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穴澤さんの写真 林道バスに掲載
南アルプスジオパーク認定ガイドなどとして活動し、去年亡くなった穴澤辰幸さんの写真が掲載された林道バスの新車が25日、お披露目されました。 バスの側面には、生前穴澤さんが撮影したライチョウの写真が、背面には仙水峠からみた東駒ヶ岳の写真が掲載されています。 穴澤さんは、伊那市長谷出身で、南アルプスの魅力の発信や、ニホンジカの食害対策など幅広く活動していました。 林道バスを管理する伊那市では、南アルプスの為に尽力した穴澤さんを供養しようと写真を掲載する事にしました。
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春山シーズン到来 南アルプル北部開山祭
いよいよ春山シーズンの到来です。南アルプスの登山者や観光客の安全を祈願する南アルプス北部開山祭が25日、伊那市長谷の歌宿で行われました。 開山祭には、市や山岳関係者らおよそ50人が出席しました。 伊那市は、春山シーズンの幕開けを山岳愛好者にPRしようと標高1,680メートルの歌宿で毎年式典を行っています。 式で白鳥孝市長は「山に親しみ恩恵に感謝し、全国に南アルプスの自然を発信していきたいです」と挨拶しました。 開山祭では、市役所の職員などでつくるイーナちゃんカルテットが弦楽四重奏を披露しました。
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元青年海外協力隊橋本さん講演会
元青年海外協力隊のメンバーでシリアに派遣されていた橋本幸江さんの講演会が、19日に伊那市のいなっせで開かれました。 講師を務めた橋本さんは現在46歳で飯田養護学校の教諭です。 平成14年から1年8か月の間シリアに派遣され、現地で知的障害者の指導に当たってきました。 講演では「シリアで出会った人々と生活」をテーマに、イスラム教徒の断食の時の町や礼拝堂の様子、一夫多妻制であることなど文化の違いについて紹介しました。 橋本さんは、「シリアは親日国で出会った人達みんなに親切にしてもらった。向こうでの生活を通して、日本の素晴らしさを再認識し、日本人であることへの誇りが生まれた」と話していました。 講演会はまほらいな市民大学の講座の一環で開かれ、およそ120人が話を聞きました。
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中小企業の3分の1が「後継者についてまだ考えていない」
アルプス中央信用金庫がまとめた経済動向調査によりますと、中小企業の事業継承について半数の企業が「後継者がいる」と回答した一方で、3分の1の企業が「後継者についてまだ考えていない」事がわかりました。 あるしんが、上伊那を中心とする取引先の中小企業、210社に対し調査を行ったものです。 後継者について「まだ考えていない」が33.5%で最も多くなっています。 「すでに決まっている」「いるがまだ決まっていない」を合わせて、約半数の企業が「後継者がいる」と回答しています。 社長の年齢層については60歳代が39.2%で最も多く、次いで50歳代が23.2%、40歳代が17.7%、70歳以上が16.6%、20歳代・30歳代が3.3%となっています。 事業継承の考え方については半数近くが「嫁や婿を含む子供に継承」と回答しています。 また、68.3%が継承の際「事業の将来性」を問題にすると回答し、多くの企業が将来性を見据えた事業継承を重要視している結果となりました。
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箕輪町の無量寺で釈迦の誕生を祝う花まつり
箕輪町北小河内の無量寺で、25日、釈迦の誕生を祝う花まつりが行われました。 無量寺では春の例祭に合わせて毎年4月下旬に花まつりを行っています。 この日は、近くの東みのわ保育園の年長と年中の園児53人がまつりに参加しました。 花まつりは4月8日に生まれたとされる釈迦の誕生を祝う仏教の行事です。 釈迦が生まれた喜びで甘い雨が降ったとされる事から、甘茶をかけて祝います。 園児はひとりひとり甘茶をかけ手を合わせていました。 中川弘道住職は「釈迦の誕生を祝い、自分の命の尊さを感じて欲しい」と話していました。 お参りをした後、地元住民が作った甘茶を味わいました。
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箕輪町 「こども相談室」を設置
