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あとわずかで猛暑日 34.3度暑い一日
7日の伊那地域の日中の最高気温は、34.3度まで上がりあとわずかで猛暑日の今年一番の暑さとなりました。 長野地方気象台は、今朝高温注意情報を発令し、熱中症への対策を呼びかけました。 7日の伊那地域は、午後1時35分に最高気温34.3度を記録しました。 伊那市のいなっせ前では、日傘を差したり、上着を脱いだりして暑さをしのぐ人の姿が見られました。 長野地方気象台では今朝、高温注意報を県内に発令し、熱中症への注意を呼びかけました。 午前11時頃撮影した伊那市のナイスロードです。 風がなく暑い日にアスファルトなどの道路で遠くに水があるように見える「逃げ水現象」が発生していました。 上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、駒ヶ根市の78歳の男性1人が熱中症の症状で搬送されたということです。
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高遠在来種のそば守る 柵設置
幻となっている高遠在来種のそば復活を目指す伊那そば振興会などは、栽培を行う伊那市長谷浦の畑の周りに、野生鳥獣の被害を防ぐための柵を、7日設置しました。 この日は、そば店の経営者などで作る伊那そば振興会と伊那市の職員20人ほどが参加し、栽培の拠点となる、長谷浦の畑の周りに柵を設置しました。 畑は、仙丈ケ岳のふもとで300平方メートルほどです。 高遠在来種のそばは、長野県野菜花卉試験場から譲り受けた300グラムで、この畑に種をまきます。 20グラムから徐々に増やした大変貴重なもので、野生鳥獣の食害に遭わないようにと柵が設置されました。 最初は草だらけだった畑も今回で3回目の掘り起こしで畑らしくなっていました。 そばが発芽した時に、雨に流されたりするなどのリスクを避けるために、数回に分けて種をまきます。 播種作業は、今月20日と27日に行われる予定です。
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伊那市のスポーツ少年団軟式野球の2チームが北信越大会出場
17日から富山県で開かれる第38回全国スポーツ少年団軟式野球北信越大会に出場する、伊那市の西南ブルースと美篶野球の選手が6日、市役所で大会への出場を報告しました。 北信越大会に出場するのは、西春近南小学校の児童が所属する西南ブルースと、美篶小学校の児童が所属する美篶野球の2チームです。 この日は、チームのメンバーと監督が市役所を訪れ、白鳥孝市長に出場の報告をしました。 西南ブルースは、先月諏訪市で開かれた県大会で準優勝し、県の代表権を獲得しました。 美篶野球は、県大会の準決勝で敗れましたが、優勝チームが北信越大会に出場しないことが決まり、繰り上げで出場が決まりました。 選手はそれぞれ「大きな声を出して最後まで頑張りたいです」「全員で力を合わせて1点でも多く点を取りたいです」と大会への意気込みを述べました。 白鳥市長は「大会では精一杯頑張ってください。勝ち続けるとチームは強くなるので、大きな声を出して絶対勝つという気持ちで臨んでください」と激励しました。 両チームとも、まずは1勝するのが目標だということです。 第38回全国スポーツ少年団軟式野球北信越大会は、17日から富山県で開かれます。
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上田建生さんが育てたサボテン展示
箕輪町長岡の上田建生さんが丹精込めて育てたサボテンが、アルプス中央信用金庫箕輪支店で展示されています。 支店内には、上田さんが育てたサボテンおよそ20鉢が並んでいます。 上田さんは、趣味で40年程サボテンを育てていて、自宅にはおよそ200鉢があるということです。 あるしん箕輪支店から「ぜひ展示してほしい」と依頼があり、今回飾ったということです。 上田さんは「トゲが立派なものほど魅力があると言われています。珍しいものもあるので多くの人に見てもらいたいです」と話していました。 サボテンの展示は15日(金)までです。
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本通りげんき会 中華料理店でお年寄り交流
伊那市中央の本通り常会は、お年寄りの憩いの場にしてもらおうと、去年から常会内の飲食店で交流会を開いています。 伊那市中央の中華料理店牡丹園。 水曜日は定休日ですが常会のお年寄りが集まり、自家製の漬物や家庭菜園で収穫された野菜を囲み世間話をしています。 この集まりは、お年寄りがお茶を飲みながら、気軽に世間話をできる環境を作ろうと、民生児童委員が中心となり去年から行っています。 年2回のペースで開かれていて、お年寄りでも歩いてこれるよう常会内のほぼ中心にある牡丹園が場所を提供しています。 集まった人たちは、漬物の漬け方や体調管理の方法などについて、会話をはずませていました。 今回は、市役所の職員を講師に招き、地震や水害など災害時の対応について話を聞きました。 次回のげんき会は、秋口に開く予定です。
