遊びを行いました。
次回のリトミックのイベントは、8月1日(木)に行われます。
町内に限らず誰でも参加することができます。
参加費は無料で、申し込みは不要です。
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上古田で3万本のアヤメが咲き始める
箕輪町上古田の休耕田では、3万本のアヤメが咲き始めています。
古田神社近くにある30アールの休耕田には、3万本のアヤメが植えられています。
15年ほど前に休耕田を有効活用しようと上古田の住民でつくる山ん田の会が育ててきました。
例年は、5月下旬に咲き始めるということですが、気温が高い日が続いたことから今年は12日に咲き始めました。
代表の唐澤敬司さんは「見頃は週末になると思うので、多くの人に見に来てほしい」と話していました。
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南箕輪村商工会 新村典久さんが新会長に
任期満了に伴う南箕輪村商工会の役員改選で、新しい会長に税理士法人あおば会計所長の新村典久さんが選ばれました。
15日は南箕輪村商工会館で通常総会が開かれ、南箕輪村商工会の新しい会長に税理士法人あおば会計所長の新村典久さんが選ばれました。
副会長には、株式会社堀井製作所の堀井一政さんと株式会社伊那総建の北澤博仁さんが新たに選ばれました。
役員の任期は16日から3年間となっています。
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最大風速10.4mのやや強い風
16日の伊那地域は最大風速10.4mのやや強い風が吹きました。
長野地方気象台によりますと、16日の伊那地域では最大風速10.4mのやや強い風が吹きました。
最大瞬間風速は午後1時24分に18.2mを観測しました。
伊那市手良や美篶、野底、前原の一部の570戸、長谷杉島の30戸では倒木による電線断線・電柱損傷が原因の停電が発生しました。
午後4時半現在、野底・前原の10戸未満で停電が続いています。
また、長野地方気象台はきょう午後4時に気象情報を発表し、夜のはじめころにかけても大気の状態が非常に不安定になるとして、雷・突風・ひょうなどに注意するよう呼びかけています。
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大芝高原 アカマツを活用したガチャ好評
南箕輪村観光協会は、大芝高原のアカマツを身近に感じてもらおうと、味工房にオリジナルのカプセルトイ・通称ガチャガチャを設置しています。
大芝高原味工房には3種類のガチャガチャがあります。
カプセルの中から出てきたのは・・・土でしょうか。
「赤松盆栽キット」は、200円で、ポットと土が入っています。
高原内の松ぼっくりから採取した赤松の種が無料配布されていて、このキットを使って育てることができます。
「アカマツのウッドチャーム」は、200円で、高原内の間伐材を活用したものです。
動物の形など約30種類あり、一緒に入っている紙やすりと革紐を使って自分で仕上げます。
まっくんキラキラ缶バッジは100円で、絵柄は48種類です。
缶バッジの売り上げは大芝高原の整備に活用されます。
施設を訪れた人たちがガチャガチャを回していました。
南箕輪村観光協会では、大芝のアカマツをPRしようと去年6月にガチャガチャを設置しました。
これまでに合わせて約1,400個が売れたということです。
南箕輪村観光協会では、今後も種類を増やしていきたいとしています。
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高遠町出身の洋画家 伊藤三千人さん油絵展
伊那市高遠町出身の洋画家 伊藤三千人さんの油絵展が、ベルシャイン伊那店で開かれています。
会場には、伊藤さんの油絵およそ40点が展示されています。
伊藤さんは91歳で高遠町勝間出身の洋画家です。
一水会の元委員で現在は神奈川県で暮らしています。
高遠高校在学中には画家の中川紀元から指導を受けました。
今回は、これまでに描いた伊那谷の風景を中心に展示しています。
こちらは伊那市長谷の巫女淵の紅葉を描いた作品です。
伊藤三千人さんの油絵展は21日(火)までベルシャイン伊那店で開かれています。
展示されている作品は購入することができます。
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東春近に就労継続支援B型事業所「クーリアラボ」開所
伊那市東春近の障がい者の就労を支援する就労継続支援B型事業所「クーリアラボ」の開所式が15日に行われました。
就労継続支援B型事業所「クーリアラボ」は伊那市横山の総合印刷など行う株式会社小松総合印刷のグループ会社です。
5月1日に開所していて、15日に開所式を行いました。
式には伊那市議会議員や福祉関係者などおよそ20人が出席しました。
