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参院選公示 現新3人が立候補
参議院議員選挙が22日公示され、来月10日の投票に向けて選挙戦がスタートしました。 改選定数1の長野県区からは、現職と新人2人の合わせて3人が立候補を届け出ました。 立候補したのは届け出順に 民進党の新人で共産党と社民党が推薦する杉尾秀哉さん58歳。 幸福実現党新人の及川幸久さん56歳。 自民党の現職で公明党が推薦する若林健太さん52歳の3人です。 改選定数1の長野県区には3人が立候補を届け出ました。 21日現在の選挙人名簿登録者数は177万6747人で、うち18歳と19歳の登録者数は4万1193人です。 参院選の投開票は来月10日で期日前投票はあすから7月9日まで行われます。
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カシワバアジサイ見ごろ
伊那市中央の菓子庵森本ではカシワバアジサイが白い花を咲かせ、道行く人の目を楽しませています。
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小学生が安全走行技術競う「子ども自転車大会」
自転車の安全走行に関する知識と技能を身につけてもらおうと交通安全協会などが行っている「子供自転車大会」の伊那地区大会が18日、伊那市民体育館で開かれました。 伊那交通安全協会と伊那警察署が毎年開いている大会です。 伊那市内に唯一自転車クラブがある富県小学校の4年生から6年生12人が参加しました。 伊那地区大会は県大会に出場する選手の選考会となっていて、筆記テストと、実技テストの合計点で順位を決めます。 実技テストでは、ジグザク運転や八の字に走行する試験が行われ、伊那警察署の署員が審査し点数をつけました。 富県小自転車クラブは、伊那安協のメンバーから指導を受けながら毎朝練習を積んでいて、去年の県大会では、17チーム中3位に入賞しました。 大会の結果、自転車クラブのクラブ長で6年生の中村佳音さんが優勝しました。 参加した12人の中で上位5人は来月2日に松本市で開かれる県大会に出場する事になっています。
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60代女性が特殊詐欺被害300万円
上伊那郡内に住む60代の女性が架空会社の社員を名乗る男から社債の購入をもちかけられ、300万円をだまし取られる特殊詐欺被害が発生しました。 伊那警察署の発表によりますと、5月下旬女性宅に詐欺被害を救済する会社の社員を名乗る男から電話があり、書類が届きました。 6月上旬に再び同じ男から電話があり、「長野県限定で社債が購入できる会社があり、将来価値が上がる。名前だけ貸してほしい。」と言われました。 6月中旬には社債を発行する会社の社員を名乗る別の男から「社債を買いたいという人が現れた。」と催促の電話がありました。 女性が最初に電話してきた男に連絡したところ、「700万円はなんとかするので300万円用意してほしい。」と言われ、指定された福岡県内の住所に現金を送付したということです。 その後女性は警察に相談し被害に気付きました。 伊那警察署では、投資話には安易に乗らず、送金を支持された場合は詐欺を疑うよう呼び掛けています。
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こども相談室設置から3か月で相談件数50件
箕輪町子育て支援ネットワーク協議会が22日に箕輪町保健センターで開かれ、今年4月に設置されたこども相談室にはこれまでに50件の相談件数があったことが報告されました。 箕輪町では、出産前から子どもが二十歳になるまでの相談窓口を一本化しようとこども相談室を設置しました。 保健師、家庭相談員、保育士、教育相談員5人の専門職員で対応しています。 内容はこどもの発達や家庭環境に関すること、また不登校や育児など50件の相談があったということです。 相談に対しては、内容に応じて、継続面接や電話フォロー、町の子ども教室に繋ぐなどの対応をとっているということです。 こども相談室では、「初回の相談で終了することが少ないので、これからも継続して相談者のフォローをしていきたい。」としています。
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西駒山荘荷揚げ作業
