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山小屋で提供 味噌仕込み作業
伊那市観光株式会社が運営する中央アルプスと南アルプスの山小屋で提供する手作り味噌の仕込み作業が22日に行われました。
22日は山小屋の管理人ら5人が伊那市観光株式会社 社長の白鳥孝伊那市長の自宅で作業をしました。
味噌の仕込みは今年で7年目です。
大豆は伊那市産を使っていて窯で茹でた後、専用の機械に入れてすり潰しペースト状にしていました。
すり潰した大豆は市内の酒造店がつくった米麹と混ぜ合わせていきました。
仕込んだ味噌は来シーズン用のもので、専用の容器に入れて1年ほど寝かせ熟成させるということでおよそ200キロを仕込んだということです。
また2023年に仕込んだ味噌で作った豚汁やおむすびの試食を行いました。
今シーズンの山小屋の営業は仙丈小屋は6月15日から、塩見小屋は7月1日から、西駒山荘は7月11日からです。
なお、こもれび山荘はすでに営業が始まっています。
完成した味噌は味噌汁にして登山者に提供されます。
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箕輪町が今年度こども計画を策定
箕輪町は今年度、こどもまんなか社会の実現につなげる「こども計画」を策定します。
21日は計画策定に向け意見を聞く「こども・若者審議会」が箕輪町役場で初めて開かれました。
審議会には、白鳥政徳町長や学校関係者などおよそ30人が出席しました。
箕輪町は、今年度こどもや家族を応援するための「こども計画」を策定します。
6月に町内の小学6年生や中学2年生、高校2年生にこども向けアンケート調査、19歳から30歳の人の中から1,500人を選び若者アンケート調査を行います。
次回の審議会は8月27日に開かれ、アンケート調査の結果から基本目標や方針の検討を行うということです。
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青島の矢島さん宅 ムギナデシコが見頃
伊那市美篶青島の矢島信之さんの畑で、ムギナデシコが見ごろを迎えています。
22日は、美篶西部保育園の園児65人が畑の中を歩いたりして花を楽しんでいました。
矢島さんは10年ほど前から、およそ20アールの畑でムギナデシコを育てています。
矢島さんによりますと花は5月いっぱい楽しめるということです。
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新型コロナ週報 上伊那31人
22日発表の新型コロナウイルス感染症の13日から19日の週報です。
上伊那は31人、全県は337人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり3.83人で増加しています。
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あるしんレポート 景況感は悪化傾向強まる
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している伊那谷・経済動向 中小企業景気レポートによりますと、今期の景況感はマイナス21.6で、悪化傾向が強まっています。
レポートは、アルプス中央信用金庫が取引先188社に対し四半期に一度調査を行っているもので、今期は今年1月から3月に行いました。
今期の業況を良かったとする企業は14.6%、悪かったとする企業は36.3%で、業況判断指数はマイナス21.6と去年10月から12月の前期より4.5ポイント悪化しています。
また、中小企業における人材戦略についての特別調査も行われました。
現在の人材の状況の懸念点については、「若手が不足している」が最も多く37%、続いて「高齢化が進んでいる」が23.5%などとなっています。
「高齢化が進んでいる」と答えた割合が最も高いのは小売業で28.9%でした。
小売業の他はすべての業種で「若手が不足している」の回答が最も多く、建設業が54.4%、不動産業が50%などとなっています。
人材定着に向けて今年中に賃金の引き上げを実施しますかとの問いには、「実施する」が50%、「実施しない」が50%で対応が割れています。
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信大農学部 山ぶどうジュース発売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習で育てた山ぶどうを使った「山ぶどうジュース」の販売が21日から始まりました。
