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オリンパス㈱労働組合長野支部が保育園にカメラ寄贈
内視鏡やカメラの製造を行うオリンパス㈱の労働組合長野支部は、伊那市高遠町の高遠第2第3保育園にデジタルカメラ1個を、23日寄贈しました。 この日は、オリンパス労働組合長野支部の森田浩一副執行委員長らが保育園を訪れ、園児にカメラを手渡しました。 オリンパスでは、製品に慣れ親しんでもらおうと、20年程前から地元の保育園などに製品を寄贈しています。 今回寄贈したカメラは、保育園の様々な行事で活用できるように、防水・耐衝撃性の機能がついたものを選んだということです。 野溝かをる園長は「子ども達の元気な様子をたくさん撮影して保護者の皆さんに伝えるようにしたいです」と話しました。 オリンパスでは今年、岡谷市から駒ヶ根市までの保育園や養護学校7か所にカメラを贈るということです。
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国、県、市の支援制度 伊那商工会館で説明会
伊那市は、企業に対する補助や支援制度を実施している国や県、公共職業安定所など、異なる機関から一か所で説明を受ける事ができる説明会を、22日、伊那商工会館で開きました。 伊那市を中心に、製造業や金融機関、個人商店から約80人が参加しました。 伊那市は、去年、国、県、市が実施する補助金や支援制度を一度にまとめて紹介するワンストップの説明会を開き好評だった事から今年、2回目の説明会を開きました。 経済産業省からは、中小企業対象の「ものづくり補助金」について説明がありました。 毎年制度改正が行われているという事で補助金を受けるための申請が年2回から1回になった事などの注意点を説明していました。 ほかに、伊那公共職業安定所からは人材育成に対する支援制度について、伊那市からは、省エネ設備の導入に対する支援制度などについて説明がありました。 伊那市では、それぞれの企業の実態に合わせて有利な制度を利用してもらいたいとしています。
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グリーンファーム ランの展示・販売会
伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームでランの展示会が27日から始まりました。 会場には、150種類およそ3千鉢のランが展示・販売されています。 展示会は、来月6日日曜日まで開かれています。
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伊那餃子まつり2016 初開催
地元をはじめ全国の名物餃子が食べられる「伊那餃子まつり2016」が、27日、ベルシャイン伊那店で行われました。 こちらは、「春の桜薫る伊那餃子」です。 全国イベントで伊那市の桜をPRしようと、市内の飲食店でつくる伊那餃子会が1年かけて考案しました。 皮は桜色にし、アマランサスを混ぜてモチモチ感を出しています。 餡には、桜の葉を混ぜて上品な味に仕上げたということです。 価格は1人前5個で300円です。 会場には、三重県津市の学校給食で30年以上前から提供されている津餃子や、特産品のモロヘイヤを使った静岡県のすその水餃子、地元の飲食店のこだわり餃子など7団体のブースが並びました。 まつりは、伊那餃子会の設立10周年を記念して初めて行われたものです。 伊那餃子会では、「10周年を節目に新しい伊那の餃子文化をスタートさせたい」と話していました。
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上伊那農業高校畜産班 鹿肉を使った新商品販売へ
南箕輪村の上伊那農業高校畜産班は、鹿肉を使った新商品の開発に取り組んでいます。 27日は、試作品の試食会と調理講習会が伊那市の新山集落センターで開かれました。 畜産班が考案した新商品です。 新山でとれたニホンジカのロース部分を使用し、味付けは醤油をベースにニンニクや唐辛子などでアクセントをつけています。 パック加工の殺菌の際、回数と温度管理を調節することで、常温での取り扱いが可能になり、食感も柔らかくなるということです。 鹿肉は、畜産班の顧問で新山在住の境久雄さんが地元の知り合いに頼み提供してもらっていて、今回は新商品についての意見を聞こうというものです。 集まった人たちは、食べてみた感想や改善点などをあげていました。 畜産班では、商品の改良を進めるとともに設備を整え、今後2か月をめどに商品化にこぎ着けたいとしています。 将来的には、タレの素材も新山産にこだわるなどの付加価値をつけた商品としても展開していきたいとしています。