箕輪町は、出産前から子どもが二十歳になるまでの相談窓口を一本化した「こども相談室」を設置しました。 役場1階のこども未来課が窓口となっています。 妊婦から、子どもが二十歳になるまで、年代によって変わる様々な子育てに関する相談の窓口を一本化しました。 保健師、家庭相談員、発達支援専門員、教育相談員の専門職員5人で対応します。 育児、親子関係、不登校、虐待などの相談に応じます。 町では、専門職員で情報を共有する事で切れ目のない支援をしていきたいとしています。
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箕輪町の人口 18年ぶりに2万5千人を下回る
箕輪町の人口が、平成9年以来、18年ぶりに2万5千人を下回り、4月1日現在で2万4,998人となりました。 25日の定例記者懇談会で白鳥政徳町長は「魅力あるまちづくりが進められているかもう一度考えたい」と話しました。 箕輪町の今年4月1日現在の人口は2万4,998人で、平成9年以来18年ぶりに2万5千人を下回りました。 15歳から64歳の生産年齢人口の減少が大きいという事で、前年度と比べ、男性が132人、女性が161人減少しました。 白鳥町長は「進学に伴う若い女性の転出が増えているのでUターンを進める施策をもう一度練り直し、働く場所の確保、子育て支援に力を入れて対応したい」と話しました。
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井月吟行マップを使い富県を吟行
3月に完成した、俳人井上井月の井月吟行マップ「春の伊那路」を使った吟行が23日、伊那市富県で行われました。 23日は地域住民5人が参加し、吟行マップに沿って8キロのコースを歩きました。 富県の真菰(まこも)が池跡では、参加者が「春風にゆられ吟行真菰(まこ)の石」、「残雪の水を入れたや真菰(まこも)ヶ池(いけ)」 などと詠んでいました。 吟行は有志でつくる富県ぶらり吟行実行委員会が初めて行ったものです。 井月吟行マップは、伊那市教育委員会と千両千両井月さんまつり実行委員会が制作したもので、去年の「夏の伊那路」に続いて2作目です。 春は富県と笠原のコースがあり、井月が立ち寄った場所や、地域の見どころが紹介されています。 実行委員会では、今後もマップを使って吟行のできる俳句の里をつくっていきたいとしています。
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上伊那トップを切って手良で田植え始まる
上伊那地域で毎年早い時期に田植えをしている伊那市手良の㈱中坪ノーサンは、24日上伊那のトップを切って田植えを行いました。 24日は㈱中坪ノーサン代表の登内美穂さんが田植え機を操っていました。 中坪ノーサンでは、手良で担い手がいなくなった田んぼなどを借りて米を栽培していています。 毎年上伊那ではいち早く、4月下旬から田植えをしていて今年は去年より2日早まりました。 28ヘクタール、およそ350枚の田んぼで、コシヒカリともち米のこがねもちという品種を作っています。 もみまきは3月24日に行い、今年は陽気もよく順調に生育しているということです。 中坪ノーサンの田植えは、6月10日頃まで続きます。
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全国植樹祭の一環で貝沼区有林に千本の苗木植樹
6月5日に県内各地で行われる全国植樹祭の一環で、24日伊那市富県貝沼の住民が、区有林に1000本の苗木を植えました。 24日は区民およそ50人が参加し、富県貝沼の「栗小屋」と呼ばれる場所に、ナラとクリの苗木1000本を植樹しました。 縦1メートル、横2メートルの間隔で苗木を植えていきます。 貝沼区では、「植えて・育て・利用する」という植樹祭の理念に賛同し、今回植樹を行いました。 苗木は、県から無料で提供されたもので、去年の夏から育ててきました。 この場所は今後きのこ山として整備していく計画で、きのこの生育を妨げるとされるカラマツからの樹種転換のために行いました。 今後は、住民が下草刈りなどに取り組むということです。
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十沢地蔵尊例大祭
箕輪町長岡の十沢地蔵尊の例大祭が24日に行われ、多くの人が訪れました。 このお地蔵さま。自分の悪いところをさわるとご利益があるとされていて、訪れた人たちは、しきりに足や腕をさすっていました。
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花桃満開 オープンカフェ