山ぶどうジュースは1本500ミリリットル入りで税込み1,100円です。
ジュースに使われている山ぶどうは、植物資源科学コースの3年生が育て、植物資源科学コースと動物資源科学コースの2年生が収穫したものです。
信大オリジナル品種で、糖度が高く収量が多い「五一アムレンシス」が使われています。
去年は雨が少なく濃厚で良いブドウが採れたということで、ジュースの出来も良いということです。
21日は、植物資源科学コースの3年生が味見をしていました。
山ぶどうジュースは1,100円で、1人3本まで購入できます。
信州大学農学部の生産品販売所で販売しています。
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台湾の高校生と高遠高校の生徒が交流
伊那市高遠町の高遠高校の生徒は、日本を訪れている台湾の台中市立西苑高級中学の生徒と21日に交流しました。
この日は日本の高校にあたる台中市立西苑高級中学の生徒19人が教育旅行の一環で高遠高校を訪れました。
歓迎セレモニーでは、高遠高校の生徒が部活紹介を行いました。
弓道部は、体育館で弓を引きました。
台湾の生徒は、写真を撮りながら見ていました。
書道部は書道パフォーマンスを行い、ようこそ高遠へという意味の漢字を書きました。
台湾の生徒は、自身の学校を紹介しました。
その後、高遠閣に移動して班ごと交流しながら昼食をとりました。
互いにスマートフォンを使いながらコミュニケーションをとっていました。
また、書道による交流もありました。
長野県では、国際交流の推進や交流人口の増加を目的に、海外からの教育旅行の受け入れを積極的に行っています。
今月は海外から県内に10校約200人が訪れています。
台湾の生徒たちはきょう伊那市内にホームステイし、関東地方を観光して25日に帰国すると言うことです。
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市議会 市民サポーター委嘱
市民に分かりやすく開かれた議会を目指す伊那市議会は、政策立案の際に意見をきく市民サポーターを21日委嘱しました。
21日は市役所で委嘱書交付式が行われました。
委嘱された6人のうち21日は3人が出席し、田畑正敏議長から委嘱書を受け取りました。
市民サポーターは、各常任委員会がまとめた政策提言に対し意見を述べるものです。
伊那市議会改革特別委員会では、2022年度から「市民参加の機会の増強」と「議会機能の強化」をテーマに調査研究を行い、今年度から市民サポーター制度を導入することにしました。
市民から募集し、議会に興味のある30代から80代の6人が委嘱されました。
サポーターらは「自分の得意な分野で意見を述べていきたい」「求められたものに対ししっかり考えていきたい」などと話していました。
市民サポーターの任期は2年間となっています。
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フェンシング 五輪選手と練習へ
県フェンシング協会は今年8月に箕輪町でオリンピック選手を招いた練習会を行うことを報告しました。
これは21日に箕輪町の地域交流センターみのわで開かれた県フェンシング協会の総会で報告されたものです。
2028年に長野県で開かれる国民スポーツ大会で、箕輪町はフェンシングの会場となっています。
オリンピック選手を招いてのイベントは、選手強化の一環で行われるもので、中学生までの希望者を対象に8月10日と11日に行われます。
東京オリンピックに出場した箕輪町出身の西藤俊哉選手と今年のパリオリンピックに出場が決まっている飯村一輝選手が来ることが決まっています。
総会では他に今年度予算として、選手強化に前年度よりも130万円多い410万円とすることなどが承認されました。
県フェンシング協会の会長を務める白鳥政徳町長は「国民スポーツ大会に向けて準備を進めなければいけない時期に入っている。選手強化や施設改修を進めていきたい」と話していました。
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伊那市で箏とハープの公演
プロの、箏とハープの演奏者による公演が伊那市美篶のcafe Brezzaで18日に行われました。
公演では全国ツアー中の箏奏者の大川義秋さんとハープ奏者小林秀吏さんの2人がアニメーション映画で使われている曲などおよそ10曲を披露しました。
上伊那で教室を開く箏奏者の伊東忍さんと気賀沢美香さんがゲスト出演しました。