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みのわ~れ オープンに向け準備
箕輪町が地域活動支援の拠点としてイオン箕輪店に設置する「みのわ~れ」では9日のオープンに向け準備が進められています。 店内の一画では9日のオープンに向けスタッフがカフェで提供する料理の作り方などを確認していました。 みのわーれの広さは250平方メートルで、カフェの「オアシススペース」にはテーブル席とカウンター席あわせて22席あります。 カフェの隣には、子ども向けの遊び場所もある「ほっこりルーム」が設置されています。 利用料は無料で、マットが敷かれた子供の遊び場や、カーテンで区切ることができる授乳スペースがあります。 また、お湯や水、電子レンジも無料で使用できます。 チェックに訪れた町の職員は子供目線に立って安全性を確認していました。 みのわーれは、9日にオープンし、年中無休で営業時間は午前10時から午後7時です。
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若者に投票呼びかける啓発活動
今月10日投開票の参議院議員選挙から選挙権の年齢が18歳以上に引き下げられたことを受けて、若い世代にも投票に来てもらおうと、5日、上伊那の大学や短大で啓発活動が行われました。 南箕輪村の南信工科短期大学校では、上伊那地方事務所の職員が、投票を呼びかけるチラシとティッシュを配りました。 主に、18歳と19歳の若者に投票を呼びかけるもので、この日は上伊那の大学や短大、専門学校5か所で一斉に行われました。 8日までは、県内各地で若者に投票を呼びかける啓発活動が実施されるということです。
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伊那市体育協会ゴルフ部が市に寄付
伊那市体育協会のゴルフ部は3日の伊那市民体育祭で集まった募金を6日伊那市に寄付しました。 この日は、伊那市体育協会ゴルフ部の原年弘副部長ら2人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に募金を手渡しました。 伊那市体育協会ゴルフ部では、毎年この時期に開かれる伊那市民体育祭で市のスポーツ振興のための募金をしています。 今年は、3日に大会が開かれ市内外から183人が参加し、7万8,105円が集まりました。 伊那市では意思を尊重し、寄付金を使っていきたいとしています。
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全県に食中毒注意報発令
長野県は、この夏第1回目の食中毒注意報を6日から8日までの3日間発令しました。 県では、気温・湿度とも高い気象条件が続いていて、食中毒の原因となる細菌が増えやすくなっていることから注意を呼びかけています。 食中毒防止のポイントとして、トイレの後や調理前には必ず石けんで手を洗うこと。 まな板や包丁は洗剤でよく洗い熱湯や塩素剤で消毒すること。 購入した食材は早めに冷蔵庫や冷凍庫で保管することなどを挙げています。 なお6日現在、県内では今年度5件の食中毒が発生しています。
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中国の中学生が春富中で交流
中国の南京育英外国語学校の生徒が、6日に伊那市の春富中学校を訪れ交流しました。 この日は日本の中学校にあたる南京育英外国語学校の生徒と教師40人が教育旅行で春富中学校を訪れました。 生徒たちは、校舎を見学した後、11の班に分かれて各授業に参加しました。 3年1組では英語の授業の中で春富中の生徒が中国の生徒に質問し、答えてもらうビンゴゲームが行われました。 伊那市観光協会では、インバウンド推進事業の一つとして長野県と連携して訪日教育旅行団を受け入れています。 長野県では今年度これまでに31団体を受け入れたということです。 体育館で行われた歓迎セレモニーでは、吹奏楽部の生徒たちが演奏を披露し中国の生徒たちを迎えました。 中国の生徒らは7日に奈良や京都などを観光して、8日に帰国するということです。
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伊那市の菓匠Shimizu 清水慎一さんが講演