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春の高校伊那駅伝展 伊那図書館で開催
春の高校伊那駅伝を1か月後に控え、伊那図書館では本物のゴールテープや襷などの展示が開かれています。 春の高校伊那駅伝展には、1978年の第1回大会から去年の大会までの出場校の数や歴代優勝校をまとめたポスターが展示されています。 1980年は男子の大会でしたが、唯一女性として出場した選手が写真つきで紹介されています。 また会場には、大会で使用される本物の襷と、ゴールテープが設置され、記念写真を撮る事が出来る他、信濃毎日新聞の大会の記事が展示されています。 伊那図書館では「コースに近いこの場所で、大会の気運を盛り上げていきたい」と話していました。 春の高校伊那駅伝展は来月1日まで開かれています。
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平成28年度高校入試後期選抜試験志願者数
長野県教育委員会は、平成28年度の高校入学者後期選抜志願者数を26日に発表しました。 伊那弥生ヶ丘高校は、1.13倍となっています。 辰野普通は、77人が志願、1.07倍。 商業は、19人が志願、0.95倍です。 駒ヶ根工業は、83人が志願、1.38倍です。 上伊那農業生産環境は、18人が志願、0.90倍、園芸科学は、18人が志願、0.90倍、生物化学は、20人が志願、1倍、緑地創造は、17人が志願、0.85倍です。 高遠は、47人が志願、0.71倍です。 伊那北普通は、204人が志願、1.02倍、理数は、7人が志願、1.75倍です。 伊那弥生ヶ丘は、272人が志願、1.31倍です。 赤穂普通は、168人が志願、1.05倍、商業は、35人が志願、0.88倍です。 箕輪進修は、普通Ⅰ部Ⅱ部に57人が志願、1.43倍。 普通Ⅲ部に5人が志願、0.13倍。 工業Ⅰ部に22人が志願、1.10倍です。 志願変更は、2月29日から3月3日正午まで、後期選抜は3月9日、合格発表は3月18日です。
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東春近小学校4年生 お世話になった伊藤さん夫妻を招待
去年1年間、りんご学習に取り組んだ伊那市の東春近小学校4年生は、お世話になった地元の農家伊藤一路さんと豊子さんを学校に招き、26日、感謝する会を開きました。 この日は、児童が伊藤さん夫妻を学校に招待しました。 東春近小学校では、毎年4年生が1年を通してりんごの栽培学習に取り組んでいます。 伊藤さん夫妻は、平成6年から畑を提供しながら子ども達を指導していて、去年21年目を迎えました。 去年は、台風の影響で生育が心配されましたが順調に育って、およそ60ケース収穫できたということです。 この日の会は、児童が2週間前から計画を立て、りんごに関するクイズやリコーダーの演奏を行いました。 児童は「りんご学習を通して教わったことをこれからの生活に活かしていきたいです」と話していました。
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箕輪町移住者意見交換会 初開催
UターンやIターンで箕輪町に移住してきた人を対象にした意見交換会が25日、町文化センターで初めて開かれました。 意見交換会は、移住者同士の交流を深めてもらおうと箕輪町が初めて開きました。 この日は、UターンやIターンで町内に移住してきた16人が参加しました。 移住してきて良かったことや困ったことなどについて意見を交わしました。 ある参加者は、「移住してきた人は農業にチャレンジしたい人が多い。やり方次第で楽しむこともでき、その中で箕輪町での田舎暮らしの良さを見つけることができると思う」と話していました。 また「子ども・大人・自然が共存して楽しく心地よく過ごせる公園や場所が欲しい」といった町に対する要望もありました。 箕輪町では「移住者同士の繋がりを深めて、今後移住してくる人のサポートをみんなでやっていく仕組みづくりを構築していきたい」としています。 意見交換会は3月にも開かれる予定です。