公演は去年の全国ツアー長野公演で気賀沢さんが2人と知り合ったことをきっかけに今回初めて伊那市で開かれたものでおよそ100人が訪れました。 -
羽柴さん宅でクリンソウが見頃
伊那市手良の羽柴晴雄さん宅でクリンソウの花が見ごろを迎えています。
現在89歳になる羽柴さんは20年以上前に市の緑化イベントでもらった2株を植えて育ててきました。
クリンソウは年々増え、今では家の周りいっぱいに花を咲かせています。
羽柴さんの敷地内に名水として知られる鳥の宮湧水の水源があり、湿った土壌が栽培に適しているということです。
羽柴さんは「白い花を咲かせるクリンソウを数年前に植えたら増えてきた」と話していました。
7段ほど下から徐々に咲くクリンソウは現在2段ほどで今月末までが見頃だということです。 -
公衆衛生専門学校 園児に歯科指導
伊那市の長野県公衆衛生専門学校の学生は、竜西保育園の園児に20日、歯磨きの仕方を教えました。
この日は、公衆衛生専門学校の3年生12人が、学校近くの竜西保育園の年長園児20人に歯磨きの仕方を教えました。
園児は、磨き残しを確認できる赤い液を塗ってもらい、鏡を見ながら歯を磨きました。
園児への歯科指導は、子どもたちに歯の大切さを知ってもらい、歯磨きの習慣を身に着けてもらおうと、実習の一環として毎年行われています。
この日はほかに、オリジナルの人形劇も披露されました。
劇では、「よく噛んで食べること」「好き嫌いせず食べること」「食べたあとは歯磨きをすること」などを園児に呼びかけました。
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南箕輪村伊藤照夫さん宅のフクロナデシコが見ごろ
南箕輪村南原の伊藤照夫さん宅のフクロナデシコが見ごろとなり、ピンク色の絨毯のように咲きそろっています。
国道361号沿いにある伊藤さん宅のおよそ50アールの敷地には、フクロナデシコが植えられていて、現在見ごろとなっています。
フクロナデシコはナデシコ科の落葉性越年草で、袋状のガクが特徴の1つです。
照夫さんと妻の久子さんが育てているもので、敷地内にはベンチを置き、訪れた人をもてなします。
40年ほど前に、酪農家の労働環境の改善を目的に牛乳メーカーが配った種を植えたのが栽培を始めたきっかけです。
十数年前に酪農をやめた際、飼料用のトウモロコシを育てていた場所に植えるようになり、現在の規模にまで広がったということです。
19日夜から降っていた雨は朝のうちにやみ、花を見に訪れる人の姿がありました。
見ごろのピークは今週中で、天候にもよりますが6月上旬まで楽しめるということです。 -
伊那市教育委員会 福與雅寿教育長に辞令交付
任期満了に伴い新たに伊那市の教育長に任命された福與雅寿さんへの辞令交付が20日に、市役所で行われました。
20日は、教育長と行政委員の辞令交付式が行われ、白鳥孝市長から福與さんに任命通知書が手渡されました。
福與さんは、荒井の65歳で、県内の小中学校で教諭として勤務し、箕輪町の箕輪中部小学校校長などを歴任しました。
今年3月までは、伊那市教育委員会学校教育課指導主事を務めました。
白鳥市長は、「教育は伊那市の最も重要な柱の一つです。豊富な経験と知識を活かして取り組んで欲しい」と訓示しました。
任期は、令和9年5月16日までの3年間となっています。 -
上農生が春日公園噴水跡地を整備
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、伊那市の春日公園 噴水跡地を3年計画でリニューアルする取り組みを行っています。
20日は今年度最初の実習が行われました。
20日は上農高校のコミュニティデザイン科里山コース3年の19人が実習を行いました。
建設業の人材確保につなげようと令和4年度から3年計画で上農高校が整備を行うものです。
生徒は長野県建設業協会伊那支部青年部から指導をうけながらブロックを敷き詰めていきました。
この場所には、1989年に噴水が整備されましたが、コスト削減のため運用を停止し30年以上使われていませんでした。
上農高校ではこれまでに370平方メートルを整備していて、3年目の今年度は、東側の180平方メートルを仕上げます。
実習は、全5回を予定しています。
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上伊那地区メーデー実行委員会 寄付金などを贈る
上伊那地区メーデー実行委員会は、南箕輪村社会福祉協議会などに、寄付金と食料品を20日に贈りました。