伊那市上牧の菓子店、菓匠Shimizuの清水慎一さんとザ・リッツ・カールトンホテルの前の日本支社長、高野登さんの講演会が2日、伊那市内で開かれました。 講演会は、小布施町に本社を置く出版社、文屋が開いたものです。 清水さんは、2014年に文屋からレシピ本「縁(えにし)」を出版しています。 菓子作りにかける想いや社員の様子のほか、取引先の農家がレシピと共に紹介されています。 清水さんは、「菓子づくりという手段を通して社員や地域の人を幸せにしていく事が私の仕事であり目的です」と話していました。 同じく文屋から本を出版した高野さんは、「自分の欲のためではなく人のために行動する事が会社の一体感につながる」と話しました。 文屋では、本の書き手、作り手、読み手の交流と学びの場として東京や長野市で年に4回ほど講演会を開いていて、この日は読者60人ほどが訪れました。
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上伊那野生鳥獣被害1億1千万円
上伊那地区野生鳥獣保護管理対策協議会が5日開かれ、野生鳥獣による昨年度の農林業被害は1億1千万円になったことなどが報告されました。 協議会では平成27年度の野生鳥獣による被害状況が報告されました。 それによると、上伊那地域の農林業への被害額は1億1千万円で前年度に比べおよそ200万円減少しました。 特に被害の大きかったニホンジカへの対策効果を減少理由としてあげています。 長野県が定めた、ニホンジカの上伊那の捕獲目標は平成24年度から昨年度までは毎年6170頭としていて、昨年度は6284頭を捕獲しました。 県が調査した南アルプスのニホンジカの生息調査によりますと、平成22年度は3万3800頭でしたが昨年度は3万800頭と3000頭減少したということです。 頭数が減ってきていることから今年度協議会は、3141頭の捕獲を目標にしています。 上伊那地区野生鳥獣保護管理対策協議会では今年度も引き続き、関係機関と連携し被害減少に向け取り組んでいきたい」としています。
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南アルプス仙丈ヶ岳 高山植物見ごろ
南アルプスの仙丈ヶ岳では、様々な高山植物が見ごろを迎え登山客が花などを楽しんでいます。 登山道の近くには、雪が残っているところもあります。 およそ標高2500mの藪沢小屋周辺ではヤマガラシやゴゼンタチバナなどの花が楽しめます。 北沢峠こもれび山荘の管理人によりますと花は例年より10日ほど早いということです。 国民の祝日山の日が制定されるなど山への関心が高まっていて、4日も多くの登山者が花や景色を楽しんでいました。 馬ノ背ヒュッテ周辺には高山植物を鹿の食害から守る防護柵が設置されていて4日は、市の職員が植生の回復について調査を行いました。 防護柵は平成20年から南アルプス食害対策協議会が設置していて、高山植物の植生が回復しています。 今年は、12日に防護柵の設置作業が予定されています。 標高3000m周辺の岩場にはオヤマノエンドウが群生しています。 伊那市では、「可憐な花がたくさん楽しめるので、仙丈ヶ岳に登ってもらいたい」と話していました。
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伊那市民プール16日営業開始
16日のオープンに向け、伊那市の伊那市民プールでは清掃作業が行われています。 作業は4日から始まっていて5日は、伊那市と伊那市振興公社の職員7人が清掃を行いました。 水を抜いたプールには、オフシーズン中に泥や落ち葉がたまっていて職員らはスポンジなどを使って取り除いていました。 伊那市民プールの営業は16日から8月22日までです。 夏休み期間中を除き土日祝日のみ営業となります。 昨シーズンは1万5593人が利用しました。 高遠スポーツ公園プールも16日からオープンし、毎週火曜日を除き平日も営業します。 オープン初日の16日は、両施設ともに入場無料となっています。 伊那市では、「今年も暑い夏になると予想されている。友達や家族そろって出かけて欲しい」と話していました。
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最高気温31.8度 2日連続の真夏日
5日の伊那地域は日中よく晴れ、最高気温は31.8度で、2日連続の真夏日となりました。 春日公園では、日が照りつける中、時折涼しい風が吹いていました。 現在春日公園ではアジサイが見頃となっています。
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信州大学農学部でりんご・ナイアガラのワイン販売開始