花桃が満開の箕輪町下古田で、24日オープンカフェが開かれ、多くの人でにぎわいました。 本格的なハンドドリップコーヒーを飲みながら、下古田からの眺めを楽しんでもらおうと去年から始まりました。 コーヒーは一杯200円で提供されました。 この日は、天候にも恵まれ、多くの人がカフェの会場となった展望公園を訪れ、くつろぎのひとときを過ごしていました。 カフェを開いたのは、「地元にあるもので、地元の人が、地元で楽しむこと」をモットーに活動しているローカルスタイルという団体です。 去年から年に4回オープンカフェを開いていて、24日は、今年最初のオープンです。 地元の良さを改めて知ってもらおうと、下古田区には回覧板を回す徹底ぶりで、地域の人を中心に遠くは中京方面からの来場者もいました。 公園がある県道与地辰野線に植えられた花桃はちょうど満開で、訪れた人たちは、残雪の中央アルプス、南アルプスとの共演を楽しんでいました。
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萱野高原 山開き
箕輪町の萱野高原の山開きが24日に行われました。 頂上付近にある夫婦神社入口で神事が行われ、関係者がシーズン中の無事を祈りました。 標高1,200メートルの萱野高原は、今桜が見ごろで眼下には箕輪町を一望できます。 シーズンを通して様々な草花を見ることができ、1万2,000人が訪れるということです。 特に7月からは、きのこ狩りが楽しめるということで、かやの山荘には夏場を中心に名古屋方面などから300人が宿泊するということです。 かやの山荘の営業は11月10日までです。 箕輪町観光協会会長の白鳥政徳町長は、「多くの人に来てもらい、草花や山菜を堪能してもらいたい」とあいさつしました。 神事の前には、地域住民たちがオオヤマザクラやつつじを植樹しました。 植樹は町発足50周年の平成17年から行っていて、今回でオオヤマザクラは、累計929本となりました。
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箕輪町グリーンツーリズム今年初ツアー
農業体験や健康づくりで都会からの誘客を図る箕輪町グリーンツーリズムの今年度初めてのツアーが22日、23日の2日間行われました。 ツアーは「食、農、健康」をテーマに農業体験や健康づくりなどを行うもので関東方面を中心に24人が参加しました。 昨日は富田の西部運動場を出発し、花桃街道などを巡るおよそ6キロのコースを歩きました。 箕輪町グリーンツーリズムは都会からの誘客を進めることで農業観光の振興を図ることなどを目的に平成22年度に始まった事業です。 昨年度は延べ1237人が参加しました。 今年度は、萱野高原やもみじ湖を散策する健康ツアーや、田んぼや野菜畑での農業体験などが企画されています。
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「上伊那から甲子園の会」発足
上伊那地域の高校から甲子園出場を目指す「上伊那から甲子園の会」が23日発足しました。 23日は、上伊那の中学高校の野球部顧問、リトルシニアの指導者、企業や行政から発起人となる15人が伊那市内に集まり、「上伊那から甲子園の会」が発足しました。 会長には伊那ケーブルテレビジョン取締役会長の向山公人さんが選ばれました。 向山さんは「高校野球を地域として支援し、一緒に目的達成を図っていきたい」と話していました。 今後は、オフシーズンに中学校の野球部が高校の部活を体験する「野球部体験ツアー」や、幼児、小学校低学年向けの野球の体験会、県外の公立強豪校の視察などを行う予定です。 会は、地域の野球組織を一体化し連携を強化していこうと発足しました。 上伊那の高校の甲子園出場は昭和36年の伊那北高校が最後だということです。
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ドッグショー 360頭がエントリー
犬の毛並みや歩く姿などを競うドッグショーが今日南箕輪村の大芝高原で開かれました。 ドッグショーには全国からおよそ60種類360頭がエントリーしました。 犬種ごとに、審査員が骨格や毛並み、動作などを審査し、一位を選びます。 ショーでは、8歳以上の部も行われました。 出場した最高齢の犬は13歳でしたが、元気よく歩いていました。 審査の結果8歳以上の部では、東京都から出場した、6月で8歳となるスキッパーキの雄「セドリック」が一位となりました。 ドッグショーは、南箕輪村のペットショップ伊那愛犬クラブが3年ぶりに開きました。
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上伊那招魂社例祭で金管演奏を初めて奉納
