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刑務所作業製品の即売会
受刑者が作った小物や家具の展示即売会が、伊那市の美篶きらめき館で10日から始まりました。
小物や家具など全国の刑務所から417種類およそ2200点が集まり、訪れた人で賑わっていました。
展示即売会は、刑務所作業の重要性や現状を広く知ってもらおうと松本少年刑務所が開いたものです。
人気の商品は、前掛けやバッッグなどに丸で囲った獄の字が入ったマル獄シリーズや横須賀刑務支所製の洗濯用石鹸です。
石鹸は、テレビで紹介され、品薄になっているということです。
松本少年刑務所は、木曽のヒノキやサワラで作った木彫品を販売しています。
また、長野刑務所は、婦人用の革靴を出品していて、丈夫で軽くて履きやすいと評判だということです。
会場には、家具製品も多く並んでいます。
売り上げは、犯罪被害者の支援などに充てられるということです。
受刑者が作った刑務所作業製品の展示即売会は、伊那市の美篶きらめき館で12日(日)まで開かれています。
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小高大生がメダカを通して環境学ぶ
小学生・高校生・大学生がメダカを通して環境について考える合同授業が南箕輪村の信州大学農学部で10日、行われました。
10日は、南箕輪小学校の4年3組の児童と環境などについて学ぶ辰野町の辰野高校探究コースの2年生、信州大学農学部の学生・大学院生有志が参加しました。
10日は、メダカから考えるSDGsをテーマにグループに分かれてのワークショップが行われました。
「水槽で育てるメダカ」「自然で育つメダカ」「人間の生活」の共通点や違うことなどを出し合いました。
児童や高校生が意見を出し、大学生が聞き役を務めました。
メダカが快適に育つアイデアについて考えました。
児童や高校生たちは、「水をかえる時に温度が変わらないようにする」「水槽を広くする」などと話していました。
環境の変化によってメダカが減少する中、飼育を通して命や環境の大切さを学んでもらおうと辰野高校の生徒が南箕輪小の4年生に今年7月に黒メダカを届けたことから交流が始まりました。
南箕輪小学校の児童がメダカを育てる中で、ゼロカーボンなど環境問題に詳しい信州大学の伊原正喜准教授を授業に招いたことが縁で今回、合同による授業が行われました。
合同による授業は今回が初めてです。
南箕輪小学校と辰野高校では、今回学んだ事などをまとめ、来年1月に辰野町で開かれる環境イベントで発表するということです。 -
松本山雅がサッカー教室
長野日報社が主催する松本山雅FCの元選手によるサッカー教室が箕輪町のながたドームで4日に行われました。
4日は箕輪町を中心に上伊那などの年少から小学校6年生までおよそ30人が参加しました。
サッカー教室は松本山雅のスポンサーである長野日報社が毎年開いているものです。
元選手の片山真人さんやコーチ6人が指導を行い、ドリブルの基礎を学びました。
コーチは「ドリブルするときは細かいステップでボールを運ぶこと」とアドバイスをしていました。
ほかに1対1練習も行い、子どもたちはゴールを目指していました。
主催した長野日報は「きょうの教室で子どもたちにサッカーに興味をもってほしい」と話していました。
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ユウキ食品㈱伊那工場の竣工式
調味料などの製造・販売を行う東京都のユウキ食品株式会社の伊那工場の竣工式が10日に伊那市の小黒原産業適地で行われました。
伊那工場は小黒原産業適地に建設されました。
式にはユウキ食品株式会社や伊那市など関係者およそ45人が出席しました。
田中秀和社長は「生産拡大に向けて体制を整えていきたい」と話していました。
ユウキ食品は東京都に本社を置き、調味料やドレッシングなど800種類を超える商品の製造・販売を行っています。
国内の工場では9か所目、県内では3か所目です。
建物は鉄骨造4階建てで、延べ床面積は2,260平方メートル、総事業費は22億円となっています。
伊那工場では顆粒スープの製造を行うということです。
地元の7人を新たに雇用していて、2024年2月から稼働する予定です。
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伊那市西町区 みんなの作品展
伊那市西町の区民による作品展、みんなの作品展が10日から西町公民館で始まりました。
会場には、西町区民が制作した絵画や書道、工芸作品など24人の作品、およそ70点が展示されています。