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習の一環で育てたりんごとナイアガラで作ったワインの販売が、5日から始まりました。 信大農学部では、毎年、食料生産科学科の2年生が実習の一環でりんごとナイアガラを育てています。 ワインは3年目の取り組みで、醸造は伊那市美篶の伊那ワイン工房に依頼しています。 りんごの品種はフジで、完全に熟した去年11月中旬に収穫し、去年よりやや辛口で香りがしっかりした仕上がりになっているということです。 ナイアガラは、一番香りの強い去年10月上旬に収穫したもので、やや甘口だということです。 りんごワイン・ナイアガラワインともに、720ml入り1,500円です。 数量は、りんごが692本、ナイアガラが472本で、ナイアガラは1人2本までとなっています。 ワインは、信州大学農学部の生産品販売所で購入できます。
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VC長野トライデンツ 熊本被災地に義援金
南箕輪村を拠点に活動するバレーボールチームVC長野トライデンツは、熊本地震の被災地の復興支援に役立ててもらおうと、募金活動などで集めた3万8千円を、5日、唐木一直村長に渡しました。 この日は、VC長野トライデンツの笹川星哉監督ら4人が役場を訪れ、唐木村長に目録を手渡しました。 VC長野トライデンツのメンバーは、熊本地震の被災地を支援しようと、5月に行われた経ヶ岳バーティカルリミットの会場で募金活動を行いました。 また、スポンサーとなっている上伊那の4企業に募金箱を設置してもらい、選手から集めた義援金を足して、合わせて3万8千円が集まったということです。 今シーズンからチームが闘うチャレンジリーグⅠには、熊本の女子チームと大分の男子チームも入っています。 練習を行う施設が壊れたりするなどの被害に遭っているということです。 笹川監督は「同じバレーボールをする仲間として、早く環境を整えてもらいベストなパフォーマンスを見せてもらいたい。お互い頑張っていきたいという思いが強いです」と話しました。 今回贈られた義援金は、日本赤十字社を通して、熊本地震の被災地に送られるということです。
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伊那市長賞に吉澤さん
第19回伊那ビデオクラブ作品コンクール表彰式が3日に伊那市のいなっせで行われました。 伊那市長賞には、地元の御柱を描いた作品吉澤豊さんの作品「福地の神様お願いだ」が選ばれました。 「福地の神様お願いだ」は、吉澤さんの地元伊那市富県北福地の御柱の様子を5分にまとめた作品です。 地元目線でとらえた区民の表情やテンポの良い編集技術が評価されました。 伊那ケーブルテレビ賞は、前田耕一さん、映画監督の後藤監督賞には、河野恆さんの作品が選ばれました。 今回のコンクールには、16人の会員から26作品の応募がありました。 伊那ビデオクラブの赤羽仁会長は、「生涯学習をビデオを通じ実践している。地域に役立つ作品をこれからも作っていきたい。」とあいさつ。 コンクールを共催している伊那ケーブルテレビの向山公人会長は「放送に協力いただき番組の充実につながっている。」と感謝していました。 なお、伊那ケーブルテレビが日ごろ放送している放送部門賞の表彰もあり、3人に賞状が手渡されました。 今回のコンクール入賞作品は、後日ご覧のチャンネルで放送します。
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豊丘村の住民が「まちの縁側」事業を視察
豊丘村で高齢者支援について学習しているシニアサポート研究会は、伊那市社会福祉協議会の取り組みの一つ「まちの縁側」の視察を、30日、伊那市内で行いました。 豊丘村のシニアサポート研究会は、元豊丘村議会議員などでつくり、高齢者支援について県内各地を視察し、学習しています。 この日は、会員9人が伊那市美篶青島の矢島信之さん宅を訪れ、まちの縁側の取り組みについて話を聞きました。 伊那市社協では、地域住民が集まる交流の場「まちの縁側」の事業を去年から始めています。 現在、市内で26か所が認定されていて、矢島さんの家もその1つです。 矢島さん宅は、離れを「音楽広場」として開放していて、クラシックのCDなどが並んでいます。 5月には、庭を開放してクラシックの演奏会を開き、70人が集まりました。 伊那市社協では「長野市の社協の事例を知りこの事業を始めたので、多くの市町村でも取り組んでもらいたい」
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南箕輪村中部保育園 増改築竣工セレモニー