夏山シーズンを前に、中央アルプスにある西駒山荘への荷揚げ作業が21日、行われました。 作業は、天候の回復を待ち、予定より7時間遅れの昼12時過ぎから始まりました。 営業に備え、野菜や米、飲料水などの食料や、燃料を運びます。 準備が終わると宮下さんや市の職員がヘリコプターに乗り込み、伊那市の鳩吹公園から6往復して運びました。 西駒山荘は標高2730mにあります。 伊那市観光㈱によりますと去年の宿泊客数は1029人だったということです。 今年は7月9日から10月10日までの3か月間の営業を予定しています。 宿泊料は1泊2食付きで8500円素泊まりで1泊6000円となっています。 歴史的価値のある石室は、今年3月に国の登録有形文化財に指定されました。 9月11日には、石室に敷き詰めるレンガを運ぶレース西駒んボッカが予定されています。 伊那市観光㈱では「100年経った石室を多くの人に見てもらい歴史を感じていただきたいです」と話していました。
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通算60回まつりの名称を市民投票で
伊那まつりの前身勘太郎まつりから通算60回を数える来年の伊那まつりに向けて、来月21日から、まつりの名称の募集が始まります。 各種団体でつくるプロジェクトチームが去年12月から通算60回を数えるまつりの名称や記念事業などについて検討を進めています。 プロジェクトチームでは名称案を7点に絞り市民投票をすることを決めました。 候補は「伊那まつり」「イーナまつり」「伊那勘太郎まつり」「勘太郎まつり」「伊那ドラゴンまつり」「よっといな祭り」「いなよいとこ祭り」です。 投票用紙は今年のまつり冊子に掲載される他、来月21日から市の公式HPでダウンロードすることが出来ます。 投票期間は7月21日から8月16日までとなっていて、投票は市役所、各支所8月6日7日に行われる伊那まつりの本部などで受けつけます。 プロジェクトチームリーダーの小池真一さんは「多くの市民のみなさんに投票していただきたい。」と呼びかけています。
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ブロッッコリー収穫 最盛期
上伊那地域では、主力野菜の一つブロッコリーの収穫作業が本格化しています。 伊那市西町の小池正倫さんのブロッコリー畑では、収穫の最盛期を迎えています。 小池さんは16年前からブロッコリーの栽培を行っています。 市内20か所の畑で栽培をしていて年間、50トンを出荷しています。 上伊那の生産者の中でも出荷量が多いということです。 収穫作業は鮮度が落ちないよう気温が低い朝に行われていて、21日も10センチ程に育ったブロッコリーをアルバイト達が包丁で丁寧に切り取っていました。 みずみずしく柔らかいのが特徴で、茹でたブロッコリーをワサビ醤油で食べるのがお勧めだということです。 現在、小池さんは4キロ入りのケースを80ケースほどを毎日、伊那市荒井にあるJA上伊那伊那支所に出荷しています。 JA上伊那によりますと昨年度の上伊那のブロッコリーの生産量はおよそ690トンで佐久、諏訪に続いて3番目に多いということです。 現在は、一日3000ケースが中京や関西方面に出荷されています。
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二十四節気「夏至」 大芝高原でササユリ見頃
21日は、1年で昼の時間が最も長い日とされている「夏至」です。 南箕輪村の大芝高原みんなの森では、鳥のさえずりが聞こえ、ササユリが涼しげに花を咲かせています。 この日の伊那地域は、朝方雨が降っていましたが昼前には止み、午後は晴れて気温も上がりました。 21日の伊那地域の最高気温は7月中旬並みの27.6度まで上がり暑くなりました。 南箕輪村の大芝高原みんなの森では、県の指定希少野生植物に指定されているササユリが見頃を迎えています。 ササユリは、6月いっぱい楽しめそうだということです。
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箕輪町の町民体育館・武道館 大地震で倒壊する危険性あり
箕輪町は、町民体育館と武道館の耐震診断について、震度6から7の地震で倒壊する危険性があるとの結果を明らかにしました。 箕輪町によりますと、昨年度、町民体育館と武道館の耐震診断を実施したところ、どちらの施設も「震度6から7の地震が発生した場合、倒壊の危険性がある」との結果が出されたということです。 町民体育館は昭和46年に建てられ、年間およそ1万6千人が利用しているということです。 鉄骨部材の断面が薄いことや、一般の体育館よりも天井が高い構造で耐震強度が弱いという診断評価になりました。 武道館は昭和50年に建てられ、年間およそ1万人が利用しているということです。 検査の結果、柱と梁の接合部の溶接が不十分だという診断評価になりました。 町では当面の間施設の利用は継続する予定で、住民に周知をしながら今後耐震工事について検討をしていくとしています。
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循環路線を守り育てる会 今年度も支援する考え