みんなの作品展は趣味や習い事で作った作品を見てもらう場として開かれていて、今年で18回目です。
中には竜南保育園の園児が作った作品や、夏休みのおいで塾で小学生が粘土で作った作品も展示しています。
西町区みんなの作品展は12日(日)の正午まで、西町公民館で開かれています。
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強盗殺人容疑の男 身柄を送検
伊那市西箕輪で去年12月当時85歳の原貴努代さんが首を絞められ殺害された事件で、伊那警察署は、強盗殺人の疑いで逮捕した28歳の男の身柄を10日に長野地方検察庁へ送りました。
身柄を長野地方検察庁へ送られたのは、伊那市西箕輪の整体師、橋爪亮太容疑者28歳です。
橋爪容疑者は去年12月1日の午後6時20分頃から翌日2日の午後0時半頃までの間に、原さんを窒息死させ、通帳などを盗んだ疑いです。
また、遺体が見つかった前日に原さんの通帳と偽造した委任状を使って自身の口座に350万円を振り込もうとした詐欺未遂の疑いで、すでに逮捕、起訴されていました。
伊那署は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。
殺害にいたった動機や犯行の経緯など引き続き捜査を進めるとしています。
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福祉施設での集団感染防ぐ研修会
伊那保健福祉事務所は、福祉施設での新型コロナなどの集団感染を防ぐための研修会を9日伊那合同庁舎で開きました。
研修会には上伊那の老人福祉施設や障害者福祉施設などから40人が参加し、正しい防護服の着脱方法を学びました。
参加者がふたり一組になり、マスクやキャップ、手袋、ガウンを身に着けていきました。
職員は「脱ぐ際は、ウイルスが付着している外側を触らないようにしましょう。また、1つ脱いだらその都度消毒をする1行動1消毒をしてください」とアドバイスしていました。
また研修会では、インフルエンザや感染性胃腸炎が集団発生した場合の報告方法についても説明がありました。
この研修会は新型コロナの他、インフルエンザ、感染性胃腸炎がなどが増えるこの時期に開かれていて、3年ぶりとなります。
なお、8日、全県にインフルエンザ警報が発表されています。
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ねんきん月間 園児が夢をかいた「こども絵画展」開かれる
今月はねんきん月間です。
伊那市の伊那年金事務所ではねんきん月間の取組みのひとつとして、園児が将来の夢をかいたこども絵画展がひらかれています。
9日は近くにある竜北保育園の年長の園児が展示してある絵を見に来ました。
伊那年金事務所の待合室には年長の園児15人がアイドルやスポーツ選手など将来の夢をテーマに描いた絵が飾られています。
伊那年金事務所では2018年から毎年この「こども絵画展」を開催しています。
絵は伊那年金事務所の待合室で30日木曜日まで展示されています。
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国体軟式野球に出場 南箕輪村在住の選手が結果報告
10月に鹿児島県で開かれた特別国民体育大会の軟式野球競技成年男子に長野県代表として出場した、南箕箕輪村在住の2人が大会結果報告のため、8日役場を訪れました。
8日は監督兼選手の仮屋将さんとピッチャーの八幡宥喜さんが田中俊彦副村長と清水閣成教育長に大会結果を報告しました。
2人はルビコン株式会社野球部に所属しています。
大会では1回戦で北海道代表と対戦し4対1で勝利しました。
2回戦では静岡県代表と対戦し、延長13回の末、0対1で敗れました。
仮屋さんは監督兼選手として出場し、チームの士気を高めることに努めたということです。
八幡さんはピッチャーとして1回戦、2回戦ともに出場し2回戦では全イニングで投球しました。
田中副村長は「これからも活躍を続けて、子どもたちの憧れの存在でいてほしい」と話していました。
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介護予防自主グループ 交流発表会
伊那市内で活動する介護予防自主グループの交流発表会が9日、ニシザワいなっせホールで開かれました。
9日は、介護予防自主グループ8教室といきいきサポーター伊那・高遠のメンバーが体操を発表しました。
伊那市が養成している介護予防推進員のいきいきサポーターが各地の自主グループをサポートして健康体操を行っています。