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伊那小6年秋組 3月8日に卒業公演
伊那小学校6年秋組は、3月8日に伊那文化会館で民話を題材にした人形劇を卒業公演として披露します。 出し物のひとつ、伊那市高遠町に伝わる夫婦岩の一場面です。 3月8日の公演まで残すところ10日あまりとなり、児童たちは26日も稽古にはげんでいました。 卒業公演で披露する人形劇は、この「夫婦岩」のほかに伊那市長谷に伝わる「孝行猿」、横山に伝わる「お子安さま」の3つの民話です。 秋組の児童たちは、5年生のころから伊那市に伝わる民話の調査をはじめ、粘土を使って立体的な人形も製作。 35の民話を地図に落とし、ひとりひとりがカードも作りました。 稽古では、子どもたちどうしで意見を出し合い、完成度を高めています。 より本格的な劇にしようと、伊那文化会館の伊那谷演劇研究所認定演劇アドバイザー阿部裕吉さんに指導も依頼し、稽古にはげんでいます。 阿部さんは、「セリフを言うときは下を向かない」「人形の動きにメリハリをつけて」などと注文をつけていました。 卒業公演は、3月8日。 秋組では、「民話のすばらしさを伝える最後の場となるので、1人でも多くの人に見てもらいたい」と来場を呼び掛けています。
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伊那市来年上下水道料金値上げへ
伊那市は来年4月から水道料金と下水道使用料の値上げをしたい考えです。 水道料金、下水道使用料とも基本料と使った量による従量料金で課金されていますが、人口減少や節水機器の普及などで使用量の減少傾向が続いているため基本料金の割合を増やす考えで、多く使う人ほど単価が高くなる傾向も緩和します。 下水道使用料は、下水道事業経営健全化計画によるシミュレーションで、平成29年度は15%の値上げが必要だとしています。 今年度の決算は、上水道事業は6,200万円の黒字、下水道事業は、5,000万円の黒字となる見込みですが、市では、老朽化施設の更新や起債の償還がこれからピークを迎えることから、来年4月からの値上げにふみきりたい考えです。 値上げ幅などの具体的な料金改定案は、7月に審議会に諮問する予定です。
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上伊那広域連合新年度予算案 ごみ処理施設建設費など盛り込む
上伊那広域連合は、新ごみ中間処理施設の建設費用などを盛り込んだ平成28年度の当初予算案を25日に発表しました。 一般会計は今年度の当初予算と比べ5億2千万円、率にして24.1%増の総額27億円となっています。 25日、上伊那の8市町村長が出席し伊那市役所で記者会見が開かれました。 会見は、ごみ処理施設の建設や広域観光など、上伊那の市町村間の連携がますます必要になるとして初めて開かれたものです。 広域連合の新年度予算案は25日に開かれた広域連合議会に提案されました。 一般会計の総額は27億円で、今年度当初予算と比べ5億2千万円、率にして24.1%増となっています。 新ごみ中間処理施設の28年度分の建設工事費として2億6千万円が盛り込まれました。 また、地元、桜井区、北新区と上山田区へ28年度で一括交付するとした3区への協力費が合計で2億8千万円盛り込まれています。 3区と広域連合、伊那市では、協力費などこれまでの協議事項をまとめた覚書を、去年12月末までに締結しています。 ほかに新規事業としてキャリア教育などに活用する郷土愛基金積立金に190万円、移住定住に関する上伊那の相談窓口の設置などに340万円などとなっています。 新年度予算案は委員会に付託され、あすの本会議で採決が行われます。
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伊那市の集落支援員活動 国の優良事例に