伊那市地域公共交通会議が21日市役所で開かれ、各地区の路線を育てる会の発足支援を今年度も引き続き行うことが確認されました。 伊那市では、循環バスやお手軽乗合タクシーの利用促進に繋げようと、昨年度、地域住民が主体となったワーキンググループが2つの地区で発足しました。 新山では会のメンバーの積極的な働きかけにより、一昨年の1便あたりの利用者数が3.8人、去年が3.4人と減少傾向だったのが、今年は6.8人と2倍に増えています。 6月14日と16日の2日間、循環バスを活用した新山を巡るツアーを初めて企画し、合わせて17人が参加しました。 今年度は、富県・東春近・長谷で会が発足しているほか、市街地北部・高遠でも予定されています。 原武志会長は「より良い路線運行ができるよう引き続きそれぞれの会を支援していきたい」と話しました。
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高遠高校の生徒が園児と音楽で交流
伊那市高遠町の高遠高校の3年生は、授業の一環で高遠保育園を訪れ、音楽で園児と交流しました。 21日は、高遠高校3年生16人が、幼児教育音楽の授業の一環で高遠保育園を訪れ、歌や手遊びで園児と交流しました。 高遠高校では3年生の選択科目に幼児教育音楽があり、去年から保育園で実習を行っています。 生徒は5月から歌や振付などを考え練習してきたということです。 この日は、ディズニーメドレーや童謡を披露しました。 秋には高遠第2・第3保育園でも実習を行う予定です。
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伊那市内の小規模小学校 遠隔合同授業実施
伊那市は、インターネットのテレビ会議システムを活用した遠隔合同授業を、今年度から、市内の小規模小学校で始めています。 20日は、高遠北小の6年生7人が工作の時間に作った焼き物の工夫した点などを、タブレットを使って長谷小の児童に説明していました。 遠隔合同授業は、小規模校同士で学校間のネットワークをつくることで、様々な意見を聞く機会をつくるための取り組みです。 伊那市では昨年度、長谷中と東部中で遠隔授業を行ってきましたが、今年度から小学校でも行うことになりました。 高遠北小の児童が、「ガラスの色で水の深さの違いを表現した」などと説明をすると、長谷小の6年生が感想を発表していました。 伊那市では今年度、新山小、手良小でも遠隔授業を実施していて、通常の教科の他に総合的な学習や行事などでも活用する考えです。
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大萱産業適地に新工場建設へ
農業用機器の販売、修理を行う埼玉県の株式会社関東甲信クボタは、新たに伊那市西箕輪の大萱産業適地に工場の建設を予定していることが分かりました。 20日は、伊那市議会経済建設委員会協議会が市役所で開かれ、市から説明がありました。 埼玉県に本社を置き伊那市と箕輪町に営業所がある関東甲信クボタは、2つの営業所を統合して新工場を伊那地区の中核拠点とする考えです。 敷地面積は3,400平方メートルで売却価格は5,000万円です。 平成30年4月から工事が始まり、10月に操業を開始する予定です。 今回の誘致により大萱産業適地は残り一区画となっています。
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違法行為根絶に向けたあり方研修会
伊那市教育委員会は、5月18日に市内の小学校教諭が女子高校生のスカートの中を盗撮し逮捕されたことを受け、違法行為根絶に向けたあり方研修会を、20日開きました。 研修会は、冒頭のみ公開で開かれました。 20日は、市内小中学校の校長と教諭、合わせて40人が出席しました。 5月18日、伊那市内の小学校教諭が女子高校生のスカート内をスマートフォンで盗撮し、県迷惑防止条例違反で逮捕されました。 事件以降、校長を集めての会議は開かれていましたが、校長、教頭が集まるのは初めてです。 松田泰俊教育委員長は、「学校教育法には、校長は公務をつかさどり所属職員を監督するとある。監督の監にはかがみや手本の意味が、督にはよく見るという意味がある。」と話しました。 市内の小中学校では今後、学校ごと校長と教員との研修の場が設けられることになっています。
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箕輪写友会展示会
箕輪町在住の写真愛好家で作る箕輪写友会の写真展が20日から箕輪町文化センターで始まりました。 箕輪写友会は14人で活動していて、四季を感じさせる写真を撮ろうと、14年前に発足しました。 会場には、県内外で撮影された作品合わせて28点が展示されています。 こちらの作品は、富士山から登る月を撮影したものです。 月が登る時間帯を待って3秒間隔で撮影していたところ、偶然にも飛行機が映り込んだ珍しい作品だということです。 第20回箕輪写友会写真展は26日(日)まで箕輪町文化センターで開かれています。