この発表会はその交流の場にしようと開かれていて、今年で6回目です。
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秋の火災予防運動 開始式
9日から秋の火災予防運動が始まり、上伊那広域消防本部で開始式が行われました。
開始式には上伊那の消防署職員や本部職員などおよそ30人が出席しました。
上伊那広域消防本部の柿木淳一消防長は「火災が1件でも減るよう、注意喚起をしっかり行ってほしい」と訓示しました。
秋の火災予防運動は寒い季節となり、空気の乾燥や暖房器具の使用などによる火災発生の予防を目的に行われています。
上伊那広域消防本部によりますと、きのうまでに75件の火災が発生していて、去年の同時期と比べて8件増加しているということです。
開始式の後、消防車両が出発し、上伊那全域で予防広報を行いました。
秋の火災予防運動は9日から15日までで、通勤時間帯を中心に消防本部圏域の6つの消防署が街頭啓発などを行う予定です。
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LaLaLaINA星空コーラスが藤沢地区文化祭に向け練習
1978年にNHK紅白歌合戦に出場した、歌手でシンガーソングライターの庄野真代さんが講師を務めるコーラスグループ「LaLaLaINA星空コーラス」は、11月の高遠町藤沢地区の文化祭に参加します。
10月20日は、伊那市西春近ののスタジオで、コンサートに向け練習をしていました。
星空コーラスには、上伊那を中心に20人が所属し、月に1回の練習をしています。
講師の庄野さんは、1978年に「飛んでイスタンブール」でNHK紅白歌合戦に出場した歌手です。
スタジオを所有する橋爪恵一さんと妻のえりこさんは20年来の付き合いがあり、2022年10月にこの場所でコンサートを開いたことをきっかけにコーラスグループを結成しました。
本番では、「見上げてごらん夜の星を」や、庄野さんが作詞作曲を手掛けた「平和のうた」など4曲を披露します。
星空コーラスのコンサートは、11月11日の高遠町藤沢地区文化祭で開かれます。
場所は藤沢多目的集会施設で、開演は午後1時です。
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立冬 恩徳寺の大イチョウ落葉盛ん
11月8日は二十四節気のひとつ、立冬です。
暦の上では冬となりましたが、伊那地域の最高気温は18.8度と10月下旬並みとなりました。
南箕輪村の恩徳寺では、大イチョウの落葉が盛んとなっています。
イチョウは、樹齢400年ほどで、村の天然記念物に指定されています。
ここ数日の風雨で葉が落ちたということですが、境内では黄色の絨毯が敷かれたような光景が広がっています。
8日の伊那地域の最高気温は、18.8度と、10月下旬並みとなりました。
恩徳寺によりますと、大イチョウはあと3日ほど楽しめるということです。 -
全県にインフルエンザ警報
長野県は、8日全県に、今シーズン初めてのインフルエンザ警報を発表しました。
1999年4月の調査開始以降、最も早い発表となっています。
10月30日から11月5日までの県内の定点あたりの患者数は32.89人で、警報の基準値となる30人を上回っています。
上伊那の定点あたりの患者数は45.63人で、北信についで2番目に多くなっています。
県では手洗いを十分に行うなど、「かからない」「うつさない」ように注意し、感染拡大防止を呼び掛けています。
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新型コロナ週報 上伊那71人 全県514人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
8日発表の先月30日から今月5日までの定点医療機関あたりの届け出状況は、上伊那は71人で定点あたり8.88人、全県は514人で定点あたり5.84人でした。
8日発表となった先月30日から今月5日の保健所ごとの定点あたりの患者数は、伊那保健所は71人、佐久保健所で88人、松本保健所で54人、諏訪保健所で52人、上田保健所で41人、飯田保健所で28人、北信保健所で24人、木曽・長野保健所でそれぞれ23人、大町保健所で20人、長野市で31人、松本市で59人、全県で514人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の7.63人に対し8.88人で増加、全県は6.39人が5.84人で減少しています。