式の中で利用者が「自分はここで仕事をすることが合っている。これからも続けていきたい」とあいさつしました。
施設は鉄骨造りの平屋建てで、およそ120平方メートルです。
入り口にはスロープを取り付けることができ、車いすでの利用にも対応しています。
施設で行う作業は、ダイレクトメ―ルなどを封筒に入れる軽作業やパソコンを使ったデザイン作成などです。
親会社の小松総合印刷からの仕事を受けることで安定的な収入につながるということです。
ほかに利用者のプライバシーに配慮した相談室もあります。
クーリアラボの利用は上伊那に住む18歳以上が対象となっています。
定員は20人で現在2人の利用者が作業を行っています。
クーリアラボでは今後も業務の種類を増やしていくとしていて、利用者の募集も随時行っていくということです。
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南箕輪村中部保育園で草もちづくり
南箕輪村の中部保育園で15日に園児が草もちづくりを行いました。
草もちづくりは年長児の42人と保育士が一緒に行いました。
最初に生地作りを行い、米粉に熱湯を入れてこねていきました。
園児は一つずつ丸くしたあと薄く伸ばしていきました。
生地は給食室で茹でていきました。
茹であがると保育士がヨモギを入れてこねていきました。
ヨモギは今月1日に園児が保育園の近くで摘んできたものだということです。
保育士がアンコとゴマをつけて一口サイズにしていきました。
出来上がった草もちは昼食の前に味わいました。
中部保育園では新型コロナの影響で草もちづくりを縮小して行っていましたが、今年は通常に戻したということです。
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箕輪町八乙女の水路橋 一般車両通行止め
箕輪町は老朽化が進む八乙女にある水路橋の一般車両の通行を15日から禁止しました。
水路橋は昨年度に行った橋梁点検で老朽化が進み使用を続けるのは難しいことが分かったため15日に看板を立て、一般車両について通行止めしました。
軽トラを含む農耕車については9月末まで通行可、歩行者と自転車については当面通行可とする予定です。
看板は橋と周辺道路のあわせて7個立てて周知を行うということです。
箕輪町では水路橋の通行止めにより、迂回路の整備を町の事業として行っていくとしています。
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伊那図書館開館30周年 利用カード新デザイン
伊那市の伊那図書館の開館30周年を記念した利用カードの新しいデザインが決まりました。
15日は、伊那図書館で利用カードの新しいデザインがお披露目されました。
春日公園から見た仙丈ヶ岳とタカトオコヒガンザクラをパステル、色鉛筆、水彩で描いています。
カードをデザインしたのは、伊那市西春近で絵画教室と学習塾を開いている北原美知瑠さんです。
デザインの募集は開館30周年記念企画の一つとして行われ、市内外から325点の応募がありました。
1次選考を通過した30点の中から来館者による一般投票が行われ、北原さんの作品が選ばれました。
新しいデザインのカードの発行は7月2日を予定しています。
新規の申し込みは無料で、これまでのものから新しいデザインのカードに変更する場合は100円かかります。
なお、これまでのカードは引き続き使うことができます。
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顔の表情筋を鍛える 顔ヨガの講座
顔の表情筋を鍛え、ストレッチする顔ヨガの講座が伊那市の防災コミュニティセンターで10日から始まりました。
講師を務めたのは伊那市や南箕輪村などでヨガ教室を開いている小田さとみさんです。
顔ヨガとはヨガの呼吸法に合わせて表情筋を鍛えストレッチするものです。
初回のこの日は、顔の筋肉を柔らかくするために、こめかみなどをマッサージしました。
小田さんは「顔には50から60の細かい筋肉があり、一つひとつを鍛えることが大切です」と話していました。
顔ヨガの講座は24日と来月7日の午後1時からも開かれる予定です。
詳しくはご覧のところにお問い合わせください。
【伊那市総合型地域スポーツクラブ 73―8573】 -
南箕輪村商工会長に新村典久さん
南箕輪村商工会の通常総会がきょう、村商工会館で開かれ新しい会長に税理士法人あおば会計所長の新村典久さんが選ばれました。
就任の挨拶など詳しくは16日のニュースでお伝えします。
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新型コロナ週報(5/6~5/12)
15日発表の新型コロナウイルス感染症の5月6日から12日の週報です。
上伊那は34人、全県は315人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり3.62人で増加しています。