戦争で亡くなったおよそ5700柱の霊を慰める上伊那招魂社の例祭が、23日行われ、今年は初めてブラスバンドの演奏が奉納されました。 演奏したのは、伊那市を中心に活動する吹奏楽団「伊那楽友協会」のメンバー7人です。 上伊那招魂社の神社関係者に伊那楽友協会のメンバーと知り合いがいて、演奏を依頼したところ奉納することになりました。 上伊那招魂社は、明治40年に建立され、毎年この時期に戦没者の慰霊と世界平和を祈る例祭を行っています。 明治10年に起きた西南戦争から太平洋戦争までに亡くなった上伊那出身の戦没者5,789柱の霊が祀られています。 23日は、信濃の国やふるさとの他、終戦までの間第二の国歌として歌われたとされる軍歌「海行かば」を演奏しました。 演奏の後神事が行われ、遺族およそ100人が参列し戦没者の冥福を祈りました。 神事では、たばこや酒、団子など英霊が好んだであろうとされる嗜好品が供えられた他、玉串が奉納されました。 伊藤光宣宮司は、「今の日本のような平和な世の中があるのは大勢の英霊のおかげ。上伊那招魂社の例祭はどんなことがあっても続けていきたい」と話していました。
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女子中学生ソフトボール大会 伊那で開催
競技力向上を目的とした中学生女子ソフトボール部の大会「第4回い~なチャレンジカップ研修大会」が、23日と24日の2日間の日程で始まりました。 大会には、2日間で14チームが参加します。 県内のチームの他に、県外の強豪チーム3チームも出場しています。 大会は、冬場の体力づくりを終えたそれぞれチームにとっての本格的な対外試合の場にしようと、県ソフトボール協会が開いているものです。 上伊那からは、伊那中学校と東部中学校が出場しています。 このうち伊那中学校は、2、3年生合わせて7人のため、他校から選手を借りて出場していました。 試合は、県ソフトボール協会が運営するクラブチーム相手に一方的な展開となりましたが、諦めずプレーしていました。 県ソフトボール協会では、「勝ことは目的ではなく目標だ。チームメートと1つのボールを追うことで助け合う気持ちを覚えてほしい」と話していました。
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ひとり親家庭の学習を支援 5月7日から伊那公民館で
伊那市内の父子・母子家庭の親子でつくる「伊那市ひとり親家庭福祉会」は、昨年度から行っているひとり親家庭のこどもを対象にした学習支援事業に今年度も取り組みます。 23日は、事業についての説明会が伊那公民館で開かれました。 会では、昨年度から県の委託を受けてひとり親家庭の小学校高学年から中学3年生までの児童と生徒に対し、教員OBなどのボランティアが学習支援を行っています。 昨年度は12回開催し、延べ100人の児童と生徒が受講しました。 今年度は、開催日数を倍の24回に増やし、高校受験を控える中学3年生に対しては5教科の受験対策を個別に行います。 学習支援は、伊那市以外の市町村からも受講することができます。 毎週土曜日の午後3時から5時までの2時間で、場所は伊那公民館、料金は無料です。 今年度は来月7日土曜日から実施します。 (問い合わせ 牧田会長090-3340-7773)
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交通死亡事故ゼロ200日で伊那市に顕彰
去年8月以降、交通死亡事故ゼロ200日を達成した伊那市に、県交通安全運動推進本部顕彰が、20日に贈られました。 伊那合同庁舎で伝達式が行われ、伊那市の林俊宏副市長に表彰状が手渡されました。 伊那市では、去年8月8日の荒井の事故以降、死亡事故はなく交通死亡事故ゼロ200日を達成しました。 伊那市では高齢者の事故防止を図るため、高齢ドライバーが運転免許証を自主返納する際の手数料の補助を今年度から始めました。また、返納した高齢者が公共交通を利用する場合に割引を行う制度を今後実施する計画です。 林副市長は「市民の皆さんと協力して、死亡事故ゼロを一日でも長く続けていきたい」と話していました。 伊那市が200日達成で顕彰を受けるのは、平成18年、21年、26年に続いて4回目です。
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新商品「伊那華のねぎだれ」発売
JA上伊那のプライベートブランド「伊那華シリーズ」の新商品「伊那華のねぎだれ」の販売が南箕輪村のファーマーズあじ~ななどで始まりました。 伊那華のねぎだれはJA上伊那の重点品目白ねぎを100%使用しています。 ねぎだれは南信州の郷土食でおでんや冷奴、焼肉などにかけて食べるほか野菜炒めの調味料にも使えるということです。 上伊那ではあまり知られていませんが、ネギの風味がよく、コクのあるタレだということです。 22日ファーマーズあじ~なに並べられると訪れた人が早速買い求めていました。 伊那華のねぎだれは120グラム入り250円でJA上伊那管内の直売所、Aコープ、ファミリーマートJA店で購入することができます。