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戸台の化石保存が長谷で石ころウォッチング
伊那市長谷の戸台の化石保存会は、化石収集の基礎知識を学ぶための石ころウォッチングを18日、黒川と三峰川の合流点で行いました。 伊那市長谷黒河内の、黒川と三峰川の合流点で石ころウォッチングが行われ、市内14組の親子30人が参加しました。 戸台の化石保存会は、年に3回親子むけの講座を開いていて、1回目のこの日は、化石収集の基礎知識を学ぶため石の観察を行いました。 河原では、黒川で多くみられるマグマがゆっくり固まってできた花崗岩や、三峰川本流で多くみられる赤い色をした岩石、赤色チャートなどがみつかりました。 指導した保存会の前の会長、北村健治さんは、「身近にいろいろな種類の岩石がある事を知ってもらい伊那谷の豊かな自然を感じ取ってもらいたいです」と話していました。 次回は8月に開かれ、長谷の戸台で化石の収集を行う予定です。
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後期高齢者医療制度説明会
75歳以上の高齢者が加入する後期高齢者医療制度の説明会が13日に伊那市役所で開かれました。 この日は、市の職員から制度の概要や保険料の納付方法、保険料の決め方などについて説明がありました。 後期高齢者医療制度はこれからの本格的な高齢化社会の到来により予想される医療費の増加に対応するため、平成20年から始まった制度です。 75歳以上の高齢者は自動的に加入し、一定の保険料を負担し医療を受ける事になります。 説明会には今後制度の対象となる高齢者を中心におよそ200人が参加しました。 伊那市では、制度に関する問い合わせが多いので今後も説明会を開き周知活動に取り組んでいきたいとしています。
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伊那市消防団 ポンプ操法大会
伊那市消防団のポンプ操法、ラッパ吹奏大会が、19日、伊那市役所駐車場で開かれました。 大会には、25チーム、団員568人が出場し、毎朝訓練してきた成果を発揮していました。 このうち、小型ポンプ操法の部には、16チームが出場し、補助員も含め5人一組が協力し、50メートル先の的にめがけ放水します。 自動車ポンプの部には、6チームが参加し、ポンプ車を操作して放水します。 競技では、放水までの時間や、動作の正確さなどを競います。 選手達は、開始の号令がかかると、きびきびとした動きを見せ、息の合った操法を見せていました。 伊那市消防団の北原政一(まさかず)団長は、「チーム一丸となって取り組むことで団結力の向上につながっている」と話していました。 大会の結果、 自動車ポンプの部は伊那分団第2部、小型ポンプ操法の部は手良分団第1部、ラッパ吹奏の部は伊那・富県・東春近・長藤で編成したCチームが優勝しました。 ポンプ操法の部で優勝したチームは、7月17日に、伊那市役所駐車場で開かれる、上伊那大会に出場します。
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西春近貝付沢で竹林整備作業
災害に強い山にしようと取り組んでいる伊那市西春近諏訪形の住民は、平成18年に土砂災害が起きた貝付沢で竹林の整備作業を19日、行いました。 19日は、地元有志でつくる諏訪形区を災害から守る委員会のメンバー16人が参加し、土砂災害が起きた貝付沢河口の竹を刈りました。 作業は災害予防や環境整備を図ろうと平成23年から毎年行っています。 平成23年から、倒れにくい木を育てるため、保育ブロックと呼ばれる強い根を育てる生育方法に取り組みクヌギやケヤキ、サクラなどを植えました。 その当時、30センチほどだっケヤキは、3メートルほどに成長しています。 また、平成21年から県が行っていた堰堤工事は、先月終了し9基の堰堤が完成しています。 諏訪形区を災害から守る委員会では今後、下流にかけて広葉樹の植栽を行う計画です。
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白い服で交流パーティー
全身白色の服で食事を楽しみながら交流する、ホワイトパーティーが、伊那市の信州INAセミナーハウスで18日、開かれました。 イベントは、中南信の若者でつくるLAND長野活性化イベントチームが出会いや交流の場にしようと開いたものです。 18日は、地元をはじめ遠くは愛知県などから男女合わせて100人が参加しました。 参加者全員が全身白色の服に身を包み、非日常空間で交流をしながら食事を楽しみました。 全身白で統一したパーティーは、東京や名古屋でも行われているということです。 LAND長野活性化イベント―チームは、中南信を中心にパーティーやスポーツを通じた交流イベントを開いています。 今回は、いなし出会いサポートセンターと共催で開かれました。 会場では、出題された問題に4人が答えるフィーリングゲームや○×ゲームなども行われ盛り上がりを見せていました。 LAND長野活性イベントチームでは、7月にスポーツ交流イベントを箕輪町で企画しています。