県内の7日午前0時時点の入院者数は、324人でうち中等症は59人、重症はいません。
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ウクライナ避難女性 プラネタリウムで特別投影
ウクライナから日本へ避難しているオレナ・ゼムリヤチェンコさんによるプラネタリウムの解説が伊那市の伊那文化会館で8日に行なわれました。
オレナさんは、ロシアのウクライナ侵攻を受け、去年4月に夫と一緒に日本に避難しました。
ロシアの侵攻前は、北東部のハルキウでプラネタリウムの解説員をしていました。
日本でも、解説員の経験を活かした仕事をしたいと希望し、これまでに全国各地で特別投影を行っています。
8日は、秋に見える星座や惑星について説明しました。
オレナさんは、天の川は、ウクライナでは「チュマクの道」と呼ばれ人気があると話していました。
伊那文化会館での特別投影は、長野県プラネタリウム連絡協議会の研修会の一部として開かれ、県内の担当者などおよそ30人が鑑賞しました。
オレナさんは、12月8日に東京都のコスモプラネタリウム渋谷で解説を行う予定です。 -
イスラエルとハマスの軍事衝突で抗議活動
イスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突の即時停戦を求める抗議活動が8日に伊那市で行われました。
午前7時から伊那市の平成大橋と国道153号が交わる交差点でスタンディングが行われ、イスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突の即時停戦を訴えました。
伊那市東春近の飯島光豊さんと南箕輪村南原の原富男さんが呼びかけ人となり上伊那からおよそ30人が参加しました。
9日は駒ヶ根市と辰野町でも抗議活動を行う予定です。
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上伊那広域消防本部が初めての鉄塔合同訓練
上伊那広域消防本部は送電線が通る鉄塔での合同救助訓練を8日に伊那市長谷で初めて行いました。
訓練には上伊那の6つの消防署から16人が参加しました。
中部電力パワーグリッドでは今年の3月に鉄塔での作業中に作業員が動けなくなる事故が実際に発生しています。
このことから、上伊那広域消防本部は鉄塔を管理する中部電力パワーグリッド株式会社に協力を依頼して初めて鉄塔での合同訓練を行いました。
鉄塔には50万ボルトが流れる送電線が通っていて、救助隊は体に電気が溜まることを防止する服を着用していました。
地上から21メートルの所の人形を作業員に見立て、ロープを使い下ろしていました。
8日はほかに担架に乗せて下まで下ろす訓練も行われました。
合同訓練は9日と28日の3日間行う予定です。
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伊那市 プラチナ大賞でデジタル地域再生賞
伊那市は、新産業技術などの活用で地域課題解決を図る団体を表彰する、一般社団法人プラチナ構想ネットワーク主催のプラチナ大賞で、優秀賞にあたるデジタル地域再生賞を受賞しました。
最終審査と表彰式は6日に東京都の時事通信ホールで行われました。
プラチナ大賞は、一般社団法人プラチナ構想ネットワークが、地域課題の解決を図る自治体や企業を表彰するものです。
今回は、全国から55件の応募があり、12件が最終審査に残りました。
伊那市は、森林を持続可能な形で後世につなげる取り組み、経木や麦ストロー、ペレットなどCO2削減の取り組み、ゆうあいマーケットやぐるっとタクシーなど新産業技術による地域課題解決について発表しました。
審査の結果、伊那市は優秀賞にあたるデジタル地域再生賞を受賞しました。
白鳥孝市長は「今後も地域のみなさんと一緒に伊那市の未来を描き、持続可能な社会を創り出し、心豊かに暮らせるまちづくりを進めていきます」とコメントしています。
なお、県内からは、伊那市の他に長野県と全市町村が協働で行う、場所や時間に関係なく誰でも利用できる電子図書館サービス「デジとしょ信州」の取り組みが優秀賞に選ばれています。
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伊那新校 統合の仕方について2案を示す
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する伊那新校(仮称)の再編実施計画懇話会が2日開かれ、統合の仕方について2つの案が示されました。
2日は、懇話会が伊那合同庁舎で開かれ、事務局が統合方法について2つの案を示しました。