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池上秀畝を語るトークイベント
伊那市高遠町出身の日本画家、池上秀畝の生誕150年の企画展を行う施設の学芸員によるトークイベントが、伊那文化会館で4日に行われました。
この日は、伊那市創造館、高遠町歴史博物館、信州高遠美術館、伊那文化会館、長野県立美術館、東京都の練馬区立美術館の学芸員6人が、展示を通して再発見・再認識したことを話しました。
その中で、スケッチや作品が膨大にのこされていることから、「秀畝は本当に絵が好きだった」という共通認識の上で、「常に新しい手法に挑戦し、晩年まで制作に励んでいた」と話していました。
また、幼少期を伊那で過ごした書家で画家の中村不折について、「2人の合作があるが、いつから仲が良かったのかは未だにわかっていない」「今後交流について研究が進むのではないか」と話していました。
池上秀畝の生誕150年を記念した企画展は、2月から県内外の施設で順次開かれていて、その関連イベントとして、トークイベントが行われました。
会場にはおよそ50人が訪れ、学芸員の話に耳を傾けていました。
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伊那市安全会議理事会
交通事故防止や防犯など、住民の安全を考える伊那市安全会議の理事会が8日に市役所で開かれました。
会議には、市の職員や警察、消防などおよそ30人が出席し、昨年度の事業報告や今年度の活動内容を確認しました。
このうち、交通安全部会は去年の人身交通事故発生件数が、前の年より25件少ない100件、傷者数は36人少ない112人でともに減少していると報告しました。
高齢者が関係する事故は人身交通事故のおよそ半分を占めていて、高齢者に対する交通安全啓発を継続していく必要があるとしています。
防火防犯部会は、伊那警察署管内での刑法犯認知件数が268件で前の年よりも17件減少したと報告しました。
車上ねらい事件や万引き事件が多発傾向にあることから、各関係機関で連携し、犯罪の予防活動や市民への啓発活動に努めていくとしています。
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女性活躍井戸端会議 家事のイベントを開催
男女共同参画について自由に意見を交わす箕輪町女性活躍井戸端会議が14日町役場で開かれ、今年度行うイベント内容について話し合いました。
女性活躍井戸端会議では今年度、性別を問わない家事参加「共家事」を推進していこうと、「共家事アイデアコンテスト」と「家事キッズ育成プロジェクト」の2つのイベントを行います。
「共家事アイデアコンテスト」は、SNSなどで家事をしている写真や家事のテクニックなどを募集するもので、秋頃の開催を予定しています。
「家事キッズ育成プロジェクト」は、子ども向けの家事の体験型講座で、8月の開催を予定しています。
14日は委員が2つのグループに分かれ、イベントの内容を検討していました。
箕輪町女性活躍井戸端会議は、男女共同参画について自由に意見を交わし実践していこうと2017年に設置されたもので、公募の住民や町職員など20人が委員となっています。
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バレーボールVリーグ 伊那市出身選手
大阪府堺市を拠点に活動するバレーボールVリーグ男子1部の日本製鉄堺ブレイザーズに、伊那市出身の上村琉乃介さんが前シーズンから所属しています。
13日は上村さんと母親の淳子さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長を表敬訪問しました。
上村さんは坂下出身です。
伊那中バレー部時代にプロになりたいと思い、伊那中を卒業後、山梨県の日本航空高校、東京都の東京学芸大学を経て、日本製鉄堺ブレイザーズに加入しました。
前シーズンにも20試合に出場しています。
身長は186センチとバレーボール界では小柄ながら跳躍力が自慢で、最高到達点は352センチです。
背番号の17番は、伊那市を背負って戦いたいという思いから自ら決めたということです。
白鳥市長は「将来は日本を背負う選手になってください」と話していました。
日本製鉄堺ブレイザーズが所属するSVリーグは、10月に開幕を予定しています。
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女子プロ選手を招きチャリティーゴルフ
伊那ライオンズクラブは、女子プロ選手を招いたチャリティーゴルフコンペを14日に伊那市の信州伊那国際ゴルフクラブで開きました。
チャリティーゴルフコンペは、今年で3回目です。
女子プロ選手を招いてのコンペは初めてで、去年9月に伊那市長谷に移住した、元プロゴルファーの築山栗子さんの協力で、関東などから31人の選手が参加しました。