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長谷小学校 1年生と友達になる会
伊那市長谷の長谷小学校で22日、1年生と友だちになる会が開かれました。 今年度、長谷小学校には12人が入学しました。 6年生の児童会を中心に2週間程前から会の計画を立ててきました。 始めに、1年生の自己紹介が行われ、「長谷小学校では勉強や歌を頑張りたい」など、1人ずつ抱負を発表しました。 その後、学校に関するクイズや、フラフープを使ったゲームなどが行われました。 酒井謙一校長は「長谷小学校には楽しいことがいっぱいあります。早く全校のみんなと仲良くなって楽しい学校生活を送りましょう」と一年生に呼びかけました。 長谷小学校では、5月に全校児童が参加するよもぎ採りが行われる予定です。
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最高気温25.2度 今年初の夏日
22日の伊那地域の最高気温は25.2度で、今年初めての夏日となりました。 箕輪町の箕輪西小学校の東側には、西部花街道をつくる会上古田支部が毎年飾っているこいのぼりが春風になびいていました。 長野地方気象台によりますと、22日の伊那地域の最高気温は25.2度で今年初めての夏日となりました。 23日もと同じくらい暖かくなる見込みで、24日以降も大きな天気の崩れはなく気温も平年より少し高くなると予想しています。
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伊那中央ロータリークラブが3団体に助成金贈呈
伊那中央ロータリークラブは信州大学農学部の留学生を支援している信州農林科学振興会など3団体に助成金を贈呈しました。 助成金は19日に伊那市内で開かれた創立記念例会で贈呈されました。 伊那中央ロータリークラブは昭和62年に発足し、国際交流や、青少年活動の支援などの社会奉仕活動を行っています。 記念例会では、信州農林科学振興会へ42万円、ボランティア活動などをしている伊那西高校インターアクトクラブへ20万円、アルプスい~なちゃんソフトボールクラブへ5万円の助成金が贈られました。 伊那中央ロータリークラブの中川博夫会長は「活動を続けていけるのは、地元の皆さんの協力のおかげ。奉仕事業を拡大できるようこれからも取り組んでいきたい」と話していました。
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華道家元池坊伊那支部創立70周年記念花展
華道家元池坊の伊那支部創立70周年を記念した花展が22日から伊那市の伊那商工会館で始まりました。 会場には伊那支部の会員の作品115点が展示されています。 「立花砂之物」というこの作品は、桜やつつじ、祝い事の時に用いる松などを使い、伊那谷の春の風景を表現しています。 池坊伊那支部は昭和22年に発足し今年創立70周年を迎え、上伊那におよそ400人の会員がいます。 展示初日の今日はたくさんの人が会場を訪れ作品を鑑賞していました。 華道家元池坊伊那支部創立70周年記念花展は25日まで伊那市の伊那商工会館で開かれています。 なお、24日からは作品が入れ替わり、前後半合わせて230点の作品が展示されます。
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運転免許証の自主返納者対象に割引制度導入
伊那市地域公共交通協議会が22日伊那市役所で開かれ、運転免許証を自主返納した人を対象に関係費用を補助するとともに市街地循環バスなどの運賃を半額とする割引制度を導入することが承認されました。 伊那市では65歳以上で運転免許証を自主返納し運転経歴証明証を取得した人を対象に市街地循環バスなどを利用した際、運賃の5割引で乗車できる制度を導入します。 対象は伊那市地域公共交通協議会が運行委託するバスやタクシーなどで6月1日からサービスが始まります。 また関係費用として1人1回に限り今年度から3000円を補助するとしています。伊那市では割引制度の実施により運転免許証の自主返納を促進するとともに高齢者が自動車を運転することによる事故防止につなげていきたいとしています。
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ルビコン株式会社の新社長に登内信太郎氏