人口減少対策として伊那市が取り組んでいる集落支援員の活動が、総務省の優良事例に選ばれました。 国が制作した地方創生に関する来年度の政策概要資料の集落支援員の活動についての説明の中で、伊那市の活動が全国で8件の優良事例の1つとして紹介されています。 伊那市では、平成26年4月に水口航さんを集落支援員に委嘱しました。 水口さんを中心に移住定住に向けた相談や支援、田舎暮らしを促進するための課題解決などに取り組んでいて、初年度は1年間で24組が伊那市に移住しています。 地域と一体となった事業展開が図られている点や民間の立場を活かして機動力の高い相談活動を行っている点、事業開始後1年で20組以上の移住につなげた実績などが評価されたものです。 市では、「他の地域にないような独自の事業を引き続き行っていきたい」としています。 平成26年度末現在、全国では221の自治体で集落支援員が配置されていて、支援員の数では全国で858人、県内では31人となっています。
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西箕輪小学校で脳卒中予防教室
両親や祖父母の異変に気付き、脳卒中の早期発見や予防につなげる子ども向けの教室が、伊那市の西箕輪小学校で行われました。 小学生が対象の脳卒中教室は、県内でも初の取り組みです。 25日は、6年生の児童69人を対象に教室が開かれました。 子どもたちから脳卒中予防につなげようと、伊那市が初めて開きました。 国立循環器病研究センターが制作した脳卒中啓発のアニメーション映像が上映されました。 アニメを見終わったあとは、チラシが配布され、脳卒中の前兆として、顔がゆがんだり、ろれつが回らなくなるなどの症状が出ることなどが紹介されました。 伊那市では、「異変に気づいたら、勇気をもって救急車を呼んでください。みなさんの行動で、家族を助けてあげてください」と呼びかけていました。 西箕輪小の田上 早矢香教諭は「知識を身につけることはとても大切。学んだことを家族にも伝えてほしい」と話していました。 西箕輪地区は国保の加入率が高いことや、祖父母と住む世帯が比較的多いことから、今回、西箕輪小で教室が開かれました。
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伊那ロータリー顕彰丸田さん
伊那ロータリークラブは、長年地域の環境美化活動に貢献したとして、伊那市高遠町の丸田 武男さんにロータリー顕彰を送りました。 18日は、伊那ロータリークラブの小坂(おさか)樫男(かしお)会長から、丸田武男さんに顕彰が贈られました。 現在77歳となる丸田さんは、南箕輪中学校の校長を最後に、教職を退職した後ごみ拾いを始めました。 高遠市街地から始め、高遠大橋から小原、白山トンネル周辺まで範囲を広げ、週4日ほどごみを拾っています。 ごみ拾いは、17年間続いています。 丸田さんは、「教え子たちのごみを拾う姿に影響を受けた。健康のために歩くついでにごみを拾っている」と話していました。 伊那ロータリークラブでは、地域に貢献した人を毎年顕彰していて、今回で37回目となります。
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村の日記記念 防災講演会
南箕輪村で今日防災講演会が開かれ、講師を務めた山梨大学の秦康範准教授は「災害から命を守るには主体的に行動する事が大切だ」と話しました。 講師を務めたのは、地域防災を専門とする山梨大学の秦康範准教授です。 秦さんは、東日本大震災による津波の被害で200人が犠牲となった岩手県釜石市を例に話をしました。 震災前の釜石市の防災訓練では、地域の人が参加しやすいよう本来は避難所に指定されていない市街地の建物を避難所に想定し訓練を実施していました。 この為、震災発生時にはこの建物を避難所と勘違いした200人が津波の犠牲となりました。 秦さんは「訓練のための訓練になってはならない。特に学校の訓練は、抜き打ちで訓練を行い、子供たちが危険を予測し回避するよう行動させる事が大切だ」と話していました。 また、周囲の状況に応じ「命を守りぬくために主体的に行動する態度を育成していく事が大切だ」とアドバイスしていました。 講演会は、2月18日の南箕輪村の日を記念して開かれたもので、およそ90人が参加しました。
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旧馬島家住宅で雛人形展