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南信工科短大で初のオープンキャンパス
今年4月に南箕輪村に開校した南信工科短大で、18日、来年度の入学にむけたオープンキャンパスが初めて開かれました。 受験を考えている学生12人と保護者、合せて24人が参加しました。 学校の概要や入試について知ってもらおうと、4月の開校後、初めてオープンキャンパスが開かれました。 学生らは校内を見学し、授業で使用している設備の説明を受けました。 教職員らは、1年生の時に民間企業に出向いて学ぶインターンシップに力を入れている事や、在校中に国家資格の技能検定を全員が受ける事などを特徴として説明していました。 また、今年は新たに、推薦入試より1か月ほど早い9月に、小論文やプレゼンテーションなどで選考するAO入試を実施するという事です。 オープンキャンパスは次回8月6日で、模擬授業を行う予定です。
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どろんこサッカー全国大会どろカップ 今年でファイナル
伊那商工会議所青年部が主催する「どろんこサッカー全国大会どろカップ」が、今年も7月23日に伊那市東春近で開かれます。 大会は今回で終了となる予定です。 今年の大会は伊那市東春近田原の畑で開かれます。 17日、会場予定地で青年部が記者会見を開き大会の概要を説明しました。 どろカップは2006年に始まり、今回で10回目の開催になります。参加チームも年々増え、2009年には最多の110チームが参加しました。 伊那市の魅力を全国に発信するねらいもあり、毎年2割ほどが、東京や大阪、愛知など県外からの参加だという事です。 青年部では、今回の10回をひとつの区切りとして、ファイナル大会としました。 今回の新企画として、青年部オリジナルの「どろパン」を当日販売します。 会場の畑で今月収穫された上伊那特産の小麦、ハナマンテンを100%使い生地を作っています。 どろをイメージして中のチョコクリームに、ジャリジャリとした触感を出すためのフレークが入っています。 青年部に所属している、原口製パン所の原口和也さんが作りました。 パンは、7月23日の大会当日に150円ほどで販売されます。 大会の申し込みは18日から始まっていて、募集チーム数の48チームが集まり次第、締め切りとなります。
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伊駒アルプスロード方法書説明会
伊那建設事務所は、伊駒アルプスロードの環境影響評価の方法書の説明会を17日、伊那市役所で開きました。 方法書では環境評価する大気質や生態系などの15項目で、それぞれの調査の手法が示されています。 説明会には10人が参加し、伊那建設事務所の職員から方法書の内容を聞きました。 住民からは、「地震に備え、断層の調査も必要ではないか」といった意見が出されていました。 伊駒アルプスロードは駒ケ根市北の原から伊那市青島までのおよそ11キロに及ぶものです。 方法書は、6月29日まで伊那建設事務所や伊那市役所で縦覧することができます。 伊那建設事務所では、方法書に対する意見書を7月13日まで募集しています。
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箕輪町でさくらんぼ狩りはじまる
JA上伊那が運営する箕輪町大出山口の農園で18日からさくらんぼ狩りが始まりました。 25アールの農園には、190本のさくらんぼの樹が植えられ、現在たわわに実っています。 18日は30人ほどの予約があり、訪れた人たちがさくらんぼを味わっていました。 さくらんぼ狩りは、JA上伊那が去年から始めました。 現在は、酸味が少なく人気の品種の「佐藤(さとう)錦(にしき)」 さっぱりと淡白な味わいの「紅(べに)きらり」 酸味が強くさわやかな「高砂(たかさご)」の3種類が楽しめます。 この農園のさくらんぼは粒が大きく味も良いということです。 来週には、味が濃く果肉がしっかりとしている紅(べに)秀(しゅう)峰(ほう)が食べごろになります。 受け入れは、7月3日までの火・木・土・日曜日で、30分食べ放題で大人2,000円、子供1,000円となっています。 予約はJA上伊那箕輪支所で受け付けています。
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最高気温31.2度 暑い日続く