南箕輪村では、人口増加により村内5つの保育園で園舎の増改築を進めています。 4日は、村内で最も園児数の多い中部保育園で、工事の竣工を祝うセレモニーが行われました。 セレモニーでは、原茂樹副村長と代表の園児4人によるテープカットが行われた他、年長園児21人による太鼓の演奏で完成を祝いました。 工事は、去年6月から始まり、保育室1部屋と給食室が増築された他、旧給食室が保育室に改修されました。 保育室には、エアコンと床暖房が設置された他、木のぬくもりが感じられるよう腰板やロッカーに木材が使用されています。 これまで33人いる2歳児が1つの部屋で過ごしていましたが、増改築により2部屋になりました。 給食室は、およそ50平方メートル広くなったことで下処理と調理する部屋を分けました。 増築部分の面積は、およそ200平方メートルで、事業費は1億4,700万円となっています。 南箕輪村では、平成24年度年から村内5つの保育園の増改築工事に取り組んでいて、今年度完成予定の北部保育園の工事が完了すると全ての整備が終わるということです。
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南アルプス塩見小屋新築オープン
南アルプスの塩見岳山頂直下にある塩見小屋の竣工式が、1日に行われ、関係者が施設の完成を祝いました。 南アルプス塩見岳は、標高3,047メートルで日本百名山の1つに選ばれています。 塩見小屋の新築は、平成26年度からの2か年計画で行われ、宿泊棟が1棟から2棟に増えたことで30人だった定員が40人となっています。 塩見小屋は、1962年に建設されましたが、風雨により倒壊しました。 その後、1967年に再建されましたが、40年以上がたち老朽化が進んでいたため、今回新たに建てられたものです。 塩見小屋管理人を務める岡和宣さんも、施設の完成を喜びます。 塩見小屋の営業は、10月16日までで、素泊まりが1泊5,000円、1泊2食付きが8,500円となっています。 (塩見小屋070-4231-3164) 運営する伊那市観光株式会社によりますと、7月の土日はほぼ満室、8月は週末を中心にすでに予約が入っているということで、利用する際は事前予約を呼び掛けています。
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高山植物 保護・取締件数減も比率はほぼ横ばい
高山植物等保護対策協議会南信地区協議会の総会が、4日、開かれ、昨年度の踏み荒しなどの保護・取締について、件数は減少したものの取り締まり比率はほぼ横ばいであることが報告されました。 総会では、昨年度の保護取締状況について報告がありました。 件数は、43件少ない259件でした。 これは、保護・指導の従事者が平成26年度と比較して延べ人数で218人減ったためとみています。 そのため、保護・指導を行った延人員に対する取締件数の比率は、平成26年度が14.3%なのに対し、昨年度は13.7%で、ほぼ横ばいとなっています。 具体的な内容として、踏み荒し、禁止区域への侵入が71%をしめ、それ以外にはペットの連れ込みやストックキャップの未使用などがあったということです。 今年度の取り組みについては、立ち入り禁止を示すグリーンロープの設置や周知を図ること、関係団体と協力してポスターを掲示し、踏み荒し防止などの啓発に努めるとしています。 協議会の花村健治会長は、「踏み荒し以外にも、ニホンジカによる食害対策など、各協議会と連携を図って取り組んでいきたい」と話していました。
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伊那北小の児童がプールでスラックライン
伊那市の伊那北小学校の児童が4日に学校のプールでベルト状のラインの上を歩く新しいスポーツ「スラックライン」を楽しみました。 この日は4年生から6年生合わせて21人がプールに張られた専用のラインの上を順番に歩きました。 スラックラインは、綱渡りを低く短くして誰でも楽しめるよう考え出された新しいスポーツです。 伊那北小学校では今年から児童に新しいスポーツを体験してもらおうとクラブ活動の中で取り組んでいます。 普段は体育館で行っていますが、夏の時期はプールで行います。 この日の伊那地域の最高気温は30.5度で蒸し暑い1日になりましたが、夕方前から雨が降り出しました。 小雨が降る中児童たちは5センチの幅のラインから落ちないよう水上綱渡りを楽しんでいました。
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松本山雅の選手がサイン会
サッカーJ2松本山雅の選手のサイン会が今日伊那市の長野銀行伊那支店で開かれました。 4日に松本山雅の岩間雄大選手と安藤淳選手が長野銀行伊那支店を訪れ、サイン会を開きました。 会場にはおよそ50人が訪れ、順番にサインをもらっていました。 岩間選手と安藤選手は集まった一人一人にサインした後記念撮影を行っていました。 このサイン会は長野銀行が地域応援活動の一環として開いたものです。 長野銀行では「今後も地域の人たちに喜んでもらえるような企画を計画していきたい」としています。
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長谷中生徒が地震観測点見学