20日は、伊那市の上伊那労働者福祉協議会で贈呈式が行われ、北島政光実行委員長が南箕輪村と駒ヶ根市の社会福祉協議会の担当者に、それぞれ現金2万5,000円を手渡しました。
実行委員会では、毎年上伊那地区メーデーの日に参加団体に募金などを呼び掛け、上伊那の2つの社会福祉協議会に順番に寄付しています。
今年は4月27日に行い、集まった寄付金の中から南箕輪村と駒ヶ根市の社会福祉協議会に2万5,000円ずつ贈りました。
他に、食料品の寄付も呼びかけ、集まった米や缶詰、レトルト食品などを贈りました。
上伊那地区労働者福祉協議会の村上俊和会長は、「多くの人の助けとなるような取り組みを継続していきたい」と話していました。
なお実行委員会では、伊那市の児童養護施設たかずやの里にも、現金5万円を贈りました。 -
「地域と連携する農学部」
信州大学農学部創立80周年記念プレイベント「地域と連携する農学部」が18日、伊那市の産学官連携拠点施設inadani seesで開かれ名誉教授など4人が研究の成果を発表しました。
プレイベントは信州大学農学部同窓会が開いたもので、名誉教授の辻井弘忠同窓会長など4人が研究の成果を発表しました。
このうち井上直人名誉教授は「高遠そばとの関り」をテーマに話をしました。
井上名誉教授は「高遠には良い在来そばがあったが太平洋戦争中に収量が多いものに品種改良されてしまった。しかし10年ほど前から復活の活動が始まった。農家やそば屋さんなどいろんな方が関与して盛り上がっていることがうまくいっている理由だと思う。」と話していました。
プレイベントには同窓生など約70人が集まり話を聞きました。
信州大学農学部は1945年昭和20年に長野県立農林専門学校として開校し来年創立80周年を迎えます。
信州大学農学部創立80周年記念プレイベント「地域と連携する農学部」の模様は来月15日にご覧のチャンネルで放送します。
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ウォーキングで景色と歴史を楽しむ
景色を楽しみながら伊那市内を歩くイーナちゃんウォーキングカーニバルが19日富県小学校を発着に行われました。
ウォーキングカーニバルには伊那市内を中心におよそ400人が参加しました。
今年は富県小学校を発着点に、14キロを歩く健康ウォークの部、子どもと一緒に3キロを歩くテクテクウォークの部、クイズやゲームを楽しみながらグループで8キロを歩くウォークラリーの部が行われました。
このうち健康ウォークの部は、コースの途中にチェックポイントが設けられ、参加者はスタンプを押してもらっていました。
きょうは、あいにくの曇り空となりましたが、参加者は、家族や友人と会話を楽しみながら歩いていました。
イーナちゃんウォーキングカーニバルは、生涯スポーツの一環として、地域の歴史に触れながらウォーキングを楽しんでもらおうと毎年開かれています。
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長野県少年少女合唱祭 8団体が出演
県内の合唱団が一堂に集まり発表する長野県少年少女合唱祭が伊那市の伊那文化会館で19日に行われました。
合唱祭は、日頃の練習の成果を発表するとともに団員同士の交流の場にしようと行われていて今年で32回目となります。
19日は県内の市町村で独自に活動している合唱団8団体が出演しました。
合唱祭は36年前に伊那文化会館の自主事業で始まり、その後は、各合唱団の持ち回りで行われています。
伊那市での開催は5回目で2013年以来11年ぶりとなります。
ステージでは、子どもたちが日頃の練習の成果を発表していました。
このうち地元の、いな少年少女合唱団はオリジナルソングやわらべうたなど5曲を披露しました。
長野県少年少女合唱祭のもようは、6月伊那ケーブルテレビ(121ch)で放送します。
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動物との触れ合いで子どもを支援 南箕輪で実施
動物との触れ合いを通して、不登校やひきこもりなどの問題を抱える子どもを支援する事業が、今年度、南箕輪村で行われています。
長野県が行う支援事業「おでかけハローアニマル子どもサポ―ト」は、県内5か所で行われていて、南箕輪村もその1つとなっています。
この日は、犬とうさぎに触れることができました。
不登校やひきこもりなどの問題を抱える子どもが動物と触れ合い気持ちを安定させることで、社会参加を目指します。
ハローアニマルに合わせ、発達心理に関するセミナーも開かれます。
ハローアニマルは、月に1回、大芝高原にある森の学び舎で行われます。