参加者は途中のホールに設置されている募金箱に寄付をしたということです。
寄付金は、伊那市の児童養護施設たかずやの里を巣立つ子供たちの自立支援に使われます。
伊那ライオンズクラブでは「このチャリティーを通じて少しでも手助けができればうれしい」と話していました。
きょうは、伊那ライオンズクラブ会員や女子プロ選手など143人が参加し、およそ60万円が集まりました。
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伊那市新教育長に福與雅寿さん
伊那市議会臨時会が14日市役所で開かれ、新しい教育長に荒井の福與雅寿さんを任命する議案が全会一致で同意されました。
福與さんは、伊那市荒井の65歳です。
東京学芸大学卒業後、長野県内の小中学校の教諭として勤務し、箕輪町の箕輪中部小学校校長などを務めました。
今年3月までは伊那市教育委員会学校教育課指導主事を務めました。
福與さんは「子どもや住民に学ぶことの楽しさを十分知ってもらえるよう力を尽くしたい」と話していました。
福與さんの任期は17日から3年間です。
新教育長の任命は、現在の笠原千俊教育長の任期満了に伴うものです。
市議会臨時会は、今年度一般会計補正予算案など13議案を原案通り可決し、閉会しました。
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市町村対抗駅伝 箕輪町が町の部で8連覇
4月27日に松本市で開かれた市町村対抗駅伝で箕輪町チームが総合4位となり、町の部で優勝し8連覇を果たしました。
13日は大会に出場した選手や監督ら8人が箕輪町役場を訪れ白鳥政徳町長に結果を報告しました。
大会は4月27日に松本市で開かれ、9区間39.5kmを走りました。
優勝は上田市で2時間4分54秒でした。
箕輪町チームは2時間6分23秒で総合4位。町の部で優勝し8連覇となりました。
1区を走った中学3年の北原風花さんは数秒差の区間2位の力走をみせレースの流れを作りました。
白鳥町長は「自他ともに駅伝の町と呼ばれるようになり嬉しく思います。皆さんの努力に感謝しています」と話していました。 -
天竜川に鯉の群れ
伊那市中央の天竜川に鯉がたくさん集まっていると視聴者から14日に連絡がありました。
現場に行ってみると20匹ほどの鯉が集まっていました。
天竜川漁業協同組合に問い合わせたところ鯉は産卵のために毎年この時期に流れの緩やかな場所に集まってくるということです。
鯉は水草がある場所で産卵していました。
普段から天竜川に生息していて、水温が上がるこの時期から産卵がピークを迎えるということです。 -
伊那北小で5年生が田植え
伊那市の伊那北小学校5年生の児童は学校近くの田んぼで14日に田植えをしました。
この日は5年生の児童53人が6.3アールの田んぼに田植えをしました。
児童たちは農家の唐木隆夫さんに植え方を教えてもらい、30cm間隔で稲を植えていました。
植えたのはうるち米です。
唐木さんは「小さな苗なのでいたわりながら植えてください」と話していました。
伊那北小学校では毎年5年生が総合学習の一環で米作りを行っています。
収穫は9月中旬を予定していて皆で味わうということです。 -
箕輪町 災害派遣職員5人が活動報告
箕輪町は、能登半島地震の被災地に派遣され支援を行った職員の活動報告会を13日に、役場で開きました。
活動報告会は、被災地支援の取り組みを防災強化に活かそうと開かれたもので、役場の職員の他、区の役員や防災士などおよそ80人が参加しました。
町では、1月15日に初めて職員を災害派遣し、石川県内灘町に災害用携帯トイレを届けました。
以降5月3日までに4つの市と町に、6回合わせて17人を派遣しています。
13日は、代表者5人が活動を通して感じたことなどを発表しました。
このうち、羽咋市の災害廃棄物分別所で災害ごみの搬入の補助と車両誘導などを行った職員は、「箕輪町を想定した場合、廃棄物を入れるための大型コンテナを置ける場所の確保が必要だと感じた」と話していました。
他に、輪島市の避難所で炊き出し補助や支援物資の仕分け、見回りなどを行った職員は、避難所の現状を話しました。
町では今後、地域住民を対象に避難所生活支援リーダーとサポーターを養成する研修会を開催するほか、各地域の防災計画の策定や更新を促進するとしています。 -
伊那市議会議長に田畑さん
伊那市議会臨時会が13日市役所で開かれ、新しい議長に田畑正敏さん、副議長に二瓶裕史さんが選ばれました。
市議会臨時会では、2年間の申し合わせ任期の満了に伴う議長選が行われ、全議員21人が投票しました。
新しい議長には田畑正敏さんが15票で選ばれました。
伊那市富県北新区の田畑さんは73歳で2期目です。
議長就任にあたり「市民の信頼と期待に応えられる活力ある議会になるよう努めていきたい」と挨拶しました。