1つ目は「年次統合」で、2校の募集を停止し、2028年度に開校の新校に新入生が入学し、2030年度に統合が完了するものです。
もう1つは「一斉統合」で、2028年度に伊那北と弥生の生徒が伊那新校に転校するものです。
出席者は、2つの案についてグループごと意見交換し「年次統合だと統合までの2年間弥生の校舎を利用する生徒が少なくなり、学校行事や教育活動に制限がでる恐れがある」「一斉統合だと、入学時と卒業時で校名が異なる生徒が出てしまう」などと話していました。
県内で統合した高校のうち、年次統合を選んだ高校が4校、一斉統合を選んだ高校が3校となっています。
統合方法については、今後も懇話会で意見を交わしていく方針です。 -
箕輪町 功労者4人を表彰
文化の日に合わせて、箕輪町功労者表彰が3日に行われ、地方自治と社会福祉に功績のあった4人が表彰されました。
式典では、4人に白鳥政徳町長が表彰状を贈りました。
地方自治功労が3人、社会福祉功労が1人です。
受賞者を代表して、3期12年間町議会議員を務めた松本五郎さんは、「今後も、街づくりのために協力していきたいです」と話していました。
白鳥町長は、「今後も町の発展のためにさらなるご尽力を賜りたいです」と感謝していました。 -
高遠そばの会が市社協に売り上げ一部を寄付
伊那市高遠町のそば店や生産者でつくる高遠そばの会は、9月の高遠城下まつりで提供したそばの売り上げの一部5万円を伊那市社会福祉協議会に10月19日寄付しました。
10月19日は高遠そばの会の飯島進代表が福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社会福祉協議会の林俊宏会長に寄付金5万円を手渡しました。
高遠そばの会は会の発足25周年を記念し、9月の高遠城下まつりで大人は1食200円でそばの販売を行いました。
そばは全部で950食を提供したということで、売り上げの一部を寄付しました。
市社協では、寄付金は子ども食堂などで活用していくとしています。
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米倉颯音さんミニコンサート
伊那市富県出身でムード歌謡などを得意とする歌手米倉颯音さんのミニコンサートが産業と若者が息づく拠点施設alllaで10月25日開かれました。
コンサートでは、ムード歌謡やアニメソングなど18曲を披露しました。
米倉さんは伊那市富県出身の歌手で、低音を活かした歌声が特徴です。
2019年には「浅野川」でメジャーデビューしました。
新型コロナの影響で活動が縮小していましたが、今回4年ぶりにミニコンサートを開きました。
コンサートでは、地元の風景を歌ったオリジナル曲「伊那慕情」を熱唱しました。
会場には約20人が訪れ米倉さんの歌声に耳を傾けていました。
米倉さんは「今回を機に活動に弾みをつけていきたい」と話していました。
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モンゴルの大学生が信大で森林を学ぶ
モンゴルにあるモンゴル国立大学の学生が、南箕輪村の信州大学農学部を訪れ森林技術者育成のためのプログラムを受けています。
信州大学を訪れているのは、モンゴル国立大学の学生や教員など9人です。
7日はモンゴルの学生と信州大学の学生がそれぞれの国の紹介や研究内容を発表しました。
講義はすべて英語で行われました。
信州大学の大学院生がシカの樹木への食害について紹介すると、モンゴルの教員から「モンゴルでは家畜の羊やヤギに食べられることもある」と互いの国の状況について話していました。
モンゴルでは国土の2割を森林が占めていて、気候変動や松枯れなどによる森林面積の減少が懸念されているということです。
信州大学農学部とモンゴル国立大学はこれまでも共同研究を行っています。
今回、国際青少年サイエンス交流事業に採択され、人材交流や森林技術者育成につなげようと、初めて学生が信州大学を訪れました。
一行は8日、伊那市内の演習林で実習をするほか、県内の松枯れ現場などを視察し、12日に帰国する予定です。
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リニューアルし開催「長谷フェス」
伊那市長谷の「長谷フェス~南アルプスふるさと祭り~」が、道の駅南アルプスむら長谷と南アルプス公園で5日に行われました。
発表には長谷の小中学生など5団体が出演しました。
長谷中学校の3年生は学校に伝わる南アルプス太鼓を披露しました。
「長谷フェス」は、新型コロナの影響で中止となっていた南アルプスふるさと祭りをリニューアルし実行委員会が開きました。