18日の伊那地域の最高気温は平年を6.2度上回る、31.2度で、今年最高となりました。 長野地方気象台によりますと、来週いっぱい気温の高い日が続くということです。
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教訓を後世に 天竜川シンポジウム
諏訪湖・天竜川上流部で観測史上最大の降雨を記録し犠牲者も出た平成18年7月豪雨から今年で10年となります。 教訓を後世に伝えていこうと、天竜川シンポジウムが18日箕輪町で開かれました。 シンポジウムは、豪雨災害から10年の節目を迎えるにあたり、教訓を風化させることなく次世代に伝えていこうと、天竜川上流河川事務所と箕輪町が開いたもので、380人が参加しました。 平成18年7月豪雨では、諏訪湖・天竜川上流部で観測史上最大の降雨を記録し、岡谷市や辰野町など県内で12人が死亡しました。 箕輪町の松島北島地籍では天竜川の堤防が決壊しました。 箕輪町では879世帯2,303人に避難指示が出され、53棟の住宅が浸水や半壊などの被害をうけました。 基調講演では、箕輪町出身で前国土地理院長の小池剛さんが「進化する災害への備え」と題して話しました。 サテライト会場の北島災害伝承公園では、子どもたちに豪雨災害について学んでもらおうと復旧活動の体験イベントが行われました。 パネル展のコーナーには、決壊した堤防の写真や復旧の様子が展示され、子どもたちが当時の出来事について学んでいました。 シンポジウムでは、パネルディスカッションも行われ、6人のパネラーが当時を振り返り、今後の災害対応について考えました。 シンポジウムの模様は、7月にご覧のチャンネルで放送します。
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伊那市観光ボラガイド第3期生開講式
伊那市の観光スポットを案内する観光ボランティアガイドの第3期養成講座が、開講しました。 第3期には、15人が申し込みました。 初日の16日は、ガイドの心構えや、伊那地区、高遠町地区、長谷地区の3地区について現役のガイドが説明しました。 ボランティアガイドは、高遠城址公園の桜まつりや秋まつりを中心に、観光客の要望に応えて観光案内を行っています。 これまで講座を修了し活動しているのは38人となっています。 受講生は12月までに全6回の講座を受けます。受講生は、高遠や長谷など、現地で詳しい内容について学ぶということです。
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建築士から見た熊本地震
熊本地震で被害を受けた住宅の罹災証明を発行するため現地調査を行った伊那市の一級建築士による調査報告会が12日伊那図書館で開かれました。 報告をしたのは、社団法人日本建築家協会長野地域会会員で、伊那市在住の一級建築士丸山幸弘さんです。 丸山さんは、5月29日から6月2日にかけて熊本の嘉島町を訪れ、罹災証明を発行するための2次調査を行いました。 建築基準法改正前の古い木造建築の倒壊が多いことや改正後の建物でも建て方の変化に耐震補強が追い付いていない現状を報告。 丸山さんは、「想像していた以上に被害が大きいと感じた」と話し、「これからは行政や市民、建築士が常に危機感を持ってともに考えていかなくてはいけない」。とまとめました。 会場には、建築士や行政、一般合わせて25人が訪れ、丸山さんの話に耳を傾けました。
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南箕輪村北殿の住民が箕輪町北小河内で防災研修会
南箕輪村北殿の住民が、平成18年豪雨で土石流災害が発生した箕輪町北小河内を17日訪れ、体験者の話を聞きました。 南箕輪村北殿では、自主防災の意識を高めようと年に1回研修会を開いていて、県内外の防災に関する施設や地域を訪れています。 今回は、今年7月で平成18年豪雨から10年を迎えることから、身近な地域の取り組みを知ろうと箕輪町北小河内地区を訪れました。 北小河内の中村常会では、平成18年豪雨の時に土石流被害が発生しました。 住民たちが夜中に行っていた水防活動をやめて避難し終わった直後に発生したということです。 200人以上いた住民が避難待機していたことや、樹木が土石流を食い止めたことから、土石流による人的被害はありませんでした。 災害後、平成20年9月には砂防施設が完成し、平成22年3月には豪雨災害を忘れないための記念植樹を行いました。 その後、自主防災会の見直しや基本台帳の作成に力を入れてきたということです。 北小河内地区の住民は「訓練は昼間の晴れた日に行うことが多いが、夜中の雨の状況を想定した訓練も行った方がいい。区民が一丸となって乗り越えたのは大きな経験になった」と話しました。 北殿区では、転入してきた人や若い人とも連携を図りながら区全体で防災の意識を高めていきたいとしています。