伊那市長谷の長谷中学校で地震に関する授業と学校近くにある地震観測点の見学が行われました。 1日に長谷中学校の全校生徒36人が授業を受け、地震観測点を見学しました。 講師を務めたのは、茨城県つくば市で地震の観測や研究を行う防災科学技術研究所の主任研究員松原誠さんです。 地震観測点は、地震が起こった時に揺れの大きさなどを観測し、専門機関にデータを送る設備が設置された場所で、全国におよそ3,000か所あります。 伊那市内では下新田や高遠町などに8か所あります。 松原さんは「ここで地震を観測すると、0.5秒でデータが送られ、緊急地震速報などに使われています。」と説明していました。 生徒は初めて見る設備を興味深そうに見学していました。 松原さんは、「身近にある設備のことを知って、地震について勉強してもらいたい。」と話していました。
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コーラスフェス3団体が出演
那市内などの合唱団が出演するコーラスフェスティバルが3日、伊那市のいなっせで開かれました。 3日は、小学校の合唱団地元コーラスグループ、信州大学OBでつくるグループが出演しました。 コーラスフェスティバルは合唱の普及につなげようとNPO法人クラッシクワールドが開いていて今年で4回目です。
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戦争体験を後世に 手記朗読会
箕輪町郷土博物館は戦争の体験を後世に伝えようと、「戦争体験手記朗読会」を3日、開きました。 3日は、町内などから25人が参加し、箕輪町内などから旧満州に渡った富貴原郷開拓団に渡った4人の手記を聞きました。 富貴原郷開拓団は、当時の中箕輪村役場を拠点に東箕輪村や箕輪村、現在の伊那市の伊那町、西春近村など10町村で結成し昭和17年から終戦まで300人が満州に渡りました。 箕輪町郷土博物館では開館40周年を記念し2013年に冊子「富貴原郷開拓団の記憶」を作成しました。 3日は、町内の朗読ボランティアサークル「せせらぎ会」が子どもの頃家族と満州へ渡った体験や開拓団の花嫁として満州へ渡った手記を読み上げました。 訪れた人たちは目を閉じて、朗読に耳を傾けていました。 箕輪町郷土博物館では「今後も戦争に関する企画を行い、後世に伝えていきたい」と話していました。
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大泉まんどの会 大麦選別
南箕輪村の大泉まんどの会は、収穫した大麦とゴミを分ける選別作業を3日行いました。 3日はまんどの会のメンバーおよそ15人が脱穀した大麦を唐箕でモミとゴミに分けました。 会では、お盆の伝統行事「振りまんど」を後世に伝えていこうと、4年前から大麦を栽培しています。 ふりまんどは、束ねた麦わらに火をつけ勢いよく振り回し、先祖の霊を迎えたり、もてなしたりする盆の伝統行事です。 まんどに使うのは麦わらで、副産物として獲れた大麦は、焼酎にして販売したり、会員が自宅で麦茶にしています。 唐箕をかけた大麦は、水の中にいれ浮いた空のモミを取り除き、水洗いしてすくい取っていました。 作業には区内の中学生2人もいっしょに作業を行いました。 まんど作りは8月6日に行い、8月13日と15日に振りまんどを行う予定です。
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伊那西高校文化祭 第32回西高祭
伊那市の伊那西高校の文化祭第32回西校祭が2日から始まりました。 今年のテーマは「Sparkle!~フレッシュに駆けぬける甘ずっぱい夏」で、今を自分たちらしく輝き、駆け抜けていきたいという思いが込められています。 校内では、各クラスやクラブによる出店や展示が行われています。 3年1組は、ありがとう伊那西と題し、校舎のジオラマを制作しました。 5月から制作をはじめ、発砲スチロールを使って校舎を再現しました。 1年1組は、お祭りをテーマにした展示を行っています。 ヨーヨー釣りや輪投げなどがあり、まつりの雰囲気を楽しむことができます。
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JA伊那支所夏祭り 大流しそうめん
JA上伊那伊那支所の夏祭りが2日行われ、訪れた人たちが長さ40mの流しそうめんを楽しみました。 伊那支所の駐車場には長さ40mの流しそうめん台が設置されました。 そうめんは今回の流しそうめんのために作った特注で、上伊那産の小麦ハナマンテンも使われています。 JA伊那支所の夏まつりは、地域の人たちに農協を身近に感じてもらおうと開かれていて、今年で3回目です。 訪れた人たちは、そうめんを上手にすくって味わっていました。