副議長の選挙では二瓶裕史さんが17票で選ばれました。
伊那市日影の二瓶さんは45歳で3期目です。
二瓶さんは「議長を支え、市民にとって開かれた議会を目指していきたい」と挨拶しました。
正副議長の任期は申し合わせにより2年間となっています。
また、常任委員会の構成も決まり、総務文教委員会委員長は宮原英幸さん、社会委員会委員長は小林眞由美さん、経済建設委員会委員長は原一馬さん、議会運営委員会委員長は唐澤千明さんが選出されました。
また、新しい教育長に、3月まで伊那市教育委員会学校教育課指導主事を務めていた福與雅寿さんを任命する議案が提出され、14日の臨時議会で諮られることとなっています。
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VC長野 シーズン報告会
バレーボールVリーグ男子1部のVC長野トライデンツのシーズン報告会が11日、南箕輪村民センターで開かれました。
報告会では選手一人ひとりが今シーズンを振り返りました。
キャプテンを務め、今シーズンで退団する池田颯太選手があいさつをしました。
VC長野トライデンツは今シーズン2勝34敗で10チーム中10位の成績でした。
VC長野トライデンツの運営会社の大矢芳弘社長は「あと1点あと1セットで競り負けてしまった試合が多かった。来シーズンは1つでも多く勝ちたい」と話していました。
報告会にはスポンサー企業やファンクラブ会員などおよそ160人が出席しました。
日本のバレーボールリーグは来シーズンから「SVリーグ」と「Vリーグ」の2つに再編成され、VC長野はトップリーグとなる「SVリーグ」への参戦が決定しています。
SVリーグは今年10月に開幕を予定しています。
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南箕輪村 太陽光発電施設を規制する条例制定へ
南箕輪村は、太陽光発電施設の設置において禁止する区域などを定める独自の条例を制定する方針です。
これは、13日に役場で開かれた村議会全員協議会で報告されたものです。
村では、4月1日から県の太陽光発電事業の推進に関わる条例が施行されたことを受け、県条例では避けるべき区域が決められていないことから、独自の条例を制定するものです。
条例では、土砂災害の危険がある場所や優良農地などの禁止区域を設定するほか、設置の際地域住民への同意を求めることなどが盛り込まれています。
条例は、6月定例会で可決されれば、来年1月1日から施行されます。 -
山水会展 作品約50点並ぶ
伊那市や箕輪町の水彩画愛好者による「山水会展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、水彩画を中心とした作品およそ50点が展示されています。
「山水会展」は、伊那市で開かれている教室「月友会」の会員の作品展です。
月友会には、現在60代から80代を中心とした17人が所属していて、週に1回集まり、風景画や静物画などを描いています。
作品展は、会員の作品の発表の場として年に1回開いていて、今回で14回目となりました。
テーマは設けず、それぞれが自由に描いた作品を1人3点ほど展示しています。
「山水会展」は、16日(木)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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箕輪北小アナウンスレッスン
箕輪町の箕輪北小学校放送委員会の児童は、伊那ケーブルテレビのアナウンサーから、聞き取りやすい放送になるためのアナウンスレッスンを2日に受けました。
講師は、伊那ケーブルテレビのスタッフが務めました。
児童たちは遠くの人に声を届ける練習や、早口言葉に挑戦していました。
箕輪北小の放送委員会は、朝や給食の時間に全校児童に向けて放送を行なっています。
聞きやすい放送にするにはどうすればいいかと考え、今回初めてアナウンスレッスンが開かれました。
スタッフは「相手に声を届けることが大事です。言葉と言葉の間を意識してしゃべりましょう」と指導していました。
この日は放送委員会の25人が指導を受けました。
指導を受けた児童は、早速帰りの放送をしていました。
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未明から雨 河川の増水などに注意
低気圧からのびる寒冷前線の影響で伊那地域は未明から雨となりました。
午後4時現在、この雨による被害は確認されていません。
伊那地域では、午前3時35分に1時間に13ミリの降水量を記録しました。
降りはじめから午後4時までの降水量は60ミリとなっています。
伊那市、箕輪町、南箕輪村によりますと、この雨による被害の報告はないということです。
長野地方気象台によりますと、大雨警報の心配はなくなったものの引き続き河川の増水などに注意するよう呼び掛けています。