次回は、6月10日(月)の午後2時から4時に行われます。
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入笠山開山祭
18日の伊那地域の最高気温は28.8度まで上がり7月中旬並となりました。
伊那市と富士見町にまたがる標高1955mの入笠山で18日、開山祭が行われました。
標高1955mの入笠山頂上です。
南アルプス最北部に位置する入笠山は、山頂近くまでゴンドラや車道が通じていて、登山口から頂上までは30分ほどで登ることができます。
県内外から多くの登山客が訪れ、頂上を目指して歩いていました。
18日は、天候にも恵まれ山頂では360度のパノラマを楽しむことができました。
富士山を眺めることもできます。
登山者たちは頂上で、景色を楽しみながら食事をしたり、記念撮影用の手持ち看板を持って写真を撮っていました。
18日は、登山口で山開きの神事が行われました。
伊那市と富士見町などでつくる入笠山観光連絡協議会が毎年この時期に行っています。
伊那市や富士見町、JA上伊那などの関係者およそ70人が出席し、今シーズンの安全を祈りました。
諏訪アルプホルンクラブによる演奏も行われました。
入笠山では、様々な山野草を楽しむことができ、5月下旬からスズランが開花するという事です。 -
絵画愛好家 同塵会展
上伊那の絵画愛好者の作品展「同塵会展」が伊那市の伊那図書館で開かれています。
絵画愛好者で結成された同塵会は、年に一度それぞれの作品持ち寄り、展示会を開催しています。
会場には20代から80代の会員14人が描いた水彩画や油絵などの作品25点が並んでいます。
第9回同塵会展は、24日まで伊那図書館1階ギャラリーで開かれています。
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高遠町図書館 シャボン玉イベント
伊那市高遠町の高遠町図書館は、親子連れがシャボン玉を作って楽しむイベントを18日開きました。
イベントでは、大小さまざまなシャボン玉の道具が用意されました。
人が入ることができる大きさの道具も用意され、子どもたちがその中に入って楽しんでいました。
このイベントは、高遠町図書館が開いたもので、親子連れおよそ130人が訪れました。
高遠町図書館では「訪れた人に楽しんでもらい、図書館の取り組みに興味を持ってもらいたい」と話していました。
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県シニア大学伊那学部 56人が入学
長野県シニア大学伊那学部の入学式が伊那市の伊那合同庁舎で10日に行われました。
今年度は60歳~87歳の56人が第47期生として入学しました。
シニア大学は長野県長寿社会開発センターが生きがいや仲間作りのきっかけにしてもらおうと県内10か所で開いているものです。
式辞で須藤恭弘伊那学部長は「2年間ともに学び交流を深めてください」と述べました。
新入生を代表して箕輪町松島の木下順子さんは「同じ目的を持ったシニアの仲間と勉強できることを嬉しく思います」と話していました。
シニア大学では2年間で地域の歴史や文化などを学びます。 -
箕輪町発足70周年記念事業 検討委員会
箕輪町は来年発足70周年を迎えます。
16日は、70周年記念事業の庁舎内検討委員会の初会合が役場で開かれました。
箕輪町は昭和30年に当時の中箕輪町と箕輪村、東箕輪村が合併して誕生し、来年、発足70周年を迎えます。
検討委員会は役場の各課から選出された職員およそ20人で構成されています。
初回の16日は4つのグループにわかれて、70周年のテーマについて案を出し合いました。
委員からは「短めの単語を使い、覚えやすいものがよい」「SDGsや持続可能というキーワードを入れたい」などの意見が出されました。
テーマは、各グループから出された案を1つにしぼり、7月に発表する予定です。
箕輪町では70周年の記念式典を来年秋に行う予定で、今後は町民から記念事業案を募集します。
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伊那中央衛生センター 建て替え「異議なし」
伊那市都市計画審議会は、伊那中央衛生センターの隣接地への建て替えについて「異議なし」との答申書を17日に伊藤徹副市長に手渡しました。
この日は都市計画審議会の岡野哲郎会長が市役所を訪れ、市長代理の伊藤副市長に答申書を手渡しました。
中央行政組合が運営するし尿処理施設、伊那中央衛生センターは建設からおよそ40年が経ち老朽化していることから建て替えが計画されています。