南アルプス公園には、体験コーナーが設けられました。
リースを作るクラフト体験やマウンテンバイクの体験コーナーでは子どもたちが楽しんでいました。
地域の食を知ってもらおうと、干し柿づくりのブースも出店しました。
道の駅南アルプスむら長谷の駐車場では、飲食ブースが出店し、鹿肉や美和ダムをモチーフにしたダムカレーなどが提供されました。
この日は農業法人ファームはせによる「食の感謝祭」も同時開催され、地元生産者による農産物が販売されました。
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伊那中央ロータリークラブ コナラ200本を植樹
伊那中央ロータリークラブは自然環境の保全を目的にコナラの200本を苗200本を7日に伊那市ますみヶ丘の市民の森に植樹しました。
この日は会員およそ20人が参加し200本のコナラの苗を植えました。
参加者は広さ3アールの場所に70cmほどのコナラの苗を植樹しました。
今年は雨が少ないため乾燥対策で深めに掘った穴に苗を植えつけました。
苗は会費で購入したということです。
伊那中央ロータリークラブでは自然環境の保全を目的に毎年植樹を行い、去年までにコナラを中心に1500本を植樹しています。 -
信大農学部のユリノキ並木 落葉が盛ん
南箕輪村の信州大学農学部のユリノキ並木が落葉が盛んとなっています。
ユリノキ並木には、およそ200メートルの道路に50本ほどのユリノキが植えられています。
信州大学農学部によると、強風の影響で葉が落ちてしまっていますが、あと2,3日ほど楽しめるということです。
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伊那市表彰 11人と6人に表彰状を贈る
文化の日に合わせて、伊那市表彰が3日に行われ、地方自治や産業、保健衛生などに功績のあった11人と6団体が表彰されました。
式典では、白鳥孝市長が受賞者に表彰状を贈りました。
地方自治功労が2人、寄付功労が3人と3団体、教育文化功労が2人、産業功労が2人と1団体、社会福祉功労が1人、保健衛生功労が2人、善行功労が1人です。
受賞者を代表して保健福祉事業の充実のために寄付した神山内科医院理事長の神山公秀さんは、「半世紀にわたる医療活動で、自分自身も学び成長できた。受賞者の皆さんの信念が伊那市発展の力になると信じている」と話していました。
白鳥市長は、「皆さんの豊富な経験と卓越した見識に基づき、伊那市の発展に向けて更なるご助言を賜りたいです」と謝辞を述べました。 -
伊那中央病院 開院20周年記念式典
伊那市の伊那中央病院は2003年4月に開院し、今年で20周年を迎えました。
5日はニシザワいなっせホールで開院20周年記念式典が開かれました。
伊那中央病院は1947年に錦町に町立伊那中央病院として開院しました。
その後天竜町に移転し伊那市営伊那中央総合病院に名前が変わりました。
2003年4月に現在の場所へ移転し伊那市・箕輪町・南箕輪村で構成する伊那中央行政組合により運営されています。
記念式典では伊那中央行政組合長の白鳥孝伊那市長が「地域の医療を守る責務を果たし今後も充実させたい」と式辞を述べました。
本郷一博院長は「より安心安全な質の高い医療を提供し、地域に信頼される病院を目指したい」と話しました。
式典では他に東北大学院教授の小坂健さんの記念講演会も行われました。
小坂さんは伊那市出身で伊那北高校、東北大学医学部を卒業後東京大学大学院医学系研究科を修了し、国立感染症研究所の勤務などを経て東北大学の教授となっています。
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箕輪町議会臨時会 ゼロカーボン推進事業など補正予算案可決
箕輪町議会臨時会が6日役場で開かれ、ゼロカーボン推進事業などに、およそ6億9700万円を追加する一般会計補正予算案が可決されました。
箕輪町が進めるゼロカーボン推進事業のうち、太陽光発電で使用する庁舎蓄電池設置工事などの費用に3億737万円となっています。
庁舎などに事業者が発電設備を設置し、箕輪町が電気を買い取る計画です。
その設備の関連工事の請負費用となっています。
他に、町内の中学三年生を対象にしたインフルエンザワクチン接種費用におよそ86万などとなっています。
また、請負契約に関する議案では、省エネ化・脱炭素化推進を目的とした屋外体育施設照明設備LED化事業について、建設業者を箕輪町木下の浅川建設工業株式会社とし、契約金額を5412万円とする議案が全会一致で可決されました。