伊那市高遠町の県宝、旧馬島家住宅では江戸時代から平成にかけてのひな人形が飾られています。 ひな人形はおよそ200体あり24日は伊那市の伊那北小学校の3年生が社会見学で訪れ、時代ごとの雛人形の特徴について職員から説明を受けました。 馬島家には江戸時代中期に作られた享保雛が保管されています。 享保雛は、面長の顔と切れ長の目で能面のような表情が特徴だということです。 享保の改革により倹約が進められ、それ以前の豪華な作りから質素な作りに変化したということです。 この雛人形展は、高遠城址公園の花見シーズンが終わる4月28日まで、旧馬島家住宅で展示されることになっています。
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南箕輪村農と食審議会が唐木村長に答申
南箕輪村農と食審議会は、検討してきた第2次食育推進計画と地産地消促進計画の案を、24日唐木一直村長に答申しました。 24日は、審議会の三澤澄子会長が、唐木村長に答申書を手渡しました。 第2次食育推進計画は、来年度から5年間の食育に関する指針をまとめたものです。 これまでの第1次計画は、母子と子どもの食育が中心でしたが、第2次計画は、全ての世代の食育について推進するとしています。 ●家庭を中心に地域全体で食を育む環境づくり●未来を担う子どもの食育●健康づくりと食育●食の理解と継承の4つが柱となっています。 また、地産地消促進計画では、6次産業化ワーキングチームの取り組みを加え、具体的な数値目標をあげました。 保育園の地場農産物の使用割合は、現状では36.6%ですが、平成32年には38.4%にするとしています。 唐木村長は、「健康という視点が重要になっている。計画に沿って子どものころからの健康づくりをしっかりとやっていきたい」と話していました。
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インドネシアの旅行関係者いちご狩り
インドネシアの旅行会社の関係者が、24日、伊那市を訪れ、西箕輪のはびろ農業公園みはらしファームでいちご狩りを楽しみました。 24日は、インドネシアの主要な旅行会社の7社から7人がみはらしファームを訪れました。 一行は、イチゴの大きさに驚きながら、味わったり写真を撮影したりしていました。 これは、インドネシアからの誘客をすすめる、中部地方の9県や経済団体などでつくる中部広域観光推進協議会の事業で、伊那市観光協会が受け入れました。 協議会が6つのルートを選定していて、長野県を通るのはノスタルジックルートです。 一行は、20日から日本を訪れていて、中部地方を回っています。 いちご狩り体験は好評で、参加者は商品として客に勧めたいと話していました。 インドネシアの一行は、26日まで滞在します。 その後、今回の視察を受けて、ツアー商品を作るということです。
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箕輪中生徒が模擬議会
箕輪中学校の2年生による模擬議会が、24日、町役場で開かれ、生徒たちが、白鳥政徳町長に、提案や質問を行いました。 24日は、模擬議会が役場で開かれ、質問する生徒たちが神妙な面持ちで議場に入場しました。 模擬議会は、町政に関心を持ってもらおうと町議会が毎年開いています。 議長や議会の進行も生徒が務め、10人が質問しました。 他に、町内一周駅伝で、町民だけでなく、他市町村からも参加を募ってはどうか、町内に、皮膚科や耳鼻科といった医療機関がないので、使われなくなった保育園や空き家を利用して開業してもらってはどうかといった意見や提案が出されていました。 白鳥町長は、町民が主役のまちづくりを進めています。みなさんもぜひまちづくりに参加してほしい」と呼びかけていました。
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伊那市 地名調査報告会
伊那市が3年前から進めている今年度の地名調査の報告会が、23日、市役所で開かれました。 この日は、長谷非持、高遠長藤、山寺、境の4グループが調査結果を報告しました。 このうち、高遠長藤地区は、地域の古老への聞き取りや文献から地名の由来などを調べました。 弥勒(みろく)地区は、鎌倉時代から文献に名が記されていて、古くから弥勒菩薩を祀っていたことから命名されたと推測されています。 高遠石工を代表する名工・守屋貞治が生まれた塩供(しおく)地区は、この地方の塩の集配を行う人たちが集められ、その人々が住み着いたことからついたのではないかということです。 伊那市では、平成25年度から、公民館・分館単位で地名調査に取り組んでいます。 今年度を合わせるとこれまでに82グループが調査を行い、かかわった人々は800人にのぼります。 来年度は、これまでのまとめの年として、各地区の取り組みを報告するシンポジウムなどを開きたいとしています。