センターを稼働しながら整備が必要となるため、隣にあるサンライフ伊那跡地に建て替える計画です。
審議会ではこの案に「異議なし」と答申しました。
建て替え後の新たな処理能力は、現在の3分の1程度の1日61キロリットルになります。
また、センターで製造していたバチルエースの販売は終了となりますが脱水汚泥については引き続き無料で提供するとしています。
新しい伊那中央衛生センターは10月に着工し、2027年4月に正式稼働の予定です。
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伊那60歳ソフトボールリーグ戦開幕
伊那60歳ソフトボール連盟のリーグ戦の開会式が16日、伊那市の美篶六道原運動場で行われました。
リーグ戦は、60歳以上のソフトボール愛好者の交流の場として行われていて今年で22回目となります。
今年は去年より1チーム少ない6チームおよそ120人が参加し、総当たりで試合を行います。
開会式では、去年の優勝チームの高遠旧友が優勝旗を返還しました。
伊那60歳ソフトボール連盟の山岸智会長は「今シーズンもケガなく楽しみながらプレーして欲しい」と挨拶しました。
選手を代表して高遠旧友の高嶋貢さんが選手宣誓をしました。
16日は1試合を予定していましたが強風のため延期となりました。
伊那60歳ソフトボール連盟のリーグ戦は7月末まで行われます。 -
河川整備計画の変更原案 地元説明
国土交通省天竜川上流河川事務所は、4月に公表した河川整備計画の変更原案についての地元説明会を伊那市役所で16日に開きました。
説明会には、市議会議員や地元住民などおよそ50人が出席しました。
焦点となっている戸草ダムに関し、変更原案では、洪水調整機能の増強が必要な場合は、既設ダムの放流能力の増強や新設ダムなどに関する調査・検討を行うとしています。
出席者からは「戸草ダム建設という文言を計画の中に反映してほしい」「美和ダム上流域の安心安全を確保して欲しい」などと戸草ダム早期建設を求める意見が多くだされました。
天竜川上流河川事務所などでは整備計画の変更原案についてのパブリックコメントを21日まで募集しています。
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JR伊那北駅周辺でイベント
上伊那地域の高校再編に伴いJR伊那北駅は、利用する高校生の増加が見込まれています。
伊那商工会議所は、JR伊那北駅周辺で一帯の魅力やにぎわい創出を目指すイベントを11月2日に開く予定でイベントの企画などを行う高校生を募集しています。
イベントは、「伊那人賑わいガーデン高校生祭り」と題し、会場を伊那北駅周辺の広場で計画しています。
長野県教育委員会は、伊那北・伊那弥生ケ丘が再編統合する伊那新校の校地を現在の伊那北高校に、上伊那4校の職業科を統合する技術新校を現在の上伊那農業高校に整備する計画で最寄り駅が伊那北駅となります。
伊那商工会議所では、伊那北駅周辺で計画されている再開発を盛り上げようと、実行委員となる高校生を募集しています。
実行委員は、イベントの名称やプログラム、会場のレイアウトなどを考えます。
他に、地元企業と連携した商品開発や販売なども計画しています。
募集は16人程度で応募資格は高校2年生です。
すでに実行委員会に応募した高校生もいます。
伊那商工会議所では、若い感性でイベントに携わってもらい将来住みたいと思ってもらえるようなまちづくりにつなげて欲しいと期待しています。
高校生の実行委員の募集は24日までとなっています。
実行委員会は、イベントの当日までに6回の会議を計画していて、第一回は来月8日を予定しています。
問い合わせ 伊那商工会議所 72-7000 -
上伊那教育会 仰望の日
上伊那の教職員でつくる公益財団法人上伊那教育会の研修会「仰望の日」が伊那市の伊那文化会館で17日に開かれました。
仰望の日は教職員の知識を深めることを目的に毎年開かれています。
会長で箕輪中学校の校長の赤羽隆さんは「子どもの主体的な学びのために教師としての人間性や専門性を高めていきましょう」と話していました。
会員発表では赤穂東小学校の教員など3人が伊那市長谷の戸台川周辺のフサフジウツギの分布をについて発表しました。
フサフジウツギは明治時代に園芸用に中国から持ち込まれたとされていますが、在来種だという説もある植物だということです。
今回の調査は1998年の資料を基に同じ場所で行いました。
発表した3人は花の色などから外来種と仮説を立て、今後も引き続き調査をしていくということです。