電解コンデンサーの販売を主力とする伊那市のルビコン株式会社は創業者の登内英夫会長の孫で取締役専務の登内信太郎さんを社長とする人事を22日発表しました。 登内信太郎さんは昭和55年11月11日生まれの35歳です。 北海道大学工学部を卒業し平成18年に技術開発者としてルビコンに入社しました。 取締役専務執行役員などを経て21日付けで代表取締役社長に就きました。 これまで社長だった勝山修一さんはファイナンシャルアドバイザーとなり資金調達などの財務面より経営陣をサポートしていきます。 ルビコンでは新社長について経営環境が受注競争や価格競争など厳しくなるなか新しい視点と若い感性に加え会社の歴史を熟知したリーダーに相応しい人物だとしています。
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梨の受粉作業ピーク
上伊那地域の梨農家では花に花粉をつける受粉作業がピークを迎えています。 箕輪町八乙女の梨農家、磯田祐一さんです。 去年東京から農業をするために箕輪町に移り住んだ新規就農者です。 今日は梨の花びらに花粉をつける受粉作業を行っていました。 地元の農家から畑を借り梨の栽培は今年で2年目です。 栽培しているのは南水という晩生種で甘味が強く日持ちのよい長野ブランドの品種です。 南水は自然に受粉できないことからこの時期は農家が手作業で花粉を花に付けます。 磯田さんは梨栽培をはじめた去年受粉がうまくいかず収量が少なかったことから今年は丁寧に作業を行うことをこころがけているということです。 今の時期、梨栽培で気を使うのは霜による被害だということです。 風が吹いていると霜が降りないことから霜を防ぐためのファンは毎晩欠かさずまわしているということです。 磯田さんの今年の目標は1万5千個を出荷することで9月下旬には実が成るということです。
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熊本へ支援物資
地震が相次いでいる熊本市へ、20日、上伊那・諏訪・木曽地域から支援物資が送られました。 この日は、伊那市荒井の旧伊那消防署敷地内で積み込み作業が行われました。 熊本地震への支援については、長野県市町村災害時相互応援協定に基づき、全県で対応しています。 調整の結果、今回上伊那からは伊那市と駒ヶ根市から物資を送ることになりました。 熊本では、アルファー化米の要請があったということで、伊那市から4000食、駒ヶ根市から6000食が提供されました。 アルファー化米は熱湯または水を注ぐだけで食べられる非常食です。 旧伊那消防署には、諏訪や木曽からの支援物資も集められ、トラックに積み込まれました。 諏訪からは3780食、木曽からは、2000食分が用意されました。 なお、駒ヶ根市の養命酒から500ミリリットルの水1万本も提供」されています。 職員らは、手早く荷物を積み込んでいました。 運搬は、県トラック協会に県が委託していて、全線、高速道路を使って熊本まで物資を運ぶということです。 出発したトラックは、21日の早朝には熊本に到着する予定で、物資が集められている熊本県民総合運動公園へと運ばれることになっています。
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市議会総務委が体育施設に提言
伊那市議会総務委員会は、市内の体育施設の在り方、方向性について、伊那市と市教育委員会に、20日提言しました。 この日は、市議会総務委員会が、白鳥孝市長と、北原秀樹教育長に提言を行いました。 市議会総務委員会では、数回にわたり施設を視察し、重点的、または、問題があると思われる施設について提言をまとめました。 提言で問題があるとされた施設は次の通りです。 ●長谷の宿泊施設入野谷隣にある伊那里体育館は、利用者が少ないため市営から外し、民間委託を検討すべき。 ●高遠町小原の河南グラウンドは、ほとんど活用されていないにも関わらず年間200万円の借地料が支払われている点について検討すべき。 ●遠照寺そばにある三義グラウンドについては、ドクターヘリの離発着場として位置づけされていて、存続すべきだが、借地料の点で検討すべきとしています。 ●市民プールの50メートルプールは機能しておらず廃止もやむを得ない。 ●高遠スポーツ公園プールは、ろ過機が寿命を迎えつつあり、今後については地域協議会も含め検討を重ねるべきとしています。 そのほかに重要な施設として、●伊那市民体育館●高遠スポーツ公園文化体育館●陸上競技場●市営・県営野球場●テニスコートをあげ、これらについては、必要があれば改修して存続を図っていくべきとしました。 提言を受けて白鳥市長は、「1つ1つ精査いただきありがたい。無駄をなくすために、できることはすぐに手を打ちたい」と話していました。