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フラワーアレンジメント出前教室
花とふれあう楽しさと地元で育てられている花のことを子ども達に知ってもらおうと、フラワーアレンジメント出前教室が伊那市の西春近南小学校で開かれました。 卒業を控えた6年生23人が母親に感謝の気持ちを伝えようと、プレゼント用のアレンジを作りました。 講師は伊那市のサンスイ生花店の井上美久店長と、林あすみさんが務めました。 アレンジに使われた花は上伊那で生産されたアルストロメリアとカーネーションです。 児童はそれぞれ思い思いに花を生け、最後にメッセージカードを添えました。 この教室は毎年長野県内各地で順次開かれていて、今年で6年目です。 主催した花き生産者らで作る長野県花きイノベーション推進協議会では、「これをきっかけに普段から花と触れ合ってもらいたい。」としています。
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シルバー人材センター展示会
伊那広域シルバー人材センターでは会員の作品展示会が開かれています。 写真や書、編み物や手芸、盆栽など、60代から80代のメンバーが趣味で作った作品160点が展示されています。 シルバー人材センターでは、60歳以上の人たちが仕事を通して社会に参加しています。 人生経験豊富なメンバーが、趣味を紹介し合おうと、この展示会が始まり、今回で23回目です。 作品展示会は25日木曜日まで伊那広域シルバー人材センターで開かれています。
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イギリス人作家 伊那の昆虫食を取材
「英国一家、日本を食べる」の著者で、フードジャーナリストのマイケル・ブースさんが22日伊那市を訪れ昆虫食の取材をしました。 この日は、ブースさん一家4人が伊那市のつかはら信州珍味をおとずれイナゴやザザムシなどの昆虫食の作り方などを取材しました。 イナゴやザザムシなどを見た後、調理する工程を見学しました。 ブースさんは、NHKでアニメ化された「英国一家、日本を食べる」の著者で、今回は来年出版を予定している続編の取材で伊那を訪れました。 ブースさんは「料理を通じてその地域の文化や歴史を知る事ができる。 世界各国を取材し、独自の文化を守ることは大切だ」と話していました。 つかはら信州珍味の塚原保治さんは「信州では江戸時代頃から昆虫を食べている。特に伊那では貴重なタンパク源として食べられてきた」と説明していました。
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若者の雇用確保へ 新宿で就職説明会開催
伊那職業安定協会や経営者協会上伊那支部などでつくる「上伊那地域若者人材確保連携協議会」は、地元中小企業の採用促進に繋げるため、来年度新たに東京都の新宿区で地元出身者向けの大規模就職説明会を開きます。 23日、伊那市の伊那合同庁舎で協議会の総会が開かれ、来年度の事業計画などについて話し合いました。 協議会では今年度、東京都の銀座NAGANOで、首都圏在住の学生向け就職説明会を初めて開きました。 地元企業15社と学生33人が参加し、4人の内定に繋がったということです。 参加した学生から「もっと多くの企業の情報が知りたい」という声が多く寄せられたため、来年度は規模を拡大し、更なる若者の雇用確保を実現したいとしています。 首都圏での就職説明会は、4月9日(土)に新宿エルタワーで開催する予定で、23日現在、参加企業数は今年度の倍の30社が決まっているということです。 協議会では、4月に就職説明会を、8月に就職面接会をそれぞれいなっせで開く予定です。 また、8月に伊那自動車教習所に通う大学生などを対象に、起業見学や模擬面接などを行う「就職準備合宿」の実施も計画しています。
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伊那市富県で物置小屋が全焼
22日の午後7時頃、伊那市富県で物置小屋が全焼する火事がありました。 この火事によるけが人はいませんでした。 伊那警察署の発表によりますと火事があったのは伊那市富県のイズミ木建の物置小屋です。 火はおよそ1時間後に消し止められましたが木造平屋建ての物置小屋が全焼しました。 この火事によるけが人はいませんでした。 出火原因については現在、伊那警察署で調べを進めています。
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水神橋で緊急の修繕工事 当面の間全面通行止め
伊那市の市道山寺上牧線の水神橋は、コンクリートが剥がれ落ちる可能性があるとして、23日午後4時から、全面通行止めになりました。 伊那市管理課によりますと、水神橋は22日に行った定期点検でコンクリートの剥がれが見つかり、緊急の修繕工事が必要と判断されたということです。 車が通る時の振動のほか、雨にも弱いということで、23日午後4時から全面通行止めとなりました。 期間は当分の間としています。 水神橋は昭和28年建設されていて、市内の橋の中で最も古いものの1つだということです。 管理課では、水神橋が通行止めの間は近くの二条橋や新水神橋を利用するよう呼びかけています。
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保育園の芝生化や廃園施設の跡利用計画示す
伊那市は、市内の保育園の芝生化や廃園施設の跡利用などを盛り込んだ保育園整備計画後期計画の素案を22日に開かれた子ども子育て審議会に示しました。 後期計画によりますと来年度の4月から芝生化されていない14の保育園で定植を行う計画です。 これに伴い定植後の維持管理として必要な器具を整備する他、水やりなどの管理方法などを研究していくとしています。 今年度で廃園の伊那東保育園、東春近南部保育園、高遠第4保育園の建物については基本的には取り壊しですが、地元の意向を聞く中で公共性の高い有効利用法があれば施設を他の用途に転用して利用するか利用団体へ売却するとしています。 移転新築する高遠保育園については早期に用地の選定をするとしています。 小規模保育園の休園、廃園基準については施設整備基準だけで判断するのではなく、人口減少に歯止めをかける地域の動きなど、現状を考慮する中で検討します。 後期計画は来年度から5年間の市内保育園の改修方針などを示すもので今年度中に白鳥孝市長が最終決定することになっています。
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市内の小中学校の校歌 CD完成
伊那フイルハーモニー交響楽団が市内の小中学校の校歌を演奏し録音したCDが完成しました。 CDは、市内の小中学校合わせて21校の校歌を収録したものです。 23日は、伊那フィルハーモニー交響楽団の北沢理光団長と横手公博運営委員長が市役所を訪れ、完成したCDを白鳥孝市長に手渡しました。 伊那フイルハーモニー交響楽団の創立30周年事業の一環で製作したものです。 校歌の伴奏をオーケストラ版に編曲し録音しました。 CDは、市内すべての小中学校に10枚づつ配られることになっています。 伊那フィルハーモニー交響楽団では3月6日に市内12校の小中学生とともに校歌を演奏する記念コンサートをいなっせで開く予定です。
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園児たちに人権についての寸劇披露
伊那人権擁護委員協議会は、幼いうちから人権意識をもってもらおうと、箕輪町の保育園で寸劇を23日、披露しました。 23日は、伊那人権擁護委員協議会のメンバーが木下南保育園を訪れいじめに関する寸劇を披露しました。 寸劇は委員が書いた脚本を元に練習した「たぬきのしっぽ」で、 1匹だけしっぽが短い子だぬきが友達から仲間はずれにされながらも最後は仲直りをする物語です。 たぬきに仮装した委員が登場し「仲間外れは絶対にダメです」などと園児に呼び掛けていました。 協議会の中村栄三会長は「思いやりの心を持って欲しい。友達をいじめないで、みんな仲良く助け合ってほしい